JPH07132257A - 走行中の糸への液体の塗布装置 - Google Patents

走行中の糸への液体の塗布装置

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JPH07132257A
JPH07132257A JP6095612A JP9561294A JPH07132257A JP H07132257 A JPH07132257 A JP H07132257A JP 6095612 A JP6095612 A JP 6095612A JP 9561294 A JP9561294 A JP 9561294A JP H07132257 A JPH07132257 A JP H07132257A
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JP
Japan
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roller
yarn
wick
storage tank
liquid
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Pending
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JP6095612A
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English (en)
Inventor
Alberto G Sarfati
アルベルト・ガスタボ・サルファティ
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SOBUREBIN SOC DE BURUBUE IND ETAB
Sobrevin Societe de Brevets Industriels
Original Assignee
SOBUREBIN SOC DE BURUBUE IND ETAB
Sobrevin Societe de Brevets Industriels
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Publication date
Application filed by SOBUREBIN SOC DE BURUBUE IND ETAB, Sobrevin Societe de Brevets Industriels filed Critical SOBUREBIN SOC DE BURUBUE IND ETAB
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H71/00Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring or drying filamentary material as additional measures during package formation
    • B65H71/007Oiling, waxing by applying liquid during spooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り扱いやすくかつ使用しやすい走行中の糸
への液体塗布装置を提供する。 【構成】 ローラ表面1′上の液体皮膜を液体貯槽9か
ら受け取りかつその液体を表面接触により引き渡すとこ
ろの、糸走行路内に突出する回転可能に設置されたロー
ラ1を有する、走行中の糸への液体たとえばオイルの塗
布装置を使用しやすいように改良するために、ローラと
貯槽とが空間的に分離されおよび液体はローラ1と貯槽
9との間に配置された灯芯6によりローラに搬送され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前文に記載の
走行中の糸への液体とくにオイルの塗布装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】糸にパラフィンオイルなどを塗布しなけ
ればならない種々の利用分野が見られる。この目的を達
成するために、従来の技術において種々の装置が既知で
ある。たとえば糸を回転するパラフィンリング内に走行
させることは既知である。この場合この装置を糸自身に
より回転させてもよい。他の既知の装置はパラフィンオ
イルを満たした皿からなり、この皿内に回転可能なロー
ラの表面の部分領域が浸漬している。浸漬されていない
ローラ領域上をローラ表面に対し接線方向に糸が供給さ
れる。ローラの回転がパラフィンオイル内で行われ、こ
れによりローラの表面上に薄いパラフィンオイル皮膜が
形成される。表面接触により糸にこのパラフィンオイル
皮膜が塗布される。この装置は、このような装置を織機
の付近で使用した場合パラフィンオイル貯槽にほこりが
入るという欠点を有している。この欠点のために、パラ
フィンオイル貯槽はしばしば交換しなければならず、し
たがって僅かな量だけが使用されるにすぎない。また頻
繁な給油が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種の装
