JPH0712728B2 - 印字ヘッド支持装置 - Google Patents

印字ヘッド支持装置

Info

Publication number
JPH0712728B2
JPH0712728B2 JP1191952A JP19195289A JPH0712728B2 JP H0712728 B2 JPH0712728 B2 JP H0712728B2 JP 1191952 A JP1191952 A JP 1191952A JP 19195289 A JP19195289 A JP 19195289A JP H0712728 B2 JPH0712728 B2 JP H0712728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print head
leaf spring
platen roller
spring
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1191952A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0355273A (ja
Inventor
賢司 平沢
真志 藤原
洋三 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1191952A priority Critical patent/JPH0712728B2/ja
Publication of JPH0355273A publication Critical patent/JPH0355273A/ja
Publication of JPH0712728B2 publication Critical patent/JPH0712728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば熱破壊ヘッド等を用いた印字ヘッドの
支持装置に関する。
(従来の技術) 例えば、プリペイドカード発行機やプリペイドカードを
用いる自動販売機においてプリペイドカードに残りの金
額を印字する場合、予めプリペイドカードに形成されて
いるコーティング皮膜を熱破壊ヘッドで破壊しながら印
字するようにした印字装置がある。このような印字装置
では、印字ヘッドがプリペイドカードの全幅に渡って均
一に押しつけられなければならない。
そこで従来の印字ヘッド支持装置では、第6図に示すよ
うに、回動部材23によって印字ヘッド21を支持し、回動
部材23をコイルばね22で回動付勢することにより印字ヘ
ッド21をプラテンローラ24に押しつけるようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の印字ヘッド支持装置では、プラテンローラ24
と同プラテンローラ24に対する印字ヘッド21との当接部
の平行度を厳密に管理しないかぎり、印字ヘッド21の全
幅に渡る均一かつ安定したヘッドタッチを得ることがで
きない。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、印字ヘッドの全幅に渡って均一かつ安定
したヘッドタッチを得ることができる印字ヘッド支持装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、回動レバーに取付けられた平行の板ばねを介
して印字ヘッドが支持され、回動レバーと一体の押さえ
部が印字ヘッドのプラテンローラ軸方向中央部まで延び
ており、長さ方向の形状が山形の板ばねの中央部が上記
押さえ部に当接させられ、この板ばねの両端部は印字ヘ
ッドの両端部に押し当てられ、印字ヘッドは、上記平行
の板ばねと上記山形の板ばねにより進退及び揺動可能で
あり、上記押さえ部の押圧力によりプラテンにならわさ
れるものであることを特徴とする。
(作用) 回動レバーを回動させることによって印字ヘッドをプラ
テンローラ等に向かって移動させることができる。印字
ヘッドがプラテンローラ等に当接したあとは押さえ部が
ばねを付勢し、この付勢力で印字ヘッドがプラテンロー
ラ等に押圧される。印字ヘッドとプラテンローラ等との
平行度が厳密に調整されていなくとも、印字ヘッドがプ
ラテンローラ等に押圧されたとき平行な板ばねが撓み、
プラテンローラ等に対する印字ヘッドの押圧力が均一に
なる。また、押さえ部に山形をした板ばねの中央部を固
定し、この板ばねの両端部を印字ヘッドに押し当ててい
ることから、この山形の板ばねと印字ヘッドを支持する
平行の板ばねとによって印字ヘッドが揺動可能となり、
印字ヘッドを押さえ部の押圧力によりプラテンにならわ
すことができる。
(実施例) 以下、本発明にかかる印字ヘッド支持装置の実施例につ
いて説明する。
