JPH07132859A - 車体フロア構造 - Google Patents
車体フロア構造Info
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- JPH07132859A JPH07132859A JP28104293A JP28104293A JPH07132859A JP H07132859 A JPH07132859 A JP H07132859A JP 28104293 A JP28104293 A JP 28104293A JP 28104293 A JP28104293 A JP 28104293A JP H07132859 A JPH07132859 A JP H07132859A
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- cover
- battery
- frame
- floor
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリフレームおよびバッテリカバーの構
造を簡単にしてコストダウンを図る。 【構成】 複数個のバッテリ９を搭載したバッテリフレ
ーム６をフロアパネル１の下面に接合したフロアメンバ
３のサイドメンバ４とクロスメンバ５に結合して、これ
ら両者間にバッテリカバー１１を狭着している。バッテ
リカバー１１はメインカバー１２とエアダクト部１４を
有するフロントカバー１３とで構成し、フロントカバー
１３の上縁には水受け縁１３ａを形成してある一方、フ
ロアパネル１には水受け縁１３ａの近傍位置に下方へ突
出するダム部２１を形成してある。
造を簡単にしてコストダウンを図る。 【構成】 複数個のバッテリ９を搭載したバッテリフレ
ーム６をフロアパネル１の下面に接合したフロアメンバ
３のサイドメンバ４とクロスメンバ５に結合して、これ
ら両者間にバッテリカバー１１を狭着している。バッテ
リカバー１１はメインカバー１２とエアダクト部１４を
有するフロントカバー１３とで構成し、フロントカバー
１３の上縁には水受け縁１３ａを形成してある一方、フ
ロアパネル１には水受け縁１３ａの近傍位置に下方へ突
出するダム部２１を形成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車体フロア構
造、とりわけ、バッテリを動力源とする電気自動車の車
体フロア構造に関する。
造、とりわけ、バッテリを動力源とする電気自動車の車
体フロア構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気自動車の車体フロア構造としては、
例えば特開平５−１９３３７６号公報に示されているも
のが知られている。
例えば特開平５−１９３３７６号公報に示されているも
のが知られている。
【０００３】これは、複数個のバッテリを搭載してフロ
アパネル下面のフロアメンバに結合されるバッテリフレ
ームを密閉ボックスタイプに構成するもので、複数個の
バッテリを収納する上部開放のボックス本体と、該ボッ
クス本体の上部に嵌合配置されるカバー部材とで構成
し、そして、ボックス本体の前面に外気取入部を形成し
て、この外気取入部から導入した外気でボックス内のバ
ッテリを冷却し得るようにしてある。
アパネル下面のフロアメンバに結合されるバッテリフレ
ームを密閉ボックスタイプに構成するもので、複数個の
バッテリを収納する上部開放のボックス本体と、該ボッ
クス本体の上部に嵌合配置されるカバー部材とで構成
し、そして、ボックス本体の前面に外気取入部を形成し
て、この外気取入部から導入した外気でボックス内のバ
ッテリを冷却し得るようにしてある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】バッテリボックスに
は、該バッテリボックスをフロアパネル下面のフロアメ
ンバに結合するための支持フレーム構造が不可欠となっ
て、バッテリフレームの構造が複雑となってしまうばか
りでなく、ボックス本体の前面に外気取入部を一体的に
設けるため、該外気取入部は外気と共に流入した水がバ
ッテリボックス内へ廻り込まないように防水対策を施す
必要があって、益々構造が複雑となってコスト的に不利
となってしまうことは歪めない。
は、該バッテリボックスをフロアパネル下面のフロアメ
ンバに結合するための支持フレーム構造が不可欠となっ
て、バッテリフレームの構造が複雑となってしまうばか
りでなく、ボックス本体の前面に外気取入部を一体的に
設けるため、該外気取入部は外気と共に流入した水がバ
ッテリボックス内へ廻り込まないように防水対策を施す
必要があって、益々構造が複雑となってコスト的に不利
となってしまうことは歪めない。
【０００５】そこで、本発明は搭載バッテリの冷却機能
が得られることは勿論、構造が簡単でコストダウンに大
きく寄与することができる車体フロア構造を提供するも
のである。
が得られることは勿論、構造が簡単でコストダウンに大
きく寄与することができる車体フロア構造を提供するも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明にあって
は、複数個のバッテリを搭載したバッテリフレームの上
方に、これらバッテリを覆うバッテリカバーを配置し、
バッテリフレームをフロアパネル下面に接合配置したフ
ロアメンバのサイドメンバおよびクロスメンバに結合し
て、バッテリカバーをこれらバッテリフレームとフロア
メンバとの間に狭着した構造であって、前記バッテリカ
バーを、複数個のバッテリを全体的に覆うメインカバー
と、該メインカバーの前端部に接続され、バッテリフレ
ームのフロントフレームを跨いで該フロントフレームお
よび該フロントフレームが結合されるフロントクロスメ
ンバの前面とフロントパネル面とに沿って配置されて、
周縁部がシール材を介してこれらフロントフレーム、フ
ロントクロスメンバに止着されるフロントカバーとで構
成してあり、かつ、該フロントカバーは、その中央部に
上下方向に延在して上端部にフロアトンネル部内で前方
に向けて開口する外気入口を有し、下端部にドレーン部
を形成すると共に該ドレーン部から立ち上がってフロン
トカバーの背面部に開口して、メインカバーに覆われた
バッテリフレーム内に外気を導入するエアダクト部を形
成してあり、かつ、少くとも該フロントカバーの上端に
は前方に向けて曲折成形された水受け縁を形成してある
一方、フロアパネルには該水受け縁に近接して下方に突
出するダム部を形成してある。
は、複数個のバッテリを搭載したバッテリフレームの上
方に、これらバッテリを覆うバッテリカバーを配置し、
バッテリフレームをフロアパネル下面に接合配置したフ
ロアメンバのサイドメンバおよびクロスメンバに結合し
て、バッテリカバーをこれらバッテリフレームとフロア
メンバとの間に狭着した構造であって、前記バッテリカ
バーを、複数個のバッテリを全体的に覆うメインカバー
と、該メインカバーの前端部に接続され、バッテリフレ
ームのフロントフレームを跨いで該フロントフレームお
よび該フロントフレームが結合されるフロントクロスメ
ンバの前面とフロントパネル面とに沿って配置されて、
周縁部がシール材を介してこれらフロントフレーム、フ
ロントクロスメンバに止着されるフロントカバーとで構
成してあり、かつ、該フロントカバーは、その中央部に
上下方向に延在して上端部にフロアトンネル部内で前方
に向けて開口する外気入口を有し、下端部にドレーン部
を形成すると共に該ドレーン部から立ち上がってフロン
トカバーの背面部に開口して、メインカバーに覆われた
バッテリフレーム内に外気を導入するエアダクト部を形
成してあり、かつ、少くとも該フロントカバーの上端に
は前方に向けて曲折成形された水受け縁を形成してある
一方、フロアパネルには該水受け縁に近接して下方に突
出するダム部を形成してある。
【０００７】請求項２の発明にあっては、フロントフレ
ームおよびフロントクロスメンバの各前面を前傾状態に
傾斜成形する一方、フロントカバーをこれらフロントフ
レームおよびフロントクロスメンバの各前面の傾斜に合
わせて前傾状態に傾斜成形してある。
ームおよびフロントクロスメンバの各前面を前傾状態に
傾斜成形する一方、フロントカバーをこれらフロントフ
レームおよびフロントクロスメンバの各前面の傾斜に合
わせて前傾状態に傾斜成形してある。
【０００８】
【作用】請求項１によれば、バッテリカバーはバッテリ
を搭載したバッテリフレーム上に被冠し、該バッテリフ
レームをフロアメンバに締結することによって、これら
バッテリフレームとフロアメンバとの間に狭着固定され
る。
を搭載したバッテリフレーム上に被冠し、該バッテリフ
レームをフロアメンバに締結することによって、これら
バッテリフレームとフロアメンバとの間に狭着固定され
る。
【０００９】そして、フロントカバーのエアダクト部に
流入した外気はフロントカバー後方のメインカバーとバ
ッテリフレームとの間のバッテリ収納空間に導入され、
搭載バッテリを冷却することができる。
