JPH07127144A - 長尺部材の交差連結装置 - Google Patents

長尺部材の交差連結装置

Info

Publication number
JPH07127144A
JPH07127144A JP29398093A JP29398093A JPH07127144A JP H07127144 A JPH07127144 A JP H07127144A JP 29398093 A JP29398093 A JP 29398093A JP 29398093 A JP29398093 A JP 29398093A JP H07127144 A JPH07127144 A JP H07127144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
connecting bracket
elongated member
long size
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29398093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2825749B2 (ja
Inventor
Shunei Igarashi
俊英 五十嵐
Takumi Sugitani
卓美 杉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Shin Nikkei Co Ltd
Priority to JP29398093A priority Critical patent/JP2825749B2/ja
Publication of JPH07127144A publication Critical patent/JPH07127144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2825749B2 publication Critical patent/JP2825749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2長尺部材を互いに押し付けるだけで、双方
の長尺部材を交差状に連結できるようにする。 【構成】 第1長尺部材4に係止部44bを備えた2条
の嵌合凹部44を設け、第2長尺部材5bに嵌合凸部8
4を有する連結ブラケット8を固着する。嵌合凹部44
の深さは嵌合凸部84の長さよりもやや深く、嵌合凹部
の開口面から係止部44bまでの距離は嵌合凸部の長さ
とほぼ等しくしてある。連結ブラケットの嵌合凸部は、
固着部81の両端部から同一側に延びて弾性を有し、か
つ、先端部に係止部44bに係止される被係止部85を
備え、固着部81の両端に、嵌合凸部84を嵌合凹部4
4に嵌合した時に第1長尺部材の当接面の両嵌合凹部よ
りも外側で当接し、かつ、第2長尺部材に固着された場
合に第1長尺部材側に突出する弾性復帰部83を有す
る。連結ブラケットの嵌合凸部を第1長尺部材の嵌合凹
部に対向させて両長尺部材を押付けた場合は、復帰部の
弾性変形及び復元により嵌合凸部の被係止部が嵌合凹部
の係止部に係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの長尺部材を、交
差状に当接して連結する長尺部材の交差連結装置に関す
る。このような長尺部材の交差連結装置は、例えば、簡
易車庫の屋根や、テラスの屋根などにおいて、屋根パネ
ルを固定する垂木を母屋に対して交差状に当接して連結
するために用いられる。
【0002】
【従来の技術】2つの長尺部材を交差状に当接して連結
するためには、一般的には、2つの長尺部材を交差状態
に維持し、一方の長尺部材側からねじを他方の長尺部材
まで打込んで連結し、あるいは、2つの長尺部材にボル
トを貫通し、そのボルトにナットを締付けて連結してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな連結装置を簡易車庫の屋根や、テラスの屋根などに
おいて、屋根パネルを固定する垂木を母屋に対して交差
状態で連結するために用いる場合は、部品点数が多いば
かりでなく、工具による連結作業を屋根枠上で行うこと
が多いので、非常に多くの手間がかかって作業上不便で
あり、作業者は疲労させられるという問題があったた
め、ねじやボルトなどの工具を必要とする連結具を用い
ずに2つの長尺部材の交差連結が可能な交差連結装置が
要望されている。
【0004】本発明は、上記の要望に応えようとするも
のであり、一方の長尺部材に特定の構造を有する連結ブ
ラケットを固着するとともに、他方の長尺部材に前記連
結ブラケットの特定の構造に対応する構造を備えて、前
記一方の長尺部材を他方の長尺部材に押し付けるだけ
で、双方の長尺部材を交差状に連結できるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る長尺部材の交差連結装置は、第1長尺
部材と、連結ブラケットと、第2長尺部材とからなり、
