JPH07133234A - α−オレフィンオリゴマーの製造方法 - Google Patents

α−オレフィンオリゴマーの製造方法

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JPH07133234A
JPH07133234A JP5282511A JP28251193A JPH07133234A JP H07133234 A JPH07133234 A JP H07133234A JP 5282511 A JP5282511 A JP 5282511A JP 28251193 A JP28251193 A JP 28251193A JP H07133234 A JPH07133234 A JP H07133234A
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carbon atoms
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Masami Watanabe
正美 渡辺
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真言 赤津
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱媒油,潤滑油ベースオイル,トラクション
オイル,化粧用基材あるいはそれらの中間体などとして
有用なα−オレフィンオリゴマーを高活性触媒用いて高
選択的に製造する方法を提供すること。 【構成】 (A)一般式(I)及び(II) (Cp1 2 1 1 21 a ・・・(I) 【化1】 〔式中の各記号は明細書に記載のとおりである。〕で表
される遷移金属化合物の中から選ばれた少なくとも一
種、(B)アルミノキサン及び場合により(C)有機ア
ルミニウム化合物を含有してなる触媒の存在下、炭素数
4〜20のα−オレフィンを反応させて、α−オレフィ
ンオリゴマーを製造する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はα−オレフィンオリゴマ
ーの新規な製造方法に関するものである。さらに詳しく
いえば、本発明は、熱媒油,潤滑油ベースオイル,トラ
クションオイル,化粧用基材,あるいはそれらの中間体
などとして有用α−オレフィンオリゴマーを高活性触媒
を用いて効率よく製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】α−オレフィンオリゴマーは、例えば熱
媒油,潤滑油ベースオイル,トラクションオイル,化粧
用基材,あるいはそれらの中間体などとして有用である
ことが知られている。従来、オレフィンオリゴマーの製
造方法としては、例えば(1)シクロペンタジエニル基
を含有する遷移金属化合物とアルミノキサンとからなる
触媒の存在下にα−オレフィンを反応させる方法(特開
昭63−51340号公報,米国特許第5,087,788
号明細書)、(2)遷移金属化合物及びカチオンと複数
の基が元素に結合したアニオンとからなる化合物を含有
する触媒の存在下にα−オレフィンを反応させる方法
(特開平5−39229号公報)、(3)遷移金属化合
物とメチルアルミノキサンとからなる触媒の存在下に環
状炭化水素基を有する高級オレフィンを反応させる方法
(特開平4−66542号公報)などが開示されてい
る。しかしながら、これらの方法は、いずれも2量化を
目的としたものであって、2量体以上の選択率が低く、
かつ触媒活性も不充分であるなどの欠点を有している。
また、アルキル置換シクロペンタジエニル基を有する遷
移金属化合物、及び有機アルミニウム化合物と水との縮
合生成物からなる触媒の存在下、プロピレン単独又はプ
ロピレンとプロピレン以外のオレフィンとを反応させて
プロピレン系低重合体を製造する方法が開示されている
(特公平4−57651号公報)。しかしながら、この
方法は、得られるオリゴマーがプロピレン系低重合体に
限定されており、また触媒活性についても必ずしも満足
しうるものではない。さらに、カチオン重合によるα−
オレフィンオリゴマーの製造方法も知られているが、こ
の場合、得られるオリゴマーの構造が多岐にわたり、そ
の選択性も低いという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情ものとで、高活性触媒を用いてα−オレフィンオリ
ゴマーを高選択的に製造する方法を提供することを目的
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の遷移金属
化合物、アルミノキサン及び場合により有機アルミニウ
ム化合物を含有する触媒の存在下に、炭素数4〜20の
α−オレフィンを反応させることにより、その目的を達
成しうることを見出した。本発明は、かかる知見に基づ
いて完成したものである。
【0005】すなわち、本発明においては、(A)
(イ)一般式(I) (Cp1 2 1 1 21 a ・・・(I) 〔式中、M1 は周期律表第4族の金属元素、Cp1 は炭
素数5の置換環状不飽和炭化水素基又は炭素数6以上の
環状不飽和炭化水素基を示し、2つのCp1 は同じでも
異なっていてもよく、X1 はσ結合性配位子又はキレー
ト性配位子を示し、2つのX1 は同じでも異なっていて
もよい。Y1 はルイス塩基、aは0〜2の整数を示し、
aが2の場合は2つのY1 は同じでも異なっていてもよ
い。〕で表される遷移金属化合物、及び(ロ)一般式
(II)
【0006】
【化2】
【0007】〔式中、M2 は周期律表第4族の金属元
素、Cp2 及びCp3 は、それぞれ環状不飽和炭化水素
基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよ
く、Aは架橋基で、−R2 C−,−R2 Si−,−R2
Sn−,−R2 Pb−,−RB−,−RN−,−RP
−,−RP(=O)−,−O−,−S−又は−Se−
(Rは水素原子又は炭素数1〜20の炭化水素基)を示
し、bは1〜5の整数であり、Aが複数ある場合は複数
のAは同じでも異なっていてもよい。X2 はσ結合性配
位子又はキレート性配位子を示し、2つのX2 は同じで
も異なっていてもよく、Y2 はルイス塩基、cは0〜2
の整数を示し、cが2の場合は、2つのY2 は同じでも
異なっていてもよい。〕で表される遷移金属化合物の中
から選ばれた少なくとも一種、(B)アルミノキサン、
及び場合により(C)有機アルミニウム化合物を含有し
てなる触媒の存在下、炭素数4〜20のα−オレフィン
を反応させることを特徴とするα−オレフィンオリゴマ
ーの製造方法を提供するものである。
【0008】本発明の製造方法で用いられる触媒におい
ては、(A)成分として、(イ)一般式(I) (Cp1 2 1 1 21 a ・・・(I) 及び(ロ)一般式(II)
【0009】
【化3】
【0010】で表される遷移金属化合物の中から選ばれ
た少なくとも一種が用いられる。上記一般式(I)及び
(II) において、M1 及びM2 は、周期律表第4族の遷
移金属元素、具体的にはチタン,ジルコニウム又はハフ
ニウムを示す。Cp1 は炭素数5の置換環状不飽和炭化
水素基又は炭素数6以上の環状不飽和炭化水素基を示
し、具体的には置換シクロペンタジエニル基,インデニ
ル基,置換インデニル基,テトラヒドロインデニル基,
置換テトラヒドロインデニル基,フルオレニル基,置換
フルオレニル基などを挙げることができる。また、2つ
のCp1 は同じでも異なっていてもよい。一方、Cp2
及びCp3 は、それぞれ環状不飽和炭化水素基を示し、
具体的にはシクロペンタジエニル基,置換シクロペンタ
ジエニル基,インデニル基,置換インデニル基,テトラ
ヒドロインデニル基,置換テトラヒドロインデニル基,
フルオレニル基,置換フルオレニル基などを挙げること
ができる。該Cp2 及びCp3 は、たがいに同一でも異
なっていてもよい。
【0011】X1 及びX2 は、σ結合性配位子又はキレ
ート性配位子を示し、σ結合性の配位子としては、例え
ばハロゲン原子,炭素数1〜20の炭化水素基,炭素数
1〜20のアルコキシ基,炭素数6〜20のアリールオ
キシ基,炭素数1〜20のアミド基,炭素数1〜20の
珪素含有基,炭素数1〜20のホスフィド基,炭素数1
〜20のスルフィド基,炭素数1〜20のアシル基など
が挙げられ、好ましい例としてはフッ素,塩素,臭素,
ヨウ素のハロゲン原子、メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,イロプロピル基,n−ブチル基,イソブチル基
などのアルキル基、ベンジル基などのアリールアルキル
基、メトキシ基,エトキシ基,n−プロポキシ基,イロ
プロポキシ基,n−ブトキシ基,イソブトキシ基などの
アルコキシ基、トリメチルシリル基,トリメチルシリル
メチル基などの珪素含有基などを挙げることができる。
また、キレート性配位子としては、例えばアセチルアセ
トナート基,置換アセチルアセトナート基などを挙げる
ことができる。2つのX1は同じでも異なっていてもよ
く、また2つのX2 は同じでも異なっていてもよい。Y
1 及びY2 はルイス塩基を示し、具体的には、アミン
類,エーテル類,ホスフィン類,チオエーテル類などが
挙げられる。a及びcは、0〜2の整数を示し,aが2
の場合は2つのY1 は同じでも異なっていてもよく、c
が2の場合は、2つのY2 は同じでも異なっていてもよ
い。
【0012】一般式(II) において、Aは架橋基で、−
2 C−,−R2 Si−,−R2 Sn−,−R2 Pb
−,−RB−,−RN−,−RP−,−RP(=O)
−,−O−,−S−又は−Se−(Rは水素原子又は炭
素数1〜20の炭化水素基)を示し、bは1〜5の整数
であり、Aが複数ある場合は、複数のAは同じでも異な
っていてもよい。上記一般式(I)、(II) で表される
遷移金属化合物の具体例としては、ビス(η5 −メチル
シクロペンタジエニル)チタンジクロリド,ビス(η5
−メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド,ビス(η5 −メチルシクロペンタジエニル)ハフニ
ウムジクロリド,ビス(η5 −メチルシクロペンタジエ
ニル)チタンジメトキシド,ビス(η5 −メチルシクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジメトキシド,ビス(η
5 −メチルシクロペンタジエニル)ハフニウムジメトキ
シド,ビス(η5 −メチルシクロペンタジエニル)チタ
ンジメチル,ビス(η5 −メチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル,ビス(η5 −メチルシクロ
ペンタジエニル)ハフニウムジメチル,ビス(η5 −メ
チルシクロペンタジエニル)チタンジベンジル,ビス
(η5 −メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
ベンジル,ビス(η5 −メチルシクロペンタジエニル)
ハフニウムジベンジル,ビス(η5 −n−ブチルシクロ
ペンタジエニル)チタンジクロリド,ビス(η5 −n−
ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド,ビス(η5 −n−ブチルシクロペンタジエニル)ハ
フニウムジクロリド,エチレン−ビス(シクロペンタジ
エニル)ハフニウムジクロリド,エチレン−ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド,メチレン
−ビス(シクロペンタジエニル)ハフニウムジクロリ
ド,メチレン−ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド,イソプロピリデン−ビス(シクロペン
タジエニル)ハフニウムジクロリド,イソプロピリデン
−ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド,ジメチルシリレン−ビス(シクロペンタジエニル)
ハフニウムジクロリド,ジメチルシリレン−ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドなどが挙げ
られる。
【0013】本発明における触媒においては、該(A)
成分の遷移金属化合物として、上記一般式(I)で表さ
れる化合物を一種用いてもよいし、二種以上を組み合わ
せて用いてもよく、また、上記一般式(II) で表される
化合物を一種用いてもよいし、二種以上を組み合わせて
用いてもよい。さらに、上記一般式(I)で表される化
合物一種以上と、一般式(II) で表される化合物一種以
上とを組み合わせて用いてもよい。本発明における触媒
においては、(B)成分としてアルミノキサンが用いら
れる。このアルミノキサンとしては、一般式(III)
【0014】
【化4】
【0015】〔式中、R1 はそれぞれ独立に炭素数1〜
20、好ましくは1〜12のアルキル基,アルケニル
基,アリール基,アリールアルキル基などの炭化水素
基、ハロゲン原子を示し、それらは同じでも異なってい
てもよい。sは重合度を示し、通常3〜50、好ましく
は7〜40の整数である。〕で示される鎖状アルミノキ
サン、及び一般式(IV)
【0016】
【化5】
【0017】〔式中、R1 及びsは前記と同じであ
る。〕で示される環状アルミノキサンを挙げることがで
きる。前記アルミノキサンの製造法としては、アルキル
アルミニウムと水などの縮合剤とを接触させる方法が挙
げられるが、その手段については特に限定はなく、公知
の方法に準じて反応させればよい。例えば、有機アル
ミニウム化合物を有機溶剤に溶解しておき、これを水と
接触させる方法、重合時に当初有機アルミニウム化合
物を加えておき、後に水を添加する方法、金属塩など
に含有されている結晶水、無機物や有機物への吸着水を
有機アルミニウム化合物と反応させる方法、テトラア
ルキルジアルミノキサンにトリアルキルアルミニウムを
反応させ、さらに水を反応させる方法などがある。な
お、アルミノキサンとしては、トルエン不溶性のもので
あってもよい。これらのアルミノキサンは、一種用いて
もよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。該触媒
における上記(A)触媒成分と(B)触媒成分との使用
割合は、モル比で好ましくは1:1〜1:100000
0、より好ましくは1:10〜1:10000の範囲が
望ましい。
【0018】本発明における触媒は、前記の(A)成分
及び(B)成分を主成分として含有するものであっても
よいし、また、(A)成分、(B)成分及び(C)有機
アルミニウム化合物を主成分として含有するものであっ
てもよい。ここで、(C)成分の有機アルミニウム化合
物としては、一般式(V) R2 r AlQ3-r ・・・(V) 〔式中、R2 は炭素数1〜10のアルキル基、Qは水素
原子、炭素数1〜20のアルコキシ基,炭素数6〜20
のアリール基又はハロゲン原子を示し、rは1〜3の整
数である。〕で示される化合物が用いられる。
【0019】前記一般式(V) で示される化合物の具体
例としては、トリメチルアルミニウム,トリエチルアル
ミニウム,トリイソプロピルアルミニウム,トリイソブ
チルアルミニウム,ジメチルアルミニウムクロリド,ジ
エチルアルミニウムクロリド,メチルアルミニウムジク
ロリド,エチルアルミニウムジクロリド,ジメチルアル
ミニウムフルオリド,ジイソブチルアルミニウムヒドリ
ド,ジエチルアルミニウムヒドリド,エチルアルミニウ
ムセスキクロリド等が挙げられる。これらの有機アルミ
ニウム化合物は、一種用いてもよく、二種以上を組合せ
て用いてもよい。前記(A)触媒成分と(C)触媒成分
との使用割合は、モル比で好ましくは1:1〜1:10
000、より好ましくは1:5〜1:2000、さらに
好ましくは1:10ないし1:1000の範囲が望まし
い。該(C)触媒成分を用いることにより、遷移金属当
たりの活性を向上させることができるが、あまり多いと
有機アルミニウム化合物が無駄になるとともに、オリゴ
マー中に多量に残存し、好ましくない。
【0020】本発明においては、触媒成分の少なくとも
一種を適当な担体に担持して用いることができる。該担
体の種類については特に制限はなく、無機酸化物担体、
それ以外の無機担体及び有機担体のいずれも用いること
ができるが、特に無機酸化物担体あるいはそれ以外の無
機担体が好ましい。無機酸化物担体としては、具体的に
は、SiO2 ,Al2 3 ,MgO,ZrO2 ,TiO
2 ,Fe2 3 ,B2 3 ,CaO,ZnO,BaO,
ThO2 やこれらの混合物、例えばシリカアルミナ,ゼ
オライト,フェライト,グラスファイバーなどが挙げら
れる。これらの中では、特にSiO2 ,Al2 3 が好
ましい。なお、上記無機酸化物担体は、少量の炭酸塩,
硝酸塩,硫酸塩などを含有してもよい。一方、上記以外
の担体として、MgCl2 ,Mg(OC2 5)2 などの
マグネシウム化合物などで代表される一般式MgR3 X
3 y で表されるマグネシウム化合物やその錯塩などを
挙げることができる。ここで、R3 は炭素数1〜20の
アルキル基,炭素数1〜20のアルコキシ基又は炭素数
6〜20のアリール基、X3 はハロゲン原子又は炭素数
1〜20のアルキル基を示し、xは0〜2、yは0〜2
でり、かつx+y=2である。各R3 及び各X3 は、そ
れぞれ同一でも異なっていてもよい。
【0021】また、有機担体としては、ポリスチレン,
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体,置換ポリスチレ
ン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリアリレートな
どの重合体やスターチ,カーボンなどを挙げることがで
きる。本発明において用いられる担体としては、MgC
2 ,MgCl(OC2 5),Mg(OC2 5)2
SiO2 ,Al2 3 などが好ましい。また担体の性状
は、その種類及び製法により異なるが、平均粒径は通常
1〜300μm、好ましくは10〜200μm、より好
ましくは20〜100μmである。また、担体の比表面
積は、通常1〜1000m2 /g、好ましくは50〜5
00m2 /g、細孔容積は通常0.1〜5cm3 /g、好
ましくは0.3〜3cm3 /gである。比表面積又は細孔
容積のいずれかが上記範囲を逸脱すると、触媒活性が低
下することがある。なお、比表面積及び細孔容積は、例
えばBET法に従って吸着された窒素ガスの体積から求
めることができる〔ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン
・ケミカル・ソサィエティ,第60巻,第309ページ
(1983年)参照〕。さらに、上記担体は、通常15
0〜1000℃、好ましくは200〜800℃で焼成し
て用いることが望ましい。
【0022】触媒成分の少なくとも一種を前記担体に担
持させる場合、(A)触媒成分及び(B)触媒成分の少
なくとも一方を、好ましくは(A)触媒成分及び(B)
触媒成分の両方を担持させるのが望ましい。該担体に、
(A)成分及び(B)成分の少なくとも一方を担持させ
る方法については、特に制限されないが、例えば
(A)成分及び(B)成分の少なくとも一方と担体とを
混合する方法、担体を有機アルミニウム化合物又はハ
ロゲン含有ケイ素化合物で処理したのち、不活性溶媒中
で(A)成分及び(B)成分の少なくとも一方と混合す
る方法、担体と(A)成分及び/又は(B)成分と有
機アルミニウム化合物又はハロゲン含有ケイ素化合物と
を反応させる方法、(A)成分又は(B)成分を担体
に担持させたのち、(B)成分又は(A)成分と混合す
る方法、(A)成分と(B)成分との接触反応物を担
体と混合する方法、(A)成分と(B)成分との接触
反応に際して、担体を共存させる方法などを用いること
ができる。なお、上記、及びの反応において、
(C)成分の有機アルミニウム化合物を添加することも
できる。
【0023】このようにして得られた触媒は、いったん
溶媒留去を行って固体として取り出してから反応に用い
てもよいし、そのまま反応に用いてもよい。本発明にお
いては、前記(B)成分と担体との使用割合は、重量比
で好ましくは1:0.5〜1:1000、より好ましくは
1:1〜1:50とするのが望ましい。また、(A)成
分と担体との使用割合は、重量比で、好ましくは1:5
〜1:10,000、より好ましくは1:10〜1:50
0とするのが望ましい。該(B)成分と担体との使用割
合、又は(A)成分と担体との使用割合が上記範囲を逸
脱すると、活性が低下することがある。このようにして
調製された触媒の平均粒径は、通常2〜200μm、好
ましくは10〜150μm、特に好ましくは20〜10
0μmであり、比表面積は、通常20〜1000m2
g、好ましくは50〜500m2 /gである。また、該
触媒において、担体100g中の遷移金属量は、通常0.
05〜10g、特に0.1〜2gであることが好ましい。
遷移金属量が上記範囲外であると、活性が低くなること
がある。
【0024】本発明のα−オレフィンオリゴマーの製造
方法においては、上述した触媒の存在下に、炭素数4〜
20のα−オレフィンを反応させる。このα−オレフィ
ンとしては、例えば1−ブテン,1−ペンテン,1−ヘ
キセン,1−ヘプテン,1−オクテン,1−ノネン,1
−デセン,1−ウンデセン,1−ドデセン,1−トリデ
セン,1−テトラデセン,1−ペンタデセン,1−ヘキ
サデセン,1−ヘプタデセン,1−オクタデセン,1−
ノナデセン,1−エイコセンなどが挙げられ、これらは
一種用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いても
よい。本発明方法においては、反応は塊状で行ってもよ
いし、溶媒中で行ってもよく、溶媒を用いる場合は、例
えば、ベンゼン,トルエン,キシレン,エチルベンゼン
などの芳香族炭化水素、シクロペンタン,シクロヘキサ
ン,メチルシクロヘキサンなどの脂環式炭化水素、ペン
タン,ヘキサン,ヘプタン,オクタンなどの脂肪族炭化
水素、クロロホルム,ジクロロメタンなどのハロゲン化
炭化水素などを用いることができる。これらの溶媒は、
一種を単独で用いてもよく、二種以上のものを組み合わ
せてもよい。また、α−オレフィンなどのモノマーを溶
媒として用いてもよい。
【0025】反応条件については、反応温度は通常−1
00〜250℃、好ましくは−50〜200℃、より好
ましくは0〜130℃である。また、反応原料に対する
触媒の使用割合は、原料モノマー/上記(A)成分(モ
ル比)が好ましくは1〜10 8 、特に100〜105
なることが好ましい。さらに、反応時間は通常5分〜1
0時間、反応圧力は好ましくは常圧〜200kg/cm
2 G、特に好ましくは常圧〜100kg/cm2 Gであ
る。
【0026】
【実施例】更に、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの例によってなんら限定されるもの
ではない。
【0027】実施例1 200ミリリットル丸底フラスコに、窒素雰囲気下、室
温でトルエン50ミリリットル及び1−デセン10ミリ
リットルを入れ:50℃に昇温し、攪拌しながらメチル
アルミノキサン(2.0モル/リットル−トルエン溶液)
1ミリモルを加えた。次いで、ジメチルシリレン−ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド(0.