流入した外気はフロントカバー後方のメインカバーとバ
ッテリフレームとの間のバッテリ収納空間に導入され、
搭載バッテリを冷却することができる。
【００１０】エアダクト部に外気と共に流入した水は、
エアダクト部の下端部のドレーン部に捕捉され、前記バ
ッテリ収納空間に流入することはない。
エアダクト部の下端部のドレーン部に捕捉され、前記バ
ッテリ収納空間に流入することはない。
【００１１】また、走行時にフロアパネル下面に沿って
フロントカバー上縁方向に流れる水は、ダム部で下向き
に偏向されて、フロントカバー上縁とフロアパネル面と
の間に流入するのが回避され、かつ、該ダム部の下側に
廻り込んだ水は、フロントカバー上縁の水受け縁で受け
止められ、該水受け縁が水圧を受けることによってその
上縁とフロントクロスメンバ前面との間に介装したシー
ル材のシール反力を強め、確実なシールを行わせること
ができる。
フロントカバー上縁方向に流れる水は、ダム部で下向き
に偏向されて、フロントカバー上縁とフロアパネル面と
の間に流入するのが回避され、かつ、該ダム部の下側に
廻り込んだ水は、フロントカバー上縁の水受け縁で受け
止められ、該水受け縁が水圧を受けることによってその
上縁とフロントクロスメンバ前面との間に介装したシー
ル材のシール反力を強め、確実なシールを行わせること
ができる。
【００１２】請求項２によれば、フロントカバーがフロ
ントクロスメンバおよびフロントフレームの各前面の前
傾傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形してあるため、フ
ロアパネル下方に流れる空気流をスムーズにバッテリフ
レームの下側へガイドできて空気抵抗を減少でき、空力
特性を向上することができる。
ントクロスメンバおよびフロントフレームの各前面の前
傾傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形してあるため、フ
ロアパネル下方に流れる空気流をスムーズにバッテリフ
レームの下側へガイドできて空気抵抗を減少でき、空力
特性を向上することができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【００１４】図１〜５において、１は中央部にフロアト
ンネル部２を形成したフロアパネルで、その下面には一
対のサイドメンバ４，４と、これらサイドメンバ４，４
に跨る複数本のクロスメンバ５とからなるフロアメンバ
３を接合してある。
ンネル部２を形成したフロアパネルで、その下面には一
対のサイドメンバ４，４と、これらサイドメンバ４，４
に跨る複数本のクロスメンバ５とからなるフロアメンバ
３を接合してある。
【００１５】６は複数個のバッテリ９を搭載する有底の
バッテリフレームで、両側のサイドフレーム７と、フロ
ントフレーム８、および図外のリヤフレームとを、前記
フロアメンバ３のサイドメンバ４およびクロスメンバ５
の下面に直接重合してボルト・ナット１０により締結固
定してある。
バッテリフレームで、両側のサイドフレーム７と、フロ
ントフレーム８、および図外のリヤフレームとを、前記
フロアメンバ３のサイドメンバ４およびクロスメンバ５
の下面に直接重合してボルト・ナット１０により締結固
定してある。
【００１６】１１はバッテリフレーム６の上方に被冠配
設されて、該バッテリフレーム６に搭載した複数個のバ
ッテリ９を覆うバッテリカバーで、このバッテリカバー
１１は、バッテリフレーム６の前記フロアメンバ３への
締結により、これらバッテリフレーム６とフロアメンバ
３との間に、シール材１９を介して狭着固定されてい
る。
設されて、該バッテリフレーム６に搭載した複数個のバ
ッテリ９を覆うバッテリカバーで、このバッテリカバー
１１は、バッテリフレーム６の前記フロアメンバ３への
締結により、これらバッテリフレーム６とフロアメンバ
３との間に、シール材１９を介して狭着固定されてい
る。
【００１７】バッテリカバー１１は、バッテリフレーム
６の上方に被冠配設されて、複数個のバッテリ９を全体
的に覆うメインカバー１２と、該メインカバー１２の前
端部に接続され、かつ、バッテリフレーム６のフロント
フレーム８を跨いで該フロントフレーム８および該フロ
ントフレーム８がボルト・ナット１０結合されるフロン
トクロスメンバ５ａの各前面とフロアパネル１の下面と
に沿って配置されるフロントカバー１３とで構成してあ
る。
６の上方に被冠配設されて、複数個のバッテリ９を全体
的に覆うメインカバー１２と、該メインカバー１２の前
端部に接続され、かつ、バッテリフレーム６のフロント
フレーム８を跨いで該フロントフレーム８および該フロ
ントフレーム８がボルト・ナット１０結合されるフロン
トクロスメンバ５ａの各前面とフロアパネル１の下面と
に沿って配置されるフロントカバー１３とで構成してあ
る。
【００１８】メインカバー１２は、その両側縁と後側縁
にフランジ部１２ａを形成してあり、このフランジ部１
２ａを介してバッテリフレーム６とフロアメンバ３との
間に狭着される。
にフランジ部１２ａを形成してあり、このフランジ部１
２ａを介してバッテリフレーム６とフロアメンバ３との
間に狭着される。
【００１９】フロントカバー１３はその上縁がフロアパ
ネル１の下面形状に整合するように、中央部分にフロア
トンネル部２の内周に嵌合する突出部１３Ａを形成して
あり、この突出部１３Ａを形成したフロントカバー中央
部分にエアダクト部１４を形成してある。
ネル１の下面形状に整合するように、中央部分にフロア
トンネル部２の内周に嵌合する突出部１３Ａを形成して
あり、この突出部１３Ａを形成したフロントカバー中央
部分にエアダクト部１４を形成してある。
【００２０】このエアダクト部１４はフロントカバー１
３の中央部分に上下方向に左右一対形成され、該エアダ
クト部１４はその上端部をフロアトンネル部２内で前方
に向けて開口する外気入口１５として形成してあり、か
つ、下端部にドレーン部１６を形成してあって、更に、
該ドレーン部から鉛直方向に立上がってフロントカバー
１２の背面側に開口している。
３の中央部分に上下方向に左右一対形成され、該エアダ
クト部１４はその上端部をフロアトンネル部２内で前方
に向けて開口する外気入口１５として形成してあり、か
つ、下端部にドレーン部１６を形成してあって、更に、
該ドレーン部から鉛直方向に立上がってフロントカバー
１２の背面側に開口している。
【００２１】本実施例では、このエアダクト部１４のフ
ロントカバー背面側の開口を、導入外気をバッテリフレ
ーム６のバッテリ収納空間に車幅方向に拡散させるデイ
フューザ１７として形成している。
ロントカバー背面側の開口を、導入外気をバッテリフレ
ーム６のバッテリ収納空間に車幅方向に拡散させるデイ
フューザ１７として形成している。
【００２２】また、本実施例ではこのデイフューザ１７
をフロントカバー１３と別体成形して、成形後にフロン
トカバー１３と一体に接合するようにしているが、これ
は勿論、フロントカバー１３とデイフューザ１７とを一
体成形するようにしてもよい。
をフロントカバー１３と別体成形して、成形後にフロン
トカバー１３と一体に接合するようにしているが、これ
は勿論、フロントカバー１３とデイフューザ１７とを一
体成形するようにしてもよい。
【００２３】デイフューザ１７は内側に複数個の整流プ
レート１８を一体成形してあると共に、前側下縁にフラ
ンジ部１７ａを一体成形してあって、フロントカバー１
３はこのデイフューザ１７のフランジ部１７ａを介して
バッテリフレーム６とフロアメンバ３との間に狭着され
る。
レート１８を一体成形してあると共に、前側下縁にフラ
ンジ部１７ａを一体成形してあって、フロントカバー１
３はこのデイフューザ１７のフランジ部１７ａを介して
バッテリフレーム６とフロアメンバ３との間に狭着され
る。
【００２４】また、フロントカバー１３は前述のように
デイフューザ１７のフランジ部１７ａを介してバッテリ
フレーム６とフロアメンバ３との間に狭着される他、周
縁部をシール材２０を介してフロントクロスメンバ５ａ
とフロントフレーム８に図外のクリップ又はボルト・ナ
ット等により止着してある。
デイフューザ１７のフランジ部１７ａを介してバッテリ
フレーム６とフロアメンバ３との間に狭着される他、周
縁部をシール材２０を介してフロントクロスメンバ５ａ
とフロントフレーム８に図外のクリップ又はボルト・ナ
ット等により止着してある。
【００２５】フロントカバー１３の上縁は、突出部１３
Ａの部分を含めて全体的に前方へ向けて曲折成形して水
受け縁１３ａとして形成してある一方、フロアパネル１
には、フロアトンネル部２の部分も含めて、前記水受け
縁１３ａに近接して下方に突出するダム部２１を膨出成
形してある。
Ａの部分を含めて全体的に前方へ向けて曲折成形して水
受け縁１３ａとして形成してある一方、フロアパネル１
には、フロアトンネル部２の部分も含めて、前記水受け
縁１３ａに近接して下方に突出するダム部２１を膨出成
形してある。
【００２６】また、この実施例にあってはフロントカバ
ー１３を止着するフロントクロスメンバ５ａおよびフロ
ントフレーム８の各前面を、適宜の角度で前傾状態に傾
斜成形してあると共に、フロントカバー１３もこれらフ
ロントクロスメンバ５ａおよびフロントフレーム８の各
前面の傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形してある。
ー１３を止着するフロントクロスメンバ５ａおよびフロ
ントフレーム８の各前面を、適宜の角度で前傾状態に傾
斜成形してあると共に、フロントカバー１３もこれらフ
ロントクロスメンバ５ａおよびフロントフレーム８の各
前面の傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形してある。
【００２７】以上の実施例構造によれば、バッテリカバ
ー１１は、メインカバー１２とフロントカバー１３とを
合わせてバッテリフレーム６上に被冠し、該バッテリフ
レーム６をフロアメンバ３にボルト・ナット１０により
締結固定することによって、これらバッテリフレーム６
とフロアメンバ３との間にフランジ部１２ａ，１７ａを
介して狭着固定される。
ー１１は、メインカバー１２とフロントカバー１３とを
合わせてバッテリフレーム６上に被冠し、該バッテリフ
レーム６をフロアメンバ３にボルト・ナット１０により
締結固定することによって、これらバッテリフレーム６
とフロアメンバ３との間にフランジ部１２ａ，１７ａを
介して狭着固定される。
【００２８】特に、このようにバッテリフレーム６を直
接フロアメンバ３にボルト・ナット１０固定して、これ
ら両者間にバッテリケース１１を狭着するようにしてあ
るため、特別にバッテリフレーム取付のための支持フレ
ーム構造は不要であり、フレーム構造を簡単にすること
ができる。
接フロアメンバ３にボルト・ナット１０固定して、これ
ら両者間にバッテリケース１１を狭着するようにしてあ
るため、特別にバッテリフレーム取付のための支持フレ
ーム構造は不要であり、フレーム構造を簡単にすること
ができる。
【００２９】一方、フロントカバー１１はメインカバー
１２と、エアダクト部１４を形成したフロントカバー１
３とで構成してあるから、該フロントカバー１３を別体
成形することで成形が容易であり、フレーム構造が簡単
なことと相俟ってコスト的に有利に得ることができる。
１２と、エアダクト部１４を形成したフロントカバー１
３とで構成してあるから、該フロントカバー１３を別体
成形することで成形が容易であり、フレーム構造が簡単
なことと相俟ってコスト的に有利に得ることができる。
【００３０】また、機能的には、フロントカバー１３の
エアダクト部１４に流入した外気は、フロントカバー１
３後方のデイフューザ１７により車幅方向に拡散され
て、メインカバー１２とバッテリフレーム６とで囲まれ
たバッテリ収納空間に導入されるため、搭載したバッテ
リ９を十分に冷却することができる。
エアダクト部１４に流入した外気は、フロントカバー１
３後方のデイフューザ１７により車幅方向に拡散され
て、メインカバー１２とバッテリフレーム６とで囲まれ
たバッテリ収納空間に導入されるため、搭載したバッテ
リ９を十分に冷却することができる。
【００３１】雨天走行時などには、エアダクト部１４に
外気と共に水がスプラッシュとして流入することもある
が、外気と共に流入した水はドレーン部１６で捕捉さ
れ、しかも、該エアダクト部１４は該ドレーン部１６か
ら鉛直方向に立上がっているため、ドレーン部１６に捕
捉された水が上昇指向することはなく、該ドレーン部１
６に滞留して前記バッテリ収納空間に流入することはな
い。
外気と共に水がスプラッシュとして流入することもある
が、外気と共に流入した水はドレーン部１６で捕捉さ
れ、しかも、該エアダクト部１４は該ドレーン部１６か
ら鉛直方向に立上がっているため、ドレーン部１６に捕
捉された水が上昇指向することはなく、該ドレーン部１
６に滞留して前記バッテリ収納空間に流入することはな
い。
【００３２】ドレーン部１６に滞留した水は経時的に蒸
発するが、滞留量が多い場合はドレーンボルト２２を外
して排水することができる。
発するが、滞留量が多い場合はドレーンボルト２２を外
して排水することができる。
【００３３】また、走行時にフロアパネル１の下面に沿
ってフロントカバー１３の上縁方向に流れる水は、ダム
部２１で下向きに偏向され、フロントカバー１３の上縁
とフロアパネル１の下面との間に水が直撃するのを回避
でき、シール材２０のシール性を確保することができ
る。
ってフロントカバー１３の上縁方向に流れる水は、ダム
部２１で下向きに偏向され、フロントカバー１３の上縁
とフロアパネル１の下面との間に水が直撃するのを回避
でき、シール材２０のシール性を確保することができ
る。
【００３４】また、このようにダム部２１の下側に廻り
込んだ水は、フロントカバー上縁の水受け縁１３ａで受
け止められ、該水受け縁１３ａが水圧を受けることによ
ってその上縁とフロントクロスメンバ５ａの前面との間
に介装したシール材２０のシール反力を高めることがで
きるため、より一層確実なシールを行わせることができ
る。
込んだ水は、フロントカバー上縁の水受け縁１３ａで受
け止められ、該水受け縁１３ａが水圧を受けることによ
ってその上縁とフロントクロスメンバ５ａの前面との間
に介装したシール材２０のシール反力を高めることがで
きるため、より一層確実なシールを行わせることができ
る。
【００３５】更に、本実施例のようにフロントカバー１
３を、フロントクロスメンバ５ａおよびフロントフレー
ム８の各前面の前傾傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形
してあれば、フロアパネル１の下方に流れる空気流をス
ムーズにバッテリフレームの下側へガイドできて空気抵
抗を減少でき、空力特性を向上することもできる。
３を、フロントクロスメンバ５ａおよびフロントフレー
ム８の各前面の前傾傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形
してあれば、フロアパネル１の下方に流れる空気流をス
ムーズにバッテリフレームの下側へガイドできて空気抵
抗を減少でき、空力特性を向上することもできる。
【００３６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バッテリ
フレームをフロアメンバに直接結合して、これら両者間
にバッテリケースを狭着してあるため、バッテリフレー
ム取付けのための専用の支持フレーム構造を不要とし
て、フレーム構造を簡単にでき、しかも、バッテリカバ
ーはバッテリを全体的に覆うメインカバーと、エアダク
ト部を形成したフロントカバーとで構成して、該フロン
トカバーを別体成形してあるので成形が容易であり、フ
レーム構造が簡単なことと相俟ってバッテリ冷却機能を
有するフロア構造をコスト的に有利に得ることができ
る。
フレームをフロアメンバに直接結合して、これら両者間
にバッテリケースを狭着してあるため、バッテリフレー
ム取付けのための専用の支持フレーム構造を不要とし
て、フレーム構造を簡単にでき、しかも、バッテリカバ
ーはバッテリを全体的に覆うメインカバーと、エアダク
ト部を形成したフロントカバーとで構成して、該フロン
トカバーを別体成形してあるので成形が容易であり、フ
レーム構造が簡単なことと相俟ってバッテリ冷却機能を
有するフロア構造をコスト的に有利に得ることができ
る。
【００３７】また、このフロントカバーのエアダクト部
は下端部にドレーン部を有して、該ドレーンから立上が
ってフロントカバー背面側に開口しているため、外気と
共に流入した水は全てドレーン部で捕捉して、バッテリ
収容空間に水が流入するのを確実に防止することができ
る。
は下端部にドレーン部を有して、該ドレーンから立上が
ってフロントカバー背面側に開口しているため、外気と
共に流入した水は全てドレーン部で捕捉して、バッテリ
収容空間に水が流入するのを確実に防止することができ
る。
【００３８】更に、フロアパネル下面に沿って流れる水
をフロアパネルのダム部で下方へ偏向させ、フロントカ
バー上縁部分への水の直撃を回避でき、かつ、該ダム部
の下側へ廻り込んだ水をフロントカバー上縁の水受け縁
で受けて、その水圧によりシール材のシール反力を高め
られるので、シール性を一段と向上することもできる。
をフロアパネルのダム部で下方へ偏向させ、フロントカ
バー上縁部分への水の直撃を回避でき、かつ、該ダム部
の下側へ廻り込んだ水をフロントカバー上縁の水受け縁
で受けて、その水圧によりシール材のシール反力を高め
られるので、シール性を一段と向上することもできる。
【００３９】そして、更にフロントカバーをフロントク
ロスメンバおよびフロントフレームの前傾傾斜に合わせ
て前傾状態に傾斜成形することによって、フロアパネル
下側に流れる空気流をスムーズにバッテリフレーム下方
へガイドして空気抵抗を減少し、空力特性を向上できる
という実用上多大な効果を有する。
ロスメンバおよびフロントフレームの前傾傾斜に合わせ
て前傾状態に傾斜成形することによって、フロアパネル
下側に流れる空気流をスムーズにバッテリフレーム下方
へガイドして空気抵抗を減少し、空力特性を向上できる
という実用上多大な効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の全体構造を示す分解斜視
図。
図。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図４】図１のＣ−Ｃ線に沿う断面図。
【図５】フロントカバーの分解斜視図。
１ フロアパネル ２ フロアトンネル部 ３ フロアメンバ ４ サイドメンバ ５ クロスメンバ ５ａ フロントクロスメンバ ６ バッテリフレーム ７ サイドフレーム ８ フロントフレーム ９ バッテリ １１ バッテリカバー １２ メインカバー １３ フロントカバー １３ａ 水受け縁 １４ エアダクト部 １５ 外気入口 １６ ドレーン部 ２０ シール材 ２１ ダム部
Claims (2)
- 【請求項１】 複数個のバッテリを搭載したバッテリフ
レームの上方に、これらバッテリを覆うバッテリカバー
を配置し、バッテリフレームをフロアパネル下面に接合
配置したフロアメンバのサイドメンバおよびクロスメン
バに結合して、バッテリカバーをこれらバッテリフレー
ムとフロアメンバとの間に狭着した構造であって、前記
バッテリカバーを、複数個のバッテリを全体的に覆うメ
インカバーと、該メインカバーの前端部に接続され、バ
ッテリフレームのフロントフレームを跨いで該フロント
フレームおよび該フロントフレームが結合されるフロン
トクロスメンバの前面とフロアパネル面とに沿って配置
されて、周縁部がシール材を介してこれらフロントフレ
ーム、フロントクロスメンバに止着されるフロントカバ
ーとで構成してあり、かつ、該フロントカバーは、その
中央部に上下方向に延在して上端部にフロアトンネル部
内で前方に向けて開口する外気入口を有し、下端部にド
レーン部を形成すると共に該ドレーン部から立上がって
フロントカバーの背面側に開口して、メインカバーに覆
われたバッテリフレーム内に外気を導入するエアダクト
部を形成してあり、かつ、少くとも該フロントカバーの
上縁には前方に向けて曲折成形された水受け縁を形成し
てある一方、フロアパネルには該水受け縁に近接して下
方に突出するダム部を形成したことを特徴とする車体フ
ロア構造。 - 【請求項２】 フロントフレームおよびフロントクロス
メンバの各前面を前傾状態に傾斜成形する一方、フロン
トカバーをこれらフロントフレームおよびフロントクロ
スメンバの各前面の傾斜に合わせて前傾状態に傾斜成形
したことを特徴とする請求項１記載の車体フロア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28104293A JPH07132859A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 車体フロア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28104293A JPH07132859A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 車体フロア構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132859A true JPH07132859A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17633492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28104293A Pending JPH07132859A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 車体フロア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07132859A (ja) |
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-
1993
- 1993-11-10 JP JP28104293A patent/JPH07132859A/ja active Pending
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