JPH07125487A - カードフォルダ - Google Patents
カードフォルダInfo
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- JPH07125487A JPH07125487A JP5299060A JP29906093A JPH07125487A JP H07125487 A JPH07125487 A JP H07125487A JP 5299060 A JP5299060 A JP 5299060A JP 29906093 A JP29906093 A JP 29906093A JP H07125487 A JPH07125487 A JP H07125487A
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- Japan
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- card
- holding member
- card holding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォルダ本体に対するカード保持部材の着脱
構成を簡単にすると共に、カード保持部材を取り外した
状態でのカードに対する記入作業を便利にしたものであ
る。 【構成】 ベース盤２と蓋盤３とを枢着するベース盤２
の後縁部左右位置に設けた支持板２６，２７に切込み２
３により遊離されて自由端に係止突部２４を有した弾性
舌片２５を設け、この左右支持板２６，２７との間に着
脱自在に取り付けられるカード保持部材５の両側面に、
係止突部２４と係脱可能な係止孔３９を設け、カード保
持部材５を形成する筒体３８の側断面形を、水平部分ａ
と立上部分ｂと、それらの先縁間を連結する湾曲部分ｃ
とから形成し、その湾曲部分ｃにカード綴孔４１を設け
て成る。
構成を簡単にすると共に、カード保持部材を取り外した
状態でのカードに対する記入作業を便利にしたものであ
る。 【構成】 ベース盤２と蓋盤３とを枢着するベース盤２
の後縁部左右位置に設けた支持板２６，２７に切込み２
３により遊離されて自由端に係止突部２４を有した弾性
舌片２５を設け、この左右支持板２６，２７との間に着
脱自在に取り付けられるカード保持部材５の両側面に、
係止突部２４と係脱可能な係止孔３９を設け、カード保
持部材５を形成する筒体３８の側断面形を、水平部分ａ
と立上部分ｂと、それらの先縁間を連結する湾曲部分ｃ
とから形成し、その湾曲部分ｃにカード綴孔４１を設け
て成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願は、電話番号などを記録した
カードを反転自在に綴り込んだカードフォルダに関す
る。
カードを反転自在に綴り込んだカードフォルダに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、電話番号などを記録したカードを
検索するために、多数のカードを反転可能に綴り込んで
成るカードフォルダとして、ベース盤と蓋盤との後縁部
同士をその左右位置で夫々枢着して成る開閉自在のフォ
ルダ本体の前記左右の枢着部間に、両端面が閉じられた
長尺な筒体の中間部に設けた長手方向に延びるカード綴
孔に、多数のカードを反転自在に綴り込んだカード保持
部材を着脱可能に取り付けた構成のものは例えば実開平
２−２４９７０号公報により公知である。
検索するために、多数のカードを反転可能に綴り込んで
成るカードフォルダとして、ベース盤と蓋盤との後縁部
同士をその左右位置で夫々枢着して成る開閉自在のフォ
ルダ本体の前記左右の枢着部間に、両端面が閉じられた
長尺な筒体の中間部に設けた長手方向に延びるカード綴
孔に、多数のカードを反転自在に綴り込んだカード保持
部材を着脱可能に取り付けた構成のものは例えば実開平
２−２４９７０号公報により公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記した従来
の構成によれば、フォルダ本体の左右枢着部間にカード
保持部材を着脱可能に取り付けるための構成が複雑で部
品が多く、かつ、コストが高くなると共に故障も生じ易
く、またカードに電話番号などを記入したり、電話番号
の訂正を行うために、フォルダ本体よりカード保持部材
を取り外してカードを例えば机の天板上に載置したと
き、カードの前縁部がカード保持部材によって天板面よ
り浮き上がって記入や訂正作業を不便にするなどの欠陥
があった。
の構成によれば、フォルダ本体の左右枢着部間にカード
保持部材を着脱可能に取り付けるための構成が複雑で部
品が多く、かつ、コストが高くなると共に故障も生じ易
く、またカードに電話番号などを記入したり、電話番号
の訂正を行うために、フォルダ本体よりカード保持部材
を取り外してカードを例えば机の天板上に載置したと
き、カードの前縁部がカード保持部材によって天板面よ
り浮き上がって記入や訂正作業を不便にするなどの欠陥
があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、フォルダ
本体に対するカード保持部材の係止手段の構成を簡単
に、かつ、安価に提供するために、ベース盤と蓋盤の縁
部同士をその左右位置で開閉自在に枢着して成るフォル
ダ本体の前記左右枢着部間に、両側面が閉じられ、中間
部にカード綴孔を設けてこのカード綴孔にカードを反転
可能に綴り込んだカード保持部材を、係止手段を介して
着脱可能に取り付けて成るカードフォルダであって、前
記係止手段の一方が、切込みを介して遊離され、その自
由端に係止突部を有した弾性舌片から成り、その他方
が、前記係止突部と係脱可能な係止孔とから構成する。
具体的には、係止手段の一方をカード保持部材の両側面
に設け、係止手段の他方を、前記カード保持部材の両側
面と対向するベース盤の後縁部に設けた支持板に設け
る。また、フォルダ本体からカード保持部材を取り外し
てカードに追加記入や訂正を行う際に便利なように、カ
ード保持部材が、両端が閉じられた筒体から成り、その
側断面形を、水平部分とそれから所要の角度をもって立
ち上がる立上部分と、それらの先縁同士を連結する円弧
状の湾曲部分とから形成し、かつ、前記湾曲部分にカー
ド綴孔を設けて成り、好ましくは、水平部分と立上部分
とを直角に形成するものである。
本体に対するカード保持部材の係止手段の構成を簡単
に、かつ、安価に提供するために、ベース盤と蓋盤の縁
部同士をその左右位置で開閉自在に枢着して成るフォル
ダ本体の前記左右枢着部間に、両側面が閉じられ、中間
部にカード綴孔を設けてこのカード綴孔にカードを反転
可能に綴り込んだカード保持部材を、係止手段を介して
着脱可能に取り付けて成るカードフォルダであって、前
記係止手段の一方が、切込みを介して遊離され、その自
由端に係止突部を有した弾性舌片から成り、その他方
が、前記係止突部と係脱可能な係止孔とから構成する。
具体的には、係止手段の一方をカード保持部材の両側面
に設け、係止手段の他方を、前記カード保持部材の両側
面と対向するベース盤の後縁部に設けた支持板に設け
る。また、フォルダ本体からカード保持部材を取り外し
てカードに追加記入や訂正を行う際に便利なように、カ
ード保持部材が、両端が閉じられた筒体から成り、その
側断面形を、水平部分とそれから所要の角度をもって立
ち上がる立上部分と、それらの先縁同士を連結する円弧
状の湾曲部分とから形成し、かつ、前記湾曲部分にカー
ド綴孔を設けて成り、好ましくは、水平部分と立上部分
とを直角に形成するものである。
【０００５】
【作用】しかして、多数のカードを反転自在に綴り込ん
で成るカード保持部材を、ベース盤の後縁部の左右支持
板間に介入すると、上記一方の係止手段に設けた係止突
部が押圧されて、左右弾性舌片が一時的に撓み次いで係
止突部が上記他方の係止手段に設けた係止孔に係合し
て、ベース盤に対しカード保持部材が取り付けられる。
カード保持部材を取り外すときは、カード保持部材をそ
の長手方向の一方に押圧しながら引き上げると弾性舌片
の弾力により左右係止孔と左右係止突部との係止が解か
れて、カード保持部材をベース盤から取り外すことがで
き、このようにしてカードと共にフォルダ本体から取り
外したカード保持部材を例えば机の天板上に載置して、
カードの表面または裏面に記入する。
で成るカード保持部材を、ベース盤の後縁部の左右支持
板間に介入すると、上記一方の係止手段に設けた係止突
部が押圧されて、左右弾性舌片が一時的に撓み次いで係
止突部が上記他方の係止手段に設けた係止孔に係合し
て、ベース盤に対しカード保持部材が取り付けられる。
カード保持部材を取り外すときは、カード保持部材をそ
の長手方向の一方に押圧しながら引き上げると弾性舌片
の弾力により左右係止孔と左右係止突部との係止が解か
れて、カード保持部材をベース盤から取り外すことがで
き、このようにしてカードと共にフォルダ本体から取り
外したカード保持部材を例えば机の天板上に載置して、
カードの表面または裏面に記入する。
【０００６】
【実施例】以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述す
ると、図１はフォルダ本体１を開披した状態の総体を示
す斜視図で、フォルダ本体１は、ベース盤２と蓋盤３と
を前後方向で開閉できるように、それらの後縁部同士を
左右位置で枢着して成り、その左右位置の枢着部間に多
数のカード４を反転自在に綴り込んだカード保持部材５
が着脱可能に取り付けてある。前記カード４は、図３で
示すように、縦長方形状の紙板６の後縁部に左右方向に
延びる切込み７ａを介して側方向に延びる左右一対の係
合舌片７を夫々有すると共に、一方の側縁に、前後方向
の位置が異なるように索引用見出片８が一体に設けてあ
り、紙板６の表裏両面には氏名及び電話番号の表示欄が
設けてある。
ると、図１はフォルダ本体１を開披した状態の総体を示
す斜視図で、フォルダ本体１は、ベース盤２と蓋盤３と
を前後方向で開閉できるように、それらの後縁部同士を
左右位置で枢着して成り、その左右位置の枢着部間に多
数のカード４を反転自在に綴り込んだカード保持部材５
が着脱可能に取り付けてある。前記カード４は、図３で
示すように、縦長方形状の紙板６の後縁部に左右方向に
延びる切込み７ａを介して側方向に延びる左右一対の係
合舌片７を夫々有すると共に、一方の側縁に、前後方向
の位置が異なるように索引用見出片８が一体に設けてあ
り、紙板６の表裏両面には氏名及び電話番号の表示欄が
設けてある。
【０００７】前記ベース盤２は、図２，５で示すよう
に、縦長方形状を呈する底板９の後縁を除く３周縁に沿
って上向きの周縁リブ１０を設けてあり、この周縁リブ
１０は、底板９の後縁位置で円弧状に湾曲１１されてい
る。前記底板９は、周縁リブ１０の内面に沿って設けた
凹状部１２を介してその中央位置に載置台１３を有して
おり、この載置台１３は、その前縁左右位置に係止部１
４が、また前縁中央位置にカード４の遊端を受け止める
受止片１５が夫々設けてあると共に、載置台１３の中央
部には方形状を呈し前縁部中央部に指掛け用切欠部１６
ａを有した例えばメモ用紙などを納めておく穴１６が開
設してある。
に、縦長方形状を呈する底板９の後縁を除く３周縁に沿
って上向きの周縁リブ１０を設けてあり、この周縁リブ
１０は、底板９の後縁位置で円弧状に湾曲１１されてい
る。前記底板９は、周縁リブ１０の内面に沿って設けた
凹状部１２を介してその中央位置に載置台１３を有して
おり、この載置台１３は、その前縁左右位置に係止部１
４が、また前縁中央位置にカード４の遊端を受け止める
受止片１５が夫々設けてあると共に、載置台１３の中央
部には方形状を呈し前縁部中央部に指掛け用切欠部１６
ａを有した例えばメモ用紙などを納めておく穴１６が開
設してある。
【０００８】さらに、底板９の後縁には、前記周縁リブ
１０から僅か内方に寄った左右位置に、中心孔１７を有
する枢着板１８，１９が対設してあり、前記一方の枢着
板１９の内面には、その前縁から横方向に突出してばね
２１の一方の端部を受けるばね受２０が、またばね受２
０と対峙してばね２１の他方の端部を係合する逆Ｕ字状
の係合部片２２が夫々設けてあり、さらに前記係合部片
２２の内面と前記他方の枢着板１８の内側と対峙した位
置とに、中央部に上向きコ字状の切込み２３を介して、
遊離されて下方に延び、下端に内向きの係止突部２４を
設けた弾性舌片２５を有した支持板２６，２７がそれぞ
れ設けてあり、前記底板９の後縁部には、前記左右の枢
着板１８，１９の後面間を閉じるように円弧状に立ち上
がる覆板２８が設けてある。
１０から僅か内方に寄った左右位置に、中心孔１７を有
する枢着板１８，１９が対設してあり、前記一方の枢着
板１９の内面には、その前縁から横方向に突出してばね
２１の一方の端部を受けるばね受２０が、またばね受２
０と対峙してばね２１の他方の端部を係合する逆Ｕ字状
の係合部片２２が夫々設けてあり、さらに前記係合部片
２２の内面と前記他方の枢着板１８の内側と対峙した位
置とに、中央部に上向きコ字状の切込み２３を介して、
遊離されて下方に延び、下端に内向きの係止突部２４を
設けた弾性舌片２５を有した支持板２６，２７がそれぞ
れ設けてあり、前記底板９の後縁部には、前記左右の枢
着板１８，１９の後面間を閉じるように円弧状に立ち上
がる覆板２８が設けてある。
【０００９】前記蓋盤３は、図２，６，７で示すよう
に、縦長方形状を呈する上面板２９の後縁を除く３周縁
に沿って前記ベース盤２の周縁リブ１０と接合する下向
きの周縁リブ３０が設けてあり、この周縁リブ３０は上
面板２９の後縁部に、前記ベース盤２における湾曲部１
１に摺接する円形の板片３１，３１が設けてあり、この
板片３１，３１の内側に対峙して、前記ベース盤２の左
右枢着板１８，１９にそれぞれ回動自在に連結される枢
着板３３，３４が対設してあり、この枢着板３３，３４
の内面には前記中心孔１７に係合する突軸３２が設けて
ある。さらにこの枢着板３３，３４の後面間には、上面
板２９の後縁部から延出して、前記覆板２８の背面と摺
接可能に重合する湾曲状の覆片３５が設けてあると共
に、前記上面板２９の一方の側部内面に三方の囲まれた
前後方向に長い方形状の枠部３６が形成され、この位置
に前後方向に延びるカーソル用案内条孔３７が設けてあ
る。
に、縦長方形状を呈する上面板２９の後縁を除く３周縁
に沿って前記ベース盤２の周縁リブ１０と接合する下向
きの周縁リブ３０が設けてあり、この周縁リブ３０は上
面板２９の後縁部に、前記ベース盤２における湾曲部１
１に摺接する円形の板片３１，３１が設けてあり、この
板片３１，３１の内側に対峙して、前記ベース盤２の左
右枢着板１８，１９にそれぞれ回動自在に連結される枢
着板３３，３４が対設してあり、この枢着板３３，３４
の内面には前記中心孔１７に係合する突軸３２が設けて
ある。さらにこの枢着板３３，３４の後面間には、上面
板２９の後縁部から延出して、前記覆板２８の背面と摺
接可能に重合する湾曲状の覆片３５が設けてあると共
に、前記上面板２９の一方の側部内面に三方の囲まれた
前後方向に長い方形状の枠部３６が形成され、この位置
に前後方向に延びるカーソル用案内条孔３７が設けてあ
る。
【００１０】前記枠部３６には、長手辺の一方の側片に
凹状の切欠部５０を有し、また他方の側片に沿って係止
凹部５１を隔設したカーソル用取付カバー５２が係合手
段を介して取り付けられる。カーソル５３は、コ字状の
駒片から成り、その上片５４が、前記切欠部５０を介し
て窪み部３６内に介入すると共に、その内端に設けた突
部５５を前記係止凹部５１に選択的に係合し、また下片
５６は前記紙板６の索引用見出片８に係止する。また上
片５４に設けた指当部５７は前記案内条孔３７に介入さ
れる。
凹状の切欠部５０を有し、また他方の側片に沿って係止
凹部５１を隔設したカーソル用取付カバー５２が係合手
段を介して取り付けられる。カーソル５３は、コ字状の
駒片から成り、その上片５４が、前記切欠部５０を介し
て窪み部３６内に介入すると共に、その内端に設けた突
部５５を前記係止凹部５１に選択的に係合し、また下片
５６は前記紙板６の索引用見出片８に係止する。また上
片５４に設けた指当部５７は前記案内条孔３７に介入さ
れる。
【００１１】前記ベース盤２の前縁リブ１０ａと受止片
１５との間には、蓋盤３を閉止状態に保持する操作部片
６０が取り付けてある。この操作部片６０は断面が逆Ｌ
字状に形成されると共に、その垂片６０ａの左右位置
に、前記蓋盤３の前縁中央部に形成した凹状の係合部３
ａの左右位置に設けた係止片３ｂと係止する係止孔６１
を、また前記垂片６０ａの左右側面の下端位置には前記
係止部１４に係止する軸片６２をそれぞれ設けて成り、
前記操作部片６０の頂片６０ｂの中央下面に設けた筒部
６３をスプリング６４と共に前記ベース盤２の前部位置
に設けた支軸６５に係挿することにより、ベース盤２に
対し傾動可能に取り付けられる。
１５との間には、蓋盤３を閉止状態に保持する操作部片
６０が取り付けてある。この操作部片６０は断面が逆Ｌ
字状に形成されると共に、その垂片６０ａの左右位置
に、前記蓋盤３の前縁中央部に形成した凹状の係合部３
ａの左右位置に設けた係止片３ｂと係止する係止孔６１
を、また前記垂片６０ａの左右側面の下端位置には前記
係止部１４に係止する軸片６２をそれぞれ設けて成り、
前記操作部片６０の頂片６０ｂの中央下面に設けた筒部
６３をスプリング６４と共に前記ベース盤２の前部位置
に設けた支軸６５に係挿することにより、ベース盤２に
対し傾動可能に取り付けられる。
【００１２】しかして、ばね２１をばね受２０と係合部
片２２との間に介入し、かつ、ベース盤２の左右枢着板
１８，１９の外面側に、蓋盤３の左右枢着板３３，３４
を重合して、中心孔１７に突軸３２を挿通して左枢着板
１８と３３及び右枢着板１９と３４をそれぞれ枢着連結
すると共に、ばね２１の一端をベース盤２側に、その他
端を取付カバー５２の係止片５８にそれぞれ係止するこ
とにより、蓋盤３に常時開披方向の弾力が付勢された状
態のフォルダ本体１が構成される。
片２２との間に介入し、かつ、ベース盤２の左右枢着板
１８，１９の外面側に、蓋盤３の左右枢着板３３，３４
を重合して、中心孔１７に突軸３２を挿通して左枢着板
１８と３３及び右枢着板１９と３４をそれぞれ枢着連結
すると共に、ばね２１の一端をベース盤２側に、その他
端を取付カバー５２の係止片５８にそれぞれ係止するこ
とにより、蓋盤３に常時開披方向の弾力が付勢された状
態のフォルダ本体１が構成される。
【００１３】前記ベース盤２の左右支持板２６，２７間
に介入されるカード保持部材５は、図２，４で示すよう
に円筒状を呈し、その両側面が閉じられた筒体３８から
成り、その両側面に前記支持板２６，２７に設けた弾性
舌片２５の係止突部２４に係止する係止孔３９が夫々設
けられると共に、中間部には両端部にカード４の係合舌
片７との係合部４０を残して長手方向に開口するカード
綴孔４１が設けてある。
に介入されるカード保持部材５は、図２，４で示すよう
に円筒状を呈し、その両側面が閉じられた筒体３８から
成り、その両側面に前記支持板２６，２７に設けた弾性
舌片２５の係止突部２４に係止する係止孔３９が夫々設
けられると共に、中間部には両端部にカード４の係合舌
片７との係合部４０を残して長手方向に開口するカード
綴孔４１が設けてある。
【００１４】上記した筒体３８は図１２，１３で示すよ
うに、その側断面形が水平部分ａと、それから所要の角
度好ましくは９０°をもって立ち上がる立上部分ｂと、
それらの先縁同士を連結する円弧状の湾曲部分ｃとから
形成され、前記水平部分ａと立上部分ｂとのコーナ部に
丸味を形成すると共に、湾曲部分ｃの位置に前記カード
綴孔４１が設けられる。そしてこのように構成された保
持部材５のカード綴孔４１内にカード４の後縁部を介入
してその係合舌片７を係合部４０の内面に係合すること
により、図１１で示すようにカード保持部材５に対し多
数のカード４が反転自在に綴り込まれる。
うに、その側断面形が水平部分ａと、それから所要の角
度好ましくは９０°をもって立ち上がる立上部分ｂと、
それらの先縁同士を連結する円弧状の湾曲部分ｃとから
形成され、前記水平部分ａと立上部分ｂとのコーナ部に
丸味を形成すると共に、湾曲部分ｃの位置に前記カード
綴孔４１が設けられる。そしてこのように構成された保
持部材５のカード綴孔４１内にカード４の後縁部を介入
してその係合舌片７を係合部４０の内面に係合すること
により、図１１で示すようにカード保持部材５に対し多
数のカード４が反転自在に綴り込まれる。
【００１５】しかして、多数のカード４を反転自在に綴
り込んで成るカード保持部材５を、ベース盤２の左右支
持板２６，２７間に介入する。するとカード保持部材５
の左右側面により左右支持板２６，２７に設けた係止突
部２４が押圧されて、左右弾性舌片２５が一時的に撓
み、次いで係止突部２４がカード保持部材５の左右側面
に設けた係止孔３９に係合して、左右支持板２６，２７
間にカード保持部材５が取り付けられる。この状態でカ
ーソル５３を摺動操作し、かつ、係止片３ｂが操作部片
６０の係止孔６１に係止して蓋盤３が閉じられている状
態から、操作部片６０をスプリング６４に抗して上向き
に傾動して係止部片３ｂと係止孔６１との係止を解くこ
とにより、図１で示すように蓋盤３はばね２１により自
動的に開き、所要頁のカード４が反転する。
り込んで成るカード保持部材５を、ベース盤２の左右支
持板２６，２７間に介入する。するとカード保持部材５
の左右側面により左右支持板２６，２７に設けた係止突
部２４が押圧されて、左右弾性舌片２５が一時的に撓
み、次いで係止突部２４がカード保持部材５の左右側面
に設けた係止孔３９に係合して、左右支持板２６，２７
間にカード保持部材５が取り付けられる。この状態でカ
ーソル５３を摺動操作し、かつ、係止片３ｂが操作部片
６０の係止孔６１に係止して蓋盤３が閉じられている状
態から、操作部片６０をスプリング６４に抗して上向き
に傾動して係止部片３ｂと係止孔６１との係止を解くこ
とにより、図１で示すように蓋盤３はばね２１により自
動的に開き、所要頁のカード４が反転する。
【００１６】上記において新たに電話番号を記入した
り、或いは電話番号の訂正などを行うために、カード保
持部材５を取り外すときは、カード保持部材５をその長
手方向の一方に押圧しながら引き上げると、弾性舌片２
５の弾力によりカード保持部材５の左右係止孔３９とベ
ース盤３の左右支持板２６，２７の係止突部２４との係
止が解かれて、カード保持部材５を左右支持板２６，２
７の間から取り外すことができる。
り、或いは電話番号の訂正などを行うために、カード保
持部材５を取り外すときは、カード保持部材５をその長
手方向の一方に押圧しながら引き上げると、弾性舌片２
５の弾力によりカード保持部材５の左右係止孔３９とベ
ース盤３の左右支持板２６，２７の係止突部２４との係
止が解かれて、カード保持部材５を左右支持板２６，２
７の間から取り外すことができる。
【００１７】このようにしてカード４と共にホルダ本体
１から取り外したカード保持部材５を例えば机の天板Ａ
上に載置する。そしてカード４の表面に記入するときは
図１２で示すように筒体３８の水平部分ａが天板Ａ上に
重合し、またカード４の裏面に記入するときは図１３で
示すように筒体３８の立上部分ｂが天板Ａ上に重合し、
そのいづれの場合も、カード４の後縁部は筒体３８の材
厚に相当する厚味丈天板Ａ面上から浮き上がる程度に納
めることができる。
１から取り外したカード保持部材５を例えば机の天板Ａ
上に載置する。そしてカード４の表面に記入するときは
図１２で示すように筒体３８の水平部分ａが天板Ａ上に
重合し、またカード４の裏面に記入するときは図１３で
示すように筒体３８の立上部分ｂが天板Ａ上に重合し、
そのいづれの場合も、カード４の後縁部は筒体３８の材
厚に相当する厚味丈天板Ａ面上から浮き上がる程度に納
めることができる。
【００１８】なお前記した実施例は、ベース盤２の支持
板２６，２７に弾性舌片２５を形成し、かつ、カード保
持部材５の両側面に係止孔３９を形成した場合を説明し
たが、図１４はベース盤２の左右支持板２６，２７に係
止孔４４を設け、カード保持部材５の左右側面に切込み
４５を介して、先端に外向きの係止突部４６を有した弾
性舌片４７を設けた場合の他の実施例を示している。
板２６，２７に弾性舌片２５を形成し、かつ、カード保
持部材５の両側面に係止孔３９を形成した場合を説明し
たが、図１４はベース盤２の左右支持板２６，２７に係
止孔４４を設け、カード保持部材５の左右側面に切込み
４５を介して、先端に外向きの係止突部４６を有した弾
性舌片４７を設けた場合の他の実施例を示している。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本願によれば、フォルダ本
体に対するカード保持部材の係止手段の構成が極めて簡
単であって、製作に有利であると共に安価に提供でき、
特に請求項３記載の構成によるときは、フォルダ本体か
らカード保持部材を取り外してカードに電話番号を追加
記入したり、電話番号の訂正を行う場合に、カードをほ
ぼ平坦状に形成できて使用に便利であり、かつ、湾曲部
分によりカードの係合舌片が案内されてカードが円滑に
反転できるなどの利点を有する。
体に対するカード保持部材の係止手段の構成が極めて簡
単であって、製作に有利であると共に安価に提供でき、
特に請求項３記載の構成によるときは、フォルダ本体か
らカード保持部材を取り外してカードに電話番号を追加
記入したり、電話番号の訂正を行う場合に、カードをほ
ぼ平坦状に形成できて使用に便利であり、かつ、湾曲部
分によりカードの係合舌片が案内されてカードが円滑に
反転できるなどの利点を有する。
【図１】開披した状態の総体斜視図
【図２】フォルダ本体の分解斜視図
【図３】カードの中間部を省略した平面図
【図４】カード保持部材の斜視図
【図５】ベース盤の平面図
【図６】蓋盤の下面図
【図７】一部切欠した蓋盤の側面図
【図８】図５の中間を省略したＡーＡ断面図
【図９】図５のＢーＢ断面図
【図１０】図５のＣーＣ断面図
【図１１】カード保持部材の使用状態を示す斜視図
【図１２】カード保持部材の使用状態を示す側断面図
【図１３】カード保持部材の他の使用状態を示す側断面
図
図
【図１４】他の実施例を示す斜視図
１ フォルダ本体 ２ ベース盤 ３ 蓋盤 ４ カード ５ カード保持部材 １８，１９，３３，３４ 枢着板 ２３，４５ 切込み ２４，４６ 係止突部 ２５，４７ 弾性舌片 ２６，２７ 支持板 ３８ 筒体 ３９，４４ 係止孔 ４１ カード綴孔 ａ 水平部分 ｂ 立上部分 ｃ 湾曲部分
Claims (4)
- 【請求項１】 ベース盤と蓋盤の縁部同士をその左右位
置で開閉自在に枢着して成るフォルダ本体の前記左右枢
着部間に、両側面が閉じられ、中間部にカード綴孔を設
けてこのカード綴孔にカードを反転可能に綴り込んだカ
ード保持部材を、係止手段を介して着脱可能に取り付け
て成るカードフォルダであって、前記係止手段の一方
が、切込みを介して遊離され、その自由端に係止突部を
有した弾性舌片から成り、その他方が、前記係止突部と
係脱可能な係止孔とから成ることを特徴とするカードフ
ォルダ。 - 【請求項２】 係止手段の一方をカード保持部材の両側
面に設け、係止手段の他方を、前記カード保持部材の両
側面と対向してベース盤の後縁部に設けた支持板に設け
て成る請求項１記載のカードフォルダ。 - 【請求項３】 カード保持部材が、両端が閉じられた筒
体から成り、その側断面形を、水平部分とそれから所要
の角度をもって立ち上がる立上部分と、それらの先縁同
士を連結する円弧状の湾曲部分とから形成し、かつ、前
記湾曲部分にカード綴孔を設けて成る請求項１または２
記載のカードフォルダ。 - 【請求項４】 水平部分と立上部分とを直角に形成した
請求項３記載のカードフォルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5299060A JP2790024B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | カードフォルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5299060A JP2790024B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | カードフォルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125487A true JPH07125487A (ja) | 1995-05-16 |
| JP2790024B2 JP2790024B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=17867690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5299060A Expired - Fee Related JP2790024B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | カードフォルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2790024B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512400A (en) * | 1978-07-06 | 1980-01-28 | Baltimore Aircoil Co Inc | Counterrcurrent evaporating heat exchanger |
| JPS6353782U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-11 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP5299060A patent/JP2790024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512400A (en) * | 1978-07-06 | 1980-01-28 | Baltimore Aircoil Co Inc | Counterrcurrent evaporating heat exchanger |
| JPS6353782U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2790024B2 (ja) | 1998-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |