JPH0713479U - プラスチック製品の除塵装置 - Google Patents

プラスチック製品の除塵装置

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Publication number
JPH0713479U
JPH0713479U JP4995593U JP4995593U JPH0713479U JP H0713479 U JPH0713479 U JP H0713479U JP 4995593 U JP4995593 U JP 4995593U JP 4995593 U JP4995593 U JP 4995593U JP H0713479 U JPH0713479 U JP H0713479U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
dust
dust remover
main body
plastic products
Prior art date
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Pending
Application number
JP4995593U
Other languages
English (en)
Inventor
圭二 島田
千治 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Shishido Electrostatic Ltd
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Shishido Electrostatic Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp, Shishido Electrostatic Ltd filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP4995593U priority Critical patent/JPH0713479U/ja
Publication of JPH0713479U publication Critical patent/JPH0713479U/ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 非導電性の本体1の前面に穿設された4個の
取付孔2には、夫々底面に針電極3が突設されていると
ともに内周に対電極4が嵌着され、両電極3、4が高電
圧発生器に接続されてイオン発生器5が形成されてい
る。その本体1の前面には、多数の小径のエア噴出口7
が十字形に配置されて開口され、夫々エアコンプレッサ
に接続されている。本体1の下面の取付脚10がロボッ
ト11の可動アーム12に取り付けられている。 【効果】 除塵器を相手の形状に対応して移動させるの
が容易にできて、複雑な形状でも全体にわたり確実に静
電気並びにほこりを除去できる。少ない風量で除塵でき
て省エネルギに貢献でき、また、除塵器自体がコンパク
トにできる。噴出エア流のパターン幅を広く取ることが
できて効率的であり、また、エア噴出口の列を利用して
スリット部の除塵にも対応できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラスチック製品の帯電及び付着物を除去するのに用いる除塵装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば塗装ラインにおいて、被塗物がプラスチック製であると、プラスチック は誘電体であって摩擦などにより静電気を帯電して空気中に浮遊しているほこり を付着しやすく、そのまま塗装を施すと塗膜内にほこりが埋め込まれて塗装面が 不良となるため、塗装位置の手前に除塵装置を設けている。
【0003】 従来の除塵装置としては、コンプレッサやブロワを応用してイオン化した空気 を吹き付け、静電気を除去するとともに付着したほこりを吹き飛ばす形式で、定 置型やスイング型等の各種のものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものは、大風量を消費する割りには効率が悪くてランニン グコストが高くつき、また、有効パータンが狭く、曲面等の込み入った形状にも 対応できないために除塵不能な箇所ができ、品質にばらつきが出やすい等の欠点 があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のプラスチック製品の除塵装置は、叙上の点に鑑み案出されたものであ って、請求項1の考案は、本体の前面に、針電極とその針電極の回りに設けた対 電極との間に高電圧を印加して両電極の間でコロナ放電を生じさせることにより 回りの空気をイオン化するようにした複数のイオン発生器を装着するとともに、 各イオン発生器の近傍から圧縮エアを噴出する多数の小径のエア噴出口を開口し てなる除塵器を、ロボットの可動アームに取着した構成とした。
【0006】 また、請求項2の考案は、請求項1の構成に加えて、エア噴出口を十字形に配 設した構成とした。
【0007】
【考案の作用及び効果】
請求項1の考案では以下のように作用する。イオン発生器が作動するとその前 面の空気がイオン化されて、その近傍のエア噴出口から噴出される圧縮エアに巻 き込まれて吹き出され、ロボットの可動アームの移動に基づいてプラスチック製 品に吹き付けられることによって、その表面の静電気が除去されるとともに、付 着したほこりが吹き飛ばされる。
【0008】 このように請求項1の考案によれば、除塵器をロボットの可動アームに取り付 けたから、除塵器をプラスチック製品の形状に対応して移動させることが容易に できて、曲面等のある込み入った形状でも全体にわたって確実に静電気並びにほ こりの除去を行うことができる。
【0009】 エア噴出口は小面積であるが、その小面積から集中して圧縮エアを噴出できる から、少ない風量で除塵できて省エネルギに貢献し得る。また、除塵器自体はコ ンパクトにまとめられるから、メンテナンスも簡単になる等の効果がある。
【0010】 請求項2の考案のようにエア噴出口を十字形に配設すると、除塵器の移動によ る噴出エア流のパターン幅を広く取ることができて、除塵作業がより効率的にで き、また、エア噴出口の列を利用してスリット部の除塵も容易に行うことができ る。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。 図において、符号1は除塵器Aの本体であって、非導電性材料により縦横10 0mm程度の略角形に形成されており、その本体1の前面に、4個の取付孔2が正 方形の4つの角に対応するように配置されて穿設されている。
【0012】 各取付孔2の底面には夫々針電極3が突設されているとともに、内周に各針電 極3と対応する筒形の対電極4が嵌着されており、各針電極3と対電極4とが図 示しない高電圧発生器に接続されて4個のイオン発生器5が構成されている。
【0013】 また、その本体1の前面には、多数の小径のエア噴出口7が、各イオン発生器 5の間を通るようにして十字形に配置されて開口されている。各エア噴出口7は 、本体1の内部に形成されたエア通路8を介して背面に開口されたエア取入口9 に連通され、そのエア取入口9がエアホースにより図示しないエアコンプレッサ に接続されている。
【0014】 そして、本体1の下面に突設された取付脚10が、塗装ラインの塗装位置の手 前に設置されたロボット11の可動アーム12の先端に取り付けられている。
【0015】 続いて、本実施例の作動を説明する。 プラスチック製の被塗物が塗装位置の手前の除塵位置に搬送されて来た際、ロ ボット11に予め組み込まれたプログラム等により除塵器Aを被塗物の形状に基 づいて移動させつつ、高電圧発生器とエアコンプレッサを作動させると、各イオ ン発生器5の両電極3、4の間でコロナ放電が生じてその前面部分の空気がイオ ン化されるとともに、エア噴出口7から圧縮エアが噴出されて、イオン化された 空気が噴出エアに巻き込まれて吹き出され、被塗物の表面に吹き付けられること によって、その表面の静電気が除去されるとともに付着したほこりが吹き飛ばさ れる。 これにより、塗装の際に塗膜内にほこりが埋め込まれるのが防止される。
【0016】 本実施例によれば、除塵器Aがロボット11の可動アーム12に取り付けられ ているから、除塵器Aを被塗物の形状に対応して移動させることが容易にできて 、曲面等のある込み入った形状でも全体にわたり確実に静電気並びにほこりを除 去できる。
【0017】 また、エア噴出口7は小面積であるが、その小面積から集中して圧縮エアを噴 出できるから、少ない風量で除塵できて省エネルギに貢献でき、また、除塵器A 自体がコンパクトにまとまっているから、メンテナンス等も簡単である。
【0018】 さらに、エア噴出口7が十字形に配設されているから、除塵器Aの移動による 噴出エア流のパターン幅を広く取ることができて、除塵作業が効率的にでき、ま た、エア噴出口7の列を利用してスリット部の除塵も容易に行える。
【0019】 なお、本考案は、上記実施例の被塗物以外のプラスチック製品の除電除塵を行 う場合に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の一実施例の正面図、(B)は
(A)のXX線断面図である。
【符号の説明】
A 除塵器 1 本体 3 針電極 4 対電極 5 イオン発生器 7 エア噴出口 10 取付脚 11 ロボット 12 可動アーム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の前面に、針電極と該針電極の回り
    に設けた対電極との間に高電圧を印加して該両電極の間
    でコロナ放電を生じさせることにより回りの空気をイオ
    ン化するようにした複数のイオン発生器を装着するとと
    もに、該各イオン発生器の近傍から圧縮エアを噴出する
    多数の小径のエア噴出口を開口してなる除塵器を、ロボ
    ットの可動アームに取着したことを特徴とするプラスチ
    ック製品の除塵装置。
  2. 【請求項2】 前記エア噴出口を十字形に配設したこと
    を特徴とする請求項1に記載のプラスチック製品の除塵
    装置。
JP4995593U 1993-08-19 1993-08-19 プラスチック製品の除塵装置 Pending JPH0713479U (ja)

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JP4995593U JPH0713479U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 プラスチック製品の除塵装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4995593U JPH0713479U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 プラスチック製品の除塵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713479U true JPH0713479U (ja) 1995-03-07

Family

ID=12845466

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4995593U Pending JPH0713479U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 プラスチック製品の除塵装置

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JP (1) JPH0713479U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094724A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Honda Motor Co Ltd 除電除塵装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094724A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Honda Motor Co Ltd 除電除塵装置

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