JPH0712440Y2 - マンホール蓋装置 - Google Patents

マンホール蓋装置

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JPH0712440Y2
JPH0712440Y2 JP1988124234U JP12423488U JPH0712440Y2 JP H0712440 Y2 JPH0712440 Y2 JP H0712440Y2 JP 1988124234 U JP1988124234 U JP 1988124234U JP 12423488 U JP12423488 U JP 12423488U JP H0712440 Y2 JPH0712440 Y2 JP H0712440Y2
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JP
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locking rod
cylinder
lock member
end side
lock
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JP1988124234U
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孝男 堀江
正一 酒井
功一 西垣
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株式会社岡本
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はマンホール蓋装置に係り、特に新規なロック機
構を備えたマンホール蓋装置に関するものである。
(背景技術) 近年、情報化社会の目覚ましい発展に伴い、情報回線や
通信回線等の回線網の著しい増加及びその地下埋設化が
進んでいるが、一方では、これらの回線網の事故は社会
に大きな混乱を招く恐れがあり、そのために、かかる地
下埋設構造物の内部的な構造は勿論のこと、外部からの
侵入防止に関する設備の再検討が要求されている。
ところで、このような地下埋設型構造物において出入口
となるマンホールには、通常、該マンホール開口部に固
設される受枠と、該受枠の枠体内に配されてその開口部
を開口可能に閉塞する蓋体とから成る、所謂マンホール
蓋装置が設置されることとなり、そして、従来から、ガ
ス管路のマンホール用等のために、実開昭60−32450号
公報等において、ロック機構付のマンホール蓋装置も、
幾つか提案されている。
しかしながら、このようなマンホール蓋装置には、事故
発生などの緊急時において、蓋体の迅速な開操作性が要
求されることとなるために、従来、ロック機能そのもの
は疎かとなりがちであったのであり、そのために上述の
如き、特に安全性が求められる地下埋設型構造物用のマ
ンホール蓋装置として用いるには、その信頼度が低く、
外部からの侵入に対する充分な安全性の確保が難しかっ
たのである。
具体的には、従来のマンホール用蓋体に採用されている
ロック機構は、一般に、その蓋体に対して、受枠に係脱
可能な係合突起を備えたロック部材を、該蓋体の板面に
略垂直な一軸回りに回動可能に設けて、該ロック部材の
回動操作に基づく係合突起の受枠に対する係合により、
かかる蓋体の開操作を阻止するようにしたものに過ぎ
ず、かかるロック部材が自由に回動可能であるために、
そのロック機構の具体的構造を熟知しない者でも、比較
的容易に解除することが可能であり、少なくとも悪意を
もってマンホール蓋を開けようとする者に対して、その
行為を阻止し得る程度のロック機能は有していなかった
のである。
(解決課題) ここにおいて、本考案は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その解決課題とするところは、
外部の者による蓋体の開操作を有効に阻止せしめ得ると
共に、内部の者(関係者)は確実に且つ迅速に蓋体の開
操作を行うことができる、新規な構造のロック機構を備
えたマンホール蓋装置を提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決すべく、本考案にあっては、
マンホール開口部に固設される受枠の枠体内に配され
て、該受枠の開口部を開口可能に閉塞する蓋体に対し、
該受枠に係脱可能な係合突起を備えたロック部材を、該
蓋体の板面に略垂直な一軸回りに回動可能に設け、該ロ
ック部材の回動操作に基づく前記係合突起の受枠に対す
る係合により、かかる蓋体の開操作を阻止するようにし
たマンホール蓋装置において、前記ロック部材と前記蓋
体とに対し、前記係合突起が前記受枠に係合されること
となる該ロック部材の回動位置において互いに連通され
て、それらロック部材と蓋体との間に亘って直線的に延
びるシリンダを該ロック部材の回動軸から離れた位置に
少なくとも一つ形成する分割穴を、それぞれ設けると共
に、該シリンダ内に移動可能に収容されて、一端側の移
動位置において前記ロック部材と蓋体との分割穴間に跨
って位置せしめられることにより該ロック部材の回動を
阻止せしめ且つ他端側の移動位置においてそれらロック
部材と蓋体との何れか一方の分割穴内に収納されること
により該ロック部材の回動を許容する、少なくとも一部
が磁性体により形成された係止ロッドを配し、更にかか
る係止ロッドが、前記シリンダ内において、前記一端側
への移動位置に保持せしめられると共に、外部から該係
止ロッドに対して及ぼされる磁力によって、該係止ロッ
ドが前記他端側へ移動せしめられることを許容するよう
に構成したことを、その特徴とするものである。
また、本考案にあっては、前記係止ロッドを前記シリン
ダ内一方の側に向かって付勢する付勢手段を設けて、該
係止ロッドを前記一端側に保持せしめると共に、該係止
ロッドにおける少なくとも付勢方向前方端部分を磁石に
て形成し、該係止ロッドに対して外部磁界による反撥力
を及ぼすことにより、該係止ロッドが、前記シリンダ内
の他端側に移動せしめられ得るようにしたマンホール蓋
装置も、その特徴とするものである。
更にまた、本考案にあっては、前記シリンダを前記蓋体
の板面に垂直な方向に形成し、前記係止ロッドが、該シ
リンダ内下端側への移動位置において前記ロック部材と
蓋体との分割穴間に跨って位置せしめられ且つ該シリン
ダ内上端側への移動位置においてそれらロック部材と蓋
体との何れか一方の分割穴内に収納され得るように構成
して、該係止ロッドを重力によってかかるシリンダ内下
端側に保持せしめると共に、該係止ロッドに対し、外部
磁界による吸引力を及ぼすことにより、該係止ロッド
が、前記シリンダ内に上端側に移動せしめられ得るよう
にしたマンホール蓋装置をも、その特徴とするものであ
る。
(作用・効果) すなわち、このような本考案に従う構造とされたマンホ
ール蓋装置にあっては、ロック部材を回動するには、蓋
体に磁力を及ぼして係止ロッドを移動させるといった特
別な操作が必要とされるのであり、しかも該係止ロッド
の配設位置等のロック機構の構造を外部から知覚不能と
することが可能であると共に、該係止ロッドを磁石にて
形成し、更にはそれを複数個設けること等により、ロッ
ク解除のために及ぼしめるべき磁力の極性を適宜設定す
ることも可能であることから、たとえかかるロック機構
の原理を知る者であっても、その解除が極めて困難とな
り、外部の者による蓋体の開操作が有効に防止され得る
のである。
また、かかるマンホール蓋装置では、係止ロッドに対し
て所定の磁力を及ぼし得る磁石を用いることによって、
そのロックを容易に且つ迅速に解除することが可能であ
ることから、関係者による迅速且つ確実な蓋体の開操作
が可能となるのである。
さらに、前記係止ロッドをシリンダ内の一端側に付勢す
る付勢手段を設けると共に、該係止ロッドの少なくとも
付勢方向前方端部分を磁石にて形成せしめてなる請求項
(2)記載のマンホール蓋装置にあっては、係止ロッド
のロック位置への保持と、その移動によるロック解除と
が、有利に実現され得ることとなる。
更にまた、前記シリンダを蓋体の板面に垂直な方向に形
成せしめてなる請求項(3)記載のマンホール蓋装置に
あっては、前記係止ロッドのロック位置への保持を重力
の作用にて行うことが可能となり、それによって構造の
簡略化が有利に図られ得ることとなるのである。
(実施例) 以下、本考案を更に具体的に明らかにするために、本考
案の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図には、本考案に従う構造とされたマンホー
ル蓋装置の全体の平面略図が示されている。かかるマン
ホール蓋装置は、円形枠体形状の受枠10と、該受枠10の
開口部を閉塞する円盤形状の蓋体12とがユニット化され
たものであって、その受枠10において、所定のマンホー
ルの開口部に位置固定に設置されるようになっている。
なお、図面上に明示はされていないが、かかる蓋体12
は、受枠10に対して、その周縁部の一箇所に設けられた
蝶番機構によって取り付けられており、該蓋体12の蝶番
回りの回動によって、受枠10の開口部が開閉せしめられ
るようになっている。また、かかる蓋体12には、その開
操作のためのバール穴などが、適宜設けられることとな
る。
また、かかるマンホール蓋装置には、蓋体12の蝶番回り
の回動を阻止して、該蓋体12を枠体10に対して閉塞状態
に保持すべく、ロック機構14が設けられている。なお、
かかるロック機構14は、通常、上記蝶番機構の配設位置
に対して、蓋体12の径方向に略対向する部位に設けられ
ることとなる。
かかるロック機構14の詳細が、第2図及び第3図に示さ
れている。これらの図中、16は、蓋体12を構成する蓋本
体であって、その外周縁部を、受枠10のテーパ状内周面
18と該内周面18に形成された内フランジ状の支持部20と
によって支持されることにより、該受枠10の開口を閉塞
する状態で保持せしめられるようになっている。
また、かかる蓋本体16の外周縁部には、表裏方向に貫通
する装着孔22が設けられていると共に、該装着孔22の形
成部位における蓋本体16の裏側には、かかる装着孔22と
同心上に位置せしめられる挿通孔24を備えた取付金具26
が、溶接やボルト付等によって固定的に取り付けられて
いる。
そして、これら蓋本体16の装着孔22と取付金具26の挿通
孔24とを貫通して、ロック金具28が配設せしめられてい
る。このロック金具28は、ロッド状の軸部30の一端側に
傘状に拡がる円板部32を一体的に備えてなる形状を有し
ており、該円板部32の下面を、前記装着孔22の下部内周
面に形成された内フランジ部34および前記取付金具26に
よって支持されることにより、該円板部32の外側面が、
蓋本体16の表面と略面一となる状態で、その軸心回りに
回動可能に配されているのである。なお、かかるロック
金具28における円盤部32の表面上には、複数個の位置合
せ突起33が一体的に形成されている。また、図中、36
は、シール部材である。
また、かかるロック金具28における軸部30の下端側は、
取付金具26から突出せしめられており、その先端部に対
して、略L字形状を呈する作用金具40が、取付ボルト4
2、44によって、固定的に取り付けられている。なお、
該作用金具40のロック金具28に対する取付部分には、外
フランジ状部46が形成されており、該外フランジ状部46
の取付金具26に対する当接によって、かかるロック金具
28の挿通孔24からの軸方向外方への抜け出しが阻止され
得るようになっている。
そして、かかる作用金具40によって、ロック金具28の回
転軸から直角な方向に延び出す係合部38が形成されてい
る。即ち、かかるロック金具28の所定の回動位置におい
て、該係合部38が、前記受枠10の内周面に形成された支
持部20に対して係合せしめられることにより、蓋体12の
開操作が阻止され得るようになっているのであり、一方
かかるロック金具28を回動させて、該係合部38を受枠10
の支持部20から離脱させることによって、蓋体12を開け
ることができるようになっているのである。
さらに、前記取付金具26には、挿通孔24の回りに位置し
て設けられた、該挿通孔24と略平行に延びる貫通孔が、
その下側開口部を閉塞体48によって閉塞されることによ
り、ロック金具28の円板部32に向かって開口する適数個
(本実施例においては、挿通孔24を中心とする円周上に
6個)の深底状の分割穴50が形成されている。
また一方、前記ロック金具28にあっては、その円盤部32
において、上記取付金具26に設けられた分割穴50に対応
する位置に、それぞれ、浅底状の分割穴52が形成されて
いる。即ち、かかるロック金具28が、前述の如く、受枠
10の支持部20に対して係合する回動位置にあるときに、
その分割穴52の開口部が、取付金具26との合わせ面にお
いて、該取付金具26に設けられた分割穴50の開口部に一
致せしめられて互いに連通され、以てそれら両金具26、
28間に亘って延びるシリンダ54が形成されるようになっ
ているのである。
そして、かかるシリンダ54内には、それぞれ、その内径
よりも僅かに小さな外径の円柱形状を呈する係止ロッド
56が、長手方向に所定距離移動可能に収容配置されてい
る。この係止ロッド56は、第2図に示されている如く、
シリンダ54内上端側の移動位置において、両分割穴50、
52間に跨って位置せしめられる一方、第2図に一点鎖線
で示されている如く、シリンダ内下端側への移動位置に
おいて、ロック金具28の分割穴52側に突出することな
く、取付金具26の分割穴50内に収納され得るようになっ
ている。
ところで、ここにおいて、かかる係止ロッド56は、長手
方向両端部に磁極を有する永久磁石によって形成されて
いる。更に、該係止ロッド56が収容されるシリンダ54の
下部を構成する閉塞体48もまた、永久磁石によって形成
されている。そして、該閉塞体48の内面の磁極が、係止
ロッド56の下端部と同じ磁極とされて、該係止ロッド56
に対して磁極の反撥による付勢力が及ぼされ、以て該係
止ロッド56がシリンダ54内の上端側に保持せしめられ得
るようになっているのである。なお、このことから明ら
かなように、本実施例においては、係止ロッド56の下端
部の磁極と、閉塞体48内面の磁極とによって、該係止ロ
ッド56をシリンダ54内の上端部に向かって付勢する付勢
手段が構成されているのである。
そして、かかる磁極の反撥力によって、係止ロッド56が
シリンダ54内上端側に保持せしめられる結果、該係止ロ
ッド56によって、ロック金具28の取付金具26に対する相
対回動が阻止され得て、該ロック金具28の回動操作によ
るロック解除、即ち蓋体12の開操作が阻止され得ること
となるのである。
一方、かかるロック金具28を回動させてロックを解除す
るには、すべての係止ロッド56をシリンダ54内の下端側
に移動させる必要があるが、該係止ロッド56が磁石にて
形成されていることから、その上端部に対し、ロック金
具28を介して磁界を作用せしめて、上記閉塞体48にて及
ぼされる反撥力に抗して該ロック金具28を下端側に移動
せしめ得るだけの磁力による反撥力を作用せしめること
により、かかる係止ロッド56を移動させて、ロック金具
28の回動操作を可能と為すことができるのである。
ところで、かかるロック解除操作に際しては、例えば、
第4図及び第5図に示されている如き、ロック解除治具
58が、好適に用いられることとなる。かかるロック解除
治具58は、円形の作用面60を有する厚肉円盤状の本体部
62と、該本体部62の裏面上に突出形成された把手部64と
から構成されている。また、その作用面60には、前記ロ
ック金具28の円板部32に設けられた位置合せ突起33に対
応した嵌合穴66を有しており、それら位置合せ突起33と
嵌合穴66とによって、かかるロック解除治具58の作用面
60が、ロック金具28の円板部32に対して、一定の相対的
位置関係をもって重ね合わせられるようになっている。
さらに、かかるロック解除治具58の本体部62内には、ロ
ック金具28に対して重ね合わせられた際に、該ロック金
具28に形成された分割穴52に対応する部位において、そ
れぞれ、永久磁石68が埋設配置せしめられており、前述
の如き、ロック金具28が受枠10に対して係合する回動位
置にあるときに、各分割穴52内に位置せしめられる係止
ロッド56に対して、対向位置せしめられるようになって
いる。そして、かかるそれぞれの永久磁石68における、
係止ロッド56に対して対向せしめられる端面には、該係
止ロッド56の上端部と同じ磁極が設定されており、各係
止ロッド56に対して反撥力が及ぼされ得るようになって
いるのである。なお、かかる永久磁石68にて係止ロッド
56に及ぼされる反撥力は、該係止ロッド56を、前記閉塞
体48との間に生ぜしめられる反撥力に抗して、シリンダ
54内下端側に移動せしめ得るだけの大きさに設定される
こととなる。
それ故、このようなロック解除治具58を用いれば、該ロ
ック解除治具58をロック金具28に重ね合わせることによ
り、各係止ロッド56がシリンダ54内下端側に移動せしめ
られることとなるのであり、そしてかかる重ね合わせ状
態下に、該ロック解除治具58を回動せしめることによ
り、位置合せ突起33に対する嵌合穴66の嵌合に基づい
て、ロック金具28が回動せしめられることとなる結果、
蓋体12の受枠10に対するロックが解除されることとなる
のである。
従って、上述の如き構造とされたマンホール蓋装置にあ
っては、ロック機構14の構造、特にロック金具28の回動
阻止機構を、外部からの観察によって解明することが極
めて困難であり、その原理が容易には解らないのであ
る。
また、かかるロック機構14にあっては、係止ロッド56の
配設位置及びその上端部の極性を、外部からは解らない
ように、適宜変更することが可能であることから、特に
かかる係止ロッド56を複数個設けることによって、該ロ
ック機構の原理を知っているものでも、外部から及ぼす
べき磁界の場所やその極性を容易には判別し得ないので
ある。
そして、それ故、かかる構造のロック機構14を採用する
ことによって、外部の者による蓋体12の開操作が極めて
効果的に防止され得るのであり、優れた安全性と信頼性
とが発揮され得ることになるのである。
また一方、かかる構造のロック機構14にあっては、係止
ロッド56の配設位置及びその上端部の極性、即ち外部か
ら磁界を及ぼすべき場所とその極性を知っている者によ
っては、例えば、前述の如きロック解除治具58を用いる
ことにより、そのロック解除が極めて迅速に且つ確実に
為され得るのであり、それ故緊急時における関係者によ
る蓋体12の迅速な開操作性が有利に確保され得るのであ
る。
次に、第6図には、本考案の別の実施例が示されてい
る。なお、本実施例では、その要部たる係止ロッド(5
6)によるロック金具(28)の回動阻止構造の概略のみ
を図示すると共に、その理解を容易とするために、前記
実施例と同様な構造とされた部材については、それぞ
れ、同一の符号を付しておくこととする。
すなわち、本実施例においては、シリンダ54が、ロック
金具28側に深底形状をもって形成された分割穴52と、取
付金具26側に浅底形状をもって形成された分割穴50とに
よって構成されている。そして、係止ロッド56が、シリ
ンダ54内の下端側に位置せしめられた時に、ロック金具
28と取付金具26との間に亘って位置せしめられて、該ロ
ック金具28の回動を阻止し得る一方、該係止ロッド56
が、シリンダ54内の上端側に移動せしめられることによ
り、係止ロッド56がロック金具28側の分割穴52内に収納
されて、該ロック金具28の回動によるロック解除操作を
許容し得るようになっている。
従って、このようなロック構造を採用する本実施例にお
いては、前記第一の実施例に比して、係止ロッド56のロ
ック位置たるシリンダ54内下端側への保持が、重力にて
為されることとなるところから、特別の付勢手段を設け
る必要がなく、構造の簡略化が図られ得ることとなるの
である。
また一方、かかる係止ロッド56のシリンダ54内上端側へ
の移動は、第7図に示されているように、係止ロッド56
の配設位置に対応する部位に永久磁石68が埋設されてな
るロック解除治具58を用いて、かかる係止ロッド56に吸
引力を及ぼすことにより、良好に為され得ることとなる
のである。なお、この場合、係止ロッド56の上端部を永
久磁石にて形成する必要は必ずしもなく、鉄等の永久磁
石以外の磁性体にて形成することも可能である。
以上、本考案の実施例について詳述してきたが、これは
文字通りの例示であって、本考案は、かかる具体例にの
み限定して解釈されるものではない。
例えば、前記第一の実施例においては、係止ロッド56を
シリンダ54内の上端側に保持するための付勢手段とし
て、係止ロッド56に対して反撥力を及ぼす磁石からなる
閉塞体48が用いられていたが、その他、例えばコイルス
プリング等を用いた、他の公知の付勢機構を採用するこ
とも可能である。
また、前記実施例においては、何れも、シリンダ54が、
蓋体12に対して垂直方向に形成されていたが、その他、
例えば、該シリンダを水平方向に形成し、ロック金具28
に設けた穴内に挿入される磁石にて、かかるシリンダ内
に収容配置される係止ロッドに対して、磁力を及ぼしめ
る構造とすることも、勿論可能である。
さらに、ロック金具28の回動を阻止する係止ロッド56
は、必ずしも複数個設ける必要はなく、一つだけ設ける
ようにしても良い。そして、そのような場合でも、かか
る係止ロッド56の配設位置が外部から判らないようにす
ること等により、外部の者の開操作を、充分有効に防止
し得るものである。
また、本考案においては、蓋体12等の材質は、特に限定
されるものではないが、係止ロッド56に設定される磁力
の大きさ等によっては、シリンダ54をセラミックス等の
非磁性体にて形成して、該係止ロッド56が、その磁力に
よってシリンダ内面に吸着するのを防止することも考え
られる。
更にまた、上述の如きロック機構14を、蓋体12の複数個
所に設けることも可能である。
加えて、蓋体12は、受枠10に対して蝶番にて取り付けら
れている必要はなく、取外し式のものであっても良い。
その他、一々列挙はしないが、本考案は当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様にお
いて実施され得るものであり、またそのような実施態様
が、本考案の主旨を逸脱しない限り、何れも本考案の範
囲内に含まれるものであることは、言うまでもないとこ
ろである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るマンホール蓋装置の一実施例を
示す平面図であり、第2図は、そのロック機構を拡大し
て示す断面図であり、第3図は、かかるロック機構の平
面図である。また、第4図は、第1図に示されているマ
ンホール蓋装置のロック機構を解除する際に好適に用い
られるロック解除治具を示す断面図であり、第5図は、
第4図における底面図である。更に、第6図は、本考案
に従う構造とされたロック機構の別の実施例を示す要部
断面説明図であり、第7図は、かかるロック機構におけ
るロック解除操作を説明するための断面説明図である。 10:受枠、12:蓋体 14:ロック機構、20:支持部 26:取付金具、28:ロック金具 38:係合部、48:閉塞体 50:分割穴(取付金具26側) 52:分割穴(ロック金具28側) 54:シリンダ、56:係止ロッド 58:ロック解除治具、68:永久磁石

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホール開口部に固設される受枠の枠体
    内に配されて、該受枠の開口部を開口可能に閉塞する蓋
    体に対し、該受枠に係脱可能な係合突起を備えたロック
    部材を、該蓋体の板面に略垂直な一軸回りに回動可能に
    設け、該ロック部材の回動操作に基づく前記係合突起の
    受枠に対する係合により、かかる蓋体の開操作を阻止す
    るようにしたマンホール蓋装置において、 前記ロック部材と前記蓋体とに対し、前記係合突起が前
    記受枠に係合されることとなる該ロック部材の回動位置
    において互いに連通されて、それらロック部材と蓋体と
    の間に亘って直線的に延びるシリンダを該ロック部材の
    回動軸から離れた位置に少なくとも一つ形成する分割穴
    を、それぞれ設けると共に、該シリンダ内に移動可能に
    収容されて、一端側の移動位置において前記ロック部材
    と蓋体との分割穴間に跨って位置せしめられることによ
    り該ロック部材の回動を阻止せしめ且つ他端側の移動位
    置においてそれらロック部材と蓋体との何れか一方の分
    割穴内に収納されることにより該ロック部材の回動を許
    容する、少なくとも一部が磁性体により形成された係止
    ロッドを配し、更にかかる係止ロッドが、前記シリンダ
    内において、前記一端側への移動位置に保持せしめられ
    ると共に、外部から該係止ロッドに対して及ぼされる磁
    力によって、該係止ロッドが前記他端側へ移動せしめら
    れることを許容するように構成したことを特徴とするマ
    ンホール蓋装置。
  2. 【請求項2】前記係止ロッドを前記シリンダ内一方の側
    に向かって付勢する付勢手段を設けて、該係止ロッドを
    前記一端側に保持せしめると共に、該係止ロッドにおけ
    る少なくとも付勢方向前方端部分を磁石にて形成し、該
    係止ロッドに対して外部磁界による反撥力を及ぼすこと
    により、該係止ロッドが、前記シリンダ内の他端側に移
    動せしめられ得るようにしたことを特徴とする請求項
    (1)記載のマンホール蓋装置。
  3. 【請求項3】前記シリンダを前記蓋体の板面に垂直な方
    向に形成し、前記係止ロッドが、該シリンダ内下端側へ
    の移動位置において前記ロック部材と蓋体との分割穴間
    に跨って位置せしめられ且つ該シリンダ内上端側への移
    動位置においてそれらロック部材と蓋体との何れか一方
    の分割穴内に収納され得るように構成して、該係止ロッ
    ドを重力によってかかるシリンダ内下端側に保持せしめ
    ると共に、該係止ロッドに対し、外部磁界による吸引力
    を及ぼすことにより、該係止ロッドが、前記シリンダ内
    の上端側に移動せしめられ得るようにしたことを特徴と
    する請求項(1)記載のマンホール蓋装置。
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