JPH07124652A - 板材折曲機のクリアランス調整装置 - Google Patents
板材折曲機のクリアランス調整装置Info
- Publication number
- JPH07124652A JPH07124652A JP29399693A JP29399693A JPH07124652A JP H07124652 A JPH07124652 A JP H07124652A JP 29399693 A JP29399693 A JP 29399693A JP 29399693 A JP29399693 A JP 29399693A JP H07124652 A JPH07124652 A JP H07124652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- clearance
- die
- adjustment
- difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 133
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- JJLJMEJHUUYSSY-UHFFFAOYSA-L Copper hydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Cu+2] JJLJMEJHUUYSSY-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロッカーアームのクリアランス調整を下曲げ
位置と上曲げ位置のいずれか一方で行い、曲げ加工を他
方で行う場合に、精度良く加工できるようにする。 【構成】 板材折曲機は、ロッカーアーム29の揺動軸
39に設けた偏心カム機構37によってロッカーアーム
29の先端の曲型27と板材Wの挟持型41との間のク
リアランスを調整自在とする。この板材折曲機におい
て、クリアランス調整をロッカーアーム29の上曲げ位
置または下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整位
置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なるク
リアランスの差分fを設定する設定手段58を設ける。
また、調整の後に調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合
に、前記調整時に前記差分fのオフセット補正を加える
補正手段55を設ける。
位置と上曲げ位置のいずれか一方で行い、曲げ加工を他
方で行う場合に、精度良く加工できるようにする。 【構成】 板材折曲機は、ロッカーアーム29の揺動軸
39に設けた偏心カム機構37によってロッカーアーム
29の先端の曲型27と板材Wの挟持型41との間のク
リアランスを調整自在とする。この板材折曲機におい
て、クリアランス調整をロッカーアーム29の上曲げ位
置または下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整位
置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なるク
リアランスの差分fを設定する設定手段58を設ける。
また、調整の後に調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合
に、前記調整時に前記差分fのオフセット補正を加える
補正手段55を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板材の端曲げを行う
板材折曲機において、ロッカーアーム先端の曲げ型と板
材の挟持型との間のクリアランスを調整するクリアラン
ス調整装置に関する。
板材折曲機において、ロッカーアーム先端の曲げ型と板
材の挟持型との間のクリアランスを調整するクリアラン
ス調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材折曲機として、図8に示すよ
うに上型81と下型82とでなる挟持型83で板材Wを
挟持し、板材Wの挟持型83から突出した部分をW1を
ロッカーアーム84の上下揺動によりその先端の曲型8
5で折曲するものがある。ロッカーアーム84は、上下
の油圧シリンダ90,91により揺動軸86回りで上下
に揺動駆動される。揺動軸86には偏心カム機構87が
設けてあり、偏心カム機構87をアーム89および油圧
シリンダ88で駆動することにより、曲型85の刃先と
挟持型83との間のクリアランス調整が可能とされてい
る。
うに上型81と下型82とでなる挟持型83で板材Wを
挟持し、板材Wの挟持型83から突出した部分をW1を
ロッカーアーム84の上下揺動によりその先端の曲型8
5で折曲するものがある。ロッカーアーム84は、上下
の油圧シリンダ90,91により揺動軸86回りで上下
に揺動駆動される。揺動軸86には偏心カム機構87が
設けてあり、偏心カム機構87をアーム89および油圧
シリンダ88で駆動することにより、曲型85の刃先と
挟持型83との間のクリアランス調整が可能とされてい
る。
【0003】このクリアランス調整は、板厚や、曲げ角
度、上型81の型幅等に応じて行われる。また、この種
の板材折曲機では、図9(A)に示すように上曲げを行
う場合と、同図(B)のように下曲げを行う場合とがあ
るが、上曲げと下曲げとで異なるクリアランス差も調整
される。すなわち、上曲げ時は上型の刃先81aを基準
として折曲され、下曲げ時は下型82の刃先82aを基
準として折曲されるが、上下型81,82の刃先81
a,82aの位置には組立誤差で若干のずれが生じてい
るため、この差に対してクリアランス調整で対処する。
度、上型81の型幅等に応じて行われる。また、この種
の板材折曲機では、図9(A)に示すように上曲げを行
う場合と、同図(B)のように下曲げを行う場合とがあ
るが、上曲げと下曲げとで異なるクリアランス差も調整
される。すなわち、上曲げ時は上型の刃先81aを基準
として折曲され、下曲げ時は下型82の刃先82aを基
準として折曲されるが、上下型81,82の刃先81
a,82aの位置には組立誤差で若干のずれが生じてい
るため、この差に対してクリアランス調整で対処する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように各種の状態
に応じて偏心カム機構87によるロッカーアーム84の
クリアランス調整が行われるが、曲げ方向が上曲げから
下曲げに移るときや、下曲げから上曲げに移るときには
精度良くクリアランス調整が行えず、満足できる加工精
度が得られなかった。
に応じて偏心カム機構87によるロッカーアーム84の
クリアランス調整が行われるが、曲げ方向が上曲げから
下曲げに移るときや、下曲げから上曲げに移るときには
精度良くクリアランス調整が行えず、満足できる加工精
度が得られなかった。
【0005】すなわち、通常、クリアランス調整は、上
曲げを行うときは図9(A)に鎖線で示すように上曲げ
位置の近傍の待機位置で行い、下曲げを行うときは同図
(B)のように下曲げ位置の近傍の待機位置で行う。こ
のようにクリアランス調整位置と加工位置とが近い場合
は問題が生じない。しかし、例えば上曲げの次に下曲げ
を行う場合は、上曲げ位置の近傍の待機位置でクリアラ
ンス調整を行い、その調整状態で下曲げが行われること
になる。このように曲げ方向が変わる場合は、クリアラ
ンス調整時と曲げ加工時とでロッカーアーム84の揺動
角度が大きく異なることになる。一方、ロッカーアーム
84のクリアランス調整は、偏心カム機構87で揺動軸
86の位置を変化させて行うため、ロッカーアーム84
の揺動中心は前後だけでなく上下にも変化することにな
る。そのため、前記のようにクリアランス調整時と曲げ
加工時との角度差が大きく異なると、調整時のクリアラ
ンスと、加工時のクリアランスとが微妙に異なることに
なり、高精度の加工が難しくなる。この問題は、曲型8
5の上下の刃先85a,85b間の距離が大きくなるに
従い、顕著になる。また、このような問題は、下曲げの
後に上曲げに移行する場合にも同様に生じる。
曲げを行うときは図9(A)に鎖線で示すように上曲げ
位置の近傍の待機位置で行い、下曲げを行うときは同図
(B)のように下曲げ位置の近傍の待機位置で行う。こ
のようにクリアランス調整位置と加工位置とが近い場合
は問題が生じない。しかし、例えば上曲げの次に下曲げ
を行う場合は、上曲げ位置の近傍の待機位置でクリアラ
ンス調整を行い、その調整状態で下曲げが行われること
になる。このように曲げ方向が変わる場合は、クリアラ
ンス調整時と曲げ加工時とでロッカーアーム84の揺動
角度が大きく異なることになる。一方、ロッカーアーム
84のクリアランス調整は、偏心カム機構87で揺動軸
86の位置を変化させて行うため、ロッカーアーム84
の揺動中心は前後だけでなく上下にも変化することにな
る。そのため、前記のようにクリアランス調整時と曲げ
加工時との角度差が大きく異なると、調整時のクリアラ
ンスと、加工時のクリアランスとが微妙に異なることに
なり、高精度の加工が難しくなる。この問題は、曲型8
5の上下の刃先85a,85b間の距離が大きくなるに
従い、顕著になる。また、このような問題は、下曲げの
後に上曲げに移行する場合にも同様に生じる。
【0006】なお、曲型85の上下の刃先85a,85
bの位置は、揺動軸86の中心から精度良く等距離に形
成されるため、いずれの刃先85a,85bを使用する
かによる直接の誤差は生じない。また、前記の問題は、
例えば上曲げから下曲げに移行するときに、曲型85を
一旦下曲げ位置の近傍の待機位置まで移動させ、その位
置でクリアランス調整を行うことで解消できるが、サイ
クルタイムの短縮等のために、前記のような余分なロッ
カーアーム84の揺動動作はできるだけ省くことが望ま
れる。クリアランス調整と曲げ動作とを同時に行うこと
も考えられるが、クリアランス調整用のシリンダ88は
出力が小さいので、曲げ動作によって影響を受けること
もあり、同時調整は難しい。そのため、事前にクリアラ
ンス調整を完了させ、その確認をしてから次の曲げ動作
を行わざるを得ない。
bの位置は、揺動軸86の中心から精度良く等距離に形
成されるため、いずれの刃先85a,85bを使用する
かによる直接の誤差は生じない。また、前記の問題は、
例えば上曲げから下曲げに移行するときに、曲型85を
一旦下曲げ位置の近傍の待機位置まで移動させ、その位
置でクリアランス調整を行うことで解消できるが、サイ
クルタイムの短縮等のために、前記のような余分なロッ
カーアーム84の揺動動作はできるだけ省くことが望ま
れる。クリアランス調整と曲げ動作とを同時に行うこと
も考えられるが、クリアランス調整用のシリンダ88は
出力が小さいので、曲げ動作によって影響を受けること
もあり、同時調整は難しい。そのため、事前にクリアラ
ンス調整を完了させ、その確認をしてから次の曲げ動作
を行わざるを得ない。
【0007】この発明の目的は、クリアランス調整をロ
ッカーアームの上曲げ位置または下曲げ位置の付近で行
った状態で、調整時と逆の曲げ位置で加工するときに、
前記の調整を適正に行えて加工精度の向上が図れる板材
折曲機のクリアランス調整装置を提供することである。
ッカーアームの上曲げ位置または下曲げ位置の付近で行
った状態で、調整時と逆の曲げ位置で加工するときに、
前記の調整を適正に行えて加工精度の向上が図れる板材
折曲機のクリアランス調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。このクリアランス調整
装置を応用する板材折曲機は、ロッカーアーム(29)
の揺動軸(39)に設けた偏心カム機構(37)によっ
てロッカーアーム(29)の先端の曲型(27)と板材
(W)の挟持型(41)との間のクリアランスを調整自
在としたものである。この板材折曲機において、クリア
ランス調整をロッカーアーム(29)の上曲げ位置また
は下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整位置の違
いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なるクリアラ
ンスの差分(f)を設定する設定手段(58)を設け
る。また、調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合に、前
記調整時に前記差分(f)のオフセット補正を加える補
正手段(55)を設ける。
に対応する図1と共に説明する。このクリアランス調整
装置を応用する板材折曲機は、ロッカーアーム(29)
の揺動軸(39)に設けた偏心カム機構(37)によっ
てロッカーアーム(29)の先端の曲型(27)と板材
(W)の挟持型(41)との間のクリアランスを調整自
在としたものである。この板材折曲機において、クリア
ランス調整をロッカーアーム(29)の上曲げ位置また
は下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整位置の違
いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なるクリアラ
ンスの差分(f)を設定する設定手段(58)を設け
る。また、調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合に、前
記調整時に前記差分(f)のオフセット補正を加える補
正手段(55)を設ける。
【0009】
【作用】この構成によると、ロッカーアーム(29)の
上曲げ位置の付近でクリアランス調整を行った後に下曲
げ加工をするときは、前記の設定手段(58)の設定差
分(f)を、前記調整時に前記補正手段(55)でオフ
セット補正する。下曲げ位置の近傍でクリアランス調整
した後に上曲げを行う場合も、同様にオフセット補正す
る。これにより、調整時と逆の曲げ位置で加工するとき
に、偏心カム機構(37)の揺動軸(39)の上下変位
によって調整精度が低下することが解消される。
上曲げ位置の付近でクリアランス調整を行った後に下曲
げ加工をするときは、前記の設定手段(58)の設定差
分(f)を、前記調整時に前記補正手段(55)でオフ
セット補正する。下曲げ位置の近傍でクリアランス調整
した後に上曲げを行う場合も、同様にオフセット補正す
る。これにより、調整時と逆の曲げ位置で加工するとき
に、偏心カム機構(37)の揺動軸(39)の上下変位
によって調整精度が低下することが解消される。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図7に基づ
いて説明する。まず、板材折曲機の構成を説明する。図
2に示すように、この板材折曲機Aは金型部1と板材送
り装置3とで構成される。金型部1は、ラム24に取り
付けられて油圧シリンダ33により昇降駆動される上型
25と、本体フレーム28に固定された下型26と、こ
れら上下型25,26により挟持された板材Wの端部を
上方または下方へ折り曲げる曲型27とを備えている。
前記上型25および下型26で挟持型41が構成され
る。上型25は、型幅変更機構35により型幅変更が可
能である。型幅変更機構35は、図4に示すように上型
25を多数枚の板状のセグメント25aで構成し、任意
のセグメント25aを図2のように使用位置と上方待機
位置とに回動させるようにしたものである。
いて説明する。まず、板材折曲機の構成を説明する。図
2に示すように、この板材折曲機Aは金型部1と板材送
り装置3とで構成される。金型部1は、ラム24に取り
付けられて油圧シリンダ33により昇降駆動される上型
25と、本体フレーム28に固定された下型26と、こ
れら上下型25,26により挟持された板材Wの端部を
上方または下方へ折り曲げる曲型27とを備えている。
前記上型25および下型26で挟持型41が構成され
る。上型25は、型幅変更機構35により型幅変更が可
能である。型幅変更機構35は、図4に示すように上型
25を多数枚の板状のセグメント25aで構成し、任意
のセグメント25aを図2のように使用位置と上方待機
位置とに回動させるようにしたものである。
【0011】曲型27はロッカーアーム29の先端に取
り付けられ、ロッカーアーム29は、3つの油圧シリン
ダ30〜32により、上下揺動と、上下型25,26に
対するクリアランス調整等のための前後移動とが可能で
ある。クリアランス調整は、次の偏心カム機構37で行
われる。偏心カム機構37は、本体フレーム28に設け
られた支持枠36に、図5に拡大して示すように偏心カ
ム38の大径軸部38aを回転自在に支持し、この大径
軸部38aの偏心位置に小径の揺動軸39を一体に設け
たものである。ロッカーアーム29は、この揺動軸39
回りに上下揺動自在に支持されている。偏心カム38の
大径軸部38aは回動レバー40に固定され、これにピ
ン結合した油圧シリンダ32で回動させられる。同図に
おいて、符号Oは大径軸部38aの軸心を、符号Pは揺
動軸39の軸心を各々示す。同図からわかるように、偏
心カム38の大径軸部38aを回動させることで、揺動
軸39の軸心Pの位置が前後に移動し、曲型27のクリ
アランス調整が行われる。同図(A)と(B)とでは距
離Eだけクリアランスが異なることになる。
り付けられ、ロッカーアーム29は、3つの油圧シリン
ダ30〜32により、上下揺動と、上下型25,26に
対するクリアランス調整等のための前後移動とが可能で
ある。クリアランス調整は、次の偏心カム機構37で行
われる。偏心カム機構37は、本体フレーム28に設け
られた支持枠36に、図5に拡大して示すように偏心カ
ム38の大径軸部38aを回転自在に支持し、この大径
軸部38aの偏心位置に小径の揺動軸39を一体に設け
たものである。ロッカーアーム29は、この揺動軸39
回りに上下揺動自在に支持されている。偏心カム38の
大径軸部38aは回動レバー40に固定され、これにピ
ン結合した油圧シリンダ32で回動させられる。同図に
おいて、符号Oは大径軸部38aの軸心を、符号Pは揺
動軸39の軸心を各々示す。同図からわかるように、偏
心カム38の大径軸部38aを回動させることで、揺動
軸39の軸心Pの位置が前後に移動し、曲型27のクリ
アランス調整が行われる。同図(A)と(B)とでは距
離Eだけクリアランスが異なることになる。
【0012】図2において、板材送り装置3は、板材W
を載置するテーブル2と、テーブル2上の板材Wをメイ
ンクランプ5で把持して前後(X軸方向)に移動するキ
ャリッッジ4とを備えている。キャリッジ4は、ベッド
13上にレールを介して設置され、送りねじ14および
その駆動用のサーボモータ15により前後送りが行われ
る。メインクランプ5は、板材Wを上下から挟持する一
対のパッド5a,5bと、下パッド5bを回転駆動する
油圧インデッスクモータ19とを有し、板材Wを所定角
度(例えば90°)毎に割出回転させる。上パッド5a
は、キャリッジ4の先端に設けた縦レール17に沿って
昇降自在な昇降ホルダ18に取付けられており、シリン
ダ装置等の昇降装置16で昇降駆動される。
を載置するテーブル2と、テーブル2上の板材Wをメイ
ンクランプ5で把持して前後(X軸方向)に移動するキ
ャリッッジ4とを備えている。キャリッジ4は、ベッド
13上にレールを介して設置され、送りねじ14および
その駆動用のサーボモータ15により前後送りが行われ
る。メインクランプ5は、板材Wを上下から挟持する一
対のパッド5a,5bと、下パッド5bを回転駆動する
油圧インデッスクモータ19とを有し、板材Wを所定角
度(例えば90°)毎に割出回転させる。上パッド5a
は、キャリッジ4の先端に設けた縦レール17に沿って
昇降自在な昇降ホルダ18に取付けられており、シリン
ダ装置等の昇降装置16で昇降駆動される。
【0013】図3は板材送り装置3の平面図である。テ
ーブル2は、中央部にキャリッジ4を通過させるキャリ
ッジ通路10を有し、多数の短冊状板2aで構成されて
いる。テーブル2の各短冊状板2a間の隙間9には、板
材Wの幅決め用のセンタリングピン8が突没可能に突出
し、テーブル2の前縁に、シリンダ装置(図示せず)で
突没される前後位置決め用のエンドロケータ11が設け
られている。
ーブル2は、中央部にキャリッジ4を通過させるキャリ
ッジ通路10を有し、多数の短冊状板2aで構成されて
いる。テーブル2の各短冊状板2a間の隙間9には、板
材Wの幅決め用のセンタリングピン8が突没可能に突出
し、テーブル2の前縁に、シリンダ装置(図示せず)で
突没される前後位置決め用のエンドロケータ11が設け
られている。
【0014】キャリッジ6の両側には、一対のサブキャ
リッジ6がレール21を介して進退自在に設置され、サ
ブキャリッジ6の前端に、板材持替え用のサブクランプ
装置7が設けられている。サブキャリッジ6は、キャリ
ッジ4に設置された送りねじ22(図2)およびサーボ
モータ23により進退駆動される。
リッジ6がレール21を介して進退自在に設置され、サ
ブキャリッジ6の前端に、板材持替え用のサブクランプ
装置7が設けられている。サブキャリッジ6は、キャリ
ッジ4に設置された送りねじ22(図2)およびサーボ
モータ23により進退駆動される。
【0015】図1は制御系の概念図である。制御装置5
0は板材折曲機の全体を制御する装置であり、CNC装
置(コンピュータ式数値制御装置)とPMC装置(プロ
グラマブル・マシン・コントローラ)とで構成される。
演算制御部52は、加工プログラム51を実行して各軸
の送り指令a,bを出力するものであり、その一つの送
り指令bで、油圧サーボコントローラ53およびサーボ
バルブ(図示せず)を介して、偏心カム機構37の調整
用の油圧シリンダ32が駆動制御される。
0は板材折曲機の全体を制御する装置であり、CNC装
置(コンピュータ式数値制御装置)とPMC装置(プロ
グラマブル・マシン・コントローラ)とで構成される。
演算制御部52は、加工プログラム51を実行して各軸
の送り指令a,bを出力するものであり、その一つの送
り指令bで、油圧サーボコントローラ53およびサーボ
バルブ(図示せず)を介して、偏心カム機構37の調整
用の油圧シリンダ32が駆動制御される。
【0016】演算制御部52には、所定の制御プログラ
ムにより、ロッカーアーム29のクリアランス調整を行
うオフセット補正手段54が設けてある。このオフセッ
ト補正手段54には、曲げ角等対応オフセットテーブル
56の設定値、および曲げ方向対応オフセット設定手段
57の設定値に応じて補正する機能の他に、クリアラン
ス設定位置対応オフセット設定手段58の設定値に応じ
て補正する設定位置対応補正手段55が設けられてい
る。
ムにより、ロッカーアーム29のクリアランス調整を行
うオフセット補正手段54が設けてある。このオフセッ
ト補正手段54には、曲げ角等対応オフセットテーブル
56の設定値、および曲げ方向対応オフセット設定手段
57の設定値に応じて補正する機能の他に、クリアラン
ス設定位置対応オフセット設定手段58の設定値に応じ
て補正する設定位置対応補正手段55が設けられてい
る。
【0017】曲げ角等対応オフセットテーブル56は、
加工する板材Wの板厚毎に、曲げ角度と型幅とで種々異
なる各種のクリアランス値を設定してある。前記の型幅
とは、上型25の型幅のことである。上型25の型幅は
板幅に応じて設定されるが、型幅が広くなると押さえ力
が低下し、板材Wが曲げ加工時に曲型27側へ微小量引
き込まれる。そのため、この量を考慮してクリアランス
調整を行うようにしてある。曲げ方向対応オフセット設
定手段57には、上型25の刃先25a(図6)と下型
26の刃先26aとの位置ずれ量dが設定される。
加工する板材Wの板厚毎に、曲げ角度と型幅とで種々異
なる各種のクリアランス値を設定してある。前記の型幅
とは、上型25の型幅のことである。上型25の型幅は
板幅に応じて設定されるが、型幅が広くなると押さえ力
が低下し、板材Wが曲げ加工時に曲型27側へ微小量引
き込まれる。そのため、この量を考慮してクリアランス
調整を行うようにしてある。曲げ方向対応オフセット設
定手段57には、上型25の刃先25a(図6)と下型
26の刃先26aとの位置ずれ量dが設定される。
【0018】クリアランス設定位置対応オフセット設定
手段58には、クリアランス調整をロッカーアーム29
の上曲げ位置または下曲げ位置の付近で行った場合に、
その調整位置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置と
で異なるクリアランスの差分fを設定する。この差分f
は、上曲げから下曲げに移行する場合と、下曲げから上
曲げに移行する場合とで同じ値としても良く、また必要
な場合は異なる値としても良い。クリアランス調整を行
うときのロッカーアーム29の揺動角度に種々の角度が
ある場合は、その各揺動角度に対して差分fを設定して
おく。
手段58には、クリアランス調整をロッカーアーム29
の上曲げ位置または下曲げ位置の付近で行った場合に、
その調整位置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置と
で異なるクリアランスの差分fを設定する。この差分f
は、上曲げから下曲げに移行する場合と、下曲げから上
曲げに移行する場合とで同じ値としても良く、また必要
な場合は異なる値としても良い。クリアランス調整を行
うときのロッカーアーム29の揺動角度に種々の角度が
ある場合は、その各揺動角度に対して差分fを設定して
おく。
【0019】上記構成の動作を説明する。まず、加工プ
ログラム51による一般的な曲げ加工動作を説明する。
図3のワークテーブル2上に搬入された板材Wは、前後
左右に位置決めされた後、中心部がキャリッジ4のメイ
ンクランプ5で挟持され、キャリッジ4の前進によって
金型部1に送り込まれる。送り込まれた板材Wは、図2
の上型25と下型26との間で挟持され、これら上下型
25,26からの突出部分が曲型27の上下揺動によっ
て上側または下側へ折り曲げられる。このようにして板
材Wの一辺の端曲げが完了すると、上型25が上方へ開
き、キャリッジ4が後退し、板材Wを90°または18
0°回転させた後に、板材Wを金型部1へ再度送り込
む。このような動作を繰り返して、板材Wの4辺ないし
2辺の端曲げを行う。サブキャリッジ6は、板材寸法が
小さくてメインクランプ5では金型部1へ送り込めない
場合や、メインクランプ5による把持位置の変更が必要
な場合等に使用される。
ログラム51による一般的な曲げ加工動作を説明する。
図3のワークテーブル2上に搬入された板材Wは、前後
左右に位置決めされた後、中心部がキャリッジ4のメイ
ンクランプ5で挟持され、キャリッジ4の前進によって
金型部1に送り込まれる。送り込まれた板材Wは、図2
の上型25と下型26との間で挟持され、これら上下型
25,26からの突出部分が曲型27の上下揺動によっ
て上側または下側へ折り曲げられる。このようにして板
材Wの一辺の端曲げが完了すると、上型25が上方へ開
き、キャリッジ4が後退し、板材Wを90°または18
0°回転させた後に、板材Wを金型部1へ再度送り込
む。このような動作を繰り返して、板材Wの4辺ないし
2辺の端曲げを行う。サブキャリッジ6は、板材寸法が
小さくてメインクランプ5では金型部1へ送り込めない
場合や、メインクランプ5による把持位置の変更が必要
な場合等に使用される。
【0020】次に、クリアランス調整につき説明する。
図7は、上曲げ加工に続いて下曲げ加工を行う動作を示
す。上曲げ加工では、曲型27を図7(A)に示す位置
に待機させ、同図(B)のように曲型27を上昇させて
曲げ加工した後、再度(B)のように待機位置に戻す。
上曲げ加工を繰り返す過程で、曲げ角や型幅の変更に応
じてクリアランス調整を行うときは、同図(A),
(C)のように曲型27が待機位置にあるときに調整を
行う。
図7は、上曲げ加工に続いて下曲げ加工を行う動作を示
す。上曲げ加工では、曲型27を図7(A)に示す位置
に待機させ、同図(B)のように曲型27を上昇させて
曲げ加工した後、再度(B)のように待機位置に戻す。
上曲げ加工を繰り返す過程で、曲げ角や型幅の変更に応
じてクリアランス調整を行うときは、同図(A),
(C)のように曲型27が待機位置にあるときに調整を
行う。
【0021】図7(C)のように上曲げを行った後に下
曲げ(同図(E))を行うときは、同図(C),(D)
のように上曲げ位置の近傍で曲型27が待機している状
態でクリアランス調整を行い、その後に同図(E)のよ
うに下曲げを行う。加工が終わると、曲型27を下曲げ
の待機位置で待機させる(同図(F))。
曲げ(同図(E))を行うときは、同図(C),(D)
のように上曲げ位置の近傍で曲型27が待機している状
態でクリアランス調整を行い、その後に同図(E)のよ
うに下曲げを行う。加工が終わると、曲型27を下曲げ
の待機位置で待機させる(同図(F))。
【0022】このクリアランス調整時は、上下型25,
26の刃先位置のずれ量d(図6)に対するオフセット
補正と、調整後の曲げ位置が上下逆になることに対する
差分fのオフセット補正とを行う。このクリアランス調
整が完了したことを確認した後、前記の下曲げ動作を開
始する。
26の刃先位置のずれ量d(図6)に対するオフセット
補正と、調整後の曲げ位置が上下逆になることに対する
差分fのオフセット補正とを行う。このクリアランス調
整が完了したことを確認した後、前記の下曲げ動作を開
始する。
【0023】このように、調整後の曲げ方向変更に対す
る差分fのオフセット補正を行うため、偏心カム機構3
7の揺動軸39の軸心P(図5)が上下に変位すること
に伴う調整精度の低下が解消され、精度良く加工するこ
とができる。下曲げから上曲げに移行する場合も、前記
と同様に差分fの補正が行われる。すなわち、上曲げと
下曲げのずれ量dの補正に加えて、上下の一方で調整し
て曲げ加工を他方で行う場合に、上曲げと下曲げとで生
じるクリアランスの差分fも補正するため、精度の良い
加工が行える。なお、これらずれ量dと差分fの補正に
加えて、必要な場合は曲げ角等に対するオフセット補正
も同時に行う。
る差分fのオフセット補正を行うため、偏心カム機構3
7の揺動軸39の軸心P(図5)が上下に変位すること
に伴う調整精度の低下が解消され、精度良く加工するこ
とができる。下曲げから上曲げに移行する場合も、前記
と同様に差分fの補正が行われる。すなわち、上曲げと
下曲げのずれ量dの補正に加えて、上下の一方で調整し
て曲げ加工を他方で行う場合に、上曲げと下曲げとで生
じるクリアランスの差分fも補正するため、精度の良い
加工が行える。なお、これらずれ量dと差分fの補正に
加えて、必要な場合は曲げ角等に対するオフセット補正
も同時に行う。
【0024】なお、前記実施例ではクリアランス設定位
置対応オフセット設定手段58は定数からなる差分fを
設定したが、同手段58には任意のクリアランス調整位
置に応じて下曲げと上曲げとに対する前記差分fを算出
する演算式を設定しておき、この演算を設定位置対応補
正手段55で実行させても良い。
置対応オフセット設定手段58は定数からなる差分fを
設定したが、同手段58には任意のクリアランス調整位
置に応じて下曲げと上曲げとに対する前記差分fを算出
する演算式を設定しておき、この演算を設定位置対応補
正手段55で実行させても良い。
【0025】
【発明の効果】この発明の板材折曲機のクリアランス調
整装置は、クリアランス調整をロッカーアームの上曲げ
位置または下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整
位置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なる
クリアランスの差分を設定する設定手段を設け、クリア
ランス調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合に、前記調
整時に前記差分のオフセット補正を加える補正手段を設
けたため、調整時と逆の曲げ位置で加工するときの偏心
カム機構の使用に伴う調整精度低下が解消され、加工精
度が向上する。
整装置は、クリアランス調整をロッカーアームの上曲げ
位置または下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整
位置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なる
クリアランスの差分を設定する設定手段を設け、クリア
ランス調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合に、前記調
整時に前記差分のオフセット補正を加える補正手段を設
けたため、調整時と逆の曲げ位置で加工するときの偏心
カム機構の使用に伴う調整精度低下が解消され、加工精
度が向上する。
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】その板材折曲機の破断側面図である。
【図3】同板材折曲機の平面図である。
【図4】上型の正面図である。
【図5】偏心カム機構の動作説明図である。
【図6】上下型の刃先位置のずれを示す説明図である。
【図7】上曲げから下曲げに移行する加工動作の説明図
である。
である。
【図8】従来の板材折曲機におけるロッカーアームおよ
びその周辺構造の破断側面図である。
びその周辺構造の破断側面図である。
【図9】その上曲げおよび下曲げ動作の説明図である。
1…金型部、25…上型、26…下型、27…曲型、3
7…偏心カム機構、38…偏心カム、38a…大径軸
部、39…揺動軸、40…回動アーム、41…挟持型、
50…制御装置、54…オフセット補正手段、55…設
定位置対応補正手段、56…曲げ角等対応オフセット値
テーブル、57…曲げ方向対応オフセット設定手段、5
8…クリアランス設定位置対応オフセット設定手段
7…偏心カム機構、38…偏心カム、38a…大径軸
部、39…揺動軸、40…回動アーム、41…挟持型、
50…制御装置、54…オフセット補正手段、55…設
定位置対応補正手段、56…曲げ角等対応オフセット値
テーブル、57…曲げ方向対応オフセット設定手段、5
8…クリアランス設定位置対応オフセット設定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ロッカーアームの揺動軸に設けた偏心カ
ム機構によってロッカーアームの先端の曲型と板材の挟
持型との間のクリアランスを調整自在とした板材折曲機
において、クリアランス調整をロッカーアームの上曲げ
位置または下曲げ位置の付近で行った場合に、その調整
位置の違いによって上曲げ位置と下曲げ位置とで異なる
クリアランスの差分を設定する設定手段を設け、クリア
ランス調整時と逆方向の曲げ加工を行う場合に、前記調
整時に前記差分のオフセット補正を加える補正手段を設
けた板材折曲機のクリアランス調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29399693A JPH07124652A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 板材折曲機のクリアランス調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29399693A JPH07124652A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 板材折曲機のクリアランス調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07124652A true JPH07124652A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17801899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29399693A Pending JPH07124652A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 板材折曲機のクリアランス調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07124652A (ja) |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP29399693A patent/JPH07124652A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2106880B1 (en) | Post-process sizing control device for grinding machine | |
| JP3453568B2 (ja) | ワーク位置決め手段を具えた数値制御装置内蔵フライス盤 | |
| JP3833453B2 (ja) | レール加工装置及びレール加工方法 | |
| JPH07124652A (ja) | 板材折曲機のクリアランス調整装置 | |
| SE542975C2 (en) | Machine and method for fluid jet cutting | |
| JPH10166075A (ja) | パンチング加工方法およびその装置 | |
| JP2002079441A (ja) | スローアウェイチップの自動研削装置 | |
| JPH06226355A (ja) | 板材折曲機の送り制御装置 | |
| JPH11320119A (ja) | スポット溶接ガンのチップ磨耗量検出装置 | |
| JPH0555207B2 (ja) | ||
| JPH05200649A (ja) | 工具心出し装置 | |
| JPH07112217A (ja) | 板材折曲機のサーボ制御方法 | |
| JPH0788558A (ja) | 板材折曲機の制御方法 | |
| JPH04238630A (ja) | 折曲機の運転方法 | |
| JP2677821B2 (ja) | V字形状溝加工機 | |
| JPH04238629A (ja) | 板材折曲機の数値制御装置 | |
| JPH05119818A (ja) | 板材折曲機の誤差調整方法 | |
| JPH0679355A (ja) | 板材折曲機の制御装置 | |
| JPH03254320A (ja) | 板材折曲げ機 | |
| JPH09295064A (ja) | 曲げ加工における板材の位置決め方法及びこの方法を用いた板材曲げ加工機 | |
| JP3344849B2 (ja) | マニピュレータのnc装置 | |
| JPH0639690A (ja) | 自動研磨ロボットによる刃物の位置制御機構及びその方法 | |
| JPH04182032A (ja) | 板材折曲機の数値制御装置 | |
| JPH07164061A (ja) | 板材折曲機の曲げ加工方法 | |
| JP3168557B2 (ja) | 折曲げ加工機 |