置を取扱上および使用上有利なように改良することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1に記
載の本発明により解決される。従属請求項が本発明の有
利な実施態様を記載している。本発明の実施態様によ
り、貯槽を常に密閉された状態に保持可能なこの種の装
置とくに糸オイル塗布装置が提供される。比較的容量の
大きい貯槽が利用可能になる。さらに、ローラを貯槽か
ら完全に切り離して配置することができるので自由度が
追加される。この装置は狭い空間に配置することができ
またほとんど監視を必要としない。オイル表面はもはや
繊維屑にさらされることはない。ローラは貯槽から切り
離して位置調節が可能である。これによりオイル塗布量
の調節が可能である。ローラと貯槽との間に設けられた
追加の搬送手段は灯芯であることが好ましい。この灯芯
は一端が液体貯槽内に突入しまた他端がローラの表面上
を滑るものである。この実施態様によりたとえばポンプ
などの機械式液体搬送手段は必要ではない。毛細管作用
により液体は灯芯の中を通って貯槽からローラ表面まで
搬送されることになる。ローラはこの場合ローラ上を走
行する糸との摩擦によりまたは好ましくはギヤードモー
タにより回転させることができる。ギヤードモータはこ
の場合、好ましくは電子式制御回路からなる制御装置に
より制御してもよい。モータが電気モータであり、場合
により両方向に回転しかつ12Vの運転電圧を有してい
ることが好ましい。ローラの回転速度は、ローラが糸の
供給速度で回転するような大きさとしてもよい。しかし
ながら、ローラが糸の走行方向とは反対方向に回転する
こともまた可能である。このとき制御回路が駆動モータ
の左回転および右回転の間の切換を可能にする。回転数
は、場合により後置された納品装置により決定される糸
速度に比例して制御装置により決定してもよい。ローラ
と貯槽とを分離したことにより、ローラの位置調節が可
能である。したがって、ローラが糸走行方向に対し横方
向にすなわち糸走行路に向かう方向に位置調節可能であ
るように設けられていることが好ましい。このように位
置調節可能であることにより、ドラム表面上で糸が占め
る円周角を変えることができる。ローラが走行する糸内
に入り込むほど糸はローラをさらに巻き付けて塗布厚さ
が厚くなる。したがって塗布厚さはローラのリニアな調
節により設定することができる。この設定は垂直方向で
あるので好ましい。ローラ表面に皮膜を均等に塗布する
ために、灯芯は力を加えてローラに圧着される。この力
はこの場合、板ばねによって与えてもよく、板ばねの表
面とローラ表面との間には灯芯が存在している。板ばね
はこの場合ハウジングに固定することができる。一方で
ローラ表面上での灯芯の摺動により均等な皮膜厚さが得
られる。他方でこの結果ローラの下側に存在する塵埃粒
子は灯芯によって拭き取られる。構造上貯槽はローラの
垂直方向下側に配置されていることが好ましい。貯槽は
この場合容器で形成され、容器は灯芯貫通口まで密閉さ
れている。とくに装置は糸巻取装置と協働していること
が好ましい。装置はこの場合糸巻取装置の直前に配置さ
れている。ローラの駆動装置を制御する電子式制御回路
は糸巻取装置の駆動装置と信号で結合されている。これ
により、糸巻取装置への引出し速度すなわち巻取り速度
をローラの回転数と同期させることが可能である。この
場合巻取り速度に応じてローラが回転する。この場合、
糸が運動しているときはローラ表面は糸と同じかまたは
それに比例した速度を有しまた糸巻取装置が停止した場
合ローラも停止する。水平方向軸位置において糸走行路
に対し横方向に調節可能なローラをリニアに調節するこ
とにより、この場合糸と塗布ローラとの間の接触表面を
変えることができる。貯槽は完全に外部の影響から遮断
可能であるので、容器はたとえば450cm3のような
比較的大容量とすることができる。要するに、全体装置
は本発明による実施態様によりほとんど監視の必要がな
くかつ取扱い上好ましい形に形成されている。本発明の
好ましい変更態様は、灯芯が浸漬している貯槽に別の供
給装置によりたとえばオイルのような液体が充填される
ように設計されている。この場合別の貯槽はローラの下
側に配置された半円筒形容器であってもよい。この半円
筒形容器は上側が同様に半円筒形のカバーにより覆われ
て一体の円筒形ハウジングを構成することができる。供
給装置はホースポンプであることが好ましい。この場合
ホースは下側の大きな貯槽の底まで伸びている。ホース
の他端は充填すべき上側の小さな貯槽内に伸びている。
ホースポンプは円形ディスク上に配置された3つのロー
ラを有していることが好ましく、ローラは円形ディスク
の回転運動により回転する。円形の外側でかつ中空円筒
カバーの間でホースは円形形状にローラによりシリンダ
カバーに押し付けられる。ローラの回転によるローラの
転がり運動により下部貯槽から上部貯槽へ液体が供給さ
れる。ローラの軸が同時にホースポンプの回転ディスク
の軸であることにより、この装置のきわめて簡単な構造
が達成される。両方の装置はこの場合共通の駆動モータ
によって駆動することができる。ホースポンプおよびロ
ーラは軸方向に相互に間隔を設けて配置されていること
が好ましい。この新規性に付随する利点は、灯芯が浸漬
する貯槽を著しく小さく選択することができることによ
り得られる。他の変更態様によれば、このような貯槽を
設ける必要はない。供給装置から連続的に流出するオイ
