JPH07132519A - レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠 - Google Patents

レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠

Info

Publication number
JPH07132519A
JPH07132519A JP30327793A JP30327793A JPH07132519A JP H07132519 A JPH07132519 A JP H07132519A JP 30327793 A JP30327793 A JP 30327793A JP 30327793 A JP30327793 A JP 30327793A JP H07132519 A JPH07132519 A JP H07132519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
mixture
resin
mixtures
aggregate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30327793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2748086B2 (ja
Inventor
Shigeru Hoshi
茂 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Co Ltd
Original Assignee
Shinko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Co Ltd filed Critical Shinko Co Ltd
Priority to JP30327793A priority Critical patent/JP2748086B2/ja
Priority to AU81161/94A priority patent/AU8116194A/en
Priority to PCT/JP1994/001903 priority patent/WO1995013178A1/ja
Priority to TW84104414A priority patent/TW282434B/zh
Publication of JPH07132519A publication Critical patent/JPH07132519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2748086B2 publication Critical patent/JP2748086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B5/00Producing shaped articles from the material in moulds or on moulding surfaces, carried or formed by, in or on conveyors irrespective of the manner of shaping
    • B28B5/04Producing shaped articles from the material in moulds or on moulding surfaces, carried or formed by, in or on conveyors irrespective of the manner of shaping in moulds moved in succession past one or more shaping stations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
    • B28B7/0002Auxiliary parts or elements of the mould
    • B28B7/0014Fastening means for mould parts, e.g. for attaching mould walls on mould tables; Mould clamps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/04Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles using movable moulds
    • B29C43/06Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles using movable moulds continuously movable in one direction, e.g. mounted on chains, belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C67/00Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
    • B29C67/24Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 characterised by the choice of material
    • B29C67/242Moulding mineral aggregates bonded with resin, e.g. resin concrete
    • B29C67/243Moulding mineral aggregates bonded with resin, e.g. resin concrete for making articles of definite length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2503/00Use of resin-bonded materials as filler
    • B29K2503/04Inorganic materials
