JPH07129600A - データ処理装置と該装置で使用される辞書 - Google Patents

データ処理装置と該装置で使用される辞書

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JPH07129600A
JPH07129600A JP5275283A JP27528393A JPH07129600A JP H07129600 A JPH07129600 A JP H07129600A JP 5275283 A JP5275283 A JP 5275283A JP 27528393 A JP27528393 A JP 27528393A JP H07129600 A JPH07129600 A JP H07129600A
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JP5275283A
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Kikuo Naitou
起久雄 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 辞書のデータ容量を少なくして大量のデータ
を記憶できる辞書を提供することを目的とする。 【構成】 辞書データをブロック単位で分割して記憶し
ている辞書であって、各ブロックの先頭ワードと対応す
るブロック番号とを記憶している索引501と、各ワー
ドが直前のワードに一致している一致文字数104と、
その一致文字数104に対応する文字列に後続する文字
とを対応付けて記憶しているデータブロック502とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された検索データ
に基づいてデータを検索するデータ処理装置及び該装置
で使用される辞書に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書処理装置における単語辞書の
例を図2に示す。図2において、単語辞書は、各データ
ブロックの見出しの先頭データを格納している索引20
1と、複数のデータブロック202〜205とを有し、
各データブロックにおける見出しの先頭データは索引2
01で指示されたデータである。その各データブロック
の見出しの末尾のデータは、索引で示された次のデータ
ブロックの見出しの先頭データの1つ前のデータとなっ
ている。索引201中の索引1には、データブロック2
02における見出しの先頭データ『こ』が格納されてい
る。そして、このデータブロック202には、索引1に
記憶されている見出しデータ『こ』から、索引2に格納
されている見出し『こう』の1つ前のデータである『こ
いのぼり』までの、『こ』、『こあ』、『こい』、『こ
いのぼり』を見出しとする情報が記憶されている。単語
辞書は、各見出しに対応する情報として、ここでは各見
出しを読みとする表記を記憶しているものとする。
【0003】このような辞書で、キーワード『こうし
き』を入力し、そのキーワードの先頭より部分一致する
データを抽出する場合を考える。この場合は、部分一致
データの検索は『こ』、『こう』、『こうし』、『こう
しき』の順に検索される。まず最初に、文字『こ』に基
づいて検索され、この時は索引201の索引1が検索さ
れて、データブロック202が読出される。このデータ
ブロックには該当するデータが存在しないので、次のワ
ード『こう』に基づいて索引2が参照されて、データブ
ロック203が読出される。ここでも該当するデータ
『こうしき』が存在しないので、次の検索ワード『こう
し』により、索引3に対応するデータブロック204が
検索される。こうして、このデータブロック204に検
索対象のデータ『こうしき』が存在しているので、この
時点で検索が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように前述した従
来技術では、図2に示すような単語辞書により検索を行
った場合、索引201と対応する各データブロックのそ
れぞれを、部分一致するデータの数に対応する回数分の
アクセスする必要がある。このためブロックデータの読
み出しの回数が増大し、特にこのような辞書がハードデ
ィスク等の外部記憶装置に記憶されている場合には、そ
の辞書のアクセスに多くの時間を要するといった問題が
あった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、辞書のデータ容量を少なくして大量のデータを記憶
できる辞書を提供することを目的とする。
【0006】また本発明は、前述の辞書を用いて高速に
データを検索できるデータ処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ処理装置は以下の様な構成を備える。
即ち、検索データに対応するワードを辞書より検索する
データ処理装置であって、各ブロックの先頭ワードと対
応するブロック番号とを記憶している索引を具え、前記
先頭ワード以降の各ワードにつき、直前のワードに一致
している一致文字数と、前記一致文字数に対応する文字
列に後続する文字とを対応付けて記憶している辞書と、
前記検索データの最も長く一致する先頭ワードを含むブ
ロックを前記索引より検出する検出手段と、前記検出手
段により検出されたブロックにおける前記検索ワードと
一致しているワードの比較済み文字数を求める手段と、
前記比較済み文字数と前記辞書に記憶されている一致文
字数とが等しい時に、前記一致文字数に対応する文字列
に後続する文字と前記検索データの未比較文字とを比較
する比較手段とを有する。
【0008】上記目的を達成するために本発明の辞書は
以下の様な構成を備える。即ち、辞書データをブロック
単位で分割して記憶している辞書であって、各ブロック
の先頭ワードと対応するブロック番号とを記憶している
索引を具え、前記先頭ワード以降の各ワードにつき、直
前のワードに一致している一致文字数と、前記一致文字
数に対応する文字列に後続する文字とを対応付けて記憶
している。
【0009】
【作用】以上の構成において、各ブロックの先頭ワード
と対応するブロック番号とを記憶している索引を具え、
前記先頭ワード以降の各ワードにつき、直前のワードに
一致している一致文字数と、前記一致文字数に対応する
文字列に後続する文字とを対応付けて記憶している辞書
を検索する時、検索データの最も長く一致する先頭ワー
ドを含むブロックを前記索引より検出し、その検出され
たブロックにおける検索ワードと一致しているワードの
比較済み文字数を求める。この比較済み文字数と辞書に
記憶されている一致文字数とが等しい時に、その一致文
字数に対応する文字列に後続する文字と、検索データの
未比較文字とを比較していき、これらが全て一致した時
にデータ検索が終了する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0011】図3は本発明の一実施例のデータ処理装置
の概略構成を示すブロック図、図1は本実施例のデータ
処理装置で使用される単語辞書のデータ構成を示す図、
図4は本実施例のデータ処理装置の中央処理部(CP
U)1で実行される制御処理を示すフローチャートであ
る。
【0012】図3において、1は装置全体を制御する中
央処理部で、マイクロプロセッサ等のCPU等を備え、
主記憶部2のプログラムメモリ203に記憶されている
プログラムに従って各種制御を行っている。この主記憶
部2は更に、補助記憶部5に記憶されている複数のデー
タブロック502の内のあるデータブロックをロードし
て記憶するデータブロック記憶部202を備え、ここに
検索対象であるデータブロックがロードされる。3はキ
ーボードで、オペレータにより操作されて検索の指示や
各種命令が入力される。尚、このキーボード3にはポイ
ンティングデバイス等が接続されていて、表示部4に表
示されたメニュを使用して命令が入力される構成であっ
ても良い。4は、例えばCRTや液晶等の表示部であ
る。5は補助記憶部で、例えばフロッピィディスクやハ
ードディスク等で構成され、各種データベース或いは本
実施例の単語辞書503等が記憶されている。この補助
記憶部5に記憶されている単語辞書503には、図1を
参照して後述するように、データブロックの索引50
1、複数のデータブロックを記憶しているデータブロッ
ク部502が記憶されている。尚、この単語辞書503
は、主記憶部2に記憶されていても良い。
【0013】図1は本実施例の単語辞書503のデータ
構成を示す図である。
【0014】この単語辞書503は、各データブロック
に収容されているデータ(単語)の先頭データを、各ブ
ロックに対応して記憶している索引501と、先頭デー
タより各データブロックの単語を順次直前のデータと比
較していった時、一致している文字数を、各文字に対応
して示している文字数符号104、及び複数のデータブ
ロックを記憶しているデータブロック部502とを備え
ている。尚、以下の説明では、図4に示す従来の単語辞
書と同じ内容のデータが、本実施例の単語辞書503に
記憶されているものとする。
【0015】いま、例えばデータブロック101の場合
を、図4の従来の単語辞書の構成と比較しながら説明す
る。ブロック101(202)の第2番目のデータ『こ
あ』は、第1番目のデータ『こ』に対して先頭の文字
『こ』のみが一致する。従って、第2番目のデータとし
て、この不一致の文字『あ』と、第1番目の文字『こ』
に対して一致している文字数を表す文字数符号104と
して“1”とが記憶される。
【0016】同様に、従来のデータブロック202の第
3番目のデータ『こい』は、前述の第2番目のデータ
『こあ』と同様に、第2番目のデータ『こあ』に対して
先頭の文字『こ』のみが一致するので、一致している文
字数を表す文字数符号104として“1”と『い』とが