ルに灯芯を浸漬させるだけで十分である。さらに、ロー
ラを供給装置からのオイルで直接塗布することも考えら
れる。この場合オイルの塗布は場合により灯芯によって
行ってもよい。要するに、この場合たとえば蠕動ポンプ
のような機械的に駆動される供給装置が液体搬送手段の
機能を受け持っている。本発明の実施態様を図面で説明
する。
【0005】
【実施例】この実施態様において、装置すなわち糸オイ
ル塗布装置は糸巻取装置5の底部に直接ねじで固定され
ている。この場合固定手段として、前記底部にねじで固
定された装置支持台23が使用される。糸巻取装置には
通常のように、図示されていないドラムが水平に固定さ
れている。糸2は同様にほぼ水平に走行し、入口リング
14から糸オイル塗布装置内へ入り込みまた糸巻取装置
5の出口リング18から再び装置から離れる。両方のリ
ングは相互にほぼ水平位置に存在している。
【0006】入口リング14と出口リング18との間に
ローラ1が配置され、ローラ1は駆動モータ(電動ギヤ
ードモータ)7により駆動される。ローラ1の軸はこの
場合モータ7と芯が一致し、モータ7の片側は保持板を
有し、保持板はねじまたは他の固定手段を用いて装置の
側壁16に垂直方向に調節可能に保持されている。モー
タは低圧直流電動モータであり両方向に回転可能であ
る。
【0007】駆動モータ7の上部の側壁上に回路4を収
納するハウジング3が存在する。回路4は電気回路であ
りかつ駆動モータ7のための制御装置を形成している。
回路4は糸巻取装置とすなわち糸巻取装置5の駆動制御
装置と信号で結合し、したがってローラ駆動装置7は糸
巻取装置の駆動装置と同期可能である。ローラおよび糸
巻取装置は同期してまたは比例動作で運転する。制御装
置のハウジング3は後壁21のカバー20からなる。
【0008】ローラの下側に容器19が存在し、容器は
オイル貯槽9を形成している。容器は約450cm3
容積を有している。容器内に浸漬された灯芯6は容器の
底まで到達している。この灯芯は容器の上部に配置され
た灯芯貫通口24を通過して容器から外に取り出されか
つそこで板ばね10に当接している。板ばね10は角度
をつけて曲げられかつ一方の脚部が灯芯貫通口24内で
同様に固定されている。板ばね10はそれ自身とローラ
表面1′との間に灯芯を挟み込み、これにより灯芯6は
ローラ1の表面1′に圧着される。板ばね10および灯
芯6は、ローラが上下方向に調節されても灯芯が板ばね
10のばねたわみ性により常にローラ表面に圧着される
ような長さを有している。ローラのすぐ下側にオイル受
け漏斗が存在し、オイル受け漏斗はローラ1の直径より
幅広くかつローラとほぼ同じ長さである。受け漏斗は灯
芯貫通口に向かって下側に細くなっている。オイル受け
漏斗8は別個の構造部品として容器の蓋領域内に挿入さ
れている。オイル受け容器8はまた板ばね10の支持台
でもある。灯芯6は帯状形状を有しまた毛細管作用でオ
イルを貯槽9からローラ表面1′に搬送するのに適した
織物からなる。灯芯6の幅はこの場合糸2の幅の何倍も
の幅を有している。しかしながらとくに幅広の糸の場
合、灯芯の幅は糸2よりも僅かに幅広であってもよい。
【0009】ローラは入口リング14と出口リング18
とを結ぶ直線内へx方向に位置調節可能であり、この場
合前記直線はローラ本体を切断している。ローラ1が駆
動モータ7と共にx方向に位置調節可能であることによ
り、糸2はローラの位置に応じてそれぞれより大きい転
向またはより小さい転向を行うことになる。糸2の転向
に応じて糸2とローラ1との間の接触面が変わってく
る。ローラを位置調節した場合、ローラ1は両方のリン
グ14および18を通過する直線内に入り込むように移
動される。ローラの回転によりローラ表面1′には薄い
オイル皮膜が形成される。運転中ローラの回転数が糸の
走行速度に対応するかまたはそれに比例するように設計
されている。このときオイル皮膜が糸に最適に転送され
る。オイル皮膜上に落下した塵埃粒子はローラ1の表面
1′に当接している灯芯によりぬぐい取られる。
【0010】装置の後壁21上に図示されていない糸ブ
レーキのための保持板17が存在する。最適塗布を達成
するために、たとえば本出願明細書に記載されているよ
うな糸オイル塗布装置は、糸ブレーキ27と糸巻取装置
5との間に配置されるように設計されている。このよう
な実施態様を図3が示している。本発明による装置にお
いてはこの場合常に糸に必要な張力が加えられており、
この張力により糸2はローラ1上に当接している。この
実施態様の場合においても同様にローラは水平位置にあ
りかつ垂直方向に位置調節可能である。位置調節は、駆
動モータ7が保持板13上に固定されており、保持板1
3が側壁16に平行に移動されて側壁に固定されること
により行うことができる。側壁への固定はねじ11およ
びナット12により行われ、ねじ11は側壁16内の長
孔15を貫通して締め付けられている。1つまたは複数
の長孔15の方向はこの場合ローラ1の位置調節方向x
である。しかしながら、ローラ1の位置調節は同様にた
とえばスピンドル駆動のような他の手段により行っても
よい。スピンドル駆動はこの場合、手によってもまたは
モータ駆動によってもよい。この実施態様においてもま
た、ローラ1の回転軸が糸走行路に対して交差している
ことが有利である。平面図において、糸はローラ1の軸
