JPH07135464A - 3値入力バッファ回路 - Google Patents

3値入力バッファ回路

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JPH07135464A
JPH07135464A JP5280990A JP28099093A JPH07135464A JP H07135464 A JPH07135464 A JP H07135464A JP 5280990 A JP5280990 A JP 5280990A JP 28099093 A JP28099093 A JP 28099093A JP H07135464 A JPH07135464 A JP H07135464A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】3値入力バッファの入力端子がオープン状態の
時の消費電流を抑えることにある。 【構成】入力端子1にソースが接続された第1のN・T
r7と、このN・Tr7に接続された第1のP・Tr6
と、このP・Tr6のドレインに入力が接続された第1
のインバータ12と、入力端子1にソースが接続された
第2のP・Tr8と、このP・Tr8に接続された第2
のN・Tr9と、このN・Tr9のドレインに接続され
た第2のインバータ13と、第1のN・Tr7および第
2のP・Tr8のゲートに一定電圧を印加するためのP
・Tr10,11からなる電圧印加回路とで構成され
る。これらN・Tr7,P・Tr8は入力端子1がオー
プンの時カットオフされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3値入力バッファ回路に
関し、特に相補型MOS構造の集積回路に適する3値入
力バッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる3値入力バッファ回路は、
相補型MOS集積回路等に用いられている。
【0003】図3は従来の一例を示す3値入力バッファ
回路図である。図3に示すように、この3値入力バッフ
ァ回路は入力端子1に接続された抵抗14,15からな
る電圧分割回路と、回路スレッショルド電圧の異なる2
つのインバータとによって構成される。すなわち、第1
のインバータはPチャネルMOSトランジスタ(以下、
P・Trと略す)21,NチャネルMOSトランジスタ
(以下、N・Trと略す)22よりなり、入力端子1と
第1の出力端子2間に接続される。同様に、第2のイン
バータはP・Tr23およびN・Tr24よりなり、入
力端子1と第2の出力端子3間に接続される。かかるバ
ッファ回路において、共通入力端子1のHIGH(ハ
イ)レベル,LOW(ロウ)レベル及びOPEN(オー
プン)の3つの状態を検出し、第1の出力端子2および
第2の出力端子3によって内部回路へ入力端子1のレベ
ル状態を伝えるものである。
【0004】上述した相補MOS型インバータの回路ス
レッショルド電圧は、次の(1)式で与えられる。
【0005】
【0006】また、上述の式におけるVTP,KP
P ,LP はそれぞれP・Trのスレッショルド電圧,
相互コンダクタンス,ゲート幅,ゲート長である。同様
に、VTN,KN ,WN ,LN はそれぞれN・Trのスレ
ッショルド電圧,相互コンダクタンス,ゲート幅,ゲー
ト長である。
【0007】かかる3値入力バッファ回路において、第
1のイバータの回路スレッショルド電圧を2.5Vに設
定しようとする場合は、WP =11.2μm,LP =2
μm,WN =5μm,LN =2μmとなる。また、同様
にして第2のインバータの回路スレッショルド電圧を
1.5Vに設定しようとする場合は、WP =5μm,L
P =2μm,WN =8.5μm,LN =2μmとなる。
但し、VTP=−0.8V,VTN=0.7V,KP =20
μ,KN =40μと仮定している。
【0008】図4は従来の他の例を示す3値入力バッフ
ァ回路図である。図4に示すように、このバッファ回路
は、P・Tr25,26で形成された回路スレショルド
電圧の高い第1のインバータと、N・Tr27,28で
形成された回路スレッショルド電圧の低い第2のインバ
ータとを備え、これら第1,第2のインバータの共通入
力端子1に抵抗14,15からなる電圧分割回路の中間
点が接続される。
【0009】前述の例と同様に、かかるバッファ回路も
P・Tr25,26で構成された第1のインバータの回
