JPS629425Y2 - - Google Patents

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JPS629425Y2
JPS629425Y2 JP397183U JP397183U JPS629425Y2 JP S629425 Y2 JPS629425 Y2 JP S629425Y2 JP 397183 U JP397183 U JP 397183U JP 397183 U JP397183 U JP 397183U JP S629425 Y2 JPS629425 Y2 JP S629425Y2
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JP
Japan
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tube
piece
barrel
connector
main body
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JP397183U
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JPS59111881U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は排水ます、更に詳しくは、地中に埋設
されて地面下を通す排水路を結ぶ排水ますを構成
するます筒本体と胴筒との連結構造に関するもの
である。
〔背景技術〕
一般に、この種の排水ますにあつては、流路勾
配を作り出すために流入口及び流出口の地表から
の埋め込み深さを変えることが要求され、このた
め流入口及び流出口を備えたます筒本体上に連結
する胴筒の長さ、或いは連結する胴筒の個数を変
えて上端の露出面から下端の流入口及び流出口迄
の距離を調節している。ところで、従来における
ます筒本体と胴筒との連結には、ます筒本体上端
に形成した凹溝へ単に胴筒の下端部を嵌入する
か、或いは胴筒下端部をビスによつてます筒本体
に固定することが行なわれているが、排水ますが
凍結の起る環境下に配設された場合に、凍結によ
つて排水ます周囲の土が盛り上るいわゆる凍着凍
上と呼ばれる現象が原因で、ます筒本体と胴筒と
の連結部に上向きの力が作用するため、前者の連
結方式では容易に胴筒がます筒本体から外れて内
部に土砂が流入するという問題がある。また、後
者の連結方式では、ビスによる連結部分に外力が
集中することにより、連結部分が破損して前者と
同様に胴筒がます筒本体より外れてしまう虞れが
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、主な目的とするところは、排水ます周囲の土
の凍結時に生じる土の盛り上りに対するます筒本
体と胴筒との連結強度が高く、凍結時におけるま
す筒本体からの胴筒の外れを無くすことができる
排水ますを提供することである。
〔考案の開示〕
本考案に係る排水ますでは、流出口を備えたま
す筒本体の上端外周より半径方向外方に横片が延
出すると共に横片の先端より上方に縦片が延出し
て縦片の内側に胴筒の下端部が嵌入する凹所が形
成され、凹所内に嵌入する部分より上方の胴筒下
端部外面に連結具の上端部がビスにより固定され
ると共に連結具下端部に形成したストツパ片が横
片の下面に係止する構造が開示され、この構造に
より、ビスを用いてます筒本体と胴筒とを連結す
る場合に比べて、ストツパ片と横片との係止によ
る広い面積でます筒本体と胴筒とが連結され、排
水ます周囲の土の凍結が原因で胴筒を上方に持ち
上げるようとする外力に対して強い抵抗を発揮
し、胴筒の抜けを防止できる。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る排水ますは、側面に流入口10
及び流出口11を有する上面が開口したます筒本
体1と、ます筒本体1上端に連結される胴筒2
と、胴筒2の上端開口を塞ぐ蓋3と、ます筒本体
1に胴筒2を結合する連結具4とを備え、ます筒
本体1の上端外周より半径方向外方に横片5が延
出すると共に横片5の先端より上方に縦片6が延
出して縦片6の内側に上記胴筒2の下端部が嵌入
する凹所7が形成され、凹所7内に嵌入する部分
より上方の胴筒2下端部外面に上記連結具4の上
端部がビス8により固定されると共に連結具4下
端部に形成したストツパ片9が上記横片5下面に
係止することを特徴とするものである。ます筒本
体1及び胴筒2は共に合成樹脂で円形の開口を有
する丸筒状に成形され、同じく合成樹脂で成形さ
れる上筒12が胴筒2上端に嵌着される。蓋3は
鋳物やレジコンによつて成形され、上記上筒12
の上端開口内へ着脱自在に納められる。これらの
部材で構成される排水ますAは、例えば、し尿の
排出路に用いられるものであつて、第1図に示す
ように、上端の蓋3を地表に露出させる形で地中
に埋設され、地中で流入管13及び流出管14に
夫々ます筒本体1が接続され、流入管13より送
られるし尿を排水ますAで合流させた後に、流出
管14を通して排水するものである。尚、上述に
は、流入口10をます筒本体1に形成した例を示
したが、流入口10はます筒本体1以外に胴筒2
に形成してもよい。
ます筒本体1上端には上記の横片5と縦片6と
が全周に亘つて形成され、凹所7はこの縦片6と
縦片6の内方に突出する舌片15との間でます筒
本体1の全周に亘つて形成される。胴筒2の下端
には一度内方に屈曲した後下方へ延出する挿入片
16が全周に亘つて形成され、この挿入片16が
凹所7内に嵌入してます筒本体1と胴筒2とが上
下に連結されるものであつて、この時、挿入片1
6より上方の胴筒2外周面と縦片6外面とが面一
に揃えられる。一方、連結具4は、第4図に示す
ように、金属片を折り曲げて得られる部材であつ
て、ます筒本体1と胴筒2とを周方向に沿つた数
ケ所で結合する。第2図乃至第4図に示す実施例
では、上片20と下片21とがストツパ片9を介
して連続する略Z字状の連結具4を用いた例を示