に対して角度をなして供給されてもまた垂直に供給され
てもよい。
【0011】図3に示した装置は、糸ブレーキ27、糸
オイル塗布装置および糸巻取装置5からなる。糸ブレー
キは入口リング26を有し、入口リング26は入口リン
グ14および出口リング18とほぼ同一直線上にある。
糸走行路内に2つの板ばね25からなるばねブレーキが
存在する。ブレーキ作動が可能なように、糸2は相互に
ばね付勢された板ばね25の間に通されている。保持板
17の下側にバルーン保護ディスク22が設けられてい
る。
【0012】上記説明、図面および特許請求の範囲に開
示された本発明の特徴は、個々におよび任意の組合せに
おいて本発明の態様化に重要である。開示された特徴は
すべて本発明に対し基本的なものである。したがって、
付属の/添付の優先資料(先行出願のコピー)の開示の
すべてもまた本出願の開示内に含まれるものである。
【0013】図4−6に示された実施態様による液体塗
布装置は原理的に前に詳細に説明した実施態様と全く同
様に作動する。したがって前に説明した詳細は省略す
る。ローラ1の表面1′に当接する灯芯6が浸漬してい
る第1の貯槽9のほかに、より大きな貯槽28内により
大きいオイル量が存在する。貯槽28は半円筒形容器3
6で形成され、半円筒形容器36は貯槽9の下側に配置
されている。半円筒形貯槽36は上方が蓋38により被
覆され、蓋38は同時に貯槽9および駆動モータ7に対
する保持底板を形成している。貯槽28の蓋38内の開
口に蓋39が設けられている。この蓋39は取り外すこ
とができる。その下に存在する開口から貯槽28内にオ
イルを充填可能である。
【0014】貯槽9および貯槽28はホース29により
相互に接続されている。ホース29の一端30は貯槽2
8の底部に到達している。ホース29の他端31は開口
を通過して貯槽9内に突入している。ホースに設けられ
たホースポンプ40により、液体を貯槽28からホース
29内を通過して矢印方向に貯槽9内へポンプ輸送する
ことができる。この貯槽9から液体は次に灯芯内を通過
して毛細管吸上げ力によりローラ1の表面1′に供給さ
れる。
【0015】ホースポンプは既知のように円筒形外筒4
1を有している。この中空外筒の内部にホース29が挿
入されている。回転ディスク33上に配置された3つの
ローラ32によりホースが外筒面41に圧着される。デ
ィスク33の回転によりホース内にローラ掛け運動が発
生し、これにより既知のように液体の供給が行われる。
【0016】ホースポンプ40の軸35はローラ1の駆
動軸により形成されかつ駆動モータ7と結合されている
ことが好ましい。ローラ1およびホースポンプ40はし
たがって相互に同軸に存在しかつ同じ回転数で回転され
る。この実施態様により構造部品の数が著しく低減され
る。ローラならびにポンプを駆動するために1台の駆動
モータが存在するだけでよい。
【0017】容器36の底部にホース接続口37が存在
し、ホース接続口37は貯槽28に液体を充填したりま
たはそれから液体を排出したりするのに使用される。底
板38の上方に同様に半円筒形のカバーが存在し、この
半円筒形カバーに同様に電子式回路のための収納室が存
在する。カバー42は容器36と共に円筒形本体を形成
する。ポンプと灯芯との供給速度が異なった場合のため
に貯槽9にさらに溢流口が設けられている。しかしなが
ら、ポンプの供給速度を灯芯の供給速度より大きくと
り、これにより貯槽9内に常に十分な液体が存在するよ
うに設計されている。溢流口から溢れた流体は貯槽9の
すぐ下側に配置されている容器36内に滴下することが
できる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、取り扱いやすくかつ使用
しやすい走行中の糸への液体塗布装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】糸オイル塗布装置の部分切取側面図である。
【図2】図1に示す装置の部分切取後面図である。
【図3】糸ブレーキが前置された他の実施態様の図1に
類似の図である。
【図4】図5の線IV−IVによる本発明の他の実施態
様の断面図である。
【図5】図4に示す実施態様の部分断面部分切取図であ
る。
【図6】図4に示す実施態様の部分断面平面図である。
【符号の説明】
1 ローラ 1′ ローラ表面 2 糸 4 電子式制御装置 5 糸巻取装置 6 灯芯 7 駆動モータ 9 貯槽 10 板ばね 19 容器 24 灯芯貫通口 27 糸ブレーキ 28 第2の貯槽 29 ホース 40 ホースポンプまたは蠕動ポンプ x ローラの位置調節可能方向

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ表面(1′)上の液体皮膜を液体
    貯槽(9)から受け取りかつその液体を表面接触により
    引き渡すところの、糸走行路内に突出する回転可能に設
    置されたローラ(1)を有する、走行中の糸への液体た
    とえばオイルの塗布装置において、 ローラと貯槽との空間的分離およびローラ(1)と貯槽
    (9)との間に配置された液体搬送手段(6)を特徴と
    する走行中の糸への液体の塗布装置。
  2. 【請求項2】 一端が液体貯槽内に突入しまた他端がロ
    ーラ(1)の表面(1′)上を滑るところの灯芯(6)
