JPH07121983A - エンベロープ検出回路 - Google Patents

エンベロープ検出回路

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Publication number
JPH07121983A
JPH07121983A JP5264668A JP26466893A JPH07121983A JP H07121983 A JPH07121983 A JP H07121983A JP 5264668 A JP5264668 A JP 5264668A JP 26466893 A JP26466893 A JP 26466893A JP H07121983 A JPH07121983 A JP H07121983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
value
input signal
threshold value
Prior art date
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Pending
Application number
JP5264668A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Katou
伸悦 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープレコーダ等で使用されるエンベロープ
検出回路において、入力信号レベルに応じて自動的にし
きい値を設定することで、正確に検出を行う。 【構成】 ピーク検出回路8は入力信号のピーク値を検
出する。リーク回路9はピーク検出回路8の出力を所定
の時定数で減少させながら保持する。しきい値設定回路
10はリーク回路9の出力を基にしてしきい値を設定す
る。比較器11は入力信号としきい値を比較してエンベ
ロープ検出出力を得る。これにより、入力信号のピーク
値から信号のレベルに合わせたしきい値を設定すること
ができ、さらにリーク回路9により信号レベルのゆっく
りとした変動に追従して正確なしきい値を設定すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダ等で使
用されるエンベロープ検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】エンベロープ検出回路は、入力信号の信
号振幅を検出して、記録状態の有無を判定するために使
用される。
【0003】図5に、従来のエンベロープ検出回路のブ
ロック図を示す。図5において、1は再生信号が入力さ
れる入力端子、2は入力された信号を所定のレベルに増
幅するヘッドアンプ、3は整流回路、4は平滑回路、5
は電圧比較器、6はエンベロープ検出結果を出力する出
力端子、7はしきい値を設定するしきい値調整回路であ
る。
【0004】図6は図5を説明するための波形図であ
り、図6において、100は入力信号波形、101は整
流後の信号波形、102は平滑後の信号波形、103は
しきい値、104はエンベロープ検出出力の信号波形で
ある。なお、信号波形100および101に斜線で示し
た部分は、振幅の変動よりも高い周波数の成分が含まれ
ていることを示している。以下、図5および図6を参照
しながら、従来のエンベロープ検出回路について説明す
る。
【0005】入力端子1から図6の(a)に示すような
入力信号波形100が入力される。入力信号波形100
には比較的高い周波数の信号成分と、低い周波数の成分
が含まれている。エンベロープ検出回路ではこの低い周
波数成分の信号振幅変動を検出する。入力端子1から入
力された入力信号波形100はヘッドアンプ2で所定の
信号レベルまで増幅されて、整流回路3へ出力される。
整流回路3では、入力信号を正側の信号だけに変換し
て、図6の(b)に示すような整流波形101を平滑回
路4へ出力する。平滑回路4では、整流波形101から
高周波数の成分を取り除き、図6の(c)に示すような
平滑波形102を電圧比較器5に出力する。電圧比較器
5では、しきい値調整回路7で設定されるしきい値10
3と平滑波形102を比較して、図6の(d)に示すよ
うなエンベロープ検出出力104を出力端子8へ出力す
る。こうして、入力信号波形100の振幅があるしきい
値を越えた場合とそうでない場合を判定して、エンベロ
ープ検出が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、ヘッドアンプの温度バラツキ等に
より、全体的な入力信号レベルが変動すると、しきい値
と入力信号との比率が崩れて、本来検出したい信号とは
異なったエンベロープ検出結果が得られる場合がある、
といった課題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みて、入力信号レベ
ルに応じて自動的にしきい値を設定可能なエンベロープ
検出回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエンベロープ検
出回路は、上記課題を解決するために、入力信号のピー
ク値を検出するピーク検出回路と、前記ピーク検出回路
の出力を所定の時定数で減少させながら保持するリーク
回路と、前記リーク回路の出力を基にしてしきい値を設
定する設定回路と、前記入力信号と前記しきい値を比較
して出力を得る比較器とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成により、入力信号のピーク
値から信号のレベルに合わせたしきい値を設定すること
ができ、さらにリーク回路により信号レベルのゆっくり
とした変動に追従して正確なしきい値を設定することが
できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例におけるエンベ
ロープ検出回路を示すブロック図である。図1におい
て、8はピーク検出回路、9はリーク回路、10はしき
い値設定回路であり、他は図5と同様であるので、その
説明は省略する。
【0011】図2は図1の動作を説明するための波形図
で、図2において、200は入力信号波形、201は整
流後の信号波形、202は平滑後の信号波形、203は
平滑波形202のピークを検出しその値をリークさせた
ピーク検出値、204はリークさせたピーク検出値20
3から求めたしきい値、205はエンベロープ検出出力
の信号波形である。なお、信号波形200および201
に斜線で示した部分は、振幅の変動よりも高い周波数の
成分が含まれていることを示している。
【0012】以下、図1および図2を参照しながら、本
発明のエンベロープ検出回路について説明する。
【0013】入力端子1から図2の(a)に示すような
入力信号が入力されると、図6の場合と同様に、整流回
路3の出力には図2の(b)に示すような整流波形20
1が得られ、平滑回路4の出力には図2の(c)に示す
ような平滑波形202が得られる。ピーク検出回路8で
は、この平滑回路4の出力を受けて、そのピーク値を出
力する(図示していない)。ピーク検出回路8の出力は
リーク回路9に入力され、平滑信号レベル202が大き
い場合にはその信号レベルに追従し、平滑信号レベル2
02が小さい場合には予め定めておいたリーク時定数で
ゆっくり減少する、図2の(c)に示すようなピーク検
出値203を出力する。こうして検出されたピーク検出
値203を基にして、しきい値設定回路10では、この
場合にはピーク検出値の1/2を計算し、この値を図2
の(c)に示すしきい値204として比較器11へ出力
する。比較器11では、このしきい値204と平滑波形
202の大きさを比較して、図2の(d)に示すような
エンベロープ検出出力205を出力端子6に出力する。
このように、しきい値204のレベルが入力信号レベル
に応じて変化するので、入力信号波形200にレベル変
動があっても、正確なエンベロープ検出出力205を得
ることができる。
【0014】次に、図3は本発明の第2の実施例におけ
るエンベロープ検出回路の波形図である。図3におい
て、302は平滑波形、303はピーク検出値、304
は設定されるしきい値、305はエンベロープ検出出
力、306は最小設定値である。以下、図1および図3
を参照しながらその動作について説明する。
【0015】図3の(a)に示す平滑波形302は入力
信号が終了して、最後のエンベロープが検出される場合
をあらわしている。平滑波形302に低いレベルが連続
すると、リーク後のピーク検出値303は所定のリーク
時定数によって少しづつ減少していく。これに伴ってし
きい値304も減少していく。ここで、このしきい値が
平滑波形302以下になると、入力信号は無信号なのに
しきい値が入力信号のノイズレベル以下に設定されて、
エンベロープ検出出力がH(ハイ)になる場合が考えら
れる。そこで、このしきい値の変化をしきい値設定回路
10で監視して、所定の最小設定値306以下の場合に
はしきい値を最小設定値に設定する。これにより、入力
信号が存在しない場合に誤ったエンベロープ検出出力を
発生するのを防止することができ、正しいエンベロープ
検出出力305を得ることができる。
【0016】次に、図4は本発明の第3の実施例におけ
るエンベロープ検出回路のブロック図である。図4にお
いて、400は速度設定回路、401は設定入力、40
4は速度設定に対応した平滑回路、409は速度設定に
対応したリーク回路であり、他は図1と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0017】テープが高速で走行する場合には再生され
る信号の周波数もテープの走行速度に比例して変化す
る。このため、エンベロープ再生に最適なフィルタ特性
やノイズに対する保護特性が変化する。この特性変化に
対応するために、速度設定回路400を設けている。速
度設定回路400へは設定入力端子401を通してテー
プの走行速度に対応したデータを入力し、速度設定回路
400から平滑回路404、リーク回路409へ速度設
定信号を送出する。平滑回路404では、エンベロープ
信号と高周波信号を区別するためのフィルタ特性を走行
速度に比例して変化させる。例えば速度設定信号が20
倍を示す場合には、フィルタのカットオフ周波数を20
倍に上げる。リーク回路409では、速度設定信号に合
わせてリークの時定数を変化させる。例えば速度設定信
号が20倍を示す場合には、リークの時定数を20分の
1に短くする。
【0018】これらの操作は、ディジタルフィルタ回路
を用いれば容易に実現することができ、この操作によ
り、エンベロープ検出回路の動作は、高速再生状態で
も、相対的には通常状態と同等の特性となるので、安定
に高速のエンベロープ検出を実現することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、小型でノイズに影響されにくい、高性能のエンベロ
ープ検出回路を実現でき、実用的にきわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるエンベロープ検
出回路の構成を示すブロック図
【図2】図1の動作を説明するための波形図
【図3】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
波形図
【図4】本発明の第3の実施例におけるエンベロープ検
出回路の構成を示すブロック図
【図5】従来のエンベロープ検出回路の構成を示すブロ
ック図
【図6】図5の動作を説明するための波形図
【符号の説明】
1 入力端子 2 ヘッドアンプ 3 整流回路 4,404 平滑回路 6 出力端子 8 ピーク検出回路 9,409 リーク回路 10 しきい値設定回路 11 比較器 401 速度設定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号のピーク値を検出するピーク検
    出回路と、 前記ピーク検出回路の出力を所定の時定数で減少させな
    がら保持するリーク回路と、 前記リーク回路の出力を基にしてしきい値を設定する設
    定回路と、 前記入力信号と前記しきい値を比較して出力を得る比較
    器と、を備えたエンベロープ検出回路。
  2. 【請求項2】 リーク回路の出力がある値以下の場合に
    は、しきい値として予め定めておいた値を使用すること
    を特徴とする請求項1記載のエンベロープ検出回路。
  3. 【請求項3】 入力信号から高周波成分を取り除く平滑
    回路と、 前記平滑回路の出力のピーク値を検出するピーク検出回
    路と、 前記ピーク検出回路の出力を所定の時定数で減少させな
    がら保持するリーク回路と、 前記リーク回路の出力を基にしてしきい値を設定する設
    定回路と、 前記平滑回路の出力と前記しきい値を比較して出力を得
    る比較器と、 テープの走行速度に対応した速度設定信号を出力し、そ
    の速度設定信号に応じて前記リーク回路のリーク時定
    数、前記平滑回路のフィルタ時定数を変更する速度設定
    回路と、を備えたエンベロープ検出回路。
JP5264668A 1993-10-22 1993-10-22 エンベロープ検出回路 Pending JPH07121983A (ja)

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JP (1) JPH07121983A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1091292C (zh) * 1996-01-30 2002-09-18 三星电子株式会社 盒式磁带录像机的包络检测装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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