JPH0712580Y2 - 車両用開閉体の開閉検出装置 - Google Patents

車両用開閉体の開閉検出装置

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JPH0712580Y2
JPH0712580Y2 JP10454688U JP10454688U JPH0712580Y2 JP H0712580 Y2 JPH0712580 Y2 JP H0712580Y2 JP 10454688 U JP10454688 U JP 10454688U JP 10454688 U JP10454688 U JP 10454688U JP H0712580 Y2 JPH0712580 Y2 JP H0712580Y2
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JP10454688U
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JPH0225664U (ja
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正美 関野
治夫 山崎
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は自動車のバックドア、トランクリッド等の開
閉体において、ロック装置のラッチとストライカの噛み
合い状態を検出することで開閉状態の確認が行なえるよ
うにした車両用開閉体の開閉検出装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、トランクリッド等の開閉体にあっては、ロック装
置によってロック及びロック解除状態が確保される所か
ら、例えば、実開昭62−27166号公報記載の如くロック
装置の作動状態を開閉検出装置によって検出することで
車室内から容易に確認できるようになっている。
開閉検出装置の概要は、開閉体の全開又は全閉時にロッ
ク装置のストライカと噛み合うラッチを、噛み合い位置
で拘束又は拘束解除可能なロッキングレバーの動きと連
動するマグネット、マグネットの磁力によってオン・オ
フするリードスイッチが設けられ、マグネットがリード
スイッチに対し対向し合う位置に前進した時、又は後退
した時にオン・オフし、オンの時、ランプが点灯し、オ
フで消灯する構造となっている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如く開閉検出装置はマグネットがリードスイッ
チと対向し合う位置の時、磁力が確実に作用するオンの
状態となるが、マグネットの位置がずれると作用が不正
確となるため不安定になり易くスイッチのオン領域は限
定された非常に狭いものとなる。
このために、例えば、開閉体の開閉状態によってはロッ
ク装置のロック解除が安定しないことが起こりうり、こ
のような場合には開閉を確認するランプが付いたり、消
えたりする等、不安定な点滅状態となる。また、開閉検
出装置を防盗用ブザーのスイッチとして用いると、不正
手段によってロック装置をロック解除した時に警報が鳴
らない虞れがでてくる。このために、一たんオンとなっ
たら、オン状態を保持する自己保持回路が必要となるた
め回路構成が複雑化し、コストアップにつながる。
そこで、この考案は、スイッチのオン状態が確実に得ら
れると共に、スイッチ接点部の安定した作動状態が長期
間に亘って確保できるようにした車両用開閉体の開閉検
出装置を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案は、開閉体の開閉
時に、ロック装置のラッチとストライカが噛み合うロッ
ク状態と、噛み合いが外れたロック解除状態を検出する
開閉体検出手段を備えた車両において、開閉体検出手段
は、絶縁性の支持枠体の凹部に支持され接続端子を構成
する導電性の接続ローラと、常時は、前記接続ローラと
離れた位置に付勢されると共に、ロック装置のロック解
除時に押圧されて前進する前後進可能なスイッチ端子と
を有し、スイッチ端子に、該スイッチ端子の前進により
前記接続ローラを上面に押上げて接続し合うと共に、前
進完了時まで上面に押上げた接続ローラの押上げ状態を
継続する長手方向に連続した接続面を設けてある。
(作用) かかる開閉検出装置によれば、ロック装置のロック解除
時にスイッチ端子は押圧されて前進する。このスイッチ
端子の前進時に、接続面は接続ローラを上面に押上げる
結果、前進完了時まで広い接続領域によって確実な接続
状態が確保されると共に、接続時の摩耗は、接続ローラ
によって小さく抑えられる。
(実施例) 以下、第1図乃至第6図の図面を参照しながらこの考案
の一実施例を詳細に説明する。
図中1はアウタパネル3とインナパネル5とから成る自
動車のトランクリッドを示している。トランクリッド1
は、ヒンジ(図示していない)を介して開閉可能となっ
ており、全閉時において、ロック装置7によってロック
されるようになっている。
ロック装置7は車体パネルレ9側に設けられたストライ
カ11と、トランクリッド1側に設けられたラッチ13(フ
オーク)と、ストライカ11とラッチ13との噛み合い時に
ラッチ13を拘束する拘束位置aと、拘束を解除する拘束
解除位置bとに回動可能なロッキングレバー15とを有
し、拘束位置aの時、第1図実線の如くラッチ13の係合
段部12とロッキングレバー15の係合突起部14と噛み合い
ストライカ11を拘束する。また、拘束解除位置bの時、
同図左線で示す如く係合突起部14は係合段部12に乗り上
げロッキングレバー15を拘束解除位置bに保持する。な
お、ストライカ11の進入時、即ち、開閉体1の閉時に係
合突起部14と係合段部12とは再度噛み合うようになる。
ラッチ13はラッチ軸13aによって、また、ロッキングレ
バー15はレバー軸15aによってトランクリッド1のイン
ナパネル5に固着されたベースプレート17に枢支されて
いる。
ロッキングレバー15は付勢ばね19によって常時拘束位置
aに付勢され、上端部はキーシリンダ21の作動レバー23
と連動連繋している。なお、付勢ばね19の一端はロッキ
ングレバー15に、他端はラッチ13の係止部にそれぞれ係
止されている。
キーシリンダ21はトランクリッド1のアウタパネル3側
に固定支持され、キーシリンダ21の作動レバー23を回動
させることではロッキングレバー15は拘束解除位置bに
切換可能となる。
ロッキングレバー15の拘束位置aと拘束解除位置bは開
閉体検出手段25によって検出されるようになっている。
即ち、ベースプレート17に、マイナス側となる導電性の
ケース本体27が固着されると共にケース本体27には、前
進、後退可能なスイッチ端子29と、スイッチ端子29の上
方に絶縁性の保持枠体31を介してプラス側となる接続端
子33が組付けられている。
スイッチ端子29は端子本体29aに介装された付勢ばね35
によって頭部37がケース本体27から外方へ突出する共に
前記ロッキングレバー15の拘束解除位置bに臨んでい
る。したがって、ロッキングレバー15が拘束解除位置b
に達するとスイッチ端子29は該レバー15によって押圧さ
れるようになる。さらに、スイッチ端子29には該端子29
の前進(第4図矢印イ)により前記接続端子33の接続ロ
ーラ39が乗り上がると共に前進完了時まで前記接続ロー
ラ39との接続を継続する長手方向に連続した接続面41が
設けられている。
接続端子33は支持枠体31の凹部43に両端支持された導電
性の前記接続ローラ39と、接続ローラ39を常時凹部43内
に付勢する板ばね45と、板ばね45と接続し合う端子片47
とから成り、接続ローラ39とスイッチ端子29の接続面41
とは離れた断の状態におかれている。板ばね45及び端子
片47は支持枠体31内に組付けられ、上方開口部はカバー
49によって被覆され、塵埃等が支持枠体31内に侵入しな
いようになっている。
接続端子33の端子片47はソケット50を介して開閉確認ラ
ンプ及び電源(図示していない)と接続され、接続ロー
ラ39と接続面41が接の時、ランプが点灯するようになっ
ている。
なお、第5図において、51はトランクリッド1の全閉時
に弾接し合うウェザーストリップを示しており、車体パ
ネル9の開口周縁に沿って固着されている。
このように構成された開閉検出装置において、トランク
リッド1の全閉時にはロッキングレバー15は拘束位置a
となりロック装置7のロック状態が得られる。この時、
ロッキングレバー15はスイッチ端子29の頭部37から離れ
た位置に臨むため第2図に示す如く断の状態となる。
次に、キーシリンダ21によってロッキングレバー15を拘
束解除位置bへ切換えるとスイッチ端子29は該レバー15
によって押圧され前進する。スイッチ端子29の前進時、
接続面41は接続ローラ39を板ばね45に抗して上方へ押し
上げる。この時、接続ローラ39は回転しながら接続面41
に乗り上がり移動するため摺動抵抗は小さく抑えられる
と共に前進完了時まで確実に接続し合う接の状態が確保
される。このため、ランプは安定した点灯状態が得られ
るようになる。
したがって、ランプに代えて警報ブザーとすれば、不正
手段によってロック装置7を攻撃してロック解除状態と
した時、スイッチ端子29と接続ローラ39とは確実に接続
し合う接の状態となり安定した警報が得られるようにな
る。
なお、カバー49及び支持枠体31の材質を透明体とするこ
とで内部が見えるようになり、スイッチ端子29の作動状
態が外から容易に確認できるため、メンテナンスの面で
大変好ましいものとなる。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案の開閉検出装置によれ
ば、スイッチ端子に設けられた接続面によって広い接続
領域が確保できるため、確実で安定した接続状態が得ら
れるようになる。
また、接続ローラによって接続面との摩耗が小さく抑え
られ、安定性、信頼性が長期間にわたって得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の開閉検出装置をロック装置のベース
プレートに取付けた状態の説明図、第2図と第3図は開
閉検出装置の切断面図、第4図は同上の分解斜視図、第
5図は第6図のV−V線拡大切断面図、第6図はこの考
案を実施した自動車の斜視図である。 1……トランクリッド(開閉体) 7……ロック装置 11……ストライカ 13……ラッチ 25……開閉体検出手段 29……スイッチ端子 33……接続端子 41……接続面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉体の開閉時に、ロック装置のラッチと
    ストライカが噛み合うロック状態と、噛み合いが外れた
    ロック解除状態を検出する開閉体検出手段を備えた車両
    において、 開閉体検出手段は、絶縁性の支持枠体の凹部に支持され
    接続端子を構成する導電性接続ローラと、常時は、前記
    接続ローラと離れた位置に付勢されると共に、ロック装
    置のロック解除時に押圧されて前進する前後進可能なス
    イッチ端子とを有し、 スイッチ端子に、該スイッチ端子の前進により前記接続
    ローラを上面に押上げて接続し合うと共に、前進完了時
    まで上面に押上げた接続ローラの押上げ状態を継続する
    長手方向に連続した接続面を設けたことを特徴とする車
    両用開閉体の開閉検出装置。
JP10454688U 1988-08-09 1988-08-09 車両用開閉体の開閉検出装置 Expired - Lifetime JPH0712580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10454688U JPH0712580Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 車両用開閉体の開閉検出装置

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JP10454688U JPH0712580Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 車両用開閉体の開閉検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225664U JPH0225664U (ja) 1990-02-20
JPH0712580Y2 true JPH0712580Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=31336364

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10454688U Expired - Lifetime JPH0712580Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 車両用開閉体の開閉検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937324A (ja) * 1972-08-21 1974-04-06

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JPH0225664U (ja) 1990-02-20

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