JPH0712347U - 板材の搬送装置 - Google Patents

板材の搬送装置

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JPH0712347U
JPH0712347U JP4715593U JP4715593U JPH0712347U JP H0712347 U JPH0712347 U JP H0712347U JP 4715593 U JP4715593 U JP 4715593U JP 4715593 U JP4715593 U JP 4715593U JP H0712347 U JPH0712347 U JP H0712347U
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JP
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plate material
suction device
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main
main suction
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武 森
重雄 服部
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中菱エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本考案は積層状態の板材を、より確実に、1
枚毎、持ち上げて搬送する装置である。 [構成] 本考案の板材の搬送装置は、昇降可能で積層
状態の板材の上部に設置し板材の表面に吸着可能な主吸
引器2と、積層板材1の側部に設置され、前記板材の裏
面側に出没可能で、且つ昇降可能な副吸引器5を設置す
るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は積層状態の板材を、1枚毎、持ち上げて搬送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来に板材の搬送装置の全体斜視図を示す図8、主吸引器の動作の斜視図を示 す図9を参照して説明する。 1は板材(金属)であって、所定場所に複数枚、積層されている。53は枠体で あって、主吸引器2が昇降シリンダ3を介して複数台垂設されていて、各主吸引 器2はホース2aで真空装置55と連結してある。52は横レールであって、前 記枠体53を板金加工機56に誘導する。又、板材1の側部にはマグネットセパ レータ57及びエアブロー器58が配設してある。 板材1は、主吸引器2を降下させた後、真空装置55を介して主吸引器2内を 真空状態として板材1を吸着し、主吸引器2を上昇させて、横レール52を介し て板金加工機56に搬送する。尚、前記行程において、複数枚の板材1が吸着さ れるのを防止するため、エアブロー器58からの風圧とマグネットセパレータ5 7が分離作用を果たすが、それでも、主吸引器2で、2枚以上、持ち上げられた 時には、主吸引器2を降下させて、再度吸引して持ち上げるという動作を繰返し 行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した様に、マグネットセパレータ57及びエアブロー器58を介して、主 吸引器2で複数回、繰り返しても、板材に塗布された防錆油や板材の隙間に発生 する真空によって、分離不可能なことが生ずる。このため、円滑に搬送すること ができず、確実に1枚づつ、分離搬送する装置が望まれている。 そこで、本考案はかかる装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の板材の搬送装置は、複数枚積層された板材を上から順次、1枚づつ搬 送する装置であって、昇降可能で前記板材の上部に設置し板材の表面に吸着可能 な主吸引器と、積層板材の側部に設置され、前記板材の裏面側に出没可能で、且 つ昇降可能な副吸引器を設置するものである。
【0005】
【作用】
複数枚積層の板材は、順次、主吸引器の昇降作用によって、1枚づつ分離して 持ち上げられる。持ち上げられた板材が、複数枚持ち上げられたときには、副吸 引器をその板材の下部に挿入した後に上昇させる。副吸引器は裏面側の板材に吸 着するため、副吸引器を降下させると、主吸引器に吸着の板材と分離する。その ため、1枚づつの分離が可能となる。尚、副吸引器はその後、吸着状態を止めて 元の位置に戻す。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を平面を示す図1、図1のA〜A矢視(一部断面を示す)で ある図2を参照して説明する。尚、本考案は、図8に示す従来の搬送装置に副吸 引器5を付加するものであるため、搬送装置についての説明を省略し、副吸引器 5の付設構造について説明する。 1は積層の板材(金属板)、2はホース2aを介して真空装置55に接続の真 空式の主吸引器であって、上下動可能な主シリンダ3に取り付けられている。5 はホース5aを介して真空装置55に接続の真空式の副吸引器であって、取着体 6に自在継手5bを介して回動自在に取付けてある。又、取着体6の端部は、後 述の作動体12に装着の中間継手体7を介して、ボルト8で装脱着可能となって いる。又、L字形状の作動体12は、上下シリンダ10のロッド10aに嵌合の ピース10bに嵌挿し、ナット11で回動自在に取り付けてあり、図2に示す位 置は、上下シリンダ10を最下位置にした状態を示す。即ち、副吸引器5が最も 低い位置の状態である。一方、15は副吸引器5を回動する回動シリンダであっ て、固定板16にボルト、ナット17でもって固定してあり、ロッド15aには 長さ調整体15bを介して連結体15cが接続され、該連結体15cに回動軸1 8が垂設してある。そして、前記L字形状の作動体12の他端部は、回動軸18 に嵌合し、回動可能となっていて、回動シリンダ15が往動状態のとき、図1に 示すように、板材1の外部に位置し、反対に、回動シリンダ15の復動によって 、作動体12は上下シリンダ10のロッド10aを中心に回動して、主吸引器2 に対応する位置に回転する。
【0007】 次に、前記構成の搬送装置において、複数枚、積層状態の板材1を1枚づつ、 主吸引器2で吸着して、板金加工機56に搬送する行程について、2枚の板材1 a、1bが吸着状態で主吸引器2で上昇したときの対応について、図3〜図7を 参照して説明する。 先ず、図示略の制御装置によって、最上段の板材に主吸引器2が当接するまで 主シリンダ3を降下させる。尚、主シリンダ3の降下停止位置は、図示しない主 吸引器2に付設のリミットスイッチで検知する。この状態で、真空装置55によ って、主吸引器2内を真空状態とすると、最上段の板材1aを吸着する。そして 、主シリンダ3を上昇させた後、図示略の厚み検出装置を作動させて、板材1a が1枚以上かを検出し、板材1aが1枚のときには、そのまま、板金加工機56 に搬送する。反対に、板材1bが板材1aに吸着して一緒に上がってきたときに は、図4に示すように、副吸引器5を板材1の裏面に挿入する。即ち、回動シリ ンダ15を復動させると、作動体12はロッド10aを中心に回動して、副吸引 器5は、板材1a、1bを挟んで、主吸引器2に対応する位置に挿入する。かか る状態となった時、上下シリンダ10で作動体12を上昇させると、副吸引器5 は板材1bの裏面に当接する(図5)。そして、真空装置55でもって、副吸引 器5を板材1bに真空状態で吸着させた後に、上下シリンダ10を降下させると 、板材1bは副吸引器5に吸着した状態で降下し、板材1aと分離する(図6) 。そして、副吸引器5の真空を解除し、回動シリンダ15を往動状態にして副吸 引器5を回動して、図7に示す元の位置とすると、板材1bは落下する。その後 、主吸引器2に吸着した板材1aは、横レール52を介して板金加工機56に搬 送する。以上の行程を順次繰り返すことによって、板材1は、1枚づつ、板金加 工機56に自動搬送できる。 尚、前記副吸引器の板材裏面側への出没機構は、回動式を採用しているが、シ リンダによる直線式に構成することもできる。また、前記の主、副吸引器は真空 式であるが、磁石式を使用してもよいことはいうまでもない。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、複数枚持ち上がった板材を副吸引器を介して離反させるため、より 確実に1枚づつの搬送が可能となり、省力化、自動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】副吸引器の設置平面図である。
【図2】図1の正面図(A〜A矢視図)である。
【図3】主吸引器と副吸引器の作動を説明する図であ
る。
【図4】主吸引器と副吸引器の作動を説明する図であ
る。
【図5】主吸引器と副吸引器の作動を説明する図であ
る。
【図6】主吸引器と副吸引器の作動を説明する図であ
る。
【図7】主吸引器と副吸引器の作動を説明する図であ
る。
【図8】従来の板材の搬送装置を示す斜視図である。
【図9】従来の主吸引器で板材を持ち上げている図であ
る。
【符号の説明】
1(1a、1b) 板材 2 主吸引器 5 副吸引器 10 上下シリンダ 12 作動体 15 回動シリンダ 18 回動軸 55 真空装置 56 板金加工機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚積層された板材を上から順次、1
    枚づつ搬送する装置において、昇降可能で前記板材の上
    部に設置し板材の表面に吸着可能な主吸引器と、積層板
    材の側部に設置され、前記板材の裏面側に出没可能で、
    且つ昇降可能な副吸引器を設置することを特徴とする板
    材の搬送装置。
JP1993047155U 1993-08-05 1993-08-05 板材の搬送装置 Expired - Fee Related JP2594216Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4865314U (ja) * 1971-11-20 1973-08-18
CN106698019A (zh) * 2016-12-30 2017-05-24 杰克缝纫机股份有限公司 带布料剥离的布料推送装置
JP2018087085A (ja) * 2016-11-24 2018-06-07 Biデザイン合同会社 板材分離装置、その板材分離装置を備えた板材搬送装置、及び板材の分離方法
JP2020083540A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 理想科学工業株式会社 媒体供給装置

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