JPH07122081A - Mosfetトランジスタをトンネル効果プログラミングする方法及び回路 - Google Patents

Mosfetトランジスタをトンネル効果プログラミングする方法及び回路

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JPH07122081A
JPH07122081A JP8326294A JP8326294A JPH07122081A JP H07122081 A JPH07122081 A JP H07122081A JP 8326294 A JP8326294 A JP 8326294A JP 8326294 A JP8326294 A JP 8326294A JP H07122081 A JPH07122081 A JP H07122081A
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voltage
terminal
capacitor
transistor
floating gate
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JP8326294A
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Bruno Ricco
ブルーノ・リッコ
Massimo Lanzoni
マッシモ・ランツォーニ
Luciano Briozzo
ルチアノ・ブリオッツォ
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STMicroelectronics SRL
Original Assignee
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SRL
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MOSFETトランジスタを簡単で高精度に
プログラミングする回路を得ることである。 【構成】 制御端子(CG)、ソース端子(S)、ドレイン端
子(D)及び浮遊ゲート領域(FG)を有するMOSFETト
ランジスタ(1)をトンネル効果プログラミングする回路
は、前記ドレイン端子に接続可能であり、前記浮遊ゲー
ト領域の電荷状態に依存する電荷状態を有するコンデン
サ(3)と、このコンデンサ(3)を或る充電電圧(V1)まで充
電するための第1のバイアス手段(5)と、前記制御端子
に接続され、前記浮遊ゲート領域が所望の電荷レベルに
達する前にトンネル電流を流させるが、前記所望の電荷
レベルに達した時に前記トンネル電流を流させなくする
ための第2のバイアス手段(6,8)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浮遊ゲートMOSF
ETトランジスタをトンネル効果プログラミングする方
法及び回路に関し、特に一例として以下に説明する不揮
発性EEPROM及びフラッシュEEPROMメモリを
プログラミングするのに好都合である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、最近の固体電子部品のう
ちで不揮発性半導体メモリ(特に電気的に消去可能なタ
イプ)は、電源が切れた時でさえ長期間(通常の動作状
態では数十年)情報を記憶して保存でき、従ってメモリ
が接続される機器やデバイスのターンオフ時に情報が保
存されなければならない全ての用途に対する解決策を提
供するので、最重要級にランクされている。
【0003】不揮発性メモリは、デジタル型でもアナロ
グ型でも良いが(後者は極く最近に出現した専用型のも
のである)、一般に微小アイテム(デジタル型のメモリ
の場合ではビット、アナログ型では特定の電気レベル)
を記憶するための多数の微小セルを備えている。しかし
ながら、使用する製造技術とは無関係に、市販のメモリ
・セルに記憶された情報は、セル内、もう少し詳しく云
えばセルの残部から電気的に絶縁された領域(浮遊ゲー
ト)中の一定の電荷(電子)によって表される。
【0004】デジタル用では、貯えられた電荷は論理値
“0”又は“1”の記憶にそれぞれ相当する2つの値を
とるが、アナログ・メモリの場合には、電荷は、或る制
限内で変わり且つ適切な読み出し及び書き込み回路によ
って記憶されるべき信号の電気レベルと相関される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不揮発性メモリ・セル
をプログラミングする際の主な問題は貯えた電荷を制御
することにある。
【0006】これは、電荷の制御で電気信号が記憶され
る分解能及び精度を決めるアナログ用の場合に特に重要
であるが、2つの論理状態(セルの書き込み状態及び消
去状態とも云われる)間の差をできるだけ最小にし従っ
てセルの破損を最小にしてその動作寿命を延ばすデジタ
ル・メモリの場合にも重要である。その上、フラッシュ
EEPROMメモリの場合には、電荷の制御は、例えば
過消去されたセルが存在するために読み出しエラーを最
小にするのに重要である。
【0007】周知のように、問題のメモリ・セルの電荷
は薄い絶縁層(EEPROM及びフラッシュEEPRO
Mセル)のホウラー・ノーハイム(Fowler−Nordhei
m)のトンネル効果によって変えられ、そしてトンネル
効果が電界に指数関数的に依存するので且つプログラミ
ング電流が非常に小さい(2〜3mA)ので、プログラ
ミング中にセットされた量(電圧又は電流)に基づいて
注入された電荷を自動的に制限し従って貯えられる電荷
を正確に制御することのできる回路を設計するのは難し
い。
【0008】この問題を解決するための1つの提案は、
プログラミング中のセルの状態をサンプリングし且つ貯
えた電荷(又はその直接関数である量)が所定値をとる
時にプログラミングを中断することである。
【0009】例えば、プログラミング・サイクルを一定
数の短いサブサイクルに分け、サブサイクル中セルが所
望の最終状態をとるのに要する電荷のほんの少しだけを
注入することが既に提案されている(米国特許第4,3
57,685号及び第4,890,259号参照)。各サ
ブサイクルの終りに、セルの状態は他のサブサイクルに
進むか或は所要の電荷が得られたことによりプログラミ
ングを終えるかを決めるためにテストされる。セルの状
態は、浮遊ゲートに貯えた電荷に関連された種々の電気
量(セルの閾値、一定のバイアス状態で流れる電流な
ど)に基づいてテストされる。
【0010】この解決策は、主として得られる電荷状態
の不連続性のためにそして注入電荷がサブサイクルの数
及び持続時間に依存するために、幾つかの大きな欠点を
持つ。その結果、サブサイクルの数を多くした場合のみ
精度が改善され、そしてプログラミング時間中従って実
際には、プログラミング時間と精度の取引きが避けられ
ず、その結果は必ずしも満足なものではない。その結
果、貯えた電荷の粗制御しか要さない用途のみに上述し
た既知の方法は制限される。
【0011】この発明の目的は、既知の解決策の欠点を
打破するように設計され、且つ特にMOSFETトラン
ジスタを簡単で高精度にプログラミングする方法を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、請求
項1に記載されたように、浮遊ゲートMOSFETトラ
ンジスタをトンネル効果プログラミングする方法が提供
される。
【0013】この発明はまた、請求項8に記載されたよ
うに、浮遊ゲートMOSFETトランジスタをトンネル
効果プログラミングする回路に関する。
【0014】
【作用】実際には、この発明は、酸化物層の両端間の電
圧降下にトンネル電流を良く依存させることを利用す
る。従って、低インピーダンス電源又は電源を疑似する
ために周期的に再充電されるコンデンサでトンネル酸化
物層をバイアスすることによるトンネル効果と対照的
に、電源と多分直列のブートストラップド・コンデンサ
が用いられる。コンデンサの電荷は、トンネル酸化物の
バイアスを決め、且つMOSFETトランジスタの状態
に極めて依存する。コンデンサによって生じられたバイ
アスは、浮遊ゲートが所要の電荷に達するまでトンネル
電流を通過させ且つトランジスタが所要の閾値に達する
時従ってセルのプログラミングを終える時にトンネル電
流をカットオフするようなものである。従って、プログ
ラミングは自動的に且つ所定の精度で終らされ、所要の
閾値に達する時にプログラミング動作を終らせるための
特定回路は不要である。
【0015】特に、浮遊ゲートに過剰電荷があり従って
所望値より高い閾値電圧を持つトランジスタを消去する
時に、トランジスタが所望の閾値レベルに相関された値
に制御ゲートにてバイアスされ且つ予め充電されたブー
トストラップド・コンデンサに接続されるので、トンネ
ル酸化物の両端間に得られた電圧降下は、浮遊ゲートか
らトンネル酸化物を介して電子を抽出し従って閾値電圧
を下げるようなものである。トンネル電流が小さいこと
に鑑みて、コンデンサは実質的に放電せず、そして閾値
電圧が所望値に達するまで電荷の抽出は続く。閾値電圧
が所望値に達した時点で、大電流がトランジスタに流
れ、従ってブートストラップド・コンデンサを急速に放
電させる。この放電は、トンネル酸化物の両端間の電圧
降下を小さくし且つ浮遊ゲートからの電荷の抽出を中止
させるので、プログラミング・ステップを所要の値にて
自動的に終了させる。
【0016】逆に、所望値よりも低い閾値電圧を持つト
ランジスタに書き込みを行う時には、トランジスタは所
望の閾値にバイアスされ且つ予め充電されたコンデンサ
に接続され、トランジスタをターンオンさせてコンデン
サを急速に放電させる。コンデンサの放電でトンネル酸
化物の両端間の電圧降下が浮遊ゲートの方へ電荷をトン
ネリングさせるのに足り従って閾値電圧を増大するよう
な値の書き込み電位がトランジスタの制御ゲートに供給
される。コンデンサは再充電され且つトランジスタに接
続され、そして上述したサイクルは数回反復される。そ
の結果、電荷の注入でトランジスタの閾値が所望値にも
たらされて(充電された)コンデンサがトランジスタに
接続される時に、トランジスタはターンオンされず且つ
コンデンサは一部放電するにすぎない。書き込み電位が
トランジスタの制御ゲートに印加され従ってトランジス
タのゲート酸化物の両端間の電圧降下が小さくなって電
荷をこれ以上注入できなくなる時に、書き込みステップ
は中止され、そして後続のサイクル中トランジスタは所
望の閾値に留る。
【0017】
【実施例】この発明の2つの望ましい非制限実施例を、
添付図面に示した例について説明しよう。まず、例えば
不揮発性メモリ・アレイ・セルを定める浮遊ゲートMO
SFETトランジスタを消去するための望ましい実施例
を説明しよう。周知のように、消去ステップは、セルの
浮遊ゲートから電荷(電子)を除去してその閾値電圧
(即ちセルをターンオンするためにセルの制御ゲート領
域とソース領域の間に印加されるべき電圧の値)を低下
させることを含む。
【0018】図1は、トランジスタ1並びに事実上ブー
トストラップッド・コンデンサ3及び多数のスイッチか
ら成るドライブ回路2を示す。詳しく云うと、コンデン
サ3は、その第1の端子4がトランジスタ1のドレイン
端子Dに接続され且つスイッチ5を介して電源電圧V1
に接続されると共に、その第2の端子6が電圧VP、望
ましくは最初のステップでの増大するランプ電圧そして
その後消去ステップの終りまでは一定値に接続される。
トランジスタ1のソース端子Sはスイッチ7を介してア
ースされ、制御ゲート端子CGはスイッチ8を介して定
電圧VCGEにバイアスされる。
【0019】コンデンサ3は、例えばトランジスタ1の
ドレイン領域と基板の間の寄生容量の大体10倍即ち1
00pFを越える容量を持たねばならない。
【0020】トランジスタ1が浮遊ゲートでの過剰電子
のせいで所望電圧よりも高い閾値電圧を呈するので、こ
の発明の方法の望ましい実施例に従って消去されなけれ
ばならないとすれば、スイッチ5を閉じ且つ第2の端子
6をアースすることによってコンデンサ3は電圧V1
予備充電される。このステップ中、スイッチ7及び8は
開かれている。その後スイッチ5は開かれ且つスイッチ
7及び8は閉じられて、トランジスタ1のソース端子S
をアースし且つ制御ゲート端子CGを、後述するように
所望の閾値電圧と相関された電圧VCGEに接続する。ト
ランジスタ1のドレイン端子Dは従って電圧VD=V1
あり、そして電圧VPは、式
【0021】VD=VP・C/(C+CD
【0022】[ただし、Cはコンデンサ3の容量で、C
Dはドレイン領域とアース(トランジスタ1の基板)の
間の容量である。]で表されるように、ドレイン端子D
での電圧VDの同様な増大をもたらすために直線的に増
大される。
【0023】電圧VDが充分に高くなると、トンネル電
流はコンデンサ3を通ってトランジスタ1の浮遊ゲート
