JPH07127194A - 自在ドレン - Google Patents

自在ドレン

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Publication number
JPH07127194A
JPH07127194A JP27351993A JP27351993A JPH07127194A JP H07127194 A JPH07127194 A JP H07127194A JP 27351993 A JP27351993 A JP 27351993A JP 27351993 A JP27351993 A JP 27351993A JP H07127194 A JPH07127194 A JP H07127194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
flange
drain
outer cylinder
trap body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27351993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitoku Maruyama
良徳 丸山
Omihisa Tsuruno
臣久 鶴野
Yoshiaki Furukawa
吉明 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP27351993A priority Critical patent/JPH07127194A/ja
Publication of JPH07127194A publication Critical patent/JPH07127194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋設排水管や排水溝から竪樋を伝わって上昇
した臭気が自在ドレン及び樋に至らないようにし、バル
コニー内に臭気が籠もらないようにした自在ドレンを提
供するにある。 【構成】 内筒1の上端開口部に鍔11が設けられ、内
筒1の外面に雄ねじ12が設けられ、外筒2の上端開口
部に鍔21が設けられ、外筒2の内面に雌ねじ22が設
けられ、内筒1の雄ねじ12が外筒2の雌ねじ22にね
じ込まれ、内筒1の鍔11と外筒2の鍔21との間に樋
底部が挟み込まれるようになっている自在ドレンにおい
て、外筒2の下端が有底筒状トラップ本体3内に挿入さ
れ、有底筒状トラップ本体3の側壁の外筒2の下端より
も上方に排水管接続部32が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自在ドレンに関し、特
に、トラップ機能を備えたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭59−17552
7号公報等に記載されているように、内筒と外筒からな
り、内筒の上端開口部に鍔が設けられ、内筒の外面に雄
ねじが設けられ、外筒の上端開口部に鍔が設けられ、外
筒の内面に雌ねじが設けられ、内筒の雄ねじが外筒の雌
ねじにねじ込まれ、内筒の鍔と外筒の鍔との間に樋底部
が挟み込まれるようになっている自在ドレンが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特にバ
ルコニーの床部等に設けられている樋においては、バル
コニーの立ち壁に囲まれているために、埋設排水管や排
水溝から竪樋を伝わって上昇した臭気が自在ドレン及び
樋に至りバルコニー内に籠もる欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来の自在ドレンに
おける問題点に着目してなされたものであり、その目的
とするところは、従来の問題点を解決し、埋設排水管や
排水溝から竪樋を伝わって上昇した臭気が自在ドレン及
び樋に至らないようにし、バルコニー内に臭気が籠もら
ないようにした自在ドレンを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明自在ドレンは、内筒の上端開口部に鍔が設け
られ、内筒の外面に雄ねじが設けられ、外筒の上端開口
部に鍔が設けられ、外筒の内面に雌ねじが設けられ、内
筒の雄ねじが外筒の雌ねじにねじ込まれ、内筒の鍔と外
筒の鍔との間に樋底部が挟み込まれるようになっている
自在ドレンにおいて、外筒の下端が有底筒状トラップ本
体内に挿入され、有底筒状トラップ本体の側壁の外筒の
下端よりも上方に排水管接続部が設けられていることを
特徴とするものである。本発明は、このような構成によ
り、上記の課題が解決されるものである。
【0006】本発明において、内筒、外筒及び有底筒状
トラップ本体の材質としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、
FRP、ポリカーボネイトのような合成樹脂の他、ポリ
フェニレンサルファイドのようなエンジニアリングプラ
スチック、或いは鉄、ステンレス鋼、銅、アルミニウム
のような金属を単独に使用してもよく、或いは、鉄等の
金属製芯材の両面に硬質塩化ビニル樹脂の被覆層を設け
る等、これらの材質を適宜組み合わせて使用してもよ
い。
【0007】
【作用】本発明自在ドレンにおいては、外筒の下端が有
底筒状トラップ本体内に挿入され、有底筒状トラップ本
体の側壁の外筒の下端よりも上方に排水管接続部が設け
られているので、本発明自在ドレンをバルコニーの床等
の樋に取付け、排水管接続部に排水管を接続した場合に
は、有底筒状トラップ本体内に溜まる雨水により外筒の
下端と排水管接続部とが遮断され、排水管からの臭気は
遮断される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明自在ドレンの一例を示す一部切
欠正面図である。
【0009】図1において、1は硬質塩化ビニル樹脂製
の内筒であり、内筒1の上方開口部には鍔11が設けら
れ、内筒1の外面には雄ねじ12が設けられている。
尚、13は内筒1の上方開口部に設けられたストレーナ
ーである。
【0010】2は硬質塩化ビニル樹脂製の外筒であり、
外筒2の上方開口部には鍔21が設けられ、外筒2の内
面には雌ねじ22が設けられ、この雌ねじ22に内筒1
の雄ねじ12がねじ込まれ、内筒1の鍔11は外筒2の
