JPH0713112Y2 - 外部電源式電子装置 - Google Patents

外部電源式電子装置

Info

Publication number
JPH0713112Y2
JPH0713112Y2 JP5063089U JP5063089U JPH0713112Y2 JP H0713112 Y2 JPH0713112 Y2 JP H0713112Y2 JP 5063089 U JP5063089 U JP 5063089U JP 5063089 U JP5063089 U JP 5063089U JP H0713112 Y2 JPH0713112 Y2 JP H0713112Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
main body
external connection
battery
external
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5063089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02144195U (ja
Inventor
幹夫 佐藤
博之 熊谷
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP5063089U priority Critical patent/JPH0713112Y2/ja
Publication of JPH02144195U publication Critical patent/JPH02144195U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0713112Y2 publication Critical patent/JPH0713112Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ヘッドホンステレオテープレコーダなどに
適用して好適な外部電源式電子装置に関し、特に、電池
ボックスとスピーカボックスを本体に対して装着すると
き、本体に設けられた同一の外部接続接点を使用して、
外部電源電圧と信号を供給できるようにしたものであ
る。
[従来の技術] ヘッドホンステレオテープレコーダ、ラジオ受信機、コ
ンパクト・ディスク(CD)プレーヤなどのように、軽薄
短小化された主としてオーディオ系の電子装置では、装
置本体に対してその駆動電圧を着脱自在になされた電池
ボックスから得るようになされたものがある。
そして、またこのような電子装置では、オーディオ信号
はイヤホーン若しくはヘッドホンを用いて聞くようにし
ている。これは、装置本体をより小型化するためであ
る。
このような電子装置は、その殆どの場合、屋外で使用さ
れるが、休日の日に屋内で聞くことも希ではない。その
ような場合でも、オーディオ信号はイヤホーン若しくは
ヘッドホンを用いて聞かなければならない。しかし、屋
内で聞く場合には、特にイヤホーンで聞く必然性は全く
ない。もちろん、屋内あるいは屋外で聞く場合でも数人
のグループで聞きたいようなときには、どちらかと言え
ば、スピーカで聞いた方がよい。
このような要求を満足するには、例えば電池ボックスと
同様に、本体よりも小型で、しかも電池ボックスと同様
に本体に対して着脱自在にスピーカボックスを構成すれ
ばよい。そうすれば、特に小型、携帯性を阻害しない
で、初期の目的を達成できる。もちろん、軽薄短小化さ
れたスピーカボックスには本体に対する外部電源として
の電池が内蔵されているものとする。
[考案が解決しようとする課題] ところで、電子装置をこのように構成した場合には、以
下のような点を技術的に解決する必要がある。
それは、本体に対して電池ボックスを装着した場合、本
体には外部電源を給電するための外部接続接点が設けら
れるが、この外部接続接点は電圧供給用であればよい。
しかし、スピーカボックスを装着した場合には、スピー
カボックス側からは電池電圧を外部電源として本体側に
給電し、本体側からは再生されたオーディオ信号をスピ
ーカ側に供給しなければならない。そのため、外部接続
接点は電圧供給用の他に、信号それ自体を送るための外
部接点が必要になる。そのため、夫々に対応した外部接
続接点を持たせなければならない。
ところが、こうすると、外部接続接点数が増え、軽薄短
小化とは逆行してしまう。
そこで、この考案ではこのような従来の課題を解決した
ものであって、外部接続接点を共用できるこの種電子装
置を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この考案においては、本体
駆動用の電池を内蔵した電池ボックスと、本体駆動用電
池とスピーカが内蔵されたスピーカボックスとが本体に
対して着脱自在に構成されると共に、 上記電池ボックスを上記本体に装着したとき、上記本体
に設けられた外部接続接点によって上記本体に所定の駆
動電圧が供給され、 上記スピーカボックス装着時の外部駆動電圧の供給と、
スピーカへの信号供給が、同一の上記外部接続接点を使
用して行なうようにしたことを特徴とするものである。
[作用] 本体20側に設けられた外部接続接点16、電池ボックス30
に設けられた外部接続接点36及びスピーカボックス40側
に設けられた外部接続接点48が、何れも3接点式に構成
される。
3接点の組合せを適宜に行なうと、外部接続接点16を外
部電源接続接点としても、外部信号供給用の接続接点と
しても使用できる。
[実施例] 続いて、この考案に係る外部電源式電子装置の一例を上
述したヘッドホンステレオテープレコーダに適用した場
合につき、第1図〜第3図を参照して詳細に説明する。
第1図において、20はヘッドホンステレオ本体(以下単
に本体という)、30は電池ボックスを示す。電池ボック
ス30は本体20に対して着脱自在に構成され、これを装着
することによって、本体20に所定の駆動電圧が供給され
るようになされている。
本体20内には必要に応じてガムタイプの薄形電池を内蔵
させてもよい。
本体20の構成から説明する。本体20にはヘッドホンジャ
ック2が設けられ、ここにステレオ用ヘッドホン(図示
しない)が差し込まれると、ヘッドホンのコード自体が
アンテナ線として作用して、アンテナで受信した放送信
号が信号線4及びマッチング回路5を通じてバンドパス
フィルタ6に供給されて必要帯域の放送信号が抽出、分
離される。
その後、チューナ8に供給されて必要な放送局が受信さ
れる。
受信された放送信号は検波されて左右のステレオ信号L,
Rとされ、これがアンプ12にて増幅されたのち信号線14
L,14Rを経てヘッドホンジャック2の端子2a,2bに夫々供
給される。そうすると、ヘッドホンでステレオ放送を聞
くことができる。
また、テープより再生された左右のステレオ信号も同様
に、最終的にはアンプ12を経てヘッドホンに供給され
る。
端子2a,2bに供給されたステレオ信号はさらに合成用の
抵抗器Rを介して外部接続接点16の対応する接点aに供
給される。この接点aは信号接点で、後述するようにス
ピーカボックス40が装着されたとき、この信号接点aを
介して外部のスピーカ54(第2図参照)にステレオ信号
が伝達される。
外部接続接点16は3接点方式であって、接点bは外部電
源接点として使用され、これより本体20内に設けられた
各種の回路系に必要な駆動電圧が供給される。接点cは
アース接点として使用される。
これは第3図Aにも示すように、各接点a,b,cは何れも
舌片構成である。そして、所定の間隔を保持して取り付
けられた方形接点a,bに対して、接点cはこの接点a,bと
ほぼ同一の長さとなされた帯状接点が使用されている。
電池ボックス30は第1図のように、その内部に電池32が
交換できるように収納され、電池電圧は電源安定化回路
34によって定電圧化されて、この電池ボックス30に取り
付けられた外部接続接点36に供給される。
外部接続接点36も3接点構成であって、電源安定化回路
34から出力された正極電圧(駆動電圧)が接点bに印加
され、負極電圧が第1の接点cに印加される。そして、
電池32の負極側が第2の接点cに印加される。
外部接続接点36の接点の配列は、図のように接点bが外
部接続接点16の接点bと対峙し、第1及び第2の接点c
が夫々外部接続接点16の接点cに対峙するように選定さ
れている。そして、外部接続接点36用の接点は全てスプ
リングなどによって進退自在になされたピン構成である
(第3図B参照)。したがって、電池ボックス30を本体
20に装着すると、外部接続接点36用のピン型接点b〜c
が、外部接続接点16用の対応する舌片型接点a〜cの表
面を押圧して、両者が電気的に接続される。
そうすると、外部の駆動電圧が電源用の接点b-bを通じ
て本体20内に供給されることになる。ただし、外部接続
接点16における信号用の接点aには対峙する接点が存在
しないため、電池ボックス30を使用して本体20を駆動す
るときには、ヘッドホン使用に限定される。
電池ボックス30側の接点cは、第1図で示すように2分
割されているが、これは電池ボックス30が本体20側に装
着されていないときに、電源安定化回路34を介して電池
32の両極が接続されないようにするためである。これに
よって、電池ボックス30不使用時の無駄な電池消耗を防
止できる。
なお、接点cを分割せずに外部接続接点16と同じような
帯状接点式に構成した場合には、電池ボックス30内に電
源スイッチを設ければよい。
第2図はスピーカボックス40を使用したときの例であ
る。
スピーカボックス40は電池内蔵型であって、交換可能な
内蔵電池42は電源スイッチ44を介して電源安定化回路46
に供給されて電圧の安定化が図られたのち、外部接続接
点48の対応する電源接点bに印加される。
外部接続接点48は電池ボックス30に装備された外部接続
接点36と同一構成のものであって、ピン型接点a〜cの
配列も同一である。ただし、使用するときには、180°
反転した状態で使用されることになる(第3図C参
照)。接点cはアース接点である。そうすると、外部接
続接点48の各接点a〜cは夫々外部接続接点16の舌片型
接点a〜cと対応する。
信号接点aに入力したステレオ信号は高周波カット用の
コイル50、アンプ52を経て超小型のスピーカ54に供給さ
れる。
56はスピーカボックス40に装備された外部アンテナ(本
例では、ロッドアンテナ)で、その一端はコンデンサC2
を介して信号接点aに接続されている。コンデンサC2
は、外部アンテナ56に手が触れたときに混入するオーデ
ィオ帯域のノイズを阻止するためのものである。
このように構成されたスピーカボックス40を本体20に装
着すると、外部接続接点48と16の各対応する接点同士a-
a,b-b,c-cが電気的に連結される。
これによって、スピーカボックス40に内蔵された電池42
は本体20と接続されてこれが駆動電圧として使用され
る。
外部アンテナ56も本体20用のアンテナとして作用する。
これで、外部アンテナ56より給電された放送信号はコン
デンサC2、接点a-a、コンデンサC1を通ってチューナ8
側に供給される。
そして、ステレオ信号L,Rは抵抗器Rによって合成され
てモノラル信号に変換されたのち、接点a-aを通ってス
ピーカ54に導かれる。したがって、スピーカボックス40
使用時は、外部のスピーカ54で放送を聞くことができ
る。
本体20側に設けられたコンデンサC1は外部アンテナ56で
受信した放送信号のみを通過させると共に、抵抗器Rに
よって合成されたモノラル信号がバンドパスフィルタ6
側に伝達されるのを阻止するためのものである。
外部より操作できる電源スイッチ44はスピーカボックス
40を使用するときのみオンに制御されるスイッチであ
る。
以上のように、3接点構成の外部接続接点16,36,48を使
用すると共に、その接点配列、接点接続などを適宜選定
すれば、本体20には単一の外部接続接点16のみを設けれ
ば足りる。すなわち、外部接続接点16を電池ボックス30
用の外部接続接点としても使用できれば、スピーカボッ
クス40用の外部接続接点としても使用することができ
る。
上述した例はステレオヘッドホンテープレコーダにこの
考案を適用したが、その他に、着脱自在な外部電源方式
を採用している電子装置にもこの考案を適用することが
できる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、3接点構成
の外部接続接点を使用すると共に、その接点配列、接点
接続などを適宜選定することによって、本体には単一の
外部接続接点のみを設ければ足りる。すなわち、外部接
続接点を電池ボックス用の外部接続接点としても使用で
きれば、スピーカボックス用の外部接続接点としても使
用することができる。
そのため、外部接続接点の増加をもたらすことなく、電
池内蔵の外部スピーカを簡単に連結できる特徴を有す
る。
従って、この考案に係る外部電源式電子装置は上述した
ステレオヘッドホンテープレコーダ、その他、着脱自在
な外部電源方式を採用している電子装置に適用して極め
て好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々この考案に係る外部電源式電子
装置の使用例を示す系統図、第3図は外部接続接点の説
明図である。 10……ヘッドホンステレオテープレコーダ 16,36,48……外部接続接点 20……ヘッドホンステレオ本体 30……電池ボックス 32,42……内蔵電池 40……スピーカボックス a……信号接点 b……電源接点 c……アース接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体駆動用の電池を内蔵した電池ボックス
    と、本体駆動用電池とスピーカが内蔵されたスピーカボ
    ックスとが本体に対して着脱自在に構成されると共に、 上記電池ボックスを上記本体に装着したとき、上記本体
    に設けられた外部接続接点によって上記本体に所定の駆
    動電圧が供給され、 上記スピーカボックス装着時の外部駆動電圧の供給と、
    スピーカへの信号供給が、同一の上記外部接続接点を使
    用して行なうようにしたことを特徴とする外部電源式電
    子装置。
JP5063089U 1989-04-29 1989-04-29 外部電源式電子装置 Expired - Fee Related JPH0713112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063089U JPH0713112Y2 (ja) 1989-04-29 1989-04-29 外部電源式電子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063089U JPH0713112Y2 (ja) 1989-04-29 1989-04-29 外部電源式電子装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02144195U JPH02144195U (ja) 1990-12-06
JPH0713112Y2 true JPH0713112Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31569343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5063089U Expired - Fee Related JPH0713112Y2 (ja) 1989-04-29 1989-04-29 外部電源式電子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713112Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02144195U (ja) 1990-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3902120A (en) Combination radio receiver and stereo headphones
US5974304A (en) Small radio transmitter receiver system
JPH0562439A (ja) 携帯用ステレオ音楽等聴取装置
EP0586075B1 (en) Loudspeaker systems
US5768399A (en) Low distortion amplifier
JPH0713112Y2 (ja) 外部電源式電子装置
GB2121649A (en) Cordless transmission in audio reproduction system
JPS6022710Y2 (ja) 増幅器の出力回路
JP2547591B2 (ja) 電子機器のリモートコントロール装置
JPS646605Y2 (ja)
JPS6325822Y2 (ja)
JPS5935910Y2 (ja) 記録再生システム
JPH0117909Y2 (ja)
KR200228531Y1 (ko) 무선 안내방송 시스템
JPS58191741U (ja) ポケツタブル・ラジオ・テレビ受信機
JP2589703B2 (ja) 接続装置
CA2209036A1 (en) Wireless headphones with portable fm transmitter
JPS6241431Y2 (ja)
JPH0166695U (ja)
JPS6333438Y2 (ja)
JPS6020171Y2 (ja) ステレオ式テ−プレコ−ダ−のマイク入力切換回路
JPH0247679Y2 (ja)
JPS6311771Y2 (ja)
JPH0129908Y2 (ja)
JPS6240881B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees