JP3107263B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体の記録情報を
再生する情報再生装置に関し、特に記録媒体から読み出
された再生信号の振幅を一定レベルに制御するAGC回
路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は光ディスク装置の情報再生回路に
使用されるAGC(オートゲインコントロール)回路の
例を示した概略ブロック図である。AGC回路は周知の
ように記録媒体から再生された再生信号が種々の要因に
よって変動するので、再生信号の増幅用アンプのゲイン
を可変することで、再生信号の振幅レベルを一定に制御
するものである。なお、情報の記録形態としてはマーク
ポジション記録方式とマークエッジ記録方式があるが、
ここではマークポジション記録方式の装置のAGC回路
を示してある。図7のAGC回路では、AGCアンプ1
の出力にボトムクランプ回路2が設けられており、AG
Cアンプ1で増幅された再生信号の負側はボトムクラン
プ回路2でクランプされる。そして、ボトムクランプ回
路2の出力信号、即ち再生信号の正側の信号振幅は演算
増幅器3で所定の基準電圧Vref と比較され、その差に
応じた制御信号がAGCアンプ1に出力される。AGC
アンプ1では制御信号に応じてゲインが可変され、再生
信号の振幅レベルが基準電圧と同じになるように制御さ
れる。こうして再生信号の振幅は一定に制御され、次段
の信号処理回路で2値化などの所定の信号処理を行うこ
とで、再生データが生成される。
【0003】図8は他の従来例のAGC回路を示した概
略ブロック図である。図8のAGC回路では、再生信号
は微分器4で微分され、一定レベルに揃えてからAGC
アンプ1に入力される。また、AGCアンプ1の出力信
号は全波整流器5で全波整流してから演算増幅器3へ出
力される。演算増幅器3では全波整流器5で全波整流さ
れた信号と所定の基準電圧Vref が比較され、その差に
応じた制御信号が出力される。そして、AGCアンプ1
のゲインを制御信号に応じて可変することで再生信号の
振幅レベルは一定に制御される。但し、この例では再生
信号を微分した信号が一定振幅の再生信号として出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、図
7のAGC回路では、再生信号の振幅を直接検出してい
るために、光学系のMTF特性によって高い周波数成分
が減衰してしまい、再生信号の振幅レベルが周波数によ
って変化するという問題があった。この問題の解決法と
して、記録媒体の各セクタのデータ部の始めの位置にあ
るVFO信号の振幅レベルを検出してAGCアンプのゲ
インを決定し、それ以外の領域では決定されたゲインに
固定して信号を再生する方法がある。しかし、こうした
方法では、アンプのゲインは固定であるので、1セクタ
のデータの中でディスクの反射率変動や再生レーザパワ
ーなどの変動があると、それらの変動に応じて再生信号
の振幅が変化してしまい、やはり再生信号の振幅を一定
に制御することは困難であった。また、VFO信号の位
置を示すタイミング信号が必要であるので、装置の立ち
上げ時のシーケンス制御が複雑になるという問題があっ
た。
【0005】一方、図8のAGC回路では、出力信号が
微分信号であるので、マークポジション記録方式の場合
は問題ないものの、マークエッジ記録方式の記録信号を
再生する場合は、最適な再生信号の2値化に支障をきた
すという問題があった。即ちマークポジション記録方式
では、再生信号を2値化する場合、再生信号を微分して
ゼロクロス点を検出し、このゼロクロス位置をマークポ
ジション位置として検出するので問題はない。これに対
し、通常マークエッジ記録方式の信号を再生する場合
は、再生信号を所定のスライスレベルと比較してマーク
エッジ位置が検出されるのであるが、図8のAGC回路
では微分信号しか得ることができない。そこで、この微
分信号からマークエッジ2値化信号を得るには、微分信
号を更に微分して2次微分信号を生成し、そのゼロクロ
ス位置を検出することでマークエッジ2値化信号を得る
方法がある。しかし、こうした方法では、微分信号を更
に2次微分することによって高周波ノイズが強調される
ために、先のレベルスライス方式に比べて2値化信号の
ジッターが増大し、最適な2値化ができないという問題
があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、光学
系のMTF特性に関係なく、常に再生信号の振幅レベル
を所定のレベルに制御できると共に、マークエッジ記
録、マークポジション記録の2値化にそれぞれ最適な再
生信号を生成することができる情報再生装置を提供する
ことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、AGC
アンプのゲインを可変して記録媒体から読み出された再
生信号の振幅を所定のレベルに制御し、得られた再生信
号を処理することによって記録媒体の情報を再生する情
報再生装置において、前記アンプの出力信号を微分する
ための微分器と、この微分器の出力信号を全波整流する
ための全波整流器とを設け、この全波整流器の出力信号
と所定の基準電圧との誤差信号に応じて前記AGCアン
プのゲインを可変することにより、前記アンプの出力信
号及び前記微分器の出力信号をそれぞれ所定のレベルに
制御することを特徴とする情報再生装置によって達成さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本実施例について図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の情報再生装置の一実施例を
示したブロック図である。なお、図1では図7、図8の
従来装置と同一部分は同一符号を付して、説明を省略す
ることにする。図1において、再生信号は光ディスクな
どの記録媒体から読み出された信号、即ち記録媒体から
反射された再生用光ビームを図示しない光ヘッドの光セ
ンサで検出し、更にその検出信号を光電変換して得られ
た信号である。情報を再生する場合、前述のように記録
媒体の情報トラック上に再生用の光ビームが照射され、
その反射光の検出信号をもとに記録情報が再生される。
再生信号はAGCアンプ1に入力され後述するようにA
GCアンプ1のゲインを可変することで、再生信号の振
幅は所定の一定レベルに制御される。AGCアンプ1の
出力信号は詳しく後述するようにマークエッジ記録の再
生信号として次段のマークエッジ2値化回路へ出力され
る。
【0009】AGCアンプ1の出力には微分器6が設け
られており、AGCアンプ1の出力信号は微分器6で所
定の微分時定数で微分することによって一定の振幅に揃
えられる。この微分された信号はマークポジション記録
の再生信号として次段のマークポジション2値化回路へ
出力される。以上のマークエッジ2値化回路とマークポ
ジション2値化回路の具体的な構成については詳しく後
述する。微分器6の出力信号は全波整流器5で直流信号
に全波整流され、演算増幅器3に出力される。演算増幅
器3ではこの全波整流器5の出力信号と所定の基準電圧
ref が比較され、その差に応じた誤差信号が出力され
る。演算増幅器3の出力信号はAGCアンプ1のゲイン
コントロール端子に入力され、AGCアンプ1のゲイン
を演算増加器3の出力信号によって可変することで、微
分器6の微分信号の振幅は所定の一定レベルに制御され
る。
【0010】従って、再生信号の振幅が光学系のMTF
特性よって変動したとしても、AGCアンプ1の出力信
号を微分して一定レベルに揃えてからフィードバック制
御をかけているので、微分器6の微分信号の振幅は常時
一定に制御される。なお、ここでは微分器6の出力信号
を検出してフィードバックをかけているので、微分器6
の微分信号が一定レベルに制御されるのであるが、微分
器6の出力信号を一定に制御することによってAGCア
ンプ1の出力信号も一定レベルに制御される。また、微
分器6の微分時定数はCPU7の指示によって所定の時
定数に設定される。記録媒体が複数のゾーンに分割さ
れ、ゾーンごとに記録周波数が異なるMCAV方式の装
置では、詳しくは後述するが、CPU7の制御に基づい
てゾーンごとに微分器6の微分時定数が可変される。
【0011】図2は図1の実施例の各部の信号を示した
図で、図2(a)は記録媒体から読み出された再生信
号、図2(b)は微分器6の出力信号、図2(c)はA
GCアンプ1の出力信号である。なお、図2ではマーク
ポジション記録で記録された信号を再生したときの信号
を示してある。図2(a)の再生信号は周波数が高い所
では振幅が小さくなっているが、これは光学系のMTF
特性によって高周波成分が減衰したものである。こうし
た再生信号の振幅変動は前述のような制御動作によって
図2(b)及び(c)のように一定レベルの信号に制御
される。そのうち図2(b)の微分器6の微分信号がマ
ークポジション記録の再生信号として出力される。
【0012】図3はマークエッジ記録の信号を再生した
ときの各部の信号で、図3(a)は記録媒体から読み出
された再生信号、図3(b)は微分器6の出力信号、図
3(c)はAGCアンプ1の出力信号である。再生信号
は図3(a)のように光学系のMTF特性によって高周
波成分が減衰しているが、これも図3(b),(c)の
ように一定レベルの信号に制御される。なお、ここでは
図3(c)のAGCアンプ1の出力信号がマークエッジ
記録の再生信号として出力される。
【0013】図4はマークポジション2値化回路の具体
例を示した回路図である。マークポジション記録の信号
を再生する場合は、前述のように微分器6の出力信号が
再生信号として入力される。図4において、10はゼロ
クロスコンパレータであり、図2(b)に示した微分器
6の微分信号とゼロレベルを比較することで、微分信号
のゼロクロス位置が検出される。この微分信号のゼロク
ロス位置はマークポジション位置にあたる信号で、マー
クポジション2値化信号として出力される。また、微分
器6の微分信号はウインドウコンパレータ11で所定レ
ベルの基準電圧と比較され、微分信号が基準レベル以上
のときにハイレベルとなるウインドウパルスが出力され
る。
【0014】このパルス信号はディレイライン12でゼ
ロクロスコンパレータ10のマークポジション2値化信
号とタイミングが合うように所定時間遅延された後、ア
ンド回路13へ出力される。従って、アンド回路10は
ウインドウパルスが出力されたときのみゲートが開いた
状態となるので、ゼロクロスコンパレータ10がノイズ
などで本来再生信号がないところで働いた場合に、ゼロ
クロス点の誤検出を防ぐように構成されている。ゼロク
ロスコンパレータ10で得られたマークポジション2値
化信号は図示しない信号処理回路に送られ、復調処理な
ど所定の信号処理を行なうことで再生データが生成され
る。なお、ウインドウパルスを作成する場合は、微分信
号でなくてもAGCアンプ1の出力信号を用いても作成
することができる。
【0015】ここで、記録媒体(例えば、光ディスク)
に一定の記録周波数で情報を記録するCAV方式の装置
でマークポジション記録方式によって記録された情報を
再生する場合、最も問題となるのは光学系のMTF特性
による再生信号振幅の内外周差であり、こうした内外周
差は微分信号の振幅にも現われる。この点については図
1の実施例では、微分器6の微分信号が一定となるよう
にフィードバック制御がかかるので、AGCアンプ1の
ゲインが記録媒体の内周で大きく、外周で小さくなるよ
うに働く。従って、前述のような再生信号振幅の内外周
差はAGCアンプ1のゲインを可変することによって吸
収され、再生信号振幅は一定に制御することができる。
よって、CAV方式の装置でマークポジション記録方式
の情報を再生する場合は、微分器6の微分時定数は記録
媒体の内周、外周によらず一定でよい。
【0016】次に、記録媒体を複数のゾーンに分割し、
ゾーンごとに記録周波数を変えて情報を記録するMCA
V方式の装置でマークエッジ記録方式によって記録され
た情報を再生する場合は、記録された信号のマークサイ
ズは記録媒体の内周、外周ともに一定であるので、前述
のような再生信号振幅の内外周差は現われない。しか
し、例えば3.5インチの光ディスクを例にとると、記
録周波数はディスクの内周と外周で約2倍変化するの
で、微分器6の微分時定数が一定であると、ディスクの
内周と外周で微分器6の微分信号の振幅が約2倍変化し
てしまう。こうした微分信号の振幅変動は、AGCアン
プ1のゲイン制御によって吸収されるのであるが、本来
AGCアンプ1はディスクの反射率のバラツキや汚れ、
あるいはレーザパワーの制御誤差などによる再生信号振
幅の変動を吸収するためのものであるので、前述のよう
な微分時定数による振幅変動をAGCアンプ1で吸収し
ようとすると、AGCアンプ1のゲイン可変範囲が広く
なりすぎてしまう。従って、このような場合は、ゾーン
の周波数に対応して微分器6の微分時定数を変えるのが
望ましい。具体的には、ゾーンに対応して微分時定数を
決めておいてCUP7から再生位置のゾーンが変わるご
とに微分器6に時定数制御信号を出力することによって