しており、挿入片16より上方の胴筒2下端部に
設けた透孔22へ上片20に設けた取付孔23を
合致させるようにして上片20を胴筒2外周へ位
置させ、外側より各孔22,23に通すビス8に
胴筒2内側でナツト25を締め付けて胴筒2に連
結具4が固定される。この時、上片20の下部が
縦片6外面に密接すると共にストツパ片9が横片
5下面へ密接して胴筒2の上方への抜けが防止さ
れる。また、連結具4の下片21にも取付孔26
が穿設されており、この取付孔26よります筒本
体1の上端部に設けた透孔27へ別のビス28が
挿入され、上記と同様にナツト29を用いて連結
具4とます筒本体1とが固着されている。この連
結具4とます筒本体1とのビス28による固定は
本考案にとつて必ずしも必要ではなく、例えば、
第5図に示すように、L形の連結具4を用いてビ
スによる連結具4とます筒本体1との固定を省略
してもよい。また上記の上筒12は、第6図に示
すように、ビス30を用いて胴筒2へ固定され
る。
第7図に示す実施例では、縦片6より下方で側
周面が傾斜した形のます筒本体1に連結具4を用
いた例を示しており、連結具4はストツパ片9の
一端より斜内下方へ傾斜片32が延出する形状に
成形され、ストツパ片9が横片5下面に係止する
と同時に傾斜片32がます筒本体1の側周面上端
部に係止して胴筒2の上方への抜け止めをストツ
パ片9と傾斜片32との両方の広い面積に亘る面
係止によつて行なうようにしており、傾斜片32
は必要に応じて、上述の如くビスによつてます筒
本体1に固定される。
第8図に示す実施例は、下端部が素直ぐになつ
た、すなわち、上記形状の挿入片16を有しない
形の胴筒2とます筒本体1とを連結具4によつて
結合する例を示すものであつて、連結具4の上下
両端部が夫々ビス8,28によつて胴筒2及びま
す筒本体1に固定され、ストツパ片9が横片5下
面に密接する形で連結具4が胴筒2下端部よりま
す筒本体1上端部に亘る部分に被着される。この
場合も、前述の実施例と同様、連結具4の下端
は、必ずしもビスを用いてます筒本体1に固定す
る必要がない。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、ます筒本体の上端外周
より半径方向外方に横片が延出すると共に横片の
先端より上方に縦片が延出して縦片の内側に上記
胴筒の下端部が嵌入する凹所が形成され、凹所内
に嵌入する部分より上方の胴筒下端部外面に連結
具の上端部がビスにより固定されると共に連結部
下端部に形成したストツパがます筒本体上端の横
片下面に係止するものであるため、排水ます周囲
の土が凍結を起こして胴筒を上方に持ち上げよう
としても、この力がストツパによつてます筒本体
の横片で受け止められ、胴筒がます筒本体より上
方に抜けるのを確実に防止できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一使用例を示す概略図、第2
図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第3図
は同上の要部拡大断面図、第4図a,bは夫々同
上に用いる連結具の断面図と正面図、第5図は同
上における他の連結具を用いた場合の要部拡大断
面図、第6図は同上における胴筒と上筒との連結
箇所を示す部分断面図、第7図及び第8図は夫々
本考案の他の実施例の要部拡大断面図であり、1
はます筒本体、2は胴筒、3は蓋、4は連結具、
5は横片、6は縦片、7は凹所、8はビス、9は
ストツパ片、10は流入口、11は流出口であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面に少なくとも流出口を有し上面が開口した
    ます筒本体と、ます筒本体上端に連結される胴筒
    と、胴筒の上端開口を塞ぐ蓋と、ます筒本体に胴
    筒を結合する連結具とを備え、ます筒本体の上端
    外周より半径方向外方に横片が延出すると共に横
    片の先端より上方に縦片が延出して縦片の内側に
    上記胴筒の下端部が嵌入する凹所が形成され、凹
    所内に嵌入する部分より上方の胴筒下端部外面に
    上記連結具の上端部がビスにより固定されると共
    に連結具下端部に形成したストツパ片が上記横片
    の下面に係止する排水ます。
JP397183U 1983-01-14 1983-01-14 排水ます Granted JPS59111881U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP397183U JPS59111881U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 排水ます

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP397183U JPS59111881U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 排水ます

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111881U JPS59111881U (ja) 1984-07-28
JPS629425Y2 true JPS629425Y2 (ja) 1987-03-04

Family

ID=30135578

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JP397183U Granted JPS59111881U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 排水ます

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JPS59111881U (ja) 1984-07-28

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