JPH0713024Y2 - 懸垂幕昇降装置における幕布支持具 - Google Patents
懸垂幕昇降装置における幕布支持具Info
- Publication number
- JPH0713024Y2 JPH0713024Y2 JP3510092U JP3510092U JPH0713024Y2 JP H0713024 Y2 JPH0713024 Y2 JP H0713024Y2 JP 3510092 U JP3510092 U JP 3510092U JP 3510092 U JP3510092 U JP 3510092U JP H0713024 Y2 JPH0713024 Y2 JP H0713024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- curtain
- curtain cloth
- lifting device
- fixed bar
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、懸垂幕昇降装置におけ
る昇降バーへの幕布の着脱時、並びに昇降バーの昇降操
作時に幕布の不要な垂れ下がりを防止するために用いら
れる支持具に関する。
る昇降バーへの幕布の着脱時、並びに昇降バーの昇降操
作時に幕布の不要な垂れ下がりを防止するために用いら
れる支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、懸垂幕昇降装置は、建物の外壁
面に縦列並行する2本のガイドレールを固定し、昇降バ
ーの両端部を昇降自在に取り付け、これをガイドレール
の下方に設けたドラムにワイヤーロープを巻き取り、或
いは緩めることで、帯状の幕布を連結した昇降バーを昇
降させる方式としていたのである。
面に縦列並行する2本のガイドレールを固定し、昇降バ
ーの両端部を昇降自在に取り付け、これをガイドレール
の下方に設けたドラムにワイヤーロープを巻き取り、或
いは緩めることで、帯状の幕布を連結した昇降バーを昇
降させる方式としていたのである。
【0003】しかしながら、従来の懸垂幕昇降装置は、
昇降バーの正常な昇降、及び懸垂された幕布の風などに
よる揺れの防止を重点的に考えていたのであり、幕布の
昇降バーへの着脱時においての幕布の支持や、ドラムの
回転操作に関しては何ら考慮されていなかったのであ
る。
昇降バーの正常な昇降、及び懸垂された幕布の風などに
よる揺れの防止を重点的に考えていたのであり、幕布の
昇降バーへの着脱時においての幕布の支持や、ドラムの
回転操作に関しては何ら考慮されていなかったのであ
る。
【0004】このため、幕布の上端を昇降バーへ連結す
る際には、幕布はガイドレールの下方部に架け渡した固
定バーに折り畳んだ状態で載置して行われるが、この状
態でドラムを巻き取り操作すると、巻き取られるワイヤ
ーロープと共に固定バーに載置して前後に垂れ下がった
幕布もドラムに巻き付く事態が生じ、ドラムを回転不能
とするおそれがあるばかりでなく、噛み込まれた幕布が
損傷を受けることがあり、ドラムの回転繰作には充分な
注意力を有し、機器の保守点検には手数を要していたの
である。
る際には、幕布はガイドレールの下方部に架け渡した固
定バーに折り畳んだ状態で載置して行われるが、この状
態でドラムを巻き取り操作すると、巻き取られるワイヤ
ーロープと共に固定バーに載置して前後に垂れ下がった
幕布もドラムに巻き付く事態が生じ、ドラムを回転不能
とするおそれがあるばかりでなく、噛み込まれた幕布が
損傷を受けることがあり、ドラムの回転繰作には充分な
注意力を有し、機器の保守点検には手数を要していたの
である。
【0005】また、懸垂されていた帯状の幕布を下降収
納するに当っては、順次固定バーに折り畳まれて載置さ
れ、前後に垂れ下がった状態となるもので、昇降バーの
下降操作時には勿論のこと、上昇操作時にも固定バーに
支持された幕布が、ドラムを回転させるハンドル操作の
障害となっていた。このためドラムを回転操作するには
積み重なった幕布を持ち上げてハンドル操作する必要が
あった。
納するに当っては、順次固定バーに折り畳まれて載置さ
れ、前後に垂れ下がった状態となるもので、昇降バーの
下降操作時には勿論のこと、上昇操作時にも固定バーに
支持された幕布が、ドラムを回転させるハンドル操作の
障害となっていた。このためドラムを回転操作するには
積み重なった幕布を持ち上げてハンドル操作する必要が
あった。
【0006】しかしながら、幕布の昇降バーへの着脱操
作、並びにドラムのハンドル操作は、地上面、若しくは
屋上面などから数メートル上方の脚立上で行われるのが
通常であり、幕布の着脱操作や幕布を持ち上げてのハン
ドル操作は両手を離した作業となるため危険性が極めて
大となるものであった。
作、並びにドラムのハンドル操作は、地上面、若しくは
屋上面などから数メートル上方の脚立上で行われるのが
通常であり、幕布の着脱操作や幕布を持ち上げてのハン
ドル操作は両手を離した作業となるため危険性が極めて
大となるものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従来の懸垂幕昇降装置
は、幕布の昇降バーへの着脱操作、並びにドラムのハン
ドルの操作において危険性が極めて大であり、且つ、幕
布に損傷を与えるおそれを有していたことである。
は、幕布の昇降バーへの着脱操作、並びにドラムのハン