第1長尺部材は、当接面に開口し、かつ、内部に係止部
を備えた2条の嵌合凹部を有するものであり、前記連結
ブラケットは、第2長尺部材の当接面側に固着される固
着部と、その固着部の両端部から同一側に延びて弾性を
有するとともに、前記第1長尺部材の嵌合凹部に嵌合可
能であり、かつ、先端部に被係止部を備えた嵌合凸部
と、前記嵌合凸部を前記第1長尺部材の嵌合凹部に嵌合
した時に第1長尺部材の当接面の両嵌合凹部よりも外側
の部分に当接し得る長さをもって前記固着部から延出
し、かつ、前記固着部が第2長尺部材に固着された場合
にその当接面より第1長尺部材側に突出する弾性復帰部
とを有するものであり、第1長尺部材の嵌合凹部の深さ
は前記連結ブラケットの嵌合凸部の長さよりもやや深
く、前記嵌合凹部の開口面から前記係止部までの距離は
前記連結ブラケットの嵌合凸部の長さとほぼ等しく設定
されており、第2長尺部材に固着された連結ブラケット
の嵌合凸部を第1長尺部材の嵌合凹部に対向させて第2
長尺部材を第1長尺部材に向けて押した場合は、前記嵌
合凸部の被係止部が前記嵌合凹部の係止部に係止される
ようにしたことを特徴としている。
【0006】また、連結ブラケットは、固着部に嵌合凸
部と反対方向に突出させた設けた嵌合突起を、第2長尺
部材に設けた嵌合孔に嵌合して、前記第2長尺部材に固
着されることを特徴としている。
【0007】さらに、第2長尺部材の第1長尺部材に対
向する面に連結ブラケットの幅と等しい凹溝を設けたこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】第2長尺部材に取り付けた連結ブラケットの嵌
合凸部を第1長尺部材の嵌合凹部に対向させて第2長尺
部材と第1長尺部材とを互いに対向する方向に押付ける
と、前記嵌合凸部が前記嵌合凹部に挿入され、さらに両
長尺部材を押付けると、連結ブラケットの復帰部が第1
長尺部材の当接面に当たって弾性変形し、前記嵌合凸部
の被係止部が前記嵌合凹部の係止部に係止され、押付け
力を解除すると、復帰部が復元して、前記係止部と被係
止部による係止状態が確実になり、連結ブラケットの振
動が防止される。従って、連結ブラケットと第1長尺部
材との間でのビビリ音の発生が防止される。
【0009】また、連結ブラケットに設けた嵌合突起
を、第2長尺部材に設けた嵌合孔に嵌合して、連結ブラ
ケットを前記第2長尺部材に固着するようにした場合
は、連結ブラケットと第2長尺部材との連結にもねじが
不要である。
【0010】さらに、第2長尺部材の第1長尺部材に対
向する面に連結ブラケットの幅と等しい凹溝を設けた場
合は、ブラケットをその凹溝に嵌合して長手方向に移動
するだけで、ブラケットの嵌合突起を簡単に第2長尺部
材の嵌合孔に嵌合して、容易にブラケットと第2長尺部
材を結合することができる。
【0011】
【実施例】次に、発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は、本発明に係る長尺部材の交差連結装置を適
用して組立てられた簡易車庫の斜視図である。
【0012】図1において、1は支柱であり、2は、そ
の支柱の上端部に片持ち状に取付けられた梁であり、こ
の梁の上側に屋根3が取付けられている。この屋根3
は、前枠31と、後枠32と、左右の側枠33とを方形
に枠組みしてなる屋根枠30の内側に、前枠31及び後
枠32と平行に延びる複数本の母屋4を掛け渡して連結
し、さらにその母屋4の上面に側枠33と平行に延びる
垂木5をそれぞれ交差状に当接して連結し、母屋4と垂
木5とによって囲まれた部分及び母屋4と垂木5と屋根
枠30とによって囲まれた部分にそれぞれ屋根パネル6
を固定して、構成されている。
【0013】図2は、上記屋根3の側枠33及び垂木5
に直角な面で切断した屋根の一部の断面図である。同図
に示すように、垂木5は、下側部材5aと上側部材5b
とをそれぞれの中央の対向面に突設した嵌合凹部51と
嵌合凸部52の凹凸嵌合により連結して構成される。
【0014】下側部材5aは、母屋4の上面に載置され
て、後述される本発明に係る交差連結装置を用いて連結
されている。すなわち、この下側部材5aと母屋4が、
本発明における交差連結される2長尺部材に相当する。
そして、下側部材5aは幅方向両端部に上向きのあり溝
53を有し、各あり溝53に上面に突出するパッキン7
aが嵌着されており、各パッキン7aに屋根パネル6の
端縁が載置される。また、上側部材5bも、幅方向両端
部にパッキン7bが接合されており、この上側部材5b
が下側部材5aに嵌合凹部51と嵌合凸部52の凹凸嵌
合により連結されたときは、パッキン7bが屋根パネル
6の端縁を下側部材5aのパッキン7aとの間に挟持す
る。
【0015】また、側枠33は、その内側に、垂木5の
下側部材5aの嵌合凹部51及び幅方向一端部側のあり
溝53と同様の構造51e,53eを有する支持部33
aを一体に有している。そして、その支持部のあり溝5
3eに同様にパッキン7aが嵌着されて、そのパッキン
7aで屋根パネル6の端縁を支持し、また支持部33a