記憶される。また、第4番目の単語『こいのぼり』の場
合は、第3番目の単語『こい』と2文字が一致している
ので、第2文字までを表す“2”が文字数符号104と
して記憶され、その後に文字列『のぼり』が記憶されて
いる。更に、図4のデータブロック203の先頭データ
であった『こう』は、第5番目の単語として、第4番目
の『こいのぼり』と1文字だけ一致しているので、その
文字数符号104は“1”となり、その後に『う』が記
憶される。また更に、図4のデータブロック203の2
番目のデータであった『こうか』も、図1のデータブロ
ック101に収まり、直前の『こう』と2文字までが一
致しているので、文字数符号として“2”に符号化さ
れ、その後に『か』が続いて記憶される。そして、デー
タブロック102、103も同様に符号化される。
【0017】次に、本実施例の単語辞書503を用いた
データ検索の一例を、図4のフローチャートを参照して
以下に説明する。
【0018】まずステップS1で、キーボード3よりキ
ーワードとして、例えば『こうしき』が入力されるとス
テップS2に進み、この入力されたキーワードに基づい
て検索データを設定する。この場合、部分一致データを
検索するために、『こ』,『こう』,『こうし』,『こ
うしき』の順に検索される。まず最初は、このステップ
S2で検索データ『こ』が設定される。
【0019】次にステップS3に進み、補助記憶部5に
記憶されている単語辞書503の索引501をアクセス
する。そして、検索対象の先頭文字『こ』と索引501
の『こう』により、『こ』のデータが存在する可能性が
あるのはデータブロック101であることがわかる。
【0020】ステップS4で、主記憶部2を参照し、こ
のデータブロックが前回の処理に選択されたデータブロ
ックと同じであるかどうかを判定し、同じであればその
データブロックは既に主記憶部2のデータブロック20
2にロードされているので、ステップS5のデータブロ
ックの抽出処理を実行することなくステップS6に進
む。一方、同じデータブロックでない時はステップS5
に進み、補助記憶部5のデータブロック部502より、
該当するデータブロック(ここではデータブロック10
1)を主記憶部2のデータブロック記憶部202にロー
ドする。この時ロードされたデータブロック番号も、ス
テップS4で参照できるように主記憶部2に記憶する。
【0021】次にステップS6に進み、記憶部202に
記憶されているデータブロック101を参照して、デー
タ『こ』を検索する。そしてステップS7で、このデー
タ『こ』がデータブロック101に存在しているかどう
かを判断し、存在している場合は、その一致するデータ
を主記憶部2の保存エリア203に記憶する。
【0022】次にステップS9で検索が終了したかを判
定し、検索が終了していなければ、再度、検索データを
設定するためにステップS2に進み、次の検索データ
『こう』を設定する。このデータ『こう』を含むデータ
ブロック(101)は前回の主記憶部2へデータロード
により主記憶部2にロードされているのでステップS4
からステップS6に進み、記憶部202に記憶されてい
るデータブロック101を参照して、データ『こう』に
該当するワードを検索する。この場合もデータ有りと判
断されて、この『こう』をエリア203に記憶してステ
ップS9からステップS2に進む。
【0023】そして次は、『こうし』が検索データとし
て設定され、ステップS3の索引参照処理により、今度
は、その検索データ『こうし』がデータブロック102
にデータが含まれていると判断する。このデータブロッ
ク102は前回のデータブロック101とは異なるデー
タブロックであるためステップS5に進み、補助記憶部
5のデータブロック部502のデータブロック102が
読出されて主記憶部2のデータブロック記憶部202に
記憶される。また、データブロック番号「102」も主
記憶部2に記憶される。次に記憶部202よりデータが
検索され、ここでは、データがあるので、ステップS8
に進み、そのデータ『こうし』を主記憶部2のエリア2
03に保存する。
【0024】そして最後に検索データとして『こうし
き』を設定し(ステップS2)、索引501よりこの検
索データ『こうしき』がデータブロック102に記憶さ
れていることがわかる。このデータブロックは既にロー
ドされているので、そのデータブロック102の読み出
しを行うことなくステップS6に進み、検索データ『こ
うしき』に基づくデータ検索処理を実行する。ここで最
終的に入力されたキーワード『こうしき』に一致するデ
ータが検索されてエリア203に記憶され、ステップS
9で検索処理を終了する。
【0025】尚、本実施例の単語辞書を用いた検索処理
の詳細は詳しく後述する。
【0026】以上説明したように本実施例の単語辞書に
よれば、部分的に一致しているデータを検索する回数は
変わらないが、各見出しにおいて、直前の見出しと一致
する文字列に代えて一致数を記憶することにより1つの
