JPH07122027B2 - イソチアゾ−ルアゾ染料 - Google Patents

イソチアゾ−ルアゾ染料

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JPH07122027B2
JPH07122027B2 JP58027123A JP2712383A JPH07122027B2 JP H07122027 B2 JPH07122027 B2 JP H07122027B2 JP 58027123 A JP58027123 A JP 58027123A JP 2712383 A JP2712383 A JP 2712383A JP H07122027 B2 JPH07122027 B2 JP H07122027B2
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ギユンタ−・ハンゼン
エルンスト・シエフツイ−ク
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バスフ アクチエンゲゼルシヤフト
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 一般式I [式中、Rはベンジル、クロルベンジル又は低級アルコ
キシベンジル基を表わし、Kは式 (ここで、R1はベンジル基を表わし、R2は水素又はR3
表わし、R3はメチル、エチル、プロピル、ブチル、β−
シアンエチル、β−ヒドロキシエチル、C1〜C4−アルコ
キシカルボニルメチル、C1〜C4−β−アルコキシカルボ
ニルオキシエチル、C1〜C4−アルカノイルオキシエチ
ル、C1〜C4−アルキルアミノカルボニルオキシエチル、
フェニルアミノカルボニルオキシエチル又はベンジル基
を表わし、R4は水素、メチル、メトキシ又はエトキシを
表わし、かつR5は水素、メチル、アセチルアミノ又はメ
チルスルホニルアミノ基を表わす)を表わす]のイソチ
アゾールアゾ染料に関する。
基R3は個々の例は次のものである。メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、フエニル基、ヘキシル基、
2−クロルエチル基、2−ブロムエチル基、2−シアン
エチル基、2−ヒドロキシシエチル基、2−フエニル−
2−ヒドロキシエチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル
基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル
基、2−ヒドロキシ−3−フエノキシプロピル基、2−
ヒドロキシ−3−メトキシプロピル基、2−ヒドロキシ
−3−ブトキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル
基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、2
−プロポキシエチル基、2−ブトキシエチル基、2−フ
エノキシエチル基、2−フエノキシプロピル基、2−ア
セトキシエチル基、2−プロピオニルオキシエチル基、
2−ブチリルオキシエチル基、2−イソブチリルオキシ
エチル基、2−メトキシメチルカルボニルオキシエチル
基、2−エトキシメチルカルボニルオキシエチル基、2
−フエノキシメチルカルボニルオキシエチル基、2−メ
トキシカルボニルオキシエチル基、2−エトキシカルボ
ニルオキシエチル基、2−プロポキシカルボニルオキシ
エチル基、2−ブトキシカルボニルオキシエチル基、2
−フエノキシカルボニルオキシエチル基、2−ベンジル
オキシカルボニルオキシエチル基、2−メトキシエトキ
シカルボニルオキシエチル基、2−エトキシエトキシカ
ルボニルオキシエチル基、2−プロポキシエトキシカル
ボニルオキシエチル、2−ブトキシエトキシカルボニル
オキシエチル基、2−メチルアミノカルボニルオキシエ
チル基、2−エチルアミノカルボニルオキシエチル基、
2−プロピルアミノカルボニルオキシエチル基、2−ブ
チルアミノカルボニルオキシエチル基、2−メトキシカ
ルボニルエチル基、2−エトキシカルボニルエチル基、
2−プロポキシカルボニルエチル基、2−ブトキシカル
ボニルエチル基、2−フエノキシカルボニルエチル基、
2−ベンジルオキシカルボニルエチル基、2−β−フエ
ニルエトキシカルボニルエチル基、2−メトキシエトキ
シカルボニルエチル基、2−エトキシエトキシカルボニ
ルエチル基、2−プロポキシエトキシカルボニルエチル
基、2−ブトキシエトキシカルボニルエチル基、2−フ
エノキシエトキシカルボニルエチル基又は2−ベンゾイ
ルエチル基。
例えば、R4は水素、メチル、メトキシ、エトキシ又は塩
素を表わし、かつR5は水素、メチル、メトキシ、塩素、
アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、メチルスルホニ
ルアミノ又はジメチルアミノスルホニルアミノ基を表わ
す。
式Iの化合物を製造するためには、次式 のジアゾ成分を自体公知の手段でジアゾ化し、そして式
