JPH07125789A - 換気扇梱包装置 - Google Patents

換気扇梱包装置

Info

Publication number
JPH07125789A
JPH07125789A JP26246093A JP26246093A JPH07125789A JP H07125789 A JPH07125789 A JP H07125789A JP 26246093 A JP26246093 A JP 26246093A JP 26246093 A JP26246093 A JP 26246093A JP H07125789 A JPH07125789 A JP H07125789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
ventilating fan
ventilation fan
corrugated cardboard
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26246093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yoshimura
勉 吉村
Yotsuo Nakamura
四雄 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26246093A priority Critical patent/JPH07125789A/ja
Publication of JPH07125789A publication Critical patent/JPH07125789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用後の分解廃却が簡単で、面倒な操作なし
に再生資源として利用できるコストのかからない換気扇
梱包装置を得る。 【構成】 段ボール紙等よりなる外箱10内の対向側に
嵌め込み収納する左右一対の緩衝体を、同形同大に段ボ
ール紙等で形成した部品を収納する部品箱11で構成す
るとともに、その各部品箱11には、外箱10への収納
状態において内方側に位置する内側部分の中央に換気扇
の胴部14を嵌め装着する縦方向の凹部17と、この凹
部17に倣って嵌装され、該凹部17に形成された切込
み35により保持された段ボール紙等により形成された
緩衝板12とによる換気扇保持部30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は換気扇の保管や輸送に
際して換気扇の汚損や損傷を防ぐ換気扇梱包装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の換気扇梱包装置は、例えば
実公昭62ー42929号公報に示されているようなも
のが供されてきた。これは、図11に示すように外箱1
内の対向側に嵌め込み収納する左右一対の緩衝体2によ
り形成される外箱1内の収納空間に、換気扇3の胴部4
を拘束状態に収めるものである。緩衝体2は過去におい
ては発泡材の一体成形品が多く使用されたが、発泡材に
焼却等、使用後の処分に関する多くの問題があることか
ら、図示のようになるべく発泡材の量を少なくする工夫
が払われている。
【0003】即ち、緩衝体2の本体部分は段ボール紙等
で形成された6面体の部品箱5で構成され、この本体部
分の内側面の両端部に角ブロックに形成された発泡性緩
衝材6が固着されて緩衝体2が構成されている。この緩
衝体2を向かい合せに外箱1に嵌め装着すると、対向す
る二面が本体部分の内側面で、他の対向する二面側が発
泡性緩衝材6の内側面により囲まれる平面形状が四方形
の収納空間が形成される。この収納空間に換気扇3の胴
部4を嵌め込み、換気扇3の油受け7を緩衝体2の上面
で受け支えさせて上部緩衝材8を載せ、外箱1を封緘す
れば梱包が完成する。なお、各部品箱5には換気扇3の
組立てに必要な部品が収納される。
【0004】上記構成の換気扇梱包装置では、緩衝体2
が左右共通であり、個別に製造し或いは保管しておく必
要がないので、製造コストを低く抑えることができる。
また、発泡材による部分が少ないので廃却も簡単にな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気扇梱包装置においては、廃却に際して発泡材による発
泡性緩衝材6と段ボール紙による部品箱5とを分離する
ことが難しく、実際には廃却処理はそれ程簡単ではな
い。また、紙部分と発泡材部分とを簡単に分別できない
ので、再生資源として利用しにくいといった課題を含ん
でいる。
【0006】この発明は上記した従来の課題を解決する
ためになされたもので、その目的は使用後の分解廃却が
簡単で、面倒な操作なしに再生資源として利用できるコ
ストのかからない換気扇梱包装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に係る換気扇梱包装置は、段ボール紙等よりなる外
箱内の対向側に嵌め込み収納する左右一対の緩衝体を、
同形同大の段ボール紙等で形成した6面体の部品箱で構
成するとともに、その各部品箱には、外箱への収納状態
において内方側に位置する内側部分の中央に換気扇保持
部を構成したもので、その換気扇保持部を換気扇の胴部
を嵌め装着する縦方向の凹部と、この凹部に倣って嵌装
され、凹部に形成された係止構造により保持される段ボ
ール紙等により形成された緩衝板とにより構成したもの
である。
【0008】上記課題を解決する請求項2に係る換気扇
梱包装置は、請求項1に係る手段における換気扇保持部
を、部品箱に形成された凹部と、この凹部の形成部分に
より縦方向の折曲線により折曲げ形成された緩衝板とに
より構成し、その凹部中間部には開口部を備えたもので
ある。
【0009】上記課題を解決する請求項3に係る換気扇
梱包装置は、段ボール紙等よりなる外箱内の対向側に嵌
め込み収納する左右一対の緩衝体を、同形同大の段ボー
ル紙等で形成した6面体の部品箱で構成するとともに、
その各部品箱には、外箱への収納状態において内方側に
位置する内側部分の中央に換気扇保持部を構成したもの
で、その換気扇保持部を換気扇の胴部を嵌め装着する縦
方向の凹部と、この凹部の形成部分により曲げ形成さ
れ、凹部の最深部を横方向の折曲線による折曲げにより
塞ぐ緩衝板とにより構成したものである。
【0010】上記課題を解決する請求項4に係る換気扇
梱包装置は、段ボール紙等よりなる外箱内の底部に嵌め
込み収納する緩衝体を、段ボール紙等で形成した6面体
の部品箱で構成するとともに、その部品箱には、外箱へ
の収納状態において上側に位置する部分の中央に換気扇
保持部を設けたもので、その換気扇保持部を換気扇の胴
部を嵌装する凹部と、この凹部に倣って嵌装され、該凹
部に形成された係止構造により保持された段ボール紙等
により形成された緩衝板とにより構成し、換気扇保持部
の凹部の上端面で換気扇の油受け部分を、該換気扇保持
部の最深部と換気扇の胴部端とが隙間を持つように保持
させたものである。
【0011】
【作用】請求項1に係る前記手段によれば、外箱、緩衝
体の全てが段ボール紙等の同一材料となる。また緩衝体
となる部品箱に形成された凹部には、凹部に倣って嵌装
され、凹部に形成された係止構造により段ボール紙等に
より形成された緩衝板が設けられているので、分解も組
立も容易になり部品箱内の部品と換気扇の胴部との直接
的な接触も防止されるとともに、凹部の剛性も向上する
ことになる。
【0012】請求項2に係る前記手段によれば、請求項
2に係る作用とともに、部品箱の凹部を形成する部分の
材料で緩衝板が形成でき、緩衝板は縦方向の折曲線での
折曲げで形成されるので凹部と緩衝板による換気扇収納
部の剛性が向上するうえ、凹部の一部の開口部から部品
箱内の収納部品の種類や有無を確認することができるよ
うになる。
【0013】請求項3に係る前記手段によれば、外箱、
緩衝体の全てが段ボール紙等の同一材料となる。また、
部品箱の凹部を形成する部分の材料で緩衝板が形成で
き、緩衝板は横方向の折曲線での折曲げで形成されるの
で凹部と緩衝板による換気扇収納部の剛性が向上する。
【0014】請求項4に係る前記手段によれば、外箱、
緩衝体の全てが段ボール紙等の同一材料となるうえ、単
一の部品箱で換気扇を緩衝状態で外箱内に保持できるよ
うになる。
【0015】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す換気扇梱包
装置全体の斜視図であり、図2はその構成要素の一つを
示す斜視図で、図3は図2の展開図である。
【0016】この換気扇梱包装置は、段ボール紙製の有
底有蓋の外箱10と、同じく段ボール紙製の左右一対の
部品箱11及び緩衝板12と、テープ13等、封緘又は
結合のための部材とから構成されている。被梱包物品で
ある換気扇は四角筒状の胴部14の前面に胴部14から
出っ張った油受け15を有する図示のような形態をして
いる。
【0017】外箱10は通常広く使われているそれぞれ
4枚のフラップ16により底及び蓋が形成される角箱で
ある。部品箱11は、JISーZー1507ー0201
を基本構成として形成された6面体の箱体で、左右同形
同大である。この部品箱11は緩衝体を兼ね、外箱10
内の左右側に所定の間隔をおいて嵌め込み収納できる寸
法に形成されている。部品箱11の正面(外箱10への
収納状態で外箱10内方に位置する面)にはその中央部
に打抜きにより形成された凹部17が設けられている。
凹部17は部品箱11の背面(外箱10への収納状態で
外箱10の左又は右の内側面に当接する面)側への凹み
として縦に形成され、換気扇の胴部14の一面とこれに
続く他の二面の一部を収納できる。
【0018】部品箱11の正面の凹部17側端には凹部
17側に張り出した係止構造としての出張辺縁18がそ
れぞれ対向して形成されている。この出張辺縁18は、
図3の展開図に示すように正面形成面19の両側の打抜
線20を上面形成面21及び下面形成面23の両側の打
抜線20より僅かに内寄りに設定することにより形成さ
れる。なお、図3において、細線は曲げ罫線24を、太
い実線は打抜線20及び切断線25を示している。
【0019】展開状態の部品箱11は、各曲げ罫線24
で折曲げて継ぎ代26で上面と背面とをつなぎ、それぞ
れ4枚のフラップ27を折曲げて両側の側面を形成した
のち、上面と下面にかかるように側面にテープ13等を
接着させることにより図2に示すように組立てられる。
緩衝板12は、対向する二つのフランジ28とウェブ部
29とを有する端面形状がコ状に、部品箱11の凹部1
7を閉塞できる寸法に形成されている。即ち、フランジ
28の外側間寸法は凹部17のほぼ横幅寸法に、立ち寸
法は凹部17の縦方向寸法にそれぞれほほ一致する寸法
となっている。また各フランジ28の立上がりは、凹部
17の凹み分から出張辺縁18の肉厚分を差し引いた寸
法となっている。
【0020】従って、緩衝板12の凹部17への装着
は、上方から凹部17へ差し込むようにすることにな
る。但し、出張辺縁18の出張り量は僅かであるため、
出張辺縁18に変形を促がしながら行なえば、凹部17
の正面から緩衝板12を凹部17に装着することもでき
る。これにより、緩衝板12は出張辺縁18に係止され
凹部17に倣って、凹部17を閉蓋する状態に部品箱1
1に装着され、部品箱11に凹部17とで換気扇保持部
30が構成される。
【0021】上記構成の換気扇梱包装置では、二つの部
品箱11を換気扇の胴部14の左右に換気扇保持部30
を使って抱き込ませ、部品箱11と換気扇とを一体にし
た状態で外箱10内に収め込み、外箱10の蓋を封緘す
ることにより梱包状態が完成する。換気扇の胴部14は
外箱10内において、二つの部品箱11の凹部17を向
かい合せてできる収納空間に拘束状態で保持され、換気
扇の荷重は部品箱11の凹部17周辺の上面部分で受け
られることになる。凹部17周辺の上面は緩衝板12の
端面が臨み十分な剛性を備えているので、安定状態で換
気扇を保持することができる。
【0022】この換気扇梱包装置は、テープ13類を除
けば全て段ボール紙の同一材料でできていて、廃却に当
たっては分別する必要もなく再生資源としてそのまま利
用することができる。再生資源として利用する場合の操
作も、分解といった大袈裟な操作は不用で、単に箱構造
を潰すだけの簡単な操作でよく、前述のように分別も不
用であるため手間はかからない。
【0023】実施例2.図4はこの発明の他の実施例を
示す換気扇梱包装置の主要部の斜視図で、図5は図4の
展開図である。この実施例は、緩衝体即ち部品箱につい
てのもので、基本的には実施例1と同じ構成である。従
って、実施例1と同一部分については同一の符号を用い
詳細な説明は省略する。
【0024】この換気扇梱包装置は、外箱10内に嵌め
装着する部品箱11の凹部17に、この凹部17の形成
部分を利用して緩衝板12を形成し、部品箱11に換気
扇保持部30を構成したものである。即ち、図5の展開
図において上面形成面21と下面形成面23とに凹部1
7の凹みに相当する矩形部分31を打ち抜き形成する。
正面形成面19の凹部17に対応する部分はそのまま残
存させ、その曲げ罫線24に直交する方向で切断線25
を入れ、この部分を二等分する。この二等分した部分に
切断線25と平行に切断線25側から折込部32と正面
部33と側面部34とをそれぞれ曲げ罫線24により区
分形成する。側面部34の幅は凹部17の凹み寸法にほ
ぼ対応させ、正面部33の幅はできるだけ大きく取り、
小幅の折込部32を残すようにする。矩形部分31の打
ち抜きに際しては、凹部17の幅に相当する部分の端か
ら正面部33の幅だけ入った位置にそれぞれ切込み35
を設け、係止構造として形成しておく。なお、この展開
図において細線は山折りにする曲げ罫線24を、点線は
谷折りにする曲げ罫線24を、太い実線は切断線25及
び打抜線20をそれぞれ示している。
【0025】展開状態の部品箱11は、各曲げ罫線24
で折曲げて継ぎ代26で上面と背面とをつなぎ、それぞ
れ4枚のフラップ27を折曲げて両側の側面を形成した
のち、上面と下面にかかるように側面にテープ13等を
接着させることにより図4に示すように組立てられる。
緩衝板12は、二等分した部分の折曲げにより屏風状に
凹部17に形成される。緩衝板12の各自由端は折込部
32として、凹部17の切込み35に背面側に向かって
差し込まれ係止される。これにより、凹部17の正面側
中央には角形の小窓36が開設されることになり、この
小窓36から部品箱11の内容物の確認が可能になる。
部品箱11の使い方は実施例1のものと同じであり、製
造において廃材のでる割合が少なくなる利点がある他は
機能も殆ど実施例1のものと同じであるので、それらの
説明は省略する。
【0026】この実施例における部品箱11は、凹部1
7の形成部分を利用して緩衝板12を形成することに特
徴を持つものであるが、上記した構成の他にも図6,7
に示すような構成とすることもできる。即ち、切込み3
5をかぎ型に形成し、二等分した部分を図示のように四
つに区分し、その各自由端37を凹部17の正面に平行
な方向で各切込み35により係止させるものである。こ
の構成によれば緩衝板12の切込み35からの外れが少
なく、換気扇保持部30の構造的安定性を向上させるこ
とができる。
【0027】実施例3.図8はこの発明の他の実施例を
示す換気扇梱包装置の主要部の斜視図、図9は図8の展
開図である。この実施例も、緩衝体即ち部品箱11につ
いてのもので、基本的には実施例1,2と同じ構成であ
る。従って、実施例1,2と同一部分については同一の
符号を用い詳細な説明は省略する。
【0028】この換気扇梱包装置は、外箱10内に嵌め
装着する部品箱11の凹部17に、この凹部17の形成
部分を利用して緩衝板12を形成し、部品箱11に換気
扇保持部30を構成したものである。即ち、図9の展開
図において上面形成面21と下面形成面23と正面形成
面19にわたり凹部17の凹みに相当する矩形部分38
を下面形成面23側を切り離さずにコ状に打ち抜き形成
する。このコ状の矩形部分38を曲げ起こし、その自由
端39側を凹部17の上面部分に突き合せるか、重合さ
せてテープ13等で両者を連結する。これにより、凹部
17の両内側には角形の小窓36がそれぞれ開設される
ことになり、この小窓36から部品箱11の内容物の確
認が可能になる。部品箱11の使い方は実施例1及び実
施例2のものと同じであるが、製造において廃材のでる
割合がより少なくなるうえ、緩衝板12の構成部分が簡
単になり、組立ても容易になる利点がある。この他の機
能は殆ど実施例1,2のものと同じであるので、それら
の説明は省略する。
【0029】実施例4.図10はこの発明の他の実施例
を示す換気扇梱包装置の断面図である。この実施例は、
緩衝体即ち部品箱11についてのもので、部品箱11の
基本構造は実施例1の部品箱11と同じ構成である。な
お、実施例1と同一部分については同一の符号を用い詳
細な説明は省略する。
【0030】この換気扇梱包装置は、段ボール紙等より
なる外箱10内の底部に嵌め込み収納する段ボール紙等
で形成した6面体の部品箱11に、外箱10への収納状
態において上側に位置する部分の中央に換気扇保持部3
0を設けたものである。部品箱11は一個であり、各部
の寸法が異なる他は実施例1,2,3に示した構造と同
じ構造のものが適用される。部品箱11に構成される凹
部17と緩衝板12による換気扇保持部30は、換気扇
の胴部14を凹部17により嵌装し、凹部17の上端面
で換気扇の油受け15を受け支える。但し、換気扇保持
部30の最深部と換気扇の胴部14端とは隙間40を持
つように保持させる。この換気扇梱包装置も外箱10、
部品箱11の全てが段ボール紙の同一材料となるうえ、
単一の部品箱11で換気扇を緩衝状態で外箱10内に保
持できる。
【0031】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに請求項1の発明によれば、外箱、緩衝体の全てが段
ボール紙等の同一材料となり、廃却に当たっては分別す
る必要もなく再生資源としてそのまま利用することがで
き、再生資源として利用する場合の操作も、分解といっ
た大袈裟な操作は不用で、単に箱構造を潰すだけの簡単
な操作で済む。また緩衝体となる部品箱に形成された凹
部には、凹部に倣って嵌装され、凹部に形成された係止
構造により段ボール紙等により形成された緩衝板が設け
られているので、分解も組立ても容易になり部品箱内の
部品と換気扇の胴部との直接的な接触も防止されるとと
もに、製造コストも低く抑えうる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1に関す
る効果とともに、部品箱の凹部を形成する部分の材料で
緩衝板が形成でき、緩衝板は縦方向の折曲線での折曲げ
で形成されるので凹部と緩衝板による換気扇保持部の剛
性が向上するうえ、凹部の一部の開口部から部品箱内の
収納部品の種類や有無を確認することができる便利性が
得られる。
【0033】請求項3の発明によれば、外箱、緩衝体の
全てが段ボール紙等の同一材料となり、廃却に当たって
は分別する必要もなく再生資源としてそのまま利用する
ことができ、再生資源として利用する場合の操作も、分
解といった大袈裟な操作は不用で、単に箱構造を潰すだ
けの簡単な操作で済む。また部品箱の凹部を形成する部
分の材料で緩衝板が形成でき、緩衝板は横方向の折曲線
での折曲げで形成されるので凹部と緩衝板による換気扇
保持部の剛性が向上するうえ、緩衝板の構成が簡単にな
り、製造コストを抑えうる。
【0034】請求項4の発明によれば、外箱、緩衝体の
全てが段ボール紙等の同一材料となり、廃却に当たって
は分別する必要もなく再生資源としてそのまま利用する
ことができ、再生資源として利用する場合の操作も、分
解といった大袈裟な操作は不用で、単に箱構造を潰すだ
けの簡単な操作で済む。また、単一の部品箱で換気扇を
緩衝状態で外箱内に保持でき、扱いが簡単になるととも
にコストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す換気扇梱包装置の斜
視図である。
【図2】図1における部品箱の斜視図である。
【図3】図2の部品箱の展開図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す部品箱の斜視図で
ある。
【図5】図4の部品箱の展開図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す部品箱の斜視図で
ある。
【図7】図6の部品箱の展開図である。
【図8】この発明の他の実施例を示す部品箱の斜視図で
ある。
【図9】図8の部品箱の展開図である。
【図10】この発明の他の実施例を示す換気扇梱包装置
の断面図である。
【図11】従来の換気扇梱包装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 外箱 11 部品箱 12 緩衝板 14 胴部 15 油受け 17 凹部 18 出張辺縁 20 打抜線 24 曲げ罫線 25 切断線 30 換気扇保持部 32 折込部 35 切込み 36 小窓 40 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール紙等よりなる外箱内の対向側に
    嵌め込み収納する左右一対の緩衝体を、同形同大に段ボ
    ール紙等で形成した6面体で部品を収納する部品箱によ
    り構成するとともに、その各部品箱には、上記外箱への
    収納状態において内方側に位置する内側部分の中央に換
    気扇の胴部を嵌め装着する縦方向の凹部と、この凹部に
    倣って嵌装され、該凹部に形成された係止構造により保
    持された段ボール紙等により形成された緩衝板とによる
    換気扇保持部を設けたことを特徴とする換気扇梱包装
    置。
  2. 【請求項2】 換気扇保持部が部品箱の凹部と、この凹
    部の形成部分により縦方向の折曲線による折曲げにより
    形成された緩衝板とにより構成され、その凹部中間部に
    は開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の換
    気扇梱包装置。
  3. 【請求項3】 段ボール紙等よりなる外箱内の対向側に
    嵌め込み収納する左右一対の緩衝体を、同形同大に段ボ
    ール紙等で形成した6面体で部品を収納する部品箱によ
    り構成するとともに、その各部品箱には、上記外箱への
    収納状態において内方側に位置する内側部分の中央に換
    気扇の胴部を嵌め装着する縦方向の凹部と、この凹部の
    形成部分により曲げ形成され、該凹部の最深部を横方向
    の折曲線による折曲げにより塞ぐ緩衝板とからなる換気
    扇保持部を設けたことを特徴とする換気扇梱包装置。
  4. 【請求項4】 段ボール紙等よりなる外箱内の底部に嵌
    め込み収納する緩衝体を、段ボール紙等で形成した6面
    体で部品を収納する部品箱により構成するとともに、そ
    の部品箱には、上記外箱への収納状態において上側に位
    置する部分の中央に換気扇の胴部を嵌装する凹部と、こ
    の凹部に倣って嵌装され、該凹部に形成された係止構造
    により保持された段ボール紙等により形成された緩衝板
    とによる換気扇保持部を設け、この換気扇保持部の上記
    凹部の上端面で換気扇の油受け部分を、該換気扇保持部
    の最深部と換気扇の胴部端とが隙間を持つように保持さ
    せたことを特徴とする換気扇梱包装置。
JP26246093A 1993-10-20 1993-10-20 換気扇梱包装置 Pending JPH07125789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26246093A JPH07125789A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 換気扇梱包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26246093A JPH07125789A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 換気扇梱包装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07125789A true JPH07125789A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17376097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26246093A Pending JPH07125789A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 換気扇梱包装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07125789A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112460A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Carton Parts Center:Kk 梱包部材
USD944642S1 (en) 2015-11-17 2022-03-01 Hunter Fan Company Carton with color striping

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112460A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Carton Parts Center:Kk 梱包部材
USD944642S1 (en) 2015-11-17 2022-03-01 Hunter Fan Company Carton with color striping

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07125789A (ja) 換気扇梱包装置
JPH10211967A (ja) 段ボール製パッキング
JP3223951B2 (ja) 電子機器の包装容器
JP7298370B2 (ja) 包装体および包装材
JPS6215164Y2 (ja)
JP3438782B2 (ja) 梱包箱の構造
JP3591898B2 (ja) 包装装置
JP2004352277A (ja) 梱包装容器、梱包装容器の再使用方法及び梱包装方法
JP2936367B2 (ja) 梱包用保持部材
JPH076115U (ja) 折り畳み包装箱
JPS5827973Y2 (ja) 換気扇用包装装置
JPH11310224A (ja) 緩衝構造付き段ボール箱
JP2868482B2 (ja) 組立式包装箱
JP2555350Y2 (ja) 梱包用緩衝体
JP2002037343A (ja) クッション材
JPH06298243A (ja) 包装用底板
JP3048177U (ja) 包装箱
JPS5942367Y2 (ja) 包装装置
JP4099855B2 (ja) 緩衝包装装置
JPS5827972Y2 (ja) 換気扇用包装装置
JP3057883U (ja) 梱包体
JPS621115Y2 (ja)
JP3083523U (ja) 包装箱
JPH07291265A (ja) 梱包装置
JPH10273133A (ja) 包装箱及び包装構体