JPH057388Y2 - - Google Patents

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JPH057388Y2
JPH057388Y2 JP12882486U JP12882486U JPH057388Y2 JP H057388 Y2 JPH057388 Y2 JP H057388Y2 JP 12882486 U JP12882486 U JP 12882486U JP 12882486 U JP12882486 U JP 12882486U JP H057388 Y2 JPH057388 Y2 JP H057388Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車用ドアの閉扉状態等をドライ
バーに知らせる開閉検出用スイツチ付ロツク装置
に関するものである。
[従来の技術] 一般に、ロツク装置は、ドアが閉扉されストラ
イカとラツチが噛み合うフルラツチ状態と、ドア
が開扉されストライカとラツチが離れた噛み合い
待機状態が得られるようになつていおり、ドア開
扉時において、ドライバーにドアが開いているこ
とを警告ランプによつて知らせるようになつてい
る。
ドアの開閉状態を検出する手段としては、例え
ば、特開昭56−75211号公報の如くラツチの動き
をマイクロスイツチによつて検出したり、あるい
は、実公昭60−20777号公報の如くストライカと
噛み合うラツチ部材と、該ストライカと噛み合い
時のラツチ部材を拘束するストツパー部材とを導
電性とし、ラツチ部材とストツパー部材に電流が
流れるようにすることでドア開状態の検出が得ら
れるようにしたものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] かかる従来の検出手段において、マイクロスイ
ツチを用いた前者にあつては、コスト面の面で望
ましくない。
また、後者にあつては、ラツチ部材とストツパ
ー部材との係合面に作動油や埃が付着すると接触
が不確実となり易く長期間に亘つて安定した作動
が得られにくい問題があつた。
そこで、この考案は構造を簡単にし、しかも、
ラツチに悪影響を与えることなく長期間に亘つて
安定した作動が得られるようにした開閉検出用ス
イツチ付ロツク装置を提供することを目的として
いる。
[問題点を解決する手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、絶縁性のベースボデイを有するベースプレー
トに設けられストライカと正規位置で噛み合うフ
ルラツチの状態と、噛み合い待機状態とに回転可
能な導電性のラツチと、ラツチのフルラツチ時に
前記ラツチを拘束するロツキングレバーとを備え
たロツク装置において、前記ベースプレートに設
けられた絶縁性のベースボデイに、前記ラツチの
ラツチ軸とほぼ平行に設けられた組付孔と、組付
孔内に回転自在に支持され前記ラツチの少なくと
も噛み合い待機時に前記ラツチと接触し合う球状
の導電体と、前記組付孔内に設けられ導電体をラ
ツチ側へ向け付勢する付勢ばねとを設けると共に
導電体とラツチとを、ドア検出回路の開閉スイツ
チとしたことを特徴とする。
[作用] かかるロツク装置によれば、構造が簡単になる
と共に大型化を招来することもない。また、ドア
の開時に、ドア検出回路の開閉スイツチとなるラ
ツチと導電体が接触し合うようになる。この場
合、球状の導電体は回転しながらラツチと接触し
合うため、摺動抵抗や摩擦は起こらずラツチの作
動に悪影響を与えることはない。また、点接触と
なるため確実な接触状態が確保される。この結
果、長期間に亘つて安定した作動が得られる。
[実施例] 以下、第1図乃至第7図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は車体(図示していない)側に固着され
るストライカを示しており、ストライカ1はドア
(図示していない)の閉扉時にラツチ3と係脱自
在に噛み合うようになる。
ラツチ3は導電性の材質で形成され、ドア(図
示していない)側にボルト止めされるベースプレ
ート5にラツチ軸7によつて回転自在に枢着され
ている。ベースプレート5及びラツチ軸7は、ラ
ツチ3、ラツチ軸7、ベースプレート5に電流が
流れるよう金属製となつている。
ラツチ3は前記ストライカ1と正規位置で噛み
合うフルラツチ状態(第3図及び6図)と、正規
位置途上で噛み合うハーフラツチ状態(第7図鎖
線)と、噛み合い待機状態(同図実線)とに回転
可能となつている。なお、フルラツチ時において
ドアは完全な閉扉状態にあり、ハーフラツチ時に
あつては半ドアの状態にある。
また、ラツチ3の本体には前記ベースプレート
5に形成されたストライカ進入溝9から進入する
ストライカ1と係脱自在に噛み合うと共にフルラ
ツチ係合部11を有する係合溝13と、ハーフラ
ツチ係合部15とを有し、ラツチ3はラツチ軸7
に装着された第1コイルばね17によつて噛み合
い待機状態(第7図実線)に付勢されている。
ベースプレート5にはラツチ3のフルラツチ時
及びハーフラツチ時に該ラツチ3を拘束するロツ
キングレバー19がレバー軸21によつて回転自
在に枢着されレバー軸21に介装され第2コイル
ばね23によつて時計方向に付勢されている。
ロツキングレバー19にはラツチ3のフルラツ
チ時にフルラツチ係合部11及びハーフラツチ時
にハーフラツチ係合部15とそれぞれ係合し合う
係止部25が設けられている。
係止部25はハーフラツチ係合部15及びフル
ラツチ係合部11と係合し合うラツチ3の拘束時
及びラツチ3の噛み合い待機時において、ロツキ
ングレバー19と当接するストツパー27によつ
て回転量が規制されている。
一方、ベースプレート5内に組付けられた絶縁
性のベースボデイ33にはドア検出回路35の開
閉スイツチを構成する導電体37が設けられてい
る。
導電体37は点接触するよう球状に形成され、
前記ベースボデイ33にラツチ軸7に対してほぼ
平行に設けられた組付孔39内に回転自在に嵌挿
されると共にコイルばね41によつてラツチ3側
に向けて付勢される。ラツチ3の形状は、フルラ
ツチ時(第6図)に、導電体37がラツチ3の外
周の端縁43と非接触になるようにするととも
に、噛み合い待機時及びハーフラツチ時(第7図
鎖線と実線)に導電体37がラツチ3の外周の端
縁43と接触し合うようにその外周形状が決定さ
れ、ラツチ3の各作動状態に応じて導電体37と
接触・非接触状態が得られるようになる。これに
より、ドア検出回路35を開閉する開閉スイツチ
として機能するようになつている。
また、ベースボデイ33には絶縁材47を介し
て第1端子45と第2端子49がそれぞれ対向し
て設けられ、第1端子45の一端は前記コイルば
ね41と接触し、他端はドア検出回路35の電源
Bと接続している。
第2端子49はドア検出回路35の警告ランプ
51と接続すると共にベースプレート5及びラツ
チ軸7を介してラツチ3と接続している。
ドア検出回路35の警告ランプ51と電源Bと
は直列に接続されている。警告ランプ51は図示
しない運転席前方の計器パネル内に設けられドア
の開閉状態が警告ランプ51の点滅によつてわか
るようになつている。
なお、ロツキングレバー19は操作手段(図示
しない)によつて該レバー19の時計方向の回転
が可能となり、ラツチ3の拘束が解除される構造
となつている。
このような構成されたロツク装置において、ド
アが完全に閉まつたフルラツチ時にあつては、導
電体37はラツチ3と非接触状態にあるため警告
ランプ51は点灯しない。
次に、半ドア時のハーフラツチ時又はドアが開
いた噛み合い待機時にあつては導電体37とラツ
チ3とは接触状態となり、警告ランプ51が点灯
するようになる。
この場合、コイルばね41によつて付勢される
導電体37は、ラツチ3に対して回転しながら接
触し合うため、摺動抵抗や摩耗は起こらず、ラツ
チ3の円滑な作動状態が得られる。また、導電体
37とラツチ3は点接触となるため、作動油や埃
の影響を受けることがなくなり、長期間に亘つて
導電体37とラツチ3の確実な接触状態が確保さ
れる。
なお、第8図及び第9図に示すく如く導電体3
7と接触するラツチ3の領域に端縁43下方から
側方へ張り出す補強リブ55を設けるようにして
もよい。この実施例によればラツチ3の形成に限
定されることなく端縁43の形状を自由に設計し
得ると共にラツチ3の強度剛性の面でも望ましい
ものとなる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、ドア
検出回路の開閉スイツチを構成する一方の導電体
は、ベースボデイの組付孔内に回転自在に設けら
れているため、取付用の専用スペースが不用とな
り装置全体の大型化を招来することがなくなると
共に構造も簡単なものとなる。
また、導電体は、ラツチに対して回転しながら
接触し合うため、摺動抵抗や摩耗は起きずラツチ
の作動に悪影響を与えることもなく、長期間に亘
つて円滑に作動するようになる。しかも、点接触
となるため、作動油や埃の影響を受けにくく、安
定した、確実な接触状態が長期間に亘つて得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の開閉スイツチ付ロツク装置
の切断面図、第2図は全体の平面図、第3図は第
1図の−線断面図、第4図は要部の斜視図、
第5図は導電体とラツチ端縁との接触状態を示し
た説明図、第6図と第7図は動作説明図、第8図
は変形例を示した第5図と同様の説明図、第9図
はラツチの変形例を示した斜視図である。 主要な図面符号の説明、1……ストライカ、3
……ラツチ、19……ロツキングレバー、35…
…ドア検出回路、37……導電体、43……端
縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性のベースボデイを有するベースプレート
    に設けられストライカと正規位置で噛み合うフル
    ラツチの状態と、噛み合い待機状態とに回転可能
    な導電性のラツチと、ラツチのフルラツチ時に前
    記ラツチを拘束するロツキングレバーとを備えた
    ロツク装置において、前記ベースプレートに設け
    られた絶縁性のベースボデイに、前記ラツチのラ
    ツチ軸とほぼ平行に設けられた組付孔と、組付孔
    内に回転自在に支持され前記ラツチの少なくとも
    噛み合い待機時に前記ラツチと接触し合う球状の
    導電体と、前記組付孔内に設けられ導電体をラツ
    チ側へ向け付勢する付勢ばねとを設けると共に導
    電体とラツチとを、ドア検出回路の開閉スイツチ
    としたことを特徴とする開閉検出用スイツチ付ロ
    ツク装置。
JP12882486U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH057388Y2 (ja)

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JP12882486U JPH057388Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP12882486U JPH057388Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JPS6334869U JPS6334869U (ja) 1988-03-05
JPH057388Y2 true JPH057388Y2 (ja) 1993-02-24

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JP12882486U Expired - Lifetime JPH057388Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020777U (ja) * 1983-07-18 1985-02-13 橋本 泰斗 盆状物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6020777U (ja) * 1983-07-18 1985-02-13 橋本 泰斗 盆状物

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JPS6334869U (ja) 1988-03-05

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