    • B29K2503/08Mineral aggregates, e.g. sand, clay or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジンコンクリート製品の大量生産を少数の
プレス装置で行なうことができるようにすること。 【構成】 骨材(28,30)と、骨材を結合するため
の熱硬化性樹脂とを含む複数の混合物(18,20)を
加圧維持手段(52)が設けられた型(16)に入れ、
型内の混合物を加圧した後、加圧維持手段により混合物
の加圧状態を維持する間に型を加熱し、その後、脱型す
ることにより、レジンコンクリート製品(10)を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジンコンクリート製
品の製造方法、製造装置および型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】骨材をバインダである合成樹脂で相互に
結合してなるレジンコンクリート製品の一つに、例え
ば、床面、歩道、公園、広場等に敷設される舗装板があ
る。舗装板は、その用途、使用条件等に応じて、骨材間
に空隙がおかれているものとそうでないもの、骨材がゴ
ムチップのような弾性粒状物からなるもの、骨材が砂や
砂利のような剛性粒状物からなるもの、ポリウレタン樹
脂やエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂をバインダとす
るもの、スチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンのよ
うな熱可塑性樹脂をバインダとするもの、弾性粒状物を
骨材とする層と剛性粒状物を骨材とする層を結合してな
るもの等がある。
【0003】従来、舗装板は、上端開放の箱状の型に骨
材と合成樹脂との混合物を層状に入れ、あるいはさらに
異種の骨材と同種の合成樹脂との混合物を層状に重ねた
後、前記型をプレス装置に設置して該型内の混合物を加
圧し、前記プレス装置により加圧状態を維持する間に前
記プレス装置に内蔵の熱源により前記型を加熱し、その
後、脱型することにより製造していた。
【0004】しかし、これによれば、前記舗装板の大量
生産には多数のプレス装置とその設置のための大きい空
間とを必要とし、また、高価なプレス装置を多数必要と
する製造設備は舗装板の製造原価を増大させる。この間
の事情は、舗装板以外のレジンコンクリート製品の製造
についても同様である。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】本発明の目的は、レジンコンクリート製品
の大量生産を少数のプレス装置で行なうことができるよ
うにすることにある。また、本発明の他の目的は、大量
のレジンコンクリート製品の製造に要する費用を低減す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレジンコン
クリート製品の製造方法は、骨材と、前記骨材を結合す
るための熱硬化性樹脂とを含む混合物を加圧維持手段が
設けられた型に入れ、前記型内の混合物を加圧した後、
前記型の加圧維持手段により前記混合物の加圧状態を維
持する間に前記型を加熱し、その後、脱型する。前記混
合物は、例えば、ゴムチップと、前記ゴムチップを互い
に空隙をおいて結合するに足る量の熱硬化性樹脂とで構
成し、この混合物を前記型に層状に入れる。
【0007】複数の混合物を前記型に順次に入れること
ができる。互いに隣接する2つの混合物中の熱硬化性樹
脂は同じ種類、または、互いに接するときに架橋反応を
する性質を有するものとする。前記複数の混合物は、例
えば、岩石の細片と該細片を互いに空隙をおいて結合す
るに足る量のエポキシ樹脂およびポリアミド樹脂の混合
液との混合物と、ゴムチップと該ゴムチップを互いに空
隙をおいて結合するに足る量のポリウレタン樹脂との混
合物とし、あるいは、岩石の細片と該細片を互いに空隙
をおいて結合するに足る量のポリエステル樹脂と、ゴム
チップと該ゴムチップを互いに空隙をおいて結合するに
足る量のポリウレタン樹脂との混合物とし、両混合物を
前記型に層状に入れる。
【0008】本発明に係る他の製造方法では、骨材を互
いに空隙をおいて結合するに足る量の合成樹脂を含む2
つの混合物のうちの一方を加圧維持手段が設けられた型
に入れ、前記型に入れられた一方の混合物に上端開放の
少なくとも1つの穴を形成した後、他方の混合物を前記
穴に押し入れかつ前記一方の混合物上に重ね、次に前記
型内の両混合物を加圧し、前記型の加圧維持手段により
前記両混合物の加圧状態を維持する間に前記型を加熱
し、その後、脱型する。好ましくは、前記一方の混合物
に前記穴を形成するに先立ち該一方の混合物を加圧す
る。また、両混合物は例えば前記型にそれぞれ層状に入
れる。前記合成樹脂は、それぞれ、熱可塑性樹脂および
熱硬化性樹脂とすることができる。このとき、好ましく
は、両混合物の加熱温度を70〜80℃に設定する。前
記型の加圧維持手段は、例えば、前記型内の加圧された
混合物に接するプレートと、前記プレートが、前記混合
物が反加圧方向に移動することを阻止するためのストッ
パ手段とからなる。また、前記型の加熱は加熱炉を用い
て行なうことができる。
【0009】本発明に係る製造方法を実施するための製
造装置は、骨材と該骨材を結合するための合成樹脂との
混合物が入れられる型と、前記型に入れられた前記混合
物に圧力を及ぼすための加圧手段と、前記加圧手段とは
独立した、前記型を加熱するための加熱手段とを含み、
前記型に加圧された前記混合物の加圧状態を維持するた
めの加圧維持手段が設けられている。前記加熱手段は加
熱炉とすることができる。
【0010】本発明に係る製造方法の実施に供される型
枠は、骨材と該骨材を結合するための合成樹脂との混合
物を受け入れるための上端開放の型と、前記型に嵌合可
能でありかつ前記型の内部を上下方向に移動可能である
プレートと、前記プレートの上方への移動を阻止するた
めのストッパ手段とを含む。好ましくは、前記型内を上
下方向に摺動可能である底板を設け、かつ、前記型の底
