JPH07121082A - ドラム寿命管理装置 - Google Patents

ドラム寿命管理装置

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JPH07121082A
JPH07121082A JP5152141A JP15214193A JPH07121082A JP H07121082 A JPH07121082 A JP H07121082A JP 5152141 A JP5152141 A JP 5152141A JP 15214193 A JP15214193 A JP 15214193A JP H07121082 A JPH07121082 A JP H07121082A
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JP
Japan
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fusing
switching element
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drum
drum unit
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JP5152141A
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English (en)
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Juntaro Oku
淳太郎 奥
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TEC CORP
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TEC CORP
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大幅なコスト低減を図る。 【構成】ドラムユニット1側に設けられた除電発光器1
0(LED群12)に電流制限抵抗14を直列接続する
とともにこれらと溶断可能素子(15)とを並列接続
し、かつON状態で除電発光器10(LED群12)を
点灯駆動可能に接続された点灯駆動用スイッチング素子
Q10に分圧抵抗R1,R2を並列接続させることによ
って、溶断用スイッチング素子(Q20)を点灯駆動用
スイッチング素子Q10で兼用する構成とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体に着脱可能なドラ
ムユニットを有する電子写真装置のドラム寿命管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に電子写真装置の概略構成を示す。
図4において、1はドラムユニットで、帯電器,転写器
とともにプロセス手段を形成する感光ドラム2,廃トナ
ーボックス3,現像器4,除電発光器(除電手段)10
等をケース5に一体的に組込んだものである。このドラ
ムユニット1は、カバー7を開放することによって矢印
Y方向から本体6に着脱可能である。したがって、図4
に実線で示す装着状態において、右方向から左方向に用
紙を給送すれば、感光ドラム2の下側を通過するときに
静電画像が転写され、用紙上に画像を印刷することがで
きる。そして、左方向の定着器8を通すことによって用
紙上に電子写真(印刷画像)を確実に定着することがで
きる。制御ユニット20は、全体を駆動制御するもので
ある。
【0003】ところで、鮮明印刷画像保証上の観点か
ら、感光ドラム2の寿命は、例えば印刷用紙枚数によっ
て規制されている。これに関連して、廃トナーボックス
3の容量は感光ドラム2の寿命がきたときに満杯になる
ように選定され、除電発光器10も交換するものとされ
ている。このために感光ドラム2,廃トナーボックス
3,除電発光器10等を含む消耗品がケース5に一体的
に組込まれているわけである。
【0004】このドラムユニット1の寿命による交換時
期を適正管理するために、例えば印刷用紙枚数を計数す
る寿命カウンタ9を本体6内またはドラムユニット1内
に配設し、これによるカウント値が所定値となったとき
にドラムユニット1を交換するものとしている。
【0005】しかし、本体6側に寿命カウンタ9を設け
た場合には、この寿命カウンタ9を簡単にクリアー操作
できてしまうことから、感光ドラム2の実質的寿命とカ
ウント値との間にずれが生じる。したがって、他のオペ
レータによって未だ使用できるドラムユニット1が交換
されることがあり経済的損失を招く。一方、既に寿命と
なっているにも拘らず、さらに継続使用したり、ときに
は廃棄すべく取外されたドラムユニット1を他のオペレ
ータによって本体6に再装着されてしまう場合がある。
このため、途中で不鮮明印刷となったり使用不可能とな
って作業中断を余儀なくされる不都合が生じる。かくし
て、これら不都合を解消するために、上記寿命カウンタ
9を含むドラム寿命管理装置が具備されている。
【0006】従来のドラム寿命管理装置は、図5に示す
如く、ドラムユニット1(ケース5)内に取付部材16
を介して溶断可能素子(例えばヒューズ抵抗)15を取
付けるとともに、本体6内に溶断用スイッチング素子Q
20とこれに並列接続された分圧抵抗(R1,R2)と
を設け、ドラムユニット1を本体6に装着するとコネク
タJ15とJ16とが接合し、溶断可能素子15と分圧
抵抗(R1,R2)とが直列接続され、かつ例えばカバ
ー7を閉めたことを条件に電源(DC24V)が印加さ
れるように形成してある。また、電源(DC24V)が
印加されたときに抵抗R1とR2との間に電圧V1が発
生するように溶断可能素子15と各抵抗R1,R2との
各抵抗値が選択決定されている。
【0007】そして、ドラムユニット1を本体6に装着
した場合に分圧抵抗R1,R2から検出された電圧V1
が、予め設定された図8に示す基準電圧Vref.より
も高圧である(図7のST20のYES)ときに、当該
ドラムユニット1が新品であると判別し寿命カウンタ9
をリセット(零クリア)する(ST21)。新品の旨
は、表示される(ST24)。
【0008】そして、寿命カウンタ9をリセットした後
の図8に示す時刻t1において、図5に示す制御ユニッ
ト20から出力された溶断信号MELを抵抗R21,R
22を介して入力し溶断用スイッチング素子Q20をO
Nさせる(ST22)。すると、図8に示す電流I1が
流れ溶断可能素子15が溶断される。溶断後の時刻t2
において溶断用スイッチング素子Q20をOFFする
(ST25)。したがって、新品のドラムユニット1を
本体6に装着した場合にのみ寿命カウンタ9をリセット
することができる(ST21)。
【0009】仮に、一旦使用したドラムユニット1を再
装着すると、既に溶断可能素子15が溶断済のために電
圧V1がほぼ零(0)であるからST20でNO判断さ
れる。つまり、新品でないことがわかる(ST26)。
なお、溶断用スイッチング素子Q20をONしたにも拘
らずV1<Vref.である場合(ST23のNO)
は、エラー表示される(ST27)。
【0010】ところで、このドラム寿命管理装置(1
5,R1,R2,20)の電圧V1の検出および溶断可
能素子15の溶断に必要とする電源(DC24V)は、
除電発光器10を点灯駆動するための電源(DC24
V)を共用するものとされている場合が多い。この除電
発光器10は、図6に示すように基板11にLED群1
2を搭載させた構成とされている。
【0011】すなわち、ドラムユニット1を本体6に装
着した状態で、コネクタJ11とJ12およびコネクタ
J13とJ14とを接合させ、本体6内の電源(DC2
4V)を除電発光器10に印加しかつ本体6内の点灯駆
動用スイッチング素子Q10をONさせることにより、
各LEDを一斉に点灯するものと形成してある。点灯駆
動用スイッチング素子Q10は、制御ユニット20から
抵抗R11,R12を介して入力される点灯信号SGN
でONされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるドラ
ム寿命管理装置を具備した電子写真装置も例外でなく他
のOA機器と同様に一層の小型・軽量化とコスト低減が
強く要求されている。
【0013】したがって、許容範囲内において各構成要
素を含む装置全体の慎重な構築と極限的設計が必要とな
る。当然にドラムユニット1,ドラム寿命管理装置,制
御ユニット20も対象となる。
【0014】本発明の目的は、小型・軽量で低コストの
ドラム寿命管理装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】構成要素、例えばコネク
タの個数を削減すれば直接的にそのコストを引下げられ
るばかりか、小型のドラムユニットではその組立・調整
等の作業を簡素化できるので間接的に大幅なコスト低減
ができ得ること、停止中の感光ドラムに短時間だけ除電
発光を照射しても感光ドラムの特性・寿命に支障は生じ
ないこと、溶断された後の溶断可能素子はある種電路を
形成しなくなること等の固有的技術事項に着目し、除電
発光器の点灯駆動用スイッチング素子と溶断用スイッチ
ング素子とを兼用する構成として、前記目的を達成でき
るように想案されたものである。
【0016】すなわち、本発明に係るドラム寿命管理装
置は、ドラムユニットが本体に装着された場合にドラム
ユニット側の溶断可能素子と直列接続される本体側の分
圧抵抗から検出された信号を用いて該溶断可能素子が切
れているか否かを判別し、該溶断可能素子が切れていな
いと判別された場合に本体側の寿命カウンタをリセット
するとともに分圧抵抗と並列接続された本体側の溶断用
スイッチング素子をONさせて電流を流すことにより溶
断可能素子を溶断させるように形成されたドラム寿命管
理装置において、前記ドラムユニット側に設けられた除
電発光器に電流制限抵抗を直列接続しかつこれらと前記
溶断可能素子とを並列接続するとともに、前記本体内に
設けられかつON状態で該除電発光器を点灯駆動可能に
接続された点灯駆動用スイッチング素子に前記分圧抵抗
を並列接続させることによって、点灯駆動用スイッチン
グ素子で前記溶断用スイッチング素子を兼用する構成と
した、ことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成の本発明の場合、ドラムユニットを本
体に装着すると、ドラムユニット側の並列接続された除
電発光器と溶断可能素子とが、本体側の並列接続された
分圧抵抗と点灯駆動用スイッチング素子とに、直列接続
される。したがって、ドラムユニットが新品の場合、電
源を印加することによって、分圧抵抗から検出された信
号を用いて溶断可能素子が切れていないと判別できる。
これにより、寿命カウンタがリセットされる。
【0018】その後に、溶断用スイッチング素子を兼ね
る点灯駆動用スイッチング素子をONすると、分圧抵抗
をショートしたことになるから、溶断可能素子に大きな
電流が流れる。その結果、溶断可能素子を溶断すること
ができる。この際、除電発光器にも電流が流れるが、電
流制限抵抗によって小さな電流に制限されるので、溶断
可能素子の溶断作用および除電発光器自体に支障を与え
ることはない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本ドラム寿命管理装置は、従来例(図4)と同じ
電子写真装置に供されるものとされ、かつ図1に示すよ
うに溶断用スイッチング素子(Q20)を除電発光器1
0(LED群12)の点灯駆動用スイッチング素子Q1
0で兼用する構成とし、構造簡素化,小型化を図りつつ
大幅なコスト低減を達成できるように形成されている。
【0020】図1において、ドラムユニット1内の除電
発光器10は、図2に示す基板11上にLED群12を
搭載した構成とされ、かつLED群12には電流制限抵
抗14が直列接続されている。LED群12のアノード
側はコネクタJ12に接続され、カソード側は上記電流
制限抵抗14を介してコネクタJ14に接続されてい
る。
【0021】本体6側の、コネクタJ11には電源(D
C24V)が接続され、コネクタJ13には点灯駆動用
スイッチング素子Q10が接続されている。そして、ド
ラムユニット1を本体6に装着したときに、コネクタ1
2,14がコネクタJ11,J13に接合するものと対
応配設されている。
【0022】したがって、印刷運転中に制御ユニット2
0から点灯(除電)信号SGNを出力(Hレベル)して
点灯駆動用スイッチング素子Q10をONさせれば、除
電発光器10(LED群12)を点灯し、所定発光量に
より回転中の感光ドラム2の帯電器手前周面を除電する
ことができる。抵抗R11,R12は点灯信号用分圧抵
抗である。
【0023】さて、本装置の一部を形成するドラムユニ
ット1側の溶断可能素子は、この実施例の場合、ヒュー
ズ抵抗15から形成され、直列接続されたLED群12
と電流制限抵抗14とに、図1に示す如く並列接続され
ている。このヒューズ抵抗15は、電流制限抵抗14と
ともに基板11上に取付けられている。したがって、従
来例(図5)の取付部材16,一対のコネクタJ15,
J16を一掃できるわけである。
【0024】また、他の一部を形成する本体6側の分圧
抵抗R1,R2は、上記点灯駆動用スイッチング素子Q
10に並列接続されている。つまり、溶断用スイッチン
グ素子(Q20)を除きこの点灯駆動用スイッチング素
子Q10で兼用するものと形成してある。換言すれば、
電流容量上、溶断用スイッチング素子Q20で点灯駆動
用スイッチング素子Q10を兼用する。なぜなら、除電
発光器10(12)を点灯させるために必要とする電流
値は、ヒューズ抵抗15を溶断するために必要とする電
流値I1の約1/20〜1/30である。したがって、
図1に示す溶断用スイッチング素子(Q20)を兼用す
る点灯駆動用スイッチング素子Q10は、従来例(図
5)の溶断用スイッチング素子Q20と同じ素子として
いる。
【0025】なお、ヒューズ抵抗15の抵抗値を75
Ω,電流制限抵抗14の抵抗値を820Ωとしてある。
したがって、分圧抵抗R1とR2との各抵抗値は、図8
に示す基準電圧Vref.との関係で所定の電圧値V1
を検出することができるように選択決定されているが、
いずれにしても十分に大きな抵抗値としてある。
【0026】また、制御ユニット20のドラム寿命管理
用シーケンスは図3に示すものとされ、従来例(図7)
の場合と同一とされている。但し、ST12,ST15
でON−OFFするスイッチング素子は、点灯駆動用ス
イッチング素子Q10であり、点灯信号SGNを利用し
てON−OFFされる。
【0027】この溶断用に出力される点灯信号(溶断信
号)SGNの出力時間(図8のt1〜t2)は、数秒で
ある。したがって、ヒューズ抵抗15の溶断のために電
流I1を流している間はLED群12にも電流が流れる
から発光する。つまり、停止中の感光ドラム2が部分的
に発光照射されるが、その発光量は電流制限抵抗14の
電流制限作用により少なくかつ短時間なので、感光ドラ
ム2の特性・寿命には支障を与えることがない。
【0028】次に、この実施例の作用を説明する。ドラ
ムユニット1を本体6に装着すると、ドラムユニット1
側のコネクタJ12,J14が本体6側のコネクタJ1
1,J13に接合する。したがって、ヒューズ抵抗(溶
断可能素子)15と分圧抵抗R1,R2とが、直列接続
される。
【0029】この装着後にカバー7を閉めると、電源
(DC24V)が入る。この際、溶断用スイッチング素
子(Q20)を兼用する点灯駆動用スイッチング素子Q
10はOFF状態である。したがって、ヒューズ抵抗1
5が切れていなければ、分圧抵抗R1,R2から所定電
圧の信号(電圧V1)が検出される。
【0030】ここに、制御ユニット20は、検出された
電圧V1と予め設定された基準信号Vref.とを比較
する(図3のST10)。そして、V1≧Vref.の
場合はドラムユニット1が新品と認められるから、寿命
カウンタ9をリセット(零クリア)する(ST11)。
【0031】このリセットが終了(図8の時刻t1)し
た時点で、溶断信号を兼ねる点灯信号SGNを時刻t2
までの所定時間(例えば、2秒)だけ出力(Hレベル)
して点灯駆動用スイッチング素子Q10をONさせる
(ST12)。すると、分圧抵抗R1,R2がショート
されたことになり、かつLED群12には820Ωの電
流制限抵抗14が直列接続されているので、ヒューズ抵
抗15に大きな電流I1が流れる。その結果、ヒューズ
抵抗15は溶断される。
【0032】上記所定時間(t1〜t2)の経過後に、
制御ユニット20は、再び分圧抵抗R1,R2から検出
した電圧V1と基準電圧Vref.とを比較する(ST
13)。ヒューズ抵抗15が溶断されていれば、電圧V
1はほぼ零であるから、ST13でYES判断される。
かくして、新品の旨を表示(ST14)し、かつ点灯駆
動用スイッチング素子Q10をOFFさせる(ST1
5)。
【0033】なお、ST13でNO判断された場合は、
エラー表示(ST17)される。また、ST10でNO
判断された場合は、既にヒューズ抵抗15が溶断済であ
ると判別する。つまり、非新品である旨を表示する(S
T16)。
【0034】しかして、この実施例によれば、ドラムユ
ニット1側に設けられた除電発光器10(LED群1
2)に電流制限抵抗14を直列接続するとともにこれら
と溶断可能素子(15)とを並列接続し、かつON状態
で除電発光器10(LED群12)を点灯駆動可能に接
続された点灯駆動用スイッチング素子Q10に分圧抵抗
R1,R2を並列接続させることによって、溶断用スイ
ッチング素子(Q20)を除外して点灯駆動用スイッチ
ング素子Q10で兼用する構成とされているので、従来
例(図5)における溶断可能素子(15)と分圧抵抗R
1,R2とを接続するためのコネクタ(J15、J1
6)を一掃でき、専用の溶断用信号(MET)を出力し
なくともよい。したがって、構造簡素化による小型・軽
量化と大幅なコスト低減とを同時に達成できる。
【0035】また、3組のコネクタJ11,J12、J
13,J14、J15,J16を必要とする従来例(図
5)に対して、2組のコネクタJ11,J12、J1
3,J14でよいから、コネクタJ15,J16の削減
によるコスト低減の他、それらをドラムユニット1およ
び本体6に取付・調整・配線する煩雑な作業を一掃でき
るから、一段と大幅なコスト低減ができる。
【0036】また、溶断可能素子(ヒューズ抵抗15)
を除電発光器10の基板11に搭載させる構成とされて
いるので、従来の取付部材(16)およびその取付作業
が一掃でき、この点からも一層のコスト低減を図れると
ともに、ヒューズ抵抗15を安定取付けでき信頼性が高
まる。配線も短寸化できる。
【0037】また、制御ユニット20のドラム寿命管理
用シーケンス(図3)は、従来例(図7)の場合と同一
でよい。したがって、装置の改変をしなくともよく、か
つ専用の溶断信号(MEL)を出力しなくともよいの
で、この点からも一段のコスト削減ができる。
【0038】また、溶断用スイッチング素子(Q20)
とともにその信号用分圧抵抗(R21,R22)を一掃
できるから、本体6内のレイアウトの自由度が高まる。
【0039】なお、以上の実施例では、溶断可能素子を
75Ωのヒューズ抵抗15から構成していたが、溶断可
能素子はこれに限定されない。例えば、ほぼ0Ωのヒュ
ーズと60〜70Ωの低抗体とから形成してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、ドラムユニット側に設
けられた除電発光器に電流制限抵抗を直列接続するとと
もにこれらと溶断可能素子とを並列接続し、かつON状
態で除電発光器を点灯駆動可能に接続された点灯駆動用
スイッチング素子に分圧抵抗を並列接続させることによ
って、溶断用スイッチング素子を点灯駆動用スイッチン
グ素子で兼用する構成とされているので、従来例におけ
る溶断可能素子と分圧抵抗とを接続するためのコネクタ
を一掃でき、かつ溶断用スイッチング素子,その信号用
分圧抵抗を除外でき、また制御ユニットから専用の溶断
用信号を出力しなくともよい。したがって、構造簡素化
による小型・軽量化と大幅なコスト低減とを同時に達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】同じく、溶断可能素子の取付状態を説明するた
めの図である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】従来電子写真装置を説明するための図である。
【図5】従来例のドラム寿命管理装置を説明するための
回路図である。
【図6】同じく、除電発光器を説明するための図であ
る。
【図7】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図8】本発明および従来例の溶断可能素子の溶断の有
無検出動作および溶断動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ドラムユニット 2 感光ドラム 5 ケース 6 本体 7 カバー 9 寿命カウンタ 10 除電発光器 11 基板 12 LED群 14 電流制限抵抗 15 ヒューズ抵抗(溶断可能素子) 16 取付部材 20 制御ユニット Q10 点灯駆動用素子(溶断用スイッチング素子) Q20 溶断用スイッチング素子 J11〜J14 コネクタ J15,J16 コネクタ R1,R2 分圧抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムユニットが本体に装着された場合
    にドラムユニット側の溶断可能素子と直列接続される本
    体側の分圧抵抗から検出された信号を用いて該溶断可能
    素子が切れているか否かを判別し、該溶断可能素子が切
    れていないと判別された場合に本体側の寿命カウンタを
    リセットするとともに分圧抵抗と並列接続された本体側
    の溶断用スイッチング素子をONさせて電流を流すこと
    により溶断可能素子を溶断させるように形成されたドラ
    ム寿命管理装置において、 前記ドラムユニット側に設けられた除電発光器に電流制
    限抵抗を直列接続しかつこれらと前記溶断可能素子とを
    並列接続するとともに、前記本体内に設けられかつON
    状態で該除電発光器を点灯駆動可能に接続された点灯駆
    動用スイッチング素子に前記分圧抵抗を並列接続させる
    ことによって、点灯駆動用スイッチング素子で前記溶断
    用スイッチング素子を兼用する構成とした、ことを特徴
    とするドラム寿命管理装置。
JP5152141A 1993-06-23 1993-06-23 ドラム寿命管理装置 Pending JPH07121082A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199370A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Kyocera Mita Corp 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP2016161881A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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