JPH07130069A - 記録媒体カートリッジライブラリ装置におけるカートリッジ搬送装置 - Google Patents

記録媒体カートリッジライブラリ装置におけるカートリッジ搬送装置

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JPH07130069A
JPH07130069A JP30224293A JP30224293A JPH07130069A JP H07130069 A JPH07130069 A JP H07130069A JP 30224293 A JP30224293 A JP 30224293A JP 30224293 A JP30224293 A JP 30224293A JP H07130069 A JPH07130069 A JP H07130069A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の搬送ホルダを備えた記録媒体カートリ
ッジライブラリ装置において、各搬送ホルダの有効移動
範囲を最大化できるようにする 【構成】 反転状態検出手段は、各搬送ホルダが反転中
であるか非反転中であるかを示す反転状態を検出する。
また、記憶手段には、それぞれの搬送ホルダの反転状態
に関する複数種類の組合せに対応して、異なる値の基準
安全距離が予め記憶されている。制御手段は、反転状態
検出手段によって検出された搬送ホルダのそれぞれの反
転状態の組合せに対応した基準安全距離を記憶手段から
読み出す。こうして、制御手段では、常時、搬送ホルダ
間の実際の距離が読み出した基準安全距離を下回らない
よう、移動駆動手段による搬送ホルダの移動動作を制御
する。このようにして、搬送ホルダの反転状態の組合せ
に応じて、異なる基準安全距離が適用されるようにした
ので、常に、必要最小限のホルダ接近禁止ゾーンのみが
設定されることになり、従って、各搬送ホルダの有効移
動範囲を最大化できることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体カートリッ
ジライブラリ装置におけるカートリッジ搬送装置に関
し、特に、複数の搬送ホルダを備えたものにおいて、各
搬送ホルダの有効移動範囲を最大化でき、各搬送ホルダ
を効率的に稼働させることができるようにしたことに関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクカートリッジライブラリ装置
(以下、OLUという)は、光ディスクカートリッジ
(以下、カートリッジという)の収納および駆動を行う
装置であり、一般的に、図3に示すように、複数のカー
トリッジ(図示を簡略化するため、1個だけを示してい
る)Cを収納する収納ラック2と、カートリッジCの駆
動(読み、書き)を行うドライブ4と、搬送ホルダユニ
ット6とで構成されている。前記搬送ホルダユニット6
は、カートリッジCを着脱式に保持した状態で搬送ガイ
ド軸Gに沿って移動し、これにより、前記収納ラック
2、ドライブ4等の間でカートリッジCの搬送を行うよ
うになっている。
【0003】また、図3に示したOLUは、処理能力の
向上を図るため、上下並列的に設けられた2つの搬送ホ
ルダ7を備えた搬送ホルダユニット6を使用する、いわ
ゆる“ダブルアクセッサ”タイプのOLUである。各搬
送ホルダ7は、共通の搬送ガイド軸Gに摺動可能に取付
けられているが、個別の移動駆動手段を介して、搬送ガ
イド軸Gに沿って、他方の搬送ホルダ7とは独立に移動
されるようになっている。しかし、搬送ガイド軸Gが共
通であるという理由により、前記2つの搬送ホルダ7
は、互いにスレ違いできないようになっており、このた
め、各搬送ホルダ7は、他方の搬送ホルダ7とは独立に
移動可能であるものの、その有効移動範囲が制限される
ことになる。
【0004】また、ドライブ4で駆動されるカートリッ
ジCの被駆動面を反転することができるよう、各搬送ホ
ルダ7は、個別の回転駆動手段を介して、前記搬送ガイ
ド軸Gに直交する方向に延びる軸を中心として(紙面に
垂直な方向に)、他方の搬送ホルダ7とは独立に180
度反転可能になっている。つまり、カートリッジCの被
