JPH07131572A - Faxサーバシステム - Google Patents

Faxサーバシステム

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Publication number
JPH07131572A
JPH07131572A JP5278051A JP27805193A JPH07131572A JP H07131572 A JPH07131572 A JP H07131572A JP 5278051 A JP5278051 A JP 5278051A JP 27805193 A JP27805193 A JP 27805193A JP H07131572 A JPH07131572 A JP H07131572A
Authority
JP
Japan
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transmission
fax
server
data
file
Prior art date
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Pending
Application number
JP5278051A
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English (en)
Inventor
Tomohito Yamashita
山下  智史
Tomihisa Hatano
富久 幡野
Shinichi Hashimoto
真一 橋本
Satoshi Matsumoto
智 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5278051A priority Critical patent/JPH07131572A/ja
Publication of JPH07131572A publication Critical patent/JPH07131572A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ワークステーションからFAXサーバに送信デ
ータを転送し、外部のFAX端末に対しFAX送信が行
えるようにするとともに、ワークステーション上で送信
結果の確認ができるようにする。 【構成】ワークステーション3−1〜3−n,ファイル
サーバ4,FAXサーバ5をLAN上でネットワーク接
続し、ファイルサーバのファイル共有機能を利用し、ワ
ークステーション上のデータをFAXサーバに送りFA
X送信する。また、送信データに送信コードを付けて、
この送信コードを管理することによりワークステーショ
ン上で送達確認を行う。 【効果】ワークステーション上で選択した送信データを
FAXサーバから外部のFAX端末にFAX送信するこ
とができるとともに、FAX送信が終了した後、ワーク
ステーション上でFAX送信の結果を確認することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークFAXサー
ビスを行うクライアントサーバシステム対応のFAXサ
ーバシステムに関し、特にクライアントからのFAX送
信において、送信相手に対する送達の確認に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術ではパソコンから公衆回線を介
して接続されたFAXサーバにFAXの送信を依頼する
ことにより、該FAXサーバにローカルエリアネットワ
ーク(以下、LANと略す。)等で接続された遠隔地の
ホストコンピュータ等のデータベース内にある画像デー
タを、外部のFAX端末に出力するファクシミリ通信シ
ステムが特開昭63−169869号公報に報告されて
いる。このファクシミリ通信システムではパソコンから
FAXサーバへの送信依頼情報にFAXジョブID(識
別コード)を付けて、パソコン内の依頼情報ファイルに
書き込み蓄積して管理し、前記FAXジョブIDをもと
にFAXサーバ内に設けたFAX送信の処理状況が書き
込まれたFAXジョブファイルをサーチして、パソコン
の利用者が処理状況を確認する方式が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術ではパソ
コンから公衆回線を介して、FAXサーバに接続された
ホストコンピュータ等のデータベース内にある画像デー
タを指定して、外部のFAX端末にFAX送信をするこ
とはできたが、パソコンから直接、編集中のデータやパ
ソコン内に蓄積したデータをFAXサーバを利用して外
部のFAX端末にFAX送信することはできなかった。
【0004】また、パソコンから送信依頼をした画像デ
ータの処理状況を、FAXサーバに問い合わせて画面に
表示することにより確認することはできたが、送信相手
である外部のFAX端末の情報を表示することはできて
おらず、所望の相手に確実にデータが送達されているか
を確認することができないといった問題点があった。
【0005】さらに、送達の確認を行うにはパソコンか
らFAXサーバに対して問い合わせ処理を行う必要があ
るため、他の処理がある場合には問い合わせ処理を行い
送達を確認するまで待ち、送達確認をした後に他の処理
を実行するか、または、処理を中断して送達の確認をし
なければならず作業効率が悪いといった問題点があっ
た。
【0006】本発明の目的は前記従来技術の欠点を無く
し、パソコン上で編集したデータやパソコン内に蓄積し
たデータをFAXサーバを介して外部のFAX端末にF
AX送信できるようにし、FAX送信時に外部のFAX
端末に登録された相手情報を取得し、送達確認をする際
に相手FAX端末の確認を行えるようにするとともに、
外部のFAX端末にFAX送信をした後、送達結果をパ
ソコン上で他の処理を行いながらリアルタイムに表示す
ることができる方式を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明では、LAN上に大容量の記憶装置を備えたフ
ァイルサーバと、該ファイルサーバの記憶装置を共有す
るクライアントからなるクライアントサーバシステムを
構築し、公衆回線を介して外部のFAX端末との間でF
AXデータの送信,受信を行うFAX機能を具備したF
AXサーバを同一LAN上に接続した構成とする。
【0008】さらに、クライアントからデータを送信す
る際に、送信するデータにデータを識別する送信コード
を付けファイルサーバに設けた送信データキューに書き
込む。一方、FAXサーバでは送信データキューに書き
込まれたデータを取り出し、指定された外部のFAX端
末にデータを送信し、FAX送信終了後、送信結果と送
信データに付けられた送信コードをファイルサーバ内に
設けた送信報告書ファイルに書き込む。クライアントで
は送信データをファイルサーバの送信データキューに書
き込んだ後、送信報告書ファイルをアクセスし、送信時
に付けた送信コードを検索することによりFAX送信デ
ータの送達確認を実現する。さらに、FAXサーバから
外部のFAX端末にFAX送信する際に、外部のFAX
端末との交信時にFAX端末に登録されている相手情報
を取得することにより、FAX送信を行った相手を確認
することができる。
【0009】
【作用】本発明ではクライアント上で編集したデータ
や、クライアントまたはファイルサーバの記憶装置に蓄
積されているデータをクライアントからFAX送信を行
う方式として、クライアントがFAX送信するデータを
ファイルサーバの記憶装置内に設けられた送信データキ
ューに書き込み、該送信データキューに書き込まれたデ
ータをFAXサーバが読み出して指定された外部のFA
X端末にFAX送信を行う。さらにクライアントがデー
タのFAX送信を依頼する際に、FAX番号等の宛先情
報の他に、送信するデータを識別する送信コードをデー
タと一緒にファイルサーバの送信データキューに送り込
む。そして、実際にFAX送信処理を行うFAXサーバ
では送信データキューから前記宛先情報,送信コードが
付けられたデータを取り出し、FAX番号で指定された
外部のFAX端末に対してFAX送信を行う。そして、
送信終了後、FAXサーバは送信結果とともに前記クラ
イアントから送られた送信データを識別するために付け
られた送信コードをクライアントサーバシステムのファ
イル共有機能を利用してファイルサーバ内の送信報告書
ファイルに書き込む。これによりファイルサーバの送信
報告書ファイル内にクライアントがFAX送信依頼した
データの送信結果、送信コードが格納される。クライア
ントはデータをファイルサーバの送信データキューに送
り込んだ後、クライアントサーバシステムのファイル共
有機能を利用してファイルサーバ内の送信報告書ファイ
ルをアクセスして、送信時にデータを識別するために付
けた送信コードと一致する送信コードが書き込まれてい
ないかを検索する。そして、一致する送信コードが見つ
かった場合に、送信報告書ファイルに書き込まれている
送信結果を読み出して、クライアントのディスプレイ等
に表示する。これによりクライアントからFAX送信が
行えるとともに、送信したデータの送信結果の確認がで
きる。さらに、FAX送信時にFAXサーバが送信相手
の外部のFAX端末に登録されている相手情報を取得
し、送信結果,送信コードとともに送信報告書ファイル
に書き込むことで送信結果だけでなく、所望の送信相手
にデータが正しく送信されているかの送達確認を行うこ
とができるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本実施例を図をもとに説明する。
【0011】図1は本発明の第1実施例のシステム全体
構成図である。LAN接続線1にトランシーバ2等によ
りクライアントとしてのワークステーション3−1〜3
−n、ファイルサーバ4及びFAXサーバ5が接続さ
れ、これらはLANボード6によりネットワークが組ま
れている。ファイルサーバ4には大容量のハードディス
ク等の記憶装置7が備えられており、該記憶装置7はネ
ットワーク接続によりワークステーション3−1〜3−
n、FAXサーバ5からアクセスすることができる。ま
た、FAXサーバ5はFAXボード8により公衆回線9
に接続され、外部のFAX端末10とFAXデータの送
信,受信が行えるようになっている。
【0012】本実施例ではワークステーション3−1〜
3−nで作成したデータを送信依頼モジュールM1によ
り、ファイルサーバ4の記憶装置7にもうけたキューに
格納し、該データをFAXサーバ5のFAX送信モジュ
ールM3が読み出し、公衆回線9を介して指定された外
部のFAX端末10にFAX送信することでワークステ
ーション3−1〜3−nからFAX送信を実現してい
る。また、M2は送信確認モジュールであり、送信結果
を確認する場合に起動される。
【0013】次にワークステーション3−1〜3−nか
らのFAX送信依頼をする場合の送信依頼モジュールM
1の処理について具体的に説明する。図2はワークステ
ーション3−1〜3−nでの送信依頼モジュールM1の
処理フローを示したものである。まず、S1において送
信したいデータファイル名を入力し、S2において送信
したい相手のFAX番号を入力する。次にS3で送信す
るデータに一対一に対応する送信コードを発生する。こ
の後、図3に示すように送信コード11とS1でファイ
ル名を入力した送信データ12、S2で指定したFAX
番号13とをS4において一つの送信ファイル14とな
るように合成する。次にS5で、S4において作成した
送信ファイル14を、図4に示したファイルサーバ4に
備えられた記憶装置7内に設けた送信データキュー15
に書き込んで送信依頼処理が終了する。図4の16は送
信結果等を書き込んだ送信報告書ファイルであり、22
は外部のFAX端末から送られたFAX受信データを格
納する受信ボックスである。送信依頼の処理が終了する
と送信依頼者はS6においてFAX送信した送信結果を
即時に確認するかの選択をする。即時に確認をしない場
合(N)はこれで処理を終了する。即時に送信結果を確
認する場合(Y)は後述する送達確認モジュールM2を
呼び出して送達の確認を行い、結果を確認した後に処理
を終了する。
【0014】次にFAXサーバ5におけるFAX送信モ
ジュールM3の処理フローを図5により説明する。ま
ず、S11においてファイルサーバ4の記憶装置7に設
けられた送信データキュー15内に送信ファイル14が
送り込まれているかを監視する。S12で送信ファイル
14の有無を判定し、送信ファイル14が無い場合
(N)はS11の前に戻り再び送信データキュー15を
監視する。送信データキュー15に送信ファイル14が
有る場合(Y)はS13に進みFAXサーバ5は送信デ
ータキュー15内の送信ファイル14を送り込まれた順
番に一つずつ読み出す。次にS14において読み出した
送信ファイル14を、図3で示した合成前の送信コード
11,FAX番号13,送信データ12に再び分割す
る。次にS15においてFAX番号で指定された外部の
FAX端末10に対して発呼を行い、FAX送信動作を
開始する。
【0015】FAXサーバ5はFAX送信が終了すると
S16に進み、図6に示すように送信コード11と、F
AX送信が正常に行われたか異常が発生したかを知らせ
る送信結果17を図4で示したファイルサーバ4の記憶
装置7内に設けた送信報告書ファイル16に書き込み、
再びモジュールの先頭に戻り処理を繰り返す。図6に示
すように一つのFAX送信処理ごとに送信コード11、
送信結果17の送信履歴データ19が1レコード分とし
て送信報告書ファイル16に書き込まれる。
【0016】ここで前述したワークステーション3−1
〜3−nの送信依頼において図2で示した処理フローの
S6で即時確認を行う場合について説明する。ワークス
テーション3−1〜3−nでは送信ファイル14をファ
イルサーバ4の送信データキュー15に書き込んだ後、
送信確認モジュールM2を呼び出す。図7に送達確認モ
ジュールM2における送達確認の処理フローを示す。S
21において送信報告書ファイル16に書き込まれた送
信コード11を読み出す。次にS22において読み出し
た送信コード11とワークステーション3−1〜3−n
がFAX送信依頼をした時に送信データ12に一対一に
対応させて付けた送信コード11と一致するかどうかを
比較する。送信コード11が一致しない場合(N)はS
21の前に戻り次のレコードの送信コード11を報告書
ファイル16から読み出す。また、全てのレコードを検
索しても一致する送信コード11が無い場合は、再び送
信報告書ファイル16の先頭に戻り検索を繰り返す。送
信コード11が一致した場合(Y)にS23に進み、同
じレコード内の送信結果17を送信報告書ファイル16
から読み出す。続いてS24に進みS23において読み
出した送信結果17をワークステーション3−1〜3−
nのディスプレイ等の画面に表示する。この表示画面を
確認することによりFAX送信依頼者はワークステーシ
ョン3−1〜3−nから送信したFAXデータの送信結
果を確認することができる。
【0017】また、FAX受信については外部のFAX
端末10からのFAX受信データをFAXサーバ5で受
信し、受信したデータをファイルサーバ4の記憶装置7
内に設けた受信ボックス22に書き込む。この受信ボッ
クス22に書き込まれた受信データをワークステーショ
ン3−1〜3−nから検索し、必要なデータを取り出し
てファイルに保存したり、プリントアウトする。
【0018】以上、説明した構成にすることによりワー
クステーション3−1〜3−nで作成したデータをFA
Xサーバ5から公衆回線9を介してFAX番号で指定し
た外部のFAX端末10にFAX送信することができる
とともに、ワークステーション3−1〜3−nの画面上
からFAXサーバ5からのFAX送信が終了した後、直
ちに送信結果を確認することができる。また、ワークス
テーション3−1〜3−nで送信コード11を指定し、
送達確認モジュールM2を随時実行することにより、後
からでも送信結果を確認することができる。さらに、報
告書ファイル16に書き込まれた送信履歴データ19を
送信履歴として保存し活用することもできる。また、図
7で説明した送達確認モジュールM2をワークステーシ
ョン3−1〜3−n上のバックグランドで動作させるこ
とにより、他の処理と並行して処理することができ、送
達確認を行うために他の処理を中断させたり、他の処理
が終了するまで送達確認を待つ必要が無くなる。
【0019】図8〜図11は本発明の第2実施例の説明
図である。本実施例は前記第1実施例において、送信履
歴データ19に外部のFAX端末10にあらかじめ登録
されている相手情報を付加した実施例である。図8は第
2実施例におけるFAXサーバ5のFAX送信モジュー
ルM3’の処理フローを示したものである。S31でフ
ァイルサーバ4の記憶装置7に設けられた送信データキ
ュー15にワークステーション3−1〜3−nから送信
ファイル14が書き込まれていないかを監視する。S3
2においてファイルが無い場合(N)はS31の前に戻
り送信データキュー15の監視を続ける。ファイルがあ
る場合(Y)はS33に進み送信ファイル14を読み出
し、S34において前記第1実施例と同様に送信ファイ
ル14を送信コード11,FAX番号13,送信データ
12に分割する。次にS35においてFAX番号12で
指定された外部のFAX端末10に対して発呼を行う。
この時、相手のFAX端末10にあらかじめ登録されて
いる相手情報をFAX送信に先立ち取得した後、FAX
送信動作を開始する。
【0020】図9にFAX送信時における相手のFAX
端末10との間で取り行われるCCITT(国際電信電
話諮問委員会)勧告の伝送制御手順を示す。まず最初に
発呼側(FAXサーバ5)呼び出し信号(CNG)を送
信する。被呼側(FAX端末10)はCNG信号を受信
し回線が接続されると被呼端末識別信号(CED)を返
送する。続いて被呼側は非標準機能識別信号(NS
F)、被呼端末識別信号(CSI)及びディジタル識別
信号(DIS)を発呼側に送信する。この時、NSF信
号またはCSI信号により被呼側、すなわちFAX端末
10に登録されている相手情報が発呼側、すなわちFA
Xサーバ5に伝送される。発呼側はDIS信号を受信す
るとディジタル命令信号(DCS)を送信し、これによ
り発呼側の送信、被呼側の受信が決定され、続いて発呼
側よりトレーニング信号が送信される。被呼側はトレー
ニング信号を受信すると受信準備確認信号(CFR)を
送り発呼側にFAXデータの送信を促す。発呼側はCF
R信号を受信するとトレーニング信号を送信した後、F
AXデータを送信してFAX送信が行われる。FAXデ
ータの送信が終了すると発呼側は手順終了信号(EO
P)を被呼側に送信しFAX送信の終了を知らせる。E
OP信号を受信した被呼側は確認信号(MCF)を発呼