データブロックに収容できるデータ量を増大できるの
で、キーワードと部分一致するデータブロックは減少す
る。そして、同一データブロックは再ロードしないの
で、データブロックの抽出処理を行う回数を減少するこ
とができる。
【0027】また、辞書全体として、データ量が削減さ
れるので、補助記憶部5内で占有される辞書のメモリ空
間を減少することもでき、又、辞書へのアクセス回数を
減らすことができるので、迅速にデータを検索できる効
果がある。
【0028】次に、このような単語辞書を用いた検索処
理について説明する。
【0029】図5は本実施例の単語辞書の他の具体例を
示す図で、前述の図1の辞書の構成と共通する部分は同
じ番号で示し、それらの説明を省略する。尚、図5にお
いて、索引の各データに対応するワード(キーワード)
が右側に示されている。例えば、ワード『こうあん』
は、索引Nで指示されるブロックNの先頭ワード『こ
う』と、2番目の文字『あ』の3文字とが一致している
ので、その符号104は“3”に設定され、その後に最
後の文字『ん』が格納されて表されている。
【0030】図6は本実施例のデータ処理装置における
データ検索処理を示すフローチャートで、この処理を実
行する制御プログラムはプログラムメモリ203に記憶
されている。
【0031】いま例えば、キーボード3より検索データ
として『こうしん』が入力されると、索引501を参照
して、このワード『こうしん』が記憶されているデータ
ブロックNが選択される。そして、このデータブロック
Nが補助記憶部502より読出されて主記憶部2のデー
タブロック記憶部202に記憶される。
【0032】まずステップS11で、初期処理として一
致文字数を“0”にリセットし、検索データ『こうし
ん』に基づいて、第1データ『こう』が辞書データとし
て取得される(ステップS12)。図5を参照すると、
この取得された辞書データ『こう』は符号104を持た
ないためステップS16に進み、辞書キーワード取り出
し処理にて、キーワード『こう』が主記憶部2のメモリ
エリア203に記憶される。
【0033】次にステップS17に進み、データ比較ス
テップにより、検索データ『こうしん』と辞書データ
『こう』とを先頭コード『こ』より順次比較する。これ
により、一致している文字数が“2”となり、検索デー
タの方が長いことを示す“検索データ大”が出力され
る。こうしてステップS20に進みデータの終了かどう
かを判断し、終了でないのでステップS21に進み、一
致文字数を“0”から“2”に更新する。そしてステッ
プS22で、次の検索データを『こうあ』にしてステッ
プS12に進む。
【0034】この検索データ『こうあ』は、図5から明
らかなように符号104“2”を有するためステップS
13からステップS14に進む。ステップS14では、
検索データの符号104の数字“2”と、その時点で設
定されている一致文字数とを比較する。即ち、ここでは
検索データ『こうあ』の符号数“2”と、ステップS2
1で更新された一致文字数“2”とを比較する。
【0035】ここで本実施例における符号104は、ブ
ロックの先頭のワード或いは直前のワードと一致してい
る文字数(『こう』と『こうあ』では『こう』2文字)
を表しているため、符号104と一致文字数との比較に
より、これらが一致していれば、前回検索対象となった
データ『こう』までが一致しているので、その後の文字
『あ』だけに注目すれば良い。従って、前データと検索
データの一致文字数と符号104の間には図7(A)
(B)に示すような関係が成り立つ。 (a)符号104の数値と一致文字数とが一致する場合
(図7ので示す) 前回の検索データとの比較により、今回の検索データの
符号104で示される番目までの文字が検索データと一
致していたことになるため、その符号104が示す番目
の文字から後の文字だけを比較しても支障がない。例え
ば、図7(A)において、検索データが『こうしん』
で、『こうあ』と比較する時は、それまで先頭から2文
字が一致しているので、比較開始点を“3”文字目とす
る(図6のステップS15)。検索データ『こうしん』
の3文字目『し』と辞書データ『こうあ』の3文字目
『あ』の1文字同士を比較する。この場合は一致しない
ので、一致文字数はそのまま“2”となり、次にキーワ
ードとして格納されている『こうあん』と比較する。こ
の場合は、符号104の数値が“3”となり、その時点
の一致文字数“2”よりも大きいため、文字同士の比較
を行うことなく、前述の図6において、ステップS14
よりステップS20に進む。これが次の(b)で説明さ
れている。 (b)符号104の方が一致文字数より大きい場合(図
7の) 前回までの比較により一致している文字数が、今回の検
索対象のデータの符号104よりも小さい。従って、こ
れにより検索データとの一致はあり得ないことが分か
る。例として、検索データ『こうしん』に対し、データ
『こうあん』と比較すると、この『こうあん』の符号1
04は“3”であるのに対し、それまでの一致文字数は
“2”であるため、既に3文字目の『あ』で不一致にな
っていることが分かる。 (c)符号104の方が一致文字数より小さい場合(図
7の) 前回までのデータの比較では、今回の検索データの符号
104で示される文字数よりも更に多くの文字が一致し
ていたことを示している。これは、本実施例に使用され
る辞書のようにワードが、例えば五十音順に配置されて
いる場合は、このような結果が出れば、一致するキーワ
ードが存在しないことを意味している。例えば、検索デ
ータが『こうさつ』の場合、辞書データ『こうさ』の3
文字『さ』を比較する時点で3文字が一致し、ここで検
索データの方が『こうさ』よりも大きいと判定がされ
る。そして次に、検索データ『こうさつ』が次のワード
『こうし』と比較されるが、この時は『こうし』の符号
104は“2”であるのに対し、それまでの一致文字数
は“3”であるため一致文字数の方が大きくなり、この
辞書には検索データ『こうさつ』に一致するワードが含
まれていないことになる。この時は図6のフローチャー
トでステップS14からステップS23に処理が移行す
る。
【0036】このようにして、検索データと辞書データ
とが比較され、該当するキーワードが格納されているか
どうかが判断される。以上のように、例えば検索データ
が『こうしん』である時、符号104と一致文字数との
比較回数は5回で、比較する文字数は合計6文字とな
る。
【0037】このように本実施例によれば、データ検索
の時間を短縮できる効果がある。
【0038】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、辞
書のデータ容量を少なくして大量のデータを記憶でき
る。
【0040】また本発明によれば、その辞書を用いて高
速かつ効率良くデータを検索できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデータ処理装置における単
語辞書のデータ構造を示す図である。
【図2】従来の単語辞書のデータ構造を示す図である。
【図3】本実施例のデータ処理装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本実施例の部分一致データの検索処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】本実施例の単語辞書のデータ構造の具体例を示
す図である。
【図6】本実施例のデータ処理装置におけるデータ検索
処理を示すフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートで示された検索処理に対
応した検索過程を説明するための図で、(A)は検索デ
ータが『こうしん』の場合を示し、(B)は検索データ
が『こうさつ』の場合を示している。
【符号の説明】 1 中央処理部 2 主記憶部 3 キーボード 4 表示部 5 補助記憶部 202 データブロック 203 プログラムメモリ 501 索引 502 データブロック 503 単語辞書

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 辞書データをブロック単位で分割して記
    憶している辞書であって、 各ブロックの先頭ワードと対応するブロック番号とを記
    憶している索引を具え、 前記先頭ワード以降の各ワードにつき、直前のワードに
    一致している一致文字数と、前記一致文字数に対応する
    文字列に後続する文字とを対応付けて記憶していること
    を特徴とする辞書。
  2. 【請求項2】 検索データに対応するワードを辞書より
    検索するデータ処理装置であって、 各ブロックの先頭ワードと対応するブロック番号とを記
    憶している索引を具え、前記先頭ワード以降の各ワード
    につき、直前のワードに一致している一致文字数と、前
    記一致文字数に対応する文字列に後続する文字とを対応
    付けて記憶している辞書と、 前記検索データの最も長く一致する先頭ワードを含むブ
    ロックを前記索引より検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたブロックにおける前記検
    索ワードと一致しているワードの比較済み文字数を求め
    る手段と、 前記比較済み文字数と前記辞書に記憶されている一致文
    字数とが等しい時に、前記一致文字数に対応する文字列
    に後続する文字と前記検索データの未比較文字とを比較
    する比較手段と、 を有することを特徴とするデータ処理装置。
JP5275283A 1993-11-04 1993-11-04 データ処理装置と該装置で使用される辞書 Pending JPH07129600A (ja)

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