路スレッショルド電圧は、次の(2)式で与えられる。
【0010】
【0011】また、VTP1 ,KP1,WP1,LP1はそれぞ
れP・Tr25のスレッショルド電圧,相互コンダクタ
ンス,ゲート幅,ゲート長である。同様に、VTP2 ,K
P2,WP2,LP2はそれぞれP・Tr26のスレッショル
ド電圧,相互コンダクタンス,ゲート幅,ゲート長であ
る。
【0012】一方、N・Tr27,28で構成された第
2のインバータの回路スレッショルド電圧は、次の
(3)式で与えられる。
【0013】
【0014】また、VTN1 ,KN1,WN1,LN1はそれぞ
れN・Tr28のスレッショルド電圧,相互コンダクタ
ンス,ゲート幅,ゲート長であり、VTN2 ,KN2
N2,LN2はそれぞれN・Tr27のスレッショルド電
圧,相互コンダクタンス,ゲート幅,ゲート長である。
【0015】このバッファ回路において、第1のインバ
ータの回路スレッショルド電圧を2.5Vに設定しよう
とする場合、WP1=7.3μm,LP1=2μm,WP2
5μm,LP2=2μmとなる。また、第2のインバータ
の回路スレッショルド電圧を1.5Vに設定しようとす
る場合は、WN1=34.5μm,LN1=2μm,WN2
5μm,LN2=2μmとなる。但し、VTP1 =−0.8
V,VTP2 =−1.5V,VTN1 =0.7,VTN2
1.4Vと仮定している。ここで、VTP2 ,VTN2 の値
が大きいのは基板バイアス効果によるものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の3値入
力バッファ回路のうち、前者の例においては、希望する
回路スレッショルド電圧を得るために各トランジスタの
面積が大きくなるという欠点があり、また2つの相補M
OS型インバータを用いるため、MOSトランジスタの
スレッショルド電圧のばらつきの影響を受け易く設計が
困難になるという欠点がある。
【0017】また、後者の例においては、前者の例の欠
点は改善されるが、インバータを同一極性のMOSトラ
ンジスタで構成するため、入力端子がオープン状態の時
でも貫通電流が流れるという欠点がある。すなわち、前
述した例では約100μAの貫通電流が流れる。一般
に、3値入力バッファ回路の場合は通常状態で入力端子
がオープンとなる場合が多く、この貫通電流が流れるの
は消費電流を抑えるために不都合である。
【0018】本発明の目的は、各トランジスタの面積も
大きくならず、スレッショルド電圧のばらつきの影響を
受け難くするとともに、貫通電流に基ずく消費電流を抑
制することのできる3値入力バッファ回路を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の3値入力バッフ
ァ回路は、入力状態がオープン,ハイレベルおよびロウ
レベルの3状態をとる入力端子と、前記入力端子にソー
スが接続された第1のNチャネルMOSトランジスタ
と、前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレイ
ンにゲート,ドレインが共に接続され且つソースが電源
端子に接続された第1のPチャネルMOSトランジスタ
と、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレイ
ンに入力が接続されるとともに第1の出力端子に出力が
接続された第1の出力回路と、前記入力端子にソースが
接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、前
記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインにゲ
ート,ドレインが共に接続され且つソースがグランド端
子に接続された第2のNチャネルMOSトランジスタ
と、前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレイ
ンに入力が接続されるとともに第2の出力端子に出力が
接続された第2の出力回路と、前記第1のNチャネルM
OSトランジスタおよび前記第2のPチャネルMOSト
ランジスタのゲートに一定電圧を印加する電圧印加手段
とを有して構成される。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例を示す3値入
力バッファ回路図である。図1に示すように、本実施例
は入力端子1および電源端子4間に接続された第1のN
・Tr7および第1のP・Tr6並びに抵抗14と、入
力端子1およびGND端子5間に接続された第2のP・
Tr8および第2のN・Tr9並びに抵抗15と、第
1,第2の出力端子2,3に接続された第1,第2の出
力インバータ12,13とを備える他に、電源端子4お
よびGND端子5間に接続され且つP・Tr10,11
からなる電圧印加手段としての電圧分割回路を有してい
る。これら直列接続されたP・Tr10,11の中間点
の電位は2.5Vに設定され、しかもその電圧は第1の
N・Tr7と第2のP・Tr8のゲートに印加される。
また、前述したように、第1のN・Tr7と第2のP・
Tr8のそれぞれのソースは入力端子1に共通に接続さ
れる。
【0022】かかる3値入力バッファ回路において、入
力端子1の電位が2.5V−VTN以下になると第1のN
・Tr7は導通状態になり、それ以上の電圧ではカット
オフ状態になる。一方、第2のP・Tr8は入力端子1
の電位が2.5V+VTP以上になると導通状態になり、
それ以下ではカットオフ状態になる。但し、VTN,VTP
は前述した従来例と同様に各トランジスタのスレッショ
ルド電圧である。
【0023】また、本実施例も入力端子1にバイアス電
圧を印加するために電源端子4とGND端子5間に抵抗
14,15を直列に接続するが、これら抵抗14,15
の接続点が入力端子1に接続される。本実施例では、こ
の接続点の電位は2.5Vに設定されているものとす
る。
【0024】以下、入力端子1に供給される3値レベル
の回路動作をそれぞれ説明する。まず、入力端子1がオ
ープン状態の場合は、抵抗14,15により構成される
電圧分割回路からバイアス電圧が印加されるため、入力
端子1の電位は2.5Vになる。従って、第1のN・T
r7および第2のP・Tr8ともにカットオフとなる。
すなわち、第1のN・Tr7に接続されている第1のP
・Tr6には電流が流れないので、第1のP・Tr6の
ドレインの電位は上昇する。このため、第1の出力イン
バータ12の出力はロウレベルとなり、第1の出力端子
2からはロウレベルが出力される。一方、第2のP・T
r8に接続された第2のN・Tr9にも電流が流れない
ので、そのN・Tr9のドレイン電圧は下降する。この
ため、第2のN・Tr9のドレインに接続された第2の
出力インバータ13の出力はハイレベルになり、第2の
出力端子3からはハイレベルが出力される。
【0025】要するに、入力端子1がオープン状態の場
合、第1の出力端子2はロウレベルとなり、第2の出力
端子3はハイレベルとなる。また、入力端子1がオープ
ン状態の時には、第1のN・Tr7および第2のP・T
r8共にカットオフし、電流が流れる経路がなくなるた
め、消費電流は非常に小さくなる。
【0026】次に、入力端子1にロウレベルが印加され
た場合、第1のN・Tr7が導通状態になり、電源電位
VDDから第1のP・Tr6および第1のN・Tr7を
経由して入力端子1へ電流が流れ出る。このため、第1
のP・Tr6の接続点の電位は下降し、第1の出力イン
バータ12の出力はハイレベルとなる。一方、第2のの
P・Tr8はカットオフするため、第2のN・Tr9に
は電流が流れない。このため、第2のN・Tr9のドレ
インの電位は下降し、第2の出力インバータ13の出力
はハイレベルとなる。すなわち、入力端子1にロウレベ
ルが印加された場合、第1の出力端子2,3共にハイレ
ベルとなる。
【0027】次に、入力端子にハイレベルが印加された
場合、第2のP・Tr8が導通状態になり、入力端子1
から第2のP・Tr8および第2のN・Tr9を経由し
てGNDへ電流が流れ込む。このため、第2のN・Tr
9の接続点の電位が下降し、第2の出力インバータ13
の出力はロウレベルになる。一方、第1のN・Tr7は
カットオフするため、第1のP・Tr6には電流が流れ
ない。このため、第1のP・Tr6のドレインの電位は
上昇し、第1の出力インバータ12の出力はロウレベル
となる。すなわち、入力端子1にハイレベルが印加され
た場合は、第1,第2の出力端子2,3共にロウレベル
となる。
【0028】図2は本発明の第2の実施例を示す3値入
力バッファ回路図である。図2に示すように、本実施例
は第3,第4のP・Tr16,18と第3,第4のN・
Tr17,19と抵抗14,15に代わるバイアス用抵
抗20とを設けた点が第1の実施例と異っている。本実
施例も電圧印加手段として2つのP・Tr10,11が
電圧分割回路を構成しており、その中間点の電位は2.
