JPH0713015Y2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH0713015Y2
JPH0713015Y2 JP1988154419U JP15441988U JPH0713015Y2 JP H0713015 Y2 JPH0713015 Y2 JP H0713015Y2 JP 1988154419 U JP1988154419 U JP 1988154419U JP 15441988 U JP15441988 U JP 15441988U JP H0713015 Y2 JPH0713015 Y2 JP H0713015Y2
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shaft
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進 辻村
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、OA機器、POS端末等の表示部および印字部と
を一体に備えた電気機器に関する。
(従来の技術) この種の電気機器では、例えば、第5図に示すように、
機体1の前面に形成された断面略半円状の凹部2に表示
部3を回動可能に配設し、この表示部3の後方で機体1
の内部に印字部4を配設した構造が採られている。
そして、前記表示部3は、その背面の弧状面が基体1の
凹部2に全体的に摺動回動可能に嵌合され、この凹部2
の数箇所に設けた縦溝2aを通じて凹部2の後面に突出す
る表示部3の突片3aに凹部2の裏面に圧接するばね6を
装着しており、この電気機器の操作者に応じて選択され
た表示部3の回動位置をばね6の圧接力によって保持す
る構造となっている。
また、前記印字部4は、表示部3の後側に位置して機体
1の後部に図示しないプラテンを有し、このプラテンと
表示部3との間に図示しない印字ヘッドと共にプラテン
軸方向すなわち左右方向に移動するリボンカセット7が
配設されている。
なお、前記表示部3の前側に位置して前記機体1にキー
ボード5が配設されている。
また、従来のこの種電気機器においては、第6図に示す
表示部3の支持構造を備えた構造も知られている。この
従来の第6図に示す構造の電気機器では、表示部3の両
端の支軸を支点として機体1の前面に形成した凹部2内
で回動可能に支持し、前記第5図に示す構造と同一構造
の表示部3の後面内側部の数箇所から突設した突片3aに
凹部2の裏面に圧接するばね6を装着して表示部3の回
動規制する構造が採られている。
また、実開昭63-54178号公報に記載されているように、
表示部の両側下部に突設した軸支部に回動軸の両端部を
固定し、この回動軸の中間部に固定したドラムの両側を
パソコン機体に固定した軸受板にて回動自在に支持し、
この軸受板に固着した板ばねを前記ドラムの両側に圧接
し、前記軸受板の先端部に調節ねじを螺合した構造も知
られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記第5図および第6図に示す表示部3と印字部4とを
一体に備えた従来の電気機器では、表示部3のばね6等
による回動規制機構が表示部3の後面内側部の数箇所か
ら後方に突出して設けられ、印字部4のリボンカセット
7やこのリボンカセット7を左右方向に移動させる移動
機構およびリボンを巻取る巻取機構等の移動領域内にあ
るので、干渉を避けるために表示部3と印字部4との間
の寸法をある程度大きく設定する必要があり、特に、表
示部3の保持力を大きくするには軸受部を大きくする必
要があり、奥行き寸法が長くなり、小形軽量化の障害と
なっている。
また、実開昭63-54178号公報に記載された構造では、回
動軸に挿通して表示部と機体を接続する配線コードが太
くなると、回動軸が太くなって軸受部が大径となり、こ
の表示部の後側に印字部を配設した構造とすると、表示
部と印字部との間の寸法が大きくなって、奥行き寸法が
長くなり、小形軽量化の障害となる問題を有している。
一方、この種の電気機器では、機器の構成上印字部4の
幅より表示部3の幅が狭く、表示部3の両側にデッドス
ペースが生じている。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、表示部の両
側に形成されるデッドスペースを有効に利用して表示部
の回動規制手段を配設することにより、表示部と印字部
との距離をできるだけ近づけることができ、奥行き寸法
を短くでき、小形軽量にできる電気機器を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 本考案の電気機器は、機体の前面に所定角度域内で回動
可能に配設される表示部と、この表示部の後方に位置し
て前記機体内部に配設され前記表示部より幅が広い印字
部とを備えた電気機器において、前記機体の前部には左
右両側に前側に向って突出形成した前面ケース部の間に
前面および上面に開放され前記表示部の幅に合わせた凹
部を形成し、前記表示部は、この表示部の左右両端部に
一体的に結合し前記機体の凹部の相対する左右両側壁に
形成した支持孔に回動可能に嵌合する軸体によって一体
的に回動可能に支持すると共に、この凹部の側壁を貫通
して前記ケース部の内部に突出した少なくとも一方の軸
体の回動を規制して表示部の回動位置を保持する回動規
制手段を前記ケース部内に設けたものである。
(作用) 本考案の電気機器は、印字部の幅より狭い表示部は機体
の前側に突設したケース部間の凹部に配設され、この表
示部の両端部における凹部の両側部に形成されるデッド
スペースとなるケース部に回動可能に支持すると共にこ
のケース内に設けた回動規制手段で回動位置を保持する
ようにしたことにより、表示部が配設される機体の凹部
の後面と印字部との距離を近づけても印字部の印字動作
に干渉することがなく、表示部と印字部との間隔を短く
でき機体の奥行き寸法を小さくできる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を第1図ないし第4図を
参照して説明する。
第1図において、11は電気機器の機体で、この機体11の
前面に設けられた凹部12に所定角度域内で回動可能に表
示部13が配設され、この表示部13の後方で機体11の内部
に前記表示部より幅の広い印字部14が配設されていると
共に、この表示部13が配設される凹部12の前部下側に操
作部としてのキーボード15が配設されている。
前記機体11の凹部12は、前面左右両側に前方に向って突
出した前面ケース部21,21の間にて形成され前面および
上面に開放されている。この凹部12の上縁部にストッパ
段部22が設けられていると共に左右の両側壁23,23の上
端側に各前面ケース部21,21の内部に連通する丸孔状の
支持孔24,24が相対して設けられている。
また、前記印字部14に臨む機体11の上面には開口部25が
設けられ、この開口部25には第2図に示すようなカバー
26が開閉可能に設けられている。
前記表示部13は、例えば液晶表示器等の横長の表示器31
を有し、この表示器31を後カバー32と前カバー33との間
に挟持固定し、前カバー33の表示窓34を通じて表示器31
の表示面31aが前面に臨むようになっている。
また、後カバー32の上縁部に左右方向に沿ってストッパ
35が設けられ、さらに、前カバー33の左右両端の端板3
6,36には角孔状の連結孔37,37が設けられ、この一方の
連結孔37を通じて表示器31に接続された配線コード38が
表示部13の外部へ引出される。
また、前記表示部13は左右両端部を軸体41,41によって
回動可能に支持される。この軸体41は、前記凹部12の側
壁23の支持孔24に回動可能に嵌合する円筒状の軸部42を
有し、この軸部42の一端に表示部13の連結孔37に嵌合す
る角柱状の連結部43が設けられ、軸部42の他端に扇状の
揺動突部44が設けられ、この揺動突部44の先端に軸部42
と同心円の回動面45およびこの回動面45の左右両縁部の
フランジ46,46が設けられている。また、軸部42、連結
部43および揺動突部44の基部を貫通して通孔47が設けら
れている。
さらに、前記表示部13は前記ケース部21内に設けられ軸
体41に作用する回動規制手段51によって回動位置が保持
される。この回動規制手段51は、板ばね52を有し、この
板ばね52の一端の固定片部52aが前面ケース部21の裏面
から突設されたボス53に固定ねじ54によって締付け固定
され、他端の圧接片部52bが軸体41の揺動突部44の両フ
ランジ46,46間に嵌合すると共に回動面45にばね弾性に
よって圧接する。
前記印字部14は、機体11の後部側にプラテン61を有し、
このプラテン61と表示部13との間に印字ヘッド62と共に
プラテンに沿って左右方向に移動するリボンカセット63
が配設されている。
そして、前記表示部13を機体11に装着するには、まず、
各板ばね52,52を固定ねじ54,54によって各前面ケース部
21,21の裏面のボス53,53に締付け固定し、第3図に示す
ように、表示部13を機体11の凹部12に嵌合しながらその
表示部13から出ている配線コード38を凹部12の一方の支
持孔24を通じて一方の前面ケース部21の内部に引込む。
次いで、一方の前面ケース部21の内部において、引込ん
だ配線コード38を軸体41の通孔47に通し、この軸体41の
連結部43および軸部42を支持孔24を通じて凹部12の方向
へ挿入し、連結部43を表示部13の一端の連結孔37に一体
的に結合させると共に軸部42を支持孔24に回動可能に嵌
合する。また、他方の前面ケース部21の内部において、
軸体41の連結部43および軸部42を支持孔24を通じて凹部
12の方向へ挿入し、連結部43を表示部13の他端の連結孔
37に一体的に結合させると共に軸部42を支持孔24に回動
可能に嵌合する。
次いで、板ばね52の先端部を持上げながら軸体41の揺動
突部44の両フランジ46,46間に嵌合して回動面45に圧接
させる。
そして、機体11に装着した表示部13は、両端の軸体41,4
1によって、表示部13の後面が機体11の凹部12に当接す
る回動位置(第2図実線位置)から表示部13の上端のス
トッパ35が凹部12のストッパ段部22に当接する回動位置
(第2図2点鎖線位置)までの所定角度域内で回動可能
に支持され、かつ、軸体41の回動面45に圧接する板ばね
52の圧接力によって、任意の回動位置で停止状態に保持
される。
また、印字部14の印字ヘッド62およびリボンカセット63
やこのリボンカセット63を左右方向に移動させる移動機
構およびリボンを巻取る巻取機構等が左右に移動しなが
ら印字を行なうが、表示部13を回動可能に保持する軸体
41や板ばね52等はそのリボンカセット63等の移動領域よ
り左右外側にそれぞれある。
そのため、表示部13を装着した凹部12の後面と印字部14
のリボンカセット63等との距離をある程度小さく設定し
ても干渉することがなく、機体11の奥行き寸法を短くし
て小形軽量化を図れ、操作者が操作しやすい位置に設置
して使用することができる。
なお、表示部13の表示器31の配線コード38を軸体41の通
孔47を通じて機体11の内部へ引込むことができるため、
配線コード38の引込み手段を別に設ける必要がなく、配
線コード38が折曲げられたり、よれたりすることもな
く、接続の信頼性も高い。
また、板ばね52等が左右両端側にあるため、リボンカセ
ット63の交換のために機体11内に手を差込んでも板ばね
52等に触れることがなく安全である。
また、回動規制手段51は、例えば軸体41にばねを設け、
この軸体41と一体に回動するばねが前面ケース部21の内
部に圧接して表示部13の回動位置を保持するようにして
もよい。
また、軸体41の径を小さく設定して表示部13の上端に近
い位置で支持するようにすることで、表示部13の上部と
機体11との間の隙間を小さくできるなど表示部13および
機体11のデザインの自由度を増すことができる。
(考案の効果) 本考案によれば、機体に凹部によって表示部の両端部に
突出形成されるケース部に軸体で回動可能に支持すると
共にこのデッドスペースとなるケース部内に設けた回動
規制手段で回動位置を保持することができるため、表示
部が配設される機体の凹部の後面に印字部を近づけて配
設しても印字部の印字動作には干渉せず、奥行き寸法を
短くして小形軽量化を図れ、操作者が操作し易い位置に
設置して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気機器の一実施例を示す分解状態の
斜視図、第2図は組立状態の断面図、第3図は一部の分
解状態の斜視図、第4図はその組立状態の斜視図、第5
図は従来の電気機器の側面図、第6図は従来の電磁機器
の他の例を示す断面図である。 11……機体、12……凹部、13……表示部、14……印字
部、15……表示部のキーボード、21……ケース部、23…
…側壁、24……支持孔、41……軸体、51……回動規制手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体の前面に所定角度域内で回動可能に配
    設される表示部と、この表示部の後方に位置して前記機
    体内部に配設され前記表示部より幅が広い印字部とを備
    えた電気機器において、 前記機体の前部には左右両側に前側に向って突出形成し
    た前面ケース部の間に前面および上面に開放され前記表
    示部の幅に合わせた凹部を形成し、 前記表示部は、この表示部の左右両端部に一体的に結合
    し前記機体の凹部の相対する左右両側壁に形成した支持
    孔に回動可能に嵌合する軸体によって一体的に回動可能
    に支持すると共に、 この凹部の側壁を貫通して前記ケース部の内部に突出し
    た少なくとも一方の軸体の回動を規制して表示部の回動
    位置を保持する回動規制手段を前記ケース部内に設けた
    ことを特徴とする電気機器。
JP1988154419U 1988-11-28 1988-11-28 電気機器 Expired - Lifetime JPH0713015Y2 (ja)

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JP1988154419U JPH0713015Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 電気機器

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JP1988154419U JPH0713015Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 電気機器

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Publication Number Publication Date
JPH0273679U JPH0273679U (ja) 1990-06-05
JPH0713015Y2 true JPH0713015Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31431128

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JP1988154419U Expired - Lifetime JPH0713015Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 電気機器

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447737Y2 (ja) * 1986-09-26 1992-11-11

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JPH0273679U (ja) 1990-06-05

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