JP3123065U - 鑑賞用鉢 - Google Patents
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Abstract
【課題】ミニ観葉植物などを植栽した鉢を屋内等において好適に育成することのできる鑑賞用鉢を得ることを目的とする。
【解決手段】ミニ観葉植物などの植栽鉢を収容するために形成した頂部が開口した鉢本体の上部内側に、例えば、鉢本体と一体的にかつ周設した突状部からなる前記植栽鉢の係止手段を設ける。この鑑賞用鉢によれば植栽鉢に植えられている観葉植物の重心が偏倚していたり、成長するに従って偏倚してきたとしても、その偏りを吸収して確実に保持できるので植栽された観葉植物を美麗にしかも風情よく育成することのできる。
【選択図】図2
【解決手段】ミニ観葉植物などの植栽鉢を収容するために形成した頂部が開口した鉢本体の上部内側に、例えば、鉢本体と一体的にかつ周設した突状部からなる前記植栽鉢の係止手段を設ける。この鑑賞用鉢によれば植栽鉢に植えられている観葉植物の重心が偏倚していたり、成長するに従って偏倚してきたとしても、その偏りを吸収して確実に保持できるので植栽された観葉植物を美麗にしかも風情よく育成することのできる。
【選択図】図2
Description
この考案は鑑賞用鉢に関するものであり、一層詳細には、ミニ観葉植物などを植栽した鉢を屋内等において好適に育成することのできる鑑賞用鉢に関するものである。
一般に、草花や観葉植物を育成する際に使用される陶磁器製やプラスチック製の各種植木鉢にあっては、植栽された植物に与えられる灌水のうち余剰の水を排出する必要があることから、通常はその底部に排水孔が開設されている。
このため、これらの観葉植物などを屋内において育成する場合は、設置場所を汚さないように鉢の下にトレーなどを敷いているが、余剰水がそのままトレーに残されるので細かい塵埃などが集中することになり、美麗に育成するという所期の目的を達成することができないことが多かった。
このような事情から、シンゴニウム、パキラ、カジュマルなどのミニ観葉植物を植栽した鉢においては、底面を閉塞した一回り大きな外鉢にこれらの観葉植物の植栽鉢を収容して適宜灌水する方法が採用されている。
しかしながら、植栽鉢に植えつけられているミニ観葉植物の重心がもともと偏倚していたり、成長するにしたがって重心が偏倚してくると風情が悪くなり外鉢ごと転倒してしまう惧れがあるなどの問題点が指摘されていた。
しかしながら、植栽鉢に植えつけられているミニ観葉植物の重心がもともと偏倚していたり、成長するにしたがって重心が偏倚してくると風情が悪くなり外鉢ごと転倒してしまう惧れがあるなどの問題点が指摘されていた。
そこで、この考案では、ミニ観葉植物などを植栽した鉢を屋内等において美麗にしかも風情良く育成することのできる鑑賞用鉢を提供することを目的としたものであり、請求項1に記載の鑑賞用鉢は、ミニ観葉植物などの植栽鉢を収容するために形成した頂部が開口した鉢本体の上部内側に前記植栽鉢の係止手段を設けることを特徴とするものである。
請求項2では、鉢本体に設けた係止手段は、鉢本体内側に一体的にかつ周設した突状部で形成し、この突状部の一部にオーバーフローした灌水の流下用切欠を設けた構成を採用する。
一方、請求項3では、鉢本体に設けた係止手段を、鉢本体とは別体に形成した皿状アタッチメントで構成し、この皿状アタッチメントの底部開口縁を植栽鉢の係止部として形成するとともに鉤部を介して鉢本体の開口縁部に係止する構成を採用する。
請求項4では、鉢本体の底部に、例えば、合成樹脂製の連続発泡型スポンジあるいは経時的に生分解する高分子ジェルなどを素材とする保水材を収容する。
また、請求項5においては、鉢本体の底部と植栽鉢内部との間に毛細管現象を利用した吸水材を配設するが、この場合、吸水材は鉢本体および植栽鉢とは別体に形成し、所望に応じて適宜付設するのが好ましい。
さらに、請求項6においては、鉢本体の素材もしくは保水材に抗菌機能を付与することも特徴とするものである。
この鑑賞用鉢においては、鉢本体の上部内側にミニ観葉植物の植栽鉢を保持するための係止手段を設けたので、植栽鉢に植えつけられているミニ観葉植物の重心が偏倚していたり、成長するに従って偏倚してきたとしても、その偏りを吸収して確実に保持できるので植栽されたミニ観葉植物を美麗に風情よく育成することのできる。
この場合、鉢本体に設けた係止手段は、鉢本体内側に一体的にかつ周設した突状部により形成したので構造を簡略化できるだけでなく、この突状部の一部に灌水の流下用切欠を設けたのでオーバーフローした灌水による鉢本体外側の汚染なども可及的に阻止することができる。
一方、鉢本体に設けた係止手段は、この鉢本体と別体に形成した皿状アタッチメントでも構成し、この皿状アタッチメントの底部開口縁を植栽鉢の係止部として形成するとともに鉤部を介して鉢本体の開口縁部に係止するので、底部開口縁の直径を適宜設定することにより異なる直径の植栽鉢についても好適に対応することができる。
また、鉢本体の底部に、例えば、合成樹脂製の連続発泡型スポンジ、経時的に生分解する高分子ジェルなどを素材とする保水材を収容したり、あるいは鉢本体の底部と植栽鉢内部との間に毛細管現象を利用した吸水材を配設したので灌水切れを防止することができ、さらには、鉢本体の素材もしくは保水材に抗菌機能を付与する構成を採用したので、流下した余剰灌水による水腐れないしは根腐れなども好適に阻止することができるものである。
次に、本考案に係るに鑑賞用鉢の最良の実施の形態を例示し、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1および図2において、本考案に係る鑑賞用鉢10は、本出願人の先願に係るシステムスタンド(平成18年2月23日出願、NJU601)のポット受に装着して使用される化粧用鉢として好適に使用されるものであり、具体的には、陶磁器などを素材とし底部を閉塞した鉢本体12の頂部に観葉植物を植栽した植栽鉢Aを収容するための開口部14を開設するとともに上部内側に前記植栽鉢Aの係止手段16を設け、さらに上部外側には前記ポット受に係止するための突条18を周設することにより構成されている。
係止手段16は、本実施の形態においては鉢本体12内側に一体的にかつ若干肉薄に周設した突状部20により形成されており、この突状部20の一部には、図1に示すように、植栽鉢Aの観葉植物に灌水した際にこの植栽鉢Aからオーバーフローした余剰灌水が流下するための複数の切欠22が形成されている。なお、この場合、前記突状部20の内径Xは植栽鉢Aの顎部外径Yよりも若干小さく設定する。
また、鉢本体12の底部には、例えば、合成樹脂製の連続発泡形スポンジあるいは経時的に生分解する高分子ジェルなどを素材とする保水材24を配設して灌水不足による観葉植物への水枯れに対処するとともに前記植栽鉢Aと保水材24との間を別体に形成した毛細管現象を利用した毛細吸水紐26により接続しておくのが好適である。
なお、この場合、毛細吸水紐26を充分長く設定して鉢本体12底部近傍まで伸ばしておけば、保水材24は省略することもできることは勿論である。
さらにまた、鉢本体12の底部または保水材24に余剰灌水分を長期に亘って滞留させたりあるいは根腐れに弱い観葉植物などを育成する場合などに対処するため、鉢本体12の底部分あるいは保水材24自体に、例えば、銀Ag、銅Cuなどの金属イオンを含む抗菌成分(図示せず)を添加ないしは塗布することにより抗菌機能を付与するのが好適である。
このように構成した本考案に係る鑑賞用鉢10を使用するに際しては、観葉植物を植栽した植栽鉢Aを鉢本体12の頂部開口部14を介して挿入し、この植栽鉢Aの顎部を係止手段16としての突状部20に係止したのち、突条18を介してポット受に装着すればよく、この植栽鉢に植えつけられている観葉植物の重心が多少偏倚していたり、成長するに従って偏倚してきたとしても、植栽鉢Aの係止部分がその偏りを吸収して確実に保持するので植栽された観葉植物を美麗に風情よく育成することのできるものである。
なお、観葉植物への灌水余剰分は、係止手段16の一部に設けた切欠22を介して鉢本体12底部(もしくは保水材22)に流下するが、流下した灌水余剰分は毛細吸水紐26により観葉植物に再度供給されるだけでなく、鉢本体12の底部分あるいは保水材24自体に添加ないしは塗布した抗菌成分によって水腐れや根腐れの発生も可及的に阻止されることになる。
一方、図3において参照符号28は、鉢本体12とは別体に形成した係止手段16としての皿状アタッチメントであって、このアタッチメント28は皿状本体の外側に立設した鉤部30を介して鉢本体12の開口縁部14aに係止するとともに前記皿状本体の底部開口縁32を植栽鉢Aの係止部として機能するように構成したものであるが、このアタッチメント28を使用する場合は、底部開口縁32の直径を適宜設定することにより、径の異なる植栽鉢にも好適に対応することが可能となるものである。
10…鑑賞用鉢、
12…鉢本体、
14…開口部、
16…係止手段、
18…突条、
20…突状部、
22…切欠、
24…保水材、
26…毛細吸水紐、
28…皿状アタッチメント、
30…鉤部、
32…底部開口縁、
12…鉢本体、
14…開口部、
16…係止手段、
18…突条、
20…突状部、
22…切欠、
24…保水材、
26…毛細吸水紐、
28…皿状アタッチメント、
30…鉤部、
32…底部開口縁、
Claims (6)
- 観葉植物の植栽鉢を収容するための頂部が開口した鉢本体からなり、この鉢本体の上部内側に前記植栽鉢の係止手段を設けることを特徴とする鑑賞用鉢。
- 係止手段は、鉢本体内側に一体的にかつ周設した突状部からなり、この突状部の一部にオーバーフローした灌水の流下用切欠を設けることからなる請求項1に記載の鑑賞用鉢。
- 係止手段は、鉢本体と別体に構成した皿状アタッチメントからなり、この皿状アタッチメントの底部開口縁を植栽鉢の係止部として形成するとともに鉤部を介して鉢本体の開口縁部に係止することからなる請求項1に記載の鑑賞用鉢。
- 鉢本体の底部に保水材を収容することからなる請求項1〜3のいずれかに記載の鑑賞用鉢。
- 鉢本体の底部と植栽鉢内部との間に毛細管現象を利用した吸水材を配設することからなる請求項1〜4のいずれかに記載の鑑賞用鉢。
- 鉢本体の素材もしくは保水材に抗菌機能を付与することからなる請求項1〜5のいずれかに記載の鑑賞用鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003006U JP3123065U (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 鑑賞用鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003006U JP3123065U (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 鑑賞用鉢 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3123065U true JP3123065U (ja) | 2006-07-06 |
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Family Applications (1)
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JP2006003006U Expired - Fee Related JP3123065U (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 鑑賞用鉢 |
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2006
- 2006-03-27 JP JP2006003006U patent/JP3123065U/ja not_active Expired - Fee Related
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