5Vに設定している。この電圧は第1のN・Tr7と第
2のP・Tr8のゲートに印加される。また、第1のN
・Tr7と第2のP・Tr8のそれぞれのソースは入力
端子1に共通に接続される。従って、入力端子1の電位
が2.5V−VTN以下になると、第1のN・Tr7は導
通状態になり、それ以上の電圧ではカットオフ状態とな
る。一方、第2のP・Tr8は入力端子1の電位が2.
5V+VTP以上になると導通状態になり、それ以下では
カットオフ状態となる。但し、VTN,VTPは各トランジ
スタのスレッショルド電圧である。
【0029】以下、第1の実施例と同様に、3値レベル
の回路動作を説明する。まず、入力端子1がオープン状
態の場合、2つのP・Tr10,11により構成された
電圧分割回路からバイアス用抵抗20を介してバイアス
電圧が印加されるため、入力端子1の電位は2.5Vと
なる。従って、第1のN・Tr7と第2のP・Tr8は
共にカットオフとなる。このため、第1のN・Tr7に
接続された第1のP・Tr6には電流が流れず、この第
1のP・Tr6とカレントミラーを構成した第3のP・
Tr16にも電流が流れない。この第3のP・Tr16
のドレインに接続された第3のN・Tr17は負荷抵抗
として動作するが、電流が流れないため、第3のP・T
r16と第3のN・Tr17の接続点の電位は降下す
る。このため、第3のP・Tr16のドレインに接続さ
れた第1の出力インバータ12の出力はハイレベルとな
り、第1の出力端子2からはハイレベルが出力される。
一方、第2のP・Tr8に接続された第2のN・Tr9
にも電流は流れないため、この第2のN・Tr9とカレ
ントミラーを構成している第4のN・Tr19にも電流
が流れない。しかるに、第4のN・Tr19のドレイン
に接続された第4のP・Tr18は負荷抵抗として動作
するが、電流が流れないため、この第4のN・Tr19
と第4のP・Tr18の接続点の電位は上昇する。この
ため、第4のN・Tr19のドレインに接続された第2
の出力インバータ13の出力はロウレベルとなり、第2
の出力端子3からロウレベルが出力される。
【0030】要するに、入力端子1がオープン状態の場
合、第1の出力端子2はハイレベルとなり、第2の出力
端子3はロウレベルとなる。また、入力端子1がオープ
ン状態の時には、第1のN・Tr7と第1のP・Tr8
は共にカットオフし、電流が流れる経路がなくなるた
め、消費電流は非常に小さくなる。
【0031】次に、入力端子1にロウレベルが印加され
た場合、第1のN・Tr7が導通状態となり、電源電位
VDDから第1のP・Tr6および第1のN・Tr7を
経由して入力端子1へ電流が流れ出る。しかるに、この
第1のP・Tr6と第3のP・Tr16はカレントミラ
ーを構成しているので、第1のP・Tr6に流れる電流
に比例した大きさの電流が第3のP・Tr16に流れ
る。この第3のP・Tr16から第3のN・Tr17に
電流が流れることにより、それらの接続点の電位が上昇
する。このため、この接続点に接続された第1の出力イ
ンバータ12の出力はロウレベルとなる。一方、第2の
P・Tr8はカットオフするため、第2のN・Tr9に
は電流が流れない。このため、この第2のN・Tr9と
カレントミラーを構成している第4のN・Tr19にも
電流は流れないので、そのドレインの電位は上昇する。
従って、このドレインに接続された第2の出力インバー
タ13の出力はロウレベルとなる。すなわち、入力端子
1にロウレベルが印加された場合、第1,第2の出力端
子2,3は共にロウレベルとなる。
【0032】次に、入力端子1にハイレベルが印加され
た場合、第2のP・Tr8が導通状態となり、入力端子
1から第2のP・Tr8および第2のN・Tr9を経由
してGNDへ電流が流れ込む。同様に、この第2のN・
Tr9と第4のN・Tr19はカレントミラーを構成し
ているので、第2のN・Tr9に流れる電流に比例した
大きさの電流が第4のN・Tr19に流れる。この第4
のN・Tr19から第4のP・Tr18に電流が流れる
ことにより、これらの接続点の電位が下降する。従っ
て、この接続点に接続された第2の出力インバータ13
の出力はハイレベルとなる。一方、第1のN・Tr7は
カットオフするため、第1のP・Tr6には電流が流れ
ない。このため、この第1のP・Tr6とカレントミラ
