JPH0712550A - 変位検出プローブ - Google Patents

変位検出プローブ

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JPH0712550A
JPH0712550A JP15556193A JP15556193A JPH0712550A JP H0712550 A JPH0712550 A JP H0712550A JP 15556193 A JP15556193 A JP 15556193A JP 15556193 A JP15556193 A JP 15556193A JP H0712550 A JPH0712550 A JP H0712550A
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JP
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tracing stylus
displacement
parallel
pair
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JP15556193A
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Inventor
Nobuyuki Suzuki
信之 鈴木
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Sony Magnescale Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定子を平行運動機構の一部を構成する部材
に取付け、この平行運動機構によって測定子を平行移動
させることにより、測定子に生じる測定誤差を可及的に
少なくし、広い範囲に渡って正確な測定ができる変位検
出プローブを提供する。 【構成】 ベース部材6に一端が保持された可撓性を有
する互いに平行をなす一対の平行部材8,9と、これら
平行部材8,9の他端に保持されて一対の平行部材8,
9及びベース部材6との間で平行運動機構を構成する測
定子保持部材12と、この測定子保持部材12に取付け
られる測定子16と、この測定子16を測定対象物Sに
圧接させて測定子16に測定圧を付与する加圧手段と、
測定子16が圧接される測定対象物Sの変位をベース部
材6及び測定子保持部材12間の相対変位として検出す
る変位検出手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定子を測定対象物に
圧接させて測定対象物の変位を検出する、例えば、電気
マイクロメータのような変位検出装置の変位検出プロー
ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気マイクロメータの変位検出プ
ローブとしては、例えば、図10に示すようなものがあ
る。この変位検出プローブは、測定対象物に接触させる
先端球1aを有する測定子1と、この測定子1の基端を
回動可能に保持する支点軸2と、この支点軸2に基端が
保持され且つ先端が測定子1と反対側に延在されたセン
サアーム3と、このセンサアーム3の先端に連結固定さ
れたセンサ素子4とを備えている。
【0003】一般に、電気マイクロメータのセンサ素子
としては差動トランスが用いられており、上記センサ素
子4は、センサアーム3の先端に固定された可動コア4
aと、支点軸2が設けられたセンサケース5に固定され
たコイル部4bとから構成されている。測定子1は支点
軸2で上下方向へのみ回動可能に保持されていて、この
測定子1を上下動させることにより、センサアーム3が
支点軸2を中心として一体的に回動するように構成され
ている。そして、この測定子1とセンサアーム3の長
さ、即ち、支点軸2の中心から先端球1aの中心までの
長さLは、支点軸2の中心から可動コア4aの中心まで
の長さLと等しく設定されている。その結果、先端球1
aの変位は狭い範囲では可動コア4aの変位と同一とな
り、これにより、先端球1aの変位量を差動トランス4
で計測することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の変位検出プローブにおいては、測定子1
及びセンサアーム3の両者が共に支点軸2を中心に回動
し、この回動により円弧運動する先端球1aの変位に基
づき同じく円弧運動する可動コアの変位量を、これと一
定の関係にある電気値に変換して変位を検出するもので
あり、円弧の距離を計測する構成となっていた。そのた
め、測定変位量が大きくなるとコサイン誤差を生じ、測
定変位量を大きく取ることができないという課題があっ
た。また、支点軸2から先端球1aまでの長さLと、同
じく支点軸2から差動トランス4までの長さLとが等し
く、測定子1の長さLを長短変化させることができない
という課題もあった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、測定子を平行運動機構の一部を構
成する部材に取付け、この平行運動機構によって測定子
を平行移動させることにより、測定子に生じる測定誤差
を可及的に少なくし、広い範囲に渡って正確な測定がで
きる変位検出プローブを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる変位検出
プローブは、例えば、図1〜図6に示すように、ベース
部材6に一端が保持された可撓性を有する互いに平行を
なす一対の平行部材8,9と、これら平行部材8,9の
他端に保持されて一対の平行部材8,9及びベース部材
6との間で平行運動機構を構成する測定子保持部材12
と、この測定子保持部材12に取付けられる測定子16
と、この測定子16を測定対象物Sに圧接させて測定子
16に測定圧を付与する加圧手段と、測定子16が圧接
される測定対象物Sの変位をベース部材6及び測定子保
持部材12間の相対変位として検出する変位検出手段と
を設けたことを特徴としている。
【0007】尚、測定対象物Sの測定面(図では上面)
に段差がある場合の段差変位、定盤30に対する測定対
象物Sの厚み等の変位も計測できることは言うまでもな
い。
【0008】本発明に係わる変位検出プローブは、図1
等に示すように、一対の平行部材を板バネ8,9にて構
成することができる。
【0009】また、本発明に係わる変位検出プローブ
は、図7〜図9に示すように、ベース部材42,52に
一端が回動可能に保持された互いに平行をなす一対の平
行部材40,41,50,51と、これら平行部材4
0,41,50,51の他端に回動可能に保持されて一
対の平行部材40,41,50,51及びベース部材4
2,52との間で平行運動機構を構成する測定子保持部
材43,53と、この測定子保持部材43,53に取付
けられる測定子16と、この測定子16を測定対象物S
に圧接させて測定子16に測定圧を付与する加圧手段
と、測定子16が圧接される測定対象物Sの変位をベー
ス部材42,52及び測定子保持部材43,53間の相
対変位として検出する変位検出手段とを設けたことを特
徴としている。
【0010】本発明に係わる変位検出プローブは、図7
に示すように、一対の平行部材40,41とベース部材
42及び測定子保持部材43との間の保持部を、一方の
部材に設けた突起部と他方の部材に設けた凹陥部との組
み合わせからなるピボット軸受にて構成することができ
る。
【0011】また、本発明に係わる変位検出プローブ
は、図示しないが、一対の平行部材とベース部材及び測
定子保持部材との間の保持部を、一方の部材に設けた突
軸部と他方の部材に設けた軸受部との組み合わせからな
るベアリング軸受にて構成することもできる。
【0012】更に、本発明に係わる変位検出プローブ
は、図8〜図9に示すように、一対の平行部材50,5
1とベース部材52及び測定子保持部材53との間の保
持部を、一方の部材に設けた球体54,55と他方の部
材に設けた円錐穴56a,56b又はV溝57との組み
合わせからなる球面軸受にて構成してもよい。
【0013】そして、本発明に係わる変位検出プローブ
は、図8〜図9に示すように、一対の平行部材50,5
1とベース部材52及び測定子保持部材53との間を、
それぞれ3箇所の保持部で回動可能に接続することがで
きる。
【0014】更に、本発明に係わる変位検出プローブ
は、図8〜図9に示すように、ベース部材52と測定子
保持部材53との間にスプリング60を張設し、一対の
平行部材50,51とベース部材52及び測定子保持部
材53との間を回動可能に接続する保持部に予圧を付与
するとよい。
【0015】そして、本発明に係わる変位検出プローブ
は、図9に示すように、接続部の一以上において、一方
の部材58を進退可能に構成して一対の平行部材50,
51の寸法のバラツキを補正するようにするとよい。
【0016】
【作用】本発明は、上述の如く構成したことにより、一
対の平行部材が可撓性を有するため、この一対の平行部
材とベース部材と測定子保持部材とで平行運動機構を構
成することができ、これにより、ベース部材に対して測
定子保持部材を平行移動させることができる。そして、
加圧手段で測定子を測定対象物に圧接させると、測定対
象物の変位に応じて測定子及び測定子保持部材がベース
部材に対して相対的に平行移動するため、測定子の長さ
にかかわりなく測定対象物の変位を変位検出手段により
正確に検出することができる。
【0017】この場合、一対の平行部材としては板バネ
を用いることができ、これにより好適な変位検出プロー
ブを実現することができる。
【0018】また、一対の平行部材がベース部材及び測
定子保持部材に回動可能に保持されているため、この一
対の平行部材とベース部材と測定子保持部材とで平行運
動機構を構成することができ、これにより、ベース部材
に対して測定子保持部材を平行移動させることができ
る。そして、加圧手段で測定子を測定対象物に圧接させ
ると、測定対象物の変位に応じて測定子及び測定子保持
部材がベース部材に対して相対的に平行移動するため、
測定対象物の変位を変位検出手段により正確に検出する
ことができる。
【0019】この場合、突起部と凹陥部との組み合わせ
からなるピボット軸受で一対の平行部材とベース部材と
の間及び一対の平行部材と測定子保持部材との間を回動
可能に保持することにより、これらの部材で構成された
平行運動機構をスムースに動作させることができる。
【0020】また、突軸部と軸受部との組み合わせから
なるベアリング軸受で一対の平行部材とベース部材との
間及び一対の平行部材と測定子保持部材との間を回動可
能に保持することにより、これらの部材で構成された平
行運動機構をスムースに動作させることができる。
【0021】更に、球体と円錐穴又はV溝との組み合わ
せからなる球面軸受で一対の平行部材とベース部材との
間及び一対の平行部材と測定子保持部材との間を回動可
能に保持することにより、これらの部材で構成された平
行運動機構をスムースに動作させることができる。
【0022】そして、一対の平行部材とベース部材との
間及び一対の平行部材と測定子保持部材との間を3箇所
の保持部で保持することにより、これらの部材で構成さ
れた平行運動機構をスムースに動作させることができ
る。
【0023】また、スプリングによって保持部に予圧を
付与することにより、保持部のガタを吸収して正確な測
定を行うことができる。
【0024】更に、一以上の保持部の一方の部材を進退
可能とすることにより、一対の平行部材の寸法のバラツ
キを補正することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0026】図1〜図5は、本発明の第1実施例を示す
もので、平行部材として板バネを適用したものである。
図1〜図3に示す、6はベース部材である。このベース
部材6は、平板状をなすプレート片6aと、このプレー
ト片6aの一端において一面側に突出形成されたベース
片6bとからなり、平面形状がL字形をなしている。ベ
ース片6bの内側には上下方向に所定間隔隔てて一対の
保持溝7,7が形成されており、これらの保持溝7,7
には一対の平行部材の一具体例を示す一対の板バネ8,
9の各一端がそれぞれ挿入されている。
【0027】一対の板バネ8,9は同一の形状及び大き
さを有しており、長方形をなすバネ本体8a,9aと、
このバネ本体8a,9aの表裏両面に一体的に固着され
た補強板8b,8c,9b,9cとから構成されてい
る。各バネ本体8a,9aは、そのバネ性から平面と垂
直方向に可撓性を有しているが、その長手方向両端部の
やや内側においてのみ局部的に可撓性を発揮し得るよう
に、表裏両面の中央部及び両端部には補強板8b,8
c,9b,9cが接着剤その他の固着手段により固定さ
れている。従って、各板バネ8,9は、長手方向両端部
の近傍に設定された補強板8b,8c,9b,9cのな
い2箇所の撓み部10においてのみ撓むことができる。
そして、この撓み部10が保持溝7の開口部に位置する
ように各板バネ8,9の一端が保持溝7内に挿入されて
いて、ベース片6bを上下方向に貫通して保持溝7内に
先端を臨ませた2本の固定ネジ11,11によりそれぞ
れ締付固定されている。
【0028】一対の板バネ8,9の各他端には、ベース
片6bとほぼ同様の形状をなす測定子保持部材12が取
付けられている。即ち、測定子保持部材12には、上記
一対の保持溝7,7と同様の大きさを有し且つ上下方向
に等しい間隔を隔てて設けた一対の保持溝13,13が
形成されており、これら保持溝13内に各板バネ8,9
の他端が挿入されている。そして、保持溝13の開口部
に他方の撓み部10を臨ませた状態で各板バネ8,9の
他端が、測定子保持部材12を上下方向に貫通して保持
溝13内に先端を臨ませた2本の固定ネジ14,14に
よりそれぞれ締付固定されている。
【0029】上記一対の板バネ8,9とベース部材6と
測定子保持部材12とで、相対する2組のリンクがそれ
ぞれ相等しい長さを持ち且つ互いに平行に運動する平行
運動機構を構成している。この平行運動機構の平行状態
を確保するためには、例えば、次のような調整を行うと
よい。即ち、一対の板バネ8,9の両端部をそれぞれ2
本の固定ネジ11,14で仮止めした状態で、測定子保
持部材12の保持溝13側の面加工されたスケール20
取付面に電気マイクロメータ等を当て、測定子保持部材
12を所定の検出範囲内で上下させて測定値が同一とな
るように板バネ8,9の一方を保持溝13にて出し入れ
する。そして、面加工面が平行移動するように調節し、
しかる後、すべての固定ネジ11,14を本止めする。
【0030】上記測定子保持部材12の保持溝13とは
反対側のほぼ中央部には、測定子16が取付けられる保
持凸部15が突出形成されている。測定子16は先細の
円錐形をなしていて、先端には球形の先端球16aが取
付けられていると共に、基端には測定子ホルダ17が取
付けられている。そして、測定子ホルダ17を横方向に
貫通する通し穴に合致させて保持凸部15にはネジ穴が
設けられており、通し穴を貫通してネジ穴に螺合される
締結ネジ18の締め込みにより、測定子ホルダ17を介
して測定子16が測定子保持部材12に一体的に固定さ
れている。なお、締結ネジ18を緩めて測定子ホルダ1
7の角度を変えることにより、測定子16の傾斜角度を
上下方向に任意に変化させることができる。
【0031】また、測定子保持部材12の保持溝13側
であって、これらの保持溝13間には、図4に示すよう
に、上下方向に所定間隔で目盛りが設けられた測定子1
6の変位を検出するためのスケール20が、接着剤その
他の固着手段によって取付けられている。このスケール
20の目盛り面に対向するように所定間隔隔てて検出ヘ
ッド21が配置されており、この検出ヘッド21は取付
台22の先部に取付けられている。そして、取付台22
は平面形状がL字形をなしていて、その基部はプレート
片6aの内面に2個の取付ネジ23によって締付固定さ
れている。
【0032】上記スケール20と検出ヘッド21とで、
測定子16の変位をベース部材6及び測定子保持部材1
2間の相対変位として検出する変位検出手段の一具体例
を示す変位検出器を構成している。なお、検出ヘッド2
1には検出回路24と表示装置25とが直列に接続さ
れ、スケール20に対する検出ヘッド21の相対変位が
検出回路24で演算されると共に、その演算結果が変位
量として表示装置25に表示される。
【0033】また、ベース部材6のプレート片6aの上
部には回動軸26が回動自在に嵌合されている。この回
動軸26は、プレート片6aの内側に突出した頭部26
aと、この頭部26aとは反対側に突出した軸部26b
とを有し、軸部26bには二面を平行に切り欠いた二面
幅が形成されている。この軸部26bには、切換レバー
27に設けた二面幅穴27aが嵌合され、これにより、
切換レバー27の回動に対して回動軸26が一体に回動
する。そして、軸部26bの先端には止めネジ28が取
付けられており、この止めネジ28によって切換レバー
27の抜けを防止している。27bは、切換レバー27
を回動させるための突起である。
【0034】更に、回動軸26の頭部26aにはバネ鋼
等の棒材からなる加圧アーム29の一端が嵌合されてお
り、この加圧アーム29の他端は測定子保持部材12の
上端部に嵌合されている。この加圧アーム29と回動軸
26と切換レバー27とで、測定子16を測定対象物S
に圧接させて当該測定子16に測定圧を付与する加圧手
段の一具体例を示す加圧器が構成されている。
【0035】上記構成を有する変位検出プローブは、例
えば、図6に示すような状態にて使用される。図6にお
いて、30は、測定対象物Sが載置される定盤、31
は、定盤30上に立設された支柱、32は、支柱31に
昇降可能に取付けられた張出アームである。この張出ア
ーム32の先端部に本実施例に係わる変位検出プローブ
が、取付アーム33を介して俯仰可能に取付けられてい
る。34は、張出アーム32を任意の高さ位置で固定す
るための調整ネジであり、35は、変位検出プローブを
任意の角度で固定するための調整ネジである。
【0036】まず、測定対象物Sの大きさに応じて、調
整ネジ34を緩めて張出アーム32を適当な高さ位置に
設定すると共に、図示しない調整ネジを緩めて張出アー
ム32の張り出し量を調節した後、必要に応じて調整ネ
ジ35を緩めて変位検出プローブの俯仰角度を調節す
る。
【0037】次に、切換レバー27の突起27bを持っ
て当該切換レバー27を所定方向に回動させることによ
り、回動軸26を同方向に回動させて加圧アーム29で
測定子保持部材12を加圧する。これにより、測定子保
持部材12に固定された測定子16の先端球16aが測
定対象物Sに圧接され、当該測定子16に測定圧が付与
される。この状態において、測定対象物Sを定盤30上
で任意の方向へ移動させると、当該測定対象物Sの高さ
の変動に応じて測定子16が上下方向に変位し、この測
定子16の変位量が変位検出器によって検出され、これ
により、測定対象物Sの高さの変位を正確に検出するこ
とができる。
【0038】この平行運動機構の動作を詳しく説明する
と、ベース片6bの保持溝7の溝間隔と測定子保持部材
12の保持溝13の溝間隔を等しく設定すると共に、一
対の板バネ8,9の撓み部10の間隔を同一として、こ
れら4つの部材で平行運動機構を構成したため、横方向
に対向するベース片6bと測定子保持部材12とは、互
いに平行関係を保持して上下方向へ相対的に変動するこ
とができる。従って、図5に示すように、測定子16が
上下方向に変動すると、この測定子16の上下動に対し
て測定子保持部材12が同一量だけ上下方向に平行移動
する。そのため、測定子16の変位量が測定子保持部材
12に固着されたスケール20の変位量として、そのま
ま同量で表れる。
【0039】一方、ベース部材6は定盤30側に固定さ
れていて、そのプレート片6aに固定された取付台22
に取付けられた検出ヘッド21は移動しないため、検出
ヘッド21とスケール20との間に測定子16の変位量
と同一の変位が生じる。そのため、スケール20と検出
ヘッド21との相対変位によって測定子16の変位量を
正確に検出することができる。しかも、測定子16がベ
ース部材6に対して平行移動するため、長い測定ストロ
ークが得られる。因みに、図10に示すような従来の変
位検出プローブでは測定ストロークは±0.3mm程度
であったが、本実施例によれば±1mmの測定ストロー
クが得られた。更に、従来の変位検出プローブにおいて
は、測定子を水平にした状態での測定のみ可能であった
が、本実施例によれば、例えば、測定子16を、例えば
図1の締結ネジ18を中心にして±90度回転させた状
態においても正確な変位測定を行うことができる。
【0040】図7には、本発明の第2実施例を示す。こ
の実施例は、一対の平行部材40,41とベース部材4
2及び測定子保持部材43との間の保持部を、一方の部
材に設けた突起部と他方の部材に設けた凹陥部との組み
合わせからなるピボット軸受にて回動可能に構成したも
のである。
【0041】一対の平行部材40,41は、共に可撓性
の小さい(剛性の大きい)平板状のプレート体からな
り、各プレート体40,41の長手方向の一端には幅方
向に連続する円筒状の保持筒40a,41aが形成され
ていると共に、これと長手方向に対向する他端の幅方向
両側部には目玉部40b,40b及び41b,41bが
形成されている。そして、各目玉部40b,40b,4
1b,41bの穴にはネジ溝が刻設されていて、これら
のネジ穴には押えネジ47が螺合される。更に、幅方向
に隣合う目玉部40b,40b及び41b,41b間に
は、測定子保持部材43が挿入される切欠き40c,4
1cが形成されている。
【0042】ベース部材42は、平板状をなすプレート
片42aと、このプレート片42aの一面の一端に突設
された平面形状がL字形をなすベース片42bとからな
り、このベース片42bの内側には一対のプレート体4
0,41の長手方向の一端が適当な隙間を持って水平状
態で挿入される空間部が形成されている。そして、互い
に平行をなすベース片42bの外側面とプレート片42
aには同一軸心線上に穿設されたネジ穴44が上下に2
箇所それぞれ設けられていて、上下の軸心線は互いに平
行をなすように設定されている。各ネジ穴44には、先
端部が円錐状に突出した押えネジ45がそれぞれ螺合さ
れていて、各押えネジ45の先端部はプレート体40,
41の各保持筒40a,41aの穴に嵌合されて当該プ
レート体40,41の一端を回動可能に保持している。
【0043】また、測定子保持部材43の両側面には、
上記ネジ穴44の上下間隔と同一の間隔を隔てて2つの
保持穴46がそれぞれ穿設されている。これらの保持穴
46には、一対のプレート体40,41の各目玉部40
b,40b,41b,41bのネジ穴に螺合された押え
ネジ47の円錐状に突出する先端部が嵌合され、これに
より、プレート体40,41の他端を回動可能に保持し
ている。従って、本実施例においては、一対の平行をな
すプレート体40,41は、それぞれ4箇所で合計8箇
所のピボット軸受によりベース部材42及び測定子保持
部材43とそれぞれ回動可能に連結保持されている。上
記押えネジ45,47が突起部を形成し、保持筒40
a,41aの各穴及び測定子保持部材43の保持穴46
がそれぞれ凹陥部を形成している。他の構成及び作用は
上記第1実施例と同様であり、かかる構成とすることに
よっても上記実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、図7において、変位検出器の作図は省略してい
る。
【0044】図8〜図9には、本発明の第3実施例を示
す。この実施例は、一対の平行部材50,51とベース
部材52及び測定子保持部材53との間の保持部を、一
方の部材に設けた球体と他方の部材に設けた円錐穴又は
V溝との組み合わせからなる球面軸受にて回動可能に構
成したものである。そして、球面軸受における接触の安
定性を保つために、一対の平行部材50,51とベース
部材52及び測定子保持部材53との間を、それぞれ3
箇所の保持部で回動可能に接続保持すると共に、その保
持部の一以上において一方の部材を進退可能に構成する
ことにより、一対の平行部材50,51の寸法のバラツ
キを補正できるようにしている。
【0045】即ち、一対の平行部材50,51は、棒の
ように幅を狭くした棒体50と、幅の広い平板状のプレ
ート体51とからなる。棒体50には、その両端に球体
54が固着されている一方、プレート体51には、その
四隅に球体55が固着されている。これに対して、平面
形状がL字形をなすベース部材52のベース片52bの
内面及び測定子保持部材53の内面には、球体54,5
5を受けるための円錐状に凹んだ2個の円錐穴56a,
56bと、同じく球体55を受けるためのV字状に凹ん
だV溝57とが形成されている。
【0046】上記2個の円錐穴56a,56bとV溝5
7とは、各部材の内面において、それぞれ三角形を形成
するように配置されている。そして、これら円錐穴56
a,56b及びV溝57によって回動可能に保持された
棒体50とプレート体51とは、それぞれの水平面が互
いに平行をなすように構成されている。更に、ベース片
52bの上部に設けた円錐穴56aは、図9に示すよう
に、進退可能に構成されている。即ち、円錐穴56aは
調整ネジ58の先端面に穿設されており、この調整ネジ
58を螺動させることにより、その円錐穴56aを進退
させることができる。
【0047】また、ベース片52bと測定子保持部材5
3との間には、両部材を互いに引き合うように作用させ
るスプリング60が架設されている。このスプリング6
0の、一端はベース片52bの内面のほぼ中央に設けた
係止片52cに係止され、他端は測定子保持部材53の
内面のほぼ中央に設けた係止片53aに係止されてい
る。この引張力を発揮するスプリング60の働きによ
り、片面について上部の保持部1点と下部の保持部2点
との合計3点接触とした一対の平行部材の各球体54,
55を、その両面に設けたすべての円錐穴56a,56
b及びV溝57へ均一に圧接させることができ、これに
より、各保持部の良好な接触性を確保することができ
る。
【0048】この場合、棒体50とプレート体51との
間に寸法のバラツキがあるために両部材50,51間に
平行度が出ていないときは、例えば、次のような操作を
行うことによって平行度の調節を簡単に行うことができ
る。即ち、例えば、棒体50の長さがプレート体51の
長さより長い場合、そのまま組付けた時にはベース片5
2bと測定子保持部材53とが平行とならないため好ま
しくない。そこで、調整ネジ58を回して円錐穴56a
を後退させ、その後退量で測定子保持部材53の傾きを
変えてベース片52bとの平行を調節する。これによ
り、図8等には図示しない変位検出器のスケール取付面
の平行度を簡単に調節することができる。他の構成及び
作用は上記第1実施例と同様であり、かかる構成とする
ことによっても上記実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【0049】また、特に図示しないが、上記第2実施例
におけるピボット軸受をベアリング軸受とすることによ
っても、同様の構成とすることができ、同様の作用・効
果が得られる。即ち、押えネジ45,47に変えてベア
リングを用い、これらのベアリングに嵌合される軸部を
上記保持筒40a,41aの穴及び測定子保持部材43
の保持穴46に嵌合固定するようにする。他の構成は、
上記第2実施例と同様である。
【0050】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、加圧手段としてはコイ
ルばねを適用することができ、このコイルばねの一端を
ベース部材に係止すると共に、他端を測定子保持部材に
係止し、コイルばねによる測定圧を常に測定子保持部材
に付与する一方、この測定子保持部材の移動を規制する
ストッパを設け、このストッパによる停止位置を測定原
点とすることにより、測定対象物の変位を検出すること
ができる。このように本発明は、その趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更できるものである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可撓性を有する一対の平行部材とベース部材と測定子保
持部材とで平行運動機構を構成し、測定子保持部材に測
定子を取付け、この測定子を測定対象物に圧接させる加
圧手段と、測定子の変位を検出する変位検出手段とを設
ける構成としたため、ベース部材に対して測定子を平行
移動させることができると共に、測定子の変位に基づく
測定対象物の変位量を正確に検出することができる。し
かも、測定子がベース部材に対して平行移動するため、
長い測定ストローク(測定変位量)が得られる変位検出
プローブを提供することができる。更に、測定子保持部
材の変位量と測定子の変位量とが同一であるため、例え
ば、測定子を±90度回転変位させた場合にも先端球の
変位量がそのまま測定子保持部材の変位量として検出さ
れるため、計測可能な範囲を大きく拡大することがで
き、例えば、従来ではシリンダータイプの変位検出プロ
ーブで行っていた深溝の段差計測等も行うことができる
という効果が得られる。
【0052】そして、一対の平行部材として板バネを用
いることにより、構造が簡単であって検出精度の高い変
位検出プローブを得ることができる。
【0053】また、一対の平行部材をベース部材及び測
定子保持部材に回動可能に保持して平行運動機構を構成
することにより、ベース部材に対して測定子を平行移動
させて、測定子の変位に基づく測定対象物の変位量を正
確に検出することができると共に、測定子がベース部材
に対して平行移動するため、長い測定ストロークが得ら
れる変位検出プローブを提供することができる。更に、
同じく深溝の段差計測等も行うことができるという効果
が得られる。
【0054】この場合、突起部と凹陥部との組み合わせ
からなるピボット軸受で一対の平行部材とベース部材及
び測定子保持部材間を回動可能に保持することにより、
これらの部材で構成された平行運動機構をスムースに動
作させることができる。
【0055】また、突軸部と軸受部との組み合わせから
なるベアリング軸受で一対の平行部材とベース部材及び
測定子保持部材間を回動可能に保持することにより、こ
れらの部材で構成された平行運動機構をスムースに動作
させることができる。
【0056】更に、球体と円錐穴又はV溝との組み合わ
せからなる球面軸受で一対の平行部材とベース部材及び
測定子保持部材間を回動可能に保持することにより、こ
れらの部材で構成された平行運動機構をスムースに動作
させることもできる。
【0057】また、一対の平行部材とベース部材及び測
定子保持部材間をそれぞれ3箇所の保持部で保持するこ
とにより、これらの部材で構成された平行運動機構をス
ムースに動作させることができる。
【0058】そして、スプリングによって保持部に予圧
を付与することにより、保持部のガタを吸収して正確な
測定を行うことができる。
【0059】更に、一以上の保持部の一方の部材を進退
可能とすることにより、一対の平行部材の寸法のバラツ
キを補正することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、一部を分解
した斜視図である。
【図2】図1の一部を断面して示す平面図である。
【図3】図1の縦断面図である。
【図4】図1に示すスケールの取付状態を示す説明図で
ある。
【図5】図1に示す平行運動機構の動作を説明するため
の骨組図である。
【図6】図1の使用状態を説明するための説明図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例を示すもので、一部を分解
した斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、一部を分解
した斜視図である。
【図9】図8の縦断面図である。
【図10】従来の変位検出プローブを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
6,42,52 ベース部材 6a,42a,52a プレート片 6b,42b,52b ベース片 7,13 保持溝 8,9 板バネ(平行部材) 10 撓み部 12,43,53 測定子保持部材 16 測定子 20 スケール 21 検出ヘッド 24 検出回路 25 表示装置 26 回動軸 27 切換レバー 29 加圧アーム 40,41,51 プレート体(平行部材) 45,47 押えネジ 46 保持穴 50 棒体(平行部材) 54,55 球体 56a,56b 円錐穴 57 V溝 58 調整ネジ 60 スプリング

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材に一端が保持された可撓性を
    有する互いに平行をなす一対の平行部材と、これら平行
    部材の他端に保持されて当該一対の平行部材及び上記ベ
    ース部材との間で平行運動機構を構成する測定子保持部
    材と、この測定子保持部材に取付けられる測定子と、こ
    の測定子を測定対象物に圧接させて当該測定子に測定圧
    を付与する加圧手段と、上記測定子が圧接される測定対
    象物の変位を上記ベース部材及び上記測定子保持部材間
    の相対変位として検出する変位検出手段とを設けたこと
    を特徴とする変位検出プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変位検出プローブにおい
    て、一対の平行部材を板バネにて構成したことを特徴と
    する変位検出プローブ。
  3. 【請求項3】 ベース部材に一端が回動可能に保持され
    た互いに平行をなす一対の平行部材と、これら平行部材
    の他端に回動可能に保持されて当該一対の平行部材及び
    上記ベース部材との間で平行運動機構を構成する測定子
    保持部材と、この測定子保持部材に取付けられる測定子
    と、この測定子を測定対象物に圧接させて当該測定子に
    測定圧を付与する加圧手段と、上記測定子が圧接される
    測定対象物の変位を上記ベース部材及び上記測定子保持
    部材間の相対変位として検出する変位検出手段とを設け
    たことを特徴とする変位検出プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の変位検出プローブにおい
    て、一対の平行部材とベース部材及び測定子保持部材と
    の間の保持部を、一方の部材に設けた突起部と他方の部
    材に設けた凹陥部との組み合わせからなるピボット軸受
    にて構成したことを特徴とする変位検出プローブ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の変位検出プローブにおい
    て、一対の平行部材とベース部材及び測定子保持部材と
    の間の保持部を、一方の部材に設けた突軸部と他方の部
    材に設けた軸受部との組み合わせからなるベアリング軸
    受にて構成したことを特徴とする変位検出プローブ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の変位検出プローブにおい
    て、一対の平行部材とベース部材及び測定子保持部材と
    の間の保持部を、一方の部材に設けた球体と他方の部材
    に設けた円錐穴又はV溝との組み合わせからなる球面軸
    受にて構成したことを特徴とする変位検出プローブ。
  7. 【請求項7】 請求項3,4,5又は6記載の変位検出
    プローブにおいて、一対の平行部材とベース部材及び測
    定子保持部材との間を、それぞれ3箇所の保持部で回動
    可能に接続したことを特徴とする変位検出プローブ。
  8. 【請求項8】 請求項3,4,5,6又は7記載の変位
    検出プローブにおいて、ベース部材と測定子保持部材と
    の間にスプリングを張設し、一対の平行部材と上記ベー
    ス部材及び上記測定子保持部材との間を回動可能に接続
    する保持部に予圧を付与したことを特徴とする変位検出
    プローブ。
  9. 【請求項9】 請求項3,4,5,6,7又は8記載の
    変位検出プローブにおいて、保持部の一以上において、
    一方の部材を進退可能に構成して一対の平行部材の寸法
    のバラツキを補正するようにしたことを特徴とする変位
    検出プローブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08252684A (ja) * 1996-03-08 1996-10-01 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザビーム照射装置およびレーザビーム照射方法
CN109443149A (zh) * 2018-12-13 2019-03-08 苏州英仕精密机械有限公司 用于测量槽宽的装置

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JP2753985B2 (ja) * 1996-03-08 1998-05-20 株式会社半導体エネルギー研究所 レーザビーム照射装置およびレーザビーム照射方法
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