部に穴を設ける。前記ストッパ装置は、例えば、前記型
に取り付けられた複数のブラケットと、各ブラケットに
螺合され前記プレートに向けて移動可能であるロッドと
からなる。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明によれば、型に入れら
れかつ加圧された、レジンコンクリート製品の成形材料
である骨材と熱硬化性樹脂との混合物の加圧状態の維持
を型自体に担わせることから、前記混合物の加圧をプレ
ス装置により行なった後の前記プレス装置による前記混
合物の加圧維持を不要とすることができ、したがって、
また、加圧維持下の前記混合物の前記プレス装置による
加熱をも不要とすることができる。その結果、1つのプ
レス装置で多数の混合物をそれぞれ加圧し、型により加
圧状態を維持された多数の混合物を前記プレス装置とは
独立した加熱手段のもとで一時に加熱して前記熱硬化性
樹脂を硬化することができる。このことから、少数のプ
レス装置を用いての多数のレジンコンクリート製品の生
産が可能となり、また、高価なプレス装置を少数とする
ことによる設備費の低減により、レジンコンクリート製
品の製造に要する費用を低減することができる。ゴムチ
ップと、前記ゴムチップを互いに空隙をおいて結合する
に足る量の熱硬化性樹脂とからなる混合物を前記型に層
状に入れることにより、弾性を有する舗装板を得ること
ができる。
【0012】前記型に複数の混合物を順次に入れる場合
も、同様に、最小限のプレス装置の設置下で複数の成形
体を低コストで形成することができる。互いに隣接する
2つの混合物中の熱硬化性樹脂を同一種類のものとすれ
ば、両混合物の境界で両熱硬化性樹脂が混ざりあって硬
化することから、前記複数の成形体は互いに接合された
一体のものとして得られる。また、2つの混合物中の熱
硬化性樹脂が互いに接触して架橋反応を生じさせる性質
を有するものとすれば、両混合物の境界に架橋反応物が
生じ、これが両成形体を接合する。架橋反応を生じさせ
る熱硬化性樹脂としてのエポキシ樹脂およびポリアミド
樹脂の混合液と、ポリウレタン樹脂とは、それぞれ、岩
石のとゴムチップとを強固に結合する性質がある。架橋
反応を生じさせるポリエステル樹脂およびポリウレタン
樹脂も同様である。両混合物を層状にすることにより、
弾性層と剛性層の一体成形物が得られる。
【0013】さらに、本発明によれば、型に先に入れら
れた一方の混合物(塊)に穴を形成し、前記一方の混合
物上に他方の混合物を積み重ねるべく前記穴に前記他方
の混合物を押し入れると、両混合物の合成樹脂がそれぞ
れ骨材を互いに空隙をおいて結合するに足る量であるこ
とから、前記穴の壁面を規定する骨材相互間の空隙に前
記他方の混合物中の骨材が部分的に入り込む。したがっ
て、加熱による前記合成樹脂の硬化後、前記空隙にとど
められた骨材により分離を阻止された両混合物の成形体
が得られる。また、これによれば、両混合物中の両合成
樹脂に親和性がない場合、あるいは、両合成樹脂がそれ
ぞれ熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂とからなる場合にも、
両成形体を一体にすることができる。両合成樹脂が熱可
塑性樹脂と熱硬化性樹脂とからなる後者の場合、両混合
物の加熱温度を70〜80℃に設定することにより、加
熱に伴う前記熱可塑性樹脂の軟化による垂れ落ちを防止
しつつ前記熱硬化性樹脂を硬化させることができる。両
混合物を層状に入れることにより、2層の成形体からな
る舗装板を得ることができる。
【0014】前記型の加圧維持手段を構成するプレート
は前記プレス装置の押圧力を受けるとき、前記型内を移
動して前記混合物を加圧し、また、ストッパ手段は前記
プレートの反対方向への移動を阻止する。その結果、前
記プレートの位置が固定され、前記混合物の加圧状態が
維持される。
【0015】本発明の製造装置によれば、型枠が骨材と
該骨材を結合するための合成樹脂との混合物を受け入れ
る型と前記混合物が加圧されるときにその加圧状態を維
持するための手段とを有し、また、加圧手段とは独立し
た加熱手段を有することから、前記型に受け入れられた
混合物を前記加圧手段により加圧した後、この加圧状態
を前記型枠の加圧維持手段により維持し、この状態を維
持する間に加熱炉のような加熱手段において加熱するこ
とができる。
【0016】本発明の型枠によれば、型に受け入れた混
合物に前記型に嵌合されたプレートを押し当てかつこれ
を前記混合物に抗して移動させ、前記型に対する前記プ
レートの移動位置をストッパ手段により維持し、これに
より前記混合物の加圧状態を維持することができる。前
記型内に上下方向に摺動可能の底板を設け、前記型の底
部に穴を設けることにより、前記底板で前記混合物を支
持し、また、前記穴からロッドを挿入し、前記底板を押
し上げて脱型を行なうことができる。前記型に取り付け
られた複数のブラケットと、各ブラケットに螺合され前
記プレートに向けて移動可能であるロッドとからなるス
トッパ手段によれば、前記ロッドを移動させて前記プレ
ートを前記混合物に押し付け、さらに進めることにより
前記混合物を加圧し、また、前記ロッドの移動を停止す
ることにより前記混合物に対する加圧状態を維持するこ
とができる。この型枠は加圧機能をも有することから、
プレス装置を不要とすることができる。
【0017】
【実施例】本発明に係るレジンコンクリート製品の製造
方法は、基本的に、骨材と、前記骨材を結合するための
バインダである合成樹脂とからなる1または複数の混合
物の型への投入、前記型内での前記混合物の加圧、前記
混合物を加圧状態に維持しての加熱、および、脱型の諸
工程を含み、前記混合物の加圧状態の維持を前記型に設
けられた加圧維持手段により行なう。
【0018】図1を参照すると、2つの成形層12,1
4を有する舗装板10(図1の左下に示す。)からなる
レジンコンクリート製品の製造のため、後記加圧維持手
段を有する箱形の型16が用いられており、型16に、
第1の混合物18および第2の混合物20を順次に層状
に入れる。
【0019】図示の例では、型16への第1および第2
の混合物18,20の投入場所間の移動およびその後の
製造工程間の移動を部分的にベルトコンベヤ22を用い
て行ない、また、部分的に手動により行なう。
【0020】第1の混合物18が投入された型16は、
矢印24で示す工程または矢印26で示す工程を経て、
第2の混合物20の投入場所に運ばれる。矢印24で示
す工程は、第1および第2の混合物18,20が同種の
熱硬化性樹脂(例えば、ポリウレタン樹脂)をバインダ
とする場合、または、互いに接するときに架橋反応をす
る異種の熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂およびポ
リアミド樹脂の混合液と、ポリウレタン樹脂液との組み
合わせ、ポリエステル樹脂液とポリウレタン樹脂液との
組み合わせ等)をバインダとする場合に適し、矢印26
で示す工程は第1および第2の混合物18,20がこれ
らの合成樹脂以外の合成樹脂をバインダとする場合に適
する。
【0021】いずれの工程においても、第1の混合物1
8中の骨材28(図2)として、砂、砂利、砕石等を含
む岩石の細片のような剛性粒状物を用い、また、第2の
混合物20中の骨材30としてゴムチップのような弾性
粒状物を用いる。前記剛性粒状物は成形層12に剛性を
与え、また、前記弾性粒状物は成形層14に弾性を与え
る。図示の例では、骨材28および骨材30は、それぞ
れ、3〜5mmおよび1〜5mmの粒径を有する。また、前
記エポキシ樹脂およびポリアミド樹脂と、前記ポリエス
テル樹脂とは、それぞれ、前記岩石の細片の相互結合に
特に適し、大きい結合強度を与える。同様に、前記ポリ
ウレタン樹脂は、前記ゴムチップの相互結合に特に適
し、大きい結合強度を与える。
【0022】さらに、前記第1および第2の各混合物中
の合成樹脂は骨材を互いに空隙32(図2)をおいて結
合するに足る量に設定する。一例を示すと、骨材28:
前記混合液(エポキシ樹脂+ポリアミド樹脂)=100
重量%:10重量%(5重量%+5重量%)であり、ま
た、骨材30:一液性ポリウレタン樹脂液=100重量
%:10重量%である。前記空隙は、成形により得られ
る舗装板10に通気性および透水性を与える。
【0023】先ず、工程24を経る例について説明す
る。工程24は、型16を第2の混合物20の投入場所
に移動することを内容とする。
【0024】第2の混合物20を第1の混合物18上に
重ね入れた後、型16をベルトコンベヤ24で運搬する
間にドクターナイフ(図示せず)のような器具を用いて
第2の混合物20の表面を平らにする。次いで、型16
の開口とほぼ同形でありかつ該開口に嵌合可能であるプ
レート34を第2の混合物20の層の上に載せる。プレ
ート34は、後述するストッパ手段と共に前記圧力維持
手段を構成する。
【0025】次に、手動にて、プレート34が被された
型16をベルトコンベヤ24からプレス装置36に移
し、プレス装置36の作動力をプレート34に及ぼす。
これにより、型16内の両混合物18,20を加圧す
る。プレス装置36による加圧操作の解除前または解除
直後、型16の前記ストッパ手段により、あるいは、適
当な器具(図示せず)を利用して、プレート34が上昇
しないようにこれを押さえ、これにより、両混合物1
8,20の加圧状態を維持する。次いで、加圧状態を維
持された両混合物を含む型16をプレス装置36から取
り出す。
【0026】その後、型16を取り出した後のプレス装
置36に、前記混合物が入れられた他の型16を配置
し、前記他の型16内の前記混合物を加圧する。必要に
応じて、プレス装置36の稼働台数を増やすことができ
る。
【0027】加圧状態を維持された前記混合物が入れら
れた型16が複数個そろったならば、これらを加熱炉3
8のような加熱手段に入れて一時に加熱する。加熱は、
例えば、炉内温度150 〜 200℃下で約10分間行なう。
型16の加熱により、その内部の第1および第2の混合
物18,20が加熱され、両混合物中の熱硬化性樹脂液
がそれぞれ硬化する。
【0028】両混合物18,20中の熱硬化性樹脂が同
種のものであるとき、両混合物18,20はこれらの境
界で共通の同種の樹脂液で連なることから、両混合物の
成形層12,14は前記境界の共通の樹脂液の硬化物を
介して互いに接合される。
【0029】また、前記異種の熱硬化性樹脂からなると
き、前者の組み合わせの例では、エポキシ樹脂の硬化剤
であるポリアミド樹脂液の一部と、ポリウレタン樹脂液
の一部とが両混合物18,20の境界で接するとき、前
記ポリアミド樹脂のアミノ基と前記ポリウレタン樹脂の
イソシアネート基とが架橋反応を起こす。残りのポリア
ミド樹脂液は前記エポキシ樹脂の硬化に関与し、前記エ
ポキシ樹脂は骨材28を相互に結合する。また、ポリウ
レタン樹脂は骨材30を相互に結合する作用をなし、空
気中の水蒸気(湿気)との反応により硬化を促進され
る。この架橋反応によって生じた網目状の硬化物質40
(図2)は、前記エポキシ樹脂およびポリアミド樹脂の
混合液と、前記ポリウレタン樹脂液との双方に連なるこ
とから、加熱後、この硬化物質40により、両成形層1
2,14が一体に結合される。
【0030】後者の組み合わせの例では、互いに接する
ポリエステル樹脂液の一部とポリウレタン樹脂液の一部
とが接するとき、ポリエステル樹脂の水酸基と前記ポリ
ウレタン樹脂のイソシアネート基とが架橋反応を起こ
す。前記ポリエステル樹脂液の残りおよび前記ポリウレ
タン樹脂液の残りはそれぞれ骨材を結合する糊の作用を
なす。
【0031】加熱を終了した後、加熱炉38から各型1
6を取り出し、ベルトコンベヤ24に載せて運搬し、所
定位置で脱型する。脱型の際、前記ストップ手段の作用
を解除してプレート38を取り外し、好ましくは、型1
6の底に開けた孔に例えば液圧ジャッキのピストンロッ
ドのようなロッド42を挿入し、成形品を押し上げて該
成形品と型16との付着を断つ。プレート38および型
12は清掃後、ベルトコンベヤ43,45を用いて、プ
レート38を型16に取り付ける位置と、第1の混合物
18の投入箇所とにそれぞれ運ばれる。
【0032】次に、工程26を経る例について説明す
る。工程26は、型16を第2の混合物20の投入場所
に移動するに先立ち、型16内の第1の混合物(塊)1
8を加圧し、混合物18に上方に解放する少なくとも1
