JPH09149379A - ドロップアウト検出回路 - Google Patents
ドロップアウト検出回路Info
- Publication number
- JPH09149379A JPH09149379A JP7304680A JP30468095A JPH09149379A JP H09149379 A JPH09149379 A JP H09149379A JP 7304680 A JP7304680 A JP 7304680A JP 30468095 A JP30468095 A JP 30468095A JP H09149379 A JPH09149379 A JP H09149379A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- signal
- time constant
- dos
- amplitude
- Prior art date
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- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、記録媒体、特にフロッピーディスク
からの再生ＲＦ信号のドロップアウトを補償する機構を
有する電子スチルカメラの再生器を提供する。 【解決手段】本発明は、電子スチルカメラの再生器にお
いて、記録媒体からの再生ＲＦ信号を増幅する増幅器
と、その出力を入力する時定数の異なる２つの整流回路
と、直流基準電圧と、整流回路のうち長い時定数の整流
電圧に比例する電圧と直流基準電圧に比例する電圧との
合成電圧を一方の入力端に入力し、整流回路のうち短い
時定数の整流電圧に比例する電圧を他方の入力端に入力
するコンパレータとから構成されるドロップアウト検出
回路である。
からの再生ＲＦ信号のドロップアウトを補償する機構を
有する電子スチルカメラの再生器を提供する。 【解決手段】本発明は、電子スチルカメラの再生器にお
いて、記録媒体からの再生ＲＦ信号を増幅する増幅器
と、その出力を入力する時定数の異なる２つの整流回路
と、直流基準電圧と、整流回路のうち長い時定数の整流
電圧に比例する電圧と直流基準電圧に比例する電圧との
合成電圧を一方の入力端に入力し、整流回路のうち短い
時定数の整流電圧に比例する電圧を他方の入力端に入力
するコンパレータとから構成されるドロップアウト検出
回路である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
の再生器に関し、記録媒体、特にフロッピーディスクか
らの再生ＲＦ信号のドロップアウトを補償するためのド
ロップアウト検出回路に関するものである。
の再生器に関し、記録媒体、特にフロッピーディスクか
らの再生ＲＦ信号のドロップアウトを補償するためのド
ロップアウト検出回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からよく使われているドロップアウ
トの検出方法として、再生ＲＦ信号をＡＧＣ回路を通し
た後、その振幅のレベルがある一定値以下のときにドロ
ップアウトとみなして検出信号を出す方法がある。この
種の従来例としては、図４に示すような検出回路が提案
されている。図４において、再生ＲＦ信号を増幅した
後、トタンジスタＱ1 で直流レベルシフトしてそれを整
流回路で整流してその直流電圧を取出し、一方直流基準
電圧Ｖref のある割合の電圧の値ＶThをドロップアウト
の検出レベルとして取出し、このＶThの値と前記直流電
圧の値とを比較してドロップアウトを検出する。図５、
図６はこのときのドロップアウト検出の様子を示し、図
５で、ＲＦ信号の振幅が大きいとき（Ａ点）、その整流
電圧はＶThより大であるからドロップアウト検出信号
（以下ＤＯＳと記す）は出ない。一方、ＲＦ信号に欠落
があってＡ1 点になったとき、その整流電圧Ｖ1AはＶTh
より小さいのでＤＯＳが出る。図６(a) はこのときの波
形を示す。図５のＢ点に示されるように、振幅の小さい
ＲＦ信号の場合には、Ｂ1 点のように少しの欠落でも、
その整流電圧Ｖ1BはＶThより低くなるのでＤＯＳが出て
しまう。図６(b) はこのときの波形を示す。このＢ点の
ＲＦ信号をＡＧＣ回路に通してから復調する場合には、
図６(c) に示すように、ＤＯＳが出なくてもよいレベル
でもＤＯＳをだすことになり不都合である。
トの検出方法として、再生ＲＦ信号をＡＧＣ回路を通し
た後、その振幅のレベルがある一定値以下のときにドロ
ップアウトとみなして検出信号を出す方法がある。この
種の従来例としては、図４に示すような検出回路が提案
されている。図４において、再生ＲＦ信号を増幅した
後、トタンジスタＱ1 で直流レベルシフトしてそれを整
流回路で整流してその直流電圧を取出し、一方直流基準
電圧Ｖref のある割合の電圧の値ＶThをドロップアウト
の検出レベルとして取出し、このＶThの値と前記直流電
圧の値とを比較してドロップアウトを検出する。図５、
図６はこのときのドロップアウト検出の様子を示し、図
５で、ＲＦ信号の振幅が大きいとき（Ａ点）、その整流
電圧はＶThより大であるからドロップアウト検出信号
（以下ＤＯＳと記す）は出ない。一方、ＲＦ信号に欠落
があってＡ1 点になったとき、その整流電圧Ｖ1AはＶTh
より小さいのでＤＯＳが出る。図６(a) はこのときの波
形を示す。図５のＢ点に示されるように、振幅の小さい
ＲＦ信号の場合には、Ｂ1 点のように少しの欠落でも、
その整流電圧Ｖ1BはＶThより低くなるのでＤＯＳが出て
しまう。図６(b) はこのときの波形を示す。このＢ点の
ＲＦ信号をＡＧＣ回路に通してから復調する場合には、
図６(c) に示すように、ＤＯＳが出なくてもよいレベル
でもＤＯＳをだすことになり不都合である。
【０００３】他の従来例として、図７に示すような回路
が提案されている。この例は、ＤＯＳを出すための検出
レベルを、入力ＲＦ信号レベルの一定割合にした場合の
実施例であり、図７でＣ2 、Ｒ2 、Ｒ3 できまる時定数
の大きい整流回路の整流電圧Ｖ2 の一定割合をＶThにし
て、Ｃ1 、Ｒ1 で決まる時定数の小さい整流電圧Ｖ1 を
ＶThと比較する。この方式は図８に示すように、ＲＦ信
号振幅が小さくなるに従い、その整流電圧からなるＶT
h、Ｖ1 が、それぞれＲＦ振幅に比例しなくなる。した
がって、実線のような理想直線からずれて点線のように
なり、その結果、ＲＦ信号の振幅が大きいときに正常に
ＤＯＳが出るようにＶThを定めた場合、ＲＦ信号の振幅
が大きいときは良いが、振幅が小さなＲＦ信号のとき
は、ドロップアウトが有っても、その時のＶ1 は図８の
Ｖ1Bのように、小さいＲＦ信号の時のＶThより低くなら
ず、ＤＯＳが出ないことがある。これは、ＲＦ信号が小
さくなったときＶ1 の値ががＲＦ信号の振幅の減少した
割合よりも大きくなり、それに対してＶThの値はそれ程
でないために生じる。図８、図９はその様子を示し、図
９(a) は大きな振幅のＲＦ信号のときで、正常にＤＯＳ
が出ているのに対し、図９(b) は小さなＲＦ信号が入っ
てきたときＤＯＳが出ない様子を示している。
が提案されている。この例は、ＤＯＳを出すための検出
レベルを、入力ＲＦ信号レベルの一定割合にした場合の
実施例であり、図７でＣ2 、Ｒ2 、Ｒ3 できまる時定数
の大きい整流回路の整流電圧Ｖ2 の一定割合をＶThにし
て、Ｃ1 、Ｒ1 で決まる時定数の小さい整流電圧Ｖ1 を
ＶThと比較する。この方式は図８に示すように、ＲＦ信
号振幅が小さくなるに従い、その整流電圧からなるＶT
h、Ｖ1 が、それぞれＲＦ振幅に比例しなくなる。した
がって、実線のような理想直線からずれて点線のように
なり、その結果、ＲＦ信号の振幅が大きいときに正常に
ＤＯＳが出るようにＶThを定めた場合、ＲＦ信号の振幅
が大きいときは良いが、振幅が小さなＲＦ信号のとき
は、ドロップアウトが有っても、その時のＶ1 は図８の
Ｖ1Bのように、小さいＲＦ信号の時のＶThより低くなら
ず、ＤＯＳが出ないことがある。これは、ＲＦ信号が小
さくなったときＶ1 の値ががＲＦ信号の振幅の減少した
割合よりも大きくなり、それに対してＶThの値はそれ程
でないために生じる。図８、図９はその様子を示し、図
９(a) は大きな振幅のＲＦ信号のときで、正常にＤＯＳ
が出ているのに対し、図９(b) は小さなＲＦ信号が入っ
てきたときＤＯＳが出ない様子を示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術においては、好ましくない問題点が残されている。
術においては、好ましくない問題点が残されている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決することを目的とし、上記２つの従
来法の折衷案を用い、電子スチルカメラの再生器であっ
て、記録媒体からの再生ＲＦ信号を増幅する増幅器と、
その出力を入力する時定数の異なる２つの整流回路と、
直流基準電圧と、その整流回路のうち長い時定数の整流
電圧に比例する電圧と直流基準電圧に比例する電圧との
合成電圧を一方の入力端に入力し、その整流回路のうち
短い時定数の整流電圧に比例する電圧を他方の入力端に
入力するコンパレータとから構成されるドロップアウト
検出回路である。
れらの問題点を解決することを目的とし、上記２つの従
来法の折衷案を用い、電子スチルカメラの再生器であっ
て、記録媒体からの再生ＲＦ信号を増幅する増幅器と、
その出力を入力する時定数の異なる２つの整流回路と、
直流基準電圧と、その整流回路のうち長い時定数の整流
電圧に比例する電圧と直流基準電圧に比例する電圧との
合成電圧を一方の入力端に入力し、その整流回路のうち
短い時定数の整流電圧に比例する電圧を他方の入力端に
入力するコンパレータとから構成されるドロップアウト
検出回路である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施例
を説明する。図１ないし図３は本発明の実施例の構成と
説明を示し、図１は本発明の実施例の回路構成図であ
り、このような回路構成における動作を次に説明する。
図において、ＲＦ信号の振幅が大きいときは正常にＤＯ
Ｓが出力されることは従来例と同様であるが、ＲＦ振幅
が小さいときであっても、直流基準電圧Ｖrefから抵抗
Ｒ4 を通してＶThが持ち上げられ、図３の点線のような
特性になり、この結果、ＶTh' は、小さい振幅の信号Ｖ
B0が欠落によりＶB1になったときの整流電圧Ｖ1Bより高
くなっているので、ＤＯＳが出力される。このように、
ＲＦ信号が大きな場合でも小さな場合でも、ドロップア
ウト検出が可能となる。図２(a)はドロップアウトの有
るＲＦ信号、図２(b) のとは、二つの整流回路から
の出力すなわちが時定数の小さな整流回路の出力Ｖ1
、が時定数の大きな整流回路の出力と直流基準電圧
Ｖref との合成電圧によるＶThであり、図２(c) はＤＯ
Ｓの出るタイミングを示す。
を説明する。図１ないし図３は本発明の実施例の構成と
説明を示し、図１は本発明の実施例の回路構成図であ
り、このような回路構成における動作を次に説明する。
図において、ＲＦ信号の振幅が大きいときは正常にＤＯ
Ｓが出力されることは従来例と同様であるが、ＲＦ振幅
が小さいときであっても、直流基準電圧Ｖrefから抵抗
Ｒ4 を通してＶThが持ち上げられ、図３の点線のような
特性になり、この結果、ＶTh' は、小さい振幅の信号Ｖ
B0が欠落によりＶB1になったときの整流電圧Ｖ1Bより高
くなっているので、ＤＯＳが出力される。このように、
ＲＦ信号が大きな場合でも小さな場合でも、ドロップア
ウト検出が可能となる。図２(a)はドロップアウトの有
るＲＦ信号、図２(b) のとは、二つの整流回路から
の出力すなわちが時定数の小さな整流回路の出力Ｖ1
、が時定数の大きな整流回路の出力と直流基準電圧
Ｖref との合成電圧によるＶThであり、図２(c) はＤＯ
Ｓの出るタイミングを示す。
【０００７】
【発明の効果】本発明の回路構成によれば、ＲＦ信号が
大きな場合でも小さな場合でも、良好なドロップアウト
検出が可能となる。
大きな場合でも小さな場合でも、良好なドロップアウト
検出が可能となる。
【図１】本発明の実施例の回路構成図。
【図２】本発明の実施例の波形図。
【図３】本発明の実施例の説明図。
【図４】従来例の回路構成図。
【図５】従来例の説明図。
【図６】従来例の波形図。
【図７】他の従来例の回路構成図。
【図８】他の従来例の説明図。
【図９】他の従来例の波形図。
ＤＯＳ ドロップアウト検出信号 Ｖref 直流基準電圧 ＶTh ドロップアウトの検出レベル
Claims (1)
- 【請求項１】電子スチルカメラの再生器において、記録
媒体からの再生ＲＦ信号を増幅する増幅器と、その出力
を入力する時定数の異なる２つの整流回路と、直流基準
電圧と、前記整流回路のうち長い時定数の整流電圧に比
例する電圧と前記直流基準電圧に比例する電圧との合成
電圧を一方の入力端に入力し、前記整流回路のうち短い
時定数の整流電圧に比例する電圧を他方の入力端に入力
するコンパレータとから構成されることを特徴とするド
ロップアウト検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7304680A JPH09149379A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | ドロップアウト検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7304680A JPH09149379A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | ドロップアウト検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149379A true JPH09149379A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17935937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7304680A Pending JPH09149379A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | ドロップアウト検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149379A (ja) |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7304680A patent/JPH09149379A/ja active Pending
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