第1図ないし第3図において、印字装置本体のベースプ
レート11には軸10が固定されており、この軸10には回動
レバー7が第1図において紙面に直角方向、第3図にお
いて紙面と平行な方向に回動可能に支持されている。回
動レバー7の下面側には板ばね5を挾んで押さえ部材2
が止めねじ12によって固着されている。回動レバー7は
ボス部7aを有し、このボス部7aが押さえ部材2の位置決
め孔2b及び板ばね5の位置決め孔5cに嵌められることに
より回動レバー7と押さえ部材2及び板ばね5との相対
位置関係が保たれている。
上記板ばね5は、中間部に窓孔5bが形成されることによ
り窓孔5bの両側に互いに平行のばね部5a,5aを有してい
る。板ばね5は上記ばね部5a,5aを境にして一端側が上
記回動レバー7と押さえ部材2によって挾持されてい
る。板ばね5の上記板ばね部5a,5aを境にした他端側の
下面側には取付け板6が、上面側には印字ヘッド1が配
置されている。取付け板6には平行ピン8,8が圧入によ
って固着され、この平行ピン8,8が板ばね5の位置決め
部5dに嵌合し、かつ印字ヘッド1の位置決め孔1aに嵌合
することによって取付け板6と印字ヘッドとの相対位置
関係及び板ばね5と印字ヘッド1との相対位置関係が保
たれている。そして、取付け板6と板ばね5を貫いた適
宜数の止めねじ9を印字ヘッド1に螺入することによ
り、印字ヘッド1が平行の板ばね部5a,5aを介して回動
レバー7に固着されている。板ばね5は一種のジンバル
ばねとして作用しながら印字ヘッド1を支持する。印字
ヘッド1は例えば熱破壊ヘッド(サーマルヘッド)でな
り、多数の発熱抵抗体が前記軸10と平行な方向に並んで
いる。
上記取付け板6の下面側には、印字ヘッド1の先端側中
央部、すなわち、印字ヘッド1のプラテンローラ軸方向
中央部において止めピン3がかしめによって固着されて
いる。止めピン3には山形をした板ばね4の中央部が止
めピン3をガイドとして移動可能に嵌められている。止
めピン3の下方には前記押さえ部材2からアーム状に延
びた押さえ部2aがあり、この押さえ部2aが上記板ばね4
の下方から止めピン3に嵌まり、止めピン3にはさらに
止めリング16が嵌められることによって、板ばね4と押
さえ部2aの抜け止めがなされ、板ばね4の長さ方向中央
部が押さえ部2aに当接させられている。板ばね4は止め
ピン3を中心にして印字ヘッド1の発熱抵抗体配列方向
の両側にアーム状に延びる山形をしている。通常の状態
では、板ばね4の弾力によりその上記アーム状の両端部
が取付け板6の下面両端部に圧接し、板ばね4の中央部
は、止めリング16によって移動が規制された押さえ部2a
の上面に圧接している。
第3図に示すように、前記回動レバー7の片方の腕端部
は連結部材17を介してソレノイド15のプランジャに連結
されている。連結部材17と回動レバー7及び上記プラン
ジャとはピンによって相対回転可能に連結されている。
ソレノイド15が励磁されてそのプランジャが吸引される
と、連結部材17を介して回動レバー7の片方の腕端部が
引かれて回動レバー7が第3図において時計方向に回動
させられるようになっている。この回動レバー7の回動
と共に、押さえ部材2も回動し、また、平行の板ばね部
5a,5aを介して回動レバー7に支持された印字ヘッド1
も回動する。印字ヘッド1の第3図における時計方向へ
の回動通路上にはプラテンローラ14が配置されている。
印字ヘッド1が時計方向に回動すると、同印字ヘッド1
に配列された発熱抵抗体の部分がプラテンローラ14に圧
接させられる。このとき、印字ヘッド1とプラテンロー
ラ14との間を適宜の搬送手段によってプリペイドカード
その他の印字対象が搬送されていて、この印字対象に対
して印字ヘッド1の上記発熱抵抗体が圧接させられなが
ら印字されるようになっている。
次に、上記実施例の動作について説明する。
印字をしない場合はソレノイド15は非励磁状態になって
いて、回動レバー7、押さえ部材2及び印字ヘッド1は
それらの自重又はばね等による付勢力で第3図において
反時計方向に回動し、印字ヘッド1はプラテンローラ14
から離間している。
印字する場合は、ソレノイド15を励磁して前述のように
回動レバー7、押さえ部材2及び印字ヘッド1を回動さ
せ、印字ヘッド1をプラテンローラ14に圧接させる。第
4図は印字ヘッド1をプラテンローラ14に圧接させた瞬
間を示しており、このときの印字ヘッド1とばね4と押
さえ部材2の押さえ部2aと止めピン3との相対位置関係
は、印字をしない場合の相対位置関係と変わりない。し
かし、実際の印字状態ではソレノイド15の吸引力により
回動レバー7がさらに第3図において時計方向に回動さ
せられる。これに対して印字ヘッド1はプラテンローラ
14に当接した後はそれ以上回動することができない。従
って、第5図に示すようにプラテンローラ14によって回
動が規制された印字ヘッド1に対して回動レバー7と一
体の押さえ部材2はさらに時計方向に回動し、押さえ部
材2の押さえ部2aがばね4の中央部を押し上げて付勢す
る。こうして印字ヘッド1に対して押さえ部2aが第5図
にDで示す寸法だけ余分に回動してこの寸法Dに見合う
分だけばね4を変形する。印字ヘッド1はばね4の上記
変形量に応じてプラテンローラ14に圧接される。印字ヘ
ッド1とプラテンローラ14との間には前述のように印字
対象があり、この印字対象に対して所定の印字がなされ
る。
印字ヘッド1とプラテンローラ14との平行度が出ていな
い場合は、上記のようにして印字ヘッド1がプラテンロ
ーラ14に圧接させられたとき、板ばね5の平行板ばね部
5a,5aが撓んで印字ヘッド1がプラテン14の外周面にな
らい、印字ヘッド1の発熱低抗体の部分がプラテン14の
外周面に均等に圧接する。
このように、上記実施例によれば、印字ヘッド1がプラ
テンローラ14に当接したあとは押さえ部2aがばね4を付
勢し、この付勢力で印字ヘッド1がプラテンローラ14に
押圧されるようにすると共に、印字ヘッド1がプラテン
ローラ14に押圧されたとき平行な板ばね5a,5aが撓むよ
うにしたため、印字ヘッド1とプラテンローラ14との平
行度が厳密に調整されていなくても、プラテンローラ14
に対する印字ヘッド1の押圧力が均一になり、よって、
印字ヘッド1の全幅に渡って均一かつ安定したヘッドタ
ッチを得ることができる。また、ばね4は山形をした板
ばねであるため、装置全体を薄型化することができる
し、別途調整手段を設けることなく印字ヘッド1全体を
均一に押圧することができ、装置全体の組立てを容易に
することができる。
なお、本発明装置は、プリペイドカードの印字装置に限
らず、ファクシミリ、プリンタその他各種の機器におけ
る印字装置として適用することができる。また、印字ヘ
ッドの形式は熱破壊式に限られるものではなく、熱転写
式その他印字ヘッドを印字対象に圧接させる形式のもの
に適用可能である。回動レバーと印字ヘッドとの間に介
在する平行板ばねは必ずしも一体の板ばねとして形成す
る必要はなく、それぞれ独立の板ばねとして形成しても
よい。印字ヘッドを圧接させる相手の部材はプラテンロ
ーラに代わりこれと同等の部材を用いてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、回動レバーに取付けた平行の板ばねを
介して印字ヘッドを支持させ、回動レバーと一体の押さ
え部を印字ヘッドのプラテンローラ軸方向中央部まで延
ばし、この押さえ部により山形の板ばねを介し印字ヘッ
ドに押し当てるようにしたため、印字ヘッドがプラテン
等に当接したあとは押さえ部がばねを付勢し、この付勢
力で印字ヘッドがプラテン等に押圧されると共に、印字
ヘッドがプラテン等に押圧されたとき平行な板ばねが撓
み、印字ヘッドとプラテン等との平行度が厳密に調整さ
れていなくとも、プラテン等に対する印字ヘッドの押圧
力が均一になり、よって、印字ヘッドの全幅に渡って均
一かつ安定したヘッドタッチを得ることができる。ま
た、押さえ部に山形をした板ばねの中央部を固定し、こ
の板ばねの両端部で印字ヘッドを押圧するようにしたこ
とから、装置全体の薄型化を図ることができるし、別途
調整手段を設けなくとも印字ヘッド全体を均一に押圧す
ることができ、装置全体の組立ても容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる印字ヘッド支持装置の実施例を
示す底面図、第2図は同上一部断面正面図、第3図は同
上側面図、第4図は上記実施例中のばねの動作態様を示
す側面図、第5図は同上ばねの異なる動作態様を示す側
面図、第6図は従来の印字ヘッド支持装置の例を示す側
面図である。 1……印字ヘッド、2……押さえ部、4……ばね、5a,5
a……板ばね、7……回動レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−41160(JP,A) 実開 昭58−9756(JP,U) 実開 昭59−97047(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動レバーに取付けられた平行の板ばねを
    介して印字ヘッドが支持され、回動レバーと一体の押さ
    え部が印字ヘッドのプラテンローラ軸方向中央部まで延
    びており、長さ方向の形状が山形の板ばねの中央部が上
    記押さえ部に当接させられ、この板ばねの両端部は印字
    ヘッドの両端部に押し当てられ、印字ヘッドは、上記平
