JPH09235919A - 施解錠確認装置 - Google Patents

施解錠確認装置

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JPH09235919A
JPH09235919A JP6932996A JP6932996A JPH09235919A JP H09235919 A JPH09235919 A JP H09235919A JP 6932996 A JP6932996 A JP 6932996A JP 6932996 A JP6932996 A JP 6932996A JP H09235919 A JPH09235919 A JP H09235919A
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Toshikazu Misoi
利和 味噌井
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Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ錠の端面に装着されたドライブマグ
ネットに駆動される表示マグネットを鍵の摘み内に有す
る施解錠確認装置において、鍵を鍵孔から抜いたときの
表示マグネットの反転位置を安定に保持する。 【解決手段】 回転体をなす永久磁石であって、中心軸
に直角な方向に着磁された表示マグネット9を非磁性体
の鍵の摘み7内に回動自在に保持し、一方、鍵の摘み7
内に前後方向に移動可能に案内されると共に、シリンダ
錠に近接する方向に付勢されたトリガー24を設け、他
方、表示マグネット9とトリガー24との間にブレーキ
マグネット21、ブレーキピン22及びリリースばね2
3を挿設し、鍵を鍵孔から抜いた常態において、トリガ
ーに埋設されたトリガーマグネット26aによりブレー
キマグネット21を磁力により押上げ、よってブレーキ
ピン22を表示マグネット9に弾圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、錠前の最新の施
解錠状態を鍵に表示でき、外出先でも住戸や自動車の施
解錠状態を鍵を見て確認できる施解錠確認装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記した機能を有する、所謂施解錠確認
装置は、現在種々のものが提案されているが、例えば特
願平2−145163(特開平4−38382)によっ
て提案された施解錠確認装置は、施解錠状態の表示の為
に電池を用いる必要が無い、という点において着想が優
れている。
【0003】この施解錠確認装置は、半径方向に着磁さ
れた小さな円柱状の表示マグネットを鍵の摘み内に回動
自在に装着し、一方、シリンダ錠の端面の表示マグネッ
トの移動軌跡に沿って相互に着磁方向が異なるドライブ
マグネットを配設し、ドライブマグネットと表示マグネ
ットが近接したときに両者の間に生じる磁気吸引力及び
磁気反発力を利用して表示マグネットを反転させるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記した施
解錠確認装置は、ドライブマグネットにより反転させた
表示マグネットをシリンダ錠から抜いた後もその反転角
度位置を保持するため、表示マグネットに近接させて磁
性体の吸着板を設けている。
【0005】しかも、この吸着板を表示マグネットとド
ライブマグネットとの間に設けており、ドライブマグネ
ットからの磁束が吸着板によって遮断され、表示マグネ
ットに磁力を及ぼすことができないので、結局この発明
は未完成であって、この発明による施解錠確認装置は作
動しない。
【0006】一方、同様に表示マグネットの反転を利用
する施解錠確認装置であるが、上記した不都合を解消す
るために特願平5−219146(特開平7−5452
4)によって提案されたものは、鍵の鍵孔への挿入時移
動するトリガーを表示マグネットの近傍に設け、このト
リガーをその内端が表示マグネットを押圧する方向に付
勢して、鍵の鍵孔への挿入時にはトリガーの内端が表示
マグネットから離間して表示マグネットを自由にする
が、鍵を鍵孔から抜くとトリガーの内端が表示マグネッ
トに弾力を及ぼして機械的にブレーキを掛ける。
【0007】上記した構成の施解錠確認装置は、所期の
機能を発揮して現在実用されているが、鍵孔から抜いた
状態の鍵のトリガーを少しでも動かすと表示マグネット
が自由になってしまい、その表示角度位置が変ってしま
う可能性がある、という点において未だ改良の余地があ
る。
【0008】この発明は、トリガーを少しくらい動かし
てもトリガーによる表示マグネットの拘束が解かれるこ
とが無い施解錠確認装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、シリンダ錠の外筒外
端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着
磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁
性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、
シリンダ錠に対向する前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に
挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブ
マグネットとほぼ整合する位置に形成された磁石保持室
と、中心軸に直角な方向に着磁された回転体をなす永久
磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な平面に
関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる色に塗
り分けられ、中心軸を鍵のステムに対しほぼ直角にした
状態で、磁石保持室内に回動自在に収納された表示マグ
ネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石
保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室
に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在す
るブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内に
おいて移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体
的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピンを表示マ
グネットから離間させる方向に付勢するように配設され
たリリースばねと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保
持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に
移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢される
と共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘
みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネ
ットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガー
マグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴と
する。
【0010】また、請求項2に記載された発明は、シリ
ンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒
の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグ
ネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘
み内において、鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の
半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位
置に形成され、かつ、シリンダ錠に対向する前端面に近
接して鍵の長さ方向に延在する磁石保持室と、長さ方向
に着磁された棒状の永久磁石であって、長さ方向におけ
る中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分
けられ、鍵のステムに対しほぼ平行な状態で磁石保持室
内に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一
方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにし
た覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対し
ほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、この
ブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブ
レーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピン
と、ブレーキピンを表示マグネットから離間させる方向
に付勢するように配設されたリリースばねと、ブレーキ
ピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の
摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に
突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵
孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態
において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態
で整合する位置にトリガーマグネットを埋設したトリガ
ーとを有することを特徴とする。
【0011】更にまた、請求項3に記載された発明は、
シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、
内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブ
マグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵
の摘み内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接
し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方
向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形
成された磁石保持室と、中心軸に直角な方向に着磁され
た回転体をなす永久磁石であって、中心軸を含み、着磁
方向に平行な平面に関し一方の外周面と他方の外周面と
を夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸を鍵のステムに
対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室内に回動自在に
収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の
側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗
き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ
直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレ
ーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレー
キマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブ
レーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側におけ
る鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、
前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ
錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出す
る常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合
う状態で整合する位置にトリガーマグネットを配設し、
鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部が摘み内に押込ま
れる施解錠状態において、ブレーキマグネットと異極が
向かい合う状態で整合する位置にリリースマグネットを
埋設したトリガーとを有することを特徴とする。
【0012】請求項4に記載された発明は、シリンダ錠
の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線
方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネット
と、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内に
おいて、鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方
向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形
成され、かつ、シリンダ錠に対向する前端面に近接して
鍵の長さ方向に延在する磁石保持室と、長さ方向に着磁
された棒状の永久磁石であって、長さ方向における中心
に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分けら
れ、鍵のステムに対しほぼ平行な状態で磁石保持室内に
収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の
側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗
き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ
直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレ
ーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレー
キマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブ
レーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側におけ
る鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、
前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ
錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出す
る常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合
う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設し、
鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部が摘み内に押込ま
れる施解錠状態において、ブレーキマグネットと異極が
向かい合う状態で整合する位置にリリースマグネットを
埋設したトリガーとを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、図面に示す実施例に基づい
てこの発明について説明する。尚、この発明が適用され
るシリンダ錠は、鍵のステムを水平にした状態で鍵孔に
挿入し、時計方向或いは反時計方向に90度回して施錠
し、反時計方向或いは時計方向に90度戻して鍵を鍵孔
から抜き、解錠するときには、鍵孔に鍵のステムを挿入
後反時計方向或いは時計方向に90度回して解錠し、挿
入角度位置に戻して鍵を抜くタイプであり、かつ、鍵の
ステムの裏表を逆にして鍵孔に挿入しても施解錠ができ
る所謂リバーシブルキーを使用できるものである。
【0014】図1において符号1は外筒を、符号2は内
筒をそれぞれ示し、これら外筒1及び内筒2を有するシ
リンダ錠は、鍵溝を刻設した鍵のステムを水平にして鍵
孔3に挿入し、例えば時計方向に90度回して施錠し、
反時計方向に90度戻して鍵を引き抜くように操作する
ものとする。
【0015】上記外筒1の外端面には環状のゴム磁石4
が貼付してあり、このゴム磁石4の時計盤面に換算して
12時と6時の角度位置が部分的に、かつ表面がN極に
なるように着磁され、一対の第1ドライブマグネット
5、5が設けられている。
【0016】また、上記ゴム磁石4の時計盤面に換算し
て1時及び7時に相当する角度位置が部分的に、かつ表
面がS極になるように着磁され、このようにして一対の
第2ドライブマグネット6、6が形成されている。
【0017】尚、第2ドライブマグネット6の第1ドラ
イブマグネット5に対する相対角度位置、すなわち角度
間隔は、図1における上下のドライブマグネットの組に
おいて必ずしも同一である必要はない。
【0018】また、ドライブマグネットを構成するため
必ずしもゴム磁石を部分的に着磁する必要はなく、例え
ばシリンダ錠の外筒の端面の所定の箇所に凹陥部を形成
し、或いは穿設し、この凹陥部に永久磁石よりなるドラ
イブマグネット5、6を埋設してもよい。
【0019】場合によっては、ドライブマグネット5、
6を深く沈め、外筒1と同材質の蓋板を被せる。
【0020】一方、図2及び図3に示すように、鍵の摘
み7内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接
し、かつ鍵が鍵孔3に挿入されたときシリンダ錠の半径
方向においてドライブマグネット5(6)とほぼ整合す
る位置に磁石保持室8が形成されており、この磁石保持
室8内に、円筒形の表示マグネット9が回動自在に収納
されている。
【0021】この表示マグネット9は、中心軸に直角な
方向に着磁された回転体(図示の実施例では円筒)をな
す永久磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な
平面に関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる
色、例えば緑色と赤色に塗り分けられている(図示せ
ず)。
【0022】上記摘み7は、図2に示すように、例えば
合成樹脂製の摘み基体11と摘み蓋12とからなり、両
者は接着、熱溶着或いはねじ止め等の結合手段により、
市販の鍵Kの摘み部13を挟むようにして(図10参
照)、一体的に結合される。
【0023】しかして、上記摘み基体11の摘み蓋12
との接合面には、図3及び図4に示すように、鍵Kの摘
み部13がぴったりと嵌合できる浅い第1凹陥部14
と、後述のトリガーを収納、案内する第1凹陥部より深
い第2凹陥部15と、磁石保持室8及びブレーキピン収
納室16を連設してなる第3凹陥部17が形成されてい
る。
【0024】尚、第2及び第3凹陥部15、17はほぼ
同じ深さであり、かつ、ブレーキピン収納室16の一端
は第2凹陥部15に開口し、磁石保持室との境界には、
後述するリリースばねの一端を保持するためのリブ16
aが形成されている(図7参照)。
【0025】また、図3において符号18は覗き窓を示
し、この覗き窓18は、磁石保持室8の図4における底
面を切り開き、そこに透明な合成樹脂板を填め込んだも
のである。
【0026】更にまた、図示の実施例では、鍵Kの摘み
部13を摘み基体11及び摘み蓋12により挟持してこ
の発明による施解錠確認装置を組み立てたとき、表示マ
グネット9と鍵の摘み部13とが一部しか重合せず(図
10参照)、表示マグネット9の案内が完全ではない。
【0027】その為、上記した構成の摘み基体11と結
合される摘み蓋12の摘み基体11との接合面には、図
5に示すように、鍵Kの摘み部13とぴったりと嵌合す
る形状の第4凹陥部19が凹設されると共に、摘み基体
11と結合されたとき表示マグネット9とほぼ整合する
部分に、表面が磁石保持室8の内壁の一部を構成する支
持ブロック20が突設されている。
【0028】その為、図2に示すように、表示マグネッ
ト9はこの支持ブロック20と磁石保持室8とに挟まれ
ることになるので、磁石保持室8から脱出することはな
い。
【0029】一方、上記ブレーキピン収納室16内に
は、図6及び図7に示すように、ブレーキマグネット2
1に一体的に結合された非磁性材のブレーキピン22が
収納され、ブレーキピン収納室16の長さ方向、即ちこ
れらの図で上下方向に移動可能に案内されている。
【0030】また、ブレーキピン収納室16と磁石保持
室18との境界に形成されたリブ16aとブレーキマグ
ネット21との間にはリリースばね23が弾装され、ブ
レーキピン22を表示マグネット9から離間する方向に
付勢している。
【0031】図示の実施例では、図7に示すように、ブ
レーキマグネット21は角筒状であり、図において下側
がN極、上側がS極となっており、その上側表面に、円
筒状のブレーキピン22が接着剤その他の方法により結
合されている。
【0032】しかして、リリースばね23のばね定数、
ブレーキピン22及びブレーキマグネット21の寸法
は、後述するトリガー24が摘み7内に押し込まれる施
解錠時(図6及び図7に示す状態)、例えば表示マグネ
ット9と磁石保持室8の内壁との間に僅かの隙間g(図
7参照)が生じ、表示マグネットの回転に支障が無いよ
うに設定される。
【0033】他方、前記摘み基体11の第2凹陥部15
(図4参照)には、図6及び図8に示すよう細長い角柱
状のトリガー24が鍵のステムの長さ方向(図6及び図
8で左右方向)である前後方向に移動可能に嵌合してい
る。
【0034】このトリガー24は、圧縮コイルばねとし
てのトリガーばね25の弾力により、その前端が摘み7
の前端面から外方に突出する方向に付勢されている。
【0035】そして、図9に示すように、このトリガー
24の上面の所定の位置にはトリガーマグネット26a
が埋設されている。このトリガーマグネット26aは角
筒状で上下方向に着磁され、上面がN極となっている。
【0036】上記のように構成された摘み基体11に
は、図10に示すように鍵Kの摘み部13が載置され、
さらにその上に摘み蓋12が結合されて、摘み7が構成
される(図2参照)。
【0037】上記のように構成された摘み7において、
鍵Kがシリンダ錠の鍵孔に挿入されていない常態におい
ては、図8に示すように、トリガーばね25の弾力によ
りトリガー24が前方に移動しており、前述したトリガ
ーマグネット26aがブレーキマグネット21と整合す
るようにトリガーマグネット26aの埋設位置が設定さ
れている。
【0038】そのため、トリガーマグネット26aとブ
レーキマグネット21とは両者ともN極同志が向かい合
い、その結果生じる磁気反発力が、リリースばね23の
弾力に抗して、ブレーキばね23を圧縮させてブレーキ
ピン22を押し上げ、表示マグネット9を磁石保持室8
の天井に弾接し、表示マグネット9はブレーキピン22
と磁石保持室8の天井との間に安定に挾持される。
【0039】この挾持は、図8から明らかなように、ト
リガー24が少しくらい動いても定定に保たれる。
【0040】一方、鍵Kをシリンダ錠の鍵孔3に挿入す
ると、図6及び図7に示すように、シリンダ錠の内筒端
面に押動されてトリガー24が摘み7内に引込む結果、
トリガーマグネット26aが摘みの内方に移動し、ブレ
ーキピン22がリリースばね23の弾力により下降し
て、表示マグネット9の上方には前述した隙間gが発生
し、表示マグネット9は回動可能となる。
【0041】そこで、例えば表示マグネット9を図1の
Aの角度位置にして鍵孔3に挿入し、時計方向に90度
回して施錠すると、表示マグネット9は図1の下方の第
1ドライブマグネット5に駆動されて図11の上方の状
態になる。
【0042】このとき、覗き窓18(図3参照)から覗
ける表示マグネット9の側面が緑色であるとする。
【0043】施錠後反時計方向に90度回して鍵Kを元
の挿入角度位置に戻してから鍵孔3から抜く。
【0044】この戻し行程において、表示マグネットは
ドライブマグネット5(6)と出会わないから、表示マ
グネット9は回転せずに緑色の表示の儘である。
【0045】そして、鍵を鍵孔から抜くと、トリガーば
ね25の弾力によりトリガー24は摘み7から突出し、
前記したように、また図8に示すように、トリガー24
に埋設されたトリガー埋設された26aがブレーキピン
22を表示マグネット9方向に押上げ、表示マグネット
9にブレーキを掛けるので、表示マグネット9による施
錠の表示は安定に保持される。
【0046】一方、施錠されたシリンダ錠の鍵孔に表示
マグネット9を図1のAの角度位置にして挿入し、鍵K
を反時計方向に90度回してまた90度戻すと、表示マ
グネット9はドライブマグネットにS→N→Sの順で近
接し、最終的にS極の第2ドライブマグネットに駆動さ
れる結果、図11に示すように反転する。
【0047】このときには例えば摘みの覗き窓からは表
示のマグネットの赤色の表示が現われてシリンダ錠が解
錠されていることを示す。
【0048】このときにも、鍵を抜くと表示マグネット
9にブレーキが掛かることは前記したと同様である。
【0049】尚、リバーシブルキーの場合には、解錠す
るとき表示マグネット9を図1のBの角度位置にして鍵
を挿入する場合も考えられる。
【0050】この場合にも、図1から明らかなように、
表示マグネット9はドライブマグネットにS→N→Sの
順で近接するから、矢張り表示マグネット9の表示は反
転する。
【0051】これは、表示マグネット9を図1のBの角
度位置で挿入して施錠、解錠する場合も同様で、結局こ
の発明による施解錠確認装置はリバーシブルキーにも適
用できる。
【0052】また、表示マグネット9は、結局、最後に
出会ったドライブマグネットによって駆動された状態を
保持するから、第1ドライブマグネット5を正確に時計
盤面の12時または6時の角度位置に配設する必要はな
く、その近辺に配置すればよい。これは第2ドライブマ
グネット6においても同様である。
【0053】尚、図示の実施例におけるシリンダ錠は、
鍵を90度一定方向に往復させて施錠し、反対方向に9
0度往復させて解錠すると共に、鍵のステムの裏表を逆
にしても作動する所謂リバーシブルキーにも対応するも
のとしたが、この発明は、他の操作型式のシリンダ錠に
も適用可能である。
【0054】例えば、リバーシブルキーではない鍵を用
い、挿入角度位置から180度時計方向または反時計方
向に鍵を回して施錠し、その施錠角度位置で鍵を抜き、
解錠するときには、施錠角度位置で鍵を挿入して反時計
方向または時計方向に180度鍵を回してその解錠角度
位置(上記の挿入角度位置)で鍵を抜くタイプのシリン
ダ錠にも適用できる。
【0055】この場合、挿入角度位置で鍵を鍵孔に挿入
したとき表示マグネット9と整合するシリンダ錠の外筒
外端面の部分に、S極またはN極の第1のドライブマグ
ネットを装着し、シリンダ錠の中心軸線に関しこの第1
ドライブと対称的な位置にN極またはS極の第2ドライ
ブマグネットを装着する(図示せず)。
【0056】上記のように構成すれば、施錠完了時と解
錠完了時において、表示マグネットは別異の磁極のドラ
イブマグネットに駆動されるから、施錠及び解錠の区別
ができる。
【0057】図12は請求項2に記載の発明の一実施例
による施解錠確認装置の要部を示し、同図に示すものと
上述したものとの相違は、表示マグネット9の駆動原理
の相違にある。
【0058】即ち、図12に示す施解錠確認装置におけ
る表示マグネット9は、鍵のステムの長さ方向(図12
の左右方向)に着磁され、同方向に延在する棒状の永久
磁石である。
【0059】これに対応して、シリンダ錠の半径方向に
おいてドライブマグネット5、6にほぼ整合する位置に
形成された磁石保持室8も鍵のステムとほぼ平行であ
り、表示マグネット9を同方向に移動可能に案内してい
る。
【0060】そして、表示マグネット9は、その長さ方
向における中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色
に塗り分けられている。
【0061】図12に示す実施例では、磁石保持室8の
ほぼ中央の部分に覗き窓が形成され(図示せず)、磁石
保持室8内の表示マグネット9の部分を外側から視認で
きるようになっている。
【0062】尚、図12において図2〜図9と等符号を
付した部分は、これらの図と均等な部分を示す。
【0063】上記のように構成された請求項2に記載の
発明による施解錠確認装置は、施解錠時表示マグネット
9に最後に接近したドライブマグネット5(6)の磁極
がSならば、表示マグネット9がそのS極に吸引されて
図12に示すようにドライブマグネットに近接する方向
に移動する。
【0064】反対に、ドライブマグネットがN極なら
ば、表示マグネット9はドライブマグネットと同磁極で
対向することになるから、磁気反発力によってドライブ
マグネットから離間する方向に移動する。
【0065】何れにしても、図12から明らかなよう
に、その表示マグネット9の移動位置は、ブレーキピン
22、ブレーキマグネット21及びトリガーマグネット
26aのブレーキ作用によって常態において安定に保た
れる。
【0066】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明と次の点において異なっているが、他の技術内容
においては全く同じである。
【0067】すなわち、鍵Kを鍵孔3に挿入して、トリ
ガー24が摘み7内に引き込んだとき、請求項1に記載
の発明では、リリースばね23がブレーキピン22を表
示マグネット9から離間させる構造(図6、7参照)で
あるが、請求項3に記載の発明では、図14、図15に
示すように、リリースマグネット26bがブレーキマグ
ネット21を吸引してブレーキピン22を表示マグネッ
ト9から離間させる構造となっている。
【0068】そのため、鍵Kが鍵孔3より抜き出されて
トリガー24の一端が摘み7の前端面から突出する常態
において、トリガー24のブレーキマグネット21と整
合す位置にトリガーマグネット26aが埋設されると共
に、鍵Kが鍵孔3に挿入されてトリガー24が摘み7内
に押込まれたとき、ブレーキマグネット21と整合する
トリガー24の上面の部分に、リリースマグネット26
bが埋設されている。
【0069】リリースマグネット26bは、トリガーマ
グネット26aと同構造であるが、その磁極の向きはお
互いに逆の関係となっている。
【0070】この実施例では、図15に明らかなよう
に、リリースマグネット26bの上面側はS極となって
おり、施解錠時ブレーキマグネット21の下面のN極と
対向する結果、両者の間には磁気吸引力が生じる。
【0071】その為、ブレーキマグネット21及びブレ
ーキピン22は表示マグネット9から離間する方向に移
動し、表示マグネット9の上端と、磁石保持室8の天井
との間には隙間gが生じ、その結果、表示マグネット9
は回転可能となる。
【0072】鍵Kが鍵孔3より抜出て、トリガー24の
一端が摘み7の前端面から突出する常態においては、図
13に示すように、トリガーマグネット26aがブレー
キマグネット21を反発力により上方に押し上げて、表
示マグネット9の回転を制止し、表示マグネットを安定
的に保持することは、請求項1に記載の発明と同様であ
る。
【0073】図16は請求項4に記載の発明の一実施例
による施解錠確認装置の要部を示す。
【0074】図16から明らかなように、表示マグネッ
ト9の構造及び作動原理は、請求項2に記載の発明のも
のと同等であり、表示マグネット9の安定保持機構は、
請求項3に記載の発明のものと同等である。
【0075】すなわち、表示マグネット9は、鍵のステ
ムの長さ方向に着磁された棒状の永久磁石となってい
て、その長さ方向における中心に関し一端側と他端側と
が夫々異なる色に塗り分けられていて、施解錠の最新の
状態により、表示マグネット9が長手方向に前後に移動
して、施解錠の確認が可能となっている。
【0076】表示マグネット9の安定保持機構は、ブレ
ーキマグネット21、ブレーキピン22及びトリガーマ
グネット26a、リリースマグネット26bを配設した
トリガー24から構成され、鍵Kを鍵孔3に着脱するこ
とにより、表示マグネット9の移動を許容或は制止する
ように作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による施解錠確認装置を備えたシリン
ダ錠の正面図。
【図2】この発明による施解錠確認装置を備えた鍵の摘
みの縦断面図。
【図3】摘み基体の平面図。
【図4】摘み基体の外観斜視図。
【図5】摘み蓋の平面図。
【図6】機能部材を装着した摘み基体の平面図で、鍵が
鍵孔に挿入された場合を示す。
【図7】図6に示す表示マグネットブレーキ機構の一部
拡大断面図。
【図8】機能部材を装着した摘み基体の平面図で、鍵が
鍵孔から抜かれた常態を示す。
【図9】トリガーの外観斜視図。
【図10】機能部材及び鍵を装着した摘み基体の平面
図。
【図11】ドライブマグネットによる表示マグネットの
駆動を説明するための線図。
【図12】請求項2に記載の発明の一実施例を示す図8
と同様の摘み基体の平面図。
【図13】請求項3に記載の発明の、機能部分を装着し
た摘み基体の平面図で、鍵が鍵孔から抜かれた常態を示
す。
【図14】図13と同等の平面図で、鍵が鍵孔に挿入さ
れた場合を示す。
【図15】図14に示す表示マグネットブレーキ機構の
一部拡大断面図。
【図16】請求項4に記載の発明の一実施例を示す図1
3と同様の摘み基体の平面図。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 鍵孔 4 ゴム磁石 5 第1ドライブマグネット 6 第2ドライブマグネット 7 摘み 8 磁石保持室 9 表示マグネット 11 摘み本体 12 摘み蓋 13 摘み部 14 第1凹陥部 15 第2凹陥部 16 ブレーキピン収納室 16a リブ 17 第3凹陥部 18 覗き窓 19 第4凹陥部 20 支持ブロック 21 ブレーキマグネット 22 ブレーキピン 23 リリースばね 24 トリガー 25 トリガーばね 26a トリガーマグネット 26b リリースマグネット g 隙間 K 鍵

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位
    置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よ
    りなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有す
    る鍵と、この鍵の摘み内において、シリンダ錠に対向す
    る前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリ
    ンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整
    合する位置に形成された磁石保持室と、中心軸に直角な
    方向に着磁された回転体をなす永久磁石であって、中心
    軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と
    他方の外周面とを夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸
    を鍵のステムに対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室
    内に回動自在に収納された表示マグネットと、摘みの少
    なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込め
    るようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のス
    テムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納
    室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案
    内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレ
    ーキピンと、ブレーキピンを表示マグネットから離間さ
    せる方向に付勢するように配設されたリリースばねと、
    ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側にお
    ける鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内さ
    れ、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリ
    ンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突
    出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向か
    い合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設
    したトリガーとを有することを特徴とする施解錠確認装
    置。
  2. 【請求項2】 シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位
    置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よ
    りなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有す
    る鍵と、この鍵の摘み内において、鍵が鍵孔に挿入され
    たときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネッ
    トとほぼ整合する位置に形成され、かつ、シリンダ錠に
    対向する前端面に近接して鍵の長さ方向に延在する磁石
    保持室と、長さ方向に着磁された棒状の永久磁石であっ
    て、長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫
    々異なる色に塗り分けられ、鍵のステムに対しほぼ平行
    な状態で磁石保持室内に収納された表示マグネットと、
    摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を
    覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設さ
    れ、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレー
    キピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移
    動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合
    されたブレーキピンと、ブレーキピンを表示マグネット
    から離間させる方向に付勢するように配設されたリリー
    スばねと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは
    反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能
    に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、
    鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端
    面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同
    極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネッ
    トを埋設したトリガーとを有することを特徴とする施解
    錠確認装置。
  3. 【請求項3】 シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位
    置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よ
    りなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有す
    る鍵と、この鍵の摘み内において、シリンダ錠に対向す
    る前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリ
    ンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整
    合する位置に形成された磁石保持室と、中心軸に直角な
    方向に着磁された回転体をなす永久磁石であって、中心
    軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と
    他方の外周面とを夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸
    を鍵のステムに対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室
    内に回動自在に収納された表示マグネットと、摘みの少
    なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込め
    るようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のス
    テムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納
    室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案
    内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレ
    ーキピンと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室と
    は反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可
    能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共
    に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの
    前端面から突出する常態において、ブレーキマグネット
    と同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグ
    ネットを配設し、鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部
    が摘み内に押込まれる施解錠状態において、ブレーキマ
    グネットと異極が向かい合う状態で整合する位置にリリ
    ースマグネットを埋設したトリガーとを有することを特
    徴とする施解錠確認装置。
  4. 【請求項4】 シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位
    置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よ
    りなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有す
    る鍵と、この鍵の摘み内において、鍵が鍵孔に挿入され
    たときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネッ
    トとほぼ整合する位置に形成され、かつ、シリンダ錠に
    対向する前端面に近接して鍵の長さ方向に延在する磁石
    保持室と、長さ方向に着磁された棒状の永久磁石であっ
    て、長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫
    々異なる色に塗り分けられ、鍵のステムに対しほぼ平行
    な状態で磁石保持室内に収納された表示マグネットと、
    摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を
    覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設さ
    れ、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレー
    キピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移
    動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合
    されたブレーキピンと、ブレーキピン収納室に関し、磁
    石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方
    向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢さ
    れると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端
    が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマ
    グネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリ
    ガーマグネットを埋設し、鍵がシリンダ錠に挿し込ま
    れ、一端部が摘み内に押込まれる施解錠状態において、
    ブレーキマグネットと異極が向かい合う状態で整合する
    位置にリリースマグネットを埋設したトリガーとを有す
    ることを特徴とする施解錠確認装置。
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