側に送信する。発呼側はMCF信号を受信すると切断命
令信号(DNC)を送信し回線を切断し、これでFAX
送信動作が終了する。以上がFAX送信における伝送制
御手順である。
【0021】FAXサーバ5はFAX送信が終了すると
S36に進み、図10に示すように送信コード11、送
信結果17及び先ほどの伝送制御手順に従って取得した
相手情報を1レコードとしてファイルサーバ4の記憶装
置7内に設けた送信報告書ファイル16に書き込み、再
びモジュールの先頭に戻り処理を繰り返す。
【0022】一方、ワークステーション3−1〜3−n
では図11に示した送達確認モジュールM2’に従って
送信結果の確認を行う。先ず前記第1実施例と同様にS
41において送信報告書ファイル16に書き込まれた送
信コード11を読み出し、S42において読み出した送
信コード11とワークステーション3−1〜3−nがF
AX送信依頼をした時に送信データに一対一に対応させ
て付けた送信コード11と一致するかどうかを比較し、
送信コードが一致しない場合(N)はS41の前に戻り
次のレコードの送信コード11を送信報告書ファイル1
6から読み出す。また、全てのレコードを検索しても一
致する送信コード11が無い場合は、再び送信報告書フ
ァイル16の先頭に戻り検索を繰り返す。送信コード1
1が一致した場合(Y)にS43に進み同一レコード内
の送信結果17、相手情報18を読み出す。次にS44
において読み出した送信結果17,相手情報18をワー
クステーション3−1〜3−nの画面上に表示する。こ
の表示画面を確認することによりFAX送信依頼者はワ
ークステーション3−1〜3−nから送信したFAXデ
ータの送信結果と送信相手を確認することができる。本
実施例によれば送信したFAXデータの送信結果を確認
するばかりでなく、データを送信した送信相手の確認を
も行うことができるため、確実に所望の相手にFAX送
信することができる。
【0023】図12は本発明の第3実施例である。本実
施例は公衆回線9を介して外部のFAX端末10とFA
Xデータの送信,受信を行うFAXサーバ23内にファ
イルを共有することができる記憶装置7’を設け、ワー
クステーション3−1〜3−nから該記憶装置7’に書
き込まれたFAX送信データを読み出して、FAXボー
ド8から指定した外部のFAX端末10にFAX送信す
る構成としたことが主な特徴である。本実施例によれば
FAXサーバ23に備えられて記憶装置7’を共有する
ことによりファイルサーバを省くことができるため、安
価にFAXサーバシステムを構築することができる。
【0024】図13は本発明の第4実施例で、ワークス
テーション3−1〜3−nからFAX送信を行う場合
に、送信コード11,FAX番号13の他にユーザを特
定するユーザID20を送信データ12と合わせてファ
イルサーバ4の記憶装置7に設けた送信データキュー1
5に送り込む構成としたことが主な特徴である。FAX
サーバ5はこの送信データキュー15に送り込まれた送
信ファイル14’を読み出し、前記実施例と同様に、指
定されたFAX番号13のFAX端末10に対して送信
データ12をFAX送信する。FAXサーバ5はFAX
送信終了後、図14に示すように送信コード11,送信
結果17及び相手情報18をファイルサーバ4の記憶装
置7に設けられた送信報告書ファイル21−1〜21−
3に書き込む。この際、ユーザID20で区別される各
ユーザ毎に設けられた送信報告書ファイル21−1〜2
1−3に送信コード11,送信結果17,相手情報18
を書き込む。ユーザID20で指定された送信報告書フ
ァイル21−1〜21−3が存在しない場合には新たに
送信報告書ファイル21−1〜21−3を作成する。ワ
ークステーション3−1〜3−nからFAX送信の送達
を確認する場合は、ユーザID20によりユーザ毎に区
別された送信報告書ファイル21−1〜21−3を検索
する。この様にユーザ毎に送信報告書ファイル21−1
〜21−3を区別することによりユーザは送達確認の際
に、自分自身の送信報告書ファイル21−1〜21−3
のみ検索するだけでよいため、検索時間を短縮すること
ができる他、前記実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0025】なお、本発明の実施例の説明における外部
のFAX端末10に対してFAX送信を行った後の送達
確認方式は、パソコン等を利用したスタンドアロンのパ
ソコン−FAXシステム等においても利用することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明のLAN上に複数のワークステー
ション、大容量の記憶装置を備えたファイルサーバ及び
外部のFAX端末との間でFAXデータの送信,受信を
行うことができるFAXサーバにより構成したFAXサ
ーバシステムにおいて、ワークステーションで作成した
データをファイルサーバのファイル共有機能を利用する
ことによりFAXサーバから指定した外部のFAX端末
にFAX送信することができる。このため一つのFAX
サーバを複数のワークステーションで共有できるため、
FAX資源を有効に利用できる効果がある。
【0027】また、ワークステーションからFAX送信
する際に、送信データを特定するために一対一に対応し
た送信コードを付けることにより、FAX送信終了後に
この送信コードを送信報告書ファイルの中から検索する
ことにより依頼をしたFAX送信の送信結果を確認する
ことができる。このためFAX送信後の送達確認を直ち
に行うことができ、作業効率を向上することができる。
また、送達確認モジュールを随時起動することにより、
後からでも送達確認を行うことができる。
【0028】さらに、送達確認処理フローをワークステ
ーションのバックグランドで動作させることで、他の処
理と並列に送達確認を行うことができるので従来のよう
に送達確認を行うために他の処理を止めたり、また他の
処理が終わるまで送達確認を待つ必要がなくなるため、
作業効率が向上する効果がある。
【0029】また、FAX送信を行う際に送信相手のF
AX端末に登録されている相手情報を取得し、これを送
信結果とともに表示することにより指定した送信先に正
しくFAX送信できているかを確認することができる。
このため従来のように送信確認を行うために電話等で相
手に問い合わせる手間を省くことができる。
【0030】さらに、FAXサーバに備えられた記憶装
置をファイルサーバの変わりに共有ファイルとして利用
することによりFAXサーバシステムを低価格化するこ
とができる。
【0031】さらにまた、ワークステーションからFA
X送信する際に、送信コードとユーザを特定するユーザ
IDとを付加することにより、FAXサーバがFAX送
信終了後にユーザIDで指定され、ユーザ毎に用意され
た送信報告書ファイルに送信コード,送信結果,相手情
報を書き込む。これによりワークステーションよりFA
X送信要求者が送達を確認する場合に、ユーザごとに用
意された自分自身の送信報告書ファイルを検索すればよ
いため検索時間が短縮され、作業効率を向上することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例で、システム全体構成図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例のワークステーションの送
信処理の流れ図である。
【図3】本発明の第1実施例のデータ合成の説明図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例のファイルサーバの記憶装
置の内部構成図である。
【図5】本発明の第1実施例のFAXサーバの送信処理
の流れ図である。
【図6】本発明の第1実施例の送信報告書ファイルの内
容説明図である。
【図7】本発明の第1実施例の送達確認モジュールの流
れ図である。
【図8】本発明の第2実施例のFAXサーバの送信処理
の流れ図である。
【図9】FAX送信の伝送制御手順の説明図である。
【図10】本発明の第2実施例の送信報告書ファイルの
内容説明図である。
【図11】本発明の第2実施例の送達確認モジュールの
流れ図である。
【図12】本発明の第3実施例で、システム全体構成図
である。
【図13】本発明の第4実施例のデータ合成の説明図で
ある。
【図14】本発明の第4実施例のファイルサーバの記憶
装置の内部構成図である。
【符号の説明】
3−1〜3−n…ワークステーション、4…ファイルサ
ーバ、5,23…FAXサーバ、7,7’…記憶装置、
10…FAX端末、11…送信コード、12…送信デー
タ、13…FAX番号、14…送信ファイル、15…送
信データキュー、16,21−1〜21−3…送信報告
書ファイル、17…送信結果、18…相手情報、20…
ユーザID、M1…送信依頼モジュール、M2,M2’
…送達確認モジュール、M3,M3’…FAX送信モジ
ュール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 智 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの大容量の記憶装置を備え
    たファイルサーバと、該ファイルサーバの記憶装置を共
    有する前記ファイルサーバとの間の通信機能を備えた少
    なくとも一つ以上のワークステーションからなる、ロー
    カルエリアネットワーク上に構築されたクライアントサ
    ーバシステムに、外部のFAX端末と公衆回線を介して
    FAXデータの送信,受信を行う機能を備えたFAXサ
    ーバを前記ローカルエリアネットワークに接続し、前記
    ワークステーションからのFAX送信データを前記ファ
    イルサーバの前記記憶装置を介して前記FAX端末に送
    信を行ったり、前記FAX端末からのFAXデータの受
    信を行うFAXサーバシステムにおいて、 前記ワークステーションから送信データを送信する際
    に、該送信データを識別する送信コードを前記送信デー
    タに付け加えて前記ファイルサーバに設けられた送信デ
    ータキューに送り込む手段と、 前記FAXサーバで前記ファイルサーバ内の送信データ
    キューに送り込まれた前記送信コードが付けられた送信
    データを取り出して、前記送信コードと送信データとを
    分割し、前記送信データを前記FAX端末に送信する手
    段と、 送信結果を取得し、該送信結果と前記送信データを識別
    するために付けられた送信コードとを、前記ファイルサ
    ーバに設けた送信報告書ファイルに書き込む手段と、 前記ワークステーションで前記送信報告書ファイルをア
    クセスして、FAX送信時に送信データに付けた前記送
    信コードと、前記送信報告書ファイルに書き込まれた送
    信コードを比較する手段と、 前記送信コードが一致した場合に、前記送信報告書ファ
    イルに書き込まれた送信結果を読み出し、前記ワークス
    テーションの画面等に該送信結果を表示する手段とを設
    け、送達確認を行うようにしたことを特徴とするFAX
    サーバシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のFAXサーバシステムにお
    いて、前記FAXサーバから前記FAX端末にFAX送
    信する際の制御信号の交信時に、前記FAX端末に登録
    されている相手情報を取得する手段を設け、該FAX端
    末から取得した相手情報を前記送信結果とともに前記送
    信報告書ファイルに書き込み、送達確認を行う場合に前
    記送信結果とともに前記相手情報を読みだして表示する
    ことにより、送達確認を行うようにしたことを特徴とす
    るFAXサーバシステム。
  3. 【請求項3】少なくとも一つ以上のワークステーション
    と、公衆回線を介して外部のFAX端末に接続され、該
    FAX端末とFAXデータの送信,受信を行う、記憶装
    置を備えたFAXサーバとをローカルエリアネットワー
    ク等によりネットワーク接続し、前記ワークステーショ
    ンからのFAX送信データを前記FAXサーバの記憶装
    置を介して、前記FAX端末にFAX送信を行うことを
    特徴としたFAXサーバシステム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のFAXサーバシステムにお
    いて、ワークステーションからFAXデータを送信する
    際に、該送信データに前記送信コードとともにユーザを
    特定するユーザIDを付加する手段と、 FAXサーバでは前記FAX端末にFAXデータを送信
    した後、前記ユーザIDで識別された送信報告書ファイ
    ルに送信結果を書き込む手段とを設け、ワークステーシ
    ョンから送信結果を確認する場合に、前記ユーザIDで
    識別された前記送信報告書ファイルを検索することによ
    り送達確認を行うようにしたことを特徴とするFAXサ
    ーバシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998059297A1 (fr) * 1997-06-20 1998-12-30 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Procede permettant de recevoir par internet une telecopie et du courrier electronique

Cited By (3)

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US6618749B1 (en) 1997-06-20 2003-09-09 Panasonic Communications Co., Ltd. Internet facsimile and e-mail reception method
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