JPH07128600A - ゲート信号発生回路 - Google Patents

ゲート信号発生回路

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JPH07128600A
JPH07128600A JP27385693A JP27385693A JPH07128600A JP H07128600 A JPH07128600 A JP H07128600A JP 27385693 A JP27385693 A JP 27385693A JP 27385693 A JP27385693 A JP 27385693A JP H07128600 A JPH07128600 A JP H07128600A
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JP
Japan
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signal
circuit
gate signal
horizontal synchronizing
gate
Prior art date
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Application number
JP27385693A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Suzuki
孝義 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光走査装置において、水平同期信号を簡単な
構成で高精度に発生させる。 【構成】 レーザビーム9により光検出器7、8からは
それぞれ照射光量に応じた信号S1 ,S2 が出力され
る。比較回路13は信号S1 ,S2 のレベルが同じにな
ったときに源水平同期信号S4 を出力する。比較回路1
4は信号S1 と閾値S10を比較し、信号S1 が閾値S10
以上であるときに源ゲート信号S11を出力する。源ゲー
ト信号S11は遅延回路23により所定時間遅延され、シ
ュミットトリガ回路24により波形整形され、ゲート信
号S13が生成される。NORゲート回路18では源水平
同期信号S4 とゲート信号S13とのNOR演算が行わ
れ、正規の水平同期信号SOSが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等の光
走査装置において水平同期信号を発生させるために用い
るゲート信号を発生するためのゲート信号発生回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ等の光走査装置は、一般
に図3に示すような構成を備えている。図3において、
レーザ光源1から出射した画像信号で変調されたレーザ
ビームはコリメータレンズ2により平行光線になされ、
回転多面鏡3により感光体5の表面上において例えば図
の矢印で示す方向に走査が行われる。これによって感光
体5の表面には画像信号に応じた静電潜像が形成され
る。なお、図3において4は走査速度の補正を行うため
のfθレンズを示す。
【0003】また、感光体5上のレーザビーム走査が行
われる位置の走査開始位置の直前には位置検出センサを
含む水平同期信号発生手段6が設けられている。そし
て、この水平同期信号発生手段6から出力される水平同
期信号に基づいて感光体5への画像信号の書き込みを開
始する。これによって、回転多面鏡3の回転むら、ある
いは回転多面鏡3の各反射面の面精度のバラツキに基づ
く走査位置のバラツキ等を防止することができる。
【0004】さて、水平同期信号発生手段6としては、
従来、2個の光検出器を用いる方式が知られている。図
4はその方式の概略を示す図であり、いま図4Aに示す
ようにレーザビーム9が、例えばフォトダイオードから
なる光検出器7、8をこの順に走査するとすると、光検
出器7、8からは、それぞれ同図BのS1 ,S2 で示す
信号が出力される。そして、比較回路で同図Cに示すよ
うな差信号S3 を生成することによって、二つの信号S
1 ,S2 が同じ値となる位置Xを検出し、その位置Xで
同図Dに示すような水平同期信号S4 を発生させる。
【0005】しかし、この方式は、二つの光検出器7、
8の出力信号が同じになる位置を検出するものであるた
め、動作が不安定であり、偽の水平同期信号が発生され
る場合があるという問題がある。即ち、光検出器7、8
は、レーザビーム9が照射されていないときにはその出
力電流は共に0で、同じ値となるので差信号S3 が不定
となり、偽の水平同期信号が発生される可能性があるの
である。
【0006】そこで、光検出器7、8が走査されている
期間だけ水平同期信号の発生を許可するとうにすること
が提案されている。その例を図5、図6に示す。図5は
特開平1−302314号公報で提案されている方式で
あり、同図Aに示す二つの光検出器7、8の出力S1 ,
S2 を加算して、同図Bに示すような和信号S5 を求
め、この和信号S5 が所定の閾値S6 以上である期間だ
け同図Cに示すゲート信号S7 を発生して、このゲート
信号の期間の間だけ水平同期信号の発生を許可するもの
である。