の嵌合凹部51eに垂木5の上側部材5bと同様の構造
を有する上側部材5beを前記支持部33aに凹凸嵌合
により固定されて、支持部33aのパッキン7aと、上
側部材5beのパッキン7bとで屋根パネル6の端縁を
挟持するようになっている。
【0016】続いて、上記2長尺部材である母屋4と垂
木5の下側部材5aとの交差連結装置の構造を図3に基
いて詳述する。母屋4は、概略角筒状に形成され、下側
部材5aに対する当接面となる上面壁41の幅方向一端
部において上方に延長された突縁42を有し、その突縁
は下側部材5aと連結される部分おいて、下側部材の幅
と等しい長さにわたって切除された切除部43を有して
いる。また、母屋の上面壁41には、その幅方向中間部
に幅方向に隔てた左右2ケ所に、母屋の長手方向に連続
して上面に開口する嵌合凹部44が形成されている。左
右の嵌合凹部44は、その底部に向かって漸次互いに接
近する傾斜面44aを有し、その傾斜面の下端部に互い
に離間する方向に屈曲された係止部44bを有してい
る。
【0017】8は、本発明で重要な構成要素である連結
ブラケットである。この連結ブラケット8は、中央に平
板状の固着部81を有し、その固着部の中央上面に上方
に突出する嵌合突起82が設けてある。この嵌合突起は
中央のスリットで二分された亀頭状に形成されて、弾性
を備えている。また、固着部81の幅方向両端部からそ
の固着部に対して所要の傾斜をもって互いに反対方向に
延出する復帰部83が一体に形成してある。そして、前
記固着部81の両端部又は両復帰部83の基端部付近か
ら下方に延長する左右の嵌合凸部84を有している。嵌
合凸部84は、下端部に向けて漸次互いに離間するよう
に傾斜されていて、その下端部には前記母屋4の両係止
部44bの屈曲方向と同じ方向に屈曲された被係止部8
5を有している。
【0018】垂木5の下側部材5aの底面には、その幅
方向中央部分において、前記連結ブラケットの幅L1と
ほぼ等しい幅L2を有する凹溝54が形成してあり、そ
の凹溝54の底部(嵌合凹部51の底部でもある)に、
この上側部材を母屋に対して連結する位置において嵌合
孔55が形成してある。この嵌合孔55の径は、連結ブ
ラケットの嵌合突起82の最大径よりも僅かに小さい。
【0019】こうして、上側部材5aに連結ブラケット
8を取付けるには、凹溝54に連結ブラケット8の一方
の復帰部83及び固着部81の一部を嵌合し、凹溝54
の底面に当接した状態で嵌合孔55に向けて上側部材5
aの長手方向に移動すると、連結ブラケットの嵌合突起
82の上端部が嵌合孔55の一部に嵌合して、停止され
る。従って、その位置で連結ブラケット8を上側部材5
aに向けて強く押付けると、嵌合突起82が弾性変形し
てその最大径がスリットの存在により嵌合孔55の径と
ほぼ等しくなるため、嵌合突起82が嵌合孔55に嵌合
し、かつ、弾性復元により脱落不可能な状態で連結され
る。連結ブラケット8が上側部材5aに正規に取付けら
れた状態では、前記復帰部83の少なくとも先端部が上
側部材の下面から下方に突出されている。
【0020】上記連結ブラケット8を取り付けた上側部
材5aを上記嵌合凹部44を備えた母屋に連結するに
は、上側部材5aを母屋4の切除部43の上方で所定角
度に交差させ、連結ブラケット8の各嵌合凸部84を母
屋の各嵌合凹部44に対向させて上側部材5aを母屋4
に向けて強く押付ける。
【0021】連結ブラケット8の嵌合凸部84の突出長
さ(高さ)は、母屋の嵌合凹部44aの開口面から係止
部44bまでの距離と等しく、かつ、嵌合凹部44aの
開口面から底部間での距離は、前記嵌合凸部84の長さ
よりもやや大きく設定されている。しかし、復帰部83
の端部から嵌合凸部84の下端部を通る水平面までの垂
直距離は、母屋の嵌合凹部44aの開口面から係止部4
4bまでの垂直距離よりもやや小さく設定されている。
【0022】上記の構成により、上側部材5aを母屋4
に押付ける時は、連結ブラケットの嵌合凸部84が母屋
の嵌合凹部44の傾斜面44aにより互いに接近する方
向に偏移されながら嵌合凹部44の下端部に向けて移動
する。そして、復帰部84の先端部が母屋4の上面壁4
1に突設した後もさらに上側部材5aが押付けられる
と、その復帰部84が弾性変形して固着部81と平行な
状態になると、連結ブラケットの嵌合凸部84の下端部
が嵌合凹部44の下端部至近に到達し、その時に嵌合凸
部の下端の係止部85が前記傾斜面44aの下端部から
外れるため、その嵌合凸部が互いに離間する方向に移動
する。その後、上側部材5aから押付け力を解除する
と、連結ブラケットの復帰部83が弾性復帰するため、
嵌合凸部84を上方に移動させようとする。従って、連
結ブラケットの被係止部85が母屋の係止部44bに係
止され、その状態が維持される。
【0023】すなわち、嵌合凸部84は係止部44aと
被係止部85とにより上下方向に移動不可能に嵌合凹部
44に固定されるので、簡易車庫又はテラスの屋根に吹
く風又は地上の工場振動や交通振動あるいは騒音振動が