H−Kの化合物と反応させることができる。製造の詳細
は後記実施例に示され、例中の部及び%は特に指示のな
い限り重量に関する。
式Iの化合物は黄色ないし青色であり、セルローストリ
アセテート及び特にポリエステルの染色に適する。その
場合はきわめて良好な堅牢性、特に高い光堅牢性を有す
る光沢のある色濃度の高い染色が得られる。この場合式
Iの化合物の混合物の使用が優れている。
次式 の化合物は特に重要であつて、この式中R6はベンジル
基、フエネチル基、o−、m−もしくはp−クロルベン
ジル基、o−、m−もしくはp−メトキシ−又は−エト
キシベンジル基又はo−、m−もしくはp−ニトロベン
ジル基、R7は水素原子、メチル基、メトキシ基、エトキ
シ基又は塩素原子、R8は水素原子、メチル基、メトキシ
基、塩素原子、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ
基、メチルスルホニルアミノ基又はジメチルアミノスル
ホニルアミノ基を意味し、R2及びR3は前記の意味を有す
る。
好ましくはR2は水素原子又は基R3であり、その場合R3
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、β−シア
ンエチル基、β−ヒドロキシエチル基、C1〜C4−アルコ
キシカルボニルメチル基、C1〜C4−β−アルコキシカル
ボニルオキシエチル基、C1〜C4−アルカノイルオキシエ
チル基、C1〜C4−アルコキシカルボニルオキシエチル
基、C1〜C4−アルキルアミノカルボニルオキシエチル
基、フエニルアミノカルボニルオキシエチル基ならびに
ベンジル基又はフエニルエチル基である。
次に本発明による染料が公知染料に対して優れた特性を
有していることを明らかにするために実験を行った。こ
の実験の結果を色テーブルI、II及びIIIとして示し
た。
実験報告 各染料は次の由来のものである ポリエステル織布を高温法により染色した。特開昭47−
30728号公報から公知の最も近い構造を有する染料に比
較して、本発明による化合物は予期されなかった程改良
された耐熱堅牢性及び耐ブリード堅牢性で固定された染
色により優れている。
すべての染料を同様な方法で製造し、更に精製すること
なしに染色に使用した。その際、ポリエステル織布を高
温法により染色した。
このように得られた、1/1標準深み(RT)の染色サンプ
ルを示す。更に、このサンプルのDIN(ドイツ工業規
格)54060による「ドライヒード・プリーティング及び
セッティングに対する堅牢性」テストの結果も示す。テ
ストサンプル及びこれに与えられた評価から、本発明に
よる染料1、3、5、7及び9が従来公知の染料11、1
2、13及び14に対して著しく高いということが明らかで
ある。この結果は非常に驚くべきことである。
染料法(ポリエステル、高温法) ポリエチレン・グリコール・テレフタレート織布100gを
水3000g、30%酢酸3g、マッコウ鯨油アルコール1モル
とエチレンオキシド80モルとのスルホン化反応生成物の
ナトリウム塩1g及び染料X%からなる染浴中に40℃で導
入する。染浴を15分かけて135℃に加熱し、この織布を
この温度で60分間染色した。還元的精製の後、染色した
織布を取出して、洗浄し、かつ乾燥する。
色テーブルI、II、III中の評価点は次の評価内容を示
す:評価点 評価内容 5 優良 4 良 3 可 2 やや不可 1 不可 実施例1 5−アミノ−3−ベンジル−4−シアン−イソチアゾー
ル21.5部を氷酢酸/プロピオン酸(3:1)150部及び85%
硫酸70部に溶解し、0〜5℃でニトロシル硫酸(N2O31
1.5%)32部を徐々に添加し、0〜5℃で4時間撹拌す
る。
N−シアンエチル−N−エチルアニリン17.4部を、水33
0部、濃塩酸35部及びジイソブチルナフタリン−1−ス
ルホン酸混合物1.7部からの混合物中に加える。これに
氷約400部を加え、前記のジアゾ溶液を0〜5℃で徐々
に流入する。カツプリングの終了後、得られた染料懸濁
液を60℃に加熱し、過し、フイルターケーキを中性に
水洗したのち60℃で真空乾燥すると、次式 の染料が31.5部得られる。このものはポリエステル上
に、きわめて良好な堅牢性を有する帯青赤色の染色を与
える。
実施例2 ジメチルホルムアミド100部中のN−ベンジル−N−シ
アンエチル−m−トルイジン25部の溶液を、水300部、
濃塩酸35部及びジイソブチルナフタリン−1−スルホン
酸混合物1.7部からの混合物に加える。氷約400部を添加
したのち、5−アミノ−3−ベンジル−4−シアン−イ
ソチアゾール21.5部から実施例1と同様にして調製した
ジアゾ溶液を0〜5℃で徐々に流入し、カツプリングが
終了するまで撹拌する。染料懸濁液を50℃に加温し、
過し、フイルターケーキを中性に水洗する。60℃で真空
乾燥したのち、次式 の染料が47部得られる。このものはポリエステル上に、
きわめて良好な堅牢性を有する帯青赤色の染色を与え
る。
実施例3 3−メチルスルホニルアミノ−N,N−ジエチルアニリン2
4.2部をジメチルホルムアミド150部に溶解し、水300
部、濃塩酸35部及びジイソブチルナフタリン−1−スル
ホン酸混合物1.7部からの混合物中に加える。氷約400部
を添加したのち、5−アミノ−3−ベンジル−4−シア
ン−イソチアゾール21.5部から実施例1と同様にして調
製したジアゾ溶液を0〜5℃で徐々に流入する。カツプ
リングの終了後、染料懸濁液を50℃に加温し、過し、
フイルターケーキを中性に水洗する。50℃で真空乾燥し
たのち、次式 の染料が40.5部得られる。このものはポリエステルを、
きわめて良好な堅牢性を有する澄明な赤紫色の色調に染
色する。
実施例4 エチル−n−プロピルアミノカルボニルオキシエチルア
ニリン25.0部をジメチルホルムアミド20部及び32%塩酸
40部に溶解し、水300部及びジイソブチルナフタリン−
1−スルホン酸混合物1.2部からの混合物に加える。氷4
00部を添加したのち、5−アミノ−3−ベンジル−4−
シアンイソチアゾール21.5部から実施例1と同様にして
調製した溶液を約0℃で徐々に流入する。カツプリング
の終了後、染料を別し、中性に洗浄する。50℃で真空
乾燥したのち、次式 の染料が42.4部得られる。このものはポリエステルを、
きわめて良好な堅牢性を有する澄明な帯青赤色の色調に
染色する。
実施例5 シアンエチル−エトキシエトキシカルボニルオキシエチ
ルアニリン33.6部を32%塩酸40部に溶解し、水300部及
びジイソブチルナフタリン−1−スルホン酸混合物1.2
部からの混合物中に加える。氷400部を添加したのち、
5−アミノ−3−ベンジル−4−シアンイソチアゾール
21.5部から実施例1と同様にして調製した溶液を0℃以
下で徐々に滴加する。カツプリングの終了後、生成した
染料を吸引過し、中性に洗浄する。50℃で真空乾燥し
たのち、次式 の染料が47部得られる。このものはポリエステルを、き
わめて良好な堅牢性を有する澄明な赤色の色調に染色す
る。
同様にして、下記表中にジアゾ成分及びカツプリング成
分により示される染料が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギユンタ−・ハンゼン ドイツ連邦共和国6700ル−ドウイツヒスハ −フエン・アルウイン−ミツタシユ−プラ ツツ8 (72)発明者 エルンスト・シエフツイ−ク ドイツ連邦共和国6700ル−ドウイツヒスハ −フエン・ヅブリナ−・シユトラ−セ7 (56)参考文献 特開 昭55−102655(JP,A) 特開 昭47−30728(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I [式中、Rはベンジル、クロルベンジル又は低級アルコ
    キシベンジル基を表わし、Kは式 (ここで、R1はベンジル基を表わし、R2は水素又はR3
    表わしR3はメチル、エチル、プロピル、ブチル、β−シ
    アンエチル、β−ヒドロキシエチル、C1〜C4−アルコキ
    シカルボニルメチル、C1〜C4−β−アルコキシカルボニ
    ルオキシエチル、C1〜C4−アルカノイルオキシエチル、
    C1〜C4−アルキルアミノカルボニルオキシエチル、フェ
    ニルアミノカルボニルオキシエチル又はベンジル基を表
    わし、R4は水素、メチル、メトキシ又はエトキシを表わ
    し、かつR5は水素、メチル、アセチルアミノ又はメチル
    スルホニルアミノ基を表わす)を表わす]のイソチアゾ
    ールアゾ染料。
JP58027123A 1982-02-27 1983-02-22 イソチアゾ−ルアゾ染料 Expired - Lifetime JPH07122027B2 (ja)

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DE19823207209 DE3207209A1 (de) 1982-02-27 1982-02-27 Isothiazolazofarbstoffe
DE3207209.0 1982-02-27

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JPS58171449A JPS58171449A (ja) 1983-10-08
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ID=6156946

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US (1) US4496480A (ja)
EP (1) EP0087677B1 (ja)
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EP0087677B1 (de) 1985-07-17
US4496480A (en) 1985-01-29
EP0087677A1 (de) 1983-09-07
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