つの穴44を形成することを内容とする。混合物18の
加圧は、プレス装置36と同様のプレス装置46を用い
て行なうことができる。
【0033】穴44は、例えば40mm厚さの成形層12
および15mm厚さの成形層14を有しかつ一片の長さが
ほぼ30cmの正方形の平面形状を有する舗装板10を得
る場合、好ましくは、その直径および深さ寸法をそれぞ
れ10mmおよび15mmに設定し、また、穴44の相互間
隔を20〜30mmに設定する。穴44は、第1の混合物
18の層を貫通しないものであっても良い。
【0034】プレス装置46は、穴44を形成するため
の複数の突起を有する、型16の開口に嵌合可能のプレ
ス板48を有する。型16内の混合物18にプレス板4
8を押しつけることにより、混合物18に複数の穴44
が形成され、混合物18が圧縮される。混合物18を圧
縮することなしに、混合物18の塊に複数の穴44のみ
を開けることができる。この場合は、言うまでもなく、
プレス装置46は不要である。
【0035】第1の混合物18に穴44を開けた後、型
16を移動し、型16内の第1の混合物18の層上にさ
らに第2の混合物20を重ね入れる。この時、第1の混
合物の穴44に第2の混合物20を押し入れる。その後
の操作は、工程24を経る例と同様である。
【0036】これによれば、第1の混合物18の穴44
の壁面を規定する骨材28相互間の空隙32に第2の混
合物14中の骨材30が部分的に入り込み、この状態を
維持したまま成形される。その結果、図3に示すよう
に、骨材28相互の空隙32にとどめられた骨材30に
より分離を阻止された両成形層12,14からなる舗装
板10が得られる。
【0037】工程26を経るこの製造方法は、したがっ
て、両混合物18,20中のバインダである両合成樹脂
に親和性がない場合、あるいは、両合成樹脂がそれぞれ
熱可塑性樹脂(例えば、スチレン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等)と熱硬化性樹脂とからなる場合にあって
も、両成形層12,14が一体の舗装板10を得られ
る。両合成樹脂が熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂とからな
る後者の場合、両混合物18,20の加熱温度を70〜
80℃に設定することが望ましい。これにより、加熱に
伴う前記熱可塑性樹脂の軟化による垂れ落ちを防止しつ
つ前記熱硬化性樹脂を硬化させることができる。
【0038】工程26を経る場合、第1の混合物18お
よび第2の混合物20は、したがって、骨材28および
骨材30がそれぞれ互いに空隙32をおいて結合される
量の合成樹脂をそれぞれ有することが必要である。これ
に対して、工程24を経る場合、このような制限はな
く、骨材相互間が合成樹脂で満たされていてもよい。
【0039】次に、図4〜7を参照して、舗装板10の
製造に用いられる型枠50をより詳細に説明する。型枠
50は、前記混合物を受け入れるための型16と、加圧
維持手段52とを含む。図示の型16は箱形を呈し、上
方に解放するほぼ正方形の開口54を有する。加圧維持
手段52は、型の開口54に嵌合可能でありかつ型の内
部を上下方向に移動可能であるプレート34と、プレー
ト34の上方への移動を阻止するためのストッパ手段5
6とからなる。
【0040】図示のストッパ手段56は、型16に取り
付けられた複数(図示の例では4つ)のブラケット58
と、各ブラケット58に螺合されプレート34に向けて
移動可能であるロッド60とからなる。各ブラケット5
8は全体にコ字形を呈し、その一端部がプレート34の
上方に位置し、その他端部が型16の相対する両側部に
形成された一対の突起62のそれぞれに固定されてい
る。各部ラケット58の前記一端部をロッド60が貫通
している。
【0041】この例では、また、型16内を上下方向に
摺動可能である底板64が設けられており、底板64が
前記混合物を受ける。さらに、型16の底部には1また
は複数(図示の例では2つの)の穴66が設けられてい
る。
【0042】この型枠50によれば、プレート34がプ
レス装置36により押圧され(図5参照)、これにより
型16内の第1および第2の混合物18,20が圧縮さ
れた後、各ロッド60を手動または動力を用いて回し、
その下端を下降されたプレート34に当接させる(図6
参照)。これにより、プレス装置36による加圧力解除
後における第1および第2の混合物18,20の膨張に
伴うプレート34の上昇すなわち反加圧方向への移動が
阻止され、第1および第2の混合物18,20の加圧状
態が維持される。また、この型枠によれば、各ロッド6
0を回してプレート34を押し下げることにより、前記
混合物を加圧することができる。したがって、この例の
型枠を用いることにより、プレス装置36を不要とする
ことができる。
【0043】脱型の際、型16の底部の穴66に挿入さ
れるロッド42により底板64を型16に関して上昇さ
せ、上昇後、成形層12,14およびプレート34を型
16から取り出すことができる。
【0044】次に、図8および図9を参照すると、ここ
に示す型枠70は、全体に十字形の平面形状を有する舗
装板を得るため、型16は、互いに組み合わされた4つ
の周辺部材72と、該周辺部材が規定する矩形の各コー
ナー部に配置された山形の横断面形状を有する仕切り部
材74とを有する。この例のプレート34は、したがっ
て、周辺部材72と仕切り部材74とが規定する十字状
の平面形状にほぼ一致する平面形状を有する。
【0045】型枠70のストッパ手段56は、型16の
上方に配置された押圧部材76と、押圧部材76を型1
6に解除可能に締結するための複数(図示の例では4
つ)の締結部材78とからなる。図示の押圧部材76は
プレート34と平行な細長い一対の押圧板80と、各押
圧板80の下面に設けられ下方に突出しかつプレート3
4に当接する複数の突起82とからなる。
【0046】また、図示の各締結部材78はボルト・ナ
ット組立体からなり、一対のボルト・ナット組立体が型
16の相対する一対の周辺部材72に互いに間隔をおい
て配置されている。より詳細には、各ボルト・ナット組
立体のボルトの頭部が、各周辺部材72に支持されその
長手方向へ伸びる軸84に該軸の周りに回転可能である
ように支承されている。各周辺部材72には、前記ボル
トの軸部が垂直上方へ伸びるように該軸部の貫通を許す
切り欠き86が設けられている。切り欠き86に対応し
て、同様の切り欠き88が各押圧板80の各端部に設け
られている。
【0047】したがって、各ボルト・ナット組立体のボ
ルトを揺動させてその軸部を各周辺部材72の切り欠き
86および押圧板80の切り欠き88に通し、ナットを
締め付けることにより、プレート34を一定の高さ位置
に保持し、その上昇を阻止することができる。
【0048】押圧板80の各突起82は、図示の例で
は、押圧板80を貫通するボルト90と、前記ボルトに
螺合するうちねじを有する、押圧板80の下面に接する
スリーブ92とからなる。
【0049】また、この型枠の例では、プレート34と
同一の平面形状を有する底板64が複数のスペーサ94
により、型16の底部16aから上方に間隔をおいて支
持されている。各スペーサ94は、型の底部16aに固
定された小径のスリーブ96と、小径スリーブ96上に
載置された大径のスリーブ98と、大径スリーブ98を
小径スリーブ96に固定するボルト100とからなる。
大径スリーブ98はボルト100の軸部の貫通を許しか
つその頭部を受け入れる孔を有し、また、小径スリーブ
96はボルト100と螺合する内ねじを有する。
【0050】これによれば、大径スリーブ98を長さ寸
法の異なる他のものと交換してスペーサ94の高さ寸法
を変えることができ、これにより、第1および第2の混
合物18,20したがって成形層12,14の厚さ寸法
を設定することができる。
【0051】前記したところでは、2層の舗装板の製造
について説明したが、この例のほか、例えば弾性粒状物
または剛性粒状物を骨材とする1層の成形体からなるも
の、あるいは、それぞれが粒径を異にする同種の骨材を
有する3層以上の成形体からなるもの、それぞれが種類
を異にする骨材を有する3層以上の成形体からなるもの
等があり、前記した製造方法、装置および型枠を用いて
これらを製造することができる。言うまでもなく、一層
の成形体を製造するとき、型に入れられ、加圧されかつ
これを維持されるものは、前記骨材と前記液状熱硬化性
樹脂とからなる単一の混合物である。
【0052】また、レジンコンクリート製品は、その使
用目的に応じて平板状以外の例えば湾曲板状、ブロック
状、箱状等の形態を取り得る。したがって、目的とする
レジンコンクリート製品の形状に応じて、型16の形状
が選択され、また、前記複数の混合物が層状に、あるい
は、単に互いに境界を接するように、型16内に入れら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の工程図である。
【図2】舗装板の一部の縦断面図である。
【図3】他の舗装板の一部の縦断面図である。
【図4】型枠の平面図である。
【図5】混合物の加圧開始時における型枠の縦断面図で
ある。
【図6】混合物の加圧後における型枠の縦断面図であ
る。
【図7】脱型時における型枠の縦断面図である。
【図8】型枠の他の例の部分平面図である。
【図9】図8の線9−9に沿って得た断面図である。
【符号の説明】
10 レジンコンクリート製品 16 型 18,20 混合物 28,30 骨材 34,56 プレートおよびストッパ手段 36 プレス装置(加圧手段) 50,70 型枠 52:加圧維持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 75:00 101:10 103:08 105:24

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材と、前記骨材を結合するための熱硬
    化性樹脂とを含む混合物を加圧維持手段が設けられた型
    に入れ、前記型内の混合物を加圧した後、前記加圧維持
    手段により前記混合物の加圧状態を維持する間に前記型
    を加熱し、その後、脱型する、レジンコンクリート製品
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記混合物が多数のゴムチップと、前記
    ゴムチップを互いに空隙をおいて結合するに足る量の熱
    硬化性樹脂とからなり、前記混合物を前記型に層状に入
    れる、請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 骨材と、前記骨材を結合するための熱硬
    化性樹脂とを含む複数の混合物を加圧維持手段が設けら
    れた型に順次に入れ、前記型内の混合物を加圧した後、
    前記加圧維持手段により前記混合物の加圧状態を維持す
    る間に前記型を加熱し、その後、脱型する、レジンコン
    クリート製品の製造方法。
  4. 【請求項4】 互いに隣接する2つの混合物中の熱硬化
    性樹脂は同じ種類である、請求項3に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 互いに隣接する2つの混合物中の前記熱
    硬化性樹脂は互いに接するときに架橋反応をする性質を
    有する、請求項3に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の混合物は、岩石の破砕片と該
    破砕片を互いに空隙をおいて結合するに足る量のエポキ
    シ樹脂およびポリアミド樹脂の混合液との混合物と、ゴ
    ムチップと該ゴムチップを互いに空隙をおいて結合する
    に足る量のポリウレタン樹脂との混合物とからなり、両
    混合物を前記型に層状に入れる、請求項5に記載の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 一方の混合物が岩石の細片と該細片を互
    いに空隙をおいて結合するに足る量のポリエステル樹脂
    とからなり、他方の混合物がゴムチップと該ゴムチップ
    を互いに空隙をおいて結合するに足る量のポリウレタン
    樹脂とからなり、両混合物を前記型に層状に入れる、請
    求項5に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 骨材と、前記骨材を互いに空隙をおいて
    結合するに足る量の合成樹脂とを含む2つの混合物のう
    ちの一方を加圧維持手段が設けられた型に入れ、前記型
    に入れられた一方の混合物に上端開放の少なくとも1つ
    の穴を形成した後、他方の混合物を前記穴に押し入れか
    つ前記一方の混合物上に重ね、次に前記型内の両混合物
    を加圧し、前記加圧維持手段により前記両混合物の加圧
    状態を維持する間に前記型を加熱し、その後、脱型す
    る、レジンコンクリート製品の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記一方の混合物に前記穴を形成するに
    先立ち該混合物を加圧する、請求項8に記載の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 両混合物を前記型にそれぞれ層状に入
    れる、請求項8に記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記合成樹脂はそれぞれ熱可塑性性樹
    脂および熱硬化性樹脂である、請求項8に記載の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記型内の混合物の温度が70〜80
    ℃となるように前記型を加熱する、請求項11に記載の
    製造方法。
  13. 【請求項13】 前記加圧維持手段が、前記型内の加圧
    された混合物に接するプレートと、前記プレートが、前
    記混合物が反加圧方向に移動することを阻止するための
    ストッパ手段とからなる、請求項1、3または8に記載
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記型を加熱炉内で加熱する、請求項
    1、3または8に記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 骨材と該骨材を結合するための合成樹
    脂との混合物が入れられる型と、前記型に入れられた前
    記混合物に圧力を及ぼすための加圧手段と、前記加圧手
    段とは独立した、前記型を加熱するための加熱手段とを
    含み、前記型が加圧された前記混合物の加圧状態を維持
    するための加圧維持手段を有する、レジンコンクリート
    製品の製造装置。
  16. 【請求項16】 前記加熱手段は加熱炉である、請求項
    15に記載の製造装置。
  17. 【請求項17】 骨材と該骨材を結合するための合成樹
    脂との混合物を受け入れるための上端開放の型と、前記
    型に嵌合可能でありかつ前記型の内部を上下方向に移動
    可能であるプレートと、前記プレートの上方への移動を
    阻止するためのストッパ手段とを含む、型枠。
  18. 【請求項18】 さらに、前記型内に配置され上下方向
    に摺動可能である底板を有し、前記型は穴が設けられた
    底部を有する、請求項17に記載の型枠。
  19. 【請求項19】 前記ストッパ手段が、前記型に取り付
    けられた複数のブラケットと、各ブラケットに螺合され
    前記プレートに向けて移動可能であるロッドとからな
    る、請求項17に記載の型枠。
JP30327793A 1993-11-10 1993-11-10 レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠 Expired - Fee Related JP2748086B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30327793A JP2748086B2 (ja) 1993-11-10 1993-11-10 レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠
AU81161/94A AU8116194A (en) 1993-11-10 1994-11-10 Method of and apparatus for manufacturing products of resin concrete, and formwork
PCT/JP1994/001903 WO1995013178A1 (fr) 1993-11-10 1994-11-10 Procede et appareil de fabrication de produits en beton de resine, et coffrage
TW84104414A TW282434B (ja) 1993-11-10 1995-05-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30327793A JP2748086B2 (ja) 1993-11-10 1993-11-10 レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07132519A true JPH07132519A (ja) 1995-05-23
JP2748086B2 JP2748086B2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=17919031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30327793A Expired - Fee Related JP2748086B2 (ja) 1993-11-10 1993-11-10 レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2748086B2 (ja)
AU (1) AU8116194A (ja)
TW (1) TW282434B (ja)
WO (1) WO1995013178A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6805819B2 (en) 2001-09-20 2004-10-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing concrete form

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBO20020692A1 (it) * 2002-10-31 2004-05-01 Canti & Figli Srl Procedimento per realizzare elementi a partire da polveri e granuli.
WO2010004505A2 (en) * 2008-07-07 2010-01-14 Max Canti A method for obtaining a mixture for production of handmade articles suitable for covering or forming surfaces and a mixture obtained by the method
IT1390607B1 (it) * 2008-07-07 2011-09-09 Max Canti Processo di conglomerizzazione a secco con contemporanea dotazione all' elemento di finitura superficiale decorativa con polveri termoindurenti elettrostatiche ed elementi con esso ottenuti
CN103255887B (zh) * 2013-05-13 2015-01-21 大连铭源全建材有限公司 一种轻质无机防火保温装饰板专用生产设备

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56141880A (en) * 1980-04-07 1981-11-05 Yoshio Narase Production of resin concrete decorative sheet
JPS62148218A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 Shinichi Matsuda 構造用材料の製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6805819B2 (en) 2001-09-20 2004-10-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing concrete form

Also Published As

Publication number Publication date
WO1995013178A1 (fr) 1995-05-18
TW282434B (ja) 1996-08-01
AU8116194A (en) 1995-05-29
JP2748086B2 (ja) 1998-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111655438B (zh) 用于生产具有宽纹理效果的人造石的板、瓷砖或片的方法和系统
JPS6023963B2 (ja) 大理石および他の天然石の切片から塊状体および板状体の製造方法
KR970002852B1 (ko) 철도 건널목 장치를 제작하는 방법
JP2748086B2 (ja) レジンコンクリート製品の製造方法、製造装置および型枠
DE4229289A1 (de) Gleisübergangseinrichtung, Formkörper für eine Gleisübergangseinrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Formkörpers für eine Gleisübergangseinrichtung
EP0889772B1 (en) Method and apparatus for forming a concrete block
CN108025988B (zh) 板坯的制造方法
JPH07138061A (ja) レジンコンクリート製品およびその製造方法
US5470173A (en) Process for producing a railroad crossing means
KR100527266B1 (ko) 콘크리이트블록제조방법및장치
US6582635B1 (en) Method of making a cold cured composite molded article
JP2003236865A (ja) 弾性舗装体の製造方法
JPH1088506A (ja) 舗装用弾性平板およびその製造方法
JPH10278057A (ja) 樹脂コンクリート製品およびその製造方法
JPS62259803A (ja) 緩衝層をもつコンクリ−ト製品の製法
JP2003184012A (ja) 弾性舗装体の製造方法
NL2018010B1 (en) A method for manufacturing a slab
JPH07171814A (ja) コンクリート製品の成形方法およびこの方法によって成形される製品
JPH05285914A (ja) 弾性インターロッキングブロックの製造方法
JP2002307044A (ja) 木質系成形体の製造方法
JPH10110401A (ja) ゴム質又は木質の表層を有するインターロッキングブロック及びその製造方法
JPH02176002A (ja) 混練りゴム砕粒物とコンクリートを圧着した、コンクリート舗道板とその成型方法
JPH08296202A (ja) 舗装板およびその製造方法
JP2004338226A (ja) 繊維強化樹脂破砕物の成型方法
JP2000313649A (ja) 熱可塑性樹脂コンクリート製品およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980106

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees