JPH07132572A - スパイラル紙管製造方法及びその装置 - Google Patents
スパイラル紙管製造方法及びその装置Info
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Abstract
と、キャリッジの移動速度とを一致させることにより、
切断時に切り捨てられる紙管を無くす。 【構成】 成形芯軸へ紙テープ14を供給する蝋付け装
置に紙テープ14の供給量を検出するパルスエンコーダ
を設ける。また、切り芯軸6を載置するキャリッジ11
を移動させるサーボモータ26に移動位置を検出するロ
ータリエンコーダ27を設ける。制御回路30は前記蝋
付け装置のパルスエンコーダの検出出力から紙管の形成
長を算出し、その算出値と、切り芯軸6とキャリッジ1
1との移動に伴なって出力されるサーボモータ26のロ
ータリエンコーダ27の位置出力とを比較し、順次形成
される紙管によって成形芯軸2から押し出される紙管
に、キャリッジ11の移動位置を追従するように位置制
御を行なうことにより、紙管の形成速度にキャリッジ1
1の移動速度を一致させる。
Description
紙管から、指定された長さの紙管を連続して製造するス
パイラル紙管製造方法及びその装置に関し、特に、形成
される紙管を指定された長さに連続して切断する際に、
切り捨てられる紙管を生じないようにしたスパイラル紙
管製造方法及びその装置に関する。
ップフイルム等の中芯、あるいは、それ自体で包装容器
として使われるスパイラル紙管の製造装置として例え
ば、図5に示すスパイラル紙管製造装置がある(特公昭
52−17568号公報、特公昭53−529号公報、
特公昭53−2208号公報参照)。
ね、機台1とキャリッジ11とからなっている。
し、その一端が支持された成形芯軸2の両側には、プー
リー3が設けられている。また、そのプーリー3間に
は、巻締ベルト4がその途中を成形芯軸2の外周に交差
されて張架されている。
軸5が進退自在に嵌入されており、その繋ぎ軸5の前記
成形芯軸2の自由端2’からの突出端には、切り芯軸6
が接続されている。
部左右に設けた受けローラ7によってキャリッジ11に
回動自在に支持されている。
そのL字型枠8の下部左右を連結する二本の軸9とから
なり、その二本の軸9は、機台1上に配設されたメタル
10に挿嵌支持されている。
れており、キャリツジ11は、機台1上を往復動して成
形芯軸2と接近離反可能となっている。
軸6の上方に、紙管切断用のカッター装置13が設けら
れている。
記切り芯軸6を成形芯軸2の自由端2’に接近させた状
態で、成形芯軸2の巻締ベルトの手前の両側から、複数
の紙テープ14を自由端2’に向けて斜めに供給する
と、紙テープ14は、プーリー3の回転による巻締ベル
トの走行によって、相互にスパイラル状にラップして巻
き締められ、紙管となって成形芯軸2の自由端2’から
切り芯軸6の外周へ、螺旋回しながら送出される。
すると、キャリッジ11が紙管の形成速度と同じ速度で
前記自由端2’から離反を開始し、移動しながらカッタ
ー装置13を作動させて紙管を切断する。
り芯軸6から排出されると、キャリッジ11は、速やか
に成形芯軸2の自由端2’へ再接近して待機し、紙管が
再び切断長まで送出されると、自由端2’から離反して
前記切断を繰り返し、紙管の形成を止めることなく、指
定された長さの紙管を連続して製造する。
上記の一連の動作を同期して行なわせ、かつ、紙管の形
成速度とキャリッジ11の移動速度とを一致させるため
に、繋ぎ軸5、プーリー3と切り芯軸6及びキャリッジ
11の駆動機構12を駆動する一本の駆動軸16を設
け、この駆動軸16を一台のモータ17で駆動して全て
の動作のタイミングを合わせるようにしている。
駆動するようにしたスパイラル紙管製造装置では、あら
かじめ決められたタイミングで順次動作がおこなわれる
ため、例えば、巻締めベルト4とプーリー3間や紙テー
プ14と成形芯軸2間にスリップが生じたり、紙テープ
14の成形芯軸2への給紙角度にバラツキ等あると、紙
管の形成速度が一定とならず、同じ速度で紙管が切り芯
軸6へ送出されない。
とキャリッジ11の移動速度とが一致せず、決められた
長さに紙管を切断できないという問題があった。
キャリッジ11に複数のカッター装置13を、必要とさ
れる紙管の切断長の間隔を置いて取り付け、そのカッタ
ー装置13によって切り芯軸6へ送出された紙管を同時
に切断し、前端を僅かに切り捨てることにより、所要長
の紙管を得るという方法が行なわれている。
紙管の切断方法では、切断の度ごとに、紙管の前端が切
り捨てられるため、その量も馬鹿にならず、省資源やコ
ストダウンを図る上からも大きな問題となっている。
トとプーリー間や紙テープと成形芯軸間にスリップが生
じたり、紙テープの成形芯軸への給紙角度のバラツキ等
に関らず、切り芯軸へ押し出される紙管とキャリッジの
移動速度とを一致させて、紙管の前端を切り捨てること
なく所要長の紙管を製造できるようにすることである。
め、この発明では、一端が機台に支持された成形芯軸
に、紙テープを他端の自由端に向けて巻き付けることに
より、前記自由端から連続して送り出される所要長の巻
き締められた紙管を、前記自由端と成形芯軸の軸方向に
往復動して接近離反するキャリッジに載置された切り芯
軸で支持し、その支持した紙管を、切り芯軸上方に設け
たカッタ装置により、キャリッジが成形芯軸から離反し
ながら切断する従来のスパイラル紙管製造方法におい
て、上記成形芯軸へ巻き取られる紙テープの供給量を検
出し、その検出した値から算出される上記成形芯軸で形
成された紙管の形成速度に、キャリッジの離反速度を一
致させ、上記紙管の切断を行なうスパイラル紙管製造方
法を採用したのである。
スパイラル紙管製造装置に、成形芯軸へ巻き取られる紙
テープの供給量を検出する送り量検出手段と、上記キャ
リッジの移動量を検出する位置検出手段と、前記送り量
検出手段の検出した紙テープの供給量から上記成形芯軸
で連続して形成される紙管の形成長を算出し、その算出
した形成長によって成形芯軸の自由端から送り出される
所要長の紙管の離反位置を割り出し、その割り出した離
反位置に、前記移動量検出手段の検出したキャリッジの
離反位置を追従させて、紙管の形成速度にキャリッジの
移動速度を一致させるサーボ制御手段を備えた構成とし
て実施することができる。
芯軸へ巻き取られる紙テープの供給量を検出することに
より、紙テープを巻き締める際に生じるスリップや紙テ
ープの成形芯軸への給紙角度のばらつき等で変動する成
形芯軸への紙テープの供給量を検出する。
し、その算出した紙管の形成速度に、キャリッジの離反
速度を一致させることにより、前記スリップや給紙角度
のばらつき等で変動する紙管の形成速度とキャリッジの
離反速度とを一致させた状態で紙管の切断を行なう。
実施するためのスパイラル紙管製造装置では、送り量検
出手段によって、成形芯軸へ巻き取られる紙テープの供
給量を検出して、紙テープを巻き締める際に生じるスリ
ップや紙テープの成形芯軸への給紙角度のばらつき等で
変動する成形芯軸への紙テープの供給量を検出する。
自由端からの離反距離を検出する。
検出した供給量から、成形芯軸で連続して形成される紙
管の形成長を算出する。
芯軸で連続して形成される紙管によって自由端から送り
出されるため、その離反位置は、成形芯軸で形成される
紙管の形成速度で移動する。
成長から求められる所要長の紙管の離反位置とキャリッ
ジの離反位置とを一致させることにより、成形芯軸で形
成される紙管の形成速度にキャリッジの移動速度を一致
させることができる。
法を用いたスパイラル紙管製造装置について図面に基づ
いて説明する。
いては、図面に同一番号を付して説明を省略する。
紙管製造装置は、キャリッジ11の切り芯軸6上方の自
由端2’側に一台のカッター装置13を支持する。
主駆動装置20と、キャリッジ11を往復動させる副駆
動装置21と、それら駆動装置20,21を制御する制
御装置30とからなるサーボ制御手段を備えている。
ープ14の供給量の検出手段として、図2に示すよう
に、蝋付け装置22に検出ローラ23を設け、その検出
ローラ23に、パルスエンコーダ24を取り付けてあ
る。
れた液状パラフィンの満たされるトレーに、検出ローラ
23と送りローラとを回動自在に取り付け、前記送りロ
ーラを介して紙テープ14の内面側をトレーのパラフィ
ンに接触させて成形芯軸2へ供給し、成形芯軸2で形成
される紙管が、内側に付着されたパラフィンによって切
り芯軸6へ滑らかに送出できるようにする。前記主駆動
装置20は、プーリー3及び繋ぎ軸5に接続された減速
装置25と前記減速装置25に連結されたモータ17と
からなり、プーリー3及び繋ぎ軸5をそれぞれ所定の回
転数で回転する。
されたボールネジ回転部28とそのボールネジ回転部2
8をチェーン駆動するサーボモータ26とからなってお
り、そのモータ26の回転軸には、位置検出手段として
ロータリエンコーダ27が取り付けられている。
ャリッジ11の移動量に応じてパルス列を出力する。ま
