JPH0712883Y2 - 菅内径検査装置 - Google Patents

菅内径検査装置

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JPH0712883Y2
JPH0712883Y2 JP1990050358U JP5035890U JPH0712883Y2 JP H0712883 Y2 JPH0712883 Y2 JP H0712883Y2 JP 1990050358 U JP1990050358 U JP 1990050358U JP 5035890 U JP5035890 U JP 5035890U JP H0712883 Y2 JPH0712883 Y2 JP H0712883Y2
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inspection device
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JP1990050358U
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JPH048905U (ja
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清 椋橋
一成 浅利
陽康 今田
照夫 藤本
守正 藤田
雅敏 石川
勉 土屋
克彦 東
英二 北川
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Ashimori Industry Co Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は管の内径を検査し、所定の内径より小さい箇所
や突起などの存在を検出するための装置に関するもので
ある。
さらに詳しくは、電力線や通信線などの敷設管路などの
主として地中に埋設された管路に対し、それらの管路の
補修又は補強の目的で内張りした後、電力ケーブルや通
信線などを引込んだりするに先立って、それらの障害に
なるような突起や小径部分が無いことを確認するための
装置に関するものである。
通常、前述のような管路に内張りする場合には、事前に
管路内の錆瘤を除去し、異物を取除き、管路内面を平滑
にして内張りを行っている。
しかしながら、作業中に継手の隙間や損傷部分から土砂
が落込んだり、作業に伴って異物が粉込んだりすること
が皆無であるとは言えず、それらが管路内面と内張り材
との間に挾み込まれることがある。
一方これらの管路に電力ケーブルや通信線などを引込む
ときには、可能な限り太いケーブルを引込むことができ
ることが好ましく、前記異物によって生じる内張り材内
面の僅かな膨みが障害となることがある。
また管路の内張り状態を検査するに際しても、検査精度
を高めるためには内張り材内面に可能な限り近い位置か
ら検査することが好ましく、検査器具は内張りされた管
路の内径にぎりぎりのものが使用され、前述のような膨
みがあると検査器具が管路内を通過し得なくなる恐れが
ある。
従来の技術 そのため事前に管路の内径を検査し、前記膨みなどによ
る所定の内径より小さい部分が無いことを確認する必要
があるのである。
従来この目的のためには、管路の内径より僅かに小さい
外径を有するピグを管路に通し、管路の全長に亘ってそ
のピグの外径以上の径があることを確認することが行わ
れている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこの方法では、ピグの後に追尾索を接続し
て後方に延ばしておき、ピグが管路の膨みに引掛かって
停止したとき、その追尾索が停止することによりピグの
停止を感知し、小径部分の存在を検知するのであるが、
ピグや追尾索は管路内面との摩擦によりその動きが脈動
しており、追尾索の停止が必ずしも小径部分の存在に直
結しないことがある。
ところが一方、ピグが小径部分に引掛かったときには、
ピグの牽引を直ちに停止しないと、ピグがその小径部分
を乗越えて強引に通過してしまう恐れがあり、内張り材
の内面をかえって傷付けてしまうことになる。従ってこ
の方法では、追尾索の動きから小径部分の存在を判定す
るのが極めて困難であった。
しかもピグを牽引するために牽引索を巻取り機で巻き取
っているときに、当該巻取り機で牽引索で巻崩れて、一
時的にピグが停止することがある。このようなときに
は、小径部分が無いにも拘らず有ると判定する恐れがあ
る。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、管路
に小径部分があるときには確実にそれを検知することが
でき、しかも管路の内面を傷付けることがなく、且つ何
等かの原因で一時的に装置の進行が停止したときにも小
径部分の存在と区別することができる、新規な検査装置
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決する手段 而して本考案は、管の内径より僅かに小さい外径の内径
検査部を有する本体と、該本体に対して軸方向に摺動可
能に支持された可動部材と、前記本体と可動部材とを所
定の力で切離し可能に係止する係止手段とを有し、前記
可動部材に牽引索を結合すると共に、前記本体及び可動
部材にそれぞれ追動する一対の追尾索を後方に延ばした
ことを特徴とするものである。
本考案においては、前記可動部材にプーリーを取付け、
前記可動部材に追動する追尾索の先端をプーリーに掛回
して本体に結合したものとするのが好ましい。
実施例 以下本考案の実施例を図面に従って説明する。第1図は
本考案の装置の使用状態を示すものである。1は管路で
あり、2はその内面に内張りされた内張り材である。そ
してその内張り材2内に本考案の検査装置3が挿入され
ている。
検査装置3は第2図に示すように、本体4と可動部材5
とよりなっている。
本体4は内張りされた管路1の内径より僅かに小さい外
径を有する一対の内径検査部6,6と、該内径検査部6,6を
連結するスリーブ7とよりなっており、スリーブ7の先
端部内面にはストッパー8が突設され、また後端部には
多数の小球9をばね10で内方に付勢した係止手段11が設
けられている。
また可動部材5は、前記本体4のスリーブ7に対して軸
方向に摺動可能に嵌合されたロッド12を有し、該ロッド
12の先端部にはプーリー13を回転自在に支持した牽引ブ
ロック14が取付けられている。
そしてロッド12の後端部には、前記ストッパー8に係合
するストッパー15が設けられており、該ストッパー15に
は前記係止手段11の小球9が係止する係止溝16が形成さ
れ、該係止溝16に小球9が係止することにより、可動部
材5を本体4に対して支持すると共に、所定の力で切離
すことができるようになっている。
而して牽引ブロック14には牽引索17が止着され、該牽引
索17は前方に延びて管路1の先端から引出され、巻取り
機(図示せず)に接続されている。
また18,19はそれぞれ追尾索である。第一の追尾索18は
本体4の後端に止着されて、後方に延びている。また第
二の追尾索19は、その先端がスリーブ7の先端部に止着
され、プーリー13に掛回され、内径検査部6,6に形成さ
れた空孔20を通して後方に延びている。
そして追尾索18,19は管路1の後端から引出され、それ
ぞれ別個の繰出し機(図示せず)に巻回されている。
作用 以下前記実施例に基いて、その使用方法を説明する。本
発明の装置は内張り前の管路や、内張りの完了した管路
に対して使用することもできるが、内張り材を接着剤を
介して管路内面に圧着し、未だ接着剤が硬化していない
内張り作業の途中の状態においても適用が可能であり、
以下、この使用方法について説明する。
第1図において管路1の内面には内張り材2が接着剤を
介して圧着されており、その両端は蓋21で密閉されてい
る。そして圧力流体導入口22から圧縮空気などの圧力流
体が圧入され、内張り材2内を加圧し管路1に圧接して
いる。
検査装置3は、内張り材2を圧着した管路1内に挿入さ
れており、追尾索18,19は蓋21のスリット23を通して後
方に延び出している。また牽引索17も前方に延びて、管
路1の先端部から蓋21のスリットを通して前方に引出さ
れている。なお24は牽引索17に設けられた撚り戻しであ
る。
而してここで牽引索17を介して検査装置3を前方(図中
左方)に牽引すると、検査装置3は本体4と可動部材5
が係止手段11で結合されているため、一体となって管路
1内を前方に移動する。そして該検査装置3に止着され
た追尾索18,19は検査装置3に引張られて繰出し機から
繰出される。このとき本体4と可動部材5とが一体であ
るので、第一の追尾索18と第二の追尾索19とは等速度で
進行する。
ここで管路1内面に突起25が生じ、内径検査部6,6が通
過し得ないような小径部分があったときは、内径検査部
6,6がその突起25に引掛かり、検査装置3の進行は停止
する。
しかしながら牽引索17の巻取り機は作動を続けており、
牽引索17は可動部材5を前方に強く引くことになり、そ
の牽引力が所定の大きさを超えると、小球9が係止溝16
から脱出して係止手段11の係止が解除される。
その結果本体4は進行することなく、第3図に示すよう
に可動部材5のみが牽引索17に引かれて前進する。
そのため管路1の後方においては、本体4に止着された
第一の追尾索18の繰出しが停止されると共に、第二の追
尾索19はプーリー13に掛回されているために、牽引索17
の牽引速度の二倍の速度で繰出されることになる。
従って第一の追尾索18の繰出しが停止し、第二の追尾索
19のみが繰出されることにより、小径部分の存在を検知
できる。
また前述のように、巻取り機における牽引索17の巻崩れ
などにより検査装置3の進行が一時的に停止したとき
は、両追尾索18,19共に繰出しが停止されるため、小径
部分の存在と誤認されることがない。
本考案においては、第二の追尾索19は可動部材5に直結
しても差支えなく、上述の作用は生じるのであるが、請
求項2の考案のように第二の追尾索19をプーリー13に掛
回し、先端を本体4に止着することにより、小径部分を
検知した後、牽引索17を緩めて第二の追尾索19を引戻す
ことにより、本体4と可動部材5とを再度結合して再検
査することが可能となる。
本考案の装置は、小径部分があったときには前述のよう
に作動してこれを検知するが、管路の継手部分や損傷部
分などで陥凹部があったときも内径検査部6,6がこれに
引掛かり、同様に作動して小径部分と誤認する可能性が
ある。従って同じ箇所で数回に亘って再検査することに
より、真実の小径部分であるかどうかを確認することが
できるので、請求項2の構成とするのが好ましいのであ
る。
検査装置3がスムーズに管路1の先端まで進行したとき
には、管路1内に検査装置3が通過し得ない程度の小径
部分が無いことが確認されたのであるから、圧力流体導
入口22から加温流体を圧入し、接着剤を加温して硬化さ
せて内張りを完了する。
また検査装置3で小径部分が検知されたときには、追尾
索18,19を引張って検査装置3を引戻し、適宜の手段で
小径部分を修復するか、又は内張り材2を引き剥がして
内張りをやり直すことができる。
考案の効果 本考案によれば、管路内に小径部分があったときには、
確実にそれを検知することができると共に、その検知に
際しては二本の追尾索18,19の進行速度の違いから極め
て容易に判定することができ、何等かの原因で検査装置
3が一時的に停止した場合に、それを小径部分と誤認す
る恐れもない。
しかも内径検査部6,6が小径部分に引掛かったときに
は、可動部材5と本体4との係止が解除され、可動部材
5のみが進行するので、内径検査部6,6に過大の力が働
くことがなく、内張り材2の内面を傷付けることもな
い。
さらに請求項2の考案によれば、同じ箇所で数回に亘っ
て検査することができ、小径部分以外の原因で内径検査
部6,6が引掛かったときとの区別も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置の使用状態を示す中央縦断面図
である。第2図は、管路内に挿入された本考案の装置の
一実施例の中央縦断面図であり、第3図は小径部分の存
在を検知した状態の中央縦断面図である。 3……検査装置、4……本体 5……可動部材、6……内径検査部 11……係止手段、13……プーリー 17……牽引索、18,19……追尾索
フロントページの続き (72)考案者 今田 陽康 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 藤本 照夫 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 藤田 守正 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 石川 雅敏 大阪府大阪市鶴見区放出東2丁目4番22― 402号 (72)考案者 土屋 勉 大阪府門真市五月田町4丁目31番地 (72)考案者 東 克彦 大阪府摂津市千里丘7丁目11番7号 醇風 寮内 (72)考案者 北川 英二 京都府京都市伏見区京町3丁目183番地 リビエール桃山507号 (56)参考文献 特開 昭56−142403(JP,A) 特公 昭48−31262(JP,B2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管の内径より僅かに小さい外径の内径検査
    部(6)を有する本体(4)と、該本体(4)に対して
    軸方向に摺動可能に支持された可動部材(5)と、前記
    本体(4)と可動部材(5)とを所定の力で切離し可能
    に係止する係止手段(11)とを有し、前記可動部材
    (5)に牽引索(17)を結合すると共に、前記本体
    (4)及び可動部材(5)にそれぞれ追動する一対の追
    尾索(18,19)を後方に延ばしたことを特徴とする、管
    内径検査装置
  2. 【請求項2】前記可動部材(5)にプーリー(13)を取
    付け、その可動部材(5)に追動する追尾索(19)の先
    端を、プーリー(13)に掛回して本体(4)に結合した
    ことを特徴とする、請求項1に記載の管内径検査装置
JP1990050358U 1990-05-14 1990-05-14 菅内径検査装置 Expired - Lifetime JPH0712883Y2 (ja)

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JPH048905U JPH048905U (ja) 1992-01-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015253A (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 財団法人鉄道総合技術研究所 車両用弾性側受装置
JPS6026959U (ja) * 1983-08-01 1985-02-23 財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道車両用台車の側受

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831262A (ja) * 1971-08-26 1973-04-24
IT1193884B (it) * 1980-01-07 1988-08-31 Lazzari S A S Flli Dispositivo per la prova di passaggio di calibri in tubi e simili

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JPH048905U (ja) 1992-01-27

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