JPH0211562Y2 - - Google Patents

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JPH0211562Y2
JPH0211562Y2 JP8455683U JP8455683U JPH0211562Y2 JP H0211562 Y2 JPH0211562 Y2 JP H0211562Y2 JP 8455683 U JP8455683 U JP 8455683U JP 8455683 U JP8455683 U JP 8455683U JP H0211562 Y2 JPH0211562 Y2 JP H0211562Y2
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JP
Japan
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key
groove
protrusion
lock
pin
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JP8455683U
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JPS59190854U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、円筒状鍵をケース正面の円形鍵孔に
挿入したとき、ロツクピンが操作軸の軸線方向に
摺動して、固定プラグに対する回転プラグの錠止
を解除する錠装置、所謂軸方向ピンタンブラー錠
に関するものである。
操作軸の回転角度がロツクピンの配列角度の整
数倍になつている軸方向ピンタンブラー錠では、
円筒状鍵の操作によつて操作軸が解錠位置まで回
転したとき、回転プラグと固定プラグの各ピン孔
が一直線上に整列するので、ロツクピンを前方に
摺動付勢するバネの力がロツクピンを介して円筒
状鍵にも働き、鍵外周面の抜止め突起を円形鍵孔
の内周鍔部に押し付ける。
しかしながら、元来、該バネの弾発力はロツク
ピンの摩耗対策のため一般に弱く設定されている
ので、例えばダイカスト機のように運転中の振動
が大きい機器のキースイツチ装置の錠前部分とし
て軸方向ピンタンブラー錠が使用されたときに
は、機器からの振動力がロツクピン用バネによる
押付け力に打勝つため、円筒状鍵が解錠位置から
施錠位置へ、即ち錠背後に装備されたスイツチの
オン位置からオフ位置へ自然に回動し、機器の運
転が無意図的に停止してしまうことがあつた。
従つて本考案の目的は、外部振動によつて円筒
状鍵が解錠位置から戻り回転することがなく、操
作軸を所定のオン位置に的確に拘束保持できる軸
方向ピンタンブラー錠を提供することである。
以下、図面に基いて説明すると、本考案の軸方
向ピンタンブラー錠は、回転プラグ3を固定プラ
グ2に錠止するロツクピン7,8が、ケース1の
円形鍵孔5への円筒状鍵6の挿入によつて、バネ
22の付勢に抗して操作軸4の軸線方向に後退摺
動する軸方向ピンタンブラー錠であつて、前記円
形鍵孔5の内周面に抜止め用突起9を設ける一
方、前記円筒状鍵6の外周面には、一端が鍵背面
に開口した軸線方向の案内用縦溝10と、該縦溝
10の他端に連通した円周方向の案内用横溝11
と、該横溝11に連通し、かつ鍵背面側に引込ん
だ回り止め用凹部12とを設け、前記縦溝10に
突起9をはめ入れて鍵6を鍵孔5に挿入し、該鍵
6で操作軸4を施錠位置から解錠位置へ回転させ
るとき、該突起9が前記横溝11を通過し、解錠
位置にて前記凹部12に係合するようにしたもの
である。
図示の実施例では、固定プラグ2は、ケース1
側壁より挿入されたノツクピン13によつてケー
ス1に固着されている。ケース1の後端にはスイ
ツチ取付板14が螺子止め固着され、該取付板1
4には複数個の積層マイクロスイツチ15が螺子
止め固着されている。回転プラグ3と一体成型さ
れた操作軸4は、固定プラグ2の中央軸孔16に
挿通され、その後端部はスイツチ取付板背後に突
出し、スイツチ操作用カム17が螺子止め固着さ
れている。
回転プラグ3の周面に設けた中心角90度の円弧
状溝18には、ケース1より角度規制ピン19が
挿入され、回転プラグ3及び操作軸4は90度正逆
回転する。操作軸4の軸線と平行に固定プラグ2
及び回転プラグ3に設けたピン孔20,21に
は、ロツクピンとして駆動ピン7及び従動ピン8
が挿通され、固定プラグ側のピン孔20には、該
駆動ピン7及び従動ピン8を前方に摺動付勢する
バネ22が収容されている。
該バネ22の付勢に抗してケース正面の円形鍵
孔5から挿入される円筒状鍵6には、従動ピン8
と駆動ピン7を後退摺動させて両者の当接点を回
転プラグ3と固定プラグ2間のシヤーラインに一
致させる操作段部23を端部外周に設けている。
鍵6の端部内周には、その軸線に沿つて駆動用突
起24が設けられ、これは操作軸4の前端部外周
面に設けた軸方向の受動溝25に挿入される。
鍵外周面の横溝11はその全円周にわたつて形
成された環状溝であり、前記回り止め凹部12
は、環状横溝途中に穿設された溝幅より大径の盲
孔で構成されている。該凹部12と案内用縦溝1
0間の中心角度は操作軸4の回転角度と同じ90度
である。
操作軸4の軸方向の受孔26には、鍵内底面の
押込み突起27で押される突出しピン28が収容
され、バネ29によつて前方に摺動付勢されてい
る。鍵6は施錠位置に来たとき、該ピン28によ
つて鍵孔5から押出される。
円筒状鍵6の円形鍵孔5への挿脱によつて従動
ピン8及び駆動ピン7が前後摺動し、操作軸4の
固定プラグ2への解施錠がなされる点は、従来の
軸方向ピンタンブラー錠と同じであるが、本考案
では、円形鍵孔5の内周面に抜止め用突起9を設
ける一方、前記円筒状鍵6の外周面には、一端が
鍵背面に開口した軸線方向の案内用縦溝10と、
該縦溝10の他端に連通した円周方向の案内用横
溝11と、該横溝11に連通し、かつ鍵背面側に
引込んだ回り止め用凹部12とを設けたので、円
筒状鍵6を解錠位置まで回してから離すと、駆動
用ピン7及び従動ピン8を介して働くピン付勢用
バネ22のため、円筒状鍵6は若干前方に摺動す
る。そのため、それまで案内用横溝11内にあつ
た抜止め用突起9が回り止め用凹部12に入る。
このように、一旦解錠位置に回されたときに
は、ピン付勢用バネ22の作用によつて、前記突
起9と凹部12とが自動的に係合し、この係合状
態が的確に保たれるため、装着機器からの振動が
付与されても円筒状鍵6や操作軸4が戻り回転す
ることがなく、機器の無意図的な運転停止等があ
り得ないのである。
また、本考案では、操作軸4の回転阻止は凹部
12に突起9が引掛かることによつてなされ、ピ
ン付勢用バネ22は、単にこの突起9と凹部12
の掛合状態の維持に関与するだけであるから、そ
の弾発力は通常の大きさでよい。即ち、ピン付勢
用バネを過度に強くする必要がないので、ロツク
ピンの急速な摩耗を招くことがない等、本考案の
実用的価値は多大である。
上記の実施例では、ロツクピン付勢用バネ22
に加えて鍵突出し用バネ29が突起9と凹部12
の係合維持に寄与するので、耐振動性は一段と良
くなる。
【図面の簡単な説明】
図面の簡単な説明第1図は本考案の一実施例に
係る軸方向ピンタンブラー錠の鍵抜取り状態の正
面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図
は第1図のB−B線断面図、第4図は鍵を挿入し
て90度回転させたときの第2図に対応した断面図
である。第5図は第4図に示した鍵の右側面図、
第6図は該鍵の背面図、第7図は第5図のC−C
線断面図である。 1……ケース、2……固定プラグ、3……回転
プラグ、4……操作軸、5……円形鍵孔、6……
円筒状鍵、7,8……ロツクピン、9……抜止め
突起、10……案内用縦溝、11……案内用横
溝、12……回り止め用凹部、22……ロツクピ
ン付勢用バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転プラグ3を固定プラグ2に錠止するロツク
    ピン7,8が、ケース1の円形鍵孔5への円筒状
    鍵6の挿入によつて、バネ22の付勢に抗して操
    作軸4の軸線方向に後退摺動する軸方向ピンタン
    ブラー錠であつて、前記円形鍵孔5の内周面に抜
    止め用突起9を設ける一方、前記円筒状鍵6の外
    周面には、一端が鍵背面に開口した軸線方向の案
    内用縦溝10と、該縦溝10の他端に連通した円
    周方向の案内用横溝11と、該横溝11に連通
    し、かつ鍵背面側に引込んだ回り止め用凹部12
    とを設け、前記縦溝10に突起9をはめ入れて鍵
    6を鍵孔5に挿入し、該鍵6で操作軸4を施錠位
    置から解錠位置へ回転させるとき、該突起9が前
    記横溝11を通過し、解錠位置にて前記凹部12
    に係合するようにした軸方向ピンタンブラー錠。
JP8455683U 1983-06-04 1983-06-04 軸方向ピンタンブラ−錠 Granted JPS59190854U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8455683U JPS59190854U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 軸方向ピンタンブラ−錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8455683U JPS59190854U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 軸方向ピンタンブラ−錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190854U JPS59190854U (ja) 1984-12-18
JPH0211562Y2 true JPH0211562Y2 (ja) 1990-03-26

Family

ID=30214511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8455683U Granted JPS59190854U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 軸方向ピンタンブラ−錠

Country Status (1)

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JP (1) JPS59190854U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59190854U (ja) 1984-12-18

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