JP4609888B2 - 回動パネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの外装面を有するパネルユニットを回動させて、筐体の開放面に露出するパネルユニットの外装面を切換えるようにした回動パネル装置に関する。
従来、2つの外装面を有するパネルユニットを回動させて、筐体(本体シャーシ)の開放面から前記2つの外装面を交互に切り換えて露出させるようにした回動パネル装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この回動パネル装置は、例えば、車載用のオーディオ装置やナビゲーション装置に適用される。
この従来の回動パネル装置では、表裏が表示部(LCD)や操作釦等が配置された表示面と前記表示部や操作釦等が配置されていない化粧面(カモフラージュ面)となるパネルユニットの回動軸に装着されたギア列が楕円形のギア(楕円ギア)に噛合し、その楕円ギアがモータ等の駆動源にて回動させられるようになっている。楕円ギアが回動して当該楕円ギアの前記ギア列との噛合い部分がその短径部分から長径部分に移行する際に、前記パネルユニットが回動しつつ筐体の前方に押出される。そして、更に、楕円ギアが回動して当該楕円ギアの前記ギア列との噛合い部分がその長径部分から短径部分に移行する際に、前記パネルユニットが回動しつつ前記筐体の開放面に戻される。このようにパネルユニットが筐体から押出されて戻ってくるまでの間にパネルユニットが180°回転し、それにより、筐体から露出するパネルユニットの外装面が表示面及び化粧面のいずれかに切換えられる。
このような回動パネル装置が、例えば、車両のインストルメントパネル内に筐体の開放面を外方に向けて設置されると、インストルメントパネルから露出するパネルユニットの外装面を表示面及び化粧面のいずれかに切換えることができる。そして、表示面が露出した状態では、その表示面に映像等を表示させることができる一方、化粧面を露出させてパネルユニットの表示面を隠すことができる。
特開2001−266556号公報
しかしながら、前述した構造の回動パネル装置では、パネルユニットが回動しつつ筐体の前方に押出されることから、当該回動パネル装置が車両のインストルメントパネル等の外部パネル内に設置された場合、回動するパネルユニットの縁と外部パネルとの干渉を避けるために、露出するパネルユニットの外装面の縁と外部パネルとの間にある程度の隙間を形成する必要がある。このため、見栄えが悪く、また、その隙間からの異物の進入を防止するための対策を充分にとらなければならない。更に、パネルユニットの全体が前記外部パネルの前方に押出されるようになるので、外部パネルの前方空間の利用が制限されてしまう。
本発明は、前述した従来の問題を解決するためになされたもので、外部パネル内に設置した場合に、露出するパネルユニットの外装面の縁と前記外部パネルとの隙間を極力小さくすることができると共にその外部パネルの前方空間の利用を制限することのない回動パネル装置を提供するものである。
本発明に係る回動パネル装置は、開放面を有する筐体と、該筐体に収容され、回動軸線を囲むように配置された第1の外装面と第2の外装面とを有するパネルユニットと、予め設定されたセット位置にあって前記第1の外装面及び第2の外装面のうちの一方の外装面が前記開放面に露出する前記パネルユニットを前記セット位置より前記筐体奥方に設定された回動位置に後退させ、該回動位置にて前記パネルユニットを前記回動軸線を中心に前記第1の外装面及び前記第2の外装面のうちの他方の外装面が前記開放面に対向するように回動させ、当該他方の外装面が前記開放面に露出するように前記パネルユニットを前記セット位置に進出させる駆動機構とを有する構成となる。
このような構成により、第1の外装面及び第2の外装面のうちの一方の外装面が筐体の開放面に露出した状態でセット位置にあるパネルユニットが筐体奥方に設定された回動位置に後退し、前記第1の外装面及び第2の外装面のうちの他方の外装面が前記開放面に対向するように前記パネルユニットが回動し、更に、当該他方の外装面が前記開放面に露出するように前記パネルユニットが進出する。このようにして、筐体の開放面に露出する外装面が第1の外装面及び第2の外装面のうちの一方の外装面から他方の外装面に切換えられる。このようにパネルユユニットのセット位置と回動位置との間での進退動と、前記回動位置での回動とが別途の動作としてなされ、また、パネルユニットの回動が筐体の開放面前方にてなされることがない。
また、本発明に係る回動パネル装置において、前記第1の外装面と前記第2の外装面とは、L字状に形成された構成とすることができる。
このような構成により、パネルユニットの回動範囲を略90°の範囲とすることができる。
また、本発明に係る回動パネル装置において、前記パネルユニットは、前記回動軸線上に延びる軸部材と、該回動軸線に平行に延びる少なくとも2つのパネル支持ピンとを有し、前記駆動機構は、前記筐体と一体となる固定ガイド板と、レバー部材と、回動自在となる可動ガイド板と、該可動ガイド板を回動させる駆動源とを有し、前記固定ガイド板は、前記パネル支持ピンのそれぞれに対応して形成され、その対応するパネル支持ピンが摺動自在に嵌り込むガイド溝と、同一円周上に配置され、前記回転軸に平行に延びる少なくとも2つの可動ガイド板用支持ピンと有し、前記レバー部材は、その一端部から前記回動軸線に平行に突出するレバー支持ピンを有すると共にその他端部にて前記パネルユニットの前記軸部材が回動自在に連結され、前記可動ガイド板は、前記レバー支持ピンが摺動自在に嵌り込むレバー用ガイド溝と、前記パネル支持ピンのそれぞれに対応して形成され、その対応するパネル支持ピンが摺動自在に嵌り込むパネル用ガイド溝と、前記固定ガイド板の前記少なくとも2つの可動ガイド板用支持ピンのそれぞれに対応し、その対応する可動ガイド板用支持ピンが摺動自在に嵌り込む回動ガイド溝とを有し、前記回動ガイド溝が前記可動ガイド板用支持ピンにガイドされつつ前記可動ガイド板が回動する際に前記レバー用ガイド溝が前記レバー支持ピンをガイドするとともに前記パネル用ガイド溝が対応するパネル支持ピンをガイドすることにより、前記後退動、前記回動及び前記進出動の各動作を前記パネルユニットにさせるようにした構成とすることができる。
