JPH07134215A - 光ファイバテープの製造装置 - Google Patents

光ファイバテープの製造装置

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JPH07134215A
JPH07134215A JP5304705A JP30470593A JPH07134215A JP H07134215 A JPH07134215 A JP H07134215A JP 5304705 A JP5304705 A JP 5304705A JP 30470593 A JP30470593 A JP 30470593A JP H07134215 A JPH07134215 A JP H07134215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
resin
tape
optical fibers
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP5304705A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinari Shirako
行成 白子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の光ファイバを同時に硬化させて、特に
芯線数に制限がない光ファイバテープを製造する。 【構成】 先ず初めに各着色タワー部の架橋筒3で各光
ファイバ8を別個に硬化させておき、その後に纏めてテ
ープ化させたいものを組み合わせてテープ形成部6のテ
ープ化コータ4で着色樹脂の上から更に樹脂を塗布さ
せ、その樹脂をテープ形成部6のUV架橋筒5により硬
化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の光ファイバに
夫々固有の色を着色させたものを幾つか纏め、一組若し
くは幾組かの光ファイバテープを製造する光ファイバテ
ープの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各光ファイバに固有の色を着色させると
ともにこの着色された複数の光ファイバを纏めて一つの
光ファイバテープを製造させる光ファイバテープの製造
装置が各種開発されている。このような光ファイバテー
プの製造装置として、例えば図5に記載のもののよう
に、テープ化しようとする光ファイバを巻装したボビン
100A乃至100Dから引き出された各光ファイバ1
01A乃至101Dに、夫々固有の色が着色された樹脂
を塗布させる着色コータ102と、この着色コータ10
2で樹脂が塗布された各光ファイバ101A乃至101
Dを硬化させるUV架橋筒103と、この硬化され平面
状に配列された各光ファイバ101A乃至101Dに纏
めて樹脂を塗布するテープ化コータ104と、さらにそ
の塗布された樹脂を硬化させるUV架橋筒105とから
なる構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成の光ファイバテープの製造装置にあっては、各光フ
ァイバを纏めて同時に一つのUV架橋筒で硬化させてい
るので、紫外線照射効率の関係から、あまり多く例えば
5本以上の光ファイバを同時に硬化させることができな
い。特にこれは、光ファイバを厚肉状に纏めた場合は勿
論であるが、偏平状に纏めた場合であっても、集束され
た光ファイバのうち照射装置の焦点から外れてしまった
ファイバーや、1本のファイバーの中でも内側部分に塗
布された樹脂に関しては照射効率が極端に低下し、未硬
化になることが多いからである。そこで、この発明は、
上記した事情に鑑み、多数の光ファイバを同時に硬化さ
せる場合であっても、特に芯線数に制限がない光ファイ
バテープを製造することができる光ファイバテープの製
造装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、巻装
された送り出しボビンから引き出された各光ファイバに
着色樹脂の塗布を行う着色コータとこの塗布された着色
樹脂を硬化させる架橋筒とを縦方向に配置する着色タワ
ー部を、光ファイバテープの芯数に対応して複数並設す
るとともに、前記着色され水平方向に引き出された各光
ファイバのうち所望の色及び所望の数だけ並列的にテー
プ状に纏める成形手段を備え、かつ、前記成形手段によ
って夫々纏められた各光ファイバに樹脂を塗布するテー
プ化コータとこのテープ化コータにより塗布された前記
樹脂を硬化させる架橋筒とを有するテープ形成部を、製
造すべき光ファイバテープの芯数に応じて複数備えたも
のである。
【0005】
【作用】この発明では、着色樹脂が塗布されたテープ化
させるべき光ファイバを纏めて一度に硬化させようとす
ると、紫外線照射効率の関係から多数本の光ファイバで
はすべての光ファイバを紫外線照射装置の焦点に集める
のは不可能であるばかりか、1本の光ファイバの中にお
いてもその中心側には紫外線の照射が不十分であり、中
心側にある光ファイバに塗布された樹脂を完全には硬化
させることができないという事情を考慮して、先ず初め
に各光ファイバを一本ずつ硬化させておく。その後に纏
めてテープ化させたいものを組み合わせて着色樹脂の上
から更に樹脂を塗布させる。そして、その樹脂をUV架
橋筒により硬化させるが、この場合には既に各光ファイ
バの外周には硬化した着色樹脂が塗布されており、各光
ファイバの中心側をのぞく周囲の樹脂を硬化させること
により、多数本の光ファイバについて確実にテープ化を
図ることができる。また、この発明では、各光ファイバ
のうちから所望の色及び所望の数のものを自由に複数選
択して光ファイバテープを形成できる。
【0006】
【実施例】以下、この発明について添付図面を参照しな
がら説明する。図1はこの発明にかかる光ファイバテー
プの製造装置を示す概略正面図である。この実施例の光
ファイバテープの製造装置は、着色コータ1と架橋筒2
とを縦方向に配置した着色タワー部3を並列的に複数備
えるとともに、成形手段11を次に説明するテープ形成
部6毎に成形手段11を一組ずつ備え、かつ、テープ化
コータ4と架橋筒5とを水平方向に配置したテープ形成
部6を製造すべき光ファイバテープ7の種類だけ備えた
構成となっている。尚図中符号10は、製造された光フ
ァイバテープ7を巻き取るボビンを示すものである。
【0007】着色コータ1は、巻装された送り出しボビ
ン9から引き出された各光ファイバ8に対し着色された
各樹脂(以下着色樹脂とよぶ)を一本ずつ別個に塗布さ
せるようになっており、塗布すべき光ファイバ8の数だ
け備えられている。
【0008】架橋筒2は、各光ファイバ8にUV(紫外
線)を照射することにより塗布されていた着色樹脂を硬
化させるものであり、光ファイバ8毎に別個に硬化させ
るようになっており、硬化すべき光ファイバ8の数だ
け、つまり着色コータ1と同数備えてある。
【0009】タワー部3は、各光ファイバ8毎に夫々専
用のものが備えられており、この実施例では図1の平面
図である図2に示すように、各タワー部3が密着した状
態で一直線上に配列されている。
【0010】テープ化コータ4は、着色された後に説明
する成形手段11により水平方向に引取り方向の流れが
偏向された各光ファイバ8のうち、所望の色及び所望の
数だけ組み合わせて一本のテープに纏めるために所定の
樹脂、即ちこの実施例では無色のUV硬化樹脂(以下単
に樹脂とよぶ)を塗布するものである。
【0011】架橋筒5は、2本以上のテープ化したい所
望の数だけ纏めた光ファイバ8に塗布された樹脂を一度
に硬化させて一本の光ファイバテープを形成するように
なっており、各テープ形成部6毎に架橋筒5を一個ずつ
備えている。
【0012】この成形手段11は、各タワー部3から下
方に引き出されてきた各光ファイバ8を所望の順序に配
列するべくその順序で一定間隔の高低差を設けた水平ロ
ーラ11Aを各タワー部3毎に備えるとともに、その水
平ローラ11Aで水平方向に偏向され、かつ高低差がつ
けられた各光ファイバ8を纏めて鉛直方向について倣わ
せて揃える縦ローラ11Bを各テープ形成部6に一個備
えた構成になっている。
【0013】従って、この実施例によれば、例えば12
本の光ファイバ8を用いて2種類の光ファイバテープ7
を形成する場合には、適宜の組み合わせにより一方側の
テープ形成部6で8芯のものを、また他方側のテープ形
成部6で4芯のものを形成したり、或いは両側のテープ
形成部6で夫々6芯のものを形成したり、さらに一部を
休ませることにより、4芯のものを双方で夫々形成する
ことができる。また、何れか一方のみで、12芯のもの
を形成することもできるので、生産事業計画等に極めて
弾力的に対応することができる。
【0014】尚、この成形手段としては、特にこの実施
例に限定されるものではなく、例えば図3に示すもので
もよい。即ちこれは、成形手段12として、水平ローラ
12Aを各タワー部3毎に備えるとともに、縦ローラ1
2B,12Cを各タワー部3毎に一組ずつ備え、かつ、
これらの各光ファイバ8を纏めて水平方向について倣わ
せて揃える水平ローラ12Dを各テープ形成部6に一個
備えた構成のものであってもよい。この場合、各タワー
部3の縦ローラ12Cは所望の配列にあわせて一定間隔
ずつ位置をずらせる必要がある。
【0015】また、これとは別に例えば図4に示すよう
に、成形手段13として、縦ローラ13Aを含み図示外
の適宜の縦ローラや横ローラ等の構成により、3組以上
の光ファイバテープを形成することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、先ず初めに各着色タワー部の架橋筒で各光ファイバ
を一本ずつ硬化させておき、その後に纏めてテープ化さ
せたいものを組み合わせてテープ形成部のテープ化コー
タで着色樹脂の上から更に樹脂を塗布させ、その樹脂を
テープ形成部のUV架橋筒により硬化させるようになっ
ており、特にこの場合には既に各光ファイバの外周には
硬化した着色樹脂が塗布されているのであるから、各光
ファイバの中心側をのぞく周囲の樹脂を硬化させるだけ
ですみ、これによって多数本の光ファイバであっても確
実にテープ化を図ることができる。
【0017】また、この発明によれば、各光ファイバの
うちから所望の色及び所望の数のものを自由に複数組選
択して光ファイバテープを形成できるのであるから、事
業計画や生産計画に弾力的に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ファイバテープの製造装置を
示す概略縦断面構成図。
【図2】同装置の平面構成図。
【図3】同装置の他の変形例を示す平面構成図。
【図4】同装置のさらに他の変形例を示す平面構成図。
【図5】従来例を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1 着色コータ 2 架橋筒 3 着色タワー部 4 テープ化コータ 5 架橋筒 6 テープ形成部 7 光ファイバテープ 8 光ファイバ 11,12,13 成形手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻装された送り出しボビンから引き出さ
    れた各光ファイバに着色樹脂の塗布を行う着色コータと
    この塗布された着色樹脂を硬化させる架橋筒とを縦方向
    に配置する着色タワー部を、光ファイバテープの芯数に
    対応して複数並設するとともに、 前記着色され水平方向に引き出された各光ファイバのう
    ち所望の色及び所望の数だけ並列的にテープ状に纏める
    成形手段を備え、かつ、 前記成形手段によって夫々纏められた各光ファイバに樹
    脂を塗布するテープ化コータとこのテープ化コータによ
    り塗布された前記樹脂を硬化させる架橋筒とを有するテ
    ープ形成部を、製造すべき光ファイバテープの芯数に応
    じて複数備えたことを特徴とする光ファイバテープの製
    造装置。
JP5304705A 1993-11-10 1993-11-10 光ファイバテープの製造装置 Pending JPH07134215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5304705A JPH07134215A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 光ファイバテープの製造装置

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JP5304705A JPH07134215A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 光ファイバテープの製造装置

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JPH07134215A true JPH07134215A (ja) 1995-05-23

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ID=17936226

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5304705A Pending JPH07134215A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 光ファイバテープの製造装置

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JP (1) JPH07134215A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112505867A (zh) * 2020-12-10 2021-03-16 长飞光纤光缆股份有限公司 一种光纤着色并带一体线

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112505867A (zh) * 2020-12-10 2021-03-16 长飞光纤光缆股份有限公司 一种光纤着色并带一体线

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