駆動面を反転することが所望の場合、搬送ホルダ7は、
ドライブ4から前記カートリッジCをいったん取り込
み、前記回転駆動手段によって、前記取り込んだカート
リッジCと共に180度反転され、しかる後、このよう
にして反転された前記カートリッジCを再びドライブ4
に送り込む動作を行う。
【0005】ところで、カートリッジCは衝撃に弱く破
損し易いので、カートリッジCを搬送する搬送ホルダ7
が互いに接近しすぎて衝突する事態を確実に防止する必
要がある。そこで、従来では、搬送ホルダ7同士が安全
に接近できる限度を規定するため、搬送ホルダ7間にお
いて許容可能な最小(最短)の距離を基準安全距離とし
て設定している。こうして、時々刻々、搬送ホルダ7間
における実際の距離を測定し、該測定した実際の距離と
前記基準安全距離とを比較し、これに基づいて、搬送ホ
ルダ間の距離が前記基準安全距離を下回らないような制
御を行っている。この制御によって、搬送ホルダ7間に
おいて常に前記基準安全距離以上の距離、すなわち、前
記基準安全距離を下回らないホルダ接近禁止ゾーンが確
保され、従って、搬送ホルダ7同士の衝突が確実に防止
可能になる。
【0006】また、搬送ホルダ7の反転動作が行われる
際には、搬送ホルダ7の反転半径を考慮して、搬送ホル
ダ7間の距離は、反転動作が行われないときより大きく
なければならない。特に、両搬送ホルダ7が同時に反転
するときには、搬送ホルダ7間の距離はかなり大きくな
ければならない。従って、このような反転動作に備え
て、前記基準安全距離もかなり大きく設定する必要があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、この基準安全距離は、両搬送ホルダ7が同時
に反転する場合に備えて大きな値のものがただ1つだけ
設定されているにすぎない。このため、反転動作が行わ
れるときであるか否かに関わらず、常に、同一の、大き
な基準安全距離が適用されている。このため、反転動作
が行われないときでも、必要以上の相当大きい接近禁止
ゾーンが確保され、従って、搬送ガイド軸Gに沿う各搬
送ホルダ7の有効移動範囲が大幅に制限されることにな
る。その結果、従来のダブルアクセッサタイプのOLU
にあっては、各搬送ホルダ7を効率的に稼働することが
できず、満足できる程度に処理速度を上げることができ
なかった。
【0008】この考案は上述の点に鑑みてなされたもの
で、複数のホルダを備えた記録媒体カートリッジライブ
ラリ装置において、各搬送ホルダの有効移動範囲を最大
化でき、各搬送ホルダを効率的に稼働することができる
カートリッジ搬送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の記録
媒体カートリッジの収納および読み書きを行う記録媒体
カートリッジライブラリ装置において、記録媒体カート
リッジを着脱式に保持して移動することによって、前記
カートリッジを所望の位置に搬送する複数の搬送ホルダ
と、前記複数の搬送ホルダに共通の搬送路と、各前記搬
送ホルダが前記搬送路に沿って独立にカートリッジ搬送
動作を行えるよう、各前記搬送ホルダを他とは独立に移
動する移動駆動手段と、各前記搬送ホルダが独立に記録
媒体カートリッジの読み書き面を反転させ動作を行える
よう、記録媒体カートリッジを保持した各前記搬送ホル
ダを他とは独立に180度反転する反転駆動手段と、前
記搬送ホルダ同士の衝突を防止するため、両前記搬送ホ
ルダ間の実際の距離を時々刻々測定し、該測定した距離
が許容可能な最小距離を意味する基準安全距離を下回ら
ないよう、前記移動駆動手段による前記搬送ホルダの移
動動作を制御する移動制御部と、を備えたカートリッジ
搬送装置であって、前記移動制御部が、各前記搬送ホル
ダについて、該搬送ホルダが反転中であるか非反転中で
あるかの反転状態を検出する反転状態検出手段と、前記
複数の搬送ホルダのそれぞれの反転状態に関する複数種
類の組合せに対応して、異なる値の基準安全距離を予め
記憶した記憶手段と、前記検出手段によって検出された
前記搬送ホルダのそれぞれの反転状態の組合せに対応し
た基準安全距離を前記記憶手段から読み出し、該読み出
した基準安全距離に従って前記搬送ホルダの移動動作を
制御する制御手段とを具備したものである。
【0010】
【作用】前記移動制御部の反転状態検出手段は、複数
(説明上、例えば2つとする)の前記搬送ホルダについ
て、該搬送ホルダが反転中であるか非反転中であるかを
示す反転状態を検出する。また、前記記憶手段には、前
記複数の搬送ホルダのそれぞれの反転状態に関する複数
種類の組合せに対応して、異なる値の基準安全距離が予
め記憶されている。つまり、例えば、両搬送ホルダが共
に反転中ではない(例えば、水平状態)であるという反
転状態の組合せについては、搬送ホルダの反転半径を考
慮しなくてもよいので、最も小さい値の基準安全距離が
格納されている。また、一方の搬送ホルダが反転中であ
り、他方の搬送ホルダが非反転中であるという組合せに
ついては、前記一方の搬送ホルダ反転半径を考慮した、
中間の値の基準安全距離が格納されている。さらに、両
前記搬送ホルダが共に反転中であるという組合せについ
ては、両搬送ホルダの反転半径を考慮した、最も大きい
値の基準安全距離が格納されている。
【0011】前記制御手段は、前記反転状態検出手段に
よって検出された前記搬送ホルダのそれぞれの反転状態
の組合せに対応した基準安全距離を前記記憶手段から読
み出す。こうして、前記制御手段では、常時、前記搬送
ホルダ間の実際の距離が前記読み出した基準安全距離を
下回らないよう、前記移動駆動手段による前記搬送ホル
ダの移動動作を制御する。以上のように、両搬送ホルダ
の反転状態の組合せに応じて、異なる基準安全距離が適
用されるようにしたので、常に、必要最小限のホルダ接
近禁止ゾーンのみが設定されることになり、従って、各
搬送ホルダの有効移動範囲を最大化できることになる。
その結果、各搬送ホルダを効率的に稼働することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明を詳細に
説明する。図1は、この発明の一実施例を実施したOL
Uのカートリッジ搬送装置を拡大して示す斜視図であ
る。図1に示すOLUは、その全体的な構成において、
図3に関して前述した従来のダブルアクセッサタイプの
OLUと略同様である。すなわち、このOLUは、複数
のカートリッジを収納する収納ラック(図示省略)と、
カートリッジの駆動を行うドライブ(図示省略)と、前
記カートリッジ搬送装置とを備えている。該搬送装置の
搬送ホルダユニット11は、共通の搬送ガイド軸Gに沿
って上下並列的に設けられた第1の搬送ホルダ12Aと
第2の搬送ホルダ12Bとを備えるものである。
【0013】各搬送ホルダ12A、12Bは、略箱状の
ホルダ本体14と、該ホルダ本体14の周囲に設けられ
たフレーム15とで構成されている。各搬送ホルダ12
A、12Bの前記ホルダ本体14とフレーム15とは、
搬送ガイド軸Gに直交する方向に延びる軸16を介し
て、相対的に回転可能に連結されている。また、各搬送
ホルダ12A、12Bは、前記フレーム15において、
両搬送ホルダ12A、12Bに共通の搬送ガイド軸Gに
摺動可能に取付けられており、例えばモータにより駆動
されるベルト等からなる個別の移動駆動手段に連結され
ている。こうして、各搬送ホルダ12A、12Bは、前
記個別の移動駆動手段によって、他方の搬送ホルダ12
B、12Aとは独立に、ホルダ本体14およびフレーム
15共々、搬送ガイド軸Gに沿って矢印X方向に移動
し、これにより、前記収納ラック、ドライブ等の間でカ
ートリッジの搬送を行うようになっている。しかし、搬
送ガイド軸Gが両搬送ホルダ12A、12Bに共通であ
るという理由により、前記2つの搬送ホルダ12A、1
2Bは、互いにスレ違いできないようになっている。
【0014】また、各搬送ホルダ12A、12Bは、他
方の搬送ホルダ12B、12Aとは独立に、前記ドライ
ブで駆動されるカートリッジの被駆動面を反転すること
ができるよう、例えばモータによって駆動されるワイヤ
等からなる個別の回転駆動手段によって180度反転可
能になっている。すなわち、前記ワイヤ等によって軸1
6に対して矢印Y方向の回転力を加えることにより、該
軸16を介して、ホルダ本体14がフレーム15に対し
て180度反転でき、これにより、搬送ホルダ12A、
12Bに取り込まれたカートリッジを反転させることが
できるようになっている。
【0015】ところで、カートリッジは衝撃に弱く破損
し易いので、カートリッジを搬送する前記搬送ホルダ1
2A、12Bが互いに接近して衝突する事態を確実に防
止する必要がある。そこで、前記搬送ホルダ12A、1
2B同士が安全に接近できる限度を規定するため、前記
搬送ホルダ12A、12B間において許容可能な最小の
距離を所定の基準安全距離として設定している。こうし
て、時々刻々、例えばエンコーダからなる位置センサを
用いて前記搬送ホルダ12A、12Bの各々の現在位置
を検出することによって前記搬送ホルダ12A、12B
間の実際の距離を測定し、該測定した実際の距離と前記
基準安全距離とを比較し、これに基づいて、前記搬送ホ
ルダ12A、12B間の距離が前記基準安全距離を下回
らないような制御を行っている。
【0016】さらに、この実施例においては、図2を参
照して説明する以下の特徴によって、両前記搬送ホルダ
12A、12Bの衝突を確実に防止しながら、各搬送ホ
ルダ12A、12Bを効率的に稼働できるようになって
いる。すなわち、この実施例では、それぞれの搬送ホル
ダ12A、12Bが反転動作を行っているか否かに応じ
て異なる複数の基準安全距離を適用することにより、常
に、各搬送ホルダ12A、12Bの有効移動範囲を最大
化、つまり、ホルダ接近禁止ゾーンの最小化を実現でき
るようになっている。
【0017】図2は、この実施例において、上述のよう
に各搬送ホルダ12A、12Bの有効移動範囲を最大化
するための構成を例示するブロック図である。エンコー
ダ18a、18bは、前記搬送ホルダ12A、12Bの
それぞれの現在位置に対応した出力信号を発生するもの
である。現在位置検出回路20a、20bは、エンコー
ダ18a、18bの出力に基づいて、前記搬送ホルダ1
2A、12Bの現在位置をそれぞれ検出する。距離測定
回路21は、現在位置検出回路20a、20bによって
検出された前記搬送ホルダ12A、12Bの現在位置に
基づいて、両搬送ホルダ12A、12B間の実際の距離
を決定するものである。また、反転状態検出回路23
a、23bは、前記搬送ホルダ12A、12Bのそれぞ
れが反転中であるか否かを検出するものである。
【0018】また、メモリ22には、前記搬送ホルダ1
2A、12Bのそれぞれが反転中であるか否かに応じて
3つの異なる基準安全距離が格納されている。つまり、
両前記搬送ホルダ12A、12Bが反転中ではない(つ
まり、図示例の場合、水平状態)である場合において許
容可能な最小限のホルダ間距離が、第1の基準安全距離
RD1として格納されている。また、一方の搬送ホルダ
12A、12Bが反転中であり、他方の搬送ホルダ12
B、12Aが反転中ではない場合に関して、前記一方の
搬送ホルダ12A、12Bの反転半径を考慮した許容可
能最小限のホルダ間距離が、第2の基準安全距離RD2
として格納されている。さらに、両前記搬送ホルダ12
A、12Bが反転中である場合に関して、両搬送ホルダ
12A、12Bの反転半径を考慮した許容可能最小限の
ホルダ間距離が、第3の基準安全距離RD3として格納
されている。このように、この実施例では、両前記搬送
ホルダ12A、12Bに関する上記3種類の反転状態の
組合せに応じて、値の異なる3種類の基準安全距離RD
1、RD2、RD3が設定されている。
【0019】読出し回路24は、前記メモリ22に格納
されている前記基準安全距離RD1、RD2、RD3の
うち、反転状態検出回路23a、23bによって検出さ
れた前記搬送ホルダ12A、12Bの状態に対応した1
つの基準安全距離RD1、RD2またはRD3を読み出
す。比較制御回路25では、距離測定回路21によって
測定された実際の距離と、読出し回路24によって読み
出された基準安全距離RD1、RD2またはRD3とを
比較する。その比較の結果、前記実際の距離が前記基準
安全距離と等しくなったことが検出されると、この比較
制御回路25は、“異常接近(ニアミス)”信号を発生
する。この“異常接近(ニアミス)”信号は、例えば前
記移動駆動手段に与えられ、これにより、前記搬送ホル
ダ12A、12B間における更なる接近が阻止される。
【0020】以上のようにして、この実施例によると、
例えば、両搬送ホルダ12A、12Bが共に反転中では
ない(水平である)場合には、上記3つの中で最も小さ
い値を持つ第1の基準安全距離RD1が適用される。ま
た、一方の搬送ホルダ12A、12Bのみが反転中であ
る場合には、上記3つの中で中間の値を持つ第2の基準
安全距離RD2が適用される。さらに、両搬送ホルダ1
2A、12Bが共に反転中である場合にのみ、両搬送ホ
ルダ12A、12B反転半径を考慮した最も大きい値を
持つ第3の基準安全距離RD3が適用される。従って、
両搬送ホルダ12A、12Bの反転状態に応じて、常
に、必要最小限のホルダ接近禁止ゾーンのみが設定され
るので、各搬送ホルダ12A、12Bの有効移動範囲を
最大化できることになる。
【0021】この発明は、3つ以上の搬送ホルダを備え
たOLUに適用してもよい。さらに、この発明はOLU
に限らず、光ディスクカートリッジ以外の記録媒体カー
トリッジを取り扱うその他の種類の記録媒体カートリッ
ジライブラリ装置のカートリッジ搬送装置にも適用可能
である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明は、複数の搬送
ホルダのそれぞれの反転状態に応じて、異なる基準安全
距離が適用されるようにしたので、常に、必要最小限の
ホルダ接近禁止ゾーンのみが設定されることになり、従
って、各搬送ホルダの有効移動範囲を最大化でき、各搬
送ホルダを効率的に稼働することができる、という優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を拡大して示す斜視図。
【図2】同実施例において、各搬送ホルダの有効移動範
囲を最大化するための構成を例示するブロック図
【図3】従来技術の課題を説明する図。
【符号の説明】
12A 第1の搬送ホルダ 12B 第2の搬送ホルダ 18a、18b エンコーダ 20a、20b 現在位置検出回路 21 距離測定回路 22 メモリ 23a、23b 反転状態検出回路 24 読み出し回路 25 比較制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体カートリッジの収納およ
    び読み書きを行う記録媒体カートリッジライブラリ装置
    において、 それぞれが記録媒体カートリッジを着脱式に保持して移
    動することによって、前記カートリッジを所望の位置に
    搬送する複数の搬送ホルダと、前記複数の搬送ホルダに
    共通の搬送路と、各前記搬送ホルダが前記搬送路に沿っ
    て独立にカートリッジ搬送動作を行えるよう、各前記搬
    送ホルダを他とは独立に移動する移動駆動手段と、各前
    記搬送ホルダが独立に記録媒体カートリッジの読み書き
    面を反転させる動作を行えるよう、記録媒体カートリッ
    ジを保持した各前記搬送ホルダを他とは独立に180度
    反転する反転駆動手段と、前記搬送ホルダ同士の衝突を
    防止するため、両前記搬送ホルダ間の実際の距離を時々
    刻々測定し、該測定した距離が許容可能な最小距離を意
    味する基準安全距離を下回らないよう、前記移動駆動手
    段による前記搬送ホルダの移動動作を制御する移動制御
    部と、を備えたカートリッジ搬送装置であって、 前記移動制御部が、 各前記搬送ホルダについて、該搬送ホルダが反転中であ
    るか非反転中であるかの反転状態を検出する反転状態検
    出手段と、 前記複数の搬送ホルダのそれぞれの反転状態に関する複
    数種類の組合せに対応して、異なる値の基準安全距離を
    予め記憶した記憶手段と、 前記検出手段によって検出された前記搬送ホルダのそれ
    ぞれの反転状態の組合せに対応した基準安全距離を前記
    記憶手段から読み出し、該読み出した基準安全距離に従
    って前記搬送ホルダの移動動作を制御する制御手段とを
    具備したカートリッジ搬送装置。
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