JPH0525960A - 施解錠確認装置 - Google Patents

施解錠確認装置

Info

Publication number
JPH0525960A
JPH0525960A JP20564091A JP20564091A JPH0525960A JP H0525960 A JPH0525960 A JP H0525960A JP 20564091 A JP20564091 A JP 20564091A JP 20564091 A JP20564091 A JP 20564091A JP H0525960 A JPH0525960 A JP H0525960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
knob
stator
key
magnetized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20564091A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Miyatsu
孝嘉 宮津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP20564091A priority Critical patent/JPH0525960A/ja
Publication of JPH0525960A publication Critical patent/JPH0525960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ錠の鍵自身に施,解錠操作の履歴を
残し、必要な時必要な場所で直前の施解錠操作の経歴が
確認できる機能を付与した施解錠確認装置において、特
に誤表示を無くし高度の信頼性を持った施解錠確認装置
を提供することを目的とする。 【構成】 非磁性体からなる鍵1のつまみ2の一方の側
端2aの半円筒形の凹部2cに、直径方向に着磁した円
筒状のロータ3の回転軸内面に雌ねじを形成するととも
に、該ロータ3は外面に雄ねじを形成した非磁性体から
なる軸3aに螺合し更に該軸3aの両端は非磁性体から
なる支持板3b,3cに固着され、該支持板3bは半円
筒形の凹部2cの外方の端部に固着され、該支持板3c
は前記つまみ2の半円筒形の凹部2cの内方の端部に固
着されている。シリンダ本体7のシリンダキャップ9の
下に中空円板状の厚み方向に交互に連続して着磁された
ステータ4が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダ錠の施解錠確
認装置に関わり特に、シリンダ錠の鍵自身に施,解錠操
作の確認機能を付与した施解錠確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−315779号公報におい
て、シリンダ端面に装着されたドライブマグネットの磁
力を磁気誘導板で誘導し、表示マグネットをロータリー
ソレノイド方式で駆動して、直前の施,解錠の履歴を表
示させる施解錠確認装置が提案されている。
【0003】この従来例では、ドライブマグネットから
磁気誘導板を経由してロータリーマグネットに至る磁気
回路中において、シリンダ前面に配設されたドライブマ
グネットと鍵のつまみ端に配設された磁気誘導板との間
には、必然的に大きなエアギャップが生じる。この大き
なエアギャップに起因する磁気抵抗の為、ドライブマグ
ネットにより磁気誘導板内端(ロータ側)に磁気誘導さ
れる磁力は極めて小さくなる、従ってこの逓減される磁
力を見越してドライブマグネットの磁力は強大に設定す
る必要がある。
【0004】又、ドライブマグネットから磁気誘導板を
経由してロータリーマグネットに至る磁気回路中におい
て、ロータリーマグネットと磁気誘導板との間にあるエ
アギャップはドライブマグネットと磁気誘導板との間に
あるエアギャップに比較して極めて小さい為ロータリー
マグネットがいったん作動して磁気誘導板に吸着して安
定な状態になると、この磁気的に安定した状態にオーバ
ーライドしてロータリーマグネットに初期トルクを発生
させるには益々強力な磁力をドライブマグネットに要求
される。この為、ドライブマグネットは高価な希土類等
の磁石を使用しなければならないばかりでなく、前記の
初期トルクが極めて小さいため、ロータリーマグネット
自身の回転軸の軸摩擦のばらつきにより、場合によって
は機械的ショックを与えないと初期トルクによる正規の
作動を得られないという欠点があり信頼性に問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、極めて高度の信頼性が要求されるセキュリティ
の確認ツールに相応しい施解錠確認装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、多極着磁したステータをシリンダ前面近
傍に配設し、着磁したロータにねじ部を設けるとともに
該ロータを螺合したねじ部材を、該ロータが前記ステー
タと対向する向きに支持板にてつまみの凹部に配設し、
該ロータの移動限度位置に該ロータの視認部を設けつま
み全体を保護部材で覆設した構成とした。
【0007】更に、多極着磁したステータをシリンダ前
面近傍に配設し、着磁したロータにねじ部を設けるとと
もに該ロータを螺合したねじ部材を、該ロータが前記ス
テータと対向する向きに支持板にてつまみの凹部に配設
し、前記ステータと該ロータとの間のつまみに軟鉄板を
設け、該ロータの少なくとも一方の移動限度位置のつま
みにリードスイッチを配設するとともに、該リードスイ
ッチとLED,スイッチ,電池を直列に接続してつまみ
上に配設した構成とした。
【0008】又、多極着磁したステータをシリンダ前面
近傍に配設し、側面に表示板を突設するとともに両側端
に耳軸を突設したロータを該表示板と該ロータの耳軸と
を含んだ面内で直径方向に着磁し、両端縁に沿って係合
段部を形成した凹部を前記ステータと対向する方向につ
まみに設け、前記ロータの耳軸を支持板で該凹部に回動
自在に樞支するとともに、前記ステータと該ロータとの
中間のつまみに磁気誘導板を設けるとともに、表示板の
視認部を設けた保護部材でつまみ全体を覆設した構成と
した。
【0009】更に、多極着磁したステータをシリンダ前
面近傍に配設し、側面に表示板を突設したロータを該表
示板と該ロータの回動軸とを含んだ面内で直径方向に着
磁するとともに、両端縁に沿って係合段部を形成した凹
部を前記ステータと対向する方向につまみに設け、該凹
部の両側端に支持板を固着し該凹部と保護部材に囲まれ
た空間に前記ロータを回動自在に緩挿し、前記ステータ
と該ロータとの中間のつまみ上に磁気誘導板を設け、表
示板の視認部を設けた前記保護部材でつまみ全体を覆設
した構成とした。
【0010】
【作用】錠の施,解錠操作は、鍵をシリンダに挿入し
て、鍵を時計回り(以下CWと言う)又は反時計回り
(以下CCWと言う)に回動させて、デッドボルトを突
出又はリトラクトさせるものである。デッドボルトの突
出又はリトラクトは、シリンダ内筒(プラグ)に連設さ
れたテールピースがピニヨンラック式のピニヨンの役目
を果たし、デッドボルトの端部に設けられたラックの役
目を果たす凹部と係合してなされる。従って、施錠をす
る為、デッドボルトを突出させるのに鍵のCW操作で行
うのかCCW操作で行うのかは、シリンダがデッドボル
トの上方に配設されるか、下方に配設されるかの設計条
件による。また、同じ錠でも錠ケースの上下方向はその
ままで、右勝手のドアに取り付けるか、左勝手のドアに
取り付けるかにより鍵の操作方向は逆転する。
【0011】しかし、いったん錠がある扉に取り付けら
れてしまうと、鍵のCW操作で施錠であれば、必然的に
CCW操作で解錠と決定し、永久的に不変であるし、通
常の操作では、例えば扉を開けた状態で故意に施錠する
ような場合を例外とすれば、施錠で無ければ必ず解錠で
あり、解錠で無ければ必ず施錠である。更に、錠の施錠
(デッドボルトの突出),解錠(デッドボルトのリトラ
クト)と鍵の操作方向とは不可分の因果関係にあるの
で、シリンダから鍵を抜き取る直前の鍵の回転方向を何
らかの形で鍵そのものに記録して残せば、後日離れた場
所でもその鍵で施錠してきたかどうか確認できる。
【0012】一方、世界的に流通している錠について、
シリンダの鍵による操作角度で分類してみると、第1の
タイプとして、鍵の特定のつまみ端をシリンダの12時
の位置に挿入してCWに施錠(解錠)し、6時の位置で
鍵を抜き取り、6時の位置に挿入してCCWに解錠(施
錠)し、12時の位置で鍵を抜き取るタイプ(以下18
型と言う)と、第2のタイプとして、鍵の特定のつまみ
端を12時の位置に挿入してCWに施錠(解錠)し1回
転して又12時の位置で鍵を抜き取り、12時の位置に
挿入してCCWに解錠(施錠)し1回転して又12時の
位置で鍵を抜き取るタイプ(以下36型と言う)があ
る。
【0013】更に、第3のタイプとして、自動車等のシ
リンダに多用されているリターン形式のものがある。こ
れは、鍵の特定のつまみ端をシリンダの12時の位置に
挿入してCWに45°近く回動して施錠(解錠)し、C
CWに45°近く元に戻すように回動して12時の位置
で鍵を抜き取る。解錠するには、鍵の特定のつまみ端を
シリンダの12時の位置に挿入してCCWに45°近く
回動して解錠(施錠)し、CWに45°近く元に戻すよ
うに回動して12時の位置で鍵を抜き取るタイプ(以下
45型と言う)がある。
【0014】ヨーオロッパでは、鍵を2回転して施,解
錠を行う72型とでもいうべき錠があるが、これは施解
錠確認的には36型の範疇として何ら問題は無い。しか
し、何れにせよ施,解錠操作完了直前の鍵の回転方向を
記憶しておけば、施,解錠の確認が出来ることは以上の
説明から明白である。
【0015】本発明の第1実施例においては、シリンダ
前部にモーターのステーターに相当する多極着磁した磁
石を配設し、鍵の回動に協動してつまみに支持されたね
じ部材に螺合した磁極をもつロータが回動し、該鍵の回
動方向に応じて前記ロータがねじ部材に螺合しながらね
じ部材の一方の端部から他方の端部まで移動して鍵の回
動方向(施錠,解錠操作)の履歴となるのである。従っ
て、必要なとき鍵のつまみのロータの位置を確認するこ
とによりこの鍵による直前の施解錠操作の履歴が確認が
出来る。
【0016】本発明の第4実施例においては、シリンダ
前部にモーターのステーターに相当する多極着磁した磁
石を配設し、鍵の回動に協動してつまみに支持されたね
じ部材に螺合した磁極をもつロータが回動し、該鍵の回
動方向に応じて前記ロータがねじ部材に螺合しながらね
じ部材の一方の端部から他方の端部まで移動して鍵の回
動方向(施錠,解錠操作)の履歴となるのである。更
に、前記ロータの各移動限界位置のつまみ上にリードス
イッチを配設するとともに、LED,電池及びスイッチ
を直列に接続してつまみ上に設けて、必要なとき鍵のつ
まみ上のスイッチを押して赤又は緑のLEDの点灯を確
認することにより、ロータの位置を電気的に読出してそ
の鍵による直前の施解錠操作の履歴が確認が出来る。
【0017】本発明の第5実施例においては、シリンダ
前部にモーターのステーターに相当する多極着磁した磁
石を配設し、表示板を円筒状の側面に突設したロータが
施錠,解錠する為の鍵の回動に協動して、約半回転左又
は右方向に回動し鍵による直前の施解錠操作の履歴を鍵
のつまみに残し、必要なとき該表示板の位置を見て直前
の施,解錠操作の履歴が確認が出来る。
【0018】
【実施例】図1は本発明による第1実施例のシリンダア
センブリAの分解斜視図である。非磁性体からなる鍵1
のつまみ2の一方の側端2aの半円筒形の凹部2cに、
直径方向に着磁した円筒状のロータ3の回転軸内面に雌
ねじを形成するとともに、該ロータ3は外面に雄ねじを
形成した非磁性体からなるねじ部材の軸3aに螺合し更
に該軸3aの両端は非磁性体からなる支持板3b,3c
に固着され、該支持板3bは半円筒形の凹部2cの外方
の端部に固着され、該支持板3cは前記つまみ2の半円
筒形の凹部2cの内方の端部に固着されている。
【0019】鍵1のつまみ2全体を図示しない合成樹脂
からなる保護部材でサンドイッチ状に嵌着されている。
更に、該保護部材にはつまみ2の半円筒形の凹部2cに
対向する部分が透明なプラスチックで形成されロータの
視認部が設けられている。ロータ3の着磁した外面は後
述するステータ4の着磁面4aと対向するように設定さ
れている。
【0020】一方の端部に図示しない錠ケースへの取り
付け用ねじ5およびシリンダ本体7を錠ケースへ固定す
る固定用凹部6を設けたシリンダ本体7は、他方の端部
中央に鍵孔8aが設けられたキーガイド8が装着され、
該キーガイド8の外周には中空円板状の厚み方向に交互
に連続して着磁されたステータ4が、キーガイド8が回
動自在になるように周接している。シリンダ本体7の他
方の端部には、非磁性体からなる底部中央にキーガイド
孔9aが設けられたキャップ状のシリンダキャップ9が
前述のステータ4及びキーガイド8を内蔵して挿嵌され
シリンダ本体7の凹部7aにスカート部9bをかしめて
係止されている。
【0021】なお、7bはシリンダ本体7のディスクタ
ンブラーを示している。又、軸3aのねじのピッチとス
テータ4のあいとなるN,S磁極間の間隔は鍵1が凡そ
45度回動して、ロータ3の外方の端部3dが軸3aの
外方の端部3a1 に位置していたのが、ロータ3の内方
の端部3eが軸3aの内方の端部3b1 に位置するよう
に設定されている(図2参照)。
【0022】第1実施例は上記のように構成されている
ので、先ず18型のシリンダについて図2の作動説明図
に基づき作動を説明する。今、18型のシリンダを装着
された錠が鍵1のCCWの操作で施錠だとする。鍵1の
つまみ2のロータ3が配設された方の側端2aがシリン
ダ本体7を正面から見て12時の位置から6時の位置ま
でCCWに回して施錠する。このとき、初期状態にてロ
ータ3は支持板3bに当接していたとする、ロータ3の
磁極はシリンダ本体7のステータ4の対応する異極に吸
引されて、ロータ3の外方の端部3dから見て(以下ロ
ータの回動方向はすべてこの方向からみてCW,又はC
CWと説明する)ロータ3はCWに回動する。軸3aの
ねじのピッチとステータ4のあいとなるN,S磁極間の
間隔は鍵1が凡そ45度回動して、ロータ3の外方の端
部3dが軸3aの外方の端部3a1 に位置していたの
が、ロータ3の内方の端部3eが軸3aの内方の端部3
1 に位置するように設定されているので、鍵1の側端
2aが約45度CCWに回動するとロータ3の内方の端
部3eが軸3aの内方の端部3b1 に位置し、ロータ3
の端部3eは支持板3cに当接する。
【0023】これ以降鍵1の側端2aが6時の位置にき
て施錠操作を完了して、シリンダ本体7から鍵1を抜き
取るまで、ロータ3は回動を停止して即ちスリップしな
がらロータ3は中心よりの内方移動限度位置を保持す
る。鍵1をシリンダ本体7から抜き取ってもロータ3は
軸3aとの螺合の摩擦抵抗でその位置を保持し続ける。
従って、此の鍵1の使用者は施錠してきたか不安が生じ
た時、手元の鍵1のつまみ2の視認部をとうしてロータ
3が支持板3cに当接した内方移動限度位置に位置して
いることを確認して、施錠してきたことの確証を得るの
である。
【0024】次に、解錠操作について説明する。鍵1の
つまみ2のロータ3が配設された方の側端2aがシリン
ダ本体7を正面から見て6時の位置から12時の位置ま
でCWに回して解錠する。このとき、初期状態にてロー
タ3は支持板3cに当接した内方移動限度位置に位置し
ている、ロータ3の磁極はシリンダ本体7のステータ4
の対応する異極に吸引されて、ロータ3はCCWに回動
する。軸3aのねじのピッチとステータ4のあいとなる
N,S磁極間の間隔は鍵1が凡そ45度回動して、ロー
タ3の外方の端部3dが軸3aの外方の端部3a1 に位
置していたのが、ロータ3の内方の端部3eが軸3aの
内方の端部3b1 に位置するように設定されているの
で、鍵1の側端2aが約45度6時の位置からCWに回
動するとロータ3の外方の端部3dが軸3aの外方の端
部3a1 に位置し、端部3dは支持板3bに当接しロー
タ3は外方移動限度位置に位置する。これ以降鍵1の側
端2aが12時の位置にきて解錠操作を完了して、シリ
ンダ本体7から鍵1を抜き取るまで、ロータ3は回動を
停止して即ちスリップしながらロータ3は外端よりの外
方移動限度位置を保持する。
【0025】鍵1をシリンダ本体7から抜き取ってもロ
ータ3は軸3aとの螺合の摩擦抵抗でその位置を保持し
続ける。 従って、此の鍵1の使用者は解錠してきたか
不安が生じた時、手元の鍵1のつまみ2の視認部をとう
してロータ3の位置が支持板3bに当接し、外方移動限
度位置に位置していることを確認して、解錠してきたこ
との確証を得るのである。以上の説明から明らかなよう
に、36型、さらに、72型についてもロータ3がスリ
ップしながらつまみ2が回動する期間が長いだけで作動
は全く同様なため説明は省略する。
【0026】ただ、45型については少し18型と相違
するので図3のシリンダ本体7に鍵1を挿入した状態を
正面からみて説明する。但しつまみ2上のロータ3と軸
3aの要部のみを図示している。初期状態でロータ3
は、支持板3cに当接し内方移動限度位置に位置した状
態である。
【0027】鍵1のつまみ2の側端2aを12時の位置
にして鍵孔8aに挿入し、施錠操作のためCCWに約4
5度回動する。このとき、ロータ3はCWに回動しよう
とするが、すでにロータ3は、支持板3cに当接した状
態であるのでロータ3は停止した状態でスリップして側
端2aが10時半の位置まで回動する。この位置までに
シリンダ本体7側では施錠は終了している。このあと、
鍵1のつまみ2の側端2aを12時の位置にCWに回動
して鍵1をシリンダ本体7から抜きとる。この施錠操作
の後半の過程で、ロータ3はCCWに回動して、ロータ
3の端部3dが支持板3bに当接する外方移動限度位置
に位置する。
【0028】従って、此の鍵1の使用者は施錠してきた
か不安が生じた時、手元の鍵1のつまみ2の視認部をと
うしてロータ3が支持板3bに当接し外方移動限度位置
に位置していることを確認して、施錠してきたことの確
証を得るのである。解錠の場合は、先ず初期状態でロー
タ3は支持板3bに当接した外方移動限度位置に位置し
た状態である。
【0029】この状態で鍵1のつまみ2の側端2aを1
2時の位置にして鍵孔8aに挿入し、解錠操作のためC
Wに約45度回動する。このとき、ロータ3はCCWに
回動しようとするが、すでにロータ3は、軸3aの支持
板3bに当接した状態であるのでロータ3は停止した状
態でスリップして側端2aが2時半の位置まで回動す
る。この位置までにシリンダ本体7側では解錠は終了し
ている。このあと、鍵1のつまみ2の側端2aを12時
の位置にCCWに回動して鍵1をシリンダ本体7から抜
きとる。この解錠操作の後半の過程で、ロータ3はCW
に回動して、ロータ3の端部3eが支持板3cに当接す
る内方移動限度位置に位置する。
【0030】従って、此の鍵1の使用者は施錠してきた
か不安が生じた時、手元の鍵1のつまみ2の視認部をと
うしてロータ3の位置が支持板3cに当接した内方移動
限度位置に位置していることを確認して、解錠してきた
ことの確証を得るのである。次に、本発明による第2実
施例を第4図に基づき説明する。第2実施例は、ロータ
3′まわりのみ第1実施例と異なるので、その相違点の
み図4に基づき説明する。
【0031】直径方向に着磁された円筒形のロータ3′
には外周に雄ねじ3d′が形成してあり、非磁性材から
なる筒状体11′の内面には雌ねじ11a′が形成され
ているとともに、該筒状体11′の内方の端部には支持
板3c′が固着され、外方の端部には支持板3b′が固
着されているとともに、前記ロータ3′の雄ねじ3d′
は筒状体11′の雌ねじ11aに螺合されている。更
に、筒状体11′の側面のロータ3′の外方移動限度位
置に相当する部分の一部が開放され視認部11b′を形
成され、内方移動限度位置に相当する部分の一部が開放
され視認部11c′を形成されている。
【0032】第2実施例のその他の構成は第1実施例と
全く同様であるので説明は省略する。上記のように構成
されているので、第1実施例と第2実施例の相違はロー
タが中心でねじ部材に螺合しているか、外面でねじ部材
に螺合しているかの違いだけである。従って、その作動
についても第1実施例と全く同様であるので説明は省略
する。なお、第1実施例,第2実施例ともに、ロータに
ねじを形成するには、ロータにアルマックス(切削可能
な磁性材料)を使用すればよいが、焼結型の磁石を使用
するときは、ねじ部材を別部材として非磁性材で形成し
てロータに挿着すればよい。
【0033】本発明による第3実施例について図5に基
づき説明する。図5は第3実施例の縦断面図である。シ
リンダ本体7″,ステータ4″,鍵1″,つまみ2″,
ロータ3″,軸3a″,支持板3b″,3c″等につい
ては第1実施例と全く同様であるので説明は省略する。
従って、その相違点のみについて説明する。鍵1″をシ
リンダ本体7″に挿入した位置で、図5に示すようにス
テータ4″と該ステータ4″と対向する位置に設けられ
たロータ3″の移動軌跡とのほぼ中間のつまみ2″上に
軟鉄板からなる磁気誘導板12″を配設した。その他の
構成については、第1実施例と全く同様である。
【0034】第3実施例は上記のように構成されている
ので、作動においても第1実施例との相違点のみについ
て説明する。施錠,解錠操作中鍵1″のつまみ2″のロ
ータ3″が、シリンダ本体7″のステータ4″上を移動
するがこのときステータ4″の磁極からの磁力線はこの
軟鉄板からなる磁気誘導板12″に誘導されるため、よ
り効率的にロータ3″が回動する。更に、施錠,解錠操
作が終わって鍵1″を携帯中ロータ3″の磁極と該軟鉄
板からなる磁気誘導板12″とが互いに吸引して携帯中
ロータ3″の位置保持が更に確実なものとなる。
【0035】なお、あまり該軟鉄板からなる磁気誘導板
12″をロータ3″に近づけ過ぎると、該軟鉄板からな
る磁気誘導板12″とロータ3″が強力に吸引し合って
ロータ3″自身がステータ4″の磁気により回動しなく
なるので注意を要する。又、この第3実施例の軟鉄板か
らなる磁気誘導板12″は第2実施例にも全く同様に適
用出来ることは、以上の説明で明白である。
【0036】本発明による第4実施例について図6及び
図7に基づき説明する。図6は本発明による第4実施例
の鍵11をシリンダ本体71に挿入した縦断面図であ
る。シリンダ本体71,ステータ41,鍵11,つまみ
21,ロータ31,軸31a,支持板31b,31c等
については第1実施例と全く同様であるので説明は省略
する。従って、その相違点のみについて説明する。
【0037】鍵11(図示せず)のつまみ21のロータ
31が、支持板31bに当接した位置つまりロータ31
の外方移動限度位置Xの正横および、ロータ31が支持
板31cに当接した位置つまりロータ31の内方移動限
度位置Yの正横のつまみ21に、それぞれリードスイッ
チ51a及び51bを鍵11の挿入,抜き取り方向に向
けて配設するとともに、それぞれ図7に示すように、電
池61(3ボルトボタン電池),2色発光LED71a
(赤色,R),71b(緑色,G),単極モーメンタリ
ONのスイッチ81を直列に電気的に接続してつまみ2
1上に配設されている。
【0038】第4実施例は上記のように構成されている
ので、機械的な部分の作動は第1実施例と全く同様であ
るので説明は省略する。従って、追加された電気的な相
違点のみについて説明する。例えば18型のシリンダの
錠について説明すると、鍵11のCCWの操作で施錠だ
とする。鍵11のつまみ21のロータ31が配設された
方の側端21aがシリンダ本体71を正面から見て12
時の位置から6時の位置までCCWに回して施錠する。
【0039】このとき、第1実施例と全く同様な経過を
経てロータ31は支持板31cに当接するがこのロータ
31の位置が内方移動限度位置Yである。このときリー
ドスイッチ51bはロータ31の磁極の磁力により接点
が閉成されるとともに、リードスイッチ51aはロータ
31の磁極の磁力が及ばない為接点は開成のままであ
る。従って、施錠してきたかどうか不安にかられたと
き、図7のスイッチ81を押すと電池61の電流は該リ
ードスイッチ51bを流れ、LED71bを流れてLE
D71bは緑に点灯して、施錠してきたことが確認され
る。
【0040】同様に、解錠のときはロータ31が外方限
度位置Xに在るため、リードスイッチ51aはロータ3
1の磁極の磁力により接点が閉成されるとともに、リー
ドスイッチ51bはロータ31の磁力が無くなり接点は
開成する。従って、解錠してきたかどうか不安にかられ
たとき、図7のスイッチ81を押すと電池61の電流は
該リードスイッチ51aを流れ、LED71aを流れて
LED71aは赤に点灯して、解錠してきたことが確認
される。
【0041】今、18型を例にして説明したが、36
型、72型或いは45型についてもロータの内,外方移
動限度位置にリードスイッチを配設し、LED,スイッ
チを電気的に直列に接続してつまみ上に装着すれば良
い。ただ、第3実施例の軟鉄板からなる磁気誘導板61
を配設すると、鍵11で施錠,解錠の操作が終了して該
鍵11をシリンダ本体71から抜き取るとき、ロータ3
1の磁極がリードスイッチ51a又は51bに厳密に正
対して居ない場合でもロータ31の磁極が磁気誘導板6
1を吸着し、その反作用で自動的にロータ31の磁極が
磁気誘導板61と正対し、該磁極の180度反対側の異
極が結果的にリードスイッチ51a又は51bに正対す
ることになる。従って、第4実施例においては磁気誘導
板61が必須要件となる。
【0042】第4実施例では、内方移動限度位置及び外
方移動限度位置にそれぞれリードスイッチを配設した
が、施錠と解錠は2律背反的事象であるため、何れか一
方の位置だけにリードスイッチを配設しただけで、施錠
又は解錠の確認だけでも必要にして充分である。
【0043】第5実施例について図8,9,及び10に
基づき説明する。シリンダ本体,ステータ,シリンダキ
ャップ及びキーガイド等については、第1実施例と全く
同様な構造であるため説明は省略する。鍵72のつまみ
73の一方の側端73aに鍵72の抜き差し方向と交差
する方向に半円筒状の凹部73bを設けるとともに、該
凹部73bの湾曲方向の両側縁には鍵先方向に係合段部
73cが、これと対向する位置に係合段部73dが形成
されている。円筒状のロータ74の側面に沿って非磁性
体からなる表示板74aが突設されるとともに、両側端
の中央には断面が正方形の非磁性体からなる耳軸74
b,74cが固着され、前記表示板74aを含めかつロ
ータ74の回転軸を含めた面でロータ74の直径方向
(Z′)に着磁されている。
【0044】中央に6角形の孔75b1 が形成された円
板状の支持板75bと、中央に6角形の孔75c1 が形
成された円板状の支持板75cとで前記ロータ74の耳
軸74b,74cがそれぞれ樞支されるとともに、支持
板75bは凹部73bの外端に、75cは凹部73bの
内端にそれぞれ固着されている。なお、前記耳軸74
b,74cの対角線の方向Z′と表示板74aは同一面
内にあるよう設定されているとともに、孔75b1 と孔
75c1 の対角線Z,Zは係合段部73cと係合段部7
3dとを含めた面と同一方向になるように設定されてい
る(図9参照)。ロータ74の表示板74aの先端まで
の半径は、凹部73bの横断面の半円形の部分の半径よ
り大きく設定されている。又、6角形の孔75b1 ,7
5c1 は耳軸74b,74cがそれぞれ遊転できるよう
な寸法に設定されている。76は磁気誘導板である。そ
の他の構成については、第1実施例と同様である。
【0045】第5実施例は上記のように構成されている
ので、18型のシリンダで説明すると、鍵72を施錠の
為CCWに12時の位置から回動すると、ロータ74は
回転体たるロータ74の回転軸を回動軸としてCWに回
動する、しかし、表示板74aが段部73cに当接する
ので、ロータ74はこれ以降停止したままスリップした
状態で6時の位置まで移動する。施錠が完了して鍵72
をシリンダから抜き取ると、鍵72の磁極が磁気誘導板
76を吸引して磁気誘導板76側に引き寄せられるとと
もに、耳軸74b,74cの角部が孔孔75b1 ,75
1 の角部に当接してロータ74の表示板74aが段部
73cに当接した状態を保持する(図10参照)。鍵7
2の所有者が施錠してきたかどうか不安にかられた時、
鍵72の視認部からこの表示板74aの位置を見て施錠
してきたことを確認できる。
【0046】解錠の場合解錠72をCWに6時の位置か
ら回動するので、ロータ74はCCWに回動して表示板
74aが段部73dに当接して、前述と同様にこの表示
板74aの位置で鍵72を抜き取ったあとも解錠が確認
される(図10参照)。なお、本実施例では表示板74
aが厳密に段部73c又は73dに正対するように、耳
軸74b,74cを角軸とし角孔との組み合わせとした
が、多少のずれを気にしなければ丸軸と丸孔の組み合わ
せでも良い。従って、角軸とし角孔との組み合わせは必
須要件ではない。
【0047】又、より簡単に構成するには、耳軸74
b,74cを省略し支持板75bを凹部73bの外端に
固着して外壁とし、支持板75cを凹部73bの内端に
固着して内壁とし、凹部73bと支持板75bと支持板
75c及び保護部材の天井部とで囲まれた空間にロータ
74は緩挿されるように構成しても良い。この場合は、
耳軸無しのロータがその回転体の回転軸を回動軸として
回動する。
【0048】36型,72型ともに、作動は18型と同
様であり、45型では第1,2,3,4,実施例と同様
に施錠又は解錠のそれぞれの行程の前半をロータは空振
りして後半のロータの回動の履歴を表示板の変位で残す
のである。従ってこの場合表示板の位置を18型の施錠
位置が解錠になり、解錠位置が施錠となるのでそれぞれ
読み替えれば良い。なお、第5実施例及びこの簡略例に
おいては何れも保護部材の、凹部73bの天井部に表示
板74aの視認部が設けられている。
【0049】図11は多極着磁したリング状のステータ
EをエスカッションFのシリンダ孔に延長した部材に配
設し、鍵のつまみM上に軸Hに螺合した着磁したロータ
Gを前記ステータEと対向するように配設した例であ
る。尚Kは磁気誘導板だある。
【0050】なお、第1,第2,第3,第4及び第5実
施例では、日本における18型の主流であるディスクシ
リンダを例にしている。即ち、シリンダを正面から見て
鍵の特定(ロータが配設されている側)のつまみ端を1
2時の位置からスタートして施錠(解錠)する場合もあ
るし、6時の位置からスタートして施錠(解錠)する場
合もある。これは、シリンダのテールピースと錠のメカ
との結合部分であるクラッチ機構に起因するが、1本の
特定の鍵だけで施,解錠していても家の内部からサムタ
ーンによる操作が加えられると、上記のように位相がず
れるのである。従って、これらにも対応するためステー
タは円周状に360度連続した中空円板状に形成されて
いる。
【0051】然し、同じ18型でも次に説明する36型
のように、鍵の挿入,抜取りの位置が固定されたもので
あると、鍵の挿入,抜取り位置の前後の鍵の特定つまみ
端が通過する近傍にのみステータを配設すれば充分であ
る。なお、世界的に見て36型のピンシリンダが錠の主
流であるが、この場合図12に示すように、シリンダ本
体の外筒Bと内筒Cは、エキセントリックな位置関係に
ある。この場合は、図12に示すように、多極着磁した
ステータDを12時の位置から余裕をみて左右各60度
程度外筒Bの前部に配設すれば充分である。
【0052】45型のシリンダについても、上記と全く
同様であるが、ただ、自動車の鍵では、鍵の刻みを左右
対称に形成してどちら向きにも鍵孔に挿入できるように
した所謂リバーシブルの鍵が主流であるので、この場合
はステータを中空円板状にシリンダ本体前部に全周にわ
たり配設すれば良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ステー
タとロータにそれぞれバランスのとれた強さの磁石を使
用すれば充分であるとともに、世界的に多用されている
電気モータそのものの原理を巧みに応用しているので、
構成に少しも無理が無く耐久性に優れ、且つ極めて信頼
性の高いセキュリティの確認ツールに相応しい施解錠確
認装置を特長としている。
【0054】特に、リードスイッチをバイアスマグネッ
トで付勢してそのヒステリシスを利用した従来例の施解
錠確認装置(特開昭63−75264号公報)では、そ
の鍵を携帯中何らかの機械的衝撃が加わると、バイアス
マグネットの磁力により簡単に誤表示を起こしたが、本
発明のリードスイッチを利用して電気的に確認する施解
錠確認装置においてはリードスイッチそのものの接点の
耐えうる程度の衝撃(数10G)まで誤表示を起こさな
い極めて耐衝撃性の良好な且つ信頼性の高いセキュリテ
ィの確認ツールに相応しい施解錠確認装置を提供できる
ことに大きな意義がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明による第1実施例の作動説明斜視図であ
る。
【図3】本発明による第1実施例の45型の作動説明正
面図である。
【図4】本発明による第2実施例の要部の分解斜視図で
ある。
【図5】本発明による第3実施例の縦断面図である。
【図6】本発明による第4実施例の縦断面図である。
【図7】本発明による第4実施例の電気配線図である。
【図8】本発明による第5実施例の鍵の分解斜視図であ
る。
【図9】本発明による第5実施例の要部の分解斜視図で
ある。
【図10】本発明による第5実施例の作動説明図であ
る。
【図11】本発明によるステータをエスカッションの鍵
孔に配設した実施例の縦断面図である。
【図12】本発明による36型のシリンダにステータを
配設した正面図である。
【符号の説明】
A 施解錠確認装置 X 外方移動限度位置 Y 内方移動限度位置 1,72 鍵 2,2″,21,73 つまみ 2a,2a″,21a,73a 側端 2c,6,73b 凹部 3,3′,3″,31,74 ロータ 3a,3a″ 軸 3b,3b′,3b″,3c,3c′,3c″,31
b,31c 支持板 4,4″,41,D,E, ステータ 5 ねじ 7,7″,71 シリンダ本体 8 キーガイド 8a 鍵孔 9 シリンダキャップ 9a キーガイド孔 9b スカート部 11′ 筒状体 11a′ 雌ねじ 11b′,11c′ 視認部 12′,61,76 磁気誘導板 51a,51b リードスイッチ 61 電池 71a,71b LED 81 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極着磁したステータをシリンダ前面近
    傍に配設し、着磁したロータにねじ部を設けるとともに
    該ロータを螺合したねじ部材を、該ロータが前記ステー
    タと対向する向きに支持板にてつまみの凹部に配設し、
    該ロータの移動限度位置に該ロータの視認部を設けつま
    み全体を保護部材で覆設したことを特徴とする施解錠確
    認装置。
  2. 【請求項2】 多極着磁したステータと着磁したロータ
    との間のつまみに軟鉄板を設けたことを特徴とする第1
    項記載の施解錠確認装置。
  3. 【請求項3】 多極着磁したステータをシリンダ前面近
    傍に配設し、着磁したロータにねじ部を設けるとともに
    該ロータを螺合したねじ部材を、該ロータが前記ステー
    タと対向する向きに支持板にてつまみの凹部に配設し、
    前記ステータと該ロータとの間のつまみに軟鉄板を設
    け、該ロータの少なくとも一方の移動限度位置のつまみ
    にリードスイッチを配設するとともに、該リードスイッ
    チとLED,スイッチ,電池を直列に接続してつまみ上
    に配設したことを特徴とする施解錠確認装置。
  4. 【請求項4】 多極着磁したステータをシリンダ前面近
    傍に配設し、側面に表示板を突設するとともに両側端に
    耳軸を突設したロータを該表示板と該ロータの耳軸とを
    含んだ面内で直径方向に着磁し、両端縁に沿って係合段
    部を形成した凹部を前記ステータと対向する方向につま
    みに設け、前記ロータの耳軸を支持板で該凹部に回動自
    在に樞支するとともに、前記ステータと該ロータとの中
    間のつまみに磁気誘導板を設けるとともに、表示板の視
    認部を設けた保護部材でつまみ全体を覆設したことを特
    徴とする施解錠確認装置。
  5. 【請求項5】 多極着磁したステータをシリンダ前面近
    傍に配設し、側面に表示板を突設したロータを該表示板
    と該ロータの回動軸とを含んだ面内で直径方向に着磁す
    るとともに、両端縁に沿って係合段部を形成した凹部を
    前記ステータと対向する方向につまみに設け、該凹部の
    両側端に支持板を固着し該凹部と保護部材に囲まれた空
    間に前記ロータを回動自在に緩挿し、前記ステータと該
    ロータとの中間のつまみ上に磁気誘導板を設け、表示板
    の視認部を設けた前記保護部材でつまみ全体を覆設した
    ことを特徴とする施解錠確認装置。
JP20564091A 1991-07-23 1991-07-23 施解錠確認装置 Pending JPH0525960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20564091A JPH0525960A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 施解錠確認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20564091A JPH0525960A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 施解錠確認装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0525960A true JPH0525960A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16510243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20564091A Pending JPH0525960A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 施解錠確認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0525960A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762937A (ja) * 1993-08-28 1995-03-07 Konisaa Kk シリンダー錠の施・解錠確認装置
JPH07247743A (ja) * 1993-11-15 1995-09-26 Sasahara Sangyo Kk シリンダー錠の施・解錠確認装置とそのための操作キー
CN112349002A (zh) * 2020-10-20 2021-02-09 杨世梅 一种具有缓冲功能的节能磁力锁
CN113494210A (zh) * 2020-04-06 2021-10-12 多玛卡巴美国公司 圆柱锁状态指示器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762937A (ja) * 1993-08-28 1995-03-07 Konisaa Kk シリンダー錠の施・解錠確認装置
JPH07247743A (ja) * 1993-11-15 1995-09-26 Sasahara Sangyo Kk シリンダー錠の施・解錠確認装置とそのための操作キー
CN113494210A (zh) * 2020-04-06 2021-10-12 多玛卡巴美国公司 圆柱锁状态指示器
US11795730B2 (en) 2020-04-06 2023-10-24 Dormakaba Usa Inc Cylindrical lock status indicator
CN112349002A (zh) * 2020-10-20 2021-02-09 杨世梅 一种具有缓冲功能的节能磁力锁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1003949B1 (en) Electromechanical cylinder lock with rotary release
US4603564A (en) Lock cylinder with integrated electromagnetic locking system
US4022038A (en) Magnetically operated locking device and key
US4936896A (en) Device for confirming whether a lock is locked or unlocked
JP4671472B2 (ja) シリンダ錠
JPS6139475B2 (ja)
US4815304A (en) Magnetic lock
GB2390111A (en) Compound locking device
US5561997A (en) Electromagnetic lock for cylindrical lock barrel
JPH0525960A (ja) 施解錠確認装置
JPH09235919A (ja) 施解錠確認装置
WO2003100199A1 (en) Lock
JP3492589B2 (ja) 施錠設定変更装置
US11753847B2 (en) Locking module
JP4138298B2 (ja) 錠装置
JP2002242498A (ja) マグネットシリンダ錠
JPH0449391A (ja) 施解錠確認装置
JPH0453423Y2 (ja)
JP3577453B2 (ja) ロック装置
JP3829901B2 (ja) 施錠装置
JPH0526669Y2 (ja)
JPS5920521Y2 (ja) ソレノイド制御式扉用ハンドル装置
JPH0673929A (ja) シリンダ錠
JPH0426386B2 (ja)
JPS6375265A (ja) 施解錠確認装置