このような構成により、固定ガイド板のガイド溝にそれぞれガイドされるパネル支持ピンによって支持された状態のパネルユニットが、パネル用ガイド溝にて対応するパネル支持ピンをガイドすると共にパネルユニットの軸部材に連結したレバー部材のレバー支持ピンをレバー用ガイド溝にてガイドする可動ガイド板を回動させることにより、セット位置から回動位置に後退動作せられ、その回動位置にて回動させられ、更に、回動位置からセット位置に進出動させられる。
更に、本発明に係る回動パネル装置において、前記固定ガイド板の前記ガイド溝は、前記パネルユニットの前記セット位置から前記回動位置への後退動に応じて前記対応するパネル支持ピンをガイドする後退ガイド溝部と、前記パネルユニットの前記回動位置での回動に応じて前記対応するパネル支持ピンをガイドする回動ガイド溝部と、前記パネルユニットの前記回動位置から前記セット位置への進出動に応じて前記対応するパネル支持ピンをガイドする進出ガイド溝部とを有する構成とすることができる。
このような構成により、パネルユニットの後退動、回転動、及び進出動の各動作に応じてパネルユニットの各パネル支持ピンが固定ガイド板のガイド溝にてガイドされ得るようになる。
また、更に、本発明に係る回動パネル装置において、前記可動ガイド板の前記レバー用ガイド溝は、前記可動ガイド板の回動によって前記レバー部材に連結された前記パネルユニットが前記セット位置から前記回動位置に後退動するように前記レバー支持ピンをガイドする後退カム溝部と、前記回動位置での前記パネルユニットの回動する際の前記可動ガイド板の回動に応じて前記レバー支持ピンをガイドする回動ガイド溝部と、前記可動ガイド板の回動によって前記レバー部材に連結された前記パネルユニットが前記回動位置から前記セット位置に進出するように前記レバー支持ピンをガイドする進出カム溝部とを有し、前記可動ガイド板の前記パネル用ガイド溝は、回動する当該可動ガイド板に対する前記セット位置から前記回動位置に後退動する前記パネルユニットの前記対応するパネル支持ピンの相対動に応じて当該対応する支持ピンをガイドする後退ガイド溝部と、前記回動位置にある前記パネルユニットに前記可動ガイド板の回動が伝達するように前記対応するパネル支持ピンを止める係止部と、回動する前記可動ガイド板に対する前記回動位置から前記セット位置に進出する前記パネルユニットの対応するパネル支持ピンの相対動に応じて当該対応するパネル支持ピンをガイドする進出ガイド溝部とを有する構成とすることができる。
このような構成により、回動する可動ガイド板のレバー用ガイド溝における後退カム溝部によってレバー支持ピンがガイドされ、それに伴うレバー部材の移動によって該レバー部材に軸部材が連結するパネルユニットがセット位置から回動位置に後退動する。その際、後退動するパネルユニットと共に移動する各パネル支持ピンの回動する可動ガイド板に対する相対動に応じて当該パネル支持ピンが可動ガイド板のパネル用ガイド溝における後退ガイド溝部によってガイドされる。次いで、パネル支持ピンが回動する可動ガイド板のパネル用ガイド溝における係止部に達すると、パネル支持ピンが前記係止部にて止められ、可動ガイド板の回動がパネル支持ピンを介してパネルユニットに伝達し、当該パネルユニットが回動する。その際、レバー部材のレバー支持ピンが可動ガイド板の回動に応じてレバー用ガイド溝における回動ガイド溝部によってガイドされる。更に、回動する可動ガイド板のレバー用ガイド溝における進出カム溝部によってレバー支持ピンがガイドされ、それに伴うレバー部材の移動によって該レバー部材に軸部材が連結するパネルユニットが回動位置からセット位置に進出動する。その際、進出動するパネルユニットと共に移動する各パネル支持ピンの回動する可動ガイド板に対する相対動に応じて当該パネル支持ピンが可動ガイド板のパネル用ガイド溝における進出ガイド溝部によってガイドされる。これにより、パネルユニットのセット位置から回動位置への後退動、回動位置での回動及び回動位置からセット位置への進出の各動作がなされ得るようになる。
また、本発明に係る回動パネル装置において、前記固定ガイド板は、前記筐体の側面板に形成された構成とすることができる。
このような構成により、筐体の側面板が固定ガイド板として機能するようになるので、固定ガイド板を別途設ける必要がなくなる。
更に、本発明に係る回動パネル装置において、前記固定ガイド板は、前記回動軸線に平行に突出する固定支持ピンを有し、前記レバー部材は、前記固定支持ピンが摺動自在に嵌り込み、前記パネルユニットの前記後退動及び進出動に伴う当該レバー部材の移動に応じて前記固定支持ピンをガイドするガイド溝を有する構成とすることができる。
このような構成により、固定ガイド板から突出する固定支持ピンによってパネルユニットの後退動及び進出動に伴って移動するレバー部材が確実に支持され得るようになる。
本発明に係る回動パネル装置によれば、パネルユニットの回動が筐体の開放面前方にてなされることがなく、また、パネルユニットのセット位置と回動位置との間での進退動と、前記回動位置での回動とが別途の動作としてなされるようになるので、当該回動パネル装置を外部パネル内に設置した場合であっても、パネルユニットの外装面と前記外部パネルとの間の隙間をパネルユニットの回動を考慮せずに極力小さく設定することができ、また、外部パネルの前方空間の利用を制限することもない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置は、例えば、車載用のオーディオ装置に適用される。図1乃至図3に示すように、回動パネル装置100は、車両のインストルメントパネル200の所定部位内に設置され、表示パネル11(例えば、LCDパネル)と閉鎖パネル12とがL字状に結合された構造となるパネルユニット10を有する。このように表示パネル11と閉鎖パネル12とがL字状に結合されることから、表示パネル11の表示面(外装面)と閉鎖パネル12の表面(外装面)とがL字状に形成されることとなる。パネルユニット10は、後述するように、インストルメントパネル200内に設置された筐体内において回転自在となっている。そして、例えば、オーディオ装置の非使用時に図1に示すように閉鎖パネル12の表面がインストルメントパネル200から露出する状態にあるパネルユニット10が、当該オーディオ装置の使用に際して図2に示すように回動させられ、更に、図3に示すように、表示パネル11の表示面がインストルメントパネル200から露出する状態に切換えられる。
このように、オーディオ装置の非使用時において、閉鎖パネル12の表面がインストルメントパネル200から露出するようになるので、表示パネル11(表示面)をインストルメントパネル200内に隠すことができる。また、閉鎖パネル12の表面をインストルメントパネル200の表面と同様にデザイン処理することにより、インストルメントパネル200の統一的なデザインが可能となり、より上質感を醸し出すことができるようになる。一方、オーディオ装置の使用に際しては、パネルユニット10を回動させることにより、閉鎖パネル12に代えて表示パネル11の表示面がインストルメントパネル200から露出するようになるので、該オーディオ装置の動作に基づいた映像等を表示パネル11の表示面に表示させて乗員に提供することができる。
次に、前述したように車両のインストルメントパネル200内に設置される回動パネル装置100について更に詳細に説明する。
回動パネル装置100は、図4乃至図6に示すように構成される。なお、図4は、回動パネル装置100を前方から見た斜視図であり、図5は、回動パネル装置100を後方から見た斜視図であり、また、図6は、回動パネル装置100の内部を示す斜視図である。
図4乃至図6において、回動パネル装置100は、筐体110と、筐体110内に収容されたパネルユニット10とを備えている。筐体110は、底板111と、底板111の両側それぞれから立設する側面板20と、両側面板20にその上端縁及び後端縁に接合するように被せられたカバー112とを備えている。そして、筐体110の前面が開放面113となっている(図4参照)。各側面板20の後端縁の所定部位には軸受け部25が形成されており(図6参照)、両軸受け部25がシャフト124を回動自在に支持している。シャフト124の略中央部にはギア123が装着されると共に、その両端それぞれにギア125が装着されている。筐体110内における両側面板20間に駆動源となるモータや該モータへの電気配線等を収容した収納ボックス130が設けられている(図6参照)。収納ボックス130内のモータの回転動は伝達機構120(ギア列等で構成される)を介してギア123に噛合するギア121に伝達するようになっている。これにより、モータの正転動及び反転動に応じてギア123の装着されたシャフト124が正転動及び反転動するようになっている。
パネルユニット10は、回動軸線AL(図6参照)を囲むように表示パネル11(例えば、LCDパネル)と閉鎖パネル12とがL字状に結合した構造となり、その両側部のそれぞれには表示パネル11及び閉鎖パネル12に一体となるブラケット板13が設けられている(なお、図6には、片方のブラケット板13だけが示されている)。そして、パネルユニット10は、後述するように後退動及び前進動が可能となると共に前記回動軸線ALを中心に回動自在となるように筐体110内に収容されている。
筐体110の各側面板20の外方に筐体110の前後方向に移動可能となる移動レバー40(レバー部材)が配置され、移動レバー40の更に外方に回動自在となる可動ガイド板30が配置されている。可動ガイド板30の所定外縁部には弧状ギア34が形成され、弧状ギア34が前述したシャフト124の端部に装着されたギア125と噛合っている。これにより、前記モータ(駆動源)の回転が伝達機構120、ギア121、ギア123及びギア125を介して弧状ギア34に伝達され、可動ガイド板30が回動する。可動ガイド板30の中央部に所定径の中央穴35が形成され、中央穴35の周りの所定円周上に可動ガイド板30の回動範囲に相当する長さとなる2つの弧状の回動ガイド溝36及び37が対向するように形成されている。これら回動ガイド溝36、37のそれぞれには後述するように側面板20から突出する可動ガイド板用支持ピン26、27が嵌り込んでおり、各回動ガイド溝36、37が対応する可動ガイド板用支持ピン26、27にてガイドされつつ可動ガイド板30が回動するようになっている。更に、可動ガイド板30には、その外周部にパネル用第1ガイド溝31及びパネル用第2ガイド溝32が形成されると共にそれらの内側にレバー用ガイド溝33が形成されている。また、移動レバー40には、後述するようにパネルユニット10のブラケット板13から前記回動軸線AL上に延びる軸部材14が回動自在に連結している。
パネルユニット10の支持構造について更に詳細に説明する。
図7(b)に示すように、パネルユニット10のブラケット板13の略中央部から前記回動軸線AL上に延びるように軸部材14が突出し、ブラケット板13の所定位置から前記回動軸線ALに平行となるように第1パネル支持ピン15が突出し、更に、表示パネル11の側面から前記回動軸線ALに平行となるように第2パネル支持ピン16が突出している。これら軸部材14、第1パネル支持ピン15及び第2パネル支持ピン16は直線上に配置されるようにその位置設定がなされている。
筐体110の各側面板20の外周部には、図7(a)に示すように、パネルユニット10の第1パネル支持ピン15が摺動自在に嵌り込む第1ガイド溝21と、第2パネル支持ピン16が摺動自在に嵌り込む第2ガイド溝22とが対向するように形成されている。また、各側面板20の略中央部には、長孔状のガイド溝23が形成されると共にそのガイド溝23に並んで固定支持ピン24が前記回動軸線ALに平行となるように突出している。第1ガイド溝21は、後述するように第1パネル支持ピン15をガイドする後退ガイド溝21a、回動ガイド溝21b及び進出ガイド溝21cにて構成され、第2ガイド溝22もまた、後述するように第2パネル支持ピン15をガイドする後退ガイド溝22a、回動ガイド溝22b及び進出ガイド溝22cにて構成されている。また、側面板20には、ガイド溝23を囲み、前述した回動ガイド溝36、37の形成される円に対応した円(破線参照)の周上所定位置から前記回動軸線ALに平行となるように可動ガイド板用支持ピン26、27が突出している。なお、このように第1ガイド溝21及び第2ガイド溝22が形成された各側面板20を、以下、適宜固定ガイド板20という。
また、図7(d)に示すように、移動レバー40の一端部からレバー支持ピン43が前記回動軸線ALに平行となるように突出し、その他端部にはパネルユニット10の軸部材14が回動自在に嵌合する軸孔41が形成されている。パネルユニット10の軸部材14が軸孔41に嵌合することにより、軸部材14が移動レバー40に回動自在に連結されたものとなる。また、移動レバー40における軸孔41とレバー支持ピン43との間には、長孔状のガイド溝42が形成されている。
更に、可動ガイド板30の外周部に形成されたパネル用第1ガイド溝31は、図7(c)に示すように、後退ガイド溝部31a、進出ガイド溝部31b及びそれらの溝部の境界部に形成された係止部31cとから構成され、パネル用第2ガイド溝32もまた、後退ガイド溝部32a、進出ガイド溝部32b及びそれらの溝部の境界部に形成された係止部32cとから構成されている。パネル用第1ガイド溝31にはパネルユニット10から突出する第1パネル支持ピン15が摺動自在に嵌り込み、パネル用第2ガイド溝31には第2パネル支持ピン16が摺動自在に嵌り込む。レバー用ガイド溝33は、弧状の回動ガイド溝部33b、その両側につながる後退カム溝部33a及び進出カム溝部33cにて構成されている。レバー用ガイド溝33にはレバー41から突出するレバー支持ピン43が嵌り込む。可動ガイド板30の中央穴35の周りには前述したように固定ガイド板20から突出する可動ガイド板用支持ピン26、27が嵌り込む回動ガイド溝36、37が形成されている。
前述したようなパネルユニット10、固定ガイド板(側面板)20、可動ガイド板30及び移動レバー40の相対的な位置関係について、図8乃至図11を参照して説明する。なお、図8は、パネルユニット10、固定ガイド板20、回動ガイド板30及び移動レバー40を回動パネル装置100の側方からみた側面図であり、パネルユニット10の外形が一転鎖線で、固定ガイド板20の外形及びそれに形成された第1ガイド溝21、第2ガイド溝22及びガイド溝23が破線で、可動ガイド板30の外形及びそれに形成されたパネル用第1ガイド溝31、パネル用第2ガイド溝32及びレバー用ガイド溝33が実線で、移動レバー40がハッチング付き実線領域でそれぞれ示されている。また、図9は、図8における第1パネル支持ピン15、軸部材14及び第2パネル支持ピン16を結ぶ直線L1での断面図であり、図10は、図8における移動レバー40に沿った直線L2での断面図であり、図11は、図8における可動ガイド板用支持ピン26、27を結ぶ直線L3での断面図である。
パネルユニット10から突出する軸部材14は、固定ガイド板20のガイド溝23(長孔状)を通って移動レバー40の軸孔41に回動自在に嵌合し、可動ガイド板30の中央穴35に至っている。パネルユニット10から突出する第1パネル支持ピン15は、固定ガイド板20の第1ガイド溝21に嵌り込み、更に、可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31に嵌り込んでいる。また、パネルユニット10から突出する第1パネル支持ピン16は、固定ガイド板20の第2ガイド溝22に嵌り込み、更に、可動ガイド板30のパネル用第2ガイド溝32に嵌り込んでいる。即ち、固定ガイド板(側面板)20の第1ガイド溝21及び第2ガイド溝22に嵌り込む第1パネル支持ピン15及び第2パネル支持ピン16によってパネルユニット10が支持され、そして、第1パネル支持ピン15及び第2パネル支持ピン16の先端部分が可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31及びパネル用第2ガイド溝32によってガイドされるようになっている。
移動レバー40の先端部から突出するレバー支持ピン43は、可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33に嵌り込み、そのレバー用ガイド溝33によってガイドされるようになっている。固定ガイド板(側面板)20から突出する固定支持ピン24は、移動レバー40のガイド溝42(長孔状)に嵌り込んで、そのガイド溝42によってガイドされるようになっている(図10参照)。固定ガイド板20から突出する可動ガイド板用支持ピン26及び27は、可動ガイド板30の回動ガイド溝36及び37に嵌り込み、可動ガイド板30が2つの可動ガイド板用支持ピン26、27に支持されつつ回動するようになっている(図11参照)。また、各可動ガイド用支持ピン26、27の頭部にはフランジが形成され、可動ガイド板30が固定ガイド板20から脱落しないようになっている。
前述したような構造となる回動パネル装置100は、筐体110の開放面113をインストルメントパネル200に形成された開放面210(図8参照)に対向させてインストルメントパネル200内に設置される。このようにインストルメントパネル200内に設置された回動パネル装置100の動作について図12乃至図27を参照して説明する。なお、図12乃至図20では、図面を見易くするために、固定ガイド板(側面板)20の外形線が省略されると共に、可動ガイド板30に形成された回動ガイド溝36、37及びそれに嵌り込む固定ガイド板20から突出する可動ガイド板用支持ピン26、27が省略されている。
例えば、パネルユニット10がセット位置にあって閉鎖パネル12の表面(外装面)が図21に示すように筐体110の開放面113に露出している状態では、閉鎖パネル12の表面がインストルメントパネル200の開放面210から露出している(図1参照)。この場合、図12(a)に示すように、パネルユニット10の第1パネル支持ピン15が固定ガイド板20の第1ガイド溝21における後退ガイド溝部21aの端部に位置すると共に可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31における後退ガイド溝部31aの端部に位置する。また、パネルユニット10の第2パネル支持ピン16が固定ガイド板20の第2ガイド溝22における後退ガイド溝部22aの端部に位置すると共に可動ガイド板30のパネル用第2ガイド溝32における後退ガイド溝部32aの端部に位置する。そして、移動レバー40のレバー支持ピン43が可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における後退カム溝部33aの端部に位置する。
このような状態で、例えば、オーディオ装置を使用するために、所定の操作キーの操作がなされると、モータ(駆動源)が起動される。そして、該モータの回転によって可動ガイド板30が所定の方向A(図12(b)等参照)に回動すると、可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における後退カム溝部33aによってレバー支持ピン43がガイドされ、それに伴って移動レバー40が、ガイド溝42内の固定支持ピン24によってガイドされつつ、図12(a)、(b)、図13(a)、(b)及び図14(a)、(b)に示すように、筐体100の奥方(各図における左方向)に移動する。この移動レバー40の奥方への移動によって移動レバー40に連結する軸部材14がガイド溝23にてガイドされつつ同様に奥方に移動し、それに伴ってパネルユニット10が後退動する。このとき、後退動するパネルユニット10と共に移動する第1パネル支持ピン15が、その後退動に応じて固定ガイド板20の第1ガイド溝21における後退ガイド溝部21aによってガイドされると共に回動する可動ガイド板30に対する相対動に応じてパネル用第1ガイド溝31の後退ガイド溝部31aによってガイドされる。また、パネルユニット10の第2パネル支持ピン16が、同様に、その後退動に応じて固定ガイド板20の第2ガイド溝22における後退ガイド溝部22aによってガイドされると共に回動する可動ガイド板30に対する相対動に応じてパネル用第2ガイド溝32の後退ガイド溝部32aによってガイドされる。このようにしてパネルユニット10が後退動する結果、閉鎖パネル12の表面がインストルメントパネル200の開口面210の周縁部から離れていく。そして、パネルユニット10は、筐体110内において、図22に示すように、所定の回動位置に達する。
パネルユニット10が後退動して回動位置に達すると、図14(b)に示すように、移動レバー40のレバー支持ピン43が可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における後退カム溝部33aと回動ガイド溝部33bとの境界部に達する。それと同時に、パネルユニット10の第1パネル支持ピン15が、固定ガイド板20の第1ガイド溝21における後退ガイド溝部21aと回動ガイド溝部21bとの境界部に達すると共に可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31の係止部31cに達する。また、同時に、パネルユニット10の第2パネル支持ピン15が、固定ガイド板20の第2ガイド溝22における後退ガイド溝部22aと回動ガイド溝部22bとの境界部に達すると共に可動ガイド板30のパネル用第2ガイド溝32の係止部32cに達する。
この状態から、更に、可動ガイド板30が回動すると、可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31の係止部31cにて止められた第1パネル支持ピン15とパネル用第2ガイド溝32の係止部32cにて止められた第2パネル支持ピン16とに対して軸部材14を中心とした回転トルクが与えられ、図15(a)、(b)、図16(a)、(b)、図17(a)、(b)、図18(a)に示すようにパネルユニット10が可動ガイド板30と共に回動する。このとき、移動レバー40のレバー支持ピン43が可動ガイド板30の回動に応じてその可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における回動ガイド溝部33bによってガイドされる。また、可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31の係止部31cにて止められた第1パネル支持ピン15がその可動ガイド板30の回動に伴うその移動に応じて固定ガイド板20の第1ガイド溝21における回動ガイド溝部21bによってガイドされると共に、可動ガイド板30のパネル用第2ガイド溝32の係止部32cにて止められた第2パネル支持ピン16がその可動ガイド板30の回動に伴うその移動に応じて固定ガイド板20の第2ガイド溝22における回動ガイド溝部22bによってガイドされる。なお、このとき、移動レバー40はその姿勢を維持する。
これにより、パネルユニット10は、筐体110内において、図23乃至図25に示すように回動し、閉鎖パネル12の表面に代えて表示パネル11の表示面が次第にインストルメントパネル200の開口面210に現われてくる(図2参照)。そして、パネルユニット10が略90°回動し、図18(a)に示すように、表示パネル11の表示面がインストルメントパネル200の開口面210(筐体110の開口面113)に対向するようになる。
このようにパネルユニット10における表示パネル11の表示面が筐体110の開口面113に対向する状態になると、図18(a)に示すように、移動レバー40のレバー支持ピン43が可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における回動ガイド溝部33bと進出カム溝部33cとの境界部に達する。それと同時に、パネルユニット10の第1パネル支持ピン15が、固定ガイド板20の第1ガイド溝21における回動ガイド溝部21bと進出ガイド溝部21cとの境界部に達すると共に、パネルユニット10の第2パネル支持ピン16が、固定ガイド板20の第2ガイド溝22における回動ガイド溝部22bと進出ガイド溝部22cとの境界部に達する。
この状態から、更に、可動ガイド板30が回動すると、可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における進出カム溝部33cによってレバー支持ピン43がガイドされ、それに伴って移動レバー40が、ガイド溝42内の固定支持ピン24にてガイドされつつ、図18(b)、図19(a)、(b)及び図20(a)、(b)に示すように、筐体10の前方(各図における右方向)に移動する。この移動レバー40の前方への移動によって移動レバー40に連結する軸部材14がガイド溝23にてガイドされつつ同様に前方に移動し、それに伴ってパネルユニット10が進出動する。このとき、進出動するパネルユニット10と共に移動する第1パネル支持ピン15が、その進出動に応じて固定ガイド板20の第1ガイド溝21における進出ガイド溝部21cによってガイドされると共に、可動ガイド板30のパネル用第1ガイド溝31の係止部31cから外れてその回動する可動ガイド板30に対する相対動に応じてパネル用第1ガイド溝31の進出ガイド溝部31bによってガイドされる。また、パネルユニット10の第2パネル支持ピン16が、同様に、その進出動に応じて固定ガイド板20の第2ガイド溝22における進出ガイド溝部22cによってガイドされると共に、可動ガイド板30のパネル用第2ガイド溝32の係止部32cから外れてその回動する可動ガイド板30に対する相対動に応じてパネル用第2ガイド溝32における進出ガイド溝部32bによってガイドされる。
このようにしてパネルユニット10は、筐体110内において、図26及び図27に示すように進出し、セット位置にて表示パネル11の表示面が開口面113に露出する。その結果、表示パネル11の表示面がインストルメントパネル200の開口面210の周縁部に当接し、図3に示すように、表示パネル11の表面がインストルメントパネル200から露出する状態となる。
パネルユニット10が進出動してセット位置に達すると、図20(b)に示すように、パネルユニット10の第1パネル支持ピン15が固定ガイド板20の第1ガイド溝21における進出ガイド溝21cの端部に位置すると共に可動ガイド板30のパネル用ガイド溝31における進出ガイド溝31bの端部に位置する。また、パネルユニット10の第2パネル支持ピン16が固定ガイド板20の第2ガイド溝22における進出ガイド溝部22cの端部に位置すると共に可動ガイド板30のパネル用ガイド溝32における進出ガイド溝部32bの端部に位置する。そして、移動レバー40のレバー支持ピン43が可動ガイド板30のレバー用ガイド溝33における進出カム溝部33cの端部に位置する。このような状態が所定の検出器(図示略)にて検出されると、モータが停止され、表示パネル11の表面がインストルメントパネル200から露出する状態が維持される(図3参照)。そして、オーディオ装置の動作に基づいた映像等を表示パネル11の表示面に表示させて乗員に提供することができるようになる。
この状態でパネルユニット10を反転させる所定の操作がなされると、モータが逆転し、それに伴って可動ガイド板30が前述したのと方向と逆方向に回動する。その結果、図20(b)、(a)、図19(b)、(a)、図18(b)、(a)に示すように、セット位置にあって表示パネル11の表示面がインストルメントパネル200の開放面210(筐体110の開放面113)に露出する表示パネル10が回動位置に後退動し、更に、図17(b)、(a)、図16(b)、(a)、図15(b)、(a)、図14(b)に示すように、前記回動位置にてパネルユニット10が回動して閉鎖パネル12の表面がインストルメントパネル200の開放面210(筐体110の開放面113)に対向するようになる。そして、更に、図14(a)、図13(b)、(a)、図12(b)、(a)に示すように、閉鎖パネル12の表面がインストルメントパネル200の開放面210(筐体110の開放面113)に露出するように表示パネル10が進出する。
このような回動パネル装置100によれば、パネルユニット10の回動がインストルメントパネル200の前方でなされることがないので、インストルメントパネル200の開放面210の周縁部と露出するパネル(表示パネル11または閉鎖パネル12)の周縁部とをラップさせることができ(図12(a)、図20(b)参照)、該パネルの周縁部とインストルメントパネル200との間の隙間をなくすことができ、より上質感のある外観を得ることができるようになる。また、インストルメントパネル200の前方空間の利用が制限されることもない。更に、インストルメントパネル200の面と前記パネル面(表示パネル11の表示面または閉鎖パネル12の表面)とを揃えるようにした場合であっても、パネルユニット10がセット位置と回動位置との間で進退動する間その回動がなされず、パネルユニット10が筐体110奥方の回動位置に達した状態でそのパネルユニット10の回動がなされるようになるので、パネルユニット10の周縁部とインストルメントパネル200(外部パネル)との間の隙間をより小さくすることができる。
なお、前述した例では、パネルユニット10の構成部品となる側面板を固定ガイド板20としたが、固定ガイド板20は、前記側面板と別体に設けることも可能である。ただし、前記側面板を固定ガイド板20として利用する場合、固定ガイド板20を別途設ける必要なく、構造を簡略することができる。
また、パネルユニット10は、表示パネル11と閉鎖パネル12とをL字状に結合した構造となっているが、L字状でなく、それらが鋭角あるいは鈍角をもって結合するものであってもよい。更に、パネルユニット10全体の形状を例えば直方体等の角柱体とし、その接合する2面を表示パネル11の表示面(外装面)及び閉鎖パネル12の面(外装面)とすることもできる。
以上、説明したように、本発明に係る回動パネル装置は、外部パネル内に設置した場合に、露出するパネルユニットの外装面の縁と前記外部パネルとの隙間を極力小さくすることができると共にその外部パネルの前方空間の利用を制限することのないという効果を有し、2つの外装面を有するパネルユニットを回動させて、筐体の開放面に露出するパネルユニットの外装面を切換えるようにした回動パネル装置として有用である。
車両のインストルメントパネル内に設置された本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置において、パネルユニットの閉鎖パネルの表面(外装面)が露出した状態を示す図である。 車両のインストルメントパネル内に設置された本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置において、パネルユニットが回動している状態を示す図である。 車両のインストルメントパネル内に設置された本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置において、パネルユニットの表示パネルの表示面(外装面)が露出した状態を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置を前方から見た状態を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置を後方から見た状態を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態に係る回動パネル装置の内部を示す斜視図である。 筐体110を構成する側面板(固定ガイド板)、パネルユニットの軸部材及び各パネル支持ピン、可動ガイド板及び移動レバーを示す図である。 インストルメントパネル内に設置された回動パネル装置におけるパネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの相対的な位置関係を示す平面図である。 インストルメントパネル内に設置された回動パネル装置におけるパネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの相対的な位置関係を示す断面図である。 インストルメントパネル内に設置された回動パネル装置におけるパネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの相対的な位置関係を示す他の断面図である。 インストルメントパネル内に設置された回動パネル装置におけるパネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの相対的な位置関係を示す更に他の断面図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その1)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その2)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その3)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その4)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その5)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その6)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その7)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その8)を示す図である。 パネルユニット、固定ガイド板(側面板)、可動ガイド板及び移動レバーの状態(その9)を示す図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが後退動する状態(その1)を示す斜視図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが後退動する状態(その2)を示す斜視図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが回転動する状態(その1)を示す斜視図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが回転動する状態(その2)を示す斜視図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが回転動する状態(その3)を示す斜視図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが進出動する状態(その1)を示す斜視図である。 回動パネル装置においてパネルユニットが進出動する状態(その2)を示す斜視図である。
符号の説明
10 パネルユニット
11 表示パネル
12 閉鎖パネル
13 ブラケット板
14 回動軸ピン
15 第1パネル支持ピン
16 第2パネル支持ピン
20 固定ガイド板(側面板)
21 第1ガイド溝
21a 後退ガイド溝部
21b 回動ガイド溝部
21c 進出ガイド溝部
22 第2ガイド溝
22a 後退ガイド溝部
22b 回動ガイド溝部
22c 進出ガイド溝部
23 ガイド溝
24 固定支持ピン
26、27 可動ガイド板用支持ピン
30 可動ガイド板
31 パネル用第1ガイド溝
31a 後退ガイド溝部
31b 進出ガイド溝部
31c 係止部
32 パネル用第2ガイド溝
32a 後退ガイド溝部
32b 進出ガイド溝部
32c 係止部
33 レバー用ガイド溝
33a 後退カム溝部
33b 回動ガイド溝部
33c 進出カム溝部
34 弧状ギア
35 中央穴
36、37 回動ガイド溝
40 移動レバー
41 軸孔
42 ガイド溝
43 レバー支持ピン
100 回動パネル装置
110 筐体
112 カバー
113 開放面
120 伝達機構
121、123、125 ギア
124 シャフト
130 収納ボックス

Claims (7)

  1. 開放面を有する筐体と、
    該筐体に収容され、回動軸線を囲むように配置された第1の外装面と第2の外装面とを有するパネルユニットと、
    予め設定されたセット位置にあって前記第1の外装面及び第2の外装面のうちの一方の外装面が前記開放面に露出する前記パネルユニットを前記セット位置より前記筐体奥方に設定された回動位置に後退させ、該回動位置にて前記パネルユニットを前記回動軸線を中心に前記第1の外装面及び前記第2の外装面のうちの他方の外装面が前記開放面に対向するように回動させ、当該他方の外装面が前記開放面に露出するように前記パネルユニットを前記セット位置に進出させる駆動機構とを有することを特徴とする回動パネル装置。
  2. 前記第1の外装面と前記第2の外装面とは、L字状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の回動パネル装置。
  3. 前記パネルユニットは、前記回動軸線上に延びる軸部材と、該回動軸線に平行に延びる少なくとも2つのパネル支持ピンとを有し、
    前記駆動機構は、前記筐体と一体となる固定ガイド板と、
    レバー部材と、
    回動自在となる可動ガイド板と、
    該可動ガイド板を回動させる駆動源とを有し、
    前記固定ガイド板は、前記パネル支持ピンのそれぞれに対応して形成され、その対応するパネル支持ピンが摺動自在に嵌り込むガイド溝と、同一円周上に配置され、前記回動軸線に平行に延びる少なくとも2つの可動ガイド板用支持ピンとを有し、
    前記レバー部材は、その一端部から前記回動軸線に平行に突出するレバー支持ピンを有すると共にその他端部にて前記パネルユニットの前記軸部材が回動自在に連結され、
    前記可動ガイド板は、前記レバー支持ピンが摺動自在に嵌り込むレバー用ガイド溝と、前記パネル支持ピンのそれぞれに対応して形成され、その対応するパネル支持ピンが摺動自在に嵌り込むパネル用ガイド溝と、前記固定ガイド板の前記少なくとも2つの可動ガイド板用支持ピンのそれぞれに対応し、その対応する可動ガイド板用支持ピンが摺動自在に嵌り込む回動ガイド溝とを有し、
    前記回動ガイド溝が前記可動ガイド板用支持ピンにガイドされつつ前記可動ガイド板が回動する際に前記レバー用ガイド溝が前記レバー支持ピンをガイドするとともに前記パネル用ガイド溝が対応するパネル支持ピンをガイドすることにより、前記後退動、前記回動及び前記進出動の各動作を前記パネルユニットにさせるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の回動パネル装置。
  4. 前記固定ガイド板の前記ガイド溝は、前記パネルユニットの前記セット位置から前記回動位置への後退動に応じて前記対応するパネル支持ピンをガイドする後退ガイド溝部と、
    前記パネルユニットの前記回動位置での回動に応じて前記対応するパネル支持ピンをガイドする回動ガイド溝部と、
    前記パネルユニットの前記回動位置から前記セット位置への進出動に応じて前記対応するパネル支持ピンをガイドする進出ガイド溝部とを有することを特徴とする請求項3記載の回動パネル装置。
  5. 前記可動ガイド板の前記レバー用ガイド溝は、前記可動ガイド板の回動によって前記レバー部材に連結された前記パネルユニットが前記セット位置から前記回動位置に後退動するように前記レバー支持ピンをガイドする後退カム溝部と、
    前記回動位置での前記パネルユニットの回動する際の前記可動ガイド板の回動に応じて前記レバー支持ピンをガイドする回動ガイド溝部と、
    前記可動ガイド板の回動によって前記レバー部材に連結された前記パネルユニットが前記回動位置から前記セット位置に進出するように前記レバー支持ピンをガイドする進出カム溝部とを有し、
    前記可動ガイド板の前記パネル用ガイド溝は、回動する当該可動ガイド板に対する前記セット位置から前記回動位置に後退動する前記パネルユニットの前記対応するパネル支持ピンの相対動に応じて当該対応する支持ピンをガイドする後退ガイド溝部と、
    前記回動位置にある前記パネルユニットに前記可動ガイド板の回動が伝達するように前記対応するパネル支持ピンを止める係止部と、
    回動する前記可動ガイド板に対する前記回動位置から前記セット位置に進出する前記パネルユニットの対応するパネル支持ピンの相対動に応じて当該対応するパネル支持ピンをガイドする進出ガイド溝部とを有することを特徴とする請求項3または4記載の回動パネル装置。
  6. 前記固定ガイド板は、前記筐体の側面板に形成されたことを特徴とする請求項3乃至4のいずれかに記載の回動パネル装置。
  7. 前記固定ガイド板は、前記回動軸線に平行に突出する固定支持ピンを有し、
    前記レバー部材は、前記固定支持ピンが摺動自在に嵌り込み、前記パネルユニットの前記後退動及び進出動に伴う当該レバー部材の移動に応じて前記固定支持ピンをガイドするガイド溝を有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の回動パネル装置。
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