鍔22との間で図示しない樋の底部を挟み込めるように
なっている。
【0011】3は硬質塩化ビニル樹脂製の有底筒状トラ
ップ本体であり、有底筒状トラップ本体3の上方筒状部
には外筒2が嵌合接着され、有底筒状トラップ本体3の
下方にはキャップ31が嵌合接着されている。
【0012】有底筒状トラップ本体3の側壁には筒状の
排水管接続部32が側方に突設され、排水管接続部32
の下端は有底筒状トラップ本体3内に挿入されている外
筒2の下端よりも上方に位置され、有底筒状トラップ本
体3内には排水管接続部32よりも下方に雨水が貯留さ
れ、排水管接続部32と外筒2内とが雨水により遮断さ
れるようになっている。4は排水管接続部32に接続さ
れた排水管である。
【0013】〔実施例の作用〕次に、図1に示す本発明
自在ドレンの作用を図2について説明する。図2は図1
に示す本発明自在ドレンの使用状態を示す一部切欠正面
図である。図2に示すように、バルコニーの床仕上げ材
5の凹陥部内に設けられた樋51に本発明自在ドレンが
取付けられ、内筒1の鍔11と外筒2の鍔21との間に
樋51が挟み込まれている。
【0014】有底筒状トラップ本体3のキャップ31が
居室の天井板6の野縁61に取付けられている野縁付け
62の上に載置されている。尚、図2において、52は
根太、53は根太52の上に設けられたバルコニー下地
板、54はバルコニー下地板53の上に設けられた防水
材、55はバルコニーの床仕上げ材5の凹陥部を覆う簀
の子蓋である。
【0015】このような構成になっているので、バルコ
ニーの床仕上げ材5上の雨水は簀の子蓋55を経由して
樋51内に落下し、樋51内から内筒1内に流下し、外
筒2の下端から有底筒状トラップ本体3の下方のキャッ
プ31内及び排水管接続部32を経由して排水管4から
排水される。排水管4内の臭気は有底筒状トラップ本体
3の下方のキャップ31内の雨水により遮断されて樋5
1の上方には上昇しない。
【0016】以上、本発明の実施例を図について説明し
たが、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定され
ることはなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、図示の実施例において
は、有底筒状トラップ本体3の下方にキャップ31が嵌
合接着されているが、有底筒状トラップ本体3の下方に
キャップ31が一体に成形されていてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明自在ドレンにおいては、本発明自
在ドレンをバルコニーの床等の樋に取付け、排水管接続
部に排水管を接続した場合には、有底筒状トラップ本体
内に溜まる雨水により外筒の下端と排水管接続部とが遮
断され、排水管からの臭気は遮断されるので、臭気が上
がらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自在ドレンの一例を示す一部切欠正面
図。
【図2】図1に示す本発明自在ドレンの使用状態を示す
一部切欠正面図。
【符号の説明】
1 内筒 11 鍔 12 雄ねじ 13 ストレーナー 2 外筒 21 鍔 22 雌ねじ 3 有底筒状トラップ本体 31 キャップ 32 排水管接続部 4 排水管 5 バルコニー仕上げ材 51 樋 52 根太 53 バルコニー下地板 54 防水材 6 天井板 61 野縁 62 野縁付け

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒の上端開口部に鍔が設けられ、内筒
    の外面に雄ねじが設けられ、外筒の上端開口部に鍔が設
    けられ、外筒の内面に雌ねじが設けられ、内筒の雄ねじ
    が外筒の雌ねじにねじ込まれ、内筒の鍔と外筒の鍔との
    間に樋底部が挟み込まれるようになっている自在ドレン
    において、外筒の下端が有底筒状トラップ本体内に挿入
    され、有底筒状トラップ本体の側壁の外筒の下端よりも
    上方に排水管接続部が設けられていることを特徴とする
    自在ドレン。
JP27351993A 1993-11-01 1993-11-01 自在ドレン Pending JPH07127194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27351993A JPH07127194A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 自在ドレン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27351993A JPH07127194A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 自在ドレン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07127194A true JPH07127194A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17528992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27351993A Pending JPH07127194A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 自在ドレン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07127194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1627963A1 (de) * 2004-08-20 2006-02-22 VIEGA GmbH & Co. KG. Geruchverschluss

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1627963A1 (de) * 2004-08-20 2006-02-22 VIEGA GmbH & Co. KG. Geruchverschluss

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