JP3773982B2 - 施解錠確認装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、錠前の最新の施解錠状態を鍵に表示でき、外出先でも住戸や自動車の施解錠状態を鍵を見て確認できる施解錠確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記した機能を有する、所謂施解錠確認装置は、現在種々のものが提案されているが、例えば特願平2−145163(特開平4−38382)によって提案された施解錠確認装置は、施解錠状態の表示の為に電池を用いる必要が無い、という点において着想が優れている。
【0003】
この施解錠確認装置は、半径方向に着磁された小さな円柱状の表示マグネットを鍵の摘み内に回動自在に装着し、一方、シリンダ錠の端面の表示マグネットの移動軌跡に沿って相互に着磁方向が異なるドライブマグネットを配設し、ドライブマグネットと表示マグネットが近接したときに両者の間に生じる磁気吸引力及び磁気反発力を利用して表示マグネットを反転させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、上記した施解錠確認装置は、ドライブマグネットにより反転させた表示マグネットをシリンダ錠から抜いた後もその反転角度位置を保持するため、表示マグネットに近接させて磁性体の吸着板を設けている。
【0005】
しかも、この吸着板を表示マグネットとドライブマグネットとの間に設けており、ドライブマグネットからの磁束が吸着板によって遮断され、表示マグネットに磁力を及ぼすことができないので、結局この発明は未完成であって、この発明による施解錠確認装置は作動しない。
【0006】
一方、同様に表示マグネットの反転を利用する施解錠確認装置であるが、上記した不都合を解消するために特願平5−219146(特開平7−54524)によって提案されたものは、鍵の鍵孔への挿入時移動するトリガーを表示マグネットの近傍に設け、このトリガーをその内端が表示マグネットを押圧する方向に付勢して、鍵の鍵孔への挿入時にはトリガーの内端が表示マグネットから離間して表示マグネットを自由にするが、鍵を鍵孔から抜くとトリガーの内端が表示マグネットに弾力を及ぼして機械的にブレーキを掛ける。
【0007】
上記した構成の施解錠確認装置は、所期の機能を発揮して現在実用されているが、鍵孔から抜いた状態の鍵のトリガーを少しでも動かすと表示マグネットが自由になってしまい、その表示角度位置が変ってしまう可能性がある、という点において未だ改良の余地がある。
【0008】
この発明は、トリガーを少しくらい動かしてもトリガーによる表示マグネットの拘束が解かれることが無い施解錠確認装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成された磁石保持室と、中心軸に直角な方向に着磁された回転体をなす永久磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸を鍵のステムに対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室内に回動自在に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピンを表示マグネットから離間させる方向に付勢するように配設されたリリースばねと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載された発明は、シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成され、かつ、シリンダ錠に対向する前端面に近接して鍵の長さ方向に延在する磁石保持室と、長さ方向に着磁された棒状の永久磁石であって、長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分けられ、鍵のステムに対しほぼ平行な状態で磁石保持室内に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピンを表示マグネットから離間させる方向に付勢するように配設されたリリースばねと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする。
【0011】
更にまた、請求項3に記載された発明は、シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成された磁石保持室と、中心軸に直角な方向に着磁された回転体をなす永久磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸を鍵のステムに対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室内に回動自在に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを配設し、鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部が摘み内に押込まれる施解錠状態において、ブレーキマグネットと異極が向かい合う状態で整合する位置にリリースマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載された発明は、シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成され、かつ、シリンダ錠に対向する前端面に近接して鍵の長さ方向に延在する磁石保持室と、長さ方向に着磁された棒状の永久磁石であって、長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分けられ、鍵のステムに対しほぼ平行な状態で磁石保持室内に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設し、鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部が摘み内に押込まれる施解錠状態において、ブレーキマグネットと異極が向かい合う状態で整合する位置にリリースマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の態様】
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明について説明する。
尚、この発明が適用されるシリンダ錠は、鍵のステムを水平にした状態で鍵孔に挿入し、時計方向或いは反時計方向に90度回して施錠し、反時計方向或いは時計方向に90度戻して鍵を鍵孔から抜き、解錠するときには、鍵孔に鍵のステムを挿入後反時計方向或いは時計方向に90度回して解錠し、挿入角度位置に戻して鍵を抜くタイプであり、かつ、鍵のステムの裏表を逆にして鍵孔に挿入しても施解錠ができる所謂リバーシブルキーを使用できるものである。
【0014】
図1において符号1は外筒を、符号2は内筒をそれぞれ示し、これら外筒1及び内筒2を有するシリンダ錠は、鍵溝を刻設した鍵のステムを水平にして鍵孔3に挿入し、例えば時計方向に90度回して施錠し、反時計方向に90度戻して鍵を引き抜くように操作するものとする。
【0015】
上記外筒1の外端面には環状のゴム磁石4が貼付してあり、このゴム磁石4の時計盤面に換算して12時と6時の角度位置が部分的に、かつ表面がN極になるように着磁され、一対の第1ドライブマグネット5、5が設けられている。
【0016】
また、上記ゴム磁石4の時計盤面に換算して1時及び7時に相当する角度位置が部分的に、かつ表面がS極になるように着磁され、このようにして一対の第2ドライブマグネット6、6が形成されている。
【0017】
尚、第2ドライブマグネット6の第1ドライブマグネット5に対する相対角度位置、すなわち角度間隔は、図1における上下のドライブマグネットの組において必ずしも同一である必要はない。
【0018】
また、ドライブマグネットを構成するため必ずしもゴム磁石を部分的に着磁する必要はなく、例えばシリンダ錠の外筒の端面の所定の箇所に凹陥部を形成し、或いは穿設し、この凹陥部に永久磁石よりなるドライブマグネット5、6を埋設してもよい。
【0019】
場合によっては、ドライブマグネット5、6を深く沈め、外筒1と同材質の蓋板を被せる。
【0020】
一方、図2及び図3に示すように、鍵の摘み7内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔3に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネット5(6)とほぼ整合する位置に磁石保持室8が形成されており、この磁石保持室8内に、円筒形の表示マグネット9が回動自在に収納されている。
【0021】
この表示マグネット9は、中心軸に直角な方向に着磁された回転体(図示の実施例では円筒)をなす永久磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる色、例えば緑色と赤色に塗り分けられている(図示せず)。
【0022】
上記摘み7は、図2に示すように、例えば合成樹脂製の摘み基体11と摘み蓋12とからなり、両者は接着、熱溶着或いはねじ止め等の結合手段により、市販の鍵Kの摘み部13を挟むようにして(図10参照)、一体的に結合される。
【0023】
しかして、上記摘み基体11の摘み蓋12との接合面には、図3及び図4に示すように、鍵Kの摘み部13がぴったりと嵌合できる浅い第1凹陥部14と、後述のトリガーを収納、案内する第1凹陥部より深い第2凹陥部15と、磁石保持室8及びブレーキピン収納室16を連設してなる第3凹陥部17が形成されている。
【0024】
尚、第2及び第3凹陥部15、17はほぼ同じ深さであり、かつ、ブレーキピン収納室16の一端は第2凹陥部15に開口し、磁石保持室との境界には、後述するリリースばねの一端を保持するためのリブ16aが形成されている(図7参照)。
【0025】
また、図3において符号18は覗き窓を示し、この覗き窓18は、磁石保持室8の図4における底面を切り開き、そこに透明な合成樹脂板を填め込んだものである。
【0026】
更にまた、図示の実施例では、鍵Kの摘み部13を摘み基体11及び摘み蓋12により挟持してこの発明による施解錠確認装置を組み立てたとき、表示マグネット9と鍵の摘み部13とが一部しか重合せず(図10参照)、表示マグネット9の案内が完全ではない。
【0027】
その為、上記した構成の摘み基体11と結合される摘み蓋12の摘み基体11との接合面には、図5に示すように、鍵Kの摘み部13とぴったりと嵌合する形状の第4凹陥部19が凹設されると共に、摘み基体11と結合されたとき表示マグネット9とほぼ整合する部分に、表面が磁石保持室8の内壁の一部を構成する支持ブロック20が突設されている。
【0028】
その為、図2に示すように、表示マグネット9はこの支持ブロック20と磁石保持室8とに挟まれることになるので、磁石保持室8から脱出することはない。
【0029】
一方、上記ブレーキピン収納室16内には、図6及び図7に示すように、ブレーキマグネット21に一体的に結合された非磁性材のブレーキピン22が収納され、ブレーキピン収納室16の長さ方向、即ちこれらの図で上下方向に移動可能に案内されている。
【0030】
また、ブレーキピン収納室16と磁石保持室18との境界に形成されたリブ16aとブレーキマグネット21との間にはリリースばね23が弾装され、ブレーキピン22を表示マグネット9から離間する方向に付勢している。
【0031】
図示の実施例では、図7に示すように、ブレーキマグネット21は角筒状であり、図において下側がN極、上側がS極となっており、その上側表面に、円筒状のブレーキピン22が接着剤その他の方法により結合されている。
【0032】
しかして、リリースばね23のばね定数、ブレーキピン22及びブレーキマグネット21の寸法は、後述するトリガー24が摘み7内に押し込まれる施解錠時(図6及び図7に示す状態)、例えば表示マグネット9と磁石保持室8の内壁との間に僅かの隙間g(図7参照)が生じ、表示マグネットの回転に支障が無いように設定される。
【0033】
他方、前記摘み基体11の第2凹陥部15(図4参照)には、図6及び図8に示すよう細長い角柱状のトリガー24が鍵のステムの長さ方向(図6及び図8で左右方向)である前後方向に移動可能に嵌合している。
【0034】
このトリガー24は、圧縮コイルばねとしてのトリガーばね25の弾力により、その前端が摘み7の前端面から外方に突出する方向に付勢されている。
【0035】
そして、図9に示すように、このトリガー24の上面の所定の位置にはトリガーマグネット26aが埋設されている。このトリガーマグネット26aは角筒状で上下方向に着磁され、上面がN極となっている。
【0036】
上記のように構成された摘み基体11には、図10に示すように鍵Kの摘み部13が載置され、さらにその上に摘み蓋12が結合されて、摘み7が構成される(図2参照)。
【0037】
上記のように構成された摘み7において、鍵Kがシリンダ錠の鍵孔に挿入されていない常態においては、図8に示すように、トリガーばね25の弾力によりトリガー24が前方に移動しており、前述したトリガーマグネット26aがブレーキマグネット21と整合するようにトリガーマグネット26aの埋設位置が設定されている。
【0038】
そのため、トリガーマグネット26aとブレーキマグネット21とは両者ともN極同志が向かい合い、その結果生じる磁気反発力が、リリースばね23の弾力に抗して、ブレーキばね23を圧縮させてブレーキピン22を押し上げ、表示マグネット9を磁石保持室8の天井に弾接し、表示マグネット9はブレーキピン22と磁石保持室8の天井との間に安定に挾持される。
【0039】
この挾持は、図8から明らかなように、トリガー24が少しくらい動いても定定に保たれる。
【0040】
一方、鍵Kをシリンダ錠の鍵孔3に挿入すると、図6及び図7に示すように、シリンダ錠の内筒端面に押動されてトリガー24が摘み7内に引込む結果、トリガーマグネット26aが摘みの内方に移動し、ブレーキピン22がリリースばね23の弾力により下降して、表示マグネット9の上方には前述した隙間gが発生し、表示マグネット9は回動可能となる。
【0041】
そこで、例えば表示マグネット9を図1のAの角度位置にして鍵孔3に挿入し、時計方向に90度回して施錠すると、表示マグネット9は図1の下方の第1ドライブマグネット5に駆動されて図11の上方の状態になる。
【0042】
このとき、覗き窓18(図3参照)から覗ける表示マグネット9の側面が緑色であるとする。
【0043】
施錠後反時計方向に90度回して鍵Kを元の挿入角度位置に戻してから鍵孔3から抜く。
【0044】
この戻し行程において、表示マグネットはドライブマグネット5(6)と出会わないから、表示マグネット9は回転せずに緑色の表示の儘である。
【0045】
そして、鍵を鍵孔から抜くと、トリガーばね25の弾力によりトリガー24は摘み7から突出し、前記したように、また図8に示すように、トリガー24に埋設されたトリガー埋設された26aがブレーキピン22を表示マグネット9方向に押上げ、表示マグネット9にブレーキを掛けるので、表示マグネット9による施錠の表示は安定に保持される。
【0046】
一方、施錠されたシリンダ錠の鍵孔に表示マグネット9を図1のAの角度位置にして挿入し、鍵Kを反時計方向に90度回してまた90度戻すと、表示マグネット9はドライブマグネットにS→N→Sの順で近接し、最終的にS極の第2ドライブマグネットに駆動される結果、図11に示すように反転する。
【0047】
このときには例えば摘みの覗き窓からは表示のマグネットの赤色の表示が現われてシリンダ錠が解錠されていることを示す。
【0048】
このときにも、鍵を抜くと表示マグネット9にブレーキが掛かることは前記したと同様である。
【0049】
尚、リバーシブルキーの場合には、解錠するとき表示マグネット9を図1のBの角度位置にして鍵を挿入する場合も考えられる。
【0050】
この場合にも、図1から明らかなように、表示マグネット9はドライブマグネットにS→N→Sの順で近接するから、矢張り表示マグネット9の表示は反転する。
【0051】
これは、表示マグネット9を図1のBの角度位置で挿入して施錠、解錠する場合も同様で、結局この発明による施解錠確認装置はリバーシブルキーにも適用できる。
【0052】
また、表示マグネット9は、結局、最後に出会ったドライブマグネットによって駆動された状態を保持するから、第1ドライブマグネット5を正確に時計盤面の12時または6時の角度位置に配設する必要はなく、その近辺に配置すればよい。これは第2ドライブマグネット6においても同様である。
【0053】
尚、図示の実施例におけるシリンダ錠は、鍵を90度一定方向に往復させて施錠し、反対方向に90度往復させて解錠すると共に、鍵のステムの裏表を逆にしても作動する所謂リバーシブルキーにも対応するものとしたが、この発明は、他の操作型式のシリンダ錠にも適用可能である。
【0054】
例えば、リバーシブルキーではない鍵を用い、挿入角度位置から180度時計方向または反時計方向に鍵を回して施錠し、その施錠角度位置で鍵を抜き、解錠するときには、施錠角度位置で鍵を挿入して反時計方向または時計方向に180度鍵を回してその解錠角度位置(上記の挿入角度位置)で鍵を抜くタイプのシリンダ錠にも適用できる。
【0055】
この場合、挿入角度位置で鍵を鍵孔に挿入したとき表示マグネット9と整合するシリンダ錠の外筒外端面の部分に、S極またはN極の第1のドライブマグネットを装着し、シリンダ錠の中心軸線に関しこの第1ドライブと対称的な位置にN極またはS極の第2ドライブマグネットを装着する(図示せず)。
【0056】
上記のように構成すれば、施錠完了時と解錠完了時において、表示マグネットは別異の磁極のドライブマグネットに駆動されるから、施錠及び解錠の区別ができる。
【0057】
図12は請求項2に記載の発明の一実施例による施解錠確認装置の要部を示し、同図に示すものと上述したものとの相違は、表示マグネット9の駆動原理の相違にある。
【0058】
即ち、図12に示す施解錠確認装置における表示マグネット9は、鍵のステムの長さ方向(図12の左右方向)に着磁され、同方向に延在する棒状の永久磁石である。
【0059】
これに対応して、シリンダ錠の半径方向においてドライブマグネット5、6にほぼ整合する位置に形成された磁石保持室8も鍵のステムとほぼ平行であり、表示マグネット9を同方向に移動可能に案内している。
【0060】
そして、表示マグネット9は、その長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分けられている。
【0061】
図12に示す実施例では、磁石保持室8のほぼ中央の部分に覗き窓が形成され(図示せず)、磁石保持室8内の表示マグネット9の部分を外側から視認できるようになっている。
【0062】
尚、図12において図2〜図9と等符号を付した部分は、これらの図と均等な部分を示す。
【0063】
上記のように構成された請求項2に記載の発明による施解錠確認装置は、施解錠時表示マグネット9に最後に接近したドライブマグネット5(6)の磁極がSならば、表示マグネット9がそのS極に吸引されて図12に示すようにドライブマグネットに近接する方向に移動する。
【0064】
反対に、ドライブマグネットがN極ならば、表示マグネット9はドライブマグネットと同磁極で対向することになるから、磁気反発力によってドライブマグネットから離間する方向に移動する。
【0065】
何れにしても、図12から明らかなように、その表示マグネット9の移動位置は、ブレーキピン22、ブレーキマグネット21及びトリガーマグネット26aのブレーキ作用によって常態において安定に保たれる。
【0066】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明と次の点において異なっているが、他の技術内容においては全く同じである。
【0067】
すなわち、鍵Kを鍵孔3に挿入して、トリガー24が摘み7内に引き込んだとき、請求項1に記載の発明では、リリースばね23がブレーキピン22を表示マグネット9から離間させる構造(図6、7参照)であるが、請求項3に記載の発明では、図14、図15に示すように、リリースマグネット26bがブレーキマグネット21を吸引してブレーキピン22を表示マグネット9から離間させる構造となっている。
【0068】
そのため、鍵Kが鍵孔3より抜き出されてトリガー24の一端が摘み7の前端面から突出する常態において、トリガー24のブレーキマグネット21と整合す位置にトリガーマグネット26aが埋設されると共に、鍵Kが鍵孔3に挿入されてトリガー24が摘み7内に押込まれたとき、ブレーキマグネット21と整合するトリガー24の上面の部分に、リリースマグネット26bが埋設されている。
【0069】
リリースマグネット26bは、トリガーマグネット26aと同構造であるが、その磁極の向きはお互いに逆の関係となっている。
【0070】
この実施例では、図15に明らかなように、リリースマグネット26bの上面側はS極となっており、施解錠時ブレーキマグネット21の下面のN極と対向する結果、両者の間には磁気吸引力が生じる。
【0071】
その為、ブレーキマグネット21及びブレーキピン22は表示マグネット9から離間する方向に移動し、表示マグネット9の上端と、磁石保持室8の天井との間には隙間gが生じ、その結果、表示マグネット9は回転可能となる。
【0072】
鍵Kが鍵孔3より抜出て、トリガー24の一端が摘み7の前端面から突出する常態においては、図13に示すように、トリガーマグネット26aがブレーキマグネット21を反発力により上方に押し上げて、表示マグネット9の回転を制止し、表示マグネットを安定的に保持することは、請求項1に記載の発明と同様である。
【0073】
図16は請求項4に記載の発明の一実施例による施解錠確認装置の要部を示す

【0074】
図16から明らかなように、表示マグネット9の構造及び作動原理は、請求項2に記載の発明のものと同等であり、表示マグネット9の安定保持機構は、請求項3に記載の発明のものと同等である。
【0075】
すなわち、表示マグネット9は、鍵のステムの長さ方向に着磁された棒状の永久磁石となっていて、その長さ方向における中心に関し一端側と他端側とが夫々異なる色に塗り分けられていて、施解錠の最新の状態により、表示マグネット9が長手方向に前後に移動して、施解錠の確認が可能となっている。
【0076】
表示マグネット9の安定保持機構は、ブレーキマグネット21、ブレーキピン22及びトリガーマグネット26a、リリースマグネット26bを配設したトリガー24から構成され、鍵Kを鍵孔3に着脱することにより、表示マグネット9の移動を許容或は制止するように作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による施解錠確認装置を備えたシリンダ錠の正面図。
【図2】この発明による施解錠確認装置を備えた鍵の摘みの縦断面図。
【図3】摘み基体の平面図。
【図4】摘み基体の外観斜視図。
【図5】摘み蓋の平面図。
【図6】機能部材を装着した摘み基体の平面図で、鍵が鍵孔に挿入された場合を示す。
【図7】図6に示す表示マグネットブレーキ機構の一部拡大断面図。
【図8】機能部材を装着した摘み基体の平面図で、鍵が鍵孔から抜かれた常態を示す。
【図9】トリガーの外観斜視図。
【図10】機能部材及び鍵を装着した摘み基体の平面図。
【図11】ドライブマグネットによる表示マグネットの駆動を説明するための線図。
【図12】請求項2に記載の発明の一実施例を示す図8と同様の摘み基体の平面図。
【図13】請求項3に記載の発明の、機能部分を装着した摘み基体の平面図で、鍵が鍵孔から抜かれた常態を示す。
【図14】図13と同等の平面図で、鍵が鍵孔に挿入された場合を示す。
【図15】図14に示す表示マグネットブレーキ機構の一部拡大断面図。
【図16】請求項4に記載の発明の一実施例を示す図13と同様の摘み基体の平面図。
【符号の説明】
1 外筒
2 内筒
3 鍵孔
4 ゴム磁石
5 第1ドライブマグネット
6 第2ドライブマグネット
7 摘み
8 磁石保持室
9 表示マグネット
11 摘み本体
12 摘み蓋
13 摘み部
14 第1凹陥部
15 第2凹陥部
16 ブレーキピン収納室
16a リブ
17 第3凹陥部
18 覗き窓
19 第4凹陥部
20 支持ブロック
21 ブレーキマグネット
22 ブレーキピン
23 リリースばね
24 トリガー
25 トリガーばね
26a トリガーマグネット
26b リリースマグネット
g 隙間
K 鍵

Claims (4)

  1. シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成された磁石保持室と、中心軸に直角な方向に着磁された回転体をなす永久磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸を鍵のステムに対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室内に回動自在に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピンを表示マグネットから離間させる方向に付勢するように配設されたリリースばねと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする施解錠確認装置。
  2. シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成され、かつ、シリンダ錠に対向する前端面に近接して鍵の長さ方向に延在する磁石保持室と、長さ方向に着磁された棒状の永久磁石であって、長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分けられ、鍵のステムに対しほぼ平行な状態で磁石保持室内に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピンを表示マグネットから離間させる方向に付勢するように配設されたリリースばねと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする施解錠確認装置。
  3. シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、シリンダ錠に対向する前端面に近接し、かつ鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成された磁石保持室と、中心軸に直角な方向に着磁された回転体をなす永久磁石であって、中心軸を含み、着磁方向に平行な平面に関し一方の外周面と他方の外周面とを夫々異なる色に塗り分けられ、中心軸を鍵のステムに対しほぼ直角にした状態で、磁石保持室内に回動自在に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを配設し、鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部が摘み内に押込まれる施解錠状態において、ブレーキマグネットと異極が向かい合う状態で整合する位置にリリースマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする施解錠確認装置。
  4. シリンダ錠の外筒外端面の所定の角度位置に装着され、内筒の軸線方向に着磁された永久磁石よりなるドライブマグネットと、非磁性材質の摘みを有する鍵と、この鍵の摘み内において、鍵が鍵孔に挿入されたときシリンダ錠の半径方向においてドライブマグネットとほぼ整合する位置に形成され、かつ、シリンダ錠に対向する前端面に近接して鍵の長さ方向に延在する磁石保持室と、長さ方向に着磁された棒状の永久磁石であって、長さ方向における中心に関し一端側と他端側とを夫々異なる色に塗り分けられ、鍵のステムに対しほぼ平行な状態で磁石保持室内に収納された表示マグネットと、摘みの少なくとも一方の側面に開口し、磁石保持室内を覗き込めるようにした覗き窓と、磁石保持室に連設され、鍵のステムに対しほぼ直角な方向に延在するブレーキピン収納室と、このブレーキピン収納室内において移動可能に案内され、ブレーキマグネットと一体的に結合されたブレーキピンと、ブレーキピン収納室に関し、磁石保持室とは反対側における鍵の摘み内において前後方向に移動可能に案内され、前方に突出する方向に付勢されると共に、鍵がシリンダ錠の鍵孔から抜出され、一端が摘みの前端面から突出する常態において、ブレーキマグネットと同極が向かい合う状態で整合する位置にトリガーマグネットを埋設し、鍵がシリンダ錠に挿し込まれ、一端部が摘み内に押込まれる施解錠状態において、ブレーキマグネットと異極が向かい合う状態で整合する位置にリリースマグネットを埋設したトリガーとを有することを特徴とする施解錠確認装置。
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