微分時定数をゾーンごとに変えればよい。
【0017】図5はマークエッジ2値化回路の具体例を
示した回路図である。マークエッジ記録の信号を再生す
る場合、図1のAGCアンプ1の出力信号が再生信号と
して入力される。図中14は入力された信号のエンベロ
ープを検出するためのエンベロープ検波回路であり、エ
ンベロープ信号の中間値がスライスレベルとして出力さ
れる。コンパレータ15ではAGCアンプ1の出力信号
がスライスレベルで2値化され、マークエッジ2値化信
号として出力される。得られた2値化信号は信号処理回
路に送られ、所定の信号処理を行うことで再生データが
生成される。
【0018】ここで、CAV方式の装置でマークエッジ
記録によって記録された情報を再生する場合は、マーク
ポジション記録の再生と同様に光学系のMTF特性によ
って再生信号振幅の内外周差が生じる。この点につい
て、図1の実施例では、微分器6の微分信号が一定とな
るようにフィードバック制御が働くので、AGCアンプ
1の出力信号も一定となり、再生信号振幅の内外周差は
AGCアンプ1のゲインを可変することによって吸収す
ることができる。この場合、微分器6の微分時定数は一
定でよい。但し、微分前の信号を使用するのに微分後の
信号でAGCをかけるので、微分の前後で信号レベルが
変わらない様な微分時定数を選ぶ必要がある。微分時定
数は再生信号の最高周波数から求められる。
【0019】次に、MCAV方式の装置でマークエッジ
記録によって記録された情報を再生する場合は、マーク
ポジション記録の再生と同様にゾーンごとに記録周波数
が変わるので、微分器6の微分時定数が同じであると、
AGCアンプ1の出力信号の振幅が記録媒体の内周で大
きく、外周で小さくなってしまう。即ち、微分器6のゲ
インが内周の周波数が低いときに小さく、外周の周波数
が高いときに大きくなるために、こうした現象が生じ
る。従って、このときも同様にゾーンの周波数に対応し
て微分器6の微分時定数を変えるのが望ましい。この場
合も、CAVの時と同様に微分の前後で信号レベルの変
わらない微分時定数を選ぶ必要がある。
【0020】以上のように本実施例においては、AGC
アンプの出力信号を微分器で微分しその微分信号を検出
してAGCアンプのゲインを可変することにより、光学
系のMTF特性によって再生信号の高周波成分の振幅が
減衰しても、微分器の微分信号を一定の振幅に制御でき
ると共に、AGCアンプの出力信号も一定の振幅に制御
することができる。従って、光学系のMTF特性や記録
媒体の反射率変動、再生レーザパワーの変動などによら
ず、常時再生信号の振幅を一定に制御することができ
る。
【0021】また、AGCアンプの出力信号をマークエ
ッジ記録の再生信号として出力することにより、従来の
ように微分信号を2次微分して2値化しなくてもよいの
で、2値化信号のジッターが増大することはなく、最適
なマークエッジ記録の2値化を行うことができる。更
に、微分器の微分信号をマークポジション記録の再生信
号として出力することにより、1つのAGC回路であり
ながらマークエッジ記録とマークポジション記録にそれ
ぞれ最適な再生信号を生成することができる。
【0022】図6は本発明の他の実施例を示したブロッ
ク図である。この実施例は、微分器6としてプログラマ
ブルフィルタ8を設けた例である。プログラマブルフィ
ルタ8は高周波のブースト量及び微分時定数が変えられ
るようになっており、CPU7からD/Aコンバータ9
を介して出力されるブースト量コントロール信号、微分
時定数コントロール信号によってそれぞれ任意に可変で
きるように構成されている。プログラマブルフィルタ8
のノーマル出力はマークエッジ記録の再生信号としてマ
ークエッジ2値化回路へ出力され、微分出力はマークポ
ジション記録の再生信号としてマークポジション2値化
回路へ出力される。なお、MCAV方式の装置でプログ
ラマブルフィルタ8の微分時定数をゾーンに対応して変
化させる場合は、プログラマブルフィルタ8のブースト
する周波数はCPU7の制御に基づいて微分時定数と連
動して可変される。
【0023】本実施例においても、図1の実施例と全く
同様に再生信号の振幅レベルを光学系のMTF特性など
によらず一定に制御できると共に、プログラマブルフィ
ルタのノーマル出力をマークエッジ記録の再生信号、微
分出力をマークポジション記録に再生信号として出力す
ることにより1つのAGC回路でマークエッジ記録、マ
ークポジション記録にそれぞれ最適な再生信号を生成す
ることができる。
【0024】なお、以上の実施例では、AGCアンプの
出力信号をマークエッジ記録の再生信号、微分信号をマ
ークポジション記録の再生信号として出力したが、これ
に限ることはない。例えば、ISO規格ではプリフォー
マット信号のセクタマーク信号はマークエッジ信号とし
て決められているが、これはパターンを検出する精度が
情報信号ほど厳しくないので、微分信号を用いて2値化
してもよい。具体的には微分信号をヒステリシスコンパ
レータに入力して検出したり、2次微分信号を生成して
ゼロクロスコンパレータで検出するなどの方法がある。
また、本発明に用いる記録媒体としては、凹凸によって
信号を記録するものや、DRAW、相変化のもの、ある
いは光磁気記録媒体などあらゆるものを使用することが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、AGCア
ンプの出力信号を微分し、その微分信号の振幅が一定と
なるようにAGCアンプのゲインを制御することによ
り、光学系のMTF特性によらず再生信号の振幅を一定
に制御することができる。また、AGCアンプの出力信
号をマークエッジ記録の再生信号として出力することに
より、ジッターが増大することなく最適なマークエッジ
信号の2値化を行えると共に、微分信号をマークポジシ
ョン記録の再生信号として出力することにより、1つの
AGC回路でマークエッジ、マークポジション記録にそ
れぞれ最適な再生信号を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報再生装置の一実施例を示したブロ
ック図である。
【図2】図1の実施例でマークポジション記録の再生信
号を入力したときの各部の信号を示した信号波形図であ
る。
【図3】図1の実施例でマークエッジ記録の再生信号を
入力したときの各部の信号を示した信号波形図である。
【図4】マークポジション2値化回路の具体例を示した
回路図である。
【図5】マークエッジ2値化回路の具体例を示した回路
図である。
【図6】本発明の他の実施例を示したブロック図であ
る。
【図7】従来例のAGC回路を示した概略ブロック図で
ある。
【図8】他の従来例のAGC回路を示した概略ブロック
図である。
【符号の説明】
1 AGCアンプ 3 演算増幅器 5 全波整流器 6 微分器 7 CPU 8 プログラマブルフィルタ 9 D/Aコンバータ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AGCアンプのゲインを可変して記録媒
    体から読み出された再生信号の振幅を所定のレベルに制
    御し、得られた再生信号を処理することによって記録媒
    体の情報を再生する情報再生装置において、前記アンプ
    の出力信号を微分するための微分器と、この微分器の出
    力信号を全波整流するための全波整流器とを設け、この
    全波整流器の出力信号と所定の基準電圧との誤差信号に
    応じて前記AGCアンプのゲインを可変することによ
    り、前記アンプの出力信号及び前記微分器の出力信号を
    それぞれ所定のレベルに制御することを特徴とする情報
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記AGCアンプの出力信号は、マーク
    エッジ記録の再生信号、前記微分器の出力信号はマーク
    ポジション記録の再生信号としてそれぞれ出力されるこ
    とを特徴とする請求項1の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記微分器の微分時定数は、記録媒体が
    複数のゾーンに分割され、ゾーンごとに記録信号の周波
    数が異なる場合は、そのゾーンの周波数に応じて可変さ
    れることを特徴とする請求項1の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記微分器は、プログラマブルフィルタ
    によって構成され、そのノーマル出力がマークエッジ記
    録の再生信号、微分出力がマークポジション記録の再生
    信号として出力されることを特徴とする請求項1の情報
    再生装置。
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