JPH0713560Y2 - 自動車用シート - Google Patents
自動車用シートInfo
- Publication number
- JPH0713560Y2 JPH0713560Y2 JP6512989U JP6512989U JPH0713560Y2 JP H0713560 Y2 JPH0713560 Y2 JP H0713560Y2 JP 6512989 U JP6512989 U JP 6512989U JP 6512989 U JP6512989 U JP 6512989U JP H0713560 Y2 JPH0713560 Y2 JP H0713560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- cover
- attached
- cover body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、シートバックとシートクッションとの間の隙
を隠す構造を備えた自動車用シートに関する。
を隠す構造を備えた自動車用シートに関する。
（従来の技術） 従来、シートバックに対してシートクッションが昇降自
在に設けられた自動車用フロントシートでは、シートク
ッションの下降時に、シートバックの下端部とシートク
ッションの後端部との間に隙ができ、見栄えが悪いもの
であった。
在に設けられた自動車用フロントシートでは、シートク
ッションの下降時に、シートバックの下端部とシートク
ッションの後端部との間に隙ができ、見栄えが悪いもの
であった。
そこで、この隙を隠す構造として、シートクッションの
表皮に縫着した遮断体のアンカーとシートバックの表皮
に縫着したフックとを係止させるもの（実開昭59−1645
40号公報参照）、あるいは、シートバックのクロスメン
バーに表皮サポートを昇降自在に支持してスプリングで
下方に付勢し、該表皮サポートをシートバックの表皮で
覆ったもの（実開昭63−47946号公報参照）等が提案さ
れている。
表皮に縫着した遮断体のアンカーとシートバックの表皮
に縫着したフックとを係止させるもの（実開昭59−1645
40号公報参照）、あるいは、シートバックのクロスメン
バーに表皮サポートを昇降自在に支持してスプリングで
下方に付勢し、該表皮サポートをシートバックの表皮で
覆ったもの（実開昭63−47946号公報参照）等が提案さ
れている。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、前者の構造では、シートクッションとシ
ートバックの各表皮に遮断体とフックをそれぞれ縫着し
なければならず、組付け性が悪いうえに、シートクッシ
ョンの上昇等には遮断体がたるんでしわになり、見栄え
が悪かった。
ートバックの各表皮に遮断体とフックをそれぞれ縫着し
なければならず、組付け性が悪いうえに、シートクッシ
ョンの上昇等には遮断体がたるんでしわになり、見栄え
が悪かった。
また、後者の構造では、シートバックのクロスメンバー
に表皮サポートを組込んで、それをシートバックの表皮
で覆わなければならず、やはり組付け性が悪いうえに、
シートクッションの上昇時には表皮サポートの表皮がた
るんでしわになり、見栄えが悪かった。
に表皮サポートを組込んで、それをシートバックの表皮
で覆わなければならず、やはり組付け性が悪いうえに、
シートクッションの上昇時には表皮サポートの表皮がた
るんでしわになり、見栄えが悪かった。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので、組
付け性、見栄え性とも良好な隙を隠す構造を備えた自動
車用シートを提供することを目的とするものである。
付け性、見栄え性とも良好な隙を隠す構造を備えた自動
車用シートを提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） このため本考案は、シートバックに対してシートクッシ
ョンが昇降自在に設けられた自動車用シートにおいて、
上記シートバックの背面を覆うバックボードが設けら
れ、該バックボードの下面に、シートバックの下端部と
シートクッションの後端部との間の隙を覆い可能なカバ
ー体が取付けられ、該カバー体は、バックボードの下面
に取付けられ、前後方向に弾性力を有する扇形状のラバ
ー製ジヤバラと、該ジヤバラの下部に取付けられ、シー
トクッションの後端部に当接する中空状の合成樹脂製カ
バーとでなることを特徴とするものである。
ョンが昇降自在に設けられた自動車用シートにおいて、
上記シートバックの背面を覆うバックボードが設けら
れ、該バックボードの下面に、シートバックの下端部と
シートクッションの後端部との間の隙を覆い可能なカバ
ー体が取付けられ、該カバー体は、バックボードの下面
に取付けられ、前後方向に弾性力を有する扇形状のラバ
ー製ジヤバラと、該ジヤバラの下部に取付けられ、シー
トクッションの後端部に当接する中空状の合成樹脂製カ
バーとでなることを特徴とするものである。
（考案の作用・効果） 本考案は、シートバックの背面を覆うバックボードにカ
バー体を取付けて、該カバー体のカバーをジヤバラで前
方に付勢するようにしたものである。
バー体を取付けて、該カバー体のカバーをジヤバラで前
方に付勢するようにしたものである。
したがって、カバー体を取付けたバックボードを、シー
トバックの背面に後付けするだけで組付けが完了するか
ら、組付け性が良好となる。
トバックの背面に後付けするだけで組付けが完了するか
ら、組付け性が良好となる。
また、シートクッションが昇降してもカバー体は弾性力
でシートクッションの後端部に当接した状態であるか
ら、カバー体がたるむことがなく、見栄えも良好とな
る。
でシートクッションの後端部に当接した状態であるか
ら、カバー体がたるむことがなく、見栄えも良好とな
る。
さらに、シートバックを前後傾させてもカバー体は弾性
力でシートクッションの後端部に当接した状態であるか
ら、シートバックのリクライニングも可能となる。
力でシートクッションの後端部に当接した状態であるか
ら、シートバックのリクライニングも可能となる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
る。
第２図に示すように、自動車用フロントシート10は、シ
ートバック11とシートクッション12とで構成されてい
て、シートバック11に対してシートクッション12が、リ
フター（不図示）により、二点鎖線で示す上昇位置と実
線で示す下降位置との間を昇降自在となっている。
ートバック11とシートクッション12とで構成されてい
て、シートバック11に対してシートクッション12が、リ
フター（不図示）により、二点鎖線で示す上昇位置と実
線で示す下降位置との間を昇降自在となっている。
そして、シートクッション12が下降位置にあると、シー
トバック11の下端部11aとシートクッション12の後端部
との間に隙ｔができる。
トバック11の下端部11aとシートクッション12の後端部
との間に隙ｔができる。
一方、上記シートバック11の背面には、該背面を覆う合
成樹脂製のバックボード13がビス等で取付けられてい
る。
成樹脂製のバックボード13がビス等で取付けられてい
る。
第１図及び第３図に示すように、上記バックボード13の
下面13aには、バックボード13よりも下方へ伸長して、
上記隙ｔを覆い可能なカバー体16が取付けられている。
下面13aには、バックボード13よりも下方へ伸長して、
上記隙ｔを覆い可能なカバー体16が取付けられている。
該カバー体16は、前後方向に弾性力を有する扇形状のラ
バー製ジヤバラ17と、中空状の合成樹脂製カバー18とで
構成されている。
バー製ジヤバラ17と、中空状の合成樹脂製カバー18とで
構成されている。
上記ジヤバラ17の上端部17aはバックボート13の下面に
ビス等で取付けられている。
ビス等で取付けられている。
該ジヤバラ17の下端部17bは上記カバー18の上端部18aの
内側に嵌め合わされている。
内側に嵌め合わされている。
第４図に詳細に示すように、カバー18の上端部18aの内
面には突起18bが一体成形され、ジヤバラ17の下端部17b
には突起18bに嵌入可能な穴17cが明けられて、突起18b
に穴17cを嵌入した後、押さえプレート19を突起18bに嵌
入してジヤバラ17の下端部17bに当てがい、スピードナ
ット20を突起18bに嵌入すると、ジヤバラ17にカバー18
が外れ落ちないように取付けられる。
面には突起18bが一体成形され、ジヤバラ17の下端部17b
には突起18bに嵌入可能な穴17cが明けられて、突起18b
に穴17cを嵌入した後、押さえプレート19を突起18bに嵌
入してジヤバラ17の下端部17bに当てがい、スピードナ
ット20を突起18bに嵌入すると、ジヤバラ17にカバー18
が外れ落ちないように取付けられる。
上記カバー体16のカバー18はジヤバラ17で前方へ付勢さ
れて、シートクッション12の後端部12aに常に当接す
る。
れて、シートクッション12の後端部12aに常に当接す
る。
上記のような構成であれば、ジヤバラ17で付勢されたカ
バー18が、シートクッション12の後端部12aに当接して
上記隙ｔを覆うようになる。
バー18が、シートクッション12の後端部12aに当接して
上記隙ｔを覆うようになる。
また、シートクッション12が昇降しても、カバー18は、
ジヤバラ17の付勢力でシートクッション12の後端部12a
に当接したままであるから、シートクッション12の昇降
位置に拘わらず、隙ｔは常に覆われることになる。
ジヤバラ17の付勢力でシートクッション12の後端部12a
に当接したままであるから、シートクッション12の昇降
位置に拘わらず、隙ｔは常に覆われることになる。
さらに、シートバック11を前後傾させても、それに追随
してカバー体16も前後揺動するので、シートバック11を
リクライニングさせることができる。
してカバー体16も前後揺動するので、シートバック11を
リクライニングさせることができる。
一方、カバー体16は、バックボード13に取付けた後、こ
のバックボード13をシートバック11の背面に後付けでき
るので、組付け性が良好である。
のバックボード13をシートバック11の背面に後付けでき
るので、組付け性が良好である。
また、カバー体16は剛体であるから、たるむことがない
ので、見栄えも良好である。
ので、見栄えも良好である。
第１図は本考案に係る隙隠し構造の斜視図、第２図は隙
隠し構造を備えた自動車用シートの要部側面図、第３図
は第１図のＩ−Ｉ線拡大断面図、第４図はジヤバラとカ
バーの取付構造の分解斜視図である。 10…自動車用シート、11…シートバック、11a…下端
部、12…シートクッション、12a…後端部、13…バック
ボード、16…カバー体、17…ジヤバラ、18…カバー、ｔ
…隙。
隠し構造を備えた自動車用シートの要部側面図、第３図
は第１図のＩ−Ｉ線拡大断面図、第４図はジヤバラとカ
バーの取付構造の分解斜視図である。 10…自動車用シート、11…シートバック、11a…下端
部、12…シートクッション、12a…後端部、13…バック
ボード、16…カバー体、17…ジヤバラ、18…カバー、ｔ
…隙。
Claims (1)
- 【請求項１】シートバックに対してシートクッションが
昇降自在に設けられた自動車用シートにおいて、 上記シートバックの背面を覆うバックボードが設けら
れ、該バックボードの下面に、シートバックの下端部と
シートクッションの後端部との間の隙を覆い可能なカバ
ー体が取付けられ、該カバー体は、バックボードの下面
に取付けられ、前後方向に弾性力を有する扇形状のラバ
ー製ジヤバラと、該ジヤバラの下部に取付けられ、シー
トクッションの後端部に当接する中空状の合成樹脂製カ
バーとでなることを特徴とする自動車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6512989U JPH0713560Y2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 自動車用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6512989U JPH0713560Y2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 自動車用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH034739U JPH034739U (ja) | 1991-01-17 |
| JPH0713560Y2 true JPH0713560Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31596686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6512989U Expired - Lifetime JPH0713560Y2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 自動車用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713560Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP6512989U patent/JPH0713560Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH034739U (ja) | 1991-01-17 |
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