JPH0710537Y2 - 電子機器の開閉機構 - Google Patents

電子機器の開閉機構

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JPH0710537Y2
JPH0710537Y2 JP1989065560U JP6556089U JPH0710537Y2 JP H0710537 Y2 JPH0710537 Y2 JP H0710537Y2 JP 1989065560 U JP1989065560 U JP 1989065560U JP 6556089 U JP6556089 U JP 6556089U JP H0710537 Y2 JPH0710537 Y2 JP H0710537Y2
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JP
Japan
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cable
opened
closed
main body
opening
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JP1989065560U
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JPH036875U (ja
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隆男 関口
健二 青木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、所謂ラップトップ型ワードプロセッサ等の電
子機器の開閉機構に関し、特に表示部等の被開閉部と機
器本体とを電気的に接続したケーブルを設けた開閉機構
に関する。
〈従来の技術〉 最近、可搬性を向上させる為に電子機器が小型化されて
いる。特に、第9図に示す様な、機器本体2に収納可能
な表示部(被開閉部)3を設けた電子機器、例えばラッ
プトップ型ワードプロセッサ1が多く登場している。こ
の種の電子機器では、機器本体2に対して表示部3が開
閉機構30を介して回動自在に接続されている。また機器
本体2と表示部3との間には溝部5が形成されている。
また、機器本体2と表示部3とがケーブル(図示せず)
によって電気的に接続されている。
次に、第10図は第9図に示した表示部3を全開した状態
の開閉機構30の縦断面図である。
機器本体2の本体ケース10には、円筒形状の取付け部13
が設けられている。又表示部3の表示部ケース11には、
該取付け部13を挿入可能かつ回動自在にした取付け孔14
が設けられている。
そして、該取付け孔14に該取付け部13が挿入されて、該
表示部3が該機器本体2に回動自在にして取り付けられ
ている。
該表示部ケース11の先端部11aは円弧形状を成してい
る。又該先端部11aにはケーブル用孔31が設けられてい
る。
一方、該本体ケース10には、該表示部3を支持する支持
部32が形成されている。
又本体ケース10と表示部ケース11との間には所定の間隔
の隙間33が設けられている。更に本体ケース10には本体
開口部34が設けられている。
そして、本体装置(図示せず)に接続されたケーブル21
は、本体内部空間8から本体開口部34,隙間33及びケー
ブル用孔31を順に挿通して表示部内部空間9に導かれ、
表示装置40に接続される。
上記した開閉機構30では、表示部3を全開した時にケー
ブル用孔31と隙間33との間にケーブル21が露出してしま
う。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した従来の開閉機構では、 イ)表示部(被開閉部)を全開した状態では、ケーブル
が露出するので外観が劣る。
ロ)表示部(被開閉部)を機器本体に収納した状態で
は、溝部が形成されるので、外観が劣るとともに、該溝
部に塵埃が溜まり易い。
ハ)表示部(被開閉部)の回動時には、ケーブルが隙間
に挟まり折り曲げられて、断線等の損傷を生じる。
等の課題を有していた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記した課題を解決する為に成されたもの
で、被開閉部の開閉時にケーブルの損傷がなく、しかも
外観に優れた電子機器の開閉機構を提供することを目的
とする。
即ち、機器本体と、該機器本体に対して一端部を中心に
回動自在に取り付けた被開閉部と、機器本体側に付勢手
段を介して回動自在にかつ被開閉部に接するように取り
付けられ、付勢手段によって被開閉部の開閉動作に連動
して回動する回動カバと、被開閉部の一端部を通り被開
閉部内部と機器本体とを接続するケーブルとから構成さ
れ、 被開閉部の一端部にケーブル案内部を形成し、 被開閉部を閉状態にしたとき、回動カバは機器本体と被
開閉部との間の溝部を閉塞し、ケーブル案内部はケーブ
ルの曲折部に挿入されてその曲折状態を保持し、被開閉
部を開状態にしたとき、回動カバは被開閉部を支持する
とともに機器本体との間に空間を形成し、ケーブルはこ
の空間内に保持されることを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成の電子機器の開閉機構は、 ケーブル収納空間を設けるとともにケーブル収納空間を
介して被開閉部の内部空間と機器本体の内部空間とを連
通し、該連通した空間内にケーブルを挿通し、該ケーブ
ルを曲折部で保持するケーブル案内部を設け、ケーブル
を該ケーブル案内部で機器本体との間の空間に保持する
ことにより、ケーブルの露出を防止する。又被開閉部を
回動させた時のケーブルの損傷を防止する。
更に被開閉部の開閉動作に連動して回動する回動カバを
機器本体側に設けたことにより、ケーブルの露出を防止
して電子機器の外観を良好なものにする。
〈実施例〉 本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図はラップトップ型ワードプロセッサ(電子機器)
の開閉機構を説明する縦断面図である。又第2図は第1
図に示したラップトップ型ワードプロセッサの外観斜視
図であり、第3図は第2図中の表示部を閉じた状態を示
す外観斜視図である。
ラップトップ型ワードプロセッサ(電子機器)1の開閉
機構は、機器本体2と、該機器本体2に回動自在にして
取り付けた表示部(被開閉部)3と、付勢手段4を介し
て該機器本体2側に回動自在に取り付けられ、該表示部
3の開閉動作に連動して回動する回動カバ6とにより構
成されている。
又該機器本体2と該表示部3と該回動カバ6とで囲まれ
たケーブル収納空間7を介して、該機器本体2の本体内
部空間8と該表示部3の表示部内部空間とが連通されて
いる。
更に本体内部空間8とケーブル収納空間7と表示部内部
空間9とには、順にケーブル21が挿通されている。
該ケーブル21の一端は、表示部3の表示装置40に接続さ
れていて、該ケーブル21の他端は、機器本体2の本体装
置(図示せず)に接続されている。
又該ケーブル21には曲折部22が設けられている。更にケ
ーブル21は、押え具25と固定部26とによって前記機器本
体2の本体ケース10の裏側に固定されている。該固定具
26には小ねじが用いられている。
一方前記表示部3の表示部ケース11にはケーブル案内部
12が設けられている。又該表示部3を回動させた時に該
ケース案内部12が描く回動軌跡に沿う形状に該本体ケー
ス10の円弧部10aが形成されている。
そして第4図に示す如く、該表示部3が該機器本体2に
収納された時に、該ケーブル案内部12は該曲折部22に挿
入される。
この時、該曲折部22からケーブル固定位置23までのケー
ブル21の長さは、該ケーブル案内部12の先端からケーブ
ル固定位置23までの距離より長く設けてある。
次に第5図に示す如く、前記本体ケース10には円筒形状
の取付け部13が設けられている。又前記表示部ケース11
には、該取付け部13が回動自在にして挿入される取付け
孔14が設けられている。
そして、該取付け孔14に該取付け部13が挿入されて、該
表示部3が該機器本体2に回動自在に取り付けられる。
又第6図に示す如く、前記回動カバ6は、略凸形状を成
していて、シャフト取付け部15とカバ被操作部16とが設
けられている。
更に第7図に示す如く、前記本体ケース10には、前記シ
ャフト取付け部15に挿通させたシャフト17を介して前記
回動カバ6が取り付けられている。又該シャフト17には
前記付勢手段4が設けられている。
該付勢手段4にはコイルばねが用いられている。そして
付勢手段4の一端側は、前記本体ケース10に設けた付勢
手段支持部24に支持されている。一方付勢手段4の他端
側には、前記回動カバ6の裏面に当接している。
そして、回動カバ6は付勢手段4によって上方に付勢さ
れる。
又前述した第4図に示す如く、回動カバ6に設けたカバ
被操作部16は、前記表示部ケース11に形成したカバ操作
部18に当接している。よって、回動カバ6は必要以上に
跳ね上がることが抑制される。
次に表示部3と回動カバ6の動作を説明する。
先ず、前述した第4図を用いて、表示部3が機器本体2
に収納された状態を説明する。
この様な状態では、カバ操作部18がカバ被操作部16に当
接している。よって、回動カバ6は、付勢手段4によっ
て必要以上に跳ね上げられることが抑制される。又回動
カバ6は溝部5を覆ってケーブルの露出を防止する。更
にケーブル案内部12は、ケーブル21の曲折部22に挿入さ
れて、ケーブル21の縺れを防止する。
次に第8図に示す様に、表示部3が矢印A方向に回動し
ている状態では、表示部ケース11のカバ操作部18が回動
カバ6のカバ被操作部16を押圧しつつ滑る。又カバ操作
部18は、回動カバ6が付勢手段4によって必要以上に跳
ね上げられるのを抑制している。
この時ケーブル21は、回動カバ6とケーブル案内部12と
の間の隙間19を遊動する。
更に前述した第1図を用いて、表示部3が全開した状態
を説明する。
表示部3は、取付け部13と回動カバ6とによって支持さ
れる。又ケーブル21は、曲折部22がケーブル収納空間7
に収納されているとともに、本体内部空間8からケーブ
ル収納空間7を経て表示部内部空間9に設けられる。
〈考案の効果〉 以上、説明した様に本考案によれば、ケーブル収納空間
を介して本体内部空間と表示部内部空間とを連通させ、
該連通した空間内にケーブルを挿通し、該ケーブルの曲
折部を保持するケーブル案内部を設け、ケーブルを該ケ
ーブル案内部で機器本体との間の空間に保持したので、 被開閉部(表示部)を開いた時にケーブルが露出する
ことがなくなり、電子機器(ラップトップ型ワードプロ
セッサ)の外観を向上させることができる。
更に被開閉部の開閉動作に連動して回動する回動カバを
機器本体側に設けたことにより、 被開閉部を回動させた時にケーブルが損傷するのを防
止することができる。又被開閉部と機器本体との間の溝
部を回動カバで覆ったので、被開閉部を機器本体に収納
した時の外観を向上させることができる。
等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を説明する表示部全開状態の
開閉機構の縦断面図、 第2図及び第3図は、ラップトップ型ワードプロセッサ
の外観斜視図、 第4図は、表示部収納状態の開閉機構の縦断面図、 第5図は、第1図中のB−B線縦断面図、 第6図は、第1図中の回動カバの外観斜視図、 第7図は、第4図中のC−C線縦断面図、 第8図は、表示部回動時の開閉機構の縦断面図、 第9図は、従来の電子機器の外観斜視図、 第10図は、従来の開閉機構の縦断面図である。 1…ラップトップ型ワードプロセッサ(電子機器),2…
機器本体,3…表示部(被開閉部),4…付勢手段,5…溝
部,6…回動カバ,7…ケーブル収納空間,8…本体内部空
間,9…表示部内部空間,21…ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体と、 前記機器本体に対して一端部を中心に回動自在に取り付
    けた被開閉部と、 前記機器本体側に付勢手段を介して回動自在にかつ前記
    被開閉部に接するように取り付けられ、前記付勢手段に
    より被開閉部の開閉動作に連動して回動する回動カバ
    と、 前記被開閉部の前記一端部を通り被開閉部内部と前記機
    器本体とを接続するケーブルとから構成され、 前記被開閉部の前記一端部にケーブル案内部を形成し、 前記被開閉部を閉状態にしたとき、前記回動カバは前記
    機器本体と前記被開閉部との間の溝部を閉塞し、前記ケ
    ーブル案内部は前記ケーブルの曲折部に挿入されてその
    曲折状態を保持し、 前記被開閉部を開状態にしたとき、前記回動カバは前記
    被開閉部を支持するとともに前記機器本体との間に空間
    を形成し、前記ケーブルはこの空間内に保持されること
    を特徴とする電子機器の開閉機構。
JP1989065560U 1989-06-05 1989-06-05 電子機器の開閉機構 Expired - Lifetime JPH0710537Y2 (ja)

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