JPH07133498A - 高嵩密度粒状洗剤の製造方法 - Google Patents

高嵩密度粒状洗剤の製造方法

Info

Publication number
JPH07133498A
JPH07133498A JP30720293A JP30720293A JPH07133498A JP H07133498 A JPH07133498 A JP H07133498A JP 30720293 A JP30720293 A JP 30720293A JP 30720293 A JP30720293 A JP 30720293A JP H07133498 A JPH07133498 A JP H07133498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detergent
spray
sodium
granulator
aluminosilicate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30720293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3527767B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Konishi
慶明 小西
Yutaka Shintani
裕 新谷
Kazuaki Fukano
和明 深野
Yoshikatsu Fukumoto
佳功 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP30720293A priority Critical patent/JP3527767B2/ja
Publication of JPH07133498A publication Critical patent/JPH07133498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3527767B2 publication Critical patent/JP3527767B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/06Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
    • C11D17/065High-density particulate detergent compositions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハイスピードミキサー等の撹拌軸を有する造
粒装置を用いた洗剤の製造において、100重量部の噴
霧乾燥した洗剤粒子に対し、二酸化珪素/アルミノ珪酸
塩の重量比が3/100〜3/10の範囲にある付着防
止剤3〜10重量部を予め装置底部に添加混合し、造粒
により高嵩密度粒状洗剤を製造する。 【効果】 造粒操作時に撹拌羽、撹拌装置内壁および底
部の隙間に洗剤凝集物が付着することを防止し、良好な
特性の高嵩密度洗剤粒子を効率的に製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造粒装置への洗剤付着
を防止して高嵩密度粒状洗剤を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撹拌軸を有する造粒装置を用いた高嵩密
度洗剤の製造法は一般的な造粒法として、特公平4−5
080号公報、特開昭61−69897号公報、同61
−69898号公報、同61ー69900号公報等によ
っても開示されている通り広く知られている。これら
は、高嵩密度の造粒洗剤を製造するには有効な製造方法
ではあるが、粒子を破砕しながらバインダーで接着させ
造粒させていく造粒特性から洗剤粒子の粒径分布が広範
囲にわたるのが特徴である。この造粒法においては、噴
霧乾燥品の粒子強度が造粒時に過粉砕されない程度の強
度を持っていることが要求される。粒子強度が弱い場
合、造粒時、撹拌により、逆に微粉が多量に発生し、造
粒が進行せず、更には、造粒機内壁への粒子付着を生
じ、撹拌軸の回転を妨げ運転不能の自体を招く欠点が生
じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、撹拌軸を有
する造粒装置を用いた高嵩密度粒状洗剤の製造におい
て、良好に造粒を行うために装置内壁への付着を防止す
る事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる欠点
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の無機粉体を
噴霧乾燥洗剤よりも前に投入して造粒を行う事により、
装置への付着が防止され、良好な造粒洗剤を得る事を見
いだし、本発明に至った。すなわち、本発明の高嵩密度
粒状洗剤の製造方法は、撹拌軸を有する造粒装置を用い
た洗剤の製造において、100重量部の噴霧乾燥した洗
剤粒子に対し、二酸化珪素/アルミノ珪酸塩の重量比が
3/100〜3/10の範囲にある付着防止剤3〜10
重量部を予め装置に添加混合しておく事を特徴とする。
【0005】
【発明の実施態様】本発明で用いられる撹拌軸を有する
造粒装置としては、ハイスピードミキサー(撹拌転動造
粒機)やヘンシェルミキサー(高速撹拌造粒機)等の堅
型撹拌造粒機や、レディゲミキサー(レディゲ社)やス
パルタンリューザー(不二パウダル株式会社)、パグミ
キサー(不二パウダル株式会社)等の横型撹拌造粒機が
使用でき、好ましくは堅型撹拌造粒機が使用される。本
発明は噴霧乾燥した洗剤粒子を原料として用いる製造に
おいて、予め特定割合のゼオライト微粉末と二酸化珪素
粉末を撹拌造粒機の底部に添加することにより、撹拌羽
と装置内壁および底部の隙間への洗剤凝塊物付着を防止
することを特徴とする方法である。
【0006】噴霧乾燥した洗剤粒子中の珪酸塩の含有量
が10%以下の場合には、粒子強度が弱いため、造粒時
の撹拌により微粉が発生して造粒機内壁への粒子付着を
生じ、撹拌軸の回転を妨げるが、本発明では、このよう
な噴霧乾燥粒子中の珪酸塩が10%以下の粒子強度の弱
い粒子を用いた場合でも著しい付着防止効果がある。本
発明の付着防止剤として有用な二酸化珪素は、粒子表面
積が非常に大きく滑沢効果が高いため、粉体の流動性向
上剤、粉体における液状成分の吸着剤として広く用いら
れている。これを予め撹拌造粒装置に添加しておき造粒
を行うと、造粒装置への付着防止には顕著な効果があ
る。
【0007】ゼオライト微粉末は一般式Na2O・Al2
3・mSiO2・nH2O(m:1.8〜3.0,n:1
〜6)で示される結晶性アルミノ珪酸塩で、カルシウム
捕捉用キレート剤として衣料用洗剤に用いられている。
粒径は、1次粒子が主に0.5〜10μmのものからな
り、洗剤粒子の流動性を改善する改質剤としても知られ
ている。これを予め装置に添加しておき造粒を行うと、
装置付着は軽減される。
【0008】本発明において使用される付着防止剤は二
酸化珪素とゼオライト微粉末の比が重量比で3/100
〜3/10の範囲にあることが必要である。二酸化珪素
の比が、3/10よりも高くなると洗剤生地は粉砕され
るばかりで造粒性が劣り、一方3/100よりもゼオラ
イト微粉末の比が高くなると、装置付着は軽減される
が、完全に付着を防止するためには多量の配合を必要と
する。ゼオライトは水不溶性のため、多量に配合したも
のを実際に洗濯に使用すると被洗物に付着し、消費者の
使用感を著しく損ない好ましくない。本発明において、
さらに好ましくは付着防止剤の成分比は二酸化珪素/ゼ
オライト=1/10〜2/10である。
【0009】この付着防止剤を用いて以下の如き方法で
造粒すると、良好な造粒物が得られる。まず、二酸化珪
素とゼオライト微粉末を予め造粒機に添加しておく。こ
の時、炭酸塩や硫酸塩、珪酸塩、または多価カルボン酸
塩などの無機粉体、あるいは有機性粉体を続けて添加し
てもよい。またこの時、必要であれば撹拌してもよい。
その後噴霧乾燥洗剤を投入して撹拌しながらバインダー
を投入して造粒を行うと良好な造粒物が得られる。この
結果、付着防止剤を添加しなかった場合には問題となっ
た装置への付着はなくなる。噴霧乾燥した洗剤粒子とし
ては、少なくとも1種の界面活性剤と少なくとも1種の
ビルダーを含有したものが用いられる。
【0010】本発明における噴霧乾燥した洗剤粒子に用
いることのできる界面活性剤を以下に例示する。 1. 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖
または分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 2. 平均炭素数10〜20のアルキル基を有する直鎖
または分枝鎖のアルキル基またはアルケニル基を有し、
1分子内に平均0.5〜8モルのエチレンオキサイドあ
るいはブチレンオキサイドまたはエチレンオキサイド/
プロピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.9/0.
1の比であるいはエチレンオキサイド/ブチレンオキサ
イドが同比で付加したアルキルまたはアルケニルエーテ
ル硫酸塩 3. 平均炭素数10〜20のアルキル基またはアルケ
ニル基を有するアルキルまたはアルケニル硫酸塩 4. 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオ
レフィンスルホン酸塩 5. 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するア
ルカンスルホン酸塩 6. 平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和または不飽和脂肪酸塩 7. 平均炭素数10〜20のアルキル基またはアルケ
ニル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モルのエチレ
ンオキサイドあるいはブチレンオキサイドまたはエチレ
ンオキサイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9
〜9.9/0.1の比であるいはエチレンオキサイド/
ブチレンオキサイドが同比で付加したアルキルまたはア
ルケニルエーテルカルボン酸
【0011】8. 下記の化1で表されるα−スルホ脂
肪酸塩またはエステル塩
【化1】 (式中Yは炭素数1〜3のアルキル基または対イオン、
Zは対イオンである。Rは炭素数10〜20のアルキル
基またはアルケニル基を表す。)
【0012】9. 下記の化2、化3、化4、化5、化
6または化7で表されるアミノ酸型界面活性剤
【化2】 (ここでR1は炭素数8〜24のアルキル基またはアル
ケニル基を、R2は水素または炭素数1〜2のアルキル
基を、R3 はアミノ酸残基をXはアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属イオンを示す。)
【0013】
【化3】 (R1、R2及びXは前述の通り。nは1〜5の整数を示
す。)
【0014】
【化4】 (R1は前述の通り。mは1〜8の整数を示す。)
【0015】
【化5】 (R1、R3及びXは前述の通り。R4は水素または炭素
数1〜2のアルキルまたはヒドロキシアルキル基を示
す。)
【0016】
【化6】 (R1、R3及びXは前述の通り。R5 は炭素数6〜28
のβ−ヒドロキシアルキルまたはβ−ヒドロキシアルケ
ニル基を示す。)
【0017】
【化7】 (R3、R5及びXは前述の通り。)
【0018】10. 平均炭素数10〜20のアルキル
基またはアルケニル基を有し、1〜20モルのエチレン
オキサイドを付加したポリオキシエチレンアルキルまた
はアルケニルエーテル 11. 平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜
20モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル 12. 平均炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイド
を付加したポリオキシプロピレンアルキルまたはアルケ
ニルエーテル 13. 平均炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基を有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを
付加したポリオキシブチレンアルキルまたはアルケニル
エーテル 14. 平均炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイ
ドとブチレンオキサイドを付加した非イオン性界面活性
剤(エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドまたは
エチレンオキサイドとブチレンオキサイドとの比は0.
