JP3609386B2 - 包装箱搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対のコンベヤの搬送面間に包装箱を挟み込んだ状態で搬送する包装箱搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一端開放の直方体状の包装箱を、一対のコンベヤの搬送面間に挟み込んだ状態で搬送しながら、前記一端開放部から包装箱内に内容物を充填する形式の包装機が知られている。
【0003】
図7は、上記形式の包装機を構成する従来の搬送装置へ包装箱を投入する部分の近傍の概略側面図である。
回転円盤(13)の外周部には、図示しないストック部から扁平状態に折り畳まれた包装箱(21)を取り出す吸着アーム(170)が軸支部(18)で回転自在に取り付けられている。この吸着アーム(170)は、回転円盤(13)の回転に伴ってその回転軸(120)の周囲を公転しながら軸支部(18)を中心に自転せしめられるようになっている。
【0004】
回転円盤(13)の下方には、搬送面が対向するように設けられた平行な前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)から構成された包装箱搬送装置(4)が配設されていると共に、前記前後爪用コンベヤ(32)(42)には前爪(31)と後ろ爪(41)が各別に設けられている。又、搬送装置(4)の上流端近傍には整形ガイド(24)が固定されていると共に、後ろ爪用コンベヤ(42)の上流端の上方域には、該後ろ爪用コンベヤ(42)の走行方向に進退するカートン押え(25)が設けられている。
【0005】
このものでは、図7に於いて回転円盤(13)が反時計方向に回転すると、これに伴って吸着アーム(170)が軸支部(18)の周りに時計方向に自転しながら前記回転円盤(13)と共に移動する。そして、包装箱(21)は、上記吸着アーム(170)の先端に吸着保持された状態で振り回されるように動きながら、包装箱搬送装置(4)の上流端入口(40)の上方まで移送される。
【0006】
吸着アーム(170)で保持された包装箱(21)が前記上流端入口(40)の上方に来ると、折り畳み状態にある包装箱(21)の下端が整形ガイド(24)の前縁に衝突して押し付けられ、これにより、包装箱(21)が、その構成材料の有する弾性力に抗して角筒状に強制的に開口される。その後、後ろ爪用コンベヤ(42)の後ろ爪(41)で包装箱(21)の後端下縁が前方に押し出されると共に、包装箱(21)の先端上縁が前爪用コンベヤ(32)の前爪(31)で受け止められ(この状態では包装箱搬送装置(4)の走行方向に進出するカートン押え(25)が包装箱(21)の上面に接触している)、この状態で包装箱(21)が包装箱搬送装置(4)で下流側に移送される。
【0007】
このものでは、角筒状に開口された包装箱(21)は、その長方形断面に於ける対角線上の一対のコーナ部が前爪(31)と後ろ爪(41)で受け止められているから、該包装箱(21)が構成材料の有する弾性によって初期の扁平形状に復帰するのを防止することができる。
そして、前後爪用コンベヤ(32)(42)で搬送される途中の包装箱(21)に対してその一端開口部から充填物が充填され、これにより、包装作業が行われる。
【0008】
このものでは、搬送すべき包装箱(21)(21)の種類がサイズの異なったものに切替えられた場合には、前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)の位相を調節し直し、これにより、新たなサイズの包装箱(21)(21)を前爪(31)と後ろ爪(41)で保持できるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、前後爪用コンベヤ(32)(42)の夫々には前爪(31)と後ろ爪(41)が一定ピッチで配設されているから、前爪(31)(31)や後ろ爪(41)(41)の配設ピッチより大きなサイズの包装箱(21)を搬送することができない。
【0010】
一方、上記問題を解決するために、前爪(31)(31)や後ろ爪(41)(41)の配設ピッチを大きくすることも考えられるが、該配設ピッチを大きくすると、前後爪用コンベヤ(32)(42)に配設し得る前爪(31)と後ろ爪(41)の数が少なくなる。従って、小サイズの包装箱(21)を搬送する場合には、包装箱搬送装置(4)の搬送面中、包装箱(21)(21)が存在しない遊び領域が増大し、これにより、搬送効率が悪くなる。
【0011】
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、小さなサイズの包装箱(21)の搬送効率の低下防止を図りながら大きなサイズの包装箱(21)の搬送を可能にすることをその課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
[1項]
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、
『前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)の夫々の対向する搬送面間に角筒状の複数の包装箱を挟持し、この挟持した状態では前記前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)の夫々の搬送面に一定ピッチで配設された複数の前爪と後ろ爪で前記包装箱を各別に搬送方向の前後から挟んだ状態で大・小両サイズの包装箱を搬送する、包装箱搬送装置であって、
前記一定ピッチは、小サイズの包装箱の搬送方向幅の2倍以上に設定されている、包装箱搬送装置に於いて、
前記前爪用コンベヤ(32)は、コンベヤ幅方向に並設された第1前爪用単位コンベヤと第2前爪用単位コンベヤに分割され、
前記各前爪は、前記第1前爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第1前爪と、前記第2前爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第2前爪とに分割されており、
前記後ろ爪用コンベヤ(42)は、コンベヤ幅方向に並設された第1後ろ爪用単位コンベヤと第2後ろ爪用単位コンベヤに分割され、
前記各後ろ爪は、前記第1後ろ爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第1後ろ爪と、前記第2後ろ爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第2後ろ爪とに分割されており、
更に、第1,第2前爪用単位コンベヤ及び第1,第2後ろ爪用単位コンベヤの四者の単位コンベヤ相互の位相差を小サイズ箱搬送状態と大サイズ箱搬送状態に切り替える位相差設定手段が設けられ、
前記小サイズ箱搬送状態では、
第1爪組を構成する前記第1前爪と第1後ろ爪の搬送方向の相互間の距離、及び、第2爪組を構成する前記第2前爪と第2後ろ爪の搬送方向の相互間の距離を前記小サイズ包装箱の搬送方向幅に一致するように距離調整し、且つ、前記第1爪組を構成する第1前爪と第1後ろ爪の何れもが前記第2爪組を構成する第2前爪と第2後ろ爪の相互間から搬送方向にずれるように位置調整した状態に前記位相差が設定される一方、
前記大サイズ箱搬送状態では、
前記第1後ろ爪又は第2後ろ爪のいずれか一方の後ろ爪と前記第1前爪との搬送方向の相互間の距離を前記小サイズ包装箱より搬送方向幅の大きな大サイズ包装箱の搬送方向幅に一致するように距離調整し、且つ、該距離調整された前記一方の後ろ爪と前記第1前爪の相互間から、残余の前爪及び後ろ爪が前記搬送方向にずれるように位置調整した状態となるように前記位相差が設定される』ことである。
【0013】
上記技術的手段の作用を、包装箱の搬送動作を記載しながら説明する。
先ず、第1前爪の搬送方向の配設ピッチ(第2前爪及び第1,第2後ろ爪の配設ピッチと等しい)の1/2以下の搬送方向幅を有する小サイズ包装箱を搬送する場合について説明する。
【0014】
この場合は先ず、位相差設定手段により、第1爪組を構成する前記第1前爪と第1後ろ爪の搬送方向の相互間の距離、及び、第2爪組を構成する前記第2前爪と第2後ろ爪の搬送方向の相互間の距離を小サイズ包装箱の搬送方向幅に一致するように距離調整し、且つ、前記第1爪組を構成する第1前爪と第1後ろ爪の何れもが前記第2爪組を構成する第2前爪と第2後ろ爪の相互間から搬送方向にずれるように位置調整した小サイズ箱搬送状態にする。すると、第1前爪用単位コンベヤに設けられた第1前爪と第1後ろ爪用単位コンベヤに設けられた第1後ろ爪から成る第1爪組と、第2前爪用単位コンベヤに設けられた第2前爪と第2後ろ爪用単位コンベヤに設けれた第2後ろ爪から成る第2爪組の夫々の爪組で、小サイズ包装箱を搬送方向から各別に挟んだ状態で保持することができる。
【0015】
次に、第1前爪の搬送方向の配設ピッチ(第2前爪及び第1,第2後ろ爪の配設ピッチに等しい)の1/2〜1の範囲の搬送方向幅を有する大サイズの包装箱を搬送する場合について説明する。
【0016】
この場合は、位相差設定手段により、大サイズ箱搬送状態にセットする。即ち、前記第1後ろ爪又は第2後ろ爪のいずれか一方の後ろ爪と前記第1前爪の搬送方向の相互間の距離を前記小サイズ包装箱より搬送方向幅の大きな大サイズ包装箱の搬送方向幅に一致するように距離調整し、且つ、該距離調整された前記一方の後ろ爪と前記第1前爪の相互間から、残余の前爪及び後ろ爪を前記搬送方向にずらせるように位置調整する。
【0017】
すると、前記一方の後ろ爪と第1前爪で大サイズ包装箱を搬送方向から挟んだ状態に保持することができる。
これにより、大サイズ包装箱を搬送することができる。
【0018】
このように、上記技術的手段によれば、小サイズ包装箱を搬送するときは、上記第1前爪と第1後ろ爪から成る第1爪組、及び、第2前爪と第2後ろ爪から成る第2爪組の、2つの爪組で各別に包装箱を搬送することができる。従って、各コンベヤ中に於いて包装箱が存在しない遊び領域が少なくなり、小サイズ包装箱を効率的に搬送することができると共に、位相差設定手段で大サイズ箱搬送状態にセットすることにより前記大サイズ包装箱の搬送も可能となる。
【0019】
[2項]
前記1項に於いて、
『前記位相差設定手段は、
前記第1,第2前爪用単位コンベヤと前記第1,第2後ろ爪用単位コンベヤの夫々に対して各別に動力伝達状態に連結されるサーボモータを備えている』ものとするものでは、各単位コンベヤの位相差等を、これら各コンベヤに各別に対応するサーボモータで独立制御できるから、制御の自由度が高くなる。
【0020】
[3項]
前記1項又は2項の包装箱運搬装置を用いた包装方法に於いて、
『前記前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)は各包装箱相互の搬送方向間隔単位で走行と停止を繰り返す間欠走行を行うものであり、
前記小サイズ箱搬送状態では、前記前爪用コンベヤ(32)及び後ろ爪用コンベヤ(42)は、長時間停止と短時間停止を交互に繰り返しながら間欠走行する一方、
前記長時間停止時に前記包装箱に充填物を充填する作業を行う』ものでは、前爪用コンベヤ(32)及び後ろ爪用コンベヤ(42)が長時間停止と短時間停止を交互に繰り返しながら間欠走行する。そして、長時間停止のときに包装箱に充填物を充填する作業を行うから、該充填作業を低速で行うことができる。従って、高速充填する場合に比べて充填ミスが生じにくい。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
小サイズの包装箱を搬送するときは、第1爪組を構成する第1前爪と第1後ろ爪の相互間距離と、第2爪組を構成する第2前爪と第2後ろ爪の相互間距離を小サイズ包装箱の幅に合わせ、且つ、第1爪組を構成する第1前後爪が第2爪組を構成する第2前後爪の相互間から搬送方向にずれるようにし、これにより、これら2つの爪組で各別に小サイズの包装箱を搬送することができる。従って、各コンベヤ中に於いて包装箱が存在しない遊び領域が少なくなり、小サイズ包装箱を効率的に搬送することができる。
【0022】
又、位相差設定手段により、大サイズ箱搬送状態にセットすることにより大サイズ包装箱を搬送することができる。
よって、小さなサイズの包装箱の搬送効率の低下防止を図りながら大きなサイズの包装箱の搬送を可能にすることができる。
【0023】
2項のものでは、既述したように、各単位コンベヤの位相差等を、これら各コンベヤに各別に対応するサーボモータで独立制御できるから、制御の自由度が高くなる。
【0024】
3項のものでは、既述したように、包装箱に充填物を充填する作業を行う場合に、充填ミスが生じにくい。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
図1に示すように、前爪用コンベヤ(32)とその下方に配設された後ろ爪用コンベヤ(42)の搬送面は互いに平行状態で対向していると共に、これら前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)から成るコンベヤ組は、搬送すべき角筒状の包装箱(21)の軸線方向の両端部近傍の夫々に対応して一組ずつ配設されている。
【0026】
図1、及び、前爪用コンベヤ(32)を省略した図3に現れるように、本実施の形態では、後ろ爪用コンベヤ(42)(42)の相互間の上方域に、包装箱(21)の変形を一層確実に防止する為の補助爪用コンベヤ(62)が配設されている。但し、本願発明は、補助爪用コンベヤ(62)を有するものには限定されるものではない。
以下、各部の詳細を説明する。
【0027】
[後ろ爪用コンベヤ(42)について]
図3(図4のIII−III線断面図であり、前爪用コンベヤ(32)を省略して図示している)に示すように、包装箱(21)(21)を載置する後ろ爪用コンベヤ(42)は、平行状態で走行する第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)(44)とこれらの内側に位置する第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)を具備していると共に、一方の第1,第2後ろ爪用単位コンベヤ(17)(28)の組と他方の第1,第2後ろ爪用単位コンベヤ(44)(46)の組は、上記したように、包装箱(21)の軸線方向両端部近傍に各別に対応する態様で配設されている。
【0028】
*第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)(44)について
図3に示すように、基台(11)に立設された支柱(72)と、該支柱(72)に対して接離する方向に移動し得る移動ブロック(12)の夫々の上部には、軸受(74)(14)を介して回転筒(75)(15)が取付けられている。
【0029】
回転筒(75)の一端には歯付プーリ(76)が回り止め状態に外嵌していると共に、該歯付プーリ(76)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置に配設されている)には、タイミングベルトで構成された第1後ろ爪用単位コンベヤ(44)が掛け回されていると共に、該第1後ろ爪用単位コンベヤ(44)の搬送面には、複数の第1後ろ爪(45)(45)が搬送方向に所定のピッチで配設されている。
【0030】
又、上記回転筒(75)の他端にも、歯付プーリ(70)が回り止め状態で外嵌固定されていると共に、該歯付プーリ(70)は、伝動用タイミングベルト(71)を介して駆動側歯付プーリ(73)に動力伝達状態に連結されている。又、前記駆動側歯付プーリ(73)は回転筒(78)の端部に外嵌固定されていると共に、該回転筒(78)は、第1後ろ爪用駆動軸(77)に対して回り止め状態に外嵌している。そして、該第1後ろ爪用駆動軸(77)は、第1後ろ爪用サーボモータ(79)で回転駆動されるように構成されている。
【0031】
一方、移動ブロック(12)の上部に軸受(14)(14)を介して回転自在に取付けられた回転筒(15)の一端には、歯付プーリ(10)が回り止め状態に外嵌していると共に、該歯付プーリ(10)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置に配設されている)の外周には、タイミングベルトで構成された第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)が掛け回されており、更に、該第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)の搬送面には、複数の第1後ろ爪(19)(19)が搬送方向に所定ピッチ(第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同一ピッチ)で配設されている。
【0032】
又、上記回転筒(15)の他端には、歯付プーリ(90)が回り止め状態に外嵌されていると共に、該歯付プーリ(90)は、伝動用タイミングベルト(26)を介して駆動側歯付プーリ(27)に動力伝達状態に連結されている。又、前記駆動側歯付プーリ(27)は回転筒(280)の端部に回り止め状態に外嵌されていると共に、前記駆動側歯付プーリ(27)は、第1後ろ爪用サーボモータ(79)で回転駆動される第1後ろ爪用駆動軸(77)と一体回転し得る状態に結合されている。
【0033】
従って、第1後ろ爪用サーボモータ(79)によって第1後ろ爪用駆動軸(77)が回転されると、該回転が第1後ろ爪用駆動軸(77)→回転筒(78)→駆動側歯付プーリ(73)→伝動用タイミングベルト(71)→歯付プーリ(70)→回転筒(75)→歯付プーリ(76)の経路で伝達される。これにより、歯付プーリ(76)が回転すると、これに掛けられた第1後ろ爪用単位コンベヤ(44)が図3の紙面に対して垂直な方向に走行し、これにより、該第1後ろ爪用単位コンベヤ(44)の搬送面に配設された第1後ろ爪(45)(45)が包装箱(21)の搬送方向の後面に係合した状態で該搬送方向に移動する。
【0034】
一方、上記第1後ろ爪用駆動軸(77)の回転力は、該第1後ろ爪用駆動軸(77)→回転筒(280)→駆動側歯付プーリ(27)→伝動用タイミングベルト(26)→歯付プーリ(90)→回転筒(15)→歯付プーリ(10)→第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)の経路で伝達され、これにより、第1後ろ爪(19)(19)を具備する第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)が、図3の紙面に垂直な方向に、他方の第1後ろ爪用単位コンベヤ(44)と同期しながらこれと同速で走行する。
【0035】
*第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)について
図3に示すように、既述回転筒(15)と第2後ろ爪用駆動軸(16)間に挿通された第2後ろ爪用回転筒(51)の一端には歯付プーリ(52)が連設されていると共に、該歯付プーリ(52)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置に配設されている)には第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)が掛け回されており、該第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)の搬送面には、第2後ろ爪(29)(29)が搬送方向に所定ピッチ(第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同一ピッチ)で配設されている。又、上記第2後ろ爪用回転筒(51)は第2後ろ爪用駆動軸(16)に対して、軸線方向に移動可能な状態でこれに回り止め状態に外嵌していると共に、第2後ろ爪用回転筒(51)と回転筒(15)は軸受(20)(20)を介して相対回転自在に結合されている。第2後ろ爪用回転筒(51)を第2後ろ爪用駆動軸(16)に対して軸線方向に移動可能に構成するのは、包装箱(21)の長さに合わせて後ろ爪用コンベヤ(42)(42)の間隔を調整可能ならしめるためである。
【0036】
一方、第2後ろ爪用単位コンベヤ(46)は、第2後ろ爪用駆動軸(16)に対して回り止め状態に外嵌した歯付プーリ(47)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置に配設されている)に掛け回されていると共に、該第2後ろ爪用単位コンベヤ(46)の搬送面には第2後ろ爪(48)(48)が搬送方向に所定ピッチ(第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同一ピッチ)で配設されている。
【0037】
上記第2後ろ爪用駆動軸(16)は、軸受(22)(22)を介して回転筒(75)内に回転自在に挿通されていると共に、該第2後ろ爪用駆動軸(16)は、その入力端側のかさ歯車(160)(161)を介して第2後ろ爪用サーボモータ(80)で駆動されるようになっている。
【0038】
従って、第2後ろ爪用サーボモータ(80)によって第1後ろ爪用駆動軸(81)が回転されると、その回転がかさ歯車(160)(161)を介して第2後ろ爪用駆動軸(16)に伝達され、これにより、歯付プーリ(47)(52)が同期回転し、第2後ろ爪(29)(48)を具備する第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)が同速で搬送方向に走行する。
【0039】
[補助爪用コンベヤ(62)について]
図3に示すように、包装箱(21)の軸線方向の中程を搬送方向の後方から押す補助爪用コンベヤ(62)は、並設された第1,第2補助爪用単位コンベヤ(63)(64)から構成されており、これら第1,第2補助爪用単位コンベヤ(63)(64)の搬送面には、第1,第2補助爪(65)(66)が搬送方向に所定ピッチ(第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同一ピッチ)で各別に配設されている。
【0040】
上記第2補助爪用単位コンベヤ(64)は、第2補助爪用駆動軸(67)に回り止め状態に外嵌固定された第2補助爪用歯付プーリ(68)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置に設けられている)に掛け回されていると共に、他方の第1補助爪用単位コンベヤ(63)は、第1補助爪用歯付プーリ(69)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置にもうけられている)に掛け回されている。そして、該第1補助爪用歯付プーリ(69)は、軸受(92)(92)で回転自在に支持された回転筒(93)に回り止め状態に外嵌固定されていると共に、該回転筒(93)の端部には、伝動用タイミングベルト(95)で駆動される歯付プーリ(94)が固定されている。又、上記伝動用タイミングベルト(95)は、図示しない第1補助爪用サーボモータで駆動されるようになっている。
【0041】
従って、上記第1補助爪用サーボモータが作動すると、その回転が伝動用タイミングベルト(95)→歯付きプーリ(94)→回転筒(93)→第1補助爪用歯付プーリ(69)と伝達され、該第1補助爪用歯付プーリ(69)に掛けられた第1補助爪用単位コンベヤ(63)が図3の紙面に対して垂直方向に走行する。
一方、第2補助爪用駆動軸(67)は、かさ歯車(670)(671)を介して既述第1後ろ爪用駆動軸(81)に結合されている。
【0042】
従って、第2後ろ爪用サーボモータ(80)の回転がかさ歯車(670)(671)を介して第2補助爪用駆動軸(67)に伝達されると、該第2補助爪用駆動軸(67)と一体的に第2補助爪用歯付プーリ(68)が回転し、これにより、第2補助爪(66)(66)を具備する第2補助爪用単位コンベヤ(64)が既述第2後ろ爪(29)(48)を具備する第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)と同速で同期走行する。
【0043】
[前爪用コンベヤ(32)について]
図4に示すように、後ろ爪用コンベヤ(42)の上方に配設された前爪用コンベヤ(32)の下流端部は、後ろ爪用コンベヤ(42)の下流端部よりも多少上流側にずれた部位に位置していると共に、前記前爪用コンベヤ(32)の駆動機構は、既述後ろ爪用コンベヤ(42)の駆動機構(図3)と実質的に同様な構造を有している。
【0044】
図2に示すように、前爪用コンベヤ(32)は、平行状態で走行する第1前爪用単位コンベヤ(36)(37)とこれらの内側に位置する第2前爪用単位コンベヤ(38)(39)を具備していると共に、一方の第1,第2前爪用単位コンベヤ(36)(38)の組と他方の第1,第2前爪用単位コンベヤ(37)(39)の組は、包装箱(21)の軸線方向両端部近傍に各別に対応する態様で配設されている。
【0045】
*第1前爪用単位コンベヤ(36)(37)について
図2(図4のII−II線断面であり、補助爪用コンベヤ(62)を省略して図示している)に示すように、上部体(54)に垂下配設されたアーム(55)と、該アーム(55)に対して接離する方向に移動し得る移動ブロック(56)の夫々の下部には、軸受(83)(84)を介して回転筒(85)(86)が取付けられている。
【0046】
回転筒(86)の一端には歯付プーリ(87)が回り止め状態に外嵌していると共に、該歯付プーリ(87)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図2の紙面に対して垂直方向にずれた位置に配設されている)の外周には、タイミングベルトで構成された第1前爪用単位コンベヤ(37)が掛け回されていると共に、該第1前爪用単位コンベヤ(37)の搬送面には、複数の第1前爪(88)(88)が搬送方向に所定のピッチ(既述第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同ピッチ)で配設されている。
【0047】
又、上記回転筒(86)の他端には、歯付プーリ(89)が回り止め状態に外嵌されていると共に、該歯付プーリ(89)は、伝動用タイミングベルト(96)を介して駆動側歯付プーリ(97)に動力伝達状態に連結されている。又、前記駆動側歯付プーリ(97)は回転筒(98)の端部に回り止め状態に外嵌固定されていると共に、該回転筒(98)は、第1前爪用サーボモータ(99)で回転駆動される第1前爪用駆動軸(91)と一体回転し得るように結合されている。
【0048】
一方、回転筒(85)の一端には歯付プーリ(57)が外嵌固定されていると共に、該歯付プーリ(57)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図3の紙面に対して垂直方向にずれた位置に設けられている)の外周には、タイミングベルトで構成された第1前爪用単位コンベヤ(36)が掛け回されていると共に、該第1前爪用単位コンベヤ(36)の搬送面には、複数の第1前爪(58)(58)が搬送方向に所定のピッチ(既述第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同ピッチ)で配設されている。
【0049】
又、上記回転筒(85)の他端には、歯付プーリ(580)が回り止め状態に外嵌固定されていると共に、該歯付プーリ(580)は、伝動用タイミングベルト(59)を介して駆動側歯付プーリ(50)に動力伝達状態に連結されている。又、前記駆動側歯付プーリ(50)は回転筒(53)の端部に外嵌固定されていると共に、該回転筒(53)は、第1前爪用サーボモータ(99)で回転駆動される第1前爪用駆動軸(91)と一体回転し得る状態に結合されている。
【0050】
従って、第1前爪用サーボモータ(99)によって第1前爪用駆動軸(91)が回転されると、該回転が第1前爪用駆動軸(91)→回転筒(98)→駆動側歯付プーリ(97)→伝動用タイミングベルト(96)→歯付プーリ(89)→回転筒(86)→歯付プーリ(87)の経路で伝達される。これにより、歯付プーリ(87)が回転すると、これに掛けられた第1前爪用単位コンベヤ(37)が図2の紙面に対して垂直な方向に走行し、これにより、該第1前爪用単位コンベヤ(37)の搬送面に配設された第1前爪(88)(88)が包装箱(21)の搬送方向前面に係合した状態で移動する。
【0051】
一方、上記第1前爪用駆動軸(91)の回転力は、該第1前爪用駆動軸(91)→回転筒(53)→駆動側歯付プーリ(50)→伝動用タイミングベルト(59)→歯付プーリ(580)→回転筒(85)→歯付プーリ(57)→第1前爪用単位コンベヤ(36)の経路で伝達され、これにより、第1前爪(58)(58)を具備する第1前爪用単位コンベヤ(36)が、図2の紙面に垂直な方向に、上記第1前爪用単位コンベヤ(37)と同期しながら同速で走行する。
【0052】
*第2前爪用単位コンベヤ(38)(89)について
図2に示すように、既述回転筒(86)と第2前爪用駆動軸(60)間に挿通された第2前爪用回転筒(61)の一端には歯付プーリ(610)が連設されていると共に、該歯付プーリ(610)とこれに対応する上流側の図示しない歯付きプーリ(図2の紙面に対して垂直方向にずれた位置に設けられている)には第2前爪用単位コンベヤ(39)が掛け回されており、該第2前爪用単位コンベヤ(39)の搬送面には、第2前爪(390)(390)が搬送方向に所定ピッチ(第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同一ピッチ)で配設されている。又、上記第2前爪用回転筒(61)は第2前爪用駆動軸(60)に対して、軸線方向に移動可能な状態でこれと一体回転し得るように外嵌されていると共に、第2前爪用回転筒(61)と回転筒(86)は軸受(49)(49)によって相対回転自在に結合されている。
【0053】
一方、第2前爪用単位コンベヤ(38)は、第2前爪用駆動軸(60)に対して回り止め状態に外嵌した歯付プーリ(380)とこれに対応する上流側の図示しない歯付プーリ(図2の紙面に対して前後方向にずれた位置に配設されている)に掛け回されていると共に、該第2前爪用単位コンベヤ(38)の搬送面には複数の第2前爪(381)(381)が搬送方向に所定ピッチ(第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチと同一ピッチ)で配設されている。
【0054】
上記第2前爪用駆動軸(60)と回転筒(85)は、これら両者間に介装された軸受(82)(82)によって相対回転自在に結合されていると共に、該第2前爪用駆動軸(60)は、その入力端側のかさ歯車(611)(612)を介して第2前爪用サーボモータ(613)で駆動されるようになっている。
【0055】
従って、第2前爪用サーボモータ(613)によって第2前爪用原動軸(614)が回転すると、その回転がかさ歯車(611)(612)→第2前爪用駆動軸(60)の経路で伝達され、これにより、歯付プーリ(610)(380)が同期回転し、第2前爪(381)(390)を具備する第前爪用単位コンベヤ(38)(39)が同速で搬送方向に走行する。
【0056】
[付属装置について]
図5は、上記実施の形態に係る包装箱搬送装置(1)を備えた包装機械の要部の概略平面図である。
この包装箱搬送装置(1)は、図5に於いて、左から右方向に走行するようになっていると共に、該包装箱搬送装置(1)の側方には、包装箱(21)に充填される充填物(2)(2)を充填ステーション(A)まで搬送する充填物供給コンベヤ(3)と、包装箱(21)のフラップ(210)(210)を閉方向に折り曲げるフラップ折り(5)と、閉方向に折り曲げられた前記フラップ(210)(210)の外面に接着剤を噴射する糊付器(6)と、接着剤が吹き付けられた上記フラップ(210)(210)の外面に図示しない未閉塞のフラップ(包装箱(21)の開口縁から、図5の紙面に対して前後方向に延長されている)を重ね合わせる貼合装置(7)が、上流側からこの順序で配設されている。又、上記充填物供給コンベヤ(3) の搬送面には、充填物(2)(2)の搬送ピッチを決定する為の起立板(30)(30)が平行姿勢で立設されている。又、上記充填物供給コンベヤ(3)の下流端近傍には、充填ステーション(A)まで搬送されて来た2つの充填物(2)(2)を同時に包装箱(21)(21)に押し込む為の充填プッシャ(8)が配設されている。
【0057】
又、図1に示すように、包装箱搬送装置(1)の近傍に配設されたコントローラ(9)には、既述第1後ろ爪用サーボモータ(79),第2後ろ爪用サーボモータ(80),第1前爪用サーボモータ(99),第2前爪用サーボモータ(613)及び、既述第1補助爪用単位コンベヤ(63)用の伝動用タイミングベルト(95)を駆動する既述第1補助爪用サーボモータ(図示せず)の各モータの原点位置からの位相を各別に設定する位相設定キー(101)と、後ろ爪用コンベヤ(42)、前爪用コンベヤ(32)、及び補助爪用コンベヤ(62)を間欠走行させるときの走行ピッチ(各単位走行の距離)を設定するピッチ設定キー(104)と、上記各サーボモータの回転速度を設定する速度設定キー(102)と、運転条件等を表示する表示部(103)が設けられている。
【0058】
尚、本実施の形態では、第1前爪用単位コンベヤ(36)(37)の位相は第1前爪用サーボモータ(99)により、第2前爪用単位コンベヤ(38)(39)の位相は第2前爪用サーボモータ(613)により、第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)(44)の位相は第1後ろ爪用サーボモータ(79)により、更に、第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)の位相は第2爪用サーボモータ(80)により、夫々、独立調整できるから、各爪の相対位置を自由に変化させることが出来、制御の自由度が高くなる。
【0059】
[動作の実際]
次に、上記包装箱搬送装置が組み込まれた包装機の動作の実際を、小サイズの包装箱(21)を処理する場合(小サイズ箱搬送状態)と、大サイズの包装箱(21)を処理する場合(大サイズ箱搬送状態)とに、場合分けして説明する。
尚、本実施の形態では、小サイズの包装箱(21)とは、搬送方向に隣接する第1後ろ爪(45)(45)の相互間距離の1/2未満の搬送方向幅を有する包装箱(21)を意味する。又、大サイズの包装箱(21)とは、上記相互間距離の1/2〜1の搬送方向幅を有する包装箱(21)を意味する。
【0060】
*小サイズの包装箱(21)を処理する場合
各サーボモータ(79)(80)(99)(613)及び、伝動用タイミングベルト(95)を駆動する為の第1補助爪用サーボモータ(図示せず)が原点合わせされた状態(基準となる原点位置にセットされた状態)では、後ろ爪用コンベヤ(42)、前爪用コンベヤ(32)、及び補助爪用コンベヤ(62)に設けられた各爪は、搬送方向に対して垂直な方向に並んでいる。従って、コンベヤの側方から見た場合、原点位置にセットされた後ろ爪用コンベヤ(42)の第1,第2後ろ爪(19)(45)(29)(48)は一つに重なった状態になると共に、前爪用コンベヤ(32)の第1,第2前爪(58)(88)(381)(390)も一つに重なった状態になる。
【0061】
さて、本実施の形態に係る装置を運転させるときは、先ず、コントローラ(9)に設けられた位相設定キー(101)により、各サーボモータ(79)(80)(99)(613)等の原点位置からの位相を設定し、これにより、図5に示すように、第1後ろ爪用単位コンベヤ(44)(17)の第1後ろ爪(45)(19)と第1前爪用単位コンベヤ(36)(37)の第1前爪(58)(88)の搬送方向の相互間距離、第2後ろ爪用単位コンベヤ(46)(28)の第2後ろ爪(48)(29)と第2前爪用単位コンベヤ(38)(39)のの第2前爪(381)(390)の搬送方向の相互間距離、及び、第1補助爪用単位コンベヤ(63)の第1補助爪(65)と第2補助爪用単位コンベヤ(64)の第2補助爪(66)の相互間距離を、夫々、小サイズの包装箱(21)の搬送方向幅に対応する値にセットする。又、第1後ろ爪(45)と第1後ろ爪(19)と第1補助爪(65)の搬送方向の相互間距離を「0」にセットすると共に、隣接する第1後ろ爪(45)(45)の搬送方向の中間に一つの第2後ろ爪(48)が位置するようにする。すると、第1前爪(58)(88)と第1後ろ爪(45)(19)から成る第1爪組と、第2前爪(381)(390)と第2後ろ爪(48)(29)から成る第2爪組が搬送方向にずれた状態になる。本実施の形態では、第1後ろ爪(45)と第1前爪(58)等の相互間距離に対応するようにサーボモータ(79)(80)(99)(613)の位相、即ち、第1前爪用単位コンベヤ(36)(37)と第2前爪用単位コンベヤ(38)(89)と、第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)(44)と第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)の四者の位相差を設定する位相設定キー(101)が既述発明特定事項たる位相差設定手段に対応する。
【0062】
又、後ろ爪用コンベヤ(42)、前爪用コンベヤ(32)、及び補助爪用コンベヤ(62)の間欠走行の走行ピッチ(本実施の形態では、第1後ろ爪(45)(45)の間隔の1/2)をピッチ設定キー(104)で設定すると共に、これら各コンベヤの走行速度を速度設定キー(102)で設定する。
【0063】
この状態で、コントローラ(9)に設けられた運転スイッチ(109)を投入すると、包装箱搬送装置(1)の各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が走行し始めると共に、図4に示すように、扁平な折り畳み状態から角筒状に開口装置(106)で開口された包装箱(21)が、後ろ爪用コンベヤ(42)と前爪用コンベヤ(32)の上流端部に供給される。すると、第1爪組を構成する第1後ろ爪(19)と第1前爪(88)の搬送方向の距離、及び、第2爪組を構成する第2後ろ爪(29)と第2前爪(390)の搬送方向の相互間距離が、夫々、小サイズの包装箱(21)の搬送方向幅に一致する値にセットされているから、カートンの開口装置(106)から供給される特定の包装箱(21)の搬送方向後端コーナ部には、第1後ろ爪(19)(45)及び第1補助爪(65)が当接すると共に、該特定の包装箱(21)の搬送方向先端の上コーナ部には第1前爪(58)(88)が当接し、これにより、前記特定の包装箱(21)が角筒形の開口状態に保たれる。一方、前記特定の包装箱(21)に対して搬送方向に隣接する他の包装箱(21)の搬送方向後端コーナ部は、第2後ろ爪(29)(48)及び第2補助爪(66)が当接すると共に、該他の包装箱(21)の搬送方向の先端の上コーナ部には、第2前爪(381)(390)が当接し、これにより、当該他の包装箱(21)が角筒形の開口状態に保たれる。
【0064】
このように、本発明の実施の形態に係る包装箱搬送装置(1)では、第1前爪用単位コンベヤ(36)(37)に設けられた第1前爪(58)(88)と第1後ろ爪用単位コンベヤ(17)(44)に設けられた第1後ろ爪(19)(45)によって特定の包装箱(21)が挟持されると共に、第2前爪用単位コンベヤ(38)(39)に設けられた第2前爪(381)(390)と第2後ろ爪用単位コンベヤ(28)(46)に設けられた第2後ろ爪(29)(48)によって、前記特定の包装箱(21)に隣接する他の包装箱(21)が挟持されて開口状態に保たれる。
これにより、各コンベヤ(32)(32)(42)(42)中に於いて包装箱(21)(21)が存在しない遊び領域が少なくなり、小サイズ包装箱を効率的に搬送することができる。
【0065】
又、各包装箱(21)(21)は、後ろ爪用コンベヤ(42)(42)と前爪用コンベヤ(32)(32)の搬送面によって上下から挟まれた状態になる。
そして、本実施の形態では、間欠走行する各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)は、走行停止時の停止時間が長時間停止と短時間停止に交互に繰り返される態様で、間欠走行する。即ち、前後爪用コンベヤ(32)(32)(42)(42)は、長時間停止した後に所定の走行ピッチだけ走行し、その後、短時間停止する。そして、この長時間停止と短時間停止を交互に繰り返しながら、包装箱(21)(21)を搬送するのである。
【0066】
尚、上記長時間停止の時間と短時間停止の時間は、コントロールボックス(9)に設けられた停止時間設定キー(105)でセットできるようになっている。
又、運転スイッチ(109)が投入された上記の状態では、図5に示す充填物供給コンベヤ(3) が、これに載置された充填物(2)(2)の間隔の2倍のピッチ単位で間欠走行する。
【0067】
図5に示すように、充填物(2)(2)が充填物供給コンベヤ(3) によって充填ステーション(A)まで搬送されると、該充填物供給コンベヤ(3) と包装箱搬送装置(1)の各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が長時間停止を行う。この状態では、充填物供給コンベヤ(3) の下流端の充填ステーション(A)に搬送されて来た2つの充填物(2)(2)が、フラップ(210)(210)が開放した包装箱(21)の開口部(211)(211)に対向しており、この状態で、充填プッシャ(8)が上記2つの充填物(2)(2)を一括して包装箱(21)(21)の開口部(211)(211)に押し込む。
【0068】
すると、この押し込み時には、各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が長時間停止状態にあることから、充填物(2)(2)を低速で包装箱(21)(21)に押し込むことが出来、充填ミスが発生しにくくなる。
【0069】
そして、包装箱(21)(21)への充填物(2)(2)の充填作業が終わると、各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が一定距離だけ走行して短時間停止し、この短時間停止時に、フラップ折りステーション(B)のフラップ折り(5)でフラップ(210)(210)が折り曲げられると共に、糊付けステーション(C) の糊付器(6)で上記フラップ(210)(210)に接着剤が吹き付けられ、更に、貼合ステーション(D)の貼合装置(7)で上記フラップ(210)(210)に対して他のフラップ(包装箱(21)(21)の開口部(211)周縁部から図5の紙面に対して垂直方向に延長されている)が折り重ねられ、これにより、上記開口部(211)の閉塞作業が行われる。次に、包装箱搬送装置(1)の各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が1ピッチだけ走行した後に長時間停止すると共に、充填物供給コンベヤ(3) によって新たな充填物(2)(2)が充填ステーション(A)に搬送される。
【0070】
そして、充填ステーション(A)に搬送された新たな充填物(2)(2)を充填プッシャ(8)で包装箱(21)(21)に押し込む既述充填作業が再び実行される。
尚、本実施の形態では、第1,第2補助爪(65)(66)が包装箱(21)(21)の搬送方向の後端の上部コーナに当接していることから、腰の弱い材質から成る包装箱(21)(21)であっても、該包装箱(21)(21)が搬送時に変形するのを確実に防止することができる。
【0071】
*大サイズの包装箱(21)を処理する場合
先ず、コントローラ(9)に設けられた位相設定キー(101)により、各サーボモータ(79)(80)(99)(613)の原点位置からの位相を設定することにより、第1前爪(58)と第1後ろ爪(45)の搬送方向の相互間距離、及び、第1前爪(88)と第1後ろ爪(19)の搬送方向の相互間距離を、夫々、大サイズの包装箱(21)の搬送方向幅に一致する値にセットする。又、第2前爪(390)(381)が、図6に示す平面視において上記第1後ろ爪(19)(45)と直線的に並んだ状態になるようにセットすると共に、第2後ろ爪(29)(48)及び、第1,第2補助爪(65)(66)を包装箱(21)(21)の相互間に(第1前爪(58)(88)と第1後ろ爪(45)(19)の相互間から搬送方向にずれた部位)位置するようにセットする。又、第1前爪(58)と第1前爪(88)の搬送方向の距離を「0」にセットする。これにより、第1後ろ爪(19)(45)と第1前爪(58)(88)によって、大サイズの包装箱(21)が搬送方向から挟まれる状態になる。
これにより、大サイズ包装箱を搬送することができる。
【0072】
又、後ろ爪用コンベヤ(42)、前爪用コンベヤ(32)、及び補助爪用コンベヤ(62)の間欠走行の走行ピッチ(本実施の形態では、第1後ろ爪(45)(45)の間隔に等しい)をピッチ設定キー(104)で設定すると共に、これら各コンベヤの走行速度を速度設定キー(102)で設定し、更に、間欠走行の停止時間を停止時間設定キー(105)で設定する。
【0073】
この状態で、コントローラ(9)に設けられた運転スイッチ(109)を投入すると、包装箱搬送装置(1)の各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が走行し始めると共に、既述小サイズの包装箱(21)の処理時と同様、扁平な折り畳み状態から角筒状に開口装置(106)で開口された包装箱(21)が、後ろ爪用コンベヤ(42)と前爪用コンベヤ(32)の上流端部に供給される。すると、第1前爪(58)と第1後ろ爪(45)の搬送方向の相互間距離、及び、第1後ろ爪(19)と第1前爪(88)の搬送方向の相互間距離が、夫々、大サイズの包装箱(21)の搬送方向幅に一致する値にセットされているから、各包装箱(21)の搬送方向後端コーナ部には、第1後ろ爪(19)(45)が当接すると共に、該包装箱(21)の搬送方向先端の上コーナ部には第1前爪(58)(88)が当接し、これにより、前記特定の包装箱(21)が角筒形の開口状態に保たれる。
又、運転スイッチ(109)が投入された上記の状態では、図6に示す充填物供給コンベヤ(3) が、これに載置された充填物(2)(2)の間隔毎に間欠走行する。
【0074】
図6に示すように、充填物(2)が充填物供給コンベヤ(3) によって充填ステーション(A)まで搬送されると、該充填物供給コンベヤ(3) と包装箱搬送装置(1)の各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が一旦停止し、この停止状態で充填物供給コンベヤ(3) 上の充填物(2)がこれに対向する包装箱(21)に対して既述小サイズ包装箱(21)の場合と同様に充填される。
【0075】
その後、各コンベヤ(32)(32)(42)(42)(62)が、第1後ろ爪(45)(45)の配設ピッチに等しい距離だけ走行して停止し、その後、充填物供給コンベヤ(3) の充填ステーション(A)まで搬送されて来ている新たな充填物(2)が、これに対応する包装箱(21)に充填プッシャ(8)で押し込まれる。
【0076】
又、包装箱搬送装置(1)の側方に位置するフラップ折りステーション(B),糊付けステーション(C),貼合ステーション(D)に於いては、包装箱(21)のフラップ(210)を既述と同様に閉塞する作業が行われる。
【0077】
尚、本実施の形態では、平行な二本の第1前爪用単位コンベヤ(36)(38)で前爪用コンベヤ(32)を構成しているが、三本以上の複数の前爪用単位コンベヤで前爪用コンベヤ(32)を構成してもよい。又、三本以上の複数の単位コンベヤで後ろ爪用コンベヤ(42)を構成しても良い。この場合は、前爪用コンベヤ(32)や後ろ爪用コンベヤ(42)を構成する単位コンベヤの数に合わせて補助爪用単位コンベヤ(63)(64)の配設数を設定する。
【0078】
尚、上記実施の形態では、第1前爪(58)(88)と第1後ろ爪(45)(19)で大サイズの包装箱(21)を搬送方向から挟むようにしたが、第1前爪(58)(88)と第2後ろ爪(29)(48)で大サイズの包装箱(21)を搬送方向から挟持した状態で搬送するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる包装箱搬送装置の概略斜視図
【図2】補助爪用コンベヤ(62)を省略した図4のII−II線断面図
【図3】前爪用コンベヤ(32)を省略した図4のIII−III線断面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる包装箱搬送装置の概略側面図
【図5】本発明の実施の形態にかかる包装箱搬送装置を具備する包装機の概略平面図
【図6】本発明の実施の形態にかかる包装箱搬送装置を具備する包装機の概略平面図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(17)(44)・・・第1後ろ爪用単位コンベヤ
(21)・・・包装箱
(28)(46)・・・第2後ろ爪用単位コンベヤ
(29)・・・第2後ろ爪
(32)・・・前爪用コンベヤ
(36)(37)・・・第1前爪用単位コンベヤ
(38)(89)・・・第2前爪用単位コンベヤ
(42)・・・後ろ爪用コンベヤ
(45)・・・第1後ろ爪
(88)・・・第1前爪
(381)・・・第2前爪
Claims (3)
- 前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)の夫々の対向する搬送面間に角筒状の複数の包装箱を挟持し、この挟持した状態では前記前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)の夫々の搬送面に一定ピッチで配設された複数の前爪と後ろ爪で前記包装箱を各別に搬送方向の前後から挟んだ状態で大・小両サイズの包装箱を搬送する、包装箱搬送装置であって、
前記一定ピッチは、小サイズの包装箱の搬送方向幅の2倍以上に設定されている、包装箱搬送装置に於いて、
前記前爪用コンベヤ(32)は、コンベヤ幅方向に並設された第1前爪用単位コンベヤと第2前爪用単位コンベヤに分割され、
前記各前爪は、前記第1前爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第1前爪と、前記第2前爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第2前爪とに分割されており、
前記後ろ爪用コンベヤ(42)は、コンベヤ幅方向に並設された第1後ろ爪用単位コンベヤと第2後ろ爪用単位コンベヤに分割され、
前記各後ろ爪は、前記第1後ろ爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第1後ろ爪と、前記第2後ろ爪用単位コンベヤの搬送面に前記一定ピッチで配設された第2後ろ爪とに分割されており、
更に、第1,第2前爪用単位コンベヤ及び第1,第2後ろ爪用単位コンベヤの四者の単位コンベヤ相互の位相差を小サイズ箱搬送状態と大サイズ箱搬送状態に切り替える位相差設定手段が設けられ、
前記小サイズ箱搬送状態では、
第1爪組を構成する前記第1前爪と第1後ろ爪の搬送方向の相互間の距離、及び、第2爪組を構成する前記第2前爪と第2後ろ爪の搬送方向の相互間の距離を前記小サイズ包装箱の搬送方向幅に一致するように距離調整し、且つ、前記第1爪組を構成する第1前爪と第1後ろ爪の何れもが前記第2爪組を構成する第2前爪と第2後ろ爪の相互間から搬送方向にずれるように位置調整した状態に前記位相差が設定される一方、
前記大サイズ箱搬送状態では、
前記第1後ろ爪又は第2後ろ爪のいずれか一方の後ろ爪と前記第1前爪との搬送方向の相互間の距離を前記小サイズ包装箱より搬送方向幅の大きな大サイズ包装箱の搬送方向幅に一致するように距離調整し、且つ、該距離調整された前記一方の後ろ爪と前記第1前爪の相互間から、残余の前爪及び後ろ爪が前記搬送方向にずれるように位置調整した状態となるように前記位相差が設定される、包装箱搬送装置。 - 請求項1に記載の包装箱搬送装置において、
前記位相差設定手段は、
前記第1,第2前爪用単位コンベヤと前記第1,第2後ろ爪用単位コンベヤの夫々に対して各別に動力伝達状態に連結されるサーボモータを備えている、包装箱搬送装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の包装箱搬送装置を用いた包装方法において、
前記前爪用コンベヤ(32)と後ろ爪用コンベヤ(42)は各包装箱相互の搬送方向間隔単位で走行と停止を繰り返す間欠走行を行うものであり、
前記小サイズ箱搬送状態では、前記前爪用コンベヤ(32)及び後ろ爪用コンベヤ(42)は、長時間停止と短時間停止を交互に繰り返しながら間欠走行する一方、
前記長時間停止時に前記包装箱に充填物を充填する作業を行う、包装方法。
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