01モル/リットル−トルエン溶液)1マイクロモルを
入れ、1時間反応を行った。反応終了後、反応生成物を
塩酸酸性水溶液に注ぎ、分液ロートにて充分攪拌後、ト
ルエン溶液を取り出した。これをガスクロマトグラフィ
ーにより分析することにより、転化率及び組成を決定し
た。その結果を第1表に示す。
【0028】実施例2 実施例1において、反応温度を70℃にしたこと以外
は、実施例1と同様にして実施した。その結果を第1表
に示す。
【0029】実施例3 実施例2において、ジメチルシリレン−ビス(シクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジクロリドの代わりにビス
(η5 −n−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリドを用いた以外は、実施例2と同様にして実
施した。その結果を第1表に示す。
【0030】比較例1 実施例2において、ジメチルシリレン−ビス(シクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジクロリドの代わりにビス
(η5 −シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ドを用いた以外は、実施例2と同様にして実施した。そ
の結果を第1表に示す。
【0031】
【表1】
【0032】(注) A−1:ジメチルシリレン−ビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド A−2:ビス(η5 −n−ブチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド A−3:ビス(η5 −シクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド
【0033】
【発明の効果】本発明の方法によると、熱媒油,潤滑油
ベースオイル,トラクションオイル,化粧用基材,ある
いはそれらの中間体などとして有用なα−オレフィンオ
リゴマーを、高活性触媒を用いて高選択的に製造するこ
とができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(イ)一般式(I) (Cp1 2 1 1 21 a ・・・(I) 〔式中、M1 は周期律表第4族の金属元素、Cp1 は炭
    素数5の置換環状不飽和炭化水素基又は炭素数6以上の
    環状不飽和炭化水素を示し、2つのCp1 は同じでも異
    なっていてもよく、X1 はσ結合性配位子又はキレート
    性配位子を示し、2つのX1 は同じでも異なっていても
    よい。Y1 はルイス塩基、aは0〜2の整数を示し、a
    が2の場合は2つのY1 は同じでも異なっていてもよ
    い。〕で表される遷移金属化合物、及び(ロ)一般式
    (II) 【化1】 〔式中、M2 は周期律表第4族の金属元素、Cp2 及び
    Cp3 は、それぞれ環状不飽和炭化水素基を示し、それ
    らはたがいに同一でも異なっていてもよく、Aは架橋基
    で、−R2 C−,−R2 Si−,−R2 Sn−,−R2
    Pb−,−RB−,−RN−,−RP−,−RP(=
    O)−,−O−,−S−又は−Se−(Rは水素原子又
    は炭素数1〜20の炭化水素基)を示し、bは1〜5の
    整数であり、Aが複数ある場合は、複数のAは同じでも
    異なっていてもよい。X2 はσ結合性配位子又はキレー
    ト性配位子を示し、2つのX2 は同じでも異なっていて
    もよく、Y2 はルイス塩基、cは0〜2の整数を示し、
    cが2の場合は、2つのY2 は同じでも異なっていても
    よい。〕で表される遷移金属化合物の中から選ばれた少
    なくとも一種、及び(B)アルミノキサンを含有してな
    る触媒の存在下、炭素数4〜20のα−オレフィンを反
    応させることを特徴とするα−オレフィンオリゴマーの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 (A)(イ)一般式(I)で表される遷
    移金属化合物及び(ロ)一般式(II) で表される遷移金
    属化合物の中から選ばれた少なくとも一種、(B)アル
    ミノキサン及び(C)有機アルミニウム化合物を含有し
    てなる触媒の存在下、炭素数4〜20のα−オレフィン
    を反応させることを特徴とするα−オレフィンオリゴマ
    ーの製造方法。
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