【0007】また、図6は特開昭62−275213号
公報で提案されている方式であり、この方式において
は、二つの光検出器のいずれか一方、例えば光検出器7
の出力信号に所定のバイアスレベルを加算する。これに
より光検出器7の出力は図6AのS1 に示すようになる
が、これによって他方の光検出器、この場合は光検出器
8の出力信号S2 との差信号S8 は同図Cに示すように
なり、光検出器7、8にレーザビームが照射しない場合
には差信号S8 が0レベルになることはなく、従って、
同図Cに示すように差信号S8 が負となる期間に水平同
期信号S9 を発生させるというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す方式においては発生された水平同期信号にジッタが
生じることがあるという問題がある。
【0009】即ち、図5に示す方式は図7に示すような
回路構成により達成することができる。なお、図7にお
いて信号S1 〜S7 は図4、図5に示す信号と同じであ
る。
【0010】図7に示す構成の動作は次のようである。
光検出器7、8から出力された電流は、それぞれ抵抗1
0、11によって電圧に変換され、比較回路13に入力
され、レベルが等しくなったときに水平同期信号S4 が
出力され、NORゲート回路17の一方の入力端子に入
力される。また、信号S1 ,S2 は抵抗14、15及び
増幅器16で構成される加算回路で加算され、和信号S
5 が生成される。この和信号S5 は比較回路17におい
て閾値S6 と比較され、和信号S5 が所定の閾値S6 以
上である期間ゲート信号S7 が発生される。このゲート
信号S7 はNORゲート回路17の他方の入力端子に入
力される。従って、上述したように比較回路13からは
光検出器7、8にレーザビームが照射されない期間にも
偽の水平同期信号が発生される可能性があるが、NOR
ゲート回路17はゲート信号S7がローレベルの場合に
のみ開くので、光検出器7、8に実際にレーザビームが
照射されている期間に発生された水平同期信号のみが正
規の水平同期信号S4 として出力される。
【0011】しかしながら、レーザビーム9が図7に示
すように光検出器7を照射している場合には、光検出器
7のみに0でない信号が発生し、光検出器8の出力信号
は0となるのが理想であるが、図7に示す回路構成で
は、実際には光検出器7の出力電流は図の矢印に示す経
路を通って抵抗11に流れることがあり、この結果、加
算回路からの電流の回り込み及び電流の遅延により、本
来は図8Aに示すようになるべき信号S1 ,S2 が同図
BのS1′ ,S2′ のようになり、ゼロクロスポイント
に誤差△tが発生し、これがジッタの原因となるのであ
る。
【0012】また、図6に示す方式においては、二つの
光検出器の出力信号S1 ,S2 は図9Aに示すようにな
るのが理想ではあるが、レーザビームの光量が変化する
と図9BのS1′ ,S2′ のようになるので、図5に示
す方式と同様にゼロクロスポイントに誤差△tが発生
し、従って水平同期信号にジッタを生じさせる原因とな
るものである。
【0013】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、簡単な構成で、高精度な水平同期信号を発生させ
ることができるゲート信号発生回路を提供することを目
的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のゲート信号発生回路は、光走査装置にお
いて二つの光検出器の出力を比較して水平同期信号を発
生させるために用いるゲート信号を発生するためのゲー
ト信号発生回路であって、一方の光検出器の出力と閾値
とを比較し、前記光検出器の出力が前記閾値以上である
期間に渡ってパルス信号を出力する比較回路と、前記比
較回路からのパルス信号を所定時間遅延する遅延回路
と、前記遅延回路の出力信号に基づいてゲート信号を発
生する回路とを備えることを特徴とする。
【0015】
【作用】比較回路は光検出器の出力と所定の閾値とを比
較し、光検出器の出力が閾値以上であるときにパルス信
号を出力する。このパルス信号は遅延回路で所定時間遅
延され、ゲート信号を発生する回路に入力されて正規の
水平同期信号を発生させるためのゲート信号が発生され
る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係るゲート信号発生回路を用いて水平同
期信号発生回路を構成した場合の一実施例の構成を示す
図、図2は図1の動作を説明するための波形図であり、
図中、20はゲート信号発生回路、21は抵抗、22は
比較回路、23は遅延回路、24はシュミットトリガ回
路を示す。なお、これまで説明したものと同じ構成要素
に関してはこれまで使用したと同じ符号を付す。
【0017】レーザビーム9が図2Aに示すように光検
出器7、8をこの順に照射すると、光検出器7、8から
はそれぞれ照射光量に応じた電流が出力され、それが抵
抗10、11で電圧に変換されて図2BのS1 ,S2 の
信号が得られる。比較回路13はこれらの信号S1 ,S
2 のレベルを比較し、同じレベルになったときに図2C
に示すような源水平同期信号S4 を出力する。ここで、
比較回路13の入力インピーダンスを十分大きくするこ
とによって従来の回路で問題となっていた光検出器7の
出力電流の回り込みを防止することができる。なお、図
2Cの斜線部は比較回路13の出力が不定となる領域で
ある。
【0018】比較回路14は、図2Dに示すように、光
検出器7からの出力信号S1 のレベルと、抵抗21で生
成される所定の閾値S10を比較し、図2Eに示すよう
に、信号S1 が閾値S10以上であるときに源ゲート信号
S11を出力する。しかし、図2D,Eを比較すれば明ら
かなように、源ゲート信号S11の立ち下がりのエッジは
ゼロクロスポイントXと時間的な猶予が殆どなく、源ゲ
ート信号S11をそのままNORゲート回路17にゲート
信号として供給すると、回路の遅延特性等によって誤動
作してしまう可能性がある。
【0019】そこで、源ゲート信号S11を積分回路から
なる遅延回路23により所定時間遅延させる。これによ
り図2Fに示すような信号S12が得られる。そして図2
Bと比較すれば、この信号S12はゼロクロスポイントX
に対して十分な時間的余裕があるのでゲート信号として
用いることができることが分かる。しかし、図2Fに示
されているように、この信号S12は波形が鈍っているの
で、これをそのままゲート信号として用いることは好ま
しいものではない。そこで、信号S12をシュミットトリ
ガ回路24で波形整形して、図2Gに示すような綺麗な
パルス状の信号S13を生成し、この信号S13をゲート信
号としてNORゲート回路18に供給する。
【0020】従って、NORゲート回路18では源水平
同期信号S4 とゲート信号S13とのNOR演算が行われ
るので、図2Cの斜線で示す比較回路13の出力不定領
域を除くことができ、NORゲート回路18からは図2
Hに示すような正規の水平同期信号SOSを得ることがで
きる。
【0021】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、ゲート信号S13は比較回
路13の出力許可端子に入力させるようにしてもよいも
のである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、一つの光検出器の出力に基づいてゲート信号
を発生するようにしたので、光走査装置において水平同
期信号を発生させるためのゲート信号を簡単な構成で安
定的に発生させることができ、その結果高精度な水平同
期信号の発生に大きく寄与することができる。
【0023】また、上記実施例に示したように遅延回路
を積分回路で構成した場合には、その入力信号中にイン
パルスノイズが含まれていたとしても、当該ノイズは遅
延回路のローパス効果により除去することができるとい
う効果も生じるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るゲート信号発生回路を用いて水
平同期信号発生回路を構成した場合の一実施例の構成を
示す図である。
【図2】 図1の動作を説明するための波形図である。
【図3】 光走査装置の一般的な構成を示す図である。
【図4】 従来の水平同期信号発生方式を説明するため
の図である。
【図5】 従来のゲート信号発生方式を説明するための
図である。
【図6】 従来の他の水平同期信号発生方式を説明する
ための図である。
【図7】 図5に示すゲート信号発生方式を用いた水平
同期信号発生回路の従来の一構成例を示す図である。
【図8】 図7に示す回路構成の問題点を説明するため
の図である。
【図9】 図6に示す水平同期信号発生方式の問題点を
説明するための図である。
【符号の説明】
20…ゲート信号発生回路、21…抵抗、22…比較回
路、23…遅延回路、24…シュミットトリガ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光走査装置において二つの光検出器の出
    力を比較して水平同期信号を発生させるために用いるゲ
    ート信号を発生するためのゲート信号発生回路であっ
    て、 一方の光検出器の出力と閾値とを比較し、前記光検出器
    の出力が前記閾値以上である期間に渡ってパルス信号を
    出力する比較回路と、 前記比較回路からのパルス信号を所定時間遅延する遅延
    回路と、 前記遅延回路の出力信号に基づいてゲート信号を発生す
    る回路とを備えることを特徴とするゲート信号発生回
    路。
JP27385693A 1993-11-01 1993-11-01 ゲート信号発生回路 Pending JPH07128600A (ja)

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JP (1) JPH07128600A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1319366C (zh) * 2003-10-16 2007-05-30 夏普株式会社 光束检测装置及印刷设备
JP2007130793A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Ricoh Co Ltd 画素クロック生成装置、パルス変調装置及び画像形成装置

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