た、そのパルス列の積算値は、成形芯軸2の自由端2’
からの接近離反位置に対応する。
動装置21のロータリエンコーダ27のパルス列出力を
計数する現在位置カウンタ31と、前記蝋付け装置22
の検出ローラ23のパルスエンコーダ24のパルス列を
計数する送り量カウンタ32と、前記現在位置カウンタ
31の値を読み込んでキャリッジ11の成形芯軸2の自
由端2’からの離反位置を算出した値と、送り量カウン
タ32の計数値を読み込んで紙管の形成長を算出した値
との偏差を出力するマイクロコンピュータ33と、前記
マイクロコンピュータ33の偏差出力をD/A変換する
D/Aコンバータ36と、D/Aコンバータ36出力に
より副駆動装置21のサーボモータ26を駆動するサー
ボアンプ34と、前記副駆動装置21のロータリエンコ
ーダ27のパルス列出力によって速度カスケードによる
速度帰還を行なうF/V変換機37と、主駆動装置20
のモータ17の回転数を制御する速度制御回路38とか
らなっている。
11が成形芯軸2の自由端2’に設けられた原点位置へ
達したことを検出する原点センサ35と、キャリッジ1
1が反原点方向の終端位置へ達したことを検出する反原
点センサ35’とが接続されている。
れたコントロールパネル40と接続されている。
表示とデータ設定とを兼ねるタッチスクリーンによるデ
ィスプレイ装置41が設けられ、前記主・副駆動装置2
0,21の作動と停止、主駆動装置20のモータ17の
速度調整及び制御装置30のリセット等の他、制御装置
30のマイクロコンピュータ33へ、紙管の形成長を算
出するために必要な、紙テープ幅や成形芯軸2の軸径等
のデータの設定や、紙管の切断長の設定、各カウンタ3
1,32の値や形成される紙管長、供給される紙テープ
14とその紙テープ14から形成される紙管長との比率
を算出した給紙率等のデータの表示がメニューの選択に
よって行なえるようになっている。
以上のように構成されており、次に、その動作を述べる
ことによって、スパイラル紙管製造方法について説明す
る。
備作業として、まず、巻締めベルト4手前の成形芯軸2
に、蝋付け装置22の検出ローラ23を介した一番紙
と、糊付けされた二番、三番紙とからなる紙テープ14
を巻き付ける。
ルパネル40に、紙テープ14の幅W、成形芯軸2の軸
径Dと主駆動装置20のモータ17の回転数とをセット
する。
ータ33は、主駆動装置30を作動して繋ぎ軸5及びプ
ーリー3とを回転させ、巻締めベルト4により、紙管の
形成を行なう。
ッジ11を成形芯軸2の自由端2’へ接近させ、原点セ
ンサ35から検出信号が入力されると、その位置で停止
させて待機する。
ば、切り芯軸6のカッタ装置13の切断刃の真下に達し
た際に、コントロールパネル40から制御装置30へリ
セット信号を入力すると、マイクロコンピュータ33
は、現在位置カウンタ31と送り量カウンタ32とをク
リアし、両カウンタ31,32に計数を開始させる。
の読み込んだ値から、成形芯軸2で連続して形成される
紙管長を算出し、形成された紙管があらかじめ設定され
た切断長に達したかどうかを検出する。
出について説明する。
形芯軸の軸径Dと紙テープ幅Wとから、(1)式によ
り、 α=sin-1(W/πD)・・・(1) 紙テープ14の供給角αを算出し、この算出したリード
角αと、前記送り量カウンタ32のカウント値L、即
ち、成形芯軸2への紙テープ14の供給量を用いて、
(2)式により、 P=Lsinα ・・・(2) 成形芯軸2で連続して形成される紙管の形成長Pを求め
る。
び紙テープ14と成形芯軸2間のスリップ、給紙角度の
バラツキ等にて変化する紙管の形成長を逐次算出するこ
とができる。
に対する前記パルスエンコーダ24の1パルスで形成さ
れる紙管の形成長Pを算出しておき、その値をパルスエ
ンコーダ24の検出パルスをカウントした値に掛けるこ
とにより、紙管の形成長Pを直接求めるようにしても良
い。
め、設定された切断長に達すると、マイクロコンピュー
タ33は、副駆動装置21を作動し、キャリッジ11を
成形芯軸2の自由端2’から離反させる。
一旦、送り量カウンタ32をクリアした後、新たにカウ
ントを開始し、そのカウント値を読取ることにより、今
度は、成形芯軸2で連続して形成される紙管の形成長P
を算出し、その算出した紙管の形成長Pにより、切断長
に形成された紙管が成形芯軸2の自由端2’から送り出
される位置を割り出す。
ャリッジ11の移動量をカウントする現在位置カウンタ
31のカウント値を読取り、その値と前記送り量カウン
タ32によって割り出した切断長に形成された紙管の位
置とを比較する。そして、両者の偏差でもってサーボア
ンプ34を駆動し、キャリッジ11を前記切断長に形成
された紙管に追従させて移動する。
リッジ11の移動速度とは同速度に保たれる。
紙管の形成速度とキャリッジ11の移動速度とを同速度
に保った状態でカッタ装置13を作動し、紙管を切断す
る。
管長に切断され、その切断断面も真直ぐに切断される。
/V変換器37による速度帰還が加えられており、過渡
応答特性の改善がなされている。
ッジ11から排出されると、マイクロコンピュータ33
は、キャリッジ11を原点センサ35からの検出信号が
入力されるまで、成形芯軸2の自由端2’へ戻す。
し、次に、送り量カウンタ32によりカウント中の紙管
長、即ち、切断された紙管を押し出した成形芯軸2で形
成中の紙管の長さを読み取り、その長さが切断長に達す
ると、前述したのと同様に、送り量カウンタ32をクリ
アする。そして、現在値カウンタ31を読み取り、サー
ボアンプ34を駆動して、紙管の形成速度とキャリッジ
11の移動速度とを同速度に保ち、紙管の切断を連続し
て繰り返す。
製造装置では、巻締ベルト4とプーリー3間及び紙テー
プ14と成形芯軸2間のスリップ、給紙角度のバラツキ
や外乱等によって変化する成形芯軸2への紙テープ14
の供給量を検出することにより、実際の紙管の形成長を
算出する。そして、その算出した形成長から割り出され
る紙管の成形芯軸2の自由端2’からの離反位置に、キ
ャリッジ11の離反位置を追従させて、成形芯軸2で形
成される紙管の形成速度にキャリッジ11の移動速度を
一致させ、紙管の切断を行なう。
ても常に一定の切断長の紙管を得る事ができる。
キャリッジ11の離反位置とを一致させる制御方式とし
て、位置制御を用いたが、これに限定されることはな
く、例えば、速度制御により行なうようにしても良い。
よって算出される離反位置から移動速度を算出し(例え
ば、離反位置を微分することにより算出する)、その算
出した移動速度と、同様にして送り量カウンタ32の値
から算出した紙管の形成速度とを一致させることによ
り、両者の離反位置を一致させ、紙管の形成速度とキャ
リッジ11の移動速度とを一致させるようにしても良
い。
にカッタ装置13を一台支持したものを示したが、これ
に限定されることはなく、一度の切断によって製造する
紙管の本数と長さとにより、カッタ装置13の台数と位
置とは、適宜決められる。
が、カッタ装置13の切断刃15の真下に位置したこと
を検出するセンサを設け、そのセンサの検出信号でリセ
ット信号を発生させるようにして、始動時の位置合わせ
作業をなくすようにしても良い。
たかどうかを送り量カウンタ32により、検出したが、
この切断長の検出は、キャリッジ11に検出手段を設
け、その検出手段の検出信号で行なうようにしても良
い。
製造方法を用いて、成形芯軸で巻き締められる紙テープ
の供給量を検出し、その値から算出した成形芯軸で形成
される紙管の形成速度とキャリッジの移動速度とを一致
させるようにしたので、巻締ベルトとプーリー、紙テー
プと成形芯軸間のスリップ、紙テープの成形芯軸への供
給角のバラツキ、その他外乱等に係わらず、常に、紙管
の形成速度とキャリッジの移動速度を一致させることが
できる。
し、その切断の際に、紙管の無駄を生じないようにでき
る。
紙管の製造方法を用いたスパイラル紙管の製造装置で
は、送り量検出手段の検出する紙テープの供給量と、位
置検出手段の検出するキャリッジの離反位置とにより、
キャリッジをフィードバック制御するので、紙管の形成
速度にキャリッジの移動速度を常に一致させることがで
きる。
成形芯軸とのスリップ等により変動しても、紙管を所定
の長さに切断することができる。
端を切り捨てる必要がなくなり、無駄を生じ無いように
できる。
面図
斜視図
図
Claims (2)
- 【請求項1】 一端が機台に支持された成形芯軸に、紙
テープを他端の自由端に向けて巻き付けることにより、
前記自由端から連続して送り出される巻き締められた所
要長の紙管を、前記自由端と成形芯軸の軸方向に往復動
して接近離反するキャリッジに載置された切り芯軸で支
持し、その支持した紙管を、切り芯軸上方に設けたカッ
タ装置により、キャリッジが成形芯軸から離反しながら
切断するスパイラル紙管製造方法において、 上記成形芯軸へ巻き取られる紙テープの供給量を検出
し、その検出した値から算出される上記成形芯軸で形成
された紙管の形成速度に、キャリッジの離反速度を一致
させ、上記紙管の切断を行なうスパイラル紙管の製造方
法。 - 【請求項2】 一端が機台に支持された成形芯軸に、紙
テープを他端の自由端に向けて巻き付けることにより、
自由端から連続して送り出される巻き締められた所要長
の紙管を、前記自由端と成形芯軸の軸方向に往復動して
接近離反するキャリッジに載置された切り芯軸で支持
し、その支持した紙管を、切り芯軸上方に設けたカッタ
装置により、キャリッジが成形芯軸から離反しながら切
断するスパイラル紙管製造装置において、 上記成形芯軸へ巻き取られる紙テープの供給量を検出す
る送り量検出手段と、上記キャリッジの移動量を検出す
る位置検出手段と、前記送り量検出手段の検出した紙テ
ープの供給量から上記成形芯軸で連続して形成される紙
管の形成長を算出し、その算出した形成長によって成形
芯軸の自由端から送り出される所要長の紙管の離反位置
を割り出し、その割り出した離反位置に、前記位置検出
手段の検出したキャリッジの離反位置を追従させて、紙
管の形成速度にキャリッジの移動速度を一致させるサー
ボ制御手段を備えたことを特徴とするスパイラル紙管製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28135393A JPH0811430B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | スパイラル紙管製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28135393A JPH0811430B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | スパイラル紙管製造方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132572A true JPH07132572A (ja) | 1995-05-23 |
JPH0811430B2 JPH0811430B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=17637933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28135393A Expired - Fee Related JPH0811430B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | スパイラル紙管製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811430B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100321347B1 (ko) * | 1999-10-19 | 2002-01-24 | 정수훈 | 수냉식 냉각수단을 갖는 지관 가공장치 |
JP2007152719A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Nippon Shikan Kogyo Kk | 紙管の製造装置及び製造方法 |
CN114311853A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-12 | 苏州沪琨智能科技有限公司 | 连续成型的层叠式三层纸管加工设备 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
TWI745921B (zh) * | 2020-04-08 | 2021-11-11 | 全利機械股份有限公司 | 紙管生成及裁切機台及其紙管裁切方法 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP28135393A patent/JPH0811430B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114311853B (zh) * | 2021-12-31 | 2024-03-22 | 苏州沪琨智能科技有限公司 | 连续成型的层叠式三层纸管加工设备 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811430B2 (ja) | 1996-02-07 |
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