ーを構成している第3のP・Tr16にも電流は流れ
ず、そのドレインの電位は低下する。従って、このドレ
インに接続された第1の出力インバータ12の出力はハ
イレベルとなる。すなわち、入力端子1にハイレベルが
印加された場合、第1,第2の出力端子2,3は共にハ
イレベルとなる。
【0033】本実施例においては、要するに第3のP・
Tr16と第3のN・Tr17および第4のN・Tr1
9と第4のP・Tr18は増幅器の働きをするので、入
力端子1の状態が変化したときに発生する貫通電流を減
らすことが出来る。なお、本実施例では電圧分割回路を
構成している2つのP・Tr10,11の中間点をバイ
アス用抵抗20を介して入力端子1に接続し、入力端子
1にバイアス電圧を与えることにより、抵抗素子の削
減、ひいては回路面積の小型化に貢献できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の3値入力
バッファ回路は共通入力端子のハイ,ロウおよびオープ
ンの状態に応じた出力が第1,第2の出力端子に得ら
れ、しかも入力端子がオープン状態の時には第1のNチ
ャネルMOSトランジスタ,第2のPチャネルMOSト
ランジスタともにカットオフするため、消費電流を非常
に小さく抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す3値入力バッファ
回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す3値入力バッファ
回路図である。
【図3】従来の一例を示す3値入力バッファ回路図であ
る。
【図4】従来の他の例を示す3値入力バッファ回路図で
ある。
【符号の説明】
1 入力端子 2,3 出力端子 4 電源端子 5 GND端子 6,8 PチャネルMOSトランジスタ(P・Tr) 7,9 NチャネルMOSトランジスタ(N・Tr) 10,11 電圧分割用PチャネルMOSトランジス
タ 12,13 出力インバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力状態がオープン,ハイレベルおよび
    ロウレベルの3状態をとる入力端子と、前記入力端子に
    ソースが接続された第1のNチャネルMOSトランジス
    タと、前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレ
    インにゲート,ドレインが共に接続され且つソースが電
    源端子に接続された第1のPチャネルMOSトランジス
    タと、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレ
    インに入力が接続されるとともに第1の出力端子に出力
    が接続された第1の出力回路と、前記入力端子にソース
    が接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、
    前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ゲート,ドレインが共に接続され且つソースがグランド
    端子に接続された第2のNチャネルMOSトランジスタ
    と、前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレイ
    ンに入力が接続されるとともに第2の出力端子に出力が
    接続された第2の出力回路と、前記第1のNチャネルM
    OSトランジスタおよび前記第2のPチャネルMOSト
    ランジスタのゲートに一定電圧を印加する電圧印加手段
    とを有することを特徴とする3値入力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力回路および前記第2の出
    力回路は、共にインバータを用いた請求項1記載の3値
    入力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧印加手段は、2つのPチャネル
    MOSトランジスタからなる電圧分割回路を用いた請求
    項1記載の3値入力バッファ回路。
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