上側部材5aに力を作用する場合にも、上側部材が母屋
に対して微振動してその間からビビリ音を発生すること
が防止される。
【0024】連結ブラケット8の固着部81の下面の両
端部に突設されている固定部86は、連結ブラケット8
が母屋の嵌合凹部に挿入されたときに、母屋4の上面壁
41の両嵌合凹部の開口面間に存在する部分に嵌合し
て、連結ブラケットの母屋の幅方向の移動を阻止するた
めのものである。しかし、嵌合凸部84の傾斜角度を嵌
合凹部44の内側壁面44cの傾斜角度よりも小さく
し、かつ、嵌合凸部84の基端部間距離を母屋4の上面
壁41の両嵌合凹部の開口面間に存在する部分の幅と等
しくした場合は、固定部86は不要になる。
【0025】上記の実施例は、連結ブラケット8の上側
部材5aに対する取付けに、嵌合突起82と嵌合孔55
を用いるので、連結ブラケットと上側部材との連結に
も、ねじ及び工具を必要としない利点がある。しかし、
連結ブラケットは、地上で予め上側部材に固着しておく
ことが可能であるので、図5に示すように、固着部81
に孔82eを設けたものを用いて、固着部81を上側部
材5aの下面にリベット止め又はねじ止めなどにより固
着しても良い。
【0026】上記の実施例は、屋根の母屋と垂木の交差
接続に適用した場合のものであるが、本発明は、上記基
本的構成を2つの長尺部材の交差連結に広く用いること
ができる。
【0027】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、一方の
長尺部材の連結面側に連結ブラケットを取付けておき、
その連結ブラケットの嵌合凸部を他方の長尺部材の連結
面の嵌合凹部に対向させて、一方の長尺部材を他方の長
尺部材に向けて押付けるだけで、堅固に交差状に連結す
ることができる。従って、工具なしに容易に連結作業が
でき、とくに屋根の母屋と垂木の連結のように、高所で
の連結作業が安全にかつ迅速容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】交差連結される長尺部材を用いる構造物の一例
としての簡易車庫の斜視図である。
【図2】同簡易車庫の屋根の一部の断面図である。
【図3】本発明の実施例の要部を示す分解斜視図であ
る。
【図4】同実施例を用いて2長尺部材が連結されている
状態を示す断面図である。
【図5】連結ブラケットの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 母屋(第1長尺部材) 41 上面壁 42 突縁 43 切除部 44 嵌合凹部 44a 傾斜面 44b 係止部 5 垂木 5a 垂木の上側部材 5b 垂木の下側部材(第2長尺部材) 51 嵌合凹部 54 凹溝 55 嵌合凹部 8 連結ブラケット 81 固着部 82 嵌合突起 83 復帰部 84 嵌合凸部 85 被係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交差状に当接して連結される2つの長尺部
    材の交差連結装置であって、 第1長尺部材と、連結ブラケットと、第2長尺部材とか
    らなり、 第1長尺部材は、当接面に開口し、かつ、内部に係止部
    を備えた2条の嵌合凹部を有し、 前記連結ブラケットは、第2長尺部材の当接面側に固着
    される固着部と、その固着部の両端部から同一側に延び
    て弾性を有するとともに、前記第1長尺部材の嵌合凹部
    に嵌合可能であり、かつ、先端部に被係止部を備えた嵌
    合凸部と、前記嵌合凸部を前記第1長尺部材の嵌合凹部
    に嵌合した時に第1長尺部材の当接面の両嵌合凹部より
    も外側の部分に当接し得る長さをもって前記固着部から
    延出し、かつ、前記固着部が第2長尺部材に固着された
    場合にその当接面より第1長尺部材側に突出する弾性復
    帰部とを有し、 第1長尺部材の嵌合凹部の深さは前記連結ブラケットの
    嵌合凸部の長さよりもやや深く、前記嵌合凹部の開口面
    から前記係止部までの距離は前記連結ブラケットの嵌合
    凸部の長さとほぼ等しく設定されており、 第2長尺部材に固着された連結ブラケットの嵌合凸部を
    第1長尺部材の嵌合凹部に対向させて第2長尺部材を第
    1長尺部材に向けて押した場合は、前記嵌合凸部の被係
    止部が前記嵌合凹部の係止部に係止される、ことを特徴
    とする長尺部材の交差連結装置。
  2. 【請求項2】連結ブラケットは、固着部に嵌合凸部と反
    対方向に突出させて設けた嵌合突起を、第2長尺部材に
    設けた嵌合孔に嵌合して、前記第2長尺部材に固着され
    ることを特徴とする請求項1記載の長尺部材の交差連結
    装置。
  3. 【請求項3】第2長尺部材の第1長尺部材に対向する面
    に連結ブラケットの幅と等しい凹溝を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の長尺部材の交差連結装置。
JP29398093A 1993-10-29 1993-10-29 長尺部材の交差連結装置 Expired - Fee Related JP2825749B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29398093A JP2825749B2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 長尺部材の交差連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29398093A JP2825749B2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 長尺部材の交差連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07127144A true JPH07127144A (ja) 1995-05-16
JP2825749B2 JP2825749B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=17801691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29398093A Expired - Fee Related JP2825749B2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 長尺部材の交差連結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2825749B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196261A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Shin Nikkei Co Ltd カーポート
JP2011184914A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Lixil Corp 簡易屋根の中骨の取付構造、及び、それを備える簡易屋根
JP2012072603A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sekisui Jushi Co Ltd 屋根構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196261A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Shin Nikkei Co Ltd カーポート
JP2011184914A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Lixil Corp 簡易屋根の中骨の取付構造、及び、それを備える簡易屋根
JP2012072603A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sekisui Jushi Co Ltd 屋根構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2825749B2 (ja) 1998-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5439003B2 (ja) 固定クリップ
JP3163068B2 (ja) 野縁取付け金具
KR101963347B1 (ko) 하지 트러스용 브라켓
JPH07127144A (ja) 長尺部材の交差連結装置
JP3307273B2 (ja) 壁面パネル装置
JPS6113604Y2 (ja)
JP2008039073A (ja) 接続機構
JP3050767B2 (ja) ガレージ
JP2857007B2 (ja) 間仕切パネル取付装置
JP2514196Y2 (ja) 垂木と野縁の連結構造
JP2002070217A (ja) 壁面パネル装置
JPH0630972Y2 (ja) 建築用接合金具
JP2560455Y2 (ja) 枠体の連結構造
JPS6149065A (ja) 建物の壁用止縁
JP3520127B2 (ja) 簡易屋根の骨組み構造
JP2868504B1 (ja) コンクリート壁構造
JP2519181Y2 (ja) 小型パネルの取付構造
JPH0622006Y2 (ja) 伸縮継手装置
JP2568658Y2 (ja) ガラス板の支持金具
JP2000319992A (ja) 柱と梁の接合構造
JP3909204B2 (ja) カーテンウォールを利用した防振構造
JPH10317551A (ja) 壁面パネル装置
JP2560453Y2 (ja) 枠体の連結構造
JP3424495B2 (ja) 壁面パネル装置
JPS6133122Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees