JPH07293057A - 解錠防止機能付錠 - Google Patents

解錠防止機能付錠

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JPH07293057A
JPH07293057A JP10618994A JP10618994A JPH07293057A JP H07293057 A JPH07293057 A JP H07293057A JP 10618994 A JP10618994 A JP 10618994A JP 10618994 A JP10618994 A JP 10618994A JP H07293057 A JPH07293057 A JP H07293057A
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JP
Japan
Prior art keywords
iron core
movable iron
lock
key
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP10618994A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kamei
学 亀井
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Act KK
Original Assignee
Act KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 解錠を必要とする時以外は解錠することがで
きないようにする。 【構成】 1は円筒状カバーで、内部中間部に上部鍔
2、下部鍔3が形成され、中間部にコイル5及び可動鉄
芯部6からなるソレノイドを配設固定している。コイル
5に通電されないと、可動鉄芯部6はスプリング22が
鍔21を上方に押しスリット8と係止ピン10とは係合
している。ロック板11と一体の係止ピン19は可動鉄
芯部6下部のスリット20に係合している。この状態で
鍵23をシリンダー錠4上端面の鍵孔4aに差し込んで
回せば鍵23の回転と共に可動鉄芯部6及び回動軸1
3、ロック板11が一体に回動し錠は正常に働く。コイ
ル5に通電すると、可動鉄芯部6はコイル5の磁力で下
方に下り、シリンダー錠4の回動軸9の係止ピン10は
可動鉄芯部6のスリット8より外れフリーになり、可動
鉄芯部6は回動しないのでロック板11は回動せず解錠
できない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダー錠にソレノ
イド等の電気制御手段による解錠防止装置を配設し、不
正な手段で解錠できないようにし犯罪を防止できるシリ
ンダー錠の解錠防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンダー錠等の機械式の錠では
解錠を防止する機能を有していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、合い鍵を使用したり、不正な手段で解錠で
き、ゲーム用機器やパチンコ機、自動車での犯罪を未然
に防ぐことはできないという問題点があった。本発明は
上記目的を達成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、錠の回動軸とロック部材の連動を遮断する電
気制御手段を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】シリンダー錠を鍵により施錠する。施錠された
錠を解錠する必要のない時はソレノイドに通電し、シリ
ンダー錠の回動軸とロック板を連結するソレノイドの可
動鉄芯を摺動して回動軸又はロック板から外す。又は、
ソレノイドに通電してストッパーを変位し、シリンダー
錠の回動軸に突設した係止ピンに係合し、鍵によりシリ
ンダー錠の回動軸を回動できないようにして解錠を防止
する。
【0006】
【実施例】図1乃至図4は本発明の第1実施例である。
1は円筒状カバーで、内部中間部に上部鍔2、下部鍔3
が形成され、中間部にコイル5及び筒状のスペーサ2
4、筒状の鍔付きスペーサ25、鉄芯26の3点を嵌合
固定した可動鉄芯部6からなるソレノイド7を配設固定
している。スペーサ24及び鍔付きスペーサ25は筒状
の磁気に影響を及ぼさない非磁性体で製作されており、
双方とも回動軸9,13を差し込むための穴27,28
及び係止ピン10,19を嵌合させるため両側にスリッ
ト8,20を形成している。シリンダー錠4の回動軸9
の径方向に突設した係止ピン10を挿入している。回動
軸9は穴27から外れることはないが、係止ピン10は
可動鉄芯部6が下がることによりスリット8から外れ
る。11はロック板で、偏心位置の穴12に回動軸13
が嵌合突設されている。回動軸13はカバー1の底板1
aの孔18より外部へ突き出し、中間の鍔16をカバー
1の底板1aに当接し、カバー1から下方に突き出した
回動軸13外周の溝17に嵌入したEリング14により
カバー1の底板1aに回動自在に取り付け、上部径方向
に突設した係止ピン19は鍔付きスペーサ25下端両側
のスリット20に嵌入している。この係止ピン19は可
動鉄芯部6が上下してもスリット20から外れることは
ない。この可動鉄芯部6下方の鍔21とカバー1底面間
にはスプリング22が装着されている。
【0007】次に作用について説明する。図1、図2は
施錠、解錠する時の図で、コイル5には通電されておら
ず可動鉄芯部6はスプリング22が鍔21を上方に押し
スリット8と係止ピン10とは係合している。ロック板
11と一体の係止ピン19は可動鉄芯部6下部のスリッ
ト20に係合している。この状態で鍵23をシリンダー
錠4上端面の鍵孔4aに差し込んで回せば鍵23の回転
と共に可動鉄芯部6及び回動軸13、ロック板11が一
体に回動し錠は正常に働く。
【0008】解錠する必要のない時はコイル5に通電す
る。可動鉄芯部6は図4の如く、コイル5の磁力で下方
に下り、シリンダー錠4の回動軸9の係止ピン10は可
動鉄芯部6のスリット8より外れフリーになる。この状
態で鍵23を差し込んで回してもシリンダー錠4が回動
するだけで可動鉄芯部6は回動しないのでロック板11
は回動せず解錠できない。
【0009】図5は本発明の第2実施例で、第1実施例
と比較し可動鉄芯部6′の上下が逆でスプリング22′
が上方についており、コイル5′に通電した時だけ鍵が
有効になる。第1実施例と逆のタイプである。
【0010】図6、図7は本発明の第3実施例である。
カバー30上部にシリンダー錠31下部が固定されシリ
ンダー錠31の回動軸32下端はカバー30より下方に
突出し、ロック板33が固定されている。34は固定鉄