    を特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 モータで回転駆動されるローラ(1)を
    特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  4. 【請求項4】 ローラ(1)の回転速度が電子式制御装
    置(4)により制御可能であることを特徴とする前出請
    求項の1つ以上の装置。
  5. 【請求項5】 ローラ(1)が糸走行速度で回転するこ
    とを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  6. 【請求項6】 ローラ(1)が糸走行方向に対し横方向
    にすなわち糸走行路に向かう方向(x)に位置調節可能
    であることを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の
    装置。
  7. 【請求項7】 灯芯(6)がローラ表面(1′)上に力
    を加えて圧着されることを特徴とする前出請求項の1つ
    以上の装置。
  8. 【請求項8】 灯芯が灯芯に平行に配置された板ばね
    (10)によりローラ(1)上に圧着されることを特徴
    とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  9. 【請求項9】 灯芯が、軸が糸走行路に対し交差して水
    平方向に配置されたローラの下半分上を滑ることを特徴
    とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  10. 【請求項10】 この装置が糸巻取装置(5)の前に配
    置されまたローラ駆動装置が糸巻取装置の駆動装置と同
    期してとくに比例走行させることが可能であることを特
    徴とする前出請求項の1つ以上の装置。
  11. 【請求項11】 電子式制御回路が糸巻取装置と信号で
    結合されていることを特徴とするとくに前出請求項の1
    つ以上の装置。
  12. 【請求項12】 貯槽(9)がローラの下側に配置され
    た容器(19)により形成され、容器(19)は運転中
    灯芯貫通口(24)まで密閉されていることを特徴とす
    るとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  13. 【請求項13】 糸吐出側に糸巻取装置(5)が後置さ
    れているこの装置の糸供給側に糸ブレーキ(27)が前
    置されていることを特徴とするとくに前出請求項の1つ
    以上の装置。
  14. 【請求項14】 貯槽(9)の下側に配置された容量の
    より大きい第2の貯槽(28)であって、前記第2の貯
    槽(28)からとくにホースポンプ(40)として形成
    された供給装置により液体が第1の貯槽(9)内に供給
    されることを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の
    装置。
  15. 【請求項15】 ホースポンプ(40)として形成され
    た供給装置がローラ(1)と同軸に配置されまたとくに
    ローラ(1)と共通の駆動モータ(7)を備えているこ
    とを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の装置。
  16. 【請求項16】 とくに蠕動ポンプ(40)として形成
    された供給装置の供給流量が灯芯(6)の供給流量より
    大きいことを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の
    装置。
  17. 【請求項17】 液体搬送手段が管またはホースとして
    形成されまた液体がポンプにより搬送手段を介して貯槽
    からローラに供給されることを特徴とするとくに前出請
    求項の1つ以上の装置。
JP6095612A 1993-04-08 1994-04-08 走行中の糸への液体の塗布装置 Pending JPH07132257A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4311619.1 1993-04-08
DE4311619A DE4311619A1 (de) 1993-04-08 1993-04-08 Vorrichtung zum Auftragen einer Flüssigkeit auf einen laufenden Faden

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ID=6485077

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US (1) US5520732A (ja)
EP (1) EP0619262B1 (ja)
JP (1) JPH07132257A (ja)
AT (1) ATE182854T1 (ja)
DE (3) DE4311619A1 (ja)
ES (1) ES2065311T1 (ja)

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