    行の板ばねと上記山形の板ばねにより進退及び揺動可能
    であり、上記押さえ部の押圧力によりプラテンにならわ
    されるものであることを特徴とする印字ヘッド支持装
    置。
JP1191952A 1989-07-25 1989-07-25 印字ヘッド支持装置 Expired - Fee Related JPH0712728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1191952A JPH0712728B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 印字ヘッド支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1191952A JPH0712728B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 印字ヘッド支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0355273A JPH0355273A (ja) 1991-03-11
JPH0712728B2 true JPH0712728B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=16283186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1191952A Expired - Fee Related JPH0712728B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 印字ヘッド支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712728B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589756U (ja) * 1981-07-15 1983-01-21 株式会社サト− サ−マルヘツド支持機構
JPS5997047U (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 三洋電機株式会社 フアクシミリ受信装置
JP2599261B2 (ja) * 1986-08-08 1997-04-09 日本電信電話株式会社 ラインサーマルヘツド押圧機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0355273A (ja) 1991-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0179130B1 (en) Printer with record media thickness compensating mechanism
JPS6273978A (ja) 印字装置
EP0236438B1 (en) Printer with record media thickness compensating mechanism
JP4704114B2 (ja) サーマルプリンタ及びこの組立方法
EP0207127B1 (en) Dot matrix printer
JP3116157B2 (ja) ラインプリンタ
JPH0712728B2 (ja) 印字ヘッド支持装置
US4750008A (en) Thermal transfer printer
JPH0358980B2 (ja)
JP2516938Y2 (ja) 印字ヘッド装置
JP4252782B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2683202B2 (ja) 印字装置
JP3074427B2 (ja) 熱転写プリンタの印字機構
JPS6324475B2 (ja)
JP3245249B2 (ja) 定着装置
JP2564269B2 (ja) プリンタ装置
JP3500898B2 (ja) サーマルラインプリンタのヘッド圧接装置
JPH0741717Y2 (ja) 給紙装置
JPS5851004Y2 (ja) デンピヨウルイノオクリソウチ
JPS61108577A (ja) プリンタの紙送り機構
JP3758218B2 (ja) プリンタの用紙搬送機構
JPH0716208Y2 (ja) タイムレコーダの印字装置
JP3661333B2 (ja) 印刷装置
JPS5912216Y2 (ja) 券面印刷装置
JPH09131945A (ja) 記録装置のヘッド支持機構

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees