JPH07121471A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH07121471A
JPH07121471A JP5285804A JP28580493A JPH07121471A JP H07121471 A JPH07121471 A JP H07121471A JP 5285804 A JP5285804 A JP 5285804A JP 28580493 A JP28580493 A JP 28580493A JP H07121471 A JPH07121471 A JP H07121471A
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JP5285804A
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Inventor
Shunichi Ota
俊一 太田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリと入出力装置との間でデータをバース
ト転送するデータ転送装置において、転送データの先端
と末尾がバースト境界になっておらず、無効データが生
じるときでも、さらに、データをアドレスの降順に転送
する場合でも、初回や最終回のバーストサイクルで特別
な制御を行う必要をなくすこと。 【構成】 データ転送制御手段10は、アドレス記憶手
段11中の転送アドレス及びバイトカウント記憶手段1
4中の転送バイト数に基づいて、順次バースト単位のデ
ータをメモリ3からデータ再配列手段18に転送する。
データ再配列手段18では、データをアドレスの昇順に
転送するか降順に転送するかに応じて、転送データをバ
ースト単位毎に再配列する。そして、無効データ制御手
段19では、第1及び第2のバイト数算出手段16,1
7からの無効データバイト数に基づいて、転送データの
先頭と末尾にある無効データの出力を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリと入出力装置と
の間でデータをバースト転送するデータ転送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】データをバースト転送するのに、転送デ
ータの先頭や末尾がバースト境界になっていない場合、
初回と最終回のバーストサイクルでは、フェッチデータ
の中に無効データが生じる。そのため、従来のデータ転
送装置では、無効データの転送を行わないように、初回
と最終回のバーストサイクルを、通常のバーストサイク
ルとは異なった方式で制御するようにしていた。
【0003】図7は、従来のデータ転送装置の概要を示
すブロック図である。図7において、1はデータ転送装
置、10はデータ転送制御手段、11はアドレス記憶手
段、13はフェッチアドレス算出手段、14はバイトカ
ウント記憶手段、2はCPU(中央処理装置)、3はメ
モリ、4は入出力装置である。
【0004】データ転送装置1は、メモリ3と入出力装
置4との間のデータ転送を行う。その内、アドレス記憶
手段11は、転送データのアドレスを記憶する。また、
バイトカウント記憶手段14は、転送データの残りサイ
ズをバイト数で記憶する。そしてまた、フェッチアドレ
ス算出手段13は、アドレス記憶手段11に記憶された
値に基づいて、初回のフェッチアドレスを算出する。デ
ータ転送制御手段10は、フェッチアドレス算出手段1
3の算出値及びアドレス記憶手段11とバイトカウント
記憶手段14の値に基づいてデータ転送を行う。
【0005】次に、従来のデータ転送装置の動作を説明
する。 (アドレスの昇順に転送する場合)図8は、データを1
ワード4バイトで4ワード単位のバースト転送をする場
合を説明するための図であり、その内、図8(イ)は、
アドレスの昇順に転送する場合のデータ例を示す図であ
り、図8(ロ)は、図8(イ)のデータをアドレスの昇
順に転送する場合の処理を説明するための図である。図
8(イ)中の“1000h”,“1010h”,・・・
は、データが格納されているメモリ3のアドレスを16
進で示したものであり、0,1,2,・・・は、データ
をワード単位で区切り、番号を付けたものである。い
ま、アドレス1004hから32バイトのデータを転送
しようとすると、斜線を付けたデータ1〜8が有効デー
タとなる。しかし、4ワード単位のバースト転送をする
場合、データは、データ0〜3,データ4〜7,データ
8〜11というようにアドレス1000h,1010
h,1020hのバースト境界毎にフェッチされる。そ
の時、本来転送すべき有効データはデータ1〜8であ
り、データ0,9〜11は無効データとなる。
【0006】そこで、従来のデータ転送装置では、無効
データの転送を行わないように、次のようにしてデータ
の転送を制御していた。まず、アドレス記憶手段11に
転送データの先頭アドレス(例えば、1004h)を記
憶させ、バイトカウント記憶手段14に転送データのバ
イト数(例えば、32)を記憶させる。続いて、フェッ
チアドレス算出手段13により初回のフェッチアドレス
を算出する。その算出は、転送データの先頭アドレスの
下位4ビットをマスクすることによって行う。例えば、
転送データの先頭アドレスが1004hのとき、初回の
フェッチアドレスは、その下位4ビットに対応する
“4”を“0”にして、1000hとなる。
【0007】データ転送制御手段10は、初回のバース
トサイクルでは、アドレス1000hから16バイトの
データをフェッチするが、入出力装置4への転送は、有
効データと無効データとを別々に処理できるようにする
ため、処理を1ワード単位で行う。そして、アドレスが
1000hから1003hまでのデータ0は、無効デー
タであるため、入出力装置4に転送せず、有効データ1
〜3のみを転送するように制御する。中間のバーストサ
イクルでは、アドレス1010hから16バイトのデー
タをフェッチするが、全て有効データであるので、フェ
ッチした16バイトのデータを一括して入出力装置4に
転送するように制御する。そして、最終回のバーストサ
イクルでは、アドレス1020hから16バイトのデー
タをフェッチするが、有効データのみを転送するよう
に、転送を1ワード単位で行い、32バイトのデータ転
送が完了し、残バイトカウントが0になったとき転送を
終了するように制御する。
【0008】(アドレスの降順に転送する場合)メモリ
のデータをアドレス降順に転送する処理は、例えば、両
面印刷をするプリンタにおいて、用紙の裏面に印刷する
データを転送する際に必要になる。図8(ハ)は、アド
レスの降順に転送する場合のデータ例を示す図であり、
図8(ニ)は、図8(ハ)のデータをアドレスの降順に
転送する場合の処理を説明するための図である。いま、
アドレス1004hから32バイトのデータをアドレス
の降順に転送しようとすると、斜線を付けたデータ0,
4〜7,9〜11が有効データとなる。しかし、4ワー
ド単位のバースト転送をする場合、データは、データ0
〜3,データ4〜7,データ8〜11というようにアド
レス1020h,1010h,1000hのバースト境
界毎にフェッチされる。その時、本来転送すべき有効デ
ータは、データ0,4〜7,9〜11であり、データ1
〜3,8は無効データとなる。
【0009】そこで、まず、アドレス記憶手段11に最
初の転送データのアドレス(例えば、1020h)を記
憶させ、バイトカウント記憶手段14に転送データのバ
イト数(例えば、32)を記憶させる。続いて、フェッ
チアドレス算出手段13により初回のフェッチアドレス
を算出する。その算出は、最初の転送データのアドレス
の下位4ビットをマスクすることによって行う。図8
(ハ)の例では、最初の転送データのアドレス1020
hの下位4ビットは“0”であるので、アドレス102
0hがそのまま初回のフェッチアドレスとなる。
【0010】データ転送制御手段10は、初回のバース
トサイクルでは、アドレス1020hから102Fhま
での16バイトのデータをフェッチするが、入出力装置
4への転送は、有効データと無効データとを別々に処理
できるようにするため、処理を1ワード単位で行う。そ
して、アドレス1020hから1023hまでのデータ
0は、有効データであるので入出力装置4に転送する。
しかし、その後の、アドレス1024hから102Fh
までのデータ1〜3は、無効データであるので入出力装
置4に転送しないように制御する。中間のバーストサイ
クルでは、アドレス1010hから16バイトのデータ
4〜7をフェッチするが、全て有効データであるので、
フェッチした16バイトのデータを一括して入出力装置
4に転送するように制御する。そして、最終回のバース
トサイクルでは、アドレス1000hから16バイトの
データ8〜11をフェッチするが、入出力装置4への転
送は、有効データと無効データとを別々に処理できるよ
うにするため、処理を1ワード単位で行う。そして、ア
ドレスが1000hから1003hまでのデータ8は、
無効データであるため入出力装置4に転送せず、アドレ
ス1004hから100Fhまでの有効データ9〜11
のみを転送するように制御する。
【0011】なお、このようなデータ転送装置に関連す
る従来の文献としては、例えば、特公平4−76150
号公報,特開平4−218853号公報等がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術には、初回,最終回のバーストサイクルと
中間のバーストサイクルとで、データ転送の制御方式を
切り換える必要があるため、制御が複雑になるという問
題点があった。そして、制御の複雑さは、アドレスの降
順に転送する場合、より一層顕著になる。本発明は、そ
のような問題点を解決することを課題とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、メモリと入出力装置との間でデータを
バースト転送するデータ転送装置において、メモリから
データ再配列手段へアドレス昇順、または、アドレス降
順に、所定ワード数を単位としてデータのバースト転送
を行うデータ転送制御手段と、バースト転送されたデー
タを入力し、アドレス昇順の転送のときは、入力された
ときと同じワード順で出力し、アドレス降順の転送のと
きは、バースト単位毎に、入力されたときとは逆のワー
ド順で出力するデータ再配列手段と、前記データ再配列
手段から出力されたデータをワード単位で処理し、有効
データは入出力装置へ出力するが、無効データは入出力
装置へ出力しないように制御する無効データ制御手段と
を具えることとした。
【0014】
【作 用】データ転送制御手段では、アドレス昇順、
または、アドレス降順にメモリからデータ再配列手段
に、所定ワード数を単位として順次データのバースト転
送を行う。データ再配列手段では、データ転送制御手段
によりメモリからバースト転送されたデータを入力し、
アドレス昇順の転送のときは、入力されたときと同じワ
ード順で出力し、アドレス降順の転送のときは、バース
ト単位毎に、入力されたときとは逆のワード順で出力す
る。無効データ制御手段では、前記データ再配列手段か
ら出力されたデータをワード単位で処理し、有効データ
は入出力装置へ出力するが、無効データは入出力装置へ
出力しないように制御を行う。そのため、データ転送制
御手段は、転送データの先頭や末尾がバースト境界にな
っていないときでも、初回,最終回のバーストサイクル
と中間のバーストサイクルとで、データの転送方式を切
り換える必要はなく、制御が複雑にならない。また、デ
ータをアドレスの降順に転送する場合でも、データ再配
列手段のデータ出力順序を変えるだけで容易に対応でき
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。符号は、図7のものに対応し、12はアドレ
ス変更手段、15はバイトカウント変更手段、16は第
1のバイト数算出手段、17は第2のバイト数算出手
段、18はデータ再配列手段、19は無効データ制御手
段である。
【0016】最初、アドレス記憶手段11とバイトカウ
ント記憶手段14には、それぞれ、転送データの先頭ア
ドレスとバイト数とが記憶される。そして、フェッチア
ドレス算出手段13で、アドレス記憶手段11の先頭ア
ドレスに基づいて、初回のフェッチアドレスを算出し、
アドレス変更手段12で、アドレス記憶手段11の値を
フェッチアドレス算出手段13で算出したフェッチアド
レスに変更する。一方、第1のバイト数算出手段16
は、アドレス記憶手段11に最初に記憶された先頭アド
レスの下位4ビットの表すバイト数を、初回のフェッチ
データの内の無効データのバイト数として算出する。第
2のバイト数算出手段17は、アドレス記憶手段11に
記憶された先頭アドレスとバイトカウント記憶手段14
のバイト数とを足した値の下位4ビットを、バースト転
送の単位バイト数(例えば、16)から減じたバイト数
を、最終回のフェッチデータの内の無効データのバイト
数として算出する。バイトカウント変更手段15は、前
記バイトカウント記憶手段14の値を、前記第1及び第
2のバイト数算出手段16,17により算出されたバイ
ト数を加算した値に変更する。
【0017】データ再配列手段18は、データをアドレ
ス昇順に転送する場合は、単にFIFO(First In Firs
t Out)形式でデータを記憶し出力するが、データをアド
レス降順に転送する場合は、転送データをバースト単位
毎に、FIFOに記憶し、それを逆の順序で出力させる
ことによりデータの再配列を行う。図2は、データ再配
列手段の概要を示すブロック図である。符号は、図1の
ものに対応し、18−1はFIFO制御手段、18−2
はFIFO入力手段、18−3〜18−6は第1〜第4
FIFO、18−7はFIFO出力手段である。
【0018】FIFO制御手段18−1は、データ転送
制御手段10からの、アドレスの昇順のデータ転送であ
るか、降順のデータ転送であるかの通知に応じて、FI
FO入力手段18−2及びFIFO出力手段18−7を
制御する。FIFO入力手段18−2は、各バーストサ
イクルの転送データを1ワードずつに分けて、第1FI
FO18−3〜第4FIFO18−6に記憶させる。F
IFO出力手段18−7は、第1FIFO18−3〜第
4FIFO18−6から順次データを出力させる。その
際、データをアドレス昇順に転送する場合と、降順に転
送する場合とで出力順を変化させる。
【0019】無効データ制御手段19は、データ再配列
手段18から入力されるデータの内、先頭の前記第1の
バイト数算出手段16で算出したバイト数分のデータと
末尾の前記第2のバイト数算出手段17で算出したバイ
ト数分のデータの入出力を抑制する。図3は、無効デー
タ制御手段の概要を示すブロック図である。符号は、図
1のものに対応し、19−1はデータサイズ記憶手段、
19−2は出力制御手段、19−3はダウンカウンタで
ある。データサイズ記憶手段19−1には、転送データ
のサイズをバイト数で記憶しておく。出力制御手段19
−2は、第1のバイト数算出手段16の算出値,データ
サイズ記憶手段19−1の値及び第2のバイト数算出手
段17の算出値を順次ダウンカウンタ19−3にセット
し、それらの値に基づいて、先頭と末尾の無効データの
出力を抑制し、中間部の有効データのみを入出力装置4
に出力するように制御する。
【0020】次に、本発明の動作を説明する。 (アドレス昇順にデータ転送する場合)図4は、本発明
においてアドレス昇順にデータ転送する場合のデータ転
送制御手段における処理手順を示すフローチャートであ
る。なお、この処理に入る前に、アドレス記憶手段11
に転送データの先頭アドレスを格納し、バイトカウント
記憶手段14に転送データのバイト数を格納しておく。
【0021】ステップ1…フェッチアドレス算出手段1
3により、アドレス記憶手段11から転送データの先頭
アドレスを取り出し、その下位4ビットをマスクするこ
とによって算出した初回のバーストサイクルのフェッチ
アドレスfaddr を、転送アドレスaddrの初期値としてア
ドレス記憶手段11に記憶させる。また、バイトカウン
ト変更手段15は、バイトカウント記憶手段14のカウ
ント値bcntを、前記第1及び第2のバイト数算出手段1
6,17により算出されたバイト数b1,b2 、すなわち、
転送データのバイト数に初回と最終回のバーストデータ
に含まれる無効データのバイト数を加算した値に変更し
て記憶させる。 ステップ2…バイトカウント記憶手段14のカウント値
bcntが0になったか否かを判別する。 ステップ3…0になっていなければ、メモリ3のアドレ
スaddrから16バイト分のデータをフェッチする。 ステップ4…フェッチしたデータを16バイト分、デー
タ再配列手段18に転送する。 ステップ5…次のフェッチアドレスを得るため、アドレ
ス記憶手段11の転送アドレスaddrに16を加え、ま
た、残りデータのバイト数を得るため、バイトカウント
記憶手段14のカウント値bcntから16を差し引く。
【0022】次に、アドレス昇順にデータ転送する場合
のデータ再配列手段18の動作を説明する。FIFO制
御手段18−1は、データ転送制御手段10により、ア
ドレスの昇順のデータ転送を通知されると、FIFO入
力手段18−2を制御し、各バーストサイクルの転送デ
ータを1ワードずつに分けて、第1FIFO18−3〜
第4FIFO18−6に記憶させる。例えば、4ワード
のバースト転送をする場合は、1バーストサイクルの1
番目のワードから4番目のワードまでをそれぞれ第1F
IFO18−3〜第4FIFO18−6に記憶させる。
また、FIFO出力手段18−7を制御して、FIFO
入力手段18−2が、各FIFOにデータを記憶させた
順と同じ順にFIFOから出力させる。すなわち、FI
FO入力手段18−2が、第1FIFO18−3,第2
FIFO18−4,第3FIFO18−5,第4FIF
O18−6の順に1ワードずつデータを記憶させた場
合、FIFO出力手段18−7は、第1FIFO18−
3,第2FIFO18−4,第3FIFO18−5,第
4FIFO18−6の順に4バイトずつのデータを出力
させる。
【0023】次に、アドレス昇順にデータ転送する場合
の無効データ制御手段19の動作を説明する。無効デー
タ制御手段19では、図4の処理と同時並行的に次の処
理を行う。図5は、本発明の無効データ制御手段におけ
る処理手順を示すフローチャートである。 ステップ1…ダウンカウンタ19−3にカウント値cnt
として、第1のバイト数算出手段16により算出された
バイト数b1をセットする。 ステップ2…カウント値cnt が0になったか否かを判別
する。 ステップ3…0になっていなければ、4バイト分のデー
タの出力を抑制する。 ステップ4…カウント値cnt から4を差し引く。
【0024】ステップ5…ステップ2で0になったと
き、ダウンカウンタ19−3にカウント値cnt として、
図4の処理におけるバイトカウント記憶手段14のカウ
ント値bcntをセットする。 ステップ6…カウント値cnt が0になったか否かを判別
する。ステップ7…0になっていなければ、入出力装置
4にデータを4バイト分出力する。 ステップ8…カウント値cnt から4を差し引く。
【0025】ステップ9…ステップ6で0になったと
き、ダウンカウンタ19−3にカウント値cnt として、
第2のバイト数算出手段17により算出されたバイト数
b2をセットする。 ステップ10…カウント値cnt が0になったか否かを判
別する。 ステップ11…0になっていなければ、4バイト分のデ
ータの出力を抑制する。 ステップ12…カウント値cnt から4を差し引く。
【0026】なお、上記ステップ6でカウント値cnt が
0になった時点で、有効データの出力は完了しているは
ずである。それにもかかわらず、上記ステップ9〜12
の処理を行うのは、ステップ6でカウント値cnt が0に
なった時点では、まだ、データ再配列手段18の第1F
IFO18−3〜第4FIFO18−6に転送データ末
尾の無効データが残っており、それを排出させる必要が
あるためである。
【0027】データ再配列手段18と無効データ制御手
段19での処理を図8(イ)の例に当てはめて説明する
と、データ再配列手段18には、データ0,同1,同
2,・・・,同11の順でデータが入力され、出力順も
それと同じ順になる。それを受けた無効データ制御手段
19では、第1のバイト数算出手段16で算出した転送
データ先頭の4バイトのデータと、第2のバイト数算出
手段17で算出した末尾の12バイトのデータの出力を
抑制し、それ以外の中間のデータを入出力装置4に出力
する。すなわち、入出力装置4へは、有効データである
データ1,同2,・・・,同8を順次出力する。
【0028】(アドレス降順にデータ転送する場合)次
に、アドレス降順にデータ転送する場合のデータ転送制
御手段10の動作を説明する。図6は、本発明において
アドレス降順にデータ転送する場合のデータ転送制御手
段における処理手順を示すフローチャートである。ステ
ップ1〜ステップ4は、図4のものと同様である。ステ
ップ5では、図4のものでは、アドレス記憶手段11の
転送アドレスaddrに16を加えたのに対して、この場合
は、アドレス記憶手段11の転送アドレスaddrから16
を差し引く点で相違している。すなわち、転送アドレス
addrから16を差し引いていくことにより、フェッチア
ドレスをアドレス降順に移動させるようにしている。
【0029】次に、アドレス降順にデータ転送する場合
のデータ再配列手段18の動作を説明する。FIFO制
御手段18−1は、データ転送制御手段10により、ア
ドレスの降順のデータ転送を通知されると、アドレス昇
順の場合と同様に、FIFO入力手段18−2を制御
し、各バーストサイクルの転送データを1ワードずつに
分けて、第1FIFO18−3〜第4FIFO18−6
に記憶させる。そして、FIFO出力手段18−7を制
御して、FIFO入力手段18−2が、各FIFOにデ
ータを記憶させた順と逆の順にFIFOから出力させ
る。すなわち、FIFO入力手段18−2が、第1FI
FO18−3,第2FIFO18−4,第3FIFO1
8−5,第4FIFO18−6の順に1ワードずつデー
タを記憶させた場合、FIFO出力手段18−7は、第
4FIFO18−6,第3FIFO18−5,第2FI
FO18−4,第1FIFO18−3の順に1ワードず
つのデータを出力させる。
【0030】これを図8(ロ)の例に当てはめると、デ
ータ再配列手段18の入力順がデータ0,同1,同2,
同3,・・・,同11であるのに対して、出力順はデー
タ3,同2,同1,同0,同7,同6,同5,同4,同
11,同10,同9,同8となる。
【0031】次に、アドレス降順にデータ転送する場合
の無効データ制御手段19の動作であるが、この場合の
無効データ制御手段19の動作は、アドレス昇順にデー
タ転送する場合と同様である。したがって、図8(ロ)
の例に当てはめると、データ再配列手段18から出力さ
れたデータの内、第1のバイト数算出手段16で算出し
た先頭の12バイトのデータと、第2のバイト数算出手
段17で算出した末尾の4バイトのデータの出力を抑制
し、それ以外の中間のデータを入出力装置4に出力す
る。すなわち、入出力装置4へは、有効データであるデ
ータ0,同7,同6,同5,同4,同11,同10,同
9を順次出力する。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のデータ転送装
置によれば、データ転送制御手段は、転送データがバー
スト境界になっていないときでも、初回,最終回のバー
ストサイクルと中間のバーストサイクルとで、データの
転送方式を切り換える必要はなく、制御が複雑にならな
い。また、データをアドレスの降順に転送する場合で
も、データ再配列手段のデータ出力順序を変えるだけで
容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】 データ再配列手段の概要示すブロック図
【図3】 無効データ制御手段の概要示すブロック図
【図4】 本発明においてアドレス昇順にデータ転送す
る場合のデータ転送制御手段における処理手順を示すフ
ローチャート
【図5】 本発明の無効データ制御手段における処理手
順を示すフローチャート
【図6】 本発明においてアドレス降順にデータ転送す
る場合のデータ転送制御手段における処理手順を示すフ
ローチャート
【図7】 従来のデータ転送装置の概要を示すブロック
【図8】 データを1ワード4バイトで4ワード単位の
バースト転送をする場合を説明するための図
【符号の説明】
1…データ転送装置、2…CPU、3…メモリ、4…入
出力装置、10…データ転送制御手段、11…アドレス
記憶手段、12…アドレス変更手段、13…フェッチア
ドレス算出手段、14…バイトカウント記憶手段、15
…バイトカウント変更手段、16…第1のバイト数算出
手段、17…第2のバイト数算出手段、18…データ再
配列手段、18−1…FIFO制御手段、18−2…F
IFO入力手段、18−3…第1FIFO、18−4…
第2FIFO、18−5…第3FIFO、18−6…第
4FIFO、18−7…FIFO出力手段、19…無効
データ制御手段、19−1…データサイズ記憶手段、1
9−2…出力制御手段、19−3…ダウンカウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと入出力装置との間でデータをバ
    ースト転送するデータ転送装置において、メモリからデ
    ータ再配列手段へアドレス昇順、または、アドレス降順
    に、所定ワード数を単位としてデータのバースト転送を
    行うデータ転送制御手段と、バースト転送されたデータ
    を入力し、アドレス昇順の転送のときは、入力されたと
    きと同じワード順で出力し、アドレス降順の転送のとき
    は、バースト単位毎に、入力されたときとは逆のワード
    順で出力するデータ再配列手段と、前記データ再配列手
    段から出力されたデータをワード単位で処理し、有効デ
    ータは入出力装置へ出力するが、無効データは入出力装
    置へ出力しないように制御する無効データ制御手段とを
    具えたことを特徴とするデータ転送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293817A (ja) * 2006-03-27 2007-11-08 Sanyo Electric Co Ltd メモリアクセス回路
JP2012123465A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Olympus Corp データ処理装置

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