芯35を有する電磁石で、カバー30の側方扁平凹部3
0aにL型ホルダー36を固定し、電磁石34を載置固
定し、上端軸受36aに先端が上方に折曲し係止凹部3
7aを有する磁性体からなるストッパー37を枢着し、
スプリング38で常時上方に付勢し、前記係止凹部37
aが回動軸32上部径方向に突設した係止ピン39に嵌
入し回動軸32の回動を阻止している。電磁石34に通
電するとストッパー37が吸引されて下降し係止凹部3
7aが係止ピン39より外れ鍵23は回せる状態とな
る。
【0011】図8、図9は本発明の第4実施例である。
第3実施例と比較し磁性体からなるストッパー50が下
向きになっており、電磁石34に通電しない時、スプリ
ング51により上方に押し上げられ係止凹部50aが係
止ピン39より外れ鍵23は回せる状態になっており、
電磁石34に通電するとストッパー50が下方に吸引さ
れ係止凹部50aが係止ピン39に係止し回動軸32の
回動を阻止するようになっている。
【0012】図10は本発明の第5実施例で、第1実施
例の可動鉄芯部6に磁石52を固定し、コイル5に鉄板
などの吸着板53を固定している。コイル5に正方向に
通電すると可動鉄芯部6は磁力により下に下がり、図1
1(a)の磁石52は図11(b)の如く吸着板53に吸着さ
れ、通電を止めてもこの状態を保持する。コイル5に逆
方向に通電すると図11(c)の如くS極、N極が入れ替
わり、磁石52と電磁石は反撥して離れスプリング22
によりこの状態を保持する。この実施例であるとコイル
通電時間が1秒以下と短く、車等バッテリーを使用して
いるシステムに最適である。
【0013】なお、第2実施例乃至第4実施例において
も上記第5実施例と同様に磁石を付加することにより保
持機能を持たせることが可能である。
【0014】図12は第1実施例から第4実施例のソレ
ノイドコイル制御回路例で、CONT信号をハイレベル
にすることにより通電する。
【0015】図13は第5実施例のソレノイドコイル制
御回路例で、KYEOFF信号を1秒程度ローレベルに
することで、可動鉄芯が引かれ鍵は空回りとなる。鍵を
使用する必要がある時はKYEON信号を1秒程度ロー
レベルにすると可動鉄芯は上がり鍵が有効となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、錠の回動軸とロック部
材の連動を遮断する電気制御手段を備えているので、ゲ
ームセンター機器やパチンコ店向け機器等の錠として使
用すればメンテナンスやコインの回収時など解錠を必要
とする時以外は合い鍵などを使用して解錠することがで
きず犯罪を防止でき、又、車などの場合、無線コントロ
ールにより電磁石を作動させ錠を無効にすることができ
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例鍵有効時正断面図である。
【図2】図1のケースを取り外し、該ケースを切断した
分解正面図である。
【図3】図1の全体を分解した斜視図である。
【図4】図1の鍵無効時のケースを取り外し、該ケース
を切断した分解正面図である。
【図5】本発明の第2実施例分解斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例鍵無効時正断面図である。
【図7】図6の分解斜視図である。
【図8】本発明の第4実施例鍵有効時の正断面図であ
る。
【図9】図8の分解斜視図である。
【図10】本発明の第5実施例でケースを取り外し、該
ケースを切断した分解正面図である。
【図11】図10の作動説明図である。
【図12】第1実施例乃至第4実施例のコイル制御回路
図である。
【図13】第5実施例のコイル制御回路図である。
【符号の説明】
1 カバー 4 シリンダー錠 5 コイル 6 筒状の可動鉄芯部 7 ソレノイド 8 スリット 9 回動軸 10 回動軸9の係止ピン 11 ロック板 13 回動軸 19 回動軸13の係止ピン 20 スリット 22 スプリング 23 鍵 26 鉄芯 30 カバー 31 シリンダー錠 32 回動軸 33 ロック板 34 電磁石 35 固定鉄芯 37 ストッパー 38 スプリング 39 係止ピン 50 ストッパー 51 スプリング 52 磁石 53 吸着板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠の回動軸とロック部材の連動を遮断す
    る電気制御手段を備えた解錠防止機能付錠。
  2. 【請求項2】 錠の回動軸とロック板間にソレノイドを
    配設し、その可動鉄芯を上下動させ、前記回動軸又はロ
    ック板との連結を外すようにした請求項1記載の解錠防
    止機能付錠。
  3. 【請求項3】 ロック板を固定した錠の回動軸に係止ピ
    ンを突設し、ケースに固定した電磁石のストッパーを非
    作動時、前記係止ピンとの係合を外すようにし、電磁石
    作動時ストッパーを係止ピンに係合する如くした請求項
    1記載の解錠防止機能付錠。
JP10618994A 1994-04-22 1994-04-22 解錠防止機能付錠 Pending JPH07293057A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10618994A JPH07293057A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 解錠防止機能付錠

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JPH07293057A true JPH07293057A (ja) 1995-11-07

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JP10618994A Pending JPH07293057A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 解錠防止機能付錠

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020927A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Nk Parts Kogyo:Kk 遊技機の施錠装置
CN102086719A (zh) * 2011-03-07 2011-06-08 珠海华伟电气科技股份有限公司 钥匙头磁性解闭锁结构
CN102213044A (zh) * 2010-04-07 2011-10-12 陈明 弹子逆向运动金库锁芯主件装置

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