ドルの操作において危険性が極めて大であり、且つ、幕
布に損傷を与えるおそれを有していたことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、建物の外壁面
に縦列並行して固定した2本のガイドレールと、ガイド
レールに両端部を昇降自在に取り付けられ、幕布を着脱
自在に連結する昇降バーと、ガイドレールの下方部に架
け渡された固定バーと、固定バーの下方に設けられ、昇
降バーに連繋されたワイヤーロープによって昇降バーを
昇降操作するドラムと、ドラムを回転繰作するハンドル
とからなる懸垂幕昇降装置において、上記固定バーに、
昇降バーへの着脱操作、並びに昇降操作時に幕布を支持
する支持腕を水平方向への回転自在に軸支したのであ
る。
に縦列並行して固定した2本のガイドレールと、ガイド
レールに両端部を昇降自在に取り付けられ、幕布を着脱
自在に連結する昇降バーと、ガイドレールの下方部に架
け渡された固定バーと、固定バーの下方に設けられ、昇
降バーに連繋されたワイヤーロープによって昇降バーを
昇降操作するドラムと、ドラムを回転繰作するハンドル
とからなる懸垂幕昇降装置において、上記固定バーに、
昇降バーへの着脱操作、並びに昇降操作時に幕布を支持
する支持腕を水平方向への回転自在に軸支したのであ
る。
【0009】また、支持腕の中央部が固定バーの中央部
に軸支されているのもよい。更に、固定バーの裏面側に
固定腕を張設することもある。
に軸支されているのもよい。更に、固定バーの裏面側に
固定腕を張設することもある。
【0010】
【作用】而して、幕布を昇降バーへ連結するに当って
は、支持腕を回転させ固定バーに対してほぼ90度の角
度に配し、これに折り畳まれた幕布を支持させるもの
で、昇降バーを上昇させるハンドル操作も支持された状
態で行われる。
は、支持腕を回転させ固定バーに対してほぼ90度の角
度に配し、これに折り畳まれた幕布を支持させるもの
で、昇降バーを上昇させるハンドル操作も支持された状
態で行われる。
【0011】昇降バーの上昇が完了し、幕布が完全に懸
垂された場合には支持腕を回転させ固定バーに沿わせた
状態に収納する。
垂された場合には支持腕を回転させ固定バーに沿わせた
状態に収納する。
【0012】次いで、幕布を下降収納するに当っても、
支持腕を回転させ固定バーに対してほぼ90度の角度に
配し、これに順次下降して折り重なって来る幕布を支持
するのである。
支持腕を回転させ固定バーに対してほぼ90度の角度に
配し、これに順次下降して折り重なって来る幕布を支持
するのである。
【0013】また、支持腕が、その中央部を固定バーの
中央部に軸支されていると、支持腕を回転させ固定バー
に対してほぼ90度の角度に配した場合には、固定バー
の表裏側に支持腕が突出されることになり、幕布を安定
して支持できる。
中央部に軸支されていると、支持腕を回転させ固定バー
に対してほぼ90度の角度に配した場合には、固定バー
の表裏側に支持腕が突出されることになり、幕布を安定
して支持できる。
【0014】更に、固定バーの裏面側に固定腕を張設す
ることによって、固定バーの裏面側は常に幕布を支持で
きる態勢にあり、固定バーの表面側で支持腕を回転操作
することで幕布を安定した状態に支持対応できるのであ
る。
ることによって、固定バーの裏面側は常に幕布を支持で
きる態勢にあり、固定バーの表面側で支持腕を回転操作
することで幕布を安定した状態に支持対応できるのであ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
すると、1は建物の外壁面2に縦列並行して固定した2
本のガイドレールで、幕布3を着脱自在に連結する昇降
バー4の両端部を昇降自在に取り付けている。5はガイ
ドレール1の下方部に架け渡された固定バーで、固定バ
ー5の下方には回転操作するハンドル6を備えたドラム
7を配置している。8は昇降バー4に連繋されたワイヤ
ーロープで、昇降バー4を昇降操作するドラム7に巻き
付けられている。
すると、1は建物の外壁面2に縦列並行して固定した2
本のガイドレールで、幕布3を着脱自在に連結する昇降
バー4の両端部を昇降自在に取り付けている。5はガイ
ドレール1の下方部に架け渡された固定バーで、固定バ
ー5の下方には回転操作するハンドル6を備えたドラム
7を配置している。8は昇降バー4に連繋されたワイヤ
ーロープで、昇降バー4を昇降操作するドラム7に巻き
付けられている。
【0016】9は上記固定バー5に、水平方向への回転
自在に軸支10した支持腕で、昇降バー4への着脱操
作、並びに昇降操作時に固定バー5に対してほぼ90度
の角度に配して幕布3を支持する。11は固定バー5の
裏面側に張設した固定腕で、ドラム7の上方に設けられ
ている。
自在に軸支10した支持腕で、昇降バー4への着脱操
作、並びに昇降操作時に固定バー5に対してほぼ90度
の角度に配して幕布3を支持する。11は固定バー5の
裏面側に張設した固定腕で、ドラム7の上方に設けられ
ている。
【0017】図面の実施例では、支持腕9を棒状体とし
たものとしているが、固定バー5に沿わせた場合に表面
側に突設しないものであれば他の形状でもよい。
たものとしているが、固定バー5に沿わせた場合に表面
側に突設しないものであれば他の形状でもよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は上記のように、ガイドレールの
下方部に架け渡した固定バーに、支持腕を水平方向への
回転自在に軸支したことから、幕布の昇降バーへの着脱
操作、並びに昇降バーの昇降操作に当っては、幕布を支
持腕に支持することができ、ドラムのハンドル操作が支
障なく行えると共に、幕布のドラムへのに巻き込みが防
止され、幕布を損傷することもなく、安定した状態で作
業できる。
下方部に架け渡した固定バーに、支持腕を水平方向への
回転自在に軸支したことから、幕布の昇降バーへの着脱
操作、並びに昇降バーの昇降操作に当っては、幕布を支
持腕に支持することができ、ドラムのハンドル操作が支
障なく行えると共に、幕布のドラムへのに巻き込みが防
止され、幕布を損傷することもなく、安定した状態で作
業できる。
【0019】また、支持腕が、その中央部を固定バーの
中央部に軸支されていると、支持腕の回転操作により、
中央部を固定バーの表裏側に支持腕が突出し、幕布を安
定して支持できる状態が簡単に得られる。
中央部に軸支されていると、支持腕の回転操作により、
中央部を固定バーの表裏側に支持腕が突出し、幕布を安
定して支持できる状態が簡単に得られる。
【0020】更に、固定バーの裏面側に固定腕を張設す
ることで支持腕を回転操作することと相俟って幕布をよ
り一層安定した状態に支持できるのである。
ることで支持腕を回転操作することと相俟って幕布をよ
り一層安定した状態に支持できるのである。
【図1】一部省略した正面図である。
【図2】一部省略した側面図である。
【図3】要部の正面図である。
【図4】要部の横断平面図である。
【図5】要部の縦断側面図である。
【図6】他の実施例の要部の横断平面図である。
【図7】更に他の実施例の要部の横断平面図である。
1 カイドレール 2 外壁面 3 幕布 4 昇降バ
ー 5 固定バー 6 ハンド
ル 7 ドラム 8 ワイヤ
ーロープ 9 支持腕 10 軸支部
11 固定腕
ー 5 固定バー 6 ハンド
ル 7 ドラム 8 ワイヤ
ーロープ 9 支持腕 10 軸支部
11 固定腕
Claims (3)
- 【請求項1】 建物の外壁面(2)に縦列並行して固
定した2本のガイドレール(1)と、ガイドレール
(1)に両端部を昇降自在に取り付けられ、幕布(3)
を着脱自在に連結する昇降バー(4)と、ガイドレール
(1)の下方部に架け渡された固定バー(5)と、固定
バー(5)の下方に設けられ、昇降バー(4)に連繋さ
れたワイヤーロープ(8)によって昇降バー(4)を昇
降操作するドラム(7)と、ドラム(7)を回転操作す
るハンドル(6)とからなる懸垂幕昇降装置において、
上記固定バー(5)に、昇降バー(4)への着脱操作、
並びに昇降操作時に幕布(3)を支持する支持腕(9)
を水平方向への回転自在に軸支(10)した懸垂幕昇降
装置における幕布支持具。 - 【請求項2】 支持腕(9)の中央部が固定バー
(5)の中央部に軸支(10)されている請求項1記載
の懸垂幕昇降装置における幕布支持具。 - 【請求項3】 固定バー(5)の裏面側に固定腕(1
1)を張設した請求項1記載の懸垂幕昇降装置における
幕布支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3510092U JPH0713024Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 懸垂幕昇降装置における幕布支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3510092U JPH0713024Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 懸垂幕昇降装置における幕布支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621087U JPH0621087U (ja) | 1994-03-18 |
JPH0713024Y2 true JPH0713024Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=12432524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3510092U Expired - Lifetime JPH0713024Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 懸垂幕昇降装置における幕布支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713024Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4663170B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2011-03-30 | 株式会社ダイケン | 懸垂幕昇降装置 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP3510092U patent/JPH0713024Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621087U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |