JPH07125110A - 箱詰め機用の製箱装置 - Google Patents

箱詰め機用の製箱装置

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Publication number
JPH07125110A
JPH07125110A JP5302400A JP30240093A JPH07125110A JP H07125110 A JPH07125110 A JP H07125110A JP 5302400 A JP5302400 A JP 5302400A JP 30240093 A JP30240093 A JP 30240093A JP H07125110 A JPH07125110 A JP H07125110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
box bottom
base paper
making
bottom sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5302400A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Yakushigawa
靖 薬師川
Kazuhiro Takaoka
和弘 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP5302400A priority Critical patent/JPH07125110A/ja
Publication of JPH07125110A publication Critical patent/JPH07125110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製箱装置による箱成形動作を箱詰め装置の箱
詰め速度に同期させるようにすること。 【構成】 板状に折り畳まれた製箱用原紙Sの供給部2
直下に配設した箱底形成機構10からその搬送方向後方
に配設した箱底封止機構20の始端部Bまで成形した箱
体Hを高速で送り出し、ついで、箱底封止機構20の始
端部Bから終端部Cまでは箱体Hを低速で移送すること
により、箱体成形に続くつぎの原紙Sの供給から箱体成
形までの時間を短縮するとともに、箱底封止に十分な時
間をかけられるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は箱詰め機に用いられる製
箱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】包装機によってパックされた包装物を幾
つかづつ箱内に段重ねして箱詰めする箱詰め装置では、
予め裁断され筒状に形成された板状の製箱用原紙を上部
が開いた箱体として成形した上、これを箱詰め機の直下
に送り込むようにする必要がある。
【0003】ところが、このように箱詰め装置の限られ
たスペース内でガサの大きな箱体を組立てるには、限ら
れた個所で複数の組立て処理を行わせる必要があってこ
の作業に時間を要する関係上、この製箱部での作業がネ
ックとなって包装から箱詰めまでの一貫作業を能率よく
行わせ得ないといった問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
箱の組立てから箱詰め部署までの移送時間をより短縮す
ることによって、包装から箱詰めまでの一連の作業をよ
り効率化することのできる新たな箱詰め機用の製箱装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はこのよ
うな課題を達成するための箱詰め機用の製箱装置とし
て、板状に折り畳まれた製箱用原紙の供給部直下に配設
され、かつこの原紙を拡開して箱底を折曲げ成形する箱
底形成手段と、箱底形成手段の搬送方向下手側に少なく
ともこの原紙の巾に相当する距離を隔てて始端部を位置
させた箱底封止手段と、成形された箱体を箱底形成手段
から箱底封止手段の終端部へ搬送する搬送手段と、箱底
形成手段から箱底封止手段の始端部までは高速で、箱底
封止手段の始端部においては低速で、箱体の先端部がこ
の始端部を通過してからは中速で箱体を移送する搬送手
段駆動用の手段と、によって構成したものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図面は本発明の一実施例を示したものである。
【0007】図において符号1で示した製箱装置本体
は、図示しない箱詰め機の側方に配設され、移動台2か
ら落とし込まれた板状の製箱用原紙Sを拡開し、下部フ
ラップF1、F2を折曲げて上部が開いた箱として成形
した上で、箱詰め機のもとへ送り出すように構成されて
いる。
【0008】この装置本体1には、図2に示したように
その上部に、製箱用原紙Sを担持してこれらを順に本体
1の一側へ移送する移動台3と、本体1の一側におい
て、移動台3上の最前部の原紙Sを他と分離して順次下
方の箱底形成機構10のもとへ落下させる吸着ユニット
4とからなる製箱用原紙Sの供給部2が設けられ、ま
た、この装置本体1の下部には、その両側に移動台3の
移動方向と直交する向きの一対の搬送ベルト5、5が設
けられていて、これらの搬送ベルト5、5の間には、後
述する箱底形成機構10と、箱底封止機構20が順に配
設されている。
【0009】上記した箱底形成機構10は、シリンダ1
1に駆動されて水平方向に90°旋回し、バキュームパ
ッド12aを製箱用原紙Sの端板部分に吸着して原紙S
を箱型に拡開する原紙拡開用のアーム12と、図3に見
られるように、シリンダ13、13に駆動されて上下に
旋回し、原紙Sの前後の内フラップF1、F1を水平位
置まで内向きに折曲げる前後一対の内フラップ折曲げ用
のアーム14、14と、図2に見られるように、シリン
ダ15、15に駆動されて原紙Sの左右の外フラップF
2、F2を内向きに折曲げる左右一対の外フラップ折曲
げ用のブレード16、16とによって構成されている。
【0010】一方、箱底封止機構20は、箱底形成機構
10によって折曲げられた外フラップF2、F2の衝当
部にローラ21、21を押当てながらテープTを貼着す
るもので、この箱底封止機構20は、板状原紙Sの供給
領域Pから外れた点でテープTの貼着処理を行うよう
に、組立て位置Aから少なくとも製箱用原紙Sの巾wよ
りも離れた下手側にその始端部Bが配設されている。
【0011】そしてこの箱底封止機構20は、箱体Hの
後端部が上手側ローラ21を通過した時点でテープをカ
ットし、ついでカットしたテープの後端を下手側ローラ
21の跳ね上げ作用により箱体Hの後端面に貼着させる
ように構成されている。
【0012】他方、これらの箱底形成機構10と箱底封
止機構20とを挟むようにしてその両側に配設された左
右一対の搬送ベルト5、5は、その駆動プーリ6、6に
作用するタイミングベルト7、7を介してベルト駆動用
誘動モータ8、8に駆動されるように構成されている。
【0013】この駆動モータ8、8は、箱の組立て動作
の終了とともに出力するシーケンス制御回路からの出力
信号を受けて、組立て位置Aから箱底封止機構20の始
端部Bへと成形処理を終えた箱体Hを高速で送り出し、
ついで箱底封止機構20の始端部Bからローラ21付近
Cまでは、テープの貼着に必要な低速をもってこの箱体
Hを移送し、さらに、このローラ21付近Cから排出コ
ンベア25上の位置Dまでは、この箱体Hを中速で送り
出するように搬送ベルト5、5を駆動するように構成さ
れている。
【0014】このように構成された装置において、いま
組立て位置Aで原紙Sが拡開用アーム13により箱型に
拡開され、ついで、前後の内フラップ折曲げ用アーム1
4、14により内フラップF1、F1が内向きに折曲げ
られ、さらに、左右の外フラップ折曲げ用プレート1
6、16により外フラップF2、F2が水平に折曲げら
れると、ベルト駆動モータ8、8は、シーケンス制御回
路からの出力信号を受けて搬送ベルト5、5を高速で駆
動し、成形された箱体Hを組立て位置Aから原紙供給領
域Pを越えて箱底封止機構20の始端部Bへと高速で送
り出す。
【0015】そしてこの箱の送り出しが済むと、つぎに
吸着ユニット4は、移動台2上のつぎの原紙Sを他と分
離して組立て位置Aに落下させる一方、これと同時に、
ベルト駆動用モータ8、8は搬送ベルト5、5を緩やか
に駆動して、成形された箱体Hを箱底封止機構20の始
端部Bからローラ21付近Cまで低速度で移送しつつ、
その外フラップF2、F2の突合わせ部分をテープによ
り確実に接合する。
【0016】そして、この箱体Hの先端部分が箱底封止
機構20のローラ21付近Cに達すると、ベルト駆動用
モータ8、8は再び回転速度を高めて、仕上げられた箱
体Hを箱詰め機へ至る搬送コンベア25の上に送り出
す。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、箱底
形成手段から箱底封止手段の始端部までは成形された箱
体を高速で送り出し、箱底封止手段の始端部から終端部
までは低速で移送するようにしたので、さきの箱底成形
を終えてから、つぎの板状製箱用原紙の供給と、箱底成
形開始までの時間を大巾に短縮し、この製箱動作を箱詰
め動作に同期させて、この種の作業効率をより高めるこ
とができるとともに、箱底成形に要する時間を利用し
て、つぎの箱底封止作業をより確実に行わせることがで
きる。
【0018】またさらに本発明では、箱底封止手段の始
端部で箱体を低速で移送するように構成しているので、
フラップの付合わせ部分に対するテープの貼着を確実な
ものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す製箱装置の上面図であ
る。
【図2】同上装置の側面図である。
【図3】同上装置の箱底形成機構を示した後面図であ
る。
【図4】搬送ベルトの駆動速度について示した図であ
る。
【符号の説明】
1 製箱装置本体 2 製箱用原紙の供給部 5 搬送ベルト 8 ベルト駆動用モータ 10 箱底成形機構 20 箱底封止機構 25 搬送コンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に折り畳まれた製箱用原紙の供給部
    直下に配設され、かつ該製箱用原紙を拡開して箱底を折
    曲げ成形する箱底形成手段と、該箱底形成手段の搬送方
    向下手側に少なくとも上記板状製箱用原紙の巾に相当す
    る距離を隔てて始端部を位置させた箱底封止手段と、成
    形された箱体を上記箱底形成手段から上記箱底封止手段
    の終端部へ搬送する搬送手段と、上記箱底形成手段から
    上記箱底封止手段の始端部までは高速で、上記箱底封止
    手段の始端部においては低速で、上記箱体の先端部が上
    記始端部を通過してからは中速で上記箱体を移送すべく
    上記搬送手段を駆動する駆動手段と、を備えた箱詰め機
    用の製箱装置。
JP5302400A 1993-11-08 1993-11-08 箱詰め機用の製箱装置 Pending JPH07125110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5302400A JPH07125110A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 箱詰め機用の製箱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5302400A JPH07125110A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 箱詰め機用の製箱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07125110A true JPH07125110A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17908463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5302400A Pending JPH07125110A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 箱詰め機用の製箱装置

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JP (1) JPH07125110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001093A1 (ja) * 2004-06-23 2006-01-05 Totani Corporation 製袋機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006001093A1 (ja) * 2004-06-23 2006-01-05 Totani Corporation 製袋機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040428