JPH07133861A - 軸取付部材の回転規制構造 - Google Patents

軸取付部材の回転規制構造

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JPH07133861A
JPH07133861A JP5304698A JP30469893A JPH07133861A JP H07133861 A JPH07133861 A JP H07133861A JP 5304698 A JP5304698 A JP 5304698A JP 30469893 A JP30469893 A JP 30469893A JP H07133861 A JPH07133861 A JP H07133861A
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JP
Japan
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pin
shaft
mounting member
gear
engaging portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5304698A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Fukube
徳明 福邊
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤ等の軸取付部材を軸に取り付ける場合、
その軸に対する軸取付部材の相対回転を規制するピンを
軸の径方向に貫通するとき、そのピンが軸から脱落する
ことを防止する。 【構成】 ギヤ11に、軸10に径方向にピン12を貫
通して取り付けたときそのピン12を受けて該ピン12
の抜け落ちを阻止するピン受け部11eを設け、そのピ
ン受け部11eでピン12を受けてからギヤ11を軸方
向に移動したとき該ピン12と係合して軸10に対する
ギヤ11の相対回転を規制する係合部11fを設ける。
一方、その係合部11fにピン12を係合してから、ギ
ヤ11の移動を規制して係合部11fへのピン12の係
合が外れることを阻止するワッシャ13を、軸10上に
取り付けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ・複写機・
ファクシミリ・シュレッダ等の事務処理機器などに適用
しうる。詳しくは、そのような事務処理機器等におい
て、ギヤ・プーリ・スプロケット・レバー等の軸取付部
材を軸に対し相対回転を規制して取り付ける軸取付部材
の回転規制構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばギヤを軸に取り付ける場
合、その軸に径方向にピンを貫通して取り付けてから、
中心孔に軸を貫通したギヤを軸方向に移動してそのギヤ
の係合部に該ピンを係合し、ギヤの軸に対する相対回転
を規制するとともに、その軸上にワッシャを取り付けて
ギヤの軸方向の移動を規制し、係合部へのピンの係合が
外れることを阻止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常、ピン
と、それが貫通する軸の貫通孔とのはめ合い公差を厳し
くすると、それだけ加工が困難になるから、従来では、
そのはめ合い公差をあまり厳しくしておらず、そのた
め、ギヤの軸に対する相対回転を規制するピンを軸に取
り付けるときに、ピンが軸から脱落しやすいという問題
があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、軸にギヤ等の
軸取付部材を取り付ける場合、その軸取付部材の軸に対
する相対回転を規制するピンを軸に取り付けるときに、
そのピンが軸から脱落することを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の軸
取付部材の回転規制構造は、たとえば以下の図示実施例
に示すとおり、軸10を径方向に貫通してそれに取り付
けるピン12と、前記軸10に軸方向から取り付けるギ
ヤ11のような軸取付部材とを備え、その軸取付部材
に、それを前記軸10に取り付けてから前記ピン12を
取り付けたときそのピン12を受けて該ピン12の抜け
落ちを阻止するピン受け部11eと、そのピン受け部1
1eで前記ピン12を受けてから前記軸取付部材を軸方
向に移動したとき該ピン12と係合して前記軸10に対
する前記軸取付部材の相対回転を規制する係合部11f
とを設ける一方、その係合部11fに前記ピン12を係
合してから前記軸10上に取り付けたとき前記軸取付部
材の移動を規制して前記係合部11fへの前記ピン12
の係合が外れることを阻止するワッシャ13のような止
め部材を設けてなる、ことを特徴とする。
【0006】
【作用】そして、軸10に軸取付部材を取り付けると
き、その軸取付部材を軸方向から取り付けた軸10に径
方向にピン12を貫通し、そのピン12をピン受け部1
1eで受けて該ピン12の抜け落ちを阻止する。しかし
て、ピン12をピン受け部11eで受けてから軸取付部
材を軸方向に移動し、係合部11fにピン12を係合し
て該ピン12で軸10に対する軸取付部材の相対回転を
規制する。そうして、軸10上に止め部材を取り付け、
その止め部材で軸取付部材の軸方向の移動を規制して係
合部11fへのピン12の係合が外れることを阻止す
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図1は、この発明の一実施例である
ギヤの回転規制構造を示す分解斜視図である。
【0008】図中符号10は、ギヤ(軸取付部材)11
を取り付ける軸である。軸10は、その径方向にピン1
2の貫通孔10aを設けるとともに、そのピン貫通孔1
0aから軸方向に間隔をおいて外周にワッシャ(止め部
材)13の円周溝10bを設けてなる。
【0009】ギヤ11は、全体を樹脂材料で一体に成形
し、厚さ方向(図中左右方向)に中心孔11aを貫通
し、厚さ方向一側の外周に歯部11bを設けてなる。ま
た、ギヤ11の他側には、中心孔11aから径方向に、
ピン12の軸径とほぼ同じ幅のピン挿入溝11cを形成
する。そして、そのピン挿入溝11cの一端側周壁をそ
の深さ方向に開放してそこに挿入口11dをあける一
方、他端側の周壁をピン受け部11eとする。なお、中
心孔11aの周りには、複数の肉抜き凹部11gを設け
てなる。
【0010】さて、ギヤ11を軸10に取り付けるとき
は、その軸10をギヤ11の中心孔11aに軸方向から
貫通する。そして、図2に示すように、ギヤ11の挿入
口11dを軸10のピン貫通孔10aに合わせる。こう
して挿入口11dからピン12をピン貫通孔10aに入
れやすくする。しかして、挿入口11dからピン12を
入れてピン貫通孔10aを貫通し、図3に示すように、
そのピン12をピン受け部11eで受ける。そして、ピ
ン12がピン貫通孔10aから抜け落ちることを阻止す
る。しかして、該ピン12をピン受け部11eで受けて
から、ギヤ11を軸方向左側に移動し、図4(イ)に示
すように、ピン挿入溝11cの奥でピン12を係合す
る。そして、そのピン挿入溝11cの奥をこの発明でい
う係合部11fとする。しかして、図4(ロ)に示すよ
うに、そのピン12で軸10に対するギヤ11の相対回
転を規制する。そうして、図5に示すように、ワッシャ
13を円周溝10bにはめ込んでギヤ11の軸方向右側
への移動を規制し、係合部11fへのピン12の係合が
外れることを阻止する。
【0011】ところで、上述した図示実施例では、軸取
付部材がギヤ11であったが、軸に対し相対回転を規制
して取り付けるものであれば、プーリやスプロケットや
レバー等であってもよい。
【0012】また、上述した図示実施例では、ピン12
をピン挿入溝11cに入れるとそのまま内側の係合部1
1fに係合させたが、たとえばピンをピン挿入溝に入れ
てから、そこでピンを回動して適宜回動位置で係合部に
合わせてそこに係合する構成としてもよい。
【0013】さらに、上述した図示実施例では、ピン受
け部11eを外側に係合部11fをその内側に設けた
が、反対に、係合部11fを外側にピン受け部11eを
その内側に設けてもよい。ただ、それに応じて、ワッシ
ャ13のような止め部材の取付位置もその係合部11f
側とする。
【0014】そして、上述した図示実施例では、ピン1
2を係合部11fに緩みなく係合させてギヤ11をほと
んど回転不能に取り付けたが、この発明では、軸に対し
軸取付部材の相対回転を規制できるのであれば、たとえ
ばピンを係合部に係合したとき少し隙間を設け、軸に対
し軸取付部材を一定角度範囲だけ回転を許す構成として
もよい。
【0015】なお、上述した図示実施例では、止め部材
がワッシャ13であったが、ワッシャ以外のものであっ
てもよい。
【0016】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、ギヤな
どの軸取付部材を軸に取り付けるときその軸に対する軸
取付部材の相対回転を規制するピンを、軸の径方向に貫
通してその軸に取り付けたとき、そのピンを受けるピン
受け部を設ける構成とし、これにより、ピンが軸から脱
落することを防止し、その結果、軸取付部材の取付作業
を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるギヤの回転規制構造
を示す分解斜視図である。
【図2】取付時にギヤの挿入口を軸のピン貫通孔に合わ
せた状態を示す断面図である。
【図3】そのギヤの挿入口からピンを入れてピン受け部
で受けた状態の断面図である。
【図4】(イ)はそのピンをギヤの係合部に係合した状
態を示す断面図であり、(ロ)はその状態を軸方向から
見て示す断面図である。
【図5】ワッシャを取り付けて軸に対するギヤの取り付
けを完了した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 軸 11 ギヤ(軸取付部材) 11e ピン受け部 11f 係合部 12 ピン 13 ワッシャ(止め部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸を径方向に貫通してそれに取り付ける
    ピンと、前記軸に軸方向から取り付ける軸取付部材とを
    備え、 その軸取付部材に、それを前記軸に取り付けてから前記
    ピンを取り付けたときそのピンを受けて該ピンの抜け落
    ちを阻止するピン受け部と、そのピン受け部で前記ピン
    を受けてから前記軸取付部材を軸方向に移動したとき該
    ピンと係合して前記軸に対する前記軸取付部材の相対回
    転を規制する係合部とを設ける一方、 その係合部に前記ピンを係合してから前記軸上に取り付
    けたとき前記軸取付部材の移動を規制して前記係合部へ
    の前記ピンの係合が外れることを阻止する止め部材を設
    けてなる、 軸取付部材の回転規制構造。
JP5304698A 1993-11-10 1993-11-10 軸取付部材の回転規制構造 Pending JPH07133861A (ja)

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