JPH07132027A - 植木鉢 - Google Patents
植木鉢Info
- Publication number
- JPH07132027A JPH07132027A JP30714593A JP30714593A JPH07132027A JP H07132027 A JPH07132027 A JP H07132027A JP 30714593 A JP30714593 A JP 30714593A JP 30714593 A JP30714593 A JP 30714593A JP H07132027 A JPH07132027 A JP H07132027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- drainboard
- absorbing member
- main body
- bowl body
- Prior art date
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- Granted
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 根腐れを防止して発育を促進する植木鉢の提
供 【構成】 水受部を有する皿本体に筒状の鉢本体を植設
する。Ｕ字状のスノコに多数の透孔や長孔を穿設してこ
の鉢本体底部に配置する。Ｕ字状先端が水受部に当接す
る。多孔性の素焼土片等からなる吸水部材をこのスノコ
内に配置する。 【効果】 鉢本体内の余分な水は透孔や吸水部材を介し
て水受部へと戻される。必要な水は吸水部材から鉢本体
へと供給される。多数の透孔を介して空気中の酸素が根
や土内に供給される。
供 【構成】 水受部を有する皿本体に筒状の鉢本体を植設
する。Ｕ字状のスノコに多数の透孔や長孔を穿設してこ
の鉢本体底部に配置する。Ｕ字状先端が水受部に当接す
る。多孔性の素焼土片等からなる吸水部材をこのスノコ
内に配置する。 【効果】 鉢本体内の余分な水は透孔や吸水部材を介し
て水受部へと戻される。必要な水は吸水部材から鉢本体
へと供給される。多数の透孔を介して空気中の酸素が根
や土内に供給される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洋ラン等の根腐れしやす
い植物の根に充分な酸素と必要最低限の水を供給する植
木鉢に関する。
い植物の根に充分な酸素と必要最低限の水を供給する植
木鉢に関する。
【０００２】
【従来の技術】洋ラン等の鑑賞植物の管理には，適度の
水と酸素が根に常に供給されるのよう細心の注意がはら
われる。鉢本体の底部から溢れる水を受皿で溜めてお
き，吸水性素材で鉢本体内へと還流する植木鉢が開発さ
れる（実願平4-39447 号) 。
水と酸素が根に常に供給されるのよう細心の注意がはら
われる。鉢本体の底部から溢れる水を受皿で溜めてお
き，吸水性素材で鉢本体内へと還流する植木鉢が開発さ
れる（実願平4-39447 号) 。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】吸水性スノコを焼物に
よって作製する実願平4-39447 号では，鉢本体内部に皿
本体からの水がこのスノコによって還流されるが，酸素
供給が充分でないことが分かった。また，吸水性スノコ
の製造コストは高く，複数形状を揃えることができな
い。
よって作製する実願平4-39447 号では，鉢本体内部に皿
本体からの水がこのスノコによって還流されるが，酸素
供給が充分でないことが分かった。また，吸水性スノコ
の製造コストは高く，複数形状を揃えることができな
い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】中央に水受部を配置した
皿本体に，筒状の鉢本体の底辺の一部を接着して水受部
を部分的に閉塞し，Ｕ字状に湾曲したスノコに多数の透
孔や長孔を穿設し，素焼土片等からなる吸水部材をこの
スノコ内に配置し，上記鉢本体の底部のこのスノコを配
置する。
皿本体に，筒状の鉢本体の底辺の一部を接着して水受部
を部分的に閉塞し，Ｕ字状に湾曲したスノコに多数の透
孔や長孔を穿設し，素焼土片等からなる吸水部材をこの
スノコ内に配置し，上記鉢本体の底部のこのスノコを配
置する。
【０００５】
【作用】スノコ内に吸水部材を適宜挿入した後に，洋ラ
ン等の根を水苔等で包みこみ，鉢本体内に挿入する（第
１図）。鉢本体内に直接給水するか，或いは水受部に遣
り水する。鉢本体内の水苔は根腐れしない程度に保水さ
れる。余分な水はスノコの透孔や吸水部材を介して水受
部へと落下し，洋ランの代謝機能や蒸発によって鉢本体
内の水が不足すると，水受部に溜まっている水が吸水部
材を介して補給される。素焼土片は通常の素焼きを砕い
たもので，任意の形状が得られ，皿本体や鉢本体の形状
に応じて適宜選定される。スノコの透孔や長孔を介して
根が必要とする空気中の酸素が補給される。成長した根
はこのスノコの透孔を通過して水受部内に臨み，大気中
に直接触れて酸素を吸収しえる。
ン等の根を水苔等で包みこみ，鉢本体内に挿入する（第
１図）。鉢本体内に直接給水するか，或いは水受部に遣
り水する。鉢本体内の水苔は根腐れしない程度に保水さ
れる。余分な水はスノコの透孔や吸水部材を介して水受
部へと落下し，洋ランの代謝機能や蒸発によって鉢本体
内の水が不足すると，水受部に溜まっている水が吸水部
材を介して補給される。素焼土片は通常の素焼きを砕い
たもので，任意の形状が得られ，皿本体や鉢本体の形状
に応じて適宜選定される。スノコの透孔や長孔を介して
根が必要とする空気中の酸素が補給される。成長した根
はこのスノコの透孔を通過して水受部内に臨み，大気中
に直接触れて酸素を吸収しえる。
【０００６】
【実施例】中央にＶ字状の水受部１を配置した皿本体２
に，筒状の鉢本体３の底辺の一部を接着して水受部１を
部分的に閉塞する。鉢本体３の端縁を溶融して皿本体２
に押しつけても良い。鉢本体３が水受部１の開口面を全
面的に閉塞するのではなく，第２図のように左右に開口
８を残す。この部分から水受部１内に水を直接供給する
こともできる。Ｕ字状に湾曲したスノコ４に多数の透孔
６や長孔７を穿設し，その水平部が鉢本体３の底部を閉
塞するように設ける。鉢本体３の底部に突起等を配置し
てこの水平部が引っ掛かるようにしても良いが，Ｕ字部
の先端が水受部１の底面に当接するようにスノコ４の大
きさを設定する。つまり大きさの異なる種々のスノコ４
を予め用意し，鉢本体３の底面高さを調節する。本実施
例の図面ではＵ字状部の側面に配置する側当板を省略し
ている。素焼土片等からなる複数の吸水部材５をこのス
ノコ４内に配置する。多孔性の素焼土片は素焼鉢を砕い
たもので，任意の形状が簡単に得られる。スノコ４のＵ
字状部内にこの素焼土片が多数挿入されるため，吸水性
や通気性が確保される。素焼土片以外にも多孔性部材の
吸水部材５を採用しても良い。
に，筒状の鉢本体３の底辺の一部を接着して水受部１を
部分的に閉塞する。鉢本体３の端縁を溶融して皿本体２
に押しつけても良い。鉢本体３が水受部１の開口面を全
面的に閉塞するのではなく，第２図のように左右に開口
８を残す。この部分から水受部１内に水を直接供給する
こともできる。Ｕ字状に湾曲したスノコ４に多数の透孔
６や長孔７を穿設し，その水平部が鉢本体３の底部を閉
塞するように設ける。鉢本体３の底部に突起等を配置し
てこの水平部が引っ掛かるようにしても良いが，Ｕ字部
の先端が水受部１の底面に当接するようにスノコ４の大
きさを設定する。つまり大きさの異なる種々のスノコ４
を予め用意し，鉢本体３の底面高さを調節する。本実施
例の図面ではＵ字状部の側面に配置する側当板を省略し
ている。素焼土片等からなる複数の吸水部材５をこのス
ノコ４内に配置する。多孔性の素焼土片は素焼鉢を砕い
たもので，任意の形状が簡単に得られる。スノコ４のＵ
字状部内にこの素焼土片が多数挿入されるため，吸水性
や通気性が確保される。素焼土片以外にも多孔性部材の
吸水部材５を採用しても良い。
【０００７】
【発明の効果】要するに，本発明は水受部１を有する皿
本体２に鉢本体３を取付け，多数の透孔を穿設したスノ
コ４をこの鉢本体３底部に配置し，かつ，スノコ４の底
部を水受部１内に臨ませ，このスノコ４内に吸水部材５
を配置したため，鉢本体３内には常に必要最小の水が確
保され，酸素の補給と相俟って洋ラン等の鑑賞植物は理
想的環境下におかれる。スノコ４の穿設される多数の透
孔６と長孔７は酸素の供給ばかりでなく，成長する根の
通路ともなり，恰も水耕栽培の如く根が水受部内に増殖
するのを可能にする。
本体２に鉢本体３を取付け，多数の透孔を穿設したスノ
コ４をこの鉢本体３底部に配置し，かつ，スノコ４の底
部を水受部１内に臨ませ，このスノコ４内に吸水部材５
を配置したため，鉢本体３内には常に必要最小の水が確
保され，酸素の補給と相俟って洋ラン等の鑑賞植物は理
想的環境下におかれる。スノコ４の穿設される多数の透
孔６と長孔７は酸素の供給ばかりでなく，成長する根の
通路ともなり，恰も水耕栽培の如く根が水受部内に増殖
するのを可能にする。
【図１】一部切り欠き正面図である。
【図２】平面図である。
【図３】スノコの側面図である。
１ 水受部 ２ 皿本体 ３ 鉢本体 ４ スノコ ５ 吸水部材 ６ 透孔
Claims (4)
- 【請求項１】 水受部１を有する皿本体２に鉢本体３を
取付け，多数の透孔を穿設したスノコ４をこの鉢本体３
底部に配置し，かつ，スノコ４の底部を水受部１内に臨
ませ，このスノコ４内に吸水部材５を配置してなる，植
木鉢。 - 【請求項２】 素焼土片を吸水部材５に採用する，請求
項１記載の植木鉢。 - 【請求項３】 スノコ４をＵ字状に湾曲してなる，請求
項１記載の植木鉢。 - 【請求項４】 中央に水受部１を配置した皿本体２に，
筒状の鉢本体３の底辺の一部を接着して水受部１を部分
的に閉塞し，Ｕ字状に湾曲したスノコ４に多数の透孔や
長孔を穿設し，素焼土片等からなる吸水部材５をこのス
ノコ４内に配置し，上記鉢本体３の底部のこのスノコ４
を配置してなる，植木鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30714593A JP3345819B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30714593A JP3345819B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 植木鉢 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132027A true JPH07132027A (ja) | 1995-05-23 |
| JP3345819B2 JP3345819B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=17965580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30714593A Expired - Lifetime JP3345819B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 植木鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3345819B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6964128B2 (en) | 2002-07-08 | 2005-11-15 | Kouji Yasuda | Flowerpot equipped with light-shade |
| JP2012143213A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Sai Araki | 根詰まり改善支援鉢 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP30714593A patent/JP3345819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6964128B2 (en) | 2002-07-08 | 2005-11-15 | Kouji Yasuda | Flowerpot equipped with light-shade |
| JP2012143213A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Sai Araki | 根詰まり改善支援鉢 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3345819B2 (ja) | 2002-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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