FGに流れ、従ってこの浮遊ゲートFGに貯えられた電
荷を低減するのでトランジスタ1の閾値電圧を徐々に低
下させる。
【0024】このステップでのトンネル電流ITUNが非
常に小さい(数十nA程度)ので、コンデンサ3の電荷
即ちコンデンサ電圧VCは事実上変化しない。
【0025】浮遊ゲートFGに貯えられた電荷が徐々に
少なくなるので、トランジスタ1の閾値電圧は最終的に
電圧VCGEでセットされた所望値に達し、この所望値に
おいてトランジスタ1はスイッチ・オンして急速に増大
するソース電流ISを流す。このソース電流ISの値はコ
ンデンサ3を急速放電させてその電圧VCを急に下げる
ようなものである。その結果、ドレイン電圧VDは、電
圧VPと一緒に直線的に増大するのを停止するのみなら
ず、実際には少し低下される。しかしながら、この電圧
低下は、トンネル電流ITUNを低減してカットオフする
のに充分であり、従ってトランジスタ1の消去を自動的
に止めて貯えた電荷の値に凍結する。
【0026】浮遊ゲートFGに貯えられた最終の電荷が
電圧VCGEに依存するのは、これがトランジスタ1をタ
ーンオンするのに必要な電荷を決め従ってプログラミン
グ動作を止めるためである。電圧VCGEは、プログラミ
ング中固定されており且つ連続的に制御可能であり、浮
遊ゲートFGの最終電荷従って最終閾値電圧の制御につ
いて高度の分解能を達成する。プログラミングはまた、
プログラミング・ランプの特性即ちトンネル酸化物の消
耗及び浮遊ゲートFGにおける最終電荷と極めて無関係
であるので良好な免疫性を呈する。
【0027】図3は、消去中及び2つの異なる所望の閾
値電圧値のための、図1のドライブ回路2に接続された
トランジスタ1に関する多数の電気量のグラフを示す。
両方の場合に、トランジスタ1は6.95Vの初期閾値
電圧(これはアースに対する浮遊ゲート電圧VFG=−4
Vに相当し、セルの全ての端子がアースされている。)
を呈した。両方の場合に、V1=5Vであり、VPは時点
0=0と時点t3=1msの間で0Vから15Vまで直
線的に増大され且つ時点t4まで最大値に保持された。
【0028】時点t0以前に、コンデンサ3は電圧V1
で充電され、ドレイン端子VDを5Vにした。時点t0
て、電圧VCGE=1Vは制御ゲート端子CGに印加され
る。その結果、電圧VD(実線のカーブ)は電圧VPに続
いて増大し始める。このステップでは、浮遊ゲート電圧
FGも増大するが、制御ゲートCGへの浮遊ゲートFG
の容量性結合のせいでもっとゆっくり増大するので、浮
遊ゲート領域とドレイン端子Dの間の電圧降下VOXも増
大する。
【0029】時点t1では、電圧降下VOXがトンネル電
流ITUNを生じるような値に達するので、このステップ
では浮遊ゲート領域中の電荷は減少するが、電圧VD
カーブで示されるようにコンデンサ3の電荷は実質的に
変化しない。
【0030】時点t2では、浮遊ゲート領域中の残存電
荷は、トランジスタ1がスイッチ・オンしてコンデンサ
3を放電させ、電流ISがピークになり、電圧VDが減少
し且つ電流ITUNが減少するようなものである。時点t4
ではトランジスタ1の全ての端子が評価のためにアース
される。
【0031】他方、もし電圧VCGEが3Vにセットされ
るなら、点線のカーブで示されるパターンになり、この
パターンは上述したパターンに多少似ているが、浮遊ゲ
ート端FGでの電圧が高いのでトランジスタ1の消去が
遅れて始まる点が違う。また、トランジスタ1が早目に
ターンオンされるので、もっと少ない総電荷が抽出さ
れ、その結果として最終浮遊ゲート電圧VFGはもっと低
い。
【0032】図4は、この発明に係る消去に追従する閾
値電圧VTHと、種々のVCGE値を使用して行われた実験
上のテストで決められるような印加制御ゲート電圧V
CGEとの関係を示す。この関係は、精密アナログ用に所
望されるような広い範囲の値に亘って高度の精密さを持
つ直線性であることが理解できる。テストは浮遊ゲート
とドレインの間の容量性結合を無視できないトランジス
タを使用して行われ、これは閾値電圧VTHも電圧VD
依存させることに注目されたい。しかしながら、上記結
合は周知の仕方で減少され、そしてどんな場合でも電圧
CGEの、所望の閾値電圧VTH値への依存性は計算でき
る。必要なら所望の閾値に基づいて電圧VCGEを自動的
に発生させるための特定の回路を設ければ良い。
【0033】上述した被制御消去手法は、セル及びトラ
ンジスタ閾値を低減するための消去モードにも、また最
初、トランジスタに所望の最終値以上の過書き込みを行
い、次いでこのトランジスタを被制御態様(上述したよ
うな)で消去することによりセル及びトランジスタ閾値
を増大するための書き込みモードにも、用いれる。しか
しながら、特に不揮発性メモリの場合には、セルに過書
き込みをせず、これによりトンネル酸化物層を傷つけな
いかせめてその信頼性を下げないことがしばしば望まし
い。このために、第2の被制御書き込み手法が下記のよ
うに採用され得る。
【0034】図2は被制御書き込み手法を行うためのド
ライブ回路2'を示す。このドライブ回路2'と図1のド
ライブ回路2との類似性に鑑みて、両者は細部以外が標
準化され、両者に共通の部品は同一符号で表す。図2の
回路では、コンデンサ3は、その第2の端子6がアース
され、そしてその第1の端子4がスイッチ5を介して電
圧V2に接続されている。トランジスタ1の制御ゲート
端子GGは、これを電圧VR又はVCGWに選択的に接続す
るためのスイッチ10に接続されている。なお、VR
トンネル電流の通過を可能にするための上昇する電圧又
は連続電圧であるので電子が浮遊ゲートに注入され、そ
してVCGWは所望の閾値電圧に相関される。
【0035】望ましい実施例を図5も参照して説明す
る。図5はスイッチ10,7,5のそれぞれ制御信号φ
1,φ2,φ3の波形を示し、そしてスイッチ5,7の制
御信号φ3,φ2はその高レベルが閉じたスイッチに相当
するが、その低レベルが開いたスイッチに相当する。ス
イッチ10の制御信号φ1はその高レベルが制御ゲート
の、VCGWへの接続に相当し、そしてその低レベルが制
御ゲートの、VRへの接続に相当する。
【0036】制御ゲートが電圧VRにあり且つコンデン
サ3が充電される時に、トンネル電流の通過を妨げるよ
うに、まずコンデンサ3は中電圧/高電圧V2まで充電
される。このステップ(図5に1で示す)では、スイッ
チ7が開かれており、そしてスイッチ10は制御ゲート
を電圧VCGWに接続する。次のステップ(図5の2)で
は、スイッチ5が開かれ、スイッチ10は以前(電圧V
CGWを制御ゲート端子CGに供給する)と同じ位置に保
持され、そしてスイッチ7は閉じられる。トランジスタ
1が所望値よりも低い閾値を呈するので、トランジスタ
1はオンになり従ってコンデンサ3を急速に放電させて
大電流ISを流させる。次のステップ(図5の3)で
は、スイッチ7が開かれ、スイッチ10は切り換って電
圧VRを制御ゲートに供給し、スイッチ5は開いたまま
である。コンデンサ3が完全に或は大部分放電されるの
で、ドレイン端子Dでの電圧VDは低く、そしてトンネ
ル酸化物の両端間の電圧降下VOXはドレイン領域に向う
トンネル電流ITUNを生じ、従って浮遊ゲート端子FG
へ電子を注入するので閾値電圧を増大するようなもので
ある。
【0037】スイッチ5を閉じ且つスイッチ10を切り
換える(スイッチ7は開いたまま)ことによってコンデ
ンサ3は再充電され、そして上述した3ステップのサイ
クルが反復される。閾値電圧は、所望値に達するまで各
サイクルにて増大する。所望の閾値に達するサイクルに
続くサイクルのステップ2にて、コンデンサ3がV2
で充電されると、電圧VCGWはトランジスタ1の制御ゲ
ートに印加され、そしてスイッチ7が閉じられるので、
トランジスタ1はオフのままか或はターンオンされ、も
ってコンデンサ3の放電を防止するか或は先行サイクル
と比較してわずかに放電でき、そのためドレン端子Dは
高電圧に留る。同一サイクルのステップ3では、従っ
て、トランジスタ1の制御ゲート端子CGが高電圧VR
に接続されると、酸化物層の両端間の電圧降下VOXは低
く、よって電子の更なる注入を防止する。上述したサイ
クルが反復される場合でさえ、これは貯えられた電荷や
閾値電圧(その値は一定のままである)に影響しない。
【0038】図6は上述した書き込み方法の2つの実施
例を示し、書き込み動作は20サイクルに分けられ、各
サイクル110は110μs継続する。両方の場合に、
8Vの電圧V2が選ばれ、そして電圧VRは図示のパター
ンを呈する。即ち最初は0Vからt=1msでの最大値
(例えば15V)までななめに上昇し、そしてt=2.
2msまで一定である。しかしながら、電圧VRは、傾
斜部分を越えると平坦であって図示のように連続的に増
大せず、図5のステップ3においてのみ増大するがステ
ップ1及び2では一定のままである。しかしながら、ス
テップ3に比べてステップ1及び2が短いので、VR
ーブは簡単化された。
【0039】第1の実施例では、電圧VCGWは4Vに等
しく、この場合は実線のカーブで示すようにドレイン電
圧VDは、最初、8V(コンデンサ3を充電した後)と
0V(スイッチ7が閉じられ且つ電圧VCGWが制御ゲー
ト端子CGに印加される時にコンデンサ3が放電するた
め)に切り換わり続ける。同時に、電圧VRの増大に伴
って浮遊ゲート電圧VFGは上昇し続けるが、コンデンサ
3が充電される時にドレイン領域との容量性結合による
ピークは例外である。電圧VRが増大すると、酸化物層
の両端間の電圧降下VOXは最終的に電子を浮遊ゲートに
注入させるのに足りる。このステップは図6のサイクル
aに相当し、このサイクルaでは電流ITUNは電圧VR
制御ゲートに印加される時に流れ始める。注入は次のサ
イクルbでも継続し、サイクルbの終りに浮遊ゲートに
貯えられた電荷は所望の閾値に達した。コンデンサ3が
充電され、従って電圧VCGWが制御ゲート端子CGに印
加されると、コンデンサ3は一部放電する。そして電圧
Rが再び印加される時に、トンネル電流は供給され
ず、従って貯えた電荷をサイクルb中に達した値に凍結
する。
【0040】第2の実施例では、電圧VCGWは5Vに等
しく、この場合電子の注入は点線のカーブで示されるよ
うなサイクルc(この例では電圧VDはサイクルc中で
まだ低い)でも継続し、従って電子を沢山貯えさせるこ
とができるので、閾値は高い。
【0041】本特許出願人の計算によれば、最終閾値電
圧値は、VCGW=4Vの場合4.49Vで、VCGW=5V
の場合に5.47Vである。どちらの場合でも、書き込
みモードでは、制御ゲートに印加される電圧VCGWと得
られる閾値電圧との間に良好な直線性がある。
【0042】被制御消去手法よりも複雑であるが且つ使
用する時間及び電圧値を適切に選ぶことにより微小サイ
クルの反復従って固有の量子化エラーを含むにもかかわ
らず、被制御書き込み手法は、上述したように所望の閾
値に達する時に書き込み動作を自動的に終了するので特
殊な測定動作を要することなく、高い精度及び信頼性を
提供する。
【0043】
【発明の効果】この発明に係るプログラミング方法及び
回路の利点は、以上の説明から明らかであろう。特に、
簡単な設計及び回路構成での解決策により、閾値が所望
値に達した時にプログラミング動作を自動的に止める。
被制御消去の場合に、電荷判別の問題が無く且つ分解能
とプログラミング時間の優れた取り引きでプログラミン
グは1サイクルで行われる。被制御書き込みの場合に、
判別エラーを含み得るし、そしてこの手法の全実行時間
はとにかく従来の方法に比べて電荷を周期的に測定する
のに要する時間よりも短い。
【0044】当業者には明らかなように、この発明の範
囲から逸脱すること無く、ここに一例として図示して説
明した方法及び回路に種々変更を加えることができる。
例えば、ランプ・パターンに比べたら、消去モード時に
コンデンサに電圧VPを印加し且つ書き込みモード時に
制御ゲートに電圧VRを印加すると適当な一定値を呈す
るが、上昇する電圧は、少なくとも最初のうちは、トン
ネル酸化物に鋭いストレスをかけて破損するのを防止す
ることが好ましい。
【0045】プログラミング回路にも変更を施せる。特
に、コンデンサ3の第2の端子6に接続される2位置ス
イッチを設けることにより且つ第2の端子6が消去のた
めに電圧VPに接続されそして書き込みのためにアース
されるようにスイッチを制御することにより、1つの回
路を書き込み用及び消去用の両方に使える。スイッチ自
体は任意の仕方例えばMOSトランジスタで形成でき、
そして上記回路をMOSFETトランジスタ1及び電源
部分と別々に或は一体に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係る、被制御消去を
行うための浮遊ゲートMOSFETトランジスタの基本
回路を示す回路図である。
【図2】この発明の第2の実施例に係る、被制御書き込
みを行うための浮遊ゲートMOSFETトランジスタの
基本回路を示す回路図である。
【図3】被制御消去ステップ中の多数の電気量を示すグ
ラフである。
【図4】この発明に係る被制御消去に伴う制御ゲート電
圧の関数としてのセルの閾値電圧を示すグラフである。
【図5】図2の回路における多数の制御信号を示すグラ
フである。
【図6】この発明に係る被制御書き込みステップ中の多
数の電気量を示すグラフである。
【符号の説明】
1 トランジスタ 2,2' ドライブ回路 3 コンデンサ 4 コンデンサ3の第1の端子 6 コンデンサ3の第2の端子 5,7,8,10 スイッチ D ドレイン端子 CG 制御ゲート端子 S ソース端子 FG 浮遊ゲート領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッシモ・ランツォーニ イタリア国、40135 ボローニャ、ヴィ ア・ドン・ルイジ・スツルツォ 52 (72)発明者 ルチアノ・ブリオッツォ イタリア国、20040 カルナーテ、ヴィ ア・ドニゼッティ 68

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御端子(CG)、一対のソース及びドレイ
    ン端子(S,D)、並びに絶縁層によって前記一対の端子か
    ら絶縁された浮遊ゲート領域(FG)を有するMOSFET
    トランジスタをトンネル効果プログラミングする方法に
    おいて、 ブートストラップド・コンデンサ(3)であって、その電
    荷状態が前記浮遊ゲート領域(FG)の電荷状態に依存する
    前記ブートストラップド・コンデンサ(3)を前記一対の
    端子のうちの第1の端子(D)に接続するステップと、 前記浮遊ゲート領域が所望の電荷レベルに達する前に、
    前記ブートストラップド・コンデンサが、前記第1の端
    子(D)と前記浮遊ゲート領域の間で且つ前記絶縁層を通
    してトンネル電流(ITUN)を通過させると共に、その電荷
    状態を変え従って前記所望の電荷レベルに達する時に前
    記トンネル電流の通過を自動的にカットオフするよう
    に、前記MOSFETトランジスタの前記絶縁層をバイ
    アスするステップと、 を含むことを特徴とするMOSFETトランジスタをト
    ンネル効果プログラミングする方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の端子がドレイン端子(D)であ
    ることを特徴とする請求項1のMOSFETトランジス
    タをトンネル効果プログラミングする方法。
  3. 【請求項3】 前記MOSFETトランジスタを被制御
    消去するために請求項1又は2に記載された方法におい
    て、 前記ブートストラップド・コンデンサ(3)を所定の充電
    電圧(V1)まで最初、充電するステップと、 制御電圧(VCGE)であって、そのレベルが前記所望の電荷
    レベルと相関される前記制御電圧を前記トランジスタ
    (1)の前記制御端子(CG)に印加するステップと、 前記充電電圧と消去電圧(VP)の和に等しい電圧を発生す
    るステップと、 前記和電圧を前記トランジスタの前記第1の端子(D)に
    印加するステップと、 を含み、 前記充電電圧、前記消去電圧及び前記制御電圧の値は、
    前記トンネル電流を供給し且つ前記電荷レベルが前記所
    望レベルと違うかぎり前記浮遊ゲート領域に貯えられた
    電荷のレベルを変え、そして前記MOSFETトランジ
    スタをターンオンし、前記ブートストラップド・コンデ
    ンサを放電させ、従って前記電荷レベルが前記所望レベ
    ルに実質的に等しくなる時に前記第1の端子での前記和
    電圧の値を低減して前記トンネル電流を止めるように選
    択される、 ことを特徴とするMOSFETトランジスタをトンネル
    効果プログラミングする方法。
  4. 【請求項4】 前記充電電圧(V1)を消去電圧(VP)に加算
    する前記ステップは、前記ブートストラップド・コンデ
    ンサ(3)の、前記第1の端子(D)に接続されていない端子
    (6)に前記消去電圧を印加することを含むことを特徴と
    する請求項3のMOSFETトランジスタをトンネル効
    果プログラミングする方法。
  5. 【請求項5】 前記消去電圧(VP)が最小値から最大値ま
    で増大することを特徴とする請求項3又は4のMOSF
    ETトランジスタをトンネル効果プログラミングする方
    法。
  6. 【請求項6】 前記MOSFETトランジスタを被制御
    書き込みするための請求項1又は2の方法において、 前記ブートストラップド・コンデンサ(3)を所定の充電
    電圧(V2)まで充電するステップと、 制御電圧(VCGW)であって、そのレベルが前記所望の電荷
    レベルと相関される前記制御電圧を前記トランジスタ
    (1)の前記制御端子(CG)へ印加するステップと、 書き込み電圧(VR)を前記トランジスタの前記制御端子へ
    印加するステップと、 を周期的に反復し、 前記充電電圧、前記制御電圧及び前記書き込み電圧の値
    は、前記制御電圧が印加され且つ前記浮遊ゲートが前記
    所望レベル以外の電荷レベルを呈する時に前記ブートス
    トラップド・コンデンサを放電させ、その後前記書き込
    み電圧が印加され且つ前記ブートストラップド・コンデ
    ンサが放電される時に前記第1の端子(D)と前記浮遊ゲ
    ート(FG)の間にトンネル電流を通過させると共に、前記
    制御電圧が印加され且つ前記浮遊ゲートが前記所望レベ
    ルに実質的に等しい電荷レベルを呈する時に前記ブート
    ストラップド・コンデンサの放電を実質的に防止し、そ
    の後前記書き込み電圧が印加され且つ前記ブートストラ
    ップド・コンデンサがまだ実質的に充電されている時に
    前記トンネル電流の通過を防止するように選択される、 ことを特徴とするMOSFETトランジスタをトンネル
    効果プログラミングする方法。
  7. 【請求項7】 前記書き込み電圧(VR)が最小値から最大
    値まで増大することを特徴とするMOSFETトランジ
    スタをトンネル効果プログラミングする方法。
  8. 【請求項8】 制御端子(CG)、一対のソース及びドレイ
    ン端子(S,D)、並びに絶縁層によって前記一対の端子から
    絶縁された浮遊ゲート領域(FG)を有するMOSFETト
    ランジスタ(1)をトンネル効果プログラミングする回路
    において、 前記トランジスタの前記一対の端子のうちの第1の端子
    (D)に接続可能である第1の端子(4)を有するブートスト
    ラップド・コンデンサ(3)であって、その電荷状態が前
    記浮遊ゲート領域(FG)の電荷状態に依存する前記ブート
    ストラップド・コンデンサ(3)と、 このブートストラップド・コンデンサに接続され、前記
    ブートストラップド・コンデンサを或る充電電圧(V1,
    V2)まで充電するための第1のバイアス手段(5)と、 前記トランジスタ(1)の前記制御端子(CG)に接続され、
    前記浮遊ゲート領域が所望の電荷レベルに達する前に、
    前記ブートストラップド・コンデンサが前記第1の端子
    (D)と前記浮遊ゲート領域(FG)の間で且つ前記絶縁層を
    通してトンネル電流を通過させると共に、その電荷状態
    を変え従って前記所望の電荷レベルに達する時に前記ト
    ンネル電流の通過を自動的にカットオフするように、前
    記絶縁層をバイアスするための第2のバイアス手段(8,
    6,10)と、 を備えたことを特徴とするMOSFETトランジスタを
    トンネル効果プログラミングする回路。
  9. 【請求項9】 前記第1のバイアス手段は、基準電位ラ
    イン(V1,V2)と、前記トランジスタ(1)の前記第1の端子
    (D)に接続された前記ブートストラップド・コンデンサ
    (3)の第1の端子(4)との間に挿入された第1のスイッチ
    (5)を含むことを特徴とする請求項8のMOSFETト
    ランジスタをトンネル効果プログラミングする回路。
  10. 【請求項10】 前記第2のバイアス手段は、前記制御
    端子(CG)と、前記所望の電荷レベルに相関された電位に
    ある閾値電位ライン(VCGE,VCGW)との間に挿入された第
    2のスイッチ(8,10)を含むことを特徴とする請求項8又
    は9のMOSFETトランジスタをトンネル効果プログ
    ラミングする回路。
  11. 【請求項11】 前記第2のバイアス手段は、前記ブー
    トストラップド・コンデンサの第2の端子(6)を消去電
    圧にバイアスするための手段(VP)を含むことを特徴とす
    る請求項10のMOSFETトランジスタをトンネル効
    果プログラミングする回路。
  12. 【請求項12】 書き込み電位ラインを備え、前記第2
    のスイッチ(10)が前記制御端子(CG)を前記閾値電位ライ
    ン(VCGW)に接続する位置と、前記制御端子を前記書き込
    み電位ライン(VR)に接続する位置とに切換可能であるこ
    とを特徴とする請求項10のMOSFETトランジスタ
    をトンネル効果プログラミングする回路。
  13. 【請求項13】 前記トランジスタ(1)の前記一対の端
    子のうちの第2の端子(S)と、基準電位ラインとの間に
    挿入された第3のスイッチ(7)を備えたことを特徴とす
    る請求項10ないし12のいずれかのMOSFETトラ
    ンジスタをトンネル効果プログラミングする回路。
JP8326294A 1993-04-22 1994-04-21 Mosfetトランジスタをトンネル効果プログラミングする方法及び回路 Pending JPH07122081A (ja)

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