1/9.9〜9.9/0.1)
【0019】15. 下記の化8で表される高級脂肪酸
アルカノールアミドまたはアルキレンオキサイド付加物
【化8】 (式中R11は炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基であり、R12はHまたはCH3であり、n3は1
〜3の整数、m3は0〜3の整数である。)
【0020】16. 平均炭素数10〜20の脂肪酸と
ショ糖からなるショ糖脂肪酸エステル 17. 平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンか
らなる脂肪酸グリセリンモノエステル
【0021】18. 下記の化9で表されるアルキルア
ミンオキサイド
【化9】 (式中R13は炭素数10〜20のアルキル基またはアル
ケニル基であり、R14、R15は炭素数1〜3のアルキル
基である)
【0022】19. 下記の化10、化11または化1
2で表されるベタイン型両性活性剤
【化10】 (ここでR21は炭素数8〜24のアルキルまたはアルケ
ニルまたはβ−ヒドロキシアルキルまたはβ−ヒドロキ
シアルケニル基、R22は炭素数1〜4のアルキル基、R
23は炭素数1〜6のアルキルまたはヒドロキシアルキル
基を示す)
【0023】
【化11】 (ここでR21及びR23は前述の通り。n2 は1〜20の
整数を表す。)
【0024】
【化12】 (ここでR21及びR23は前述の通り。R24は炭素数2〜
5のカルボキシアルキルまたはヒドロキシアルキル基を
示す。)
【0025】20. 下記化13または化14で示され
るスルホン酸型両性界面活性剤
【化13】 (ここでR11は炭素数3〜24のアルキルまたはアルケ
ニル基、R12は炭素数1〜4のアルキレン基、R13は炭
素数1〜5のアルキルまたはアルケニル基を、R14は炭
素数1〜4のアルキレン基またはオキシアルキレン基を
示す。)
【0026】
【化14】 (ここでR11及びR14は前述の通り。R15、R16は炭素
数8〜24または1〜5のアルキルまたはアルケニル
基、R14は炭素数1〜4のアルキレン基またはオキシア
ルキレン基を示す。)
【0027】21. 下記の化15、化16または化1
7で表わされるリン酸エステル系活性剤
【化15】アルキル(またはアルケニル)酸性リン酸エ
ステル (Rは炭素数8〜24のアルキル基、またはアルケニル
基,n+m=3,n=1〜2)
【0028】
【化16】アルキル(またはアルケニル)リン酸エステ
(Rは前述の通り、n+m=3,n=1〜3)
【0029】
【化17】アルキル(またはアルケニル)リン酸エステ
ル塩 (R,n,mは前述の通り、MはNa,K,Ca) 22. 下記の化18、化19または化20で示される
カチオン界面活性剤
【0030】
【化18】 (R1、R2、R3、R4のうち少なくとも1つは炭素数8
〜24のアルキルまたはアルケニル基、他は炭素数1〜
5のアルキル基を示す。Xはハロゲンを示す。)
【0031】
【化19】 (ここでR1、R2、R3及びXは前述の通り。)
【0032】
【化20】 (ここでR1、R2及びXは前述の通り。R5は炭素数2
〜3のアルキレン基、n4 は1〜20の整数を表す。)
【0033】界面活性剤の配合量は、噴霧乾燥粒子基準
での配合量で、10〜70重量%が好ましく、より好ま
しくは25〜50重量%である。本発明で噴霧乾燥粒子
に用いることのできる無機ビルダー類には次のようなも
のがある。炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、珪酸ソーダ
等のアルカリ性塩、芒硝などの中性塩、オルソリン酸
塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、メタリン酸塩、
フイチン酸塩などのリン酸塩の他、以下の化21のアル
ミノ珪酸塩も含むことができる。
【0034】
【化21】x(M'2OまたはM"O)・Al23・y(S
iO2)・wH2O(式中、M'はアルカリ金属原子、M"
はカルシウムと交換可能なアルカリ土類金属原子、x,
y,wは各成分のモル数を表し、一般的には、0.7≦
x≦1.5、0.8≦y≦6、wは任意の整数であ
る。)更に本発明では、次のような添加物を噴霧乾燥粒
子に用いることができる。
【0035】(1) 二価金属イオン捕捉剤 1. ホスホン酸塩及びその誘導体、ホスホノカルボン
酸塩。 2. グルタミン酸等のアミノ酸塩。 3. ニトリロトリ酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩
等のアミノポリ酢酸塩。 4. ポリアクリル酸、ポリイタコン酸、ポリフマル
酸、、ポリマレイン酸、無水マレイン酸−アクリル酸共
重合体、ジカルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、コハク酸エステルなどの非解離高分
子。 5. ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、冷水可溶性ウレタン化ポリ
ビニルアルコールなどの非解離高分子。 6. ジグリコール酸、オキシジコハク酸、クエン酸、
乳酸、酒石酸、ショ糖、ラクトース、ラフィノース等の
カルボキシメチル化物、シュウ酸、スルホコハク酸、ス
ルホイタコン酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコ
ン酸等の有機酸塩。
【0036】(2) 再汚染防止剤 ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースなど。
【0037】(3) 蛍光増白剤 4,4'−ビス−(2−スルホスチリル)−ビフェニル
塩、4,4'−ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリ
ル)−ビフェニル塩、2−(スチリルフェニル)ナフト
チアゾール誘導体、4,4'−ビス(トリアゾール−2
−イル) スチルベン誘導体、ビス(トリアジニルアミ
ノ)スチルベンジスルホン酸誘導体の1種又は2種以上
を組成中に添加することができる。
【0038】(4) 酸化防止剤 第3ブチルヒドロキシトルエン、4,4'−ブチリデン
ビス− (6−第3ブチル−3−メチルフェノール)、
2,2'−ブチリデンビス− (第3ブチル−4−メチル
フェノール)、モノスチレン化クレゾール、ジスチレン
化クレゾール、モノスチレン化フェノール、ジスチレン
化フェノール、1,1'−ビス− (−4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサン等更に、本発明において以下に
挙げるような添加剤を造粒前、造粒中、造粒後などに添
加することもできる。
【0039】(5) 無機塩 炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、珪酸ソーダ等のアルカ
リ性塩、芒硝などの中性塩、オルソリン酸塩、ピロリン
酸塩、トリポリリン酸塩、メタリン酸塩、フイチン酸塩
などのリン酸塩の他、アルミノ珪酸塩等。 (6) 漂白剤 過炭酸ソーダ、過ホウ酸ソーダ、硫酸ナトリウム過酸化
水素付加体など。
【0040】(7) 酵素 プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、ペ
クチナーゼ、マルターゼ、サッカラーゼなど。 (8) 固化防止剤 パラトルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、酢
酸塩、スルホコハク酸塩、タルク、微粉末シリカ、粘
土、カルシウム−シリケート(例えばJohnsMan
vill社のマイクロセルなど)、酸化マグネシウム
等。 (9) 香料
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、撹拌軸を持つ造粒装置
を用い、撹拌装置への造粒操作時の付着を効果的に防止
し、良好な特性の高嵩密度洗剤粒子を効率的に製造する
ことができる。
【0042】
【実施例】
・噴霧乾燥 各成分が下記の通りである噴霧乾燥品を得た。 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 30部 α−オレフィンスルホン酸ナトリウム 1部 脂肪酸ナトリウム 4部 ノニオン界面活性剤 4部 珪酸ナトリウム 5部 アルミノ珪酸塩 20部 炭酸カリウム 5部 炭酸ナトリウム 残余 ポリアクリル酸ナトリウム 1部 水分 4部 得られた乾燥粒子の見掛け比重は0.30g/mlであ
った。
【0043】・造粒テスト 撹拌造粒機として、ハイスピードミキサーFS−10
(深江工業製)を使用した。はじめに、付着防止剤を装
置底部に入れる。続いて、必要であれば無機粉体を投入
し、その後洗剤噴霧乾燥品を入れ1分間撹拌した。この
時の運転条件は、主軸(アジテーター)の撹拌回転数を
420rpm,側面の回転軸(チョッパー)の回転数を
1900rpmとした。その後、撹拌しながらバインダ
ーを投入し、造粒を行った。バインダーの投入に要した
時間は1分、投入し始めてから7分間運転を行った。機
械を止めてアルミノ珪酸塩パウダーを添加し、更に1分
間運転を行った。噴霧乾燥粒子の投入量は4kg,その
他各粉体原料、バインダー添加量は、表1に下表に全体
の100分率として表示した。表1に示した通り、実施
例1及び2は洗剤粒子として有効な嵩比重を有し、装置
内壁への付着は発生せず良好であった。
【0044】
【表1】表1:原料組成および製品性能 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 原料組成:重量% 粉体原料 二酸化珪素 0.5 0.5 0.5 0 アルミノ珪酸塩 2.7 2.7 0 2.6 炭酸塩 4.5 4.4 4.7 8.7 噴霧乾燥品 83.2 81.7 85.5 80.0 バインダー アルミノ珪酸塩 1.9 2.1 2.1 2.0 ポリエチレングリコール 1.3 1.4 1.1 1.0 水 3.2 3.6 3.3 3.1 アルミノ珪酸塩 2.7 3.6 2.8 2.6 性能 嵩密度(g/ml) 0.70 0.75 0.61 0.65 撹拌装置付着 なし なし あり あり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 佳功 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撹拌軸を有する造粒装置を用いた洗剤の
    製造において、100重量部の噴霧乾燥した洗剤粒子に
    対し、二酸化珪素/アルミノ珪酸塩の重量比が3/10
    0〜3/10の範囲にある付着防止剤3〜10重量部を
    予め装置に添加混合しておく事を特徴とした高嵩密度粒
    状洗剤の製造方法。
JP30720293A 1993-11-11 1993-11-11 高嵩密度粒状洗剤の製造方法 Expired - Fee Related JP3527767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30720293A JP3527767B2 (ja) 1993-11-11 1993-11-11 高嵩密度粒状洗剤の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30720293A JP3527767B2 (ja) 1993-11-11 1993-11-11 高嵩密度粒状洗剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07133498A true JPH07133498A (ja) 1995-05-23
JP3527767B2 JP3527767B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=17966274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30720293A Expired - Fee Related JP3527767B2 (ja) 1993-11-11 1993-11-11 高嵩密度粒状洗剤の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3527767B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000080397A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Kao Corp 洗浄剤組成物
JP2008174724A (ja) * 2006-12-20 2008-07-31 Lion Corp 粉末洗剤組成物の製造方法
DE112007002390T5 (de) 2006-10-16 2009-08-20 Kao Corporation Verfahren zur Herstellung eines anionischen Tensides

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000080397A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Kao Corp 洗浄剤組成物
DE112007002390T5 (de) 2006-10-16 2009-08-20 Kao Corporation Verfahren zur Herstellung eines anionischen Tensides
US8242070B2 (en) 2006-10-16 2012-08-14 Kao Corporation Method for producing anionic surfactant
JP2008174724A (ja) * 2006-12-20 2008-07-31 Lion Corp 粉末洗剤組成物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3527767B2 (ja) 2004-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EA000766B1 (ru) Способ получения гранулированного моющего средства
JPH027360B2 (ja)
GB2166452A (en) Powder detergent of high density
JPH0680160B2 (ja) 流動性の改良された高密度の粒状洗剤の製法
US7833518B2 (en) Anionic surfactant powder
US7485615B2 (en) Process for producing granular anionic surfactant
EP0219314B1 (en) Granular detergent compositions having improved solubility
JPH07133498A (ja) 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JPH0672237B2 (ja) 流動性の改良された高密度の粒状洗剤の製法
JPS6169898A (ja) 流動性の改良された高密度の粒状洗剤の製法
JPH054440B2 (ja)
JPH09100497A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JP2814143B2 (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法
JPH07133497A (ja) 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JP3183737B2 (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JP3429030B2 (ja) 界面活性剤粉粒体組成物の製造方法
JPH06166898A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JPS63265999A (ja) 高密度粒状濃縮洗剤組成物
JPH04348196A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JPH0995697A (ja) 粒状ノニオン洗剤組成物およびその製造方法
JPH06128597A (ja) 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JPH02103293A (ja) 高嵩密度粒状洗剤組成物
JP4799798B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物およびその製造方法
JPH06128598A (ja) 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JPH04359100A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20031205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20031205

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031209

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040223

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees