JPH07122601B2 - 圧延機の板形状検出値補正方法 - Google Patents
圧延機の板形状検出値補正方法Info
- Publication number
- JPH07122601B2 JPH07122601B2 JP63177165A JP17716588A JPH07122601B2 JP H07122601 B2 JPH07122601 B2 JP H07122601B2 JP 63177165 A JP63177165 A JP 63177165A JP 17716588 A JP17716588 A JP 17716588A JP H07122601 B2 JPH07122601 B2 JP H07122601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- detector
- plate shape
- rolled
- warp
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/02—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring flatness or profile of strips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は圧延機で圧延された被圧延材の板形状の非接触
で検出する板形状検出器の検出値を補正する方法に関す
る。
で検出する板形状検出器の検出値を補正する方法に関す
る。
＜従来の技術＞ 近年、冷間用帯鋼圧延機においては、圧延された帯鋼の
板形状を適切なものとすることが極めて重要になってき
ている。
板形状を適切なものとすることが極めて重要になってき
ている。
そこで、多くの冷間圧延設備においては、圧延によって
生じる被圧延材の板形状、即ち第３図に示す被圧延材１
の中伸び、第４図に示す被圧延材１の端伸び、第５図に
示す被圧延材１の部分伸び等で表わされる平坦度不良を
目標板形状値に修正するため、圧延機出側に板の形状を
検出する板形状検出器を設置し、板形状検出器からの検
出信号を用いて、板形状の制御を行っている。
生じる被圧延材の板形状、即ち第３図に示す被圧延材１
の中伸び、第４図に示す被圧延材１の端伸び、第５図に
示す被圧延材１の部分伸び等で表わされる平坦度不良を
目標板形状値に修正するため、圧延機出側に板の形状を
検出する板形状検出器を設置し、板形状検出器からの検
出信号を用いて、板形状の制御を行っている。
この板形状検出器として、その検出原理により幾つかの
種類の検出器が商品化されているが、とりわけ広く使用
されているものは、非接触で変位量を検出する電磁相関
方式と呼ばれる板形状検出器である。（特公昭57−6053
号、特公昭57−6054号参照） この電磁相関方式の板形状検出器の検出原理を第６図及
び第９図を参照して簡単に説明する。
種類の検出器が商品化されているが、とりわけ広く使用
されているものは、非接触で変位量を検出する電磁相関
方式と呼ばれる板形状検出器である。（特公昭57−6053
号、特公昭57−6054号参照） この電磁相関方式の板形状検出器の検出原理を第６図及
び第９図を参照して簡単に説明する。
第６図において、デフレクタロールの如き張力印加装置
２で張力を印加された被圧延材１例えば帯鋼に対して、
駆動信号発生器３で発生せしめた一定周期TCの矩形波駆
動信号を増幅器3aで増幅し、板形状検出器の検出ヘッド
４に収納された外力印加装置4aを介して電磁的に外力を
印加すると共に、この外力印加に伴う被圧延材１の変位
Ｐ（x,t）を板幅方向に複数設けた変位検出器4bで検出
する。次いで、各変位検出器4b毎に設けた信号処理回路
９において、前述の変位検出値と駆動信号との相関を演
算せしめて被圧延材１の張力を求め、被圧延材１の板幅
方向の張力分布から板形状、即ち平坦度を検出する 即ち、第９図において、 x:板幅方向座標 ｆ（ｔ）：単位幅当りの駆動外力 一定周期TCの矩形波が印加されるときは ｕ（ｘ）：座標ｘにおける被圧延材１の単位幅当りの張
力 L:ロール2,2間のスパン d:被圧延材１の板厚 とすると、信号処理回路９の出力Ｃ（ｘ）は の如く表わされる。
２で張力を印加された被圧延材１例えば帯鋼に対して、
駆動信号発生器３で発生せしめた一定周期TCの矩形波駆
動信号を増幅器3aで増幅し、板形状検出器の検出ヘッド
４に収納された外力印加装置4aを介して電磁的に外力を
印加すると共に、この外力印加に伴う被圧延材１の変位
Ｐ（x,t）を板幅方向に複数設けた変位検出器4bで検出
する。次いで、各変位検出器4b毎に設けた信号処理回路
９において、前述の変位検出値と駆動信号との相関を演
算せしめて被圧延材１の張力を求め、被圧延材１の板幅
方向の張力分布から板形状、即ち平坦度を検出する 即ち、第９図において、 x:板幅方向座標 ｆ（ｔ）：単位幅当りの駆動外力 一定周期TCの矩形波が印加されるときは ｕ（ｘ）：座標ｘにおける被圧延材１の単位幅当りの張
力 L:ロール2,2間のスパン d:被圧延材１の板厚 とすると、信号処理回路９の出力Ｃ（ｘ）は の如く表わされる。
なお、第６図における信号処理回路９の機能の詳細は次
の通りである。即ち、変位検出器4bからの変位信号Ｐ
（x,t）は極性切替器５で極性切替えを行われたのち、
積分回路６に入力される。積分回路６は矩形波周期TC毎
に矩形波駆動信号に基づく変位検出信号値を積分して張
力信号以外の雑音を除去し、サンプルホールド回路７で
サンプルホールドして出力信号Ｃ（ｘ）を得る。サンプ
ルタイミング発生回路８は駆動信号発生器３に連設さ
れ、極性切替器５の極性切替タイミング、積分回路６の
リセットタイミング、及びサンプルホールド回路７のサ
ンプルホールドタイミング等の各タイミングを制御する
ものである。
の通りである。即ち、変位検出器4bからの変位信号Ｐ
（x,t）は極性切替器５で極性切替えを行われたのち、
積分回路６に入力される。積分回路６は矩形波周期TC毎
に矩形波駆動信号に基づく変位検出信号値を積分して張
力信号以外の雑音を除去し、サンプルホールド回路７で
サンプルホールドして出力信号Ｃ（ｘ）を得る。サンプ
ルタイミング発生回路８は駆動信号発生器３に連設さ
れ、極性切替器５の極性切替タイミング、積分回路６の
リセットタイミング、及びサンプルホールド回路７のサ
ンプルホールドタイミング等の各タイミングを制御する
ものである。
式（１）に示される如く信号処理回路９の出力Ｃ（ｘ）
は張力ｕ（ｘ）の逆数即ち、被圧延材１の凹凸に比例し
ているから、板幅方向の各位置x-n,…,xi,…,xn毎に信
号処理回路９より第６図に示す如く平坦度として板幅方
向の出力Ｃ（x-n），…,C（xi），…,C（xn）を得る。
は張力ｕ（ｘ）の逆数即ち、被圧延材１の凹凸に比例し
ているから、板幅方向の各位置x-n,…,xi,…,xn毎に信
号処理回路９より第６図に示す如く平坦度として板幅方
向の出力Ｃ（x-n），…,C（xi），…,C（xn）を得る。
＜発明が解決しようとする課題＞ ところが、検出対象の被圧延材１自体に板幅方向の板反
り（通常、Ｃ−ぞりと呼ばれる）が存在する場合には、
電磁相関方式の板形状検出器に検出誤差が発生する。
り（通常、Ｃ−ぞりと呼ばれる）が存在する場合には、
電磁相関方式の板形状検出器に検出誤差が発生する。
即ち、この種の板形状検出器においては、被圧延材１の
外力印加に伴う変位量Ｐ（x,t）から平坦度の出力信号
Ｃ（ｘ）を算出する。しかし、被圧延材１自体にＣ−ぞ
りが存在する場合には、板形状検出器と被圧延材１との
間隔（ギャップ）が板幅方向に関して一様でなくなる。
従って、Ｃ−ぞりが存在する被圧延材１の場合、電磁相
関方式の板形状検出器では被圧延材１までのＣ−ぞりに
よる変位量をも検出するため、あたかも形状不良が存在
するかの如く検出が行われてしまう。
外力印加に伴う変位量Ｐ（x,t）から平坦度の出力信号
Ｃ（ｘ）を算出する。しかし、被圧延材１自体にＣ−ぞ
りが存在する場合には、板形状検出器と被圧延材１との
間隔（ギャップ）が板幅方向に関して一様でなくなる。
従って、Ｃ−ぞりが存在する被圧延材１の場合、電磁相
関方式の板形状検出器では被圧延材１までのＣ−ぞりに
よる変位量をも検出するため、あたかも形状不良が存在
するかの如く検出が行われてしまう。
例えば第７図に示すような上側の凸のＣ−ぞりが存在す
る被圧延材１の場合は、端伸びの如く誤って検出し、出
力してしまう。また、逆に第８図に示すような下側に凸
のＣ−ぞりが存在する被圧延材１の場合は、中伸びの如
く誤って検出し、出力してしまう。
る被圧延材１の場合は、端伸びの如く誤って検出し、出
力してしまう。また、逆に第８図に示すような下側に凸
のＣ−ぞりが存在する被圧延材１の場合は、中伸びの如
く誤って検出し、出力してしまう。
従って、板形状検出器の検出信号Ｃ（ｘ）を基に被圧延
材の形状制御を実施すると、もともと形状不良がない場
合であっても、制御を行う結果として、逆に形状不良の
被圧延材を作り出してしまうという不具合が生じる。
材の形状制御を実施すると、もともと形状不良がない場
合であっても、制御を行う結果として、逆に形状不良の
被圧延材を作り出してしまうという不具合が生じる。
例えば、前述した第７図の上側に凸のＣ−ぞりの場合で
は、被圧延材１が正常であっても板形状検出器が端伸び
と判断してしまうため、この検出信号を基に形状制御を
実施すると、逆に中野びの板を作り出してしまう。
は、被圧延材１が正常であっても板形状検出器が端伸び
と判断してしまうため、この検出信号を基に形状制御を
実施すると、逆に中野びの板を作り出してしまう。
以上の如く、従来の技術では板形状検出器の検出値に特
に補正等の対策が施されておらず、従って被圧延材の板
形状検出が正確に行われず、ひいてはその誤検出のため
に形状制御が効果的に働かず、かえって板形状の悪い圧
延製品を製造してしまう場合があった。これは製品の品
質と歩留りの向上を阻害する一因であった。
に補正等の対策が施されておらず、従って被圧延材の板
形状検出が正確に行われず、ひいてはその誤検出のため
に形状制御が効果的に働かず、かえって板形状の悪い圧
延製品を製造してしまう場合があった。これは製品の品
質と歩留りの向上を阻害する一因であった。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明による圧延機の板形状検出値補正方法は、圧延機
により圧延された被圧延材の板形状を該被圧延材と非接
触に検出する板形状検出器以外に、板幅方向の反り量を
検出する板反り量検出器を近傍に設置し、この板反り量
検出器により検出された板反り量ΔＣを基に、板幅Ｗの
とき、次式ΔＣ＝Ａ×（W/2）４により板反り量の大き
さを示す値Ａを算出し、その値Ａを基に、板形状検出器
の各変位検出器上の板反り量をΔＣ（xi）とすると、各
変位検出器が板形状検出器の中心線から板幅方向へxiの
位置にある場合、次式ΔＣ（xi）＝Ａ×xi 4により板反
り量ΔＣ（xi）を求め、前記板形状検出器により検出さ
れた各変位検出器で板形状検出値Ｃ（xi）に対して、次
式Ｃ＊（xi）＝Ｃ（xi）−ΔＣ（xi）で補正することを
特徴とする。
により圧延された被圧延材の板形状を該被圧延材と非接
触に検出する板形状検出器以外に、板幅方向の反り量を
検出する板反り量検出器を近傍に設置し、この板反り量
検出器により検出された板反り量ΔＣを基に、板幅Ｗの
とき、次式ΔＣ＝Ａ×（W/2）４により板反り量の大き
さを示す値Ａを算出し、その値Ａを基に、板形状検出器
の各変位検出器上の板反り量をΔＣ（xi）とすると、各
変位検出器が板形状検出器の中心線から板幅方向へxiの
位置にある場合、次式ΔＣ（xi）＝Ａ×xi 4により板反
り量ΔＣ（xi）を求め、前記板形状検出器により検出さ
れた各変位検出器で板形状検出値Ｃ（xi）に対して、次
式Ｃ＊（xi）＝Ｃ（xi）−ΔＣ（xi）で補正することを
特徴とする。
＜作用＞ 電磁相関方式などの板形状検出器の検出誤差要因である
板幅方向の反り量を別の検出器で検出することにより、
板形状検出値から板反り量に基因する検出誤差を除去す
る補正を行うことができ、被圧延材の形状を正確に検出
できる。
板幅方向の反り量を別の検出器で検出することにより、
板形状検出値から板反り量に基因する検出誤差を除去す
る補正を行うことができ、被圧延材の形状を正確に検出
できる。
＜実 施 例＞ 本発明の一実施例を第１図，第２図に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明を冷間用帯鋼圧延機に適用した実施例を
示すブロック構成図である。同図中、板形状検出器とし
て電磁相関方式のものを使用しており、被圧延材１例え
ば帯鋼、張力印加装置２例えばデフレクタロール、駆動
信号発生器３、増幅器3a、検出ヘッド４、外力印加装置
4a、変位検出器4b、極性切替器５、積分回路６、サンプ
ルホールド回路７、サンプルタイミング発生回路８、及
び信号処理回路９は第６図を参照して説明したものと同
じである。なお、変位検出器4bは帯鋼１の板幅方向の各
位置x-n,…,xi,…,xnに複数個設け、また信号処理回路
９は各変位検出器4bに対応して設けてある。各変位検出
器4bの位置xiは、第２図に示すように検出ヘッド４の中
央位置から各変位検出器までの距離である。第１図にお
いて、デフレクタロールの如き張力印加装置２で張力を
印加された被圧延材１例えば帯鋼に対して、駆動信号発
生器３で発生せしめた一定周期TCの矩形波駆動信号の増
幅器3aで増幅し、板形状検出器の検出ヘッド４に収納さ
れた外力印加装置4aを介して外力を印加すると共に、こ
の外力印加に伴う被圧延材１の変位Ｐ（x,t）を複数の
変位検出器4bで検出する。次いで、各変位検出器4b毎に
設けた信号処理回路９において、前述の変位検出値と駆
動信号との相関を演算せしめて被圧延材１の張力ｕ
（ｘ）を求め、前式（１）の計算により被圧延材１の板
幅方向の張力分布から板形状、即ち平坦度をＣ
（x-n），…,C（xi），…,C（xn）として検出する。
示すブロック構成図である。同図中、板形状検出器とし
て電磁相関方式のものを使用しており、被圧延材１例え
ば帯鋼、張力印加装置２例えばデフレクタロール、駆動
信号発生器３、増幅器3a、検出ヘッド４、外力印加装置
4a、変位検出器4b、極性切替器５、積分回路６、サンプ
ルホールド回路７、サンプルタイミング発生回路８、及
び信号処理回路９は第６図を参照して説明したものと同
じである。なお、変位検出器4bは帯鋼１の板幅方向の各
位置x-n,…,xi,…,xnに複数個設け、また信号処理回路
９は各変位検出器4bに対応して設けてある。各変位検出
器4bの位置xiは、第２図に示すように検出ヘッド４の中
央位置から各変位検出器までの距離である。第１図にお
いて、デフレクタロールの如き張力印加装置２で張力を
印加された被圧延材１例えば帯鋼に対して、駆動信号発
生器３で発生せしめた一定周期TCの矩形波駆動信号の増
幅器3aで増幅し、板形状検出器の検出ヘッド４に収納さ
れた外力印加装置4aを介して外力を印加すると共に、こ
の外力印加に伴う被圧延材１の変位Ｐ（x,t）を複数の
変位検出器4bで検出する。次いで、各変位検出器4b毎に
設けた信号処理回路９において、前述の変位検出値と駆
動信号との相関を演算せしめて被圧延材１の張力ｕ
（ｘ）を求め、前式（１）の計算により被圧延材１の板
幅方向の張力分布から板形状、即ち平坦度をＣ
（x-n），…,C（xi），…,C（xn）として検出する。
本発明を実現するため、板形状検出器の近傍に帯鋼１の
板幅方向の反り量を検出する適宜な板反り量検出器10を
設置してある。また板反り補正演算回路11を設け、これ
に、板反り量検出器10の板反り検出信号ΔＣと、板形状
検出器の板幅方向の各信号処理回路９からの出力値Ｃ
（x-n），…,C（xi），…,C（xn）とを入力させるよう
にしてある。
板幅方向の反り量を検出する適宜な板反り量検出器10を
設置してある。また板反り補正演算回路11を設け、これ
に、板反り量検出器10の板反り検出信号ΔＣと、板形状
検出器の板幅方向の各信号処理回路９からの出力値Ｃ
（x-n），…,C（xi），…,C（xn）とを入力させるよう
にしてある。
板反り補正演算回路11では、帯鋼１の反りパターンを例
えば４次関数と仮定し、各変位検出器4b上での板反り量
ΔＣ（xi）を、次式（２）により算出する。
えば４次関数と仮定し、各変位検出器4b上での板反り量
ΔＣ（xi）を、次式（２）により算出する。
ΔＣ（xi）＝Ａ×xi 4 …式（２） ここで、Ａは係数であり、板反り補正演算回路11におい
て、帯鋼１の幅Ｗと板反り量検出器10の板反り量検出値
ΔＣとにより、次式（３）の関係から計算して求める。
て、帯鋼１の幅Ｗと板反り量検出器10の板反り量検出値
ΔＣとにより、次式（３）の関係から計算して求める。
更に板反り補正演算回路11では、式（２）から算出した
各変位検出器4b上での板反り量ΔＣ（xi）を用いて、次
式（４）の補正により板反り量を考慮した板形状検出器
の検出ヘッド４と帯鋼１との間隔（キャップ）に関係し
た出力値Ｃ＊（xi）を算出し、出力する。
各変位検出器4b上での板反り量ΔＣ（xi）を用いて、次
式（４）の補正により板反り量を考慮した板形状検出器
の検出ヘッド４と帯鋼１との間隔（キャップ）に関係し
た出力値Ｃ＊（xi）を算出し、出力する。
Ｃ＊（xi）＝Ｃ（xi）−ΔＣ（xi） …式（４） その出力値Ｃ＊（xi）は板反りの影響を除いた真の板形
状に対応した値である。
状に対応した値である。
従って、真の板形状を表わす出力値Ｃ＊（xi）を用いて
帯鋼の形状制御を行うことにより、従来より効果的な制
御を実現することができる。
帯鋼の形状制御を行うことにより、従来より効果的な制
御を実現することができる。
＜発明の効果＞ 以上の如く本発明によれば、圧延された被圧延材にＣ−
ぞりが存在する場合でも、電磁相関方式などの被接触式
板形状検出器の板形状検出値を補正して誤差なく正確に
板形状を検出できる。これにより、より精度の良い形状
制御の実現が可能となり、圧延製品の品質と歩留りの向
上に大きく寄与する。
ぞりが存在する場合でも、電磁相関方式などの被接触式
板形状検出器の板形状検出値を補正して誤差なく正確に
板形状を検出できる。これにより、より精度の良い形状
制御の実現が可能となり、圧延製品の品質と歩留りの向
上に大きく寄与する。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図は帯鋼と板形状検出器の位置関係から各変位検出器上
でのＣ−ぞり量を求めるための説明図、第３図は帯鋼の
中伸びを示す図、第４図は端伸びを示す図、第５図は部
分伸びを示す図、第６図は従来例を示すブロック構成
図、第７図は帯鋼の上側に凸のＣ−ぞりを示す図、第８
図は下側に凸のＣ−ぞりを示す図、第９図は形状測定原
理を示す図である。 図面中、１は被圧延材（帯鋼）、２は張力印加装置、３
は駆動信号発生器、４は検出ヘッド、4aは外力印加装
置、4bは変位検出器、５は極性切替器、６は積分回路、
７はサンプルホールド回路、８はサンプルタイミング発
生回路、９は信号処理回路、10は板反り量検出器、11は
板反り補正演算回路である。
図は帯鋼と板形状検出器の位置関係から各変位検出器上
でのＣ−ぞり量を求めるための説明図、第３図は帯鋼の
中伸びを示す図、第４図は端伸びを示す図、第５図は部
分伸びを示す図、第６図は従来例を示すブロック構成
図、第７図は帯鋼の上側に凸のＣ−ぞりを示す図、第８
図は下側に凸のＣ−ぞりを示す図、第９図は形状測定原
理を示す図である。 図面中、１は被圧延材（帯鋼）、２は張力印加装置、３
は駆動信号発生器、４は検出ヘッド、4aは外力印加装
置、4bは変位検出器、５は極性切替器、６は積分回路、
７はサンプルホールド回路、８はサンプルタイミング発
生回路、９は信号処理回路、10は板反り量検出器、11は
板反り補正演算回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２１Ｃ 51/00 Ｌ
Claims (1)
- 【請求項１】圧延機により圧延された被圧延材の板形状
を該被圧延材と非接触に検出する板形状検出器以外に、
板幅方向の反り量を検出する板反り量検出器を近傍に設
置し、 この板反り量検出器により検出された板反り量ΔＣを基
に、板幅Ｗのとき、次式ΔＣ＝Ａ×（W/2）４により板
反り量の大きさを示す値Ａを算出し、 その値Ａを基に、板形状検出器の各変位検出器上の板反
り量をΔＣ（xi）とすると、各変位検出器が板形状検出
器の中心線から板幅方向へxiの位置にある場合、次式Δ
Ｃ（xi）＝Ａ×xi 4により板反り量ΔＣ（xi）を求め、 前記板形状検出器により検出された各変位検出器での板
形状検出値Ｃ（xi）に対して、次式Ｃ＊（xi）＝Ｃ
（xi）−ΔＣ（xi）で補正することを特徴とする圧延機
の板形状検出値補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63177165A JPH07122601B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 圧延機の板形状検出値補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63177165A JPH07122601B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 圧延機の板形状検出値補正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0227230A JPH0227230A (ja) | 1990-01-30 |
| JPH07122601B2 true JPH07122601B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16026322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63177165A Expired - Lifetime JPH07122601B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 圧延機の板形状検出値補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122601B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19519397A1 (de) * | 1995-05-26 | 1996-11-28 | Fischer Artur Werke Gmbh | Verankerungspatrone für eine aushärtende Mehrkomponentenmasse |
| JP5439704B2 (ja) * | 2006-12-18 | 2014-03-12 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼帯形状検出装置 |
| CN106705818B (zh) * | 2016-11-17 | 2019-03-22 | 燕山大学 | 一种适用于冷轧带钢翘曲缺陷测量的装置及其测量方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07117364B2 (ja) * | 1986-06-27 | 1995-12-18 | 川崎製鉄株式会社 | 冷延鋼板の形状測定方法 |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63177165A patent/JPH07122